今日のニュース
2025年11月
大館市 一般会計8億4千万円追加 12月議会25日招集 新規に「活性化起業人」
2025-11-19
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大館市は18日、12月定例議会を25日に招集すると告示した。補正予算案は一般会計で8億4214万円。「地域活性化起業人」の制度活用に関する事業費を新規で措置し、クマの出没多発に伴って鳥獣被害防止総合対策交付金事業費などを追加する。矢立、下川沿両保育所の本年度末での廃止、水道事業等経営審議会の設置なども提案する。
大文字 白く浮かぶ 2地点で今季最低 北鹿地方に冬到来
2025-11-19
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霧の中に浮かび上がる白い大文字(大館市上代野)
冬型の気圧配置の影響で北鹿地方は18日、今季初めてまとまった雪が降り、市街地がうっすらと白く染まった。大館市の鳳凰山(標高520・6㍍)では中腹の駒形「大文字」が雪化粧。本格的な冬の始まりを告げる光景が広がった。
鹿角の農産物、大人気 東京・葛飾 四つ木 「食の交流まつり」にぎわう
2025-11-19
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多くの人でにぎわった食の交流まつり(よつぎ小)=鹿角市提供
鹿角市と長年、交流を続けている東京都葛飾区四つ木地区で15、16の両日、恒例の「かづの食の交流まつり」が開かれた。鹿角の農産物の販売や野菜詰め放題などのイベントが行われ、多くの人でにぎわった。
大館市監査委員 事務執行「おおむね適性」 24年度交付 財政援助団体
2025-11-18
大館市監査委員は、市が補助金を交付している財政援助団体の監査報告書をまとめた。対象7団体の事務執行などを監査した結果「補助事業はおおむね適正に執行され、交付目的に従い適正に使われていた」としたが、一部で「会計処理上の責任体制が確立されていなかった」と指摘。当局に対しては、事業終了後に「実績の評価、分析を行い、補助金が最も有用に活用され、効果が上がっているか検証してほしい」と求めた。
戦争の悲惨さ「若い人に」 大館市の金澤さん 遺骨収容の記録を展示
2025-11-18
遺骨収容の記録をまとめた金澤さん(大館市中央公民館)
太平洋戦争の激戦地となった米国自治領・サイパン島で1975年に戦没者遺族として遺骨の収容を行った経験を持つ金澤洋一さん(82)=大館市十二所=が、同市老壮大学の文化祭で当時の写真などをまとめた展示を行う。今年で戦後80年を迎え、風化しつつある戦争の記憶。「知識としての戦争でなく、当時の空気感を若い人に感じてもらいたい」と思いを語った。
2025年10月
クマ対策 自衛隊派遣を県に要望 大館市 「通学見守りにも期待」 目撃、捕獲など過去最多
2025-10-31
大館市の石田健佑市長は30日の定例記者会見で、鈴木健太知事の要請を受けて本県でクマ駆除の支援に当たる自衛隊員について、市でも派遣を要望したと明らかにした。支援内容は現場の負担軽減のほか、児童生徒の安全確保のため「通学の見守りにも期待したい」と述べた。自治体判断で銃猟が可能な「緊急銃猟」のマニュアルを11月上旬にも整備したい考えを示し、「最終責任者を市長とし、現場に負担がないことを明確にしたい」と強調した。
クマ 北鹿の公共施設や商店 侵入対策でドア手動に
2025-10-31
手動操作に切り替えられた自動ドア(大館市役所)
各地でクマの出没が相次ぐ中、大館市内の公共施設や商店などで出入り口の自動ドアを手動に切り替え、クマの建物内への侵入を防ごうとする動きが出ている。
小坂 金属資源技術研が30周年 JOGMEC 記念シンポ開催
2025-10-31
JOGMEC金属資源技術研究所の30周年記念シンポジウム(鹿角市コモッセ)
独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(本部・東京、JOGMEC)金属資源技術研究所(小坂町、石川信明所長)の設立30周年記念シンポジウムが30日、鹿角市のコモッセで開かれた。関係者約人が参加し講演などを通して、同研究所の今後の発展に期待を込めた。
クマ対策の雑木除去など 大館市 地元県議と意見交換 医療機器の更新補助も
2025-10-30
大館市は29日、地元県議との意見交換会を北秋くらぶで開いた。県への2026年度要望では、市街地への出没が多発しているクマ対策として河川敷内の雑木除去への支援協力を依頼。市立総合病院の地域周産期母子医療センターとしての機能維持に向け、医療機器更新への補助採択にも配慮を求めた。
大館市経済動向調査 8月度 売り上げ減は4割 市内事業所 賃上げで経営負担増加
2025-10-30
大館商工会議所と大館北秋商工会、大館市が市内事業所を対象に実施した8月度市経済動向調査で、「前年同期と比べて売り上げが減少した」と答えた事業所は全体の4割に上った。「最低賃金額を超える金額で賃金を引き上げた」事業所は半数を占め、多くが労働力確保や雇用の維持を理由に挙げた。賃上げにより利益率が低下したと答えた事業所もあり、経営への負担増加が懸念される結果となった。
2025年9月
比内バス路線再編 あすから実証運行 平日と土曜日 支所で幹線に乗り換え
2025-09-30
「ほほえみひない号」の愛称で運行する車両(秋北バス大館整備工場)
大館市比内地域のバス路線が10月1日、再編される。大館市街地まで運行していた3路線を地域内路線に変え、各地区と扇田地区を巡回するルートに変更。車両は小型化し、コミュニティバス「ほほえみひない号」として運行する。市街地に向かう場合、比内総合支所で幹線バスに乗り換える形となる。日曜祝日は運休となり、1日の運行本数も半減する。市は公共交通の維持に向けて、1年間の実証期間で利用しやすい方策を探っていく。
循環バスと「はちタク」 鹿角市八幡平 新公共交通あすから運行 持続可能なシステムに再編
2025-09-30
鹿角市八幡平地区で10月1日から、循環バス「八幡平循環線」とデマンド型乗り合いタクシー「はちタク」を組み合わせた新たな公共交通システムが導入される。29日は乗り継ぎ場所となる八幡平市民センターで運行開始式が行われ、関係者が地域住民のニーズに応じた安心安全な運行に期待した。
美術部門 武田さん(鳳鳴)に秀作賞 高校生国際美術展 精神の未熟さ表現
2025-09-30
鷹巣が4年連続の栄冠 田代との打撃戦制す 北鹿中学新人野球
2025-09-29
優勝の瞬間を喜ぶ鷹巣の選手たち(ニプロハチ公ドーム)
最終日の28日は、大館市のニプロハチ公ドームで準決勝と決勝を行い、鷹巣が4年連続10度目の優勝を果たした。準決勝は田代が打撃戦を制し、鷹巣は中盤の猛攻で逆転勝ち。決勝では田代が先制するも、鷹巣が強烈な反撃で逆転し、リードを守り切った。
秋の内陸路を力走 住民らの声援力に 鈴鳴らしクマ対策も 秋田内陸100キロマラソン
2025-09-29
2025北緯40度秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソン(第33回大会)が28日、仙北市角館町―北秋田市鷹巣間で行われた。100キロと50キロの2部門に男女計941人がエントリー。全国各地から訪れたランナーがクマ対策を講じながら険しい峠や田園地帯を駆け、住民らの声援を受けて心身の限界に挑んだ。









