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2024年2月

インカレスキー あす鹿角で開会式 競技はきょうから 雪不足 会場整備に追われる

2024-02-15
雪を集めてテントを固定する選手たち(花輪スキー場)
 大学スキーの第97回全日本学生選手権大会(インターカレッジ)は16日に鹿角市の花輪スキー場で開会式を行い、19日まで熱戦を繰り広げる。一部競技は15日に始まる。前日の14日は競技役員たちが雪不足の会場でコース整備に追われていた。
 競技初日は距離の男女1部スプリント、アルペンは男子1部、女子1・2部の大回転を行う。このうち距離会場周辺は雪不足の影響が大きく、地面が露出し、雨で水たまりができている状態。ただコース上は雪が集められて整備されており、選手たちは本番に向けた練習に励んでいた。
 金田博文競技委員長によるとコースの一部には積雪5㌢以下と少ない場所があるが、そのほかは15㌢ほどを確保できているという。「他の場所から雪を集めて整備を進めてきた。予定通りに競技を行えるよう目指しているが、コースの変更などはありえる。これ以上解けないでほしい」と願いを込めた。
 昨年の女子10㌔フリーで優勝した本田千佳選手(花輪高―早大4年)は「しっかりと整備されていて感謝している。私にとって最後のインカレになるので、楽しみながら満足いく滑りをしたい」と士気を高めた。
 主管する県スキー連盟の田口將会長は「選手たちを走らせたいという思いで多くのスタッフが頑張っている。選手たちは競技ができることに感謝し、力を尽くしてもらえれば」と話した。

地域の課題どう解決 大館でワークショップ 住民主体の方策探る

2024-02-14
支え合う仕組みづくりを話し合ったワークショップ(大館市上川沿公民館)
 大館市は13日、地域課題解決のプロジェクト立ち上げに向けたワークショップを上川沿公民館で開いた。厚生労働省の地域づくり加速化事業を活用したもので、地域包括支援センターや各種団体の関係者ら約50人が参加。助け合い活動の創出などをテーマに話し合い、住み慣れた地域で暮らし続けるために住民一人一人ができることを考えた。
 本年度の加速化事業に選定され、地域包括ケアシステム確立へ伴走的支援を受けている。全国48カ所の一つで、他地域のモデル構築も目指す。同省認知症施策・地域介護推進課の石松香絵係長が事業内容を説明し、「地域の現状を受け止め、一緒に考えて新しい何かが生み出せるといい。その知見を全国に発信したい」と述べた。
 市長寿課の田中早霧主査は「『チームおおだて』で取り組む地域づくり」と題し、介護の担い手が減る一方でケアを必要とする人が増加している現状、暮らしの変化から住民ニーズが多様化・複雑化していることを紹介した。
 アドバイザーの鶴山芳子・さわやか福祉財団常務理事は「他人事(ひとごと)から自分ごとへ目指す地域像の実現に向けて」と題して講話し、住民主体の地域づくりの必要性を説いた。
 参加者は7班に分かれ、グループワーク形式で▽町内や地区ごとの助け合い活動の創出▽若い人を巻き込んだ町内会の体制づくり▽地域のつながりづくり―をテーマに討議。課題を共有した上で、解決するための具体的な仕掛けを出し合った。
 3グループの代表が発表し、「取り組みの好事例を広報に載せたり、事例集を作ったりして共有できるといい」「支え合いチームを作り、有償で外部委託できないか」「SNS(交流サイト)などを活用し、世代に合った情報共有をしてはどうか」「若い人に役割を担ってもらうことも大切」などの意見が出た。
 ワークショップは今後も継続し、住民主体の取り組みを支援する体制づくりや実働まで発展させたい考え。市長寿課の藤原真章課長は「若い人を応援する仕組みなどアイデアをいただき、大館を良くしたいという気持ちを感じた。その思いを受け止めて支え合いづくりに取り組んでいきたい」と述べた。

北鹿の全日制 国際普通が1・17倍 志願者数確定 3校5学科で1倍超 高校入試1次募集

2024-02-14
 2024年度県公立高校入試の1次募集(特色、一般選抜)の志願先変更が13日正午に締め切られ、各校の志願者数が確定した。全日制の北鹿5校12学科(くくり募集は1学科と数える)は943人の募集に対して829人が志願し、志願先変更前から全体の人数の変動はなかった。5校10学科で特色、一般を合わせた総志願者数が変わり、確定した志願倍率は3校5学科で1倍超え。国際情報普通科の1・17倍が依然として最高となっている。
 県教育庁によると、北鹿の全日制学科のうち、変更前から総志願者数が最も増えたのは大館桂桜普通・生活科学科。5人増で、倍率は0・05㌽上がって1・06倍となった。最も減ったのは国際普通科で7人減。倍率は変更前の1・33倍から0・16㌽下がった。
 学科別で確定倍率が1倍以上となったのは、国際普通科1・17倍(定員46人、総志願者54人)、秋田北鷹生物資源科1・11倍(定員35人、総志願者39人)、国際国際情報科1・07倍(定員57人、総志願者61人)、大館桂桜普通・生活科学科1・06倍(定員105人、総志願者111人)、同土木・建築科1・03倍(定員35人、総志願者36人)。
 4校7学科では定員を下回った。このうち3校が統合して4月に開校する鹿角は普通科0・79倍(定員175人、総志願者138人)、産業工学科0・69倍(定員35人、総志願者24人)。変更前から普通科で1人減となった。
 北鹿の特色(同一校に限り一般と併願可能)は募集193人に対し98人が志願。変更前と変動はなかった。
 全日制の県北全体では8校17学科で1513人を募集し、変更前から1人増で特色、一般合わせて1253人が志願。確定倍率は前年度と同じく0・83倍。県全体では6604人に対して5753人が志願し、前年度比0・01㌽減の0・87倍。
 鳳鳴定時制は総志願者数の変動はなく、倍率はI部(昼間の部)で0・60倍(定員35人、総志願者21人)、Ⅱ部(夜間の部)で0・10倍(定員30人、総志願者3人)。
 試験日は3月5日。合格発表は13日。やむを得ない理由で欠席した受験生を対象にした追検査は8日。合格者数が定員に満たなかった学科で2次募集を行う。

147人スピード競う 北秋田スプリント杯 雪不足のため阿仁で開催

2024-02-14
選手たちが一斉にスタートし、熱戦を繰り広げたスプリントカップ(高津森クロスカントリーコース)
 第12回北秋田スプリントカップジュニアスキー大会が12日、北秋田市の高津森クロスカントリーコースで行われた。市内外から児童生徒147人がエントリーし、熱戦を展開した。
 地元の高校スキー部OBなどでつくる実行委員会(堀内幸大委員長)が主催。競技人口の拡大や技術向上を図ろうと毎年開催している。例年は大館能代空港ふれあい緑地を会場に開催しているが、今年は雪不足のため森吉山阿仁スキー場に隣接する同コースで実施した。
 北鹿地方を中心に、県内や青森県などからエントリー。クラシカル走法の個人戦で、複数の選手が一斉にスタートする方式の1本勝負でタイムを競った。
 選手たちは合図とともにスタートし、力強くコースを滑った。保護者らは「最後まで頑張れー」「行けー!」などと声援を送っていた。
 結果は次の通り。
 ◇男子
 ▽小学1・2年(300㍍) ①野田桜真(有浦2年)②因幡尚央(同1年)③奈良健志(大湯2年)④岩澤遥琉(西館同)⑤柏木仁貴(大館南同)⑥奥村心人(釈迦内同)
 ▽同3・4年(500㍍) ①石田丞(扇田4年)②佐藤義翔(神代同)③永田悠真(小坂同)④奈良怜亮(大湯3年)⑤佐々木秋獅(神代4年)⑥伊藤咲陽(同3年)
 ▽同5・6年(800㍍) ①佐藤奎斗(清鷹6年)②八柳璃空(神代同)③清水瑛太(同)④久保田公叶(東北5年)⑤中村飛哉(AC東北6年)⑥尾崎晴哉(大湯同)
 ▽中学(同) ①古田陸翔(花輪3年)②清水快真(神代同)③武田倫弥(大館南同)④清水健真(神代1年)⑤堀部蓮(大館東同)⑥畠山絆(北陽同)
 ◇女子
 ▽小学1・2年(300㍍) ①安田優衣華(有浦2年)②藤村里咲(神代同)③佐藤菜桜(同)④藤原光里(鷹巣東同)⑤堀部詩(有浦1年)⑥松井柊羽華(合川2年)
 ▽同3・4年(500㍍) ①蓬畑つばさ(AC東北4年)②清水琴美(神代同)③作田陽葵(七戸同)④山本夢(東北同)⑤畠山らん(有浦3年)⑥小山実夏(藤里学園同)
 ▽同5・6年(800㍍) ①武田茉弓(大館南6年)②山谷涼華(城南同)③永田珠梨(小坂同)④金田紅花(合川同)⑤小鮒春愛(有浦5年)⑥和田七海(小坂6年)
 ▽中学(同) ①安保希泉(十和田3年)②小鮒咲未(大館東1年)③古田麻乃(花輪2年)④荒澤凛桜(神代1年)

北秋田市消防阿仁分署を新築 築50年以上 6月ごろの着工予定

2024-02-12
北秋田市消防署阿仁分署隣の駐車場敷地に新たな分署を建設する(阿仁銀山)
 北秋田市は、築50年以上が経過した市消防署阿仁分署を新築する。建設場所は現分署の隣接地で、大規模地震に耐えられる耐震性を備え、非常用発電設備や女性消防吏員専用の仮眠室などを設置する。本年度は設計業務を委託し、2024、25年度の2カ年で新築工事を行い、25年夏ごろの運用開始を目指す。
 阿仁銀山の市道沿いに建つ阿仁分署は1973年築。老朽化が著しく、市消防本部再編計画に沿って新たな分署を建設する。本年度は設計業務を委託し、職員の意見を反映させながら進めている。
 建設場所は現分署隣の駐車場敷地。基本計画によると、鉄骨造り一部2階建てで、建築面積は272平方㍍、延べ床面積は408平方㍍。耐震性を備え、新たに非常用発電設備や、現場から戻ってきた時に汚れた防火服などを洗って乾かす洗浄・乾燥室を設ける。
 1階は事務室、機械室などのほか、車いす使用者などだれでも利用できる「みんなのトイレ」を設ける。車庫にはポンプ車1台、消防車1台、救急車1台、広報車1台が入る。2階は仮眠室、食堂・会議室などを配置。女性消防吏員が配置された場合に対応できるよう専用の仮眠室やトイレも設置する。
 近くに国の重要文化財に指定されている旧阿仁鉱山外国人官舎「阿仁異人館」などがあり、調和を図るため、外壁はレンガ調で仕上げる計画。
 新築工事は24、25年度の2カ年で計画。24年度は入札を経て、6月ごろの着工を予定。工事はカ月ほどかかる見通し。外構工事は25年度に2カ月程度の工期で行い、25年夏ごろの運用開始を目指す。現分署の解体工事は26年度に予定している。事業費は新築工事費が2億4970万円、外構工事費が610万円を見込む。
 6日に開かれた市議会全員協議会で当局が新築工事の計画を説明した。建設場所の選定について質問があり、当局は「いろいろな場所を検討した中で、この場所は土砂災害警戒区域や水害の区域から外れている。ヘリポートは阿仁河川公園を使いたいと考えている」と述べた。阿仁地区自治会長会に計画を説明し、「今後住民から説明の要望があれば対応したい」としている。

2024年1月

本庁舎建設事業 大館市 入札不調続いた外構工事 4回目でやっと落札 年度内に本契約へ

2024-01-31
外構整備工事が予定される旧庁舎跡地(大館市中城)
 大館市役所本庁舎前に駐車場などを建設する外構工事の4回目の入札が25日行われ、落札された。昨年から業者の人材不足などで不調が続いていた。市は2月上旬までに落札業者と仮契約を結び、本契約に関する議案を3月定例議会に提出する予定だ。
 本庁舎西側に位置する旧庁舎跡に駐車場(109台分、約7600平方㍍)や駐輪場などを整備する計画。場内に路線バスが乗り入れることを想定しており、来庁者の安全確保の観点から、車両入口と出口を分ける。当初は今年12月末の完成を見込んだが、着工が遅れている。工事全体の概算額は4億2000万円。
 契約検査課によると、外構工事は昨年7、8、10月に3回公告。応募者ゼロや辞退でいずれも不調となった。理由としては、事業者がすでに多くの工事を担当しており手が回らないことや、必要な技術者を配置できないことなどが考えられるという。
 昨年12月定例議会の一般質問で、外構整備工事の進ちょくを問われた福原淳嗣市長は「民間の市場価格がはるかに上がっており、(単価が)低い」と現状を分析。「設計単価を再確認し、工期等の条件を緩和して見直した上で4回目の入札に向けて準備を進めている」と答弁していた。

「干し餅」生産ピンチ 高齢化で作る人減少 暖冬も影響 製法学び伝統継承へ

2024-01-31
干し餅の生産者から製造方法を教わる従業員(みちのく食品)
 伝統食を守れ―。本県など寒冷地で作られてきた伝統的な保存食「干し餅」の製造が、途絶える危機にひんしている。高齢化で生産者が年々減少し、大館市内で作る人は数えるほど。今年は暖冬の影響で例年のような作業ができず、生産を取りやめる人も出始めた。地域の味を後世に受け継ぐため、大館市山田の食品加工業「みちのく食品」(田村貴明代表)は製造方法の習得に乗り出した。
 干し餅は餅を切ってつるし編みにし、水分を含ませて寒ざらしにして作られる米菓子。極寒期に屋外で凍らせるため、「凍り餅」とも呼ばれる。本県や青森、長野などの農村で昔から作られてきた。サクサクとした独特の食感で、農繁期の軽食として重宝された。
 屋外で冷凍させる時期、乾燥状態や固まり具合の見極めが重要で、日々の天候、気温が作業に大きく影響する。餅を作って冷やし固め、均等に切り分けて一つ一つ手作業で編み込むため、手間がかかるほか、経験も求められる。
 北鹿地方では生産者の多くが高齢のため、年々担い手が減少。直売所に出品する人の数も減り、陽気な母さんの店(大館市曲田)では、5年前には5、6人いた出品者が今年はまだ1人という。暖冬も影響を及ぼしており、担当者は「暖かいと良いものができず、出品しない人もいる。高齢化で受け継ぐ人もいない」と心配する。
 みちのく食品の田村代表が営むたけのこ館(同市岩瀬)でも同様だ。2019年に閉店した旧店舗には5人が出品していたが、20年に現店舗がオープンした際は3人に減り、昨年からは1人に。この1人も今冬は気温が下がらないため、品質の良い商品を多く作れないとし、販売用の製造をやめることにした。
 唯一の生産者となった同市早口の70代女性が作る干し餅は、約1カ月で10個入りが500点以上が売れるほどの人気。地域の食文化がなくなることに危機感を覚えた田村代表が、製造の継承を願い出た。
 29日はみちのく食品の工場で従業員3人が、生産者の女性から作り方を教わった。もち米4升を用意し、餅つき器に砂糖や塩、ゴマなどを加えて十分に混ぜた後、容器に入れて平らにのばした。調味料の分量や冷まし固めてからの切り方、寒ざらしの方法なども細かく確認した。
 生産者の女性は「気温が下がらない場合は冷凍庫を使うが、(屋外に干すより)時間がかかり、良いものが作れない。手間をかけて作るのも大変になってきた」と明かす。「楽しみにしている人もいるので、受け継ぐ人がいるのはありがたいこと」と期待する。
 同社では今後も継続して作り方を教わる予定。田村代表は「伝統食がどんどんなくなっていくことを懸念している。みんなが待っている味。なくすことはできない。作業工程を覚えるのは大変だが、勉強していきたい」と話している。

アユ稚魚、男鹿から〝里帰り〟 60万匹を搬入予定 阿仁川あゆセンター

2024-01-31
アユの稚魚が放流された養殖池(阿仁川あゆセンター)
 北秋田市米内沢の阿仁川あゆセンター(萩野秀実社長)に、男鹿市の県水産振興センターでふ化したアユの稚魚が「里帰り」している。本年度は稚魚約60万匹を搬入予定で、30日は体長3~5㌢、重さ0・5㌘ほどに成長した稚魚が到着。放流された養殖池で元気に泳ぎ回った。
 米代川支流の阿仁川は、全国的に「アユの川」として知られている。阿仁川の近くにあるあゆセンターでは、伏流水を利用したアユの養殖事業に長年取り組んでいる。
 今回届いた稚魚は、あゆセンターで昨年10月中旬までに採卵した受精卵を県水産振興センターへ運び、ふ化させたもの。ふ化したアユは海水中に含まれるプランクトンを食べて成長し、一定以上の大きさまで成長した後はあゆセンターで育てている。
 30日はトラック2台で約80㌔、15万匹が運び込まれ、ビニールハウス内の養殖池にホースを入れて放流した。今回は26日から搬入が始まり、4、5回に分けて約300㌔、60万匹を搬入する予定。萩野社長によると、4年ほど前までは1月上旬に搬入を始めていたが、「温暖化の影響で採卵が1カ月遅くなり、搬入も遅れている」と話す。5月中旬から始まる放流に合わせて出荷するため、以前より短期間で育てる必要があるという。
 体長10㌢程度に成長したアユは県内や岩手県、北海道の漁協に放流用として出荷。7月からは釣り用のおとりアユや加工品用の販売が始まる。萩野社長は「餌の値上がりや生育期間の短さなど課題はあるが、漁協やアユ釣り客に大きく育ったアユを届けられるよう頑張りたい」と話していた。

24年度当初予算 一般会計363億円見込む 大館市 過去2番目の予算規模

2024-01-30
来年度当初予算の査定に臨む福原市長㊧(大館市役所)
 大館市の2024年度当初予算編成作業は29日、最終段階の市長査定が始まった。過去2番目の規模となる約363億円を見込んでおり、新斎場や消防署北分署の建設事業、障害者高齢者福祉や子育て支援事業などを盛り込む。2月中旬に議会各派へ内示し、同月下旬に開会予定の3月定例議会に提案する。
 福原淳嗣市長は昨年10月、予算編成を示す際、市の財政状況について「新庁舎建設の起債償還が始まったことなどから、財政健全化指標の実質公債費比率が8・8%と前年度から0・6㌽上昇した」と説明。今後の見通しは「市税収入はエネルギー価格・物価高騰の影響から先行きが不透明となっている。地方交付税も臨時財政対策債を含めた実質的な交付額は減少が続く」と述べた。
 歳出面は「少子高齢化に伴う社会保障関係費の増大、公共施設・道路・橋りょうなど社会資本の整備更新、長寿命化にかかる経費の増加などが見込まれる」とし、「さらなる歳入の確保や歳出の適正化策を推し進め、持続可能な財政基盤を確立していく必要がある」と強調した。
 基本方針は▽ポストコロナに向けた地域経済活性化の推進▽まちを次代に導く取り組みの推進▽施策・事業の検証とスクラップ・アンド・ビルドの徹底による財源の確保―の3点を挙げた。
 経済活性化に向けて「国が目指す『成長と分配の好循環』の取り組みとともに、DX(デジタルトランスフォーメーション=技術による変革)やGX(グリーントランスフォーメーション=脱炭素による変革)を推進し、コロナ禍以前の水準を上回る活性化を図る」との考えを示している。
 24年度当初予算案は、80歳以上の1人暮らし世帯に防災ラジオを配布する災害情報伝達手段整備事業や、高校生までの福祉医療費の助成事業など行政サービスの質向上を図りつつ、策定中の次期総合計画を推進するための予算編成となる予定。本庁舎建設事業が本格化した20年度の365億7829万円に次ぐ予算規模となる見通し。23年度当初の一般会計は347億6313万円で、市長選を控え「骨格型」で編成したため、22年度当初に比べ1億2461万円(0・4%)減だった。

高2対象に 企業説明会 過去最多の44社が出展 大館北秋田 人手不足背景、熱くPR

2024-01-30
地元企業の各ブースに分かれて説明を聞く高校2年生(大館市中央公民館)
 高校2年生を対象にした大館北秋田地区企業説明会が29日、大館市のほくしか鹿鳴ホールなどで開かれた。過去最多となる県内44社がブース出展し、生徒約570人に地元就職の利点をアピールした。
 出展企業の魅力を伝える機会を通し、将来の県内就職につなげようと、県北秋田地域振興局やハローワーク、大館市、雇用開発協会が共催した。
 2017年度から開催し7回目。人手不足を背景に、一人でも多くの人材を獲得したい企業は多いという。建設や製造、医療、福祉、運輸など幅広い業界から、昨年度の40社を上回る出展があった。能代市に進出した話題の木材総合メーカーも参加した。
 生徒は大館桂桜、大館国際情報学院、大館鳳鳴の全日制と定時制から来場。鹿鳴ホールと中央公民館の2会場に設けられた企業ブースをグループごとに回り、1社15分程度で説明を受けた。
 生徒のほとんどが具体的な就職希望先を決めていない時期で、今年夏にかけてしぼり込んでいくという。より多くの業種や企業に直接触れることで視野が広がることもあり、熱心に説明を聞いていた。
 企業にとっては自社の存在をPRする絶好の機会。高校生と年齢の近い若い従業員や人事担当者が熱の込もった口調で自社の特徴を伝え「一緒に働きましょう」と訴えた。
 桂桜高の男子生徒は「こんなに地元企業があることを知らなかった。将来就きたい仕事はまだ決まっていないので、説明会で仕事内容を聞き、将来は県内就職したい」と話した。
 説明会は二部構成で、石垣農園(同市)の石垣博隆会長の基調講演「地元で楽しく働く三権分立法」も行われた。
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