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2024年1月

「障がい者の生涯学習」 取り組み広がり参加増 大館市 事業3年目 支援者の輪も広がる

2024-01-27
出演者の個性がステージを彩った「なんでも発表会」(ほくしか鹿鳴ホール)=21日撮影
 大館市の「障がい者の生涯学習事業」は本年度で3年目を迎え、取り組みが広がっている。参加者数は2021年度が154人、22年度が91人だったが、本年度は193人となった。障害のある人同士の横のつながり、健常者との関わりが深まり、支援者も増えるなど成果が出始めている。
 事業は、20年12月に市が先導的共生社会ホストタウンに認定されたことを契機に、障害のある人の学ぶ機会の充実を図るため、21年度から実施。「誰もがどこでも生涯を通して共に学び合うまち」を目指すもの。比内支援学校、障害者団体、就労支援施設などで組織する生涯学習連携協議会を設置し、関係機関や特別支援教育アドバイザーの意見・助言を聞きながら各種取り組みを行っている。
 21年度はスポーツ、音楽、パン作りなどを楽しむ講座を計5回開催。22年度はボッチャやパソコンを学んだり、生花店を講師に花に触れたりする内容も加え、計7回開いた。
 本年度は講座を2部制にして、カラオケやスポーツなど複数のメニューから選択して楽しめるようにした。日頃の頑張りを広く知ってもらうため、特技や好きなことを自由に披露する「なんでも発表会」も初開催し、18個人・団体が出演した。
 参加者数は21年度154人(障害のある人54人)、22年度91人(同44人)、23年度193人(同62人)。リピーターも多く、取り組みの拡充とともに増加傾向にある。
 障害のある人を支えるボランティア、サポーター養成講座も開催しており、受講者数は21年度29人、22年度33人、23年度80人。ボランティアとして講座を補助する人も出始め、支援体制も広がりを見せる。
 孤立化、活動の場が限られること、卒業後の学ぶ機会の確保といった課題の解消に向け、成果が出始めている。市生涯学習課の糸屋みさえ課長は「障害の有無に関係なく一緒に活動することで、サークルや地域行事などにも参加できる環境が整えられる。それぞれの良い点を認め合うことで共生社会につながっていく。今後も継続して取り組むことで、つながりが広がっていけば」としている。
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