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桜開花 平成以降2番目の早さ 大館市が「宣言」 すでに三分咲き まつり15日から露店

2021-04-15
徐々に開花が進む中、露店の開店準備が進む桂城公園
 大館市が桜開花の基準木としている秋田地裁大館支部敷地内のソメイヨシノが咲き、市は14日、開花宣言をした。市観光課や市観光協会によると、1989(平成元)年以降の約30年間で2番目の早さ。近接する桂城公園でも一部で咲き始めており、日からは規模縮小で開催する「大館桜まつり」の露店営業も始まる予定。満開を迎える日も近そうで、北鹿地方にも本格的に桜の季節がやって来た。
 市観光課によると、職員が14日午前8時30分ごろ、基準木で6輪以上開花しているのを確認した。13日朝の時点では5輪未満だったが、日中気温が上がった影響で一気に花が開いた。「既に三分咲きほどになっている」という。
 同課や市観光協会によると、89年以降で開花が最も早かったのは90年の4月13日。今年は、同じく14日だった2002、15年と並んでこの33年間で2番目の早さとなった。新型コロナウイルス感染拡大に配慮して宣言をしなかった20年に比べて5日早かった。
 桂城公園でも、日当たりの良い場所など一部で開花。近年は花の咲き具合が悪い年もあったが、同協会の畠山喜満専務は「今年は花芽が多くついており、きれいに咲きそう。土壌改良の成果が出ているのでは」と話す。過去には開花から2~3日で満開となった年もあり、「あと数日で満開になりそう」と期待していた。
 コロナの影響で規模を縮小して開催する「大館桜まつり」は、開花に合わせて日から同公園内で露店の営業を始める予定。たこ焼きや菓子などの14店が並ぶ見込みで、食堂スペースは設けず、芝生内での飲食は禁止とする。ステージイベントは行わない。
 桜のライトアップは開花状況を見ながら近く開始することにしている。会期は設定しないが、5月3日ごろまでは装飾などを続ける。
 14日には園内の桜を眺める人の姿も見られた。市内各地でも徐々に開花が進んでおり、街は春らしい雰囲気に包まれている。

「ハチとパルマの物語」 試写会で感動の涙 大館の日景さんら主催 50人がオナリ座で観賞

2021-04-15
上映後に作品の魅力を語った益田プロデューサー㊨ら(オナリ座)
 大館市生まれの秋田犬「ハチ」とロシアの忠犬・パルマの物語を題材とした日露共同製作映画『ハチとパルマの物語』の試写会が13日夜、同市の映画館・オナリ座で開かれた。5月末の全国ロードショーに先駆け、撮影に協力した市内関係者約50人が観賞し作品の魅力に触れた。
 試写会は昨年12月に秋田市で開かれて以降、県内では2度目。今回は大館市で自作曲の作詞作曲、配信などを行う音楽クリエーター、日景健貴さん(26)と北鹿4市町村の地域づくり法人・秋田犬ツーリズム(中田直文会長)の共催で実施した。
 国内での一般公開に向けて製作委員会が行ったクラウドファンディングで、日景さんは30万円を支援。返礼として任意の場所で試写会を開催できる「パーソナル試写会」の権利を獲得した。「市内でもロケが行われた同映画を多くの人に見てもらい楽しんでもらうとともに、大館を盛り上げるため一役買いたい」と、同法人を通じて出演したエキストラや市の関係者らを招待した。
 同映画は旧ソ連当時、空港に残されたシェパードのパルマが2年間、飼い主を待ち続けたという実話を基に製作した。家庭の事情で心を閉ざした少年とパルマの交流が軸。秋田犬も登場し、ハチ公の物語が紹介される場面もある。大館市内や大館能代空港でもロケが行われ、作中に登場。益田祐美子プロデューサーによると、世界四大映画祭の一つ、モスクワ国際映画祭への正式出品も決定したという。
 市観光課によると、ロシアでは3月18日から日本に先行して一般公開が始まり、翌日には5万5860人で動員数トップを記録。週末4日間の累計で30万人超を動員し、ディズニー作品などを抑えて興行成績首位を獲得するなど大反響を呼んでいる。日本国内では5月28日から全国ロードショー。東京、大館で同時封切りを予定している。
 上映中は目頭を押さえる人の姿も見られた。全日空グループの人材派遣事業で、今月から同市地域おこし協力隊に着任した濱田栞さん(27)は「涙が止まらなかった。犬と人とのつながりは世界共通だということを感じた。世界中の多くの人に見てほしい映画」と話していた。

マタギの里へようこそ 阿仁合駅前 日本遺産推進協が看板

2021-04-15
リニューアルした阿仁合駅周辺のマップ㊧と、新設した「阿仁マタギMAP」(内陸線阿仁合駅前)
 北秋田市の日本遺産事業推進協議会(会長・津谷永光市長)は、2020年度の阿仁マタギ普及啓発事業の一環で、秋田内陸線阿仁合駅前に大型看板2枚を設置した。色鮮やかなイラストで地域を紹介する「阿仁マタギMAP」の看板で観光客らを出迎え、マタギを中心とした阿仁地区の文化をPRしている。
 北秋田市では文化庁が認定する日本遺産への登録を目指し、推進協を立ち上げて2018年度から「阿仁マタギ」の申請を3度続けたが、認定に至らなかった。文化庁では昨年度の募集分をもって新規認定は「当面最後」としたが、日本遺産に認定する候補となり得る市町村を「候補地域」として認定する新たな取り組みも進んでいる。
 推進協では昨年度、阿仁マタギを紹介する場所を設ける「阿仁マタギ普及啓発事業」を展開。コロナ禍の影響で予定していた座談会の開催などは取りやめたが、阿仁地区への玄関口として観光客らが利用する阿仁合駅前周辺を整備することにした。
 阿仁合駅と向かい合うよう以前から設置していた看板2枚のうち、阿仁合地区の文化財などを紹介する看板「阿仁合まちあるきぶらぶらMAP」は老朽化していたため、リニューアルして設置。大きさは縦2・5㍍、横3・6㍍。
 新たに設置した「阿仁マタギMAP」は、阿仁出身のイラストレーター、T(ティ)・island(アイランド)さん=横浜市在住=が絵を担当。大きさは縦2・7㍍、横3・6㍍。看板の左脇から右上に向かって内陸線の荒瀬―阿仁マタギ駅間の線路が描かれ、周囲の山や川など豊かな自然を画面いっぱいに表現。各所に阿仁マタギや根子番楽、森吉山、露熊山峡、くまくま園など地域の魅力を詰め込んだ看板となっている。
 このほか事業の一環で、阿仁合駅付近の内陸線資料館内にある「マタギ座敷」に、新たに顔出しパネルを設置するなど整備を行った。今後はマタギに関連する企画展の開催やイベント会場への使用など、市や秋田内陸縦貫鉄道が利活用を進めていく予定。

オナリ座の絵看板 ジブリ展に出展へ 東京・銀座であすから 仲谷さん(大館)手描きで制作

2021-04-14
「ジブリ展」に出展予定の手描き看板と、制作した仲谷さん(オナリ座提供)
 大館市御成町の映画館「オナリ座」で人気アニメ映画「風の谷のナウシカ」上映に合わせ、制作された手描きの絵看板が、制作会社・スタジオジブリが企画協力する展覧会(15日~5月5日・東京都中央区の松屋銀座)に出展されることになった。絵看板を制作した仲谷政信さん(56)=同市=は「評価されてうれしい。信じられない」と驚喜している。
 展覧会は「アニメージュとジブリ展『一冊の雑誌からジブリは始まった』」。ヒット作を多数手掛けたスタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫さんの功績に着目し、セル画などの関係資料を公開する予定。
 同館によると、展覧会の企画制作会社から昨年12月、出展依頼が舞い込んだ。直前の10~11月に「風の谷のナウシカ」などアニメ4作品を上映。仲谷さんがボランティアで絵看板を制作し、同館の正面外壁に掲示していた。この時、著作権上の了承を得ようとジブリ側に連絡。絵看板の画像も送り、展覧会担当者の目に留まったという。
 出展するのはベニヤ板4枚を組み合わせた絵看板1点。サイズは縦1・8㍍、横3・6㍍。ナウシカの作中に登場する巨大な生物・王蟲(オーム)を中央に、存在感たっぷりに配置。主人公のナウシカなど主要人物を周りに描いた。全体的に青色を基調としていて作品の世界観を表現した。
 仲谷さんは「自分が一番好きな作品。ジブリファンにも納得してもらえるように描いた」と振り返る。原作に忠実ながらも、手描き特有の味わいを持つ作風は以前から映画ファンをはじめ、監督ら作り手からも注目されてきた。
 今回のように国内外から注目される展覧会への出展は初めてといい、仲谷さんは「すごくレア(希少な)こと。絵を描くことが好きで続けてきた人生が評価され、うれしい。励みになる」と話した。同館担当者も「喜ばしいこと」と話した。
 絵看板は4月上旬に送った。オナリ座の短文投稿サイト・ツイッターで6日に出展を告知すると、1週間で5万2000もの「いいね」が付き、話題となった。展覧会の公式ツイッターも「素晴らしい絵看板ですね。ぜひ現物を会場でご覧ください」とPRしている。

議長に中山氏選出 副議長は栗山氏 鹿角市臨時議会 議会人事決まる

2021-04-14
鹿角市議会の議長選挙(市役所)
 鹿角市議会は13日、改選後初の臨時議会を開き、議会人事を決めた。議長に中山一男氏(70)、副議長に栗山尚記氏(54)をいずれも鹿真会から選任するなど、市政与党の2会派が主要ポストを占めた。
 正副議長の選挙は全議員18人による単記無記名投票を行った。
 議長は有効18票で、中山氏が13票、無会派の安保誠一郎氏が5票。副議長は有効18票で、栗山氏が13票、無会派の戸田芳孝氏が5票だった。中山、栗山両氏とも新任。
 改選後の会派構成は▽鹿真会=8人▽誠心会=4人▽無会派=6人。
 議運委を含む四つの委員長ポストは鹿真会が3、誠心会が1。副委員長は鹿真会が1、誠心会が3を確保した。今回は会派構成が変わったものの、過半数を占める2会派の主導の下で人事が進められた。
 当局が提出したのは専決処分の承認7件(条例改正案4件、2020年度補正予算案3件)、21年度一般会計補正予算案1件、損害賠償の額を定める専決処分の報告3件。全議案を承認、可決した。
 21年度一般会計補正予算は歳入歳出それぞれ3億7425万円を追加し、補正後の総額を173億9388万円とした。
 新型コロナウイルスの追加経済対策のプレミアム付き商品券事業、観光応援事業のほか、低所得世帯や子育て世帯への支援に係る事業費を盛り込んだ。財源は国・県補助金、地方創生臨時交付金。

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現・新 一騎打ち 小坂町長選 8年ぶり選挙戦告示

2021-03-31
 任期満了に伴う小坂町長選が30日告示された。立候補したのは届け出順に、新人で町の元建設課長、伏見俊一氏(61)、4選を目指す現職の細越満氏(73)の2人で、現職と新人の一騎打ちが確定した。2人とも無所属で、細越候補は自民党が推薦、公明党が支持する。両陣営とも選挙事務所前で第一声を上げ、8年ぶりとなる5日間の選挙戦に突入した。
 伏見陣営は、小坂鉱山字古館の選挙事務所前で出陣のセレモニーを行い、約40人が参加。後援会の佐々木雅也会長は「町を変えていくんだという熱い思いで活動していきたい」とあいさつ。菅原明雅町議が応援あいさつをした後、伏見候補が第一声を上げた。
 公約として、▽町民の声にしっかりと向き合う▽強いリーダーシップと迅速な意思決定で町政をけん引▽新しい発想、柔軟な思考で町の未来を切り開く―の3点を示し、「コロナ対策にすぐに取りかかりたい。全町民に2回のワクチン接種を早期に終了するよう全力で取り組みたい」と訴え、支持を呼び掛けた。
 細越陣営は、小坂鉱山字栗平の選挙事務所で神事を行った後、出陣式を行い、約100人が参加。後援会の目時英規会長が「状況は接戦。ぜひとも当選させてほしい」と訴えた。川口一県議、福原淳嗣大館市長らがあいさつし、細越候補が第一声を上げた。
 早急に取り組むこととして新型コロナ対策を挙げ、「困っている人が結構いる。コロナウイルスは止まっていない。町政も止めるわけにはいかない」と強調。「危機的な状況の中で、町政を変える必要はない」と継続を訴えた。まちづくりには県、国とのパイプが必要として、3期、12年の経験に支持を訴えた。
 期日前投票は31日から4月3日まで役場で行われる。時間は午前8時30分から午後8時まで。4月2日には十和田出張所で午前8時30分から午後5時まで行われる。
 29日現在の有権者数は4353人(男1999人、女2354人)。

市日文化 観光活用を 秋田犬ツーリズム ワークショップで探る 県北のマップも作成

2021-03-31
今後の市日のあり方について議論したワークショップ(比内公民館)
 大館、北秋田、小坂、上小阿仁4市町村の観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズム(中田直文会長)は30日、県北部の市日文化の活性化・観光活用を目指すワークショップを大館市比内公民館で開いた。行政や市日関係者のほか、県内7市町村の地域おこし協力隊員ら約30人が参加。若い世代にも親しまれる新たな市日の形を探った。
 2部構成で第1部は扇田市日を見学。第2部でワークショップを実施した。地域によって400年以上の歴史を持つ県北地域の市日文化を、今後観光にも活用しようと初めて開いた。
 ワークショップで同法人の大須賀信事務局長は「日本の観光の弱みは『朝』。県北地域には数多くの市日があり、秋田の観光の切り札になる。市日文化そのものの活性化も図りたい」とあいさつした。
 続いて、大館市岩瀬地区で農産物直売所「たけのこ館」を運営するほか、昨年11月から早口市日に出店しているみちのく食品の田村貴明代表、大館市日会の佐々木公司代表、扇田市日会の佐藤義晃代表の3人が、それぞれの市日の特徴や課題などについて紹介した。
 その後、参加者は6班に分かれ「市日を実際に見た印象」、「今後どんなことをやったら面白いか」、「これからの市日に求められること」、「その実現のため何をすればいいか」の4点について議論。「市日マイスターのような、詳しく説明してくれる案内人がいれば初めて来た人も安心」、「若い人に新規出店してもらうため、SNSなどでの情報発信を強化した方がいい」などさまざまな意見が出された。
 田村代表は「新鮮な意見ばかりで勉強になった。市日に初めて訪れた人のための案内などは取り入れていきたい」と話した。佐藤会長は「ワークショップで出たアイデアを基に、さらに来場者に喜んでもらえる市日にしていきたい」と話していた。
 同法人ではこのほか、かづのDMO、あきた白神ツーリズム(能代市)と連携し、各市日の場所や開催日が一覧表になった「県北市日カレンダー・マップ」を作成した。今後各自治体や観光協会などに配布を予定しており、大須賀事務局長は「他地域の大きな朝市などに規模ではかなわなくても、各市日が束になって連携すれば大きな観光資源になる」などと話していた。

米代川 連携した治水に向け 「流域プロジェクト」公表 圏域協議会 河川整備や防災拠点

2021-03-31
 国土交通省能代河川国道事務所や県、県北地区の各市町村などでつくる「米代川圏域流域治水協議会」は30日、策定を進めてきた「流域治水プロジェクト」を公表した。河川整備と併せて、水田貯留の対策や防災拠点等の取り組みを実施することで、流域の浸水被害の軽減を図るとしている。
 2018年7月豪雨や19年東日本台風など、全国各地で豪雨等による水害や土砂災害が発生、人命や社会経済への甚大な被害が生じている。水災害リスクの増大に備えるため、国は「河川管理者等の取り組みだけではなく、注意期に関わる関係者が主体的に治水に取り組む」という「流域治水」を推進することにした。
 こうした動きを受け、米代川圏域での流域治水を計画的に推進することを目的に20年9月18日付で協議会を設立。同事務所と県のほか、能代市、北秋田市、大館市、鹿角市、小坂町、藤里町、上小阿仁村などが参加して、プロジェクトの策定を進めてきた。
 掲載した対策のうち、「氾濫をできるだけ防ぐ・減らす」ことを目的としたものは▽河道掘削・堤防整備等▽9ダムにおける事前放流等の実施、体制構築▽開発行為に対する雨水貯留・浸透施設の設置指導▽水田貯留―など。「被害対象を減少させる」ものでは▽防災拠点等の整備▽立地適正化計画の策定・見直し―を行うとした。
 また、「被害の軽減・早期復旧・復興」のための対策には▽危機管理型水位計、簡易型河川監視カメラの設置▽教育機関との連携による出前講座・防災教育の拡充▽要配慮者利用施設の避難確保計画作成の促進▽避難態勢等の強化―などを挙げた。
 このうち、防災拠点等の整備は同事務所が北秋田市鷹巣地区で進めるもので、洪水等の災害時に復旧活動の基地となる防災拠点等を整備する。鹿角市では「立地適正化計画による居住誘導」、大館市では「雨水貯留施設の整備」などを計画している。
 これらの対策については、スケジュールを示したロードマップも作成。「短期」では「水位低下を目的とした河道掘削を実施するとともに、立地適正化計画の策定や防災拠点等の整備を図る」、「中期」では「危機管理型水位計などの設置による避難行動を促す河川情報の充実を図る」、「中長期」では「水田貯留による流出抑制対策を図る。防災教育の拡充など、より確実な避難態勢の構築を図る」とした。

八幡平アスピーテライン 来月15日の開通に向け 除雪作業が本格化

2021-03-30
支持者から祝福の花束を受け取った津谷氏㊥と妻の淳子さん㊨
 冬季閉鎖されている鹿角市と岩手県八幡平市を結ぶ観光道路「八幡平アスピーテライン」(主要地方道大更八幡平線)で、春の開通に向けて除雪作業が本格化している。現地で29日、除雪作業の様子が報道陣に公開され、大型除雪車の特殊な作業により道路両脇に雪の壁ができた。
 山岳道路のアスピーテラインは全長47・2㌔で本県側16㌔、岩手県側31・2㌔。冬季は20・4㌔の区間が閉鎖され、本県側の閉鎖区間は後生掛ゲートから見返峠までの9・8㌔。
 道路管理者の県鹿角地域振興局によると、今年は4日から本県側の除雪を開始。大型除雪車6台で作業を進めている。1日当たり750㍍ほど進み、28日までに蒸ノ湯ゲートから約7・8㌔の除雪が完了した。今年は天候に恵まれ、これまで作業を中断した日は無く、順調に作業が進んでいる。積雪は例年並みで標高約1400㍍の地点で壁の高さは5・6㍍。
 この日は標高約1520㍍地点で除雪。ロータリー除雪車2台で雪を吹き飛ばし、雪の壁を作った。
 同局建設部保全・環境課の樽田太朗課長は「残り2㌔まで順調に除雪が進んでいる。開通時には安全運転で景色を楽しんで」と話した。
 全線開通は4月15日の予定で、午前10時から通行可。5月下旬までは夜間(午後5時~翌日午前8時)通行止め。


小坂町長選きょう告示 短期決戦へ 現職と新人 立候補予定

2021-03-30
 任期満了に伴う小坂町長選は30日、告示される。立候補を予定しているのは4選を目指す現職の細越満氏(73)、新人で町の元建設課長、伏見俊一氏(61)の2人。両陣営とも選挙事務所前で第一声を上げ、5日間の選挙戦に突入する。
 前回(2017年)は細越氏が無投票で3選を決めており、選挙戦となるのは8年ぶり。町の最上位計画、第6次総合計画が新年度から始まるなど町の将来を占う節目の選挙ともなる。これまでの両氏の発言から争点を探った。
 最大の課題として、「人口減少」を挙げるのは両氏とも同じ。現職の細越氏は、若者世代の定住促進をはじめ子育て支援や地域福祉の充実、道路・下水道のインフラ整備をこれまでの実績として示し、他の自治体と比較して「決してひけを取るものではない」と自負する。そして、各種施策の継続と拡充によって課題解決につなげたいと述べる。
 新人の伏見氏は、「いろんな問題が複合的に絡み合った結果が、人口減少だ」とし、一つの施策で解決できるものではなく、さまざまな施策をバランスよく進めると語る。短期、中期、長期という視点で考え、リーダーシップと迅速な意思決定、新しい発想と柔軟な思考を強調する。
 政治姿勢は、細越氏が初当選以来「町民目線を大事にする」という基本方針を貫いている。「私の持てる力を精いっぱい発揮しながら、誠心誠意まちづくりに取り組んできた。町民の声に耳を傾けながら、町民目線を大事にしていくことを約束する」と話す。
 町民目線について、伏見氏は町民の声をよく聞いた上で「その中からニーズをとらえ、施策を考えていくことでなければならない。私は真の町民目線を目指す」と話す。町民の声を聞く場を恒常的に設置したい、と計画を示す。町政の現状については「福祉、教育などは手堅く進められている」との認識を示しながら、「職員が町長をしっかりと支えていると思う」と職員の働きに言及する。その上でプラスアルファの部分、産業の育成やアフターコロナ対策、観光の将来展望が不足している、と指摘する。
 一方、新人との違いを問われた細越氏は、「(新人は)できる、できないに関係なく、話している感じがする。私は、今までやってきたことの中で、発言は慎重にならざるを得ない」。国、県、国会議員、県議との連携の重要性を強調する。
 3期、12年の経験と実績を掲げる細越氏、町政の変化を訴える伏見氏。投開票は4月4日行われる。
 立候補の受け付けは午前8時30分から役場で。細越陣営は午前9時ごろから神事を行った後、第一声を上げる予定。伏見陣営は午前9時ごろから第一声を上げる予定。 
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