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2024年2月

知的障害者に活動の場 余暇を支援し20年の節目 厚労大臣表彰を受賞 小坂町の「にこにこ会」

2024-02-12
ボッチャを楽しむ利用者と会員たち(大館市の北部シルバーエリア)
 小坂町で知的障害のある人の余暇活動を支援しているボランティアグループ「にこにこ会」(柴田フミ子会長、会員10人)が、設立20周年を迎えた。月1回、運動やドライブ、買い物などを楽しむ活動日を設け、利用者の成長の場ともなっている。長年のボランティア活動が認められ、2023年度厚生労働大臣表彰を受賞した。
 同会は2004年4月に設立された。町社会福祉協議会のボラティア養成講座を受講した人たちが集まり、「ゆーとりあ」を会場に活動を始めた。地域で暮らす知的障害者を対象に、休日などの外出、余暇活動を支援するのが目的。障害者支援のボランティアグループは同町で初めてで、関心を集めた。
 月1回、活動日を設け、運動、アカシアまつりなど地域イベントへの参加、美化活動として花苗植え、山菜採り、スーパーでの買い物、調理など季節に合わせた内容で行っている。高校生も参加して、ミニ運動会を実施したこともある。利用者の要望を聞きながら、活動メニューを決めている。
 会員は発足時18人だったが、その後高齢化などにより減少し、現在は10人。利用者も約10人。月1回の活動日は、家から外に出て、会員から言葉をかけてもらいながら、交流する機会。参加を続けるうちに、発する言葉が少しずつ増えてきたりするという。利用者にとっては、成長の場ともなっている。利用者一人一人に個性があり、本人を理解することから始めた。発足当時は模索の状態だった。
 20年間続いた活動が認められ、ボランティア功労として、厚労大臣表彰を受賞した。長年にわたってボランティア活動を率先して行った団体に毎年授与しているもので、昨年月、東京都で開かれた全国社会福祉大会の席上、表彰式が行われた。
 受賞について、設立当初から会員として活動している小笠原佳江さんは「地域の協力があったから、ここまで続け来ることができた。利用者と一緒に活動者も楽しんでいます」と話す。町や町社協のサポート態勢が整っており、心強いという。
 2月の活動日の10日は、大館市十二所の北部シルバーエリアの屋内運動広場でボッチャを楽しんだ。同所の送迎バスを利用し、午前10時から午後3時ごろまで活動した。同会は、ボランティアに参加してくれる若い人を募っている。
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