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政策の浸透に懸命 小坂町長選 現職に新人挑む 前哨戦、コロナで苦心も 告示まで2カ月切る

2021-02-08
 任期満了に伴う小坂町長選(3月30日告示、4月4日投開票)は、告示まで2カ月を切った。出馬を表明しているのは、4選を目指す現職の細越満氏(73)と、新人で町の元建設課長、伏見俊一氏(61)の2人。新型コロナ感染防止の観点から、両陣営とも集会を自粛しており、政策の浸透に苦心している。
 2017年の前回は、3選を目指す細越氏が、選挙前年の9月定例議会で一般質問に答えて出馬を表明した。現職が準備を進める一方で、一部町議が対立候補の擁立を模索し、元町長に出馬を要請するなど告示直前まで動きが続いたが、結局対立候補は出ず、現職が無投票で3選を決めた。前々回の13年は三つどもえの激しい選挙戦を展開しており、無投票当選は11年ぶりだった。
 細越氏は、町議を5期連続で務め、5期目の途中で09年の町長選に立候補、初当選を飾った。当選以来、「町民が主役のまちづくりを」を基本理念に掲げている。
 昨年9月定例議会最終日に、「皆さんの力をいただきながら、出馬したい」と4選に向け正式に表明。若者世代の定住促進、子育て支援の充実などに取り組む考えを示している。これまでの施策は他の自治体と比べて「決してひけをとるものではない」と述べている。
 伏見氏は教育委員会事務局長、会計管理者、建設課長を歴任し、昨年3月末で定年退職。4月からまちの再任用職員として防災専門官を務め、11月30日で退職した。
 昨年12月15日、出馬の記者会見を行い、「町政に新しい風を吹き込み、確かな実行力で、人口減少にブレーキをかけたい」と人口減少対策を第一に掲げて臨むことを表明した。後援会事務所開きの神事はすでに関係者が出席して行い、今月1日からは事務所にスタッフを配し、本格的な活動を開始している。
 両陣営とも、コロナ禍で集会の開催を自粛している。細越陣営は、毎年1月に開いている「町長とかたる新春のつどい」を中止、役員会を開きながら準備を整えている。伏見陣営にとって、集会は新人として認知度を上げる機会だけに「足でかせぐしかない」(伏見氏)として浸透を図っている。
 町長選の立候補予定者説明会は22日に予定されている。

商品開発支援拡充 コロナ対応に800万円 大館市 宅配、持ち帰り宣伝など 追加策を検討中

2021-02-08
 大館市が新型コロナウイルスの影響を受けた事業者向けに、新技術・新商品開発支援事業を拡充した特別枠は25件の申請があり、申請予定2件を含めた交付額は800万円を超える見通しとなった。飲食業を中心に宅配サービスや持ち帰り品の宣伝が多く、通販用の商品開発も見られた。コロナ禍の長期化で「今が大変」と窮状を訴える声もあり、市は追加策を検討している。
 商工課によると、飲食業の申請(予定を含む)は21件。このうち宣伝広告への活用が9件で最も多く、次いで売り先に困った比内地鶏の加工品開発が6件、持ち帰りなどの商品化と通販用開発が各3件だった。飲食以外では国内限定秋田犬ぬいぐるみ販売促進、ペット店リモート(遠隔)見学の宣伝、売り上げ減対策の期間限定出店などもあった。
 対象経費の5分の4を補助するもので、交付済み額は789万3000円(2日時点)。2月中に2件62万円の申請が予定されている。上限の50万円を交付したのは8件、申請予定の1件も含め計9件となる。
 事業者からは「柔軟な補助金で使いやすかった」「コロナの影響が出始めた昨年2月以降にさかのぼることができて助かった」「通常は来店しない人にも訴求できた」などと好評。「もう少し補助してほしい」との要望や、「新年会需要がないため、まさしく今が大変」との訴えがあるのも実情だ。
 商工課は「生き残りをかける努力が感じられた」と振り返りつつ、コロナの影響が長期化していることを踏まえて「何か支援できないか検討中」との考えを示した。
 通常枠の活用状況は、単独で取り組む個社支援(補助率3分の1、上限10万円)に4件、複数の連携事業(2分の1、20万円)に1件の計5件。コロナ対応枠を設けた分、前年に比べ3件減った。例年と同様に試作開発や新商品宣伝を支援した。
 コロナ対応枠は申請に向けた相談受け付けを終了したものの、通常枠は予算に余裕がある。実施前に大館商工会議所か大館北秋商工会の推薦を得ることが条件。問い合わせは商工課(電話0186・43・7071)。

冬の自然の造形美 鹿角・中滝ふるさと学舎 スノーシューで氷瀑巡る

2021-02-08
氷瀑を眺める参加者(錦見の滝)
 凍り付いた滝「氷瀑(ひょうばく)」の景観を楽しむ冬の滝巡りが7日、鹿角市十和田大湯中滝地区で行われ、参加者が厳冬期ならではの自然の造形美を堪能した。
 NPO法人かづのふるさと学舎(黒澤正理事長)の企画。子どもから大人まで参加者約20人がスノーシュー(西洋かんじき)を装着し、中滝森林セラピーロードとなっている往復3㌔の散策路を歩いて回った。
 菅原秀樹さん(78)らガイド2人が同行し、錦見の滝(落差10・8㍍、幅12・5㍍)、湯の又の滝(19㍍、10㍍)、銚子(ちょうし)の滝(18㍍、8㍍)を散策した。
 菅原さんは「6日に気温が上がったことで氷の一部が解けたが、ここの滝は道路から近く手軽に氷瀑を楽しめる」と話した。錦見の滝では氷が大きく成長した様子が見られ、参加者は歓声を上げた。
 男鹿市から家族で訪れた船木陽翔(はると)さん(12)は「滝が凍っていて不思議。凍っている氷が青みがかってきれい」と話した。

大館市の創業支援 3年連続で目標クリア 本年度1月末 移住、女性など8件 補助金加算で後押し

2021-02-07
手作りおかずなどを販売する店を開業した小林さん㊧(大館市川口字隼人岱)
 大館市の創業支援補助金制度は5年がたち、本年度は1月末時点で8人に交付した。相談も複数あり、「年8件程度の開業」とする目標を3年連続で達成。加算要件を変更し、移住や法人設立などに手厚く配分した。市商工課は「関係団体と連携しながら引き続き創業希望者を支援したい」としている。
 同課によると、創業したのは建設業や飲食料品小売業、放送業、飲食店、通所介護施設、縫製業など。加算要件となる女性が半数を占め、法人設立には5件、歳未満に3件、移住に2件が該当した。
 川口小学校近くで昨年6月から「おかずや」を営む小林恵子さん(47)は「料理が好きで、自家栽培した野菜を使って皆に提供したかった」ときっかけを語る。地域の高齢化が進み、商店が少なくなったことも後押しとなった。煮物や揚げ物、サラダなど手作り総菜のほか調味料、菓子なども取り扱い、「事前予約の弁当販売も考えている。気軽に立ち寄れる店を目指したい」と話した。
 補助対象は店舗改装や看板設置などの「事業拠点費」、機械器具などの「設備導入費」、新聞広告やチラシ作成などの「宣伝広告費」。これら経費の2分の1(上限30万円)を助成する。上限額も本年度から5万円上乗せした。
 県外からの移住者や法人設立、地域資源(秋田杉、エダマメ、比内地鶏、きりたんぽなど)の活用で補助率3分の2に引き上げ、20万円を加算するほか、40歳未満の若年者も3分の2で10万円加算、女性は2分の1で10万円加算。最大100万円を交付する。当初予算の300万円を上回るため、追加分を予算要求している。前年度までは各要件を満たすと25万円加算だった。
 開業前に大館商工会議所か大館北秋商工会が行う個別経営指導を受講し、証明書を市から受けることが条件。市場分析や経営戦略、資金計画を立てる必要があり、申請時に事業の実現可能性を審査する。
 制度を創設した2016年度の利用は8件、17年度5件、18年度12件、19年度8件で本年度を含めると計41件。担当者は「企業で経験を積んだ後に独立するケースが多い。制度をさらに周知し、意欲ある人に寄り添っていく」と話している。問い合わせは商工課(電話0186・43・7071)。

ツキノワグマ冬眠中 寝相もいろいろ 北秋田市のくまくま園 見学会始まる

2021-02-07
おりの中で眠るツキノワグマを見学する参加者(くまくま園)
 北秋田市阿仁打当の阿仁熊牧場「くまくま園」で6日、ツキノワグマの冬眠見学会が始まった。参加者が飼育員の案内で冬眠しているツキノワグマを間近で観察し、クマの生態を学んでいた。
 冬季閉園中の園内で、普段は見ることができない冬眠中の姿を見学してもらおうと、マタギの里観光開発が主催、市が共催。打当温泉マタギの湯への入浴、マタギ資料館の見学を兼ねたイベントとして毎年参加を募っている。
 同園で飼育するツキノワグマ45頭、ヒグマ15頭のうち、個室のおりに入っているツキノワグマの雌6頭を見学できる。年齢は11~24歳。個体ごとに差はあるものの、昨年11月下旬ごろから冬眠を始め、例年はオープン前の4月中旬まで冬眠状態が続くという。
 初日となった6日は11人が参加。普段は一般の来場客が立ち入ることができない飼育スペースに入り、冬眠中のツキノワグマを観察した。案内した飼育員の佐藤明博さん(53)によると、冬眠中のツキノワグマはたまに起きて水を飲んだり動き回ったりするといい、クマの生態や個体ごとの特徴などを詳しく説明していた。
 おりで眠るクマたちは寝る場所やワラの敷き方もさまざま。おりの隅で丸くなっていびきをかくクマや、見学中に起きて敷きワラを広げたり集めたりするのを繰り返すクマの姿も見られ、参加者は熱心にクマを見比べるなどして観察を楽しんでいた。秋田市から訪れた男性(65)は「寝方にもそれぞれ個性があって面白かった」と話していた。
 冬眠見学会は28日まで、土日祝日に行う。午後1時にマタギの湯を出発する。定員は10人程度で、最少催行人数は2人。料金は大人1950円、小中学生850円。小学生未満は無料。申し込み、問い合わせは打当温泉マタギの湯(電話0186・84・2612)。
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除雪出動増で予算追加 大館市 3億3千万円専決処分 ワクチン接種へ準備費も

2021-01-31
 大館市は、除雪費と新型コロナワクチン接種関連事業費を盛り込んだ総額3億3896万円の一般会計補正予算を29日付で専決処分した。12月下旬から1月中旬のまとまった降雪で除雪車の出動が増加し、予算執行率は9割を超えていた。ワクチンは厚生労働省が2月下旬の接種開始を目指しており、市は円滑に進められるよう態勢を整える。
 土木課によると、今冬の累計降雪量は日時点で301㌢(消防比内分署調べ)。前年同期より191㌢多く、平年も上回っている。最大積雪深は12月末の60㌢。1月中旬以降に気温が上がり十数㌢まで減ったものの、多くの雪が残っている。
 降雪量の増加に伴い、除雪出動回数も増えた。全ての委託業者に指示する一斉出動は12月と1月に各4回の計8回。部分出動は大館地域で1回、比内地域で2回、田代地域で2回となっている。
 9月補正で計上した除雪経費4億5624万円のうち、委託費は3億8000万円。執行率98%に上り、このままでは予算不足が生じるとして、緊急時に議会の承認を得ない「専決処分」で対応することにした。追加した関連予算は2億9400万円で、総額7億5024万円となった。
 前年度は9月補正で4億6854万円を計上したものの、記録的少雪だったため2億7498万円の支出にとどまった。
 雪捨て場は長木川河川敷や米代川河川公園、犀川河川敷など14カ所に設けており、いずれも今のところ「余裕あり」(土木課)の状態。仙台管区気象台の1カ月予報(30日~2月28日)によると、東北日本海側は平年と同様に曇りや雪の日が多い。降雪量は「平年並みか多い」確率がともに30%となっている。
 ワクチン接種に向けた事業費は4496万円。市民に案内するクーポン券の作製・発送や用品借り上げ、予約事務委託、システム改修委託などの経費を計上した。具体的な接種方法は福祉部を中心に検討している。

2月1日の厄払いや年祝い 行事自粛、神事は少人数 着付けは予約堅調 祈祷は予約減の神社も

2021-01-31
次男の栄佑ちゃん(2)が見守る中、丸まげの支度に臨む福地さん(ウオズミ本店)
 大館市で例年2月1日を中心に行われる厄払いの神事や年祝いの行事が、新型コロナウイルスの影響で自粛、規模縮小する方向に変化している。大人数での懇親会等はほとんどなく、少人数や個人で神社を訪れて祈禱(きとう)を受ける傾向が強まっている。神社からは予約が「例年より少ない」という声も聞かれ、緊急事態宣言で往来・帰省を自粛する人が多いことも影響しているとみられる。
 厄年は日本に伝わる風習の一つで、特に数え年で男性の42歳、女性の33歳は「大厄」とされている。数え61歳の還暦も厄年とされ、神社などで祈禱を受ける人が多い。
 大館市では厄年を迎えた人たちによる「年祝い」を、2月1日前後に行う風習がある。大館市史にも「2月1日は年祝いの日でもある。厄年にあたった人はムラの神社に参詣をする」などと記されている。
 現在は2月1日前後の土日に地域ごと、中学校区ごとに集まって神事や懇親会を開くケースが多い。大館一、大館東中学区を中心とした数え42歳の男性、同33歳の女性が対象の「大館市合同年祝い会」は昨年、2月1日に約60人が参加して実施された。しかし今年は新型コロナ感染防止のため中止に。各地域でも大人数が集まっての催しを自粛する傾向が強まっている。
 このため、少人数のグループや個人で参詣する人が目立つ。大館神明社でも30日、個人で祈禱を受ける人の姿があった。藤田寿さん(60)=御成町=は妻と共に訪れ、厄を払った。「同級生の友人と来たかったが、密になってしまうと思い、夫婦だけで来た。還暦祝いも楽しみにしていたので、残念。今はなかなか人が集まる場所には行けない。妻と長男と3人でお祝いをしたい」と語った。
 27日に大館市桂城の美容室・ウオズミで「丸まげ」の支度をしてもらい、家族で釈迦内神明社を参詣した福地亜紗美さん(31)=釈迦内=は「コロナがなければ、地元(青森県弘前市)で友人と神社に行く予定だった」と話す。実家への帰省を自粛したため予定は変わったが、地元では着物を着る人が少なく「いい機会となり、地元の家族や友人に写真を見せたい」と笑顔を見せた。
 ウオズミの魚住千香子社長は「合同年祝い会が中止となり残念。しかし今年は2月いっぱい着付けの予約が入っており、友人などと個々に年祝いをする人がみられる」と傾向の変化を感じている。
 一方で厄払いの参詣者自体が少なくなった神社もある。大館八幡神社で2月末までに入っている祈禱の予約は4件のみ。福原良英宮司は「例年はグループで訪れるケースが目立つが、今年は予約自体が少ない。厄払いは地元で行う人が多いと思うので、帰省できないことが影響しているのでは」とみている。近年は時期にとらわれずに厄払いをする人も多く、「懇親会などの集まりもないし、コロナが落ち着いてから、と考える人もいるのでは」との見方を示した。

9校から力作150点集う 高文連県北支部 作品展あすまで

2021-01-31
県北9校の生徒の作品が並ぶ作品展(大館市中央公民館)
 県高校文化連盟県北支部(支部長・山田浩充能代高校長)主催の第16回県北地区作品展が30日、大館市中央公民館で始まった。写真、絵画、書道など県北9校から生徒の力作150点が並び、来場者の目を楽しませている。2月1日まで。
 地域住民に文化部の活躍を紹介しようと毎年開いている。県高校総合美術展(昨年11月・秋田市)に出品した作品を中心に展示。市内3校の出展作は全て並べた。
 このうち北鹿から、同美術展で特賞を受賞した佐藤美桜樹さん(国際情報2年)の「黙考」(写真部門)、木村木の実さん(花輪2年)の「秋麗」(美術・デザイン部門)の2作品は、来年度の全国高校総合文化祭(7月31日~8月6日・和歌山県)に出品される。
 作品展の事務局を務める中嶋美紀子教諭(大館鳳鳴)は「新型コロナウイルスの影響で、さまざまな活動が制限される中、生徒たちが懸命に取り組んできた作品をこの機会に見に来てほしい」と呼び掛けている。
 作品展は午前9時から午後5時まで(最終日は同3時)。

市街地循環バス 12月1便平均8・6人 北秋田市 利用者数が最高に 「市民の足」定着進む

2021-01-30
利用者数が運行開始以来の最高を更新した北秋田市の市街地循環バス(コムコム前)
 北秋田市が取り組む鷹巣地区の「市街地循環バス」は、昨年月の1便当たりの利用者数が8・6人となり、2019年12月の運行開始以来、最高を更新した。市が目標としてきた実証運行時の1便平均3・96人を4・64人、これまでの最高だった7・5人を1・1人それぞれ上回った。市は「降雪が続いたこともあるが、市民の足として定着してきているのでは」などと話す。
 市街地循環バスは、買い物弱者の足の確保を図るとともに、免許返納者を含む高齢者の移動手段とすることを目指した事業。ルートは、イオンタウン鷹巣を起点・終点に、高野尻、東中岱、南鷹巣、宮前町の各公営住宅団地を周回。いとく鷹巣ショッピングセンターや鷹巣駅前、市役所前に停留所が置かれているほか、市民ふれあいプラザコムコム前は2回、停車する。
 便数は、平日が午前9時から午後3時までの1時間ごとにイオンタウンを出発する計7便、土曜・日曜と祝日は正午と午後2時発を運休する5便。運賃は大人100円、小学生と障害者手帳所持者は50円に設定した。
 市総合政策課によると、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言などで、4月の利用者は947人(1便当たり4・9人)、5月は790人(同4・1人)と1000人を下回っていたものの、6月には1070人(同5・5人)に回復。7月は1181人(同6・0人)、8月は1170人(同6・3人)、9月は1257人(同6・6人)と増加し、本年度上半期の合計は6415人、1便当たりの平均は5・人となっていた。
 下半期に入っても順調に推移し、10月は1272人(同6・4人)、11月は1275人(同6・8人)。12月には前月を400人以上も上回る1686人(同8・6人)が利用した。4月から12月までの利用者の合計は1万648人、1便当たりの平均は6・1人となった。
 市は、実証運行時の1便当たり平均3・96人を目標に掲げてきたが、本格運行開始後は一度も下回っていない。これまでの最高は昨年2月の7・5人だったが、昨年12月は1・1人上回り最高値を更新した。

ワクチンは診療所で 小坂町 臨時議会で予算可決 3月中旬まで「接種券」

2021-01-30
一般会計補正予算案を原案可決した臨時議会(小坂町役場)
 小坂町の臨時議会が129日開かれ、新型コロナウイルスワクチンの接種へ向けた経費と、老人憩いの家「あかしや荘」改修工事の設計委託料を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案を原案通り可決、閉会した。ワクチンは「集団接種」ではなく、町診療所で個別に行う方式を採用する方針。
 一般会計の補正予算額は826万3000円で、補正後の総額は49億8964万7000円。ワクチン接種関連は576万3000円で、事務費、印刷製本費、医薬材料費、システム改修の業務委託料などが内容。
 計画によると、医療従事者に続き、3月下旬から65歳以上の高齢者に接種を始めることを目指している。同中旬までに接種券(クーポン券)を送付する予定。医療従事者は3月までに2回、高齢者は1回接種し、2回目は4月以降を予定している。
 ただ、接種の日程については、政府の担当大臣が高齢者は4月以降になると発言するなど流動的。町は「情報は少ないが、当初計画で準備を進めるしかない」と話している。接種方法は「集団接種」ではなく、診療所で個別に行う「医療機関接種」方式を採用する予定。
 あかしや荘は、国の基準を超えるレジオネラ菌が浴槽水から検出され、昨年6月から休業している。細越満町長は昨年12月、再開へ向け改修工事を行う方針を表明。沸かし湯による再開を想定して設計を行う。設計は新年度にずれ込む見込みで、再開は2021年度内を予定している。
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