本文へ移動

今日のニュース

今月のニュース

2021年10月

RSS(別ウィンドウで開きます) 

RE―ODATEチャンネル 配信動画300本超え 大館の地域おこし協力隊

2021-10-20
動画の撮影をする藤田さん(大館市山田)
 大館市移住交流課の移住プロデューサー(地域おこし協力隊)が市内を回って地域ごとの魅力を紹介する動画「RE―ODATEチャンネル」は、公開開始から約3年間で配信数が300本を超えた。地元住民が大館の魅力を再発見する機会になればと、隊員が変わっても地道に継続してきた。現在担当する藤田雄佑さん(32)は「自分の代で市内全地域を制覇したい」と意気込む。
 同チャンネルの動画撮影は、「地域再発見活動」と題して2018年度から開始。無作為に選んだ地域を訪ねることで隊員が大館について知ると共に、地元住民に地域の魅力を再発見してもらう狙い。同年4月から動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開し、市移住・交流特設サイト「おおだて暮らし」でも視聴できる。
 集落ごとに30~60秒の1本の動画にまとめ、各地の風景や特産物、憩いの場所、住民との交流の様子を映してきた。隊員の退任などに伴って代々受け継いできた。
 大館市出身の藤田さんは20年6月に着任してから、月7~8回のペースで各地を訪問。「地元でも意外と知らない場所や道が多く、大館に詳しくなった」と話す。
 現在は月3~4回は撮影を実施。当日朝に行き先を決め、ビデオカメラを持って集落内を歩いて回る。「実際に行ってみないと何があるか分からない。気になる所があったらまず行ってみる」と意欲的に取り組んでいる。
 各地で住民と交流する機会もあり、「家にお邪魔させてもらったり、庭を見せてくれたりした人もいた。活動を通じて出会う人たちが増えている」と楽しんでいる。
 自身が配信した動画は70本超。公開開始からの合計は319本に上った。地道な活動は徐々に認知されてきている。「残り50回ほどで市内全てを回りきることができる。全地域を制覇してみたい」と話した。

22年度予算編成方針決まる 鹿角市 関市長 公約の取り組み推進 広域連携やコロナ対策など

2021-10-19
鹿角市の22年度当初予算に係る調整会議(市役所)
 鹿角市は18日、2022年度の予算編成方針を決めた。まちづくりの指針となる第7次総合計画・前期基本計画の2年目にあたり、計画に掲げている各施策の着実な推進を図る。就任後初の予算編成となる関厚市長は「市民との対話や広域連携など、公約に掲げた取り組みを進めたい」と意欲を示した。
 市長、教育長、各部長ら12人で構成する当初予算に係る調整会議を市役所で開き、決定した。
 7次総で目指す将来都市像「ふるさとを誇り 未来を拓くまち 鹿角」の実現のため、五つの基本戦略と三つの経営戦略に基づき、鹿角の力を結集して魅力あるまちづくりに取り組む方針。
 国や県、近隣市町村との連携強化、デジタル化に対応した市民サービス、ポストコロナに向けた地域経済の早期回復などを推進する。
 国・県支出金等を除いた一般財源は、21年度当初と比べ約2億7200万円、2・2%減の120億円余りと見込んでいる。普通交付税は一定水準の確保が見込まれているが、市税収入はコロナ前の水準までは回復できない見通しで厳しい状況にある。
 こうした中、必要性の高い事業を優先的に実施するが、削減対象経費の一般事務事業費は2%の削減目標を設定し、スクラップ・アンド・ビルドやゼロベースから積み上げて要求する。
 ハード事業は毛馬内の公営住宅整備事業の建設工事、橋りょう長寿命化対策事業の補修工事などを継続。このほか市制施行50周年記念事業などを予定している。
 関市長は広域連携について「八郎太郎にまつわる『三湖物語』や縄文遺跡群の関連市町村と重点的に進めたい」と強調。地域医療の充実や地元企業の支援のための予算なども確保したい考え。
 編成方針は21日、各課に説明する。来年1月下旬に市長査定、2月中旬に原案発表の予定。

地域発展目指し70年 釈迦内交友会 大館市と共に歩み 異業種交流脈々と 先人の思いを後世へ

2021-10-19
70周年記念事業などについて話し合う会員(釈迦内温泉泉湯)
 大館町と釈迦内村の合併で大館市が誕生した1951(昭和26)年、市制施行の立役者の呼び掛けで発足した地域活性化グループがある。経営者らでつくる「釈迦内交友会」(畠山進会長)。事業を通して地域に貢献し、異業種交流の場として脈々と受け継がれてきた。市と共に歩み70年。会員たちは「先人の思いを後世につないでいきたい」との思いを強くしている。
 釈迦内村で最後の村長を務め、初代市長を決める選挙に立候補した故小田春二さんが呼び掛け、市誕生から4カ月後の51年8月17日に地元名士13人で結成した。
 毎月17日に例会を開き、地域経済やまちづくりについて議論を重ねた。当初は会員宅を順番に回ったという。郷土の風習や慣習など生活そのものも話題に上った。年1回の旅行で親睦を深め、資質向上に努めた。参加者にとっては数少ない「修練の場」となる一方、「地域の団結と絆の大切さ」を知る機会となっていた。
 釈迦内地区在住か地区内に事業所を構える経営者、会員2人以上の推薦で交友会が認める人が加入できる。ピークは2000年の24人。節目に記念事業を行っており、50周年は地元の事業家・日景弁吉(1848~1919年)の頌徳(しょうとく)碑を釈迦内公民館敷地内に建立した。
 現在の会員は40~80代17人。新型コロナウイルスの影響で例会休止も余儀なくされたが、今月17日は釈迦内温泉泉湯で3カ月ぶりに開催。近況を語り合いながら、70周年事業として釈迦内公民館に記念品を寄贈するほか、永年会員に感謝状を贈ることなどを決めた。
 管工事業を営む畠山会長(64)は「商工会のような存在で先輩から商売のイロハを教わった。情報があふれる今、教えられたことを継承していくのは大変だが、先人の思いが途切れないよう頑張っていきたい」と話した。

衆院選きょう公示 秋田2区 与野党対決へ 大館市で第一声

2021-10-19
 第49回衆院選が19日、公示される。秋田2区に立候補を予定しているのは、5選を目指す自民党前職の金田勝年氏(72)と、再選に挑む立憲民主党前職の緑川貴士氏(36)。与野党の一騎打ちとなる見通しで、いずれも大館市で第一声を上げ、31日の投開票まで12日間の選挙戦に入る。
 衆院の定数は小選挙区289、比例代表176の計465議席。任期満了日(10月21日)以降に選挙が行われるのは現行憲法下では初めて。自民・公明連立政権と、立憲民主を中心とした野党勢力による政権選択の選挙となる。
 争点は新型コロナウイルス対応や経済の立て直しをはじめ、外交・安全保障政策、9年近く続いた安倍・菅政権の総括などが挙げられる。
 金田氏は午前8時30分から、大館市御成町の後援会事務所で出陣式に臨み、第一声を上げる。昼前まで市内を回り、午後1時には地元の能代市中和の事務所でも出陣式を行う。約70の後援会や、15市町村長でつくる応援組織などもフル稼働して支持層を固める。
 緑川氏は午前9時30分ごろ、大館市三ノ丸の事務所前で第一声を上げる。感染症対策として出陣式は行わない。初日は終日市内を遊説する予定。各地域に自ら足を運び、有権者の声を受け止める取り組みを加速させ、無党派層への浸透を図る。

前職同士の一騎打ちへ コロナ、経済対策争点 あす公示 4年ぶりの政権選択

2021-10-18
 衆院選は19日に公示され、31日の投開票に向けて12日間の戦いが展開される。北鹿地方を含む秋田2区は、前職同士の一騎打ちとなる構図が濃厚。新型コロナウイルスへの対応や経済を立て直す成長戦略、安全保障政策の在り方、9年近く続いた安倍・菅政権の政治姿勢などが争点に挙げられる中、4年ぶりの政権選択選挙となる。
 秋田2区に立候補を予定しているのは、自民党前職の金田勝年氏(72)と、立憲民主党前職の緑川貴士氏(36)=比例東北。共産党は独自候補の擁立を見送り、立民と競合しないよう合意した。
 党幹事長代理、衆院予算委員長を務めた金田氏は「国と地元をつなぐ架け橋として頑張ってきた。引き続き郷土を守り抜く」と強調する。2区の15市町村長が国に財政支援などを要望する際、必ず同行して関係省庁の担当者に引き合わせる取り組みをアピールしながら「政策を語るのは誰でもできる。実現する力が最も大切だ」と訴える。
 後援会は9月下旬、大館市御成町の旧ジャスコ跡地に事務所を開設した。前回選で北鹿地方は、北秋田市と上小阿仁村で緑川氏の得票を上回ったものの、大館市で3351票、鹿角市で55票、小坂町で393票の差をつけられており、巻き返す狙いがある。第一声はこれまで能代市だったが、今回は大館市の事務所前で行う力の入れようだ。午前8時30分から神事、9時から出陣式を予定している。
 元民放アナウンサーの緑川氏はこまめに選挙区を回り、行事にも足を運んで地域の声に耳を傾けてきた。「暮らしに対する支援は十分でない」として、さまざまな思いを直接受け止めながら国会で質疑。合間を縫ってつじ立ちも重ね、有権者への浸透を図った。
 前回選は旧希望の党から立候補し、全体で金田氏に1672票差まで猛追、比例復活で初当選した。共産党候補が1万3000票余を得ており、「自公政権の国民に向き合おうとしない姿勢に対して共産党の思いも同じ。互いに切磋琢磨(せっさたくま)する土台をつくっていけたらいい」と語る。「保守的な無党派層は自民に期待する声が強い」と警戒しつつ、「いかに地域に愛着を持って接することができるか信頼の勝負」と力を込める。第一声は午前9時30分から大館市三ノ丸の事務所前で行う。

2021年9月

RSS(別ウィンドウで開きます) 

都市計画道路 変更・廃止候補21区間 大館市が見直し案 10月に意見公募、説明会

2021-09-30
 大館市は、都市計画道路の見直し案を作成した。整備されていない28路線31区間の必要性と実現性を検討した結果、存続候補は10区間、変更候補1区間、廃止候補20区間としている。国、県との協議も完了しており、10月15日からパブリックコメント(意見公募)を行うほか、同21日から3カ所で住民向けの個別説明会を開く。
 都市計画道路は住宅地や交通機関、公園をつなぐなど都市の骨格を形成する。都市計画法に基づいてルートや幅員が決定され、市町村道から県道、国道まで対象となる。
 市の道路網は1950年、区画整理事業を展開している御成町の「大館中央線」を皮切りに計画決定。起・終点や延長の変更、合併などに伴う変更を経て、現在は大館地域25、比内地域9の計34路線88・57㌔となっている。このうち6路線が整備済み、28路線に未整備区間がある。整備率は61・5%。
 決定から長期間が経過し、社会経済情勢や都市を取り巻く環境も変化している。特に国道103号バイパスや市道有浦東台線(東バイパス)、秋田自動車道の開通で環状道路網の整備が進んだ。このため都市計画道路の必要性を検証することが求められ、2018年度に見直しに着手した。
 将来交通量推計で整備の必要性が低いと評価された廃止候補は、大館地域の「本郷土目内線」「前田大森線」「中道有浦線の一部」「城西小柄沢線の一部」など、比内地域の「西通線」「南通線」「学校通線の一部」など。道路がある路線は廃止後も現状通り利用できるほか、必要があれば改良や整備を行う。
 変更候補は大館駅東大館線の一部。計画通りに整備を進める存続候補は▽立花桂城線の一部▽大館線▽大館中央線の一部▽比内中央線▽荒又線―などとしている。
 見直し案は近く市ホームページに掲載する。パブリックコメントは10月15日から11月1日まで。説明会は花岡公民館(10月21日午後1~8時)と比内総合支所(23日午前9時30分~午後4時、29日午後1~8時)、中央公民館(24日午前9時30分~午後4時、28日午後1~8時)で開き、年度内の都市計画決定・告示を目指す。問い合わせは都市計画課(☎0186・43・7082)。

北鹿4団体連携 縄文スイーツ開発 世界遺産登録を記念

2021-09-30
世界文化遺産に登録された縄文遺跡をモチーフに開発された「ラノウ ドゥ ジョウモン(縄文の環)」
 世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する、大湯環状列石(鹿角市)、伊勢堂岱遺跡(北秋田市)の特徴であるストーンサークルをモチーフにしたスイーツが開発された。フランス由来の菓子、フィナンシェの生地をベースにした焼きドーナツで、縄文時代に食べたと考えられるクルミ、クリ、ばっけみそなど6種類。来月2、3両日、秋田市で先行販売される。
 観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズム、かづの観光物産公社DMO推進室、秋田内陸縦貫鉄道、「やってみよう!北秋田」(北秋田地域素材活用推進協議会)の4者が、連携して、主にお土産用に開発。鹿角市の石川菓子店と北秋田市のふみきり野Cafeが共同でレシピを作り、当面は石川菓子店が製造、販売する。パッケージデザインは、北秋田市の成文社が担当した。
 名前は、フランス語の「ラノウ ドゥ ジョウモン」。「縄文の環」という神秘的な意味合いがあり、高級感とスタイリッシュな雰囲気を持ち、「他の人に贈りたくなる」ような洋菓子を目指した。 
 2遺跡合わせて六つのサークルがあることから、焼きドーナツは6個入り。クルミ、クリ、バッケみそ、小豆、ヨモギ、山ブドウの6種類で、表面はストーンサークルの「石」を感じてもらえるように工夫した。
 商品開発の記者会見が29日、鹿角市花輪の道の駅かづの「あんとらあ」で開かれ、秋田犬ツーリズムの富樫照幸専務は「起爆剤とするため、4者連携で開発した」と経緯を説明。石川菓子店の石川智啓さん(29)は、「焼き菓子は少ないので、差別化を図りたかった。食材を感じることができ、甘くて濃厚な味になっている」と話した。
 販売価格は6個入り、980円。来月2、3の両日、秋田市のJR秋田駅ぽぽろーどで先行販売する。同9日からは北秋田市の秋田内陸線阿仁合駅と鷹巣駅、鹿角市の道の駅あんとらあ、道の駅おおゆで販売する。

たばこ あすから値上げ 2年連続 20~50円 増税に喫煙者ら悲鳴

2021-09-30
価格改定を示す張り紙を掲示する自動販売機(笹木商店)
 たばこ税の増税等に伴い、たばこメーカー各社は紙巻きたばこ、加熱式たばこなどの商品を10月1日から値上げする。対象商品は日本たばこ産業(JT)の224銘柄、フィリップモリスジャパン(PMJ)の118銘柄、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATJ)の127銘柄などに及ぶ。上げ幅は1箱20本入りで、20~50円が中心。2年連続の値上がりに喫煙者と販売店から悲嘆の声が聞かれる。
 たばこ税の段階的な増税に伴う措置で、前年に続く2年連続の値上げ。たばこ1本当たり1円、20本入り1箱で20円の増税となるが、小売定価はさらに引き上げられる。JTによると、販売数量の減少に伴うコストの上昇などを踏まえ「増税分以上の定価改定を行う」としている。
 代表的な銘柄では、JTの紙巻きたばこ「メビウス」の主要銘柄が現行540円から580円に、「セブンスター」は560円から600円となる。加熱式の「メビウス・プルーム・テック」は各銘柄を540円から570円に値上げする。
 PMJの「マールボロ」は38種類を30円値上げ。「ラーク」28種類のうち24種類を40円引き上げる。BATJは「ケント」の主要銘柄を20円値上げする。
 大館市内のコンビニエンスストアでは駆け込み需要が顕著。店員によると「店頭に在庫がない銘柄は9月までに予約して後で受け取る人が多い。3、4カートンのまとめ買いは当たり前」と話す。
 喫煙者の30代男性は「分煙は叫ばれているが、増税に加えて吸える場所が減ってつらい。値上げのたびにたばこ税はどこに使われているのかと思う。誰にも迷惑を掛けずに喫煙できる場所がほしい」と語った。
 大館たばこ販売協同組合(笹木金彦理事長)によると、市内の主な加盟店では価格改定を周知する張り紙を店頭や自動販売機に掲示している。
 笹木理事長が経営する大館市岩瀬の「笹木商店」では、駆け込み需要を見込んで9月の仕入れ額を1・5倍に増やした。20日過ぎから2、3カートンまとめ買いする客が訪れたという。
 笹木理事長は「400円台の安いたばこも100円近く値上がりする。昨年の値上げで低価格の商品に流れた人も今回でやめてしまうのではないか。仕入れ値が上がり、販売側も厳しくなる一方だ」と肩を落とした。

総合病院 分娩件数は目標達成 扇田は訪問診療大幅増 大館市病院事業改革プラン 20年度実績・評価

2021-09-29
 大館市は、病院事業経営改革プランの点検・評価報告(2020年度実績)をまとめた。コロナ禍で診療や経営面に影響を受け、複数の項目で前年度を下回る評価となったが、総合病院は分娩(ぶんべん)件数などで目標を達成し、地域救命救急センター設置に向けた取り組みを開始した。扇田病院は訪問診療・看護の件数が増加し、人間ドック・企業健診などで目標を達成した。計画期間最終年度の経常損益の黒字化を目指していたが、達成はならなかった。
 改革プランは、地域に必要な医療の安定提供と健全な事業運営を目的に、17~20年度の4年間を期間に策定。年度ごとに点検・評価を行っている。目標値に対する実績評価を3段階で行った。
 総合病院の取り組み評価でAとなった項目は、「急性期医療の提供」や「周産期母子医療センターとしての取り組み」など。心臓カテーテル治療などが可能となる地域救急救命センターの設置に向けて、高度医療機器を整備した。18年10月から鹿角地域の住民の出産受け入れにも対応し、20年度の分娩件数は515件。前年度から78件減少したものの目標を上回った。
 扇田病院は「在宅医療の充実」などがA評価。20年度の訪問診療・看護2270件。有料老人ホーム入所者へ訪問診療を開始し、前年度比983件増加した。在宅みとりは30件で、同24件増。人間ドック・企業健診は1708人、企業予防接種は1665人で、前年度、目標値とも上回った。
 総合病院(375床)の1日当たり入院患者数は急性期197人、地域包括ケア病棟39人。急性期はコロナ禍の入院制限などで、前年度から23人減少。地域包括ケア病棟は利用促進に努め、前年度と同数だった。病床利用率は62・9%で、目標を下回った。1日当たり外来患者数は933人で、前年度比61人減。入院(急性期、地域包括ケア)診療単価、外来診療単価は目標を上回った。
 扇田病院(104床)の1日当たり入院患者数は一般病棟(62床)が33人、20年から一般病棟22床を受け入れ制限したことやコロナ禍で他医療機関からの転院受け入れ減少で、前年比13人減となった。療養病床(42床)は32人で、前年比4人減。病床利用率は一般53・6%、療養75%で目標を下回った。1日当たり外来患者数は112人で、前年度比7人減。入院診療単価(一般)、外来診療単価は目標を上回った。
 収支目標では、総合病院が患者数減少などで4億2100万円、扇田病院が入院収入減額などで3500万円の純損失となり、計画最終年度の黒字化は達成できなかった。
 病院事務局が9月定例議会厚生常任委員会に報告。病院ホームページでの公表を予定している。

田代平に広葉樹700本 鹿角市漁協「植樹祭」 大湯小の5年生も汗 魚が暮らしやすい川に

2021-09-29
広葉樹の苗木を植える児童(十和田大湯田代平)
 鹿角市河川漁業協同組合(宮野和秀組合長)は28日、大湯川上流域に位置する同市十和田大湯田代平の牧場跡地で植樹祭を行った。小学生を含む約60人が参加し、「魚の暮らしやすい川づくり」をテーマに広葉樹の苗木700本を植え付け、流域の環境保全や環境改善に汗を流した。
 植樹祭は20年ほど前から関係機関・団体と連携しながら各地で開催している。田代平では十数年前から行い、これまで約9000本の広葉樹を植えてきた。県の「水と緑の森づくり税」を活用。
 会場は佐藤牧場から提供を受けた。旧大湯小田代冬季分校から数百㍍離れた荒野で、数年前まで牧場として使用されていた。
 漁協や米代東部森林管理署、各協力事業所などの関係者に加え、大湯小5年生23人がふるさと学習の一環で参加。爽やかな秋晴れとなる中、50アールの区画にくわなどを使いながらベニヤマザクラ、ヤマザクラ、ブナの苗木を丁寧に植え付けた。
 大湯小5年の石井唯純(ゆいと)さんは「苗がしっかりと大きく育ってほしいと思いながら植えた。川とつながっている海の環境も良くなってほしい」と話した。
 宮野組合長は「田代平周辺の河川にはオショロコマ系のイワナなど貴重な魚がいる。そうした魚や自然環境を守るため植樹などに取り組んできた。今後も場所を変えながら続けていきたい」と協力を呼び掛けた。
印刷に関するご案内
ご案内
広告に関するお問い合わせ
お問い合わせ
購読のお申し込み
購読お申し込み
掲載写真のご購入
ご購入お申し込み
後援のお申し込み
資料請求
記事・写真等2次使用について
資料請求
株式会社 北鹿新聞社

〒017-0895
秋田県大館市字長倉79
TEL.0186-49-1255(総務課)
FAX.0186-43-3065(総務課)
 
*日刊新聞発行および一般印刷*
TOPへ戻る