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2023年11月
扉を開くと美人がいっぱい 70歳から描き始め 〝美術館〟を開館 大館市の石川さん
2023-11-17
美人画など約1000点が並ぶ美術館(餅田美術館)
小屋の扉を開くと、額に収まった美しい女性たちがお出迎え―。大館市餅田の住宅地に、美人画など約1000点の絵画を展示する「餅田美術館」がある。管理するのは同地区在住の石川博一さん(84)。趣味で描き続けている絵画を見てもらおうと、自宅裏の物置小屋を自ら改装した。「気軽に入って見てほしい」と話している。
絵を描き始めたのは70歳の頃。農業と大工を兼業する傍ら、趣味として熱中できることを探していたところ、中学時代に教師に絵を褒められたことを思い出した。市内の絵画グループに所属して学び、技術を磨いた。
製作活動を続けるうちに、ゆっくり作品を鑑賞できる場を設けようと小屋を改装し、壁面に飾り始めた。地域住民にも楽しんでもらおうと、今年6月に美術館として開放することにした。
約100坪の館内には花や果物、餅田地区の家屋などを題材にした油彩、水彩画が並ぶ。
中でも目を引くのは全体の8割を占める美人画。表情豊かな女性が壁一面に展示されている。優しくほほ笑むものや、挑発的な表情を浮かべるものなど多彩だ。
テレビや雑誌を見て気になった女優、演歌歌手、アイドル、スポーツ選手らをカメラで撮影し、写真を元に描いているという。
美人は飽きることがなく、本物よりも美しく描こうと創作意欲をかき立てられるという。「肌の赤みを強調するなど色のメリハリをつけている」と工夫した点を挙げた。
2010年から16年にかけては田んぼアートも手がけるなど、年齢を重ねてもバイタリティーあふれる石川さん。「1000枚を目標に、美しい女性を描いていきたい。いつでも開放しているので気軽に入って見てほしい」と笑顔を見せた。
美術館は大館市餅田2丁目7の6。今年の開館は11月末まで。来年は4月から開放する予定。
絵を描き始めたのは70歳の頃。農業と大工を兼業する傍ら、趣味として熱中できることを探していたところ、中学時代に教師に絵を褒められたことを思い出した。市内の絵画グループに所属して学び、技術を磨いた。
製作活動を続けるうちに、ゆっくり作品を鑑賞できる場を設けようと小屋を改装し、壁面に飾り始めた。地域住民にも楽しんでもらおうと、今年6月に美術館として開放することにした。
約100坪の館内には花や果物、餅田地区の家屋などを題材にした油彩、水彩画が並ぶ。
中でも目を引くのは全体の8割を占める美人画。表情豊かな女性が壁一面に展示されている。優しくほほ笑むものや、挑発的な表情を浮かべるものなど多彩だ。
テレビや雑誌を見て気になった女優、演歌歌手、アイドル、スポーツ選手らをカメラで撮影し、写真を元に描いているという。
美人は飽きることがなく、本物よりも美しく描こうと創作意欲をかき立てられるという。「肌の赤みを強調するなど色のメリハリをつけている」と工夫した点を挙げた。
2010年から16年にかけては田んぼアートも手がけるなど、年齢を重ねてもバイタリティーあふれる石川さん。「1000枚を目標に、美しい女性を描いていきたい。いつでも開放しているので気軽に入って見てほしい」と笑顔を見せた。
美術館は大館市餅田2丁目7の6。今年の開館は11月末まで。来年は4月から開放する予定。
