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追加経済対策 独自に商品券や観光券 新型コロナ 鹿角市、小坂町が公表 鹿角地域対策会議

2021-04-10
新型コロナに伴う追加経済対策が説明された会議(市役所)
 鹿角市と小坂町は、9日に開いた鹿角地域新型コロナウイルス感染症にかかる経済・雇用対策会議で、2021年度の追加経済対策を公表した。鹿角市は4000円で1万円分の観光券を購入できるプレミアム観光券や、プレミアム付き商品券の発行を予定している。小坂町は、前回好評だった全町民を対象にした商品券を配布する予定。
 会議は鹿角市役所で開かれ、県、市町、ハローワーク、商工会、JA、飲食店、建設業など関係団体の代表が出席。新型コロナに伴う経済対策について、市、町、県が20年度実績と21年度の追加対策を説明、意見を交換した。
 鹿角市は、大型店を含む全ての加盟店で使用できるプレミアム率20%の「つかエール券」、大型店以外の加盟店で使えるプレミアム率30%の「超つかエール券」を予定。1セットが1万円(つかエール券24枚、超つかエール券26枚)で、発行総額は6億100万円。昨年は1枚が1000円分だったが、使い勝手をよくするため、1枚500円にする。販売・使用期間は6月1日から来年1月31日の予定。購入申し込みの受け付けは5月6日から同14日まで。事業費として1億3992万円を見込んでいる。
 プレミアム観光券は、宿泊券(8000円分)と入館料やお土産購入などに使える観光券(2000円分)を、4000円で販売する。北東北3県の在住者を対象に、1万枚の発行を予定。有効期間は6月から9月30日まで。このほか、観光スタンプラリーを実施する。市内の観光施設を巡るもので、毎月総額約100万円相当の市内産品をプレゼントする。6月から10月まで。事業費として9040万円を見込んでいる。
 雇用維持を図るため、国の雇用調整助成金の上乗せ助成や事業主に対する助成などを予定。関連予算は、13日の臨時市議会に提案する。
 小坂町は、昨年行って好評だった、全町民を対象にした商品券を本年度も予定している。落ち込んでいる飲食店を救済するため、商品券の一部は、使用を飲食店に限定することも検討している。十和田湖畔や市街地の宿泊施設を支援するため、宿泊助成券の発行も予定。昨年は東北3県を対象にしたが、本年度は県内に限定することを検討している。

首都圏8社「関心あり」 大館の出先拠点 市が可能性を調査

2021-04-10
 サテライトオフィス(出先拠点)誘致に取り組む大館市が、首都圏の企業を対象に設置可能性を調査したところ、8社が「関心あり」と回答した。市内視察を希望する会社もあり、市は「関係性を深めて誘致につなげたい」としている。
 新型コロナウイルス収束後を見据え、東京・神奈川・埼玉・千葉4都県の情報通信やソフトウエア、マスコミ、経営コンサルティングなど950社にサテライトオフィスに関するアンケートを送付。13社が回答し、このうち東京5社、神奈川2社、千葉1社の計8社が「大館市への設置に関心あり」、関心なし5社のうち4社は「設置を検討中」とした。
 設置検討の理由(複数回答)は「事業拡大、新規ビジネス・新規顧客獲得」が8社、「地方進出によるコストカット」「従業員の福利厚生」各6社など。重視するポイントは「地価・賃料」「高速通信網の整備状況」が各7社で最多だった。
 大館市との関係は「ない」が12社で、メール案内を希望したのは6社、資料送付やオンライン説明会は各2社、視察は1社。これを受け市商工課は「積極的に関係性を深めていきたい。視察の受け入れに向けて調整しており、サテライトオフィス誘致につなげたい」としている。
 市内への新たな事業所設置を支援する「情報サービス産業支援事業費補助金」は本年度、3年間の上限100万円から360万円に拡充。サテライトオフィス体験施設のベニヤマ自然パーク(比内町大葛)には無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」を常設した。

北欧の杜公園 レストランがリニューアル 看板メニューはあの「馬肉シチュー」

2021-04-10
洋食を得意とする麻木シェフを迎え、リニューアルした「レストラン北欧」(北欧の杜公園パークセンター内)
 北秋田市上杉の県立北欧の杜公園パークセンター内にある「レストラン北欧」が、リニューアルして先月末から営業を開始した。洋食のベテランシェフ、麻木昭仁さん(60)=同市栄=を迎え入れ、オリジナルの馬肉シチューなどを新メニューとして追加。既存メニューに加え、本格的な洋食を楽しめるレストランへと生まれ変わった。
 公園の指定管理者・北欧の杜パークマネジメント共同企業体は4月に再指定を受けた。指定期間の更新にあたり、今後はレストラン営業に力を入れ、利用増を図ろうと計画する中、麻木シェフに声を掛けた。2月からリニューアルに向けて始動し、約2カ月間の準備期間を経て先月末から新体制での営業を開始した。
 麻木シェフは旧鷹巣町出身。和食店を経営していた親戚に憧れ、高校卒業後に辻学園日本調理師学校(大阪市)に入学。大阪府や首都圏で展開する老舗西洋レストラン「アラスカ」に26年間勤務し、横浜市内の店舗で料理長も務めた。帰郷後の2011年、秋田内陸線・阿仁合駅舎内のレストラン「こぐま亭」を任され、洋食を中心としたメニューで人気を博した。
 リニューアルしたレストラン北欧では、洋食を中心に展開する。看板メニューとなるのは、「馬肉シチュー」(ライス・サラダ・スープ付き、1200円)。馬肉を食べる文化が根付く北秋田市で「馬肉を使った洋食を出してほしい」と要望を受け、麻木シェフが約10年前に考案した。
 麻木シェフによると、馬肉は「硬さや臭みなどのイメージを払拭(ふっしょく)しよう」と赤ワインやブランデーを使い、4日間煮込んで肉の中までデミグラスソースをしみこませている。手間暇を掛けた本格的な洋食を、できるだけ手頃な値段で食べてもらいたいと、こだわりの一品となっている。
 馬肉シチューのほか、熟練の技で卵を巻いたオムライス(800円)や、ハヤシライス(同)の計3種を新規メニューに加えた。既存のナポリタン(750円)やポークカレー(700円)は、シェフ手作りのレシピに変更。公園は多くの親子連れが利用することから、子どもも食べやすい麺類や軽食などのメニューはそのまま残している。
 準備期間中やリニューアル後に、「麻木シェフの洋食がまた食べられる」とのうわさを聞きつけてレストランを訪れる人も多く、利用客は着実に増えているという。麻木さんは「馬肉シチューは看板メニューとして育て、市の名物にしていけたら。飽きないようなメニューを考え、皆さんから好かれるレストランにしていきたい」と意気込んだ。
 レストランは月曜定休。営業時間は午前10時から午後4時。ランチメニューの注文は午後3時半まで。

木材利用促進計画 公共施設に市産材など 大館市が策定 都市部へ供給、木育推進

2021-04-09
木材利用促進計画の概要版
 大館市は、木材利用促進計画(2021~23年度)を策定した。国際社会で脱炭素社会に向けた木材利用が期待される中、建築物の木造化や木育(もくいく)推進などの施策に取り組む。公共施設整備は市産材を5割以上使用するなど目標を設定。市民理解の醸成を図るとともに、森林の持続的なサイクル(植える・育てる・収穫する・上手に使う)の構築を目指す。
 木材利用を促す施策は▽市が整備する公共建築物の木造化・内装木質化▽公用備品の木製品導入▽公共土木事業への利用拡大▽住宅・非住宅への利用支援▽木質資源の多面的利用▽都市部との連携▽木育▽木の文化を生かした「木のおもてなし」―の8本柱。
 木造化は、整備が計画されているJR大館駅前駐輪場や扇田駅公衆トイレ、斎場、消防署北分署庁舎、消防団車庫などを対象に「1施設あたりの市産木材使用量は50%以上」などと設定した。
 都市部との連携は、忠犬ハチ公の縁で交流がある東京・渋谷区などへの安定供給化を目指す。
 木育の推進では、誕生祝い品として木のおもちゃを贈るウッドスタート事業、伝統工芸品の原材料を将来的に確保するため小学生と共に林を育てる「大館曲げわっぱ150年の森育成事業」、木のぬくもりに触れる「ひろば」などを継続する。木の良さや木育の意義を伝える「木育インストラクター」は19年度40人、20年度27人を養成しており、累計で160人を目標に掲げた。
 市の総面積9万1322haのうち森林面積は7万2344ha、79%を占める。19年度の原木入荷量は9万6000立方㍍で市内産36%、市外産64%。出荷量5万4000立方㍍のうち81%が県外だった。
 新型コロナウイルスの影響などで県北地域の木材加工企業が倒産・廃業しており、住宅建築の地産地消を支える供給体制の構築は急務。今年2月に県内初の「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、二酸化炭素削減に向けた施策の一つとして林業・木材産業の成長産業化を進めている。

志を高く、たくましく 鹿角市 柴平小学校が開校 市長から校長に校旗授与

2021-04-09
児玉市長から校旗を授与される虻川校長(柴平小学校)
 鹿角市の旧花輪北小学校と旧平元小学校が統合して誕生した柴平小学校(虻川真喜子校長、児童185人)で8日、開校式が行われた。児童と教職員、来賓ら約220人が出席。児玉市長が虻川校長に校旗を授与し、児童たちは校歌を披露。学校教育目標「志を高く持ち、たくましく生き抜く子ども」を胸に新しい伝統をつくっていく。
 児玉市長は「この素晴らしい学校で新しい友達と一緒に、勉強や運動を一生懸命頑張ってください。みんなで競い合い、支え合い個性を磨き上げて柴平小の新しい歴史を築いて」と式辞を述べた。
 虻川校長は学校教育目標に触れ「これからの社会がどんなに変化して予想困難になろうとも、なりたい自分を意識しながら志を高く掲げ、たくましく人生を切り開いていく子どもを育てて参りたい」と述べた。
 児童には「たくさんの仲間と新しいことに挑戦していくことは、皆さんの将来にとってとても大切な力になる。新しい歴史や伝統をつくっていくのはここにいる皆さん一人一人。花輪北小、平元小で身に付けてきた力を思う存分発揮して、笑顔あふれる、楽しい学校をつくっていきましょう」と激励した。
 児玉市長から虻川校長に授与された校旗は、虻川校長から児童代表の山本明日香さん(6年)に授与された。続いて、旧花輪二中から引き継いだ校歌を斉唱。来賓から大きな拍手が送られた。

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現・新 一騎打ち 小坂町長選 8年ぶり選挙戦告示

2021-03-31
 任期満了に伴う小坂町長選が30日告示された。立候補したのは届け出順に、新人で町の元建設課長、伏見俊一氏(61)、4選を目指す現職の細越満氏(73)の2人で、現職と新人の一騎打ちが確定した。2人とも無所属で、細越候補は自民党が推薦、公明党が支持する。両陣営とも選挙事務所前で第一声を上げ、8年ぶりとなる5日間の選挙戦に突入した。
 伏見陣営は、小坂鉱山字古館の選挙事務所前で出陣のセレモニーを行い、約40人が参加。後援会の佐々木雅也会長は「町を変えていくんだという熱い思いで活動していきたい」とあいさつ。菅原明雅町議が応援あいさつをした後、伏見候補が第一声を上げた。
 公約として、▽町民の声にしっかりと向き合う▽強いリーダーシップと迅速な意思決定で町政をけん引▽新しい発想、柔軟な思考で町の未来を切り開く―の3点を示し、「コロナ対策にすぐに取りかかりたい。全町民に2回のワクチン接種を早期に終了するよう全力で取り組みたい」と訴え、支持を呼び掛けた。
 細越陣営は、小坂鉱山字栗平の選挙事務所で神事を行った後、出陣式を行い、約100人が参加。後援会の目時英規会長が「状況は接戦。ぜひとも当選させてほしい」と訴えた。川口一県議、福原淳嗣大館市長らがあいさつし、細越候補が第一声を上げた。
 早急に取り組むこととして新型コロナ対策を挙げ、「困っている人が結構いる。コロナウイルスは止まっていない。町政も止めるわけにはいかない」と強調。「危機的な状況の中で、町政を変える必要はない」と継続を訴えた。まちづくりには県、国とのパイプが必要として、3期、12年の経験に支持を訴えた。
 期日前投票は31日から4月3日まで役場で行われる。時間は午前8時30分から午後8時まで。4月2日には十和田出張所で午前8時30分から午後5時まで行われる。
 29日現在の有権者数は4353人(男1999人、女2354人)。

市日文化 観光活用を 秋田犬ツーリズム ワークショップで探る 県北のマップも作成

2021-03-31
今後の市日のあり方について議論したワークショップ(比内公民館)
 大館、北秋田、小坂、上小阿仁4市町村の観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズム(中田直文会長)は30日、県北部の市日文化の活性化・観光活用を目指すワークショップを大館市比内公民館で開いた。行政や市日関係者のほか、県内7市町村の地域おこし協力隊員ら約30人が参加。若い世代にも親しまれる新たな市日の形を探った。
 2部構成で第1部は扇田市日を見学。第2部でワークショップを実施した。地域によって400年以上の歴史を持つ県北地域の市日文化を、今後観光にも活用しようと初めて開いた。
 ワークショップで同法人の大須賀信事務局長は「日本の観光の弱みは『朝』。県北地域には数多くの市日があり、秋田の観光の切り札になる。市日文化そのものの活性化も図りたい」とあいさつした。
 続いて、大館市岩瀬地区で農産物直売所「たけのこ館」を運営するほか、昨年11月から早口市日に出店しているみちのく食品の田村貴明代表、大館市日会の佐々木公司代表、扇田市日会の佐藤義晃代表の3人が、それぞれの市日の特徴や課題などについて紹介した。
 その後、参加者は6班に分かれ「市日を実際に見た印象」、「今後どんなことをやったら面白いか」、「これからの市日に求められること」、「その実現のため何をすればいいか」の4点について議論。「市日マイスターのような、詳しく説明してくれる案内人がいれば初めて来た人も安心」、「若い人に新規出店してもらうため、SNSなどでの情報発信を強化した方がいい」などさまざまな意見が出された。
 田村代表は「新鮮な意見ばかりで勉強になった。市日に初めて訪れた人のための案内などは取り入れていきたい」と話した。佐藤会長は「ワークショップで出たアイデアを基に、さらに来場者に喜んでもらえる市日にしていきたい」と話していた。
 同法人ではこのほか、かづのDMO、あきた白神ツーリズム(能代市)と連携し、各市日の場所や開催日が一覧表になった「県北市日カレンダー・マップ」を作成した。今後各自治体や観光協会などに配布を予定しており、大須賀事務局長は「他地域の大きな朝市などに規模ではかなわなくても、各市日が束になって連携すれば大きな観光資源になる」などと話していた。

米代川 連携した治水に向け 「流域プロジェクト」公表 圏域協議会 河川整備や防災拠点

2021-03-31
 国土交通省能代河川国道事務所や県、県北地区の各市町村などでつくる「米代川圏域流域治水協議会」は30日、策定を進めてきた「流域治水プロジェクト」を公表した。河川整備と併せて、水田貯留の対策や防災拠点等の取り組みを実施することで、流域の浸水被害の軽減を図るとしている。
 2018年7月豪雨や19年東日本台風など、全国各地で豪雨等による水害や土砂災害が発生、人命や社会経済への甚大な被害が生じている。水災害リスクの増大に備えるため、国は「河川管理者等の取り組みだけではなく、注意期に関わる関係者が主体的に治水に取り組む」という「流域治水」を推進することにした。
 こうした動きを受け、米代川圏域での流域治水を計画的に推進することを目的に20年9月18日付で協議会を設立。同事務所と県のほか、能代市、北秋田市、大館市、鹿角市、小坂町、藤里町、上小阿仁村などが参加して、プロジェクトの策定を進めてきた。
 掲載した対策のうち、「氾濫をできるだけ防ぐ・減らす」ことを目的としたものは▽河道掘削・堤防整備等▽9ダムにおける事前放流等の実施、体制構築▽開発行為に対する雨水貯留・浸透施設の設置指導▽水田貯留―など。「被害対象を減少させる」ものでは▽防災拠点等の整備▽立地適正化計画の策定・見直し―を行うとした。
 また、「被害の軽減・早期復旧・復興」のための対策には▽危機管理型水位計、簡易型河川監視カメラの設置▽教育機関との連携による出前講座・防災教育の拡充▽要配慮者利用施設の避難確保計画作成の促進▽避難態勢等の強化―などを挙げた。
 このうち、防災拠点等の整備は同事務所が北秋田市鷹巣地区で進めるもので、洪水等の災害時に復旧活動の基地となる防災拠点等を整備する。鹿角市では「立地適正化計画による居住誘導」、大館市では「雨水貯留施設の整備」などを計画している。
 これらの対策については、スケジュールを示したロードマップも作成。「短期」では「水位低下を目的とした河道掘削を実施するとともに、立地適正化計画の策定や防災拠点等の整備を図る」、「中期」では「危機管理型水位計などの設置による避難行動を促す河川情報の充実を図る」、「中長期」では「水田貯留による流出抑制対策を図る。防災教育の拡充など、より確実な避難態勢の構築を図る」とした。

八幡平アスピーテライン 来月15日の開通に向け 除雪作業が本格化

2021-03-30
支持者から祝福の花束を受け取った津谷氏㊥と妻の淳子さん㊨
 冬季閉鎖されている鹿角市と岩手県八幡平市を結ぶ観光道路「八幡平アスピーテライン」(主要地方道大更八幡平線)で、春の開通に向けて除雪作業が本格化している。現地で29日、除雪作業の様子が報道陣に公開され、大型除雪車の特殊な作業により道路両脇に雪の壁ができた。
 山岳道路のアスピーテラインは全長47・2㌔で本県側16㌔、岩手県側31・2㌔。冬季は20・4㌔の区間が閉鎖され、本県側の閉鎖区間は後生掛ゲートから見返峠までの9・8㌔。
 道路管理者の県鹿角地域振興局によると、今年は4日から本県側の除雪を開始。大型除雪車6台で作業を進めている。1日当たり750㍍ほど進み、28日までに蒸ノ湯ゲートから約7・8㌔の除雪が完了した。今年は天候に恵まれ、これまで作業を中断した日は無く、順調に作業が進んでいる。積雪は例年並みで標高約1400㍍の地点で壁の高さは5・6㍍。
 この日は標高約1520㍍地点で除雪。ロータリー除雪車2台で雪を吹き飛ばし、雪の壁を作った。
 同局建設部保全・環境課の樽田太朗課長は「残り2㌔まで順調に除雪が進んでいる。開通時には安全運転で景色を楽しんで」と話した。
 全線開通は4月15日の予定で、午前10時から通行可。5月下旬までは夜間(午後5時~翌日午前8時)通行止め。


小坂町長選きょう告示 短期決戦へ 現職と新人 立候補予定

2021-03-30
 任期満了に伴う小坂町長選は30日、告示される。立候補を予定しているのは4選を目指す現職の細越満氏(73)、新人で町の元建設課長、伏見俊一氏(61)の2人。両陣営とも選挙事務所前で第一声を上げ、5日間の選挙戦に突入する。
 前回(2017年)は細越氏が無投票で3選を決めており、選挙戦となるのは8年ぶり。町の最上位計画、第6次総合計画が新年度から始まるなど町の将来を占う節目の選挙ともなる。これまでの両氏の発言から争点を探った。
 最大の課題として、「人口減少」を挙げるのは両氏とも同じ。現職の細越氏は、若者世代の定住促進をはじめ子育て支援や地域福祉の充実、道路・下水道のインフラ整備をこれまでの実績として示し、他の自治体と比較して「決してひけを取るものではない」と自負する。そして、各種施策の継続と拡充によって課題解決につなげたいと述べる。
 新人の伏見氏は、「いろんな問題が複合的に絡み合った結果が、人口減少だ」とし、一つの施策で解決できるものではなく、さまざまな施策をバランスよく進めると語る。短期、中期、長期という視点で考え、リーダーシップと迅速な意思決定、新しい発想と柔軟な思考を強調する。
 政治姿勢は、細越氏が初当選以来「町民目線を大事にする」という基本方針を貫いている。「私の持てる力を精いっぱい発揮しながら、誠心誠意まちづくりに取り組んできた。町民の声に耳を傾けながら、町民目線を大事にしていくことを約束する」と話す。
 町民目線について、伏見氏は町民の声をよく聞いた上で「その中からニーズをとらえ、施策を考えていくことでなければならない。私は真の町民目線を目指す」と話す。町民の声を聞く場を恒常的に設置したい、と計画を示す。町政の現状については「福祉、教育などは手堅く進められている」との認識を示しながら、「職員が町長をしっかりと支えていると思う」と職員の働きに言及する。その上でプラスアルファの部分、産業の育成やアフターコロナ対策、観光の将来展望が不足している、と指摘する。
 一方、新人との違いを問われた細越氏は、「(新人は)できる、できないに関係なく、話している感じがする。私は、今までやってきたことの中で、発言は慎重にならざるを得ない」。国、県、国会議員、県議との連携の重要性を強調する。
 3期、12年の経験と実績を掲げる細越氏、町政の変化を訴える伏見氏。投開票は4月4日行われる。
 立候補の受け付けは午前8時30分から役場で。細越陣営は午前9時ごろから神事を行った後、第一声を上げる予定。伏見陣営は午前9時ごろから第一声を上げる予定。 
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