本文へ移動

今日のニュース

今月のニュース
RSS(別ウィンドウで開きます) 

Go To イート 食事券の販売開始 25%上乗せ 北鹿の窓口も取り扱い 予約なし何度も購入可

2020-10-21
「Go To イート」プレミアム付き食事券の販売が始まった窓口(北都銀行大館支店)
 国の飲食業界支援事業「Go To イート」のプレミアム付き食事券販売が20日、県内で始まった。1枚1000円の食事券を5枚組1セットとして4000円で販売するもので、購入額に25%が上乗せされる。北鹿地方の金融機関やスーパーでも取り扱われ、初日から券を買い求める人の姿があった。
 本県では「秋田お食事券」の名称で販売される。発行枚数は500万枚。1回の販売は5セットまでだが、何回でも購入できる。事前予約は必要なく、窓口で誰でも買える。
 取り扱っているのは秋田銀行、北都銀行の本支店のほか、イオンスーパーセンター、マックスバリュなどのスーパー、一部のコンビニエンスストアと商業施設。販売期間は来年1月31日まで。来年3月31日まで県内の登録店舗で使用できる。
 参加できる店舗は県内で営業する飲食店で、コロナ感染防止対策に取り組んでいることが条件。テークアウト専門店や、接待を伴うキャバレー、クラブなどは対象外。20日現在、北鹿地方の約90店舗を含む計約900店舗が登録されている。
 販売初日となったこの日、北鹿地方では北都銀行の専用窓口に券を購入しに訪れる人の姿があった。混雑はなく、緩やかなスタートとなった。同行大館支店の担当者は「手軽に誰でも購入できるので、忘年会や新年会にも活用してもらえれば」と話した。
 「Go To イート」は飲食店や食材を供給する農林漁業者を支援するため、農林水産省が実施。各都道府県単位で行う食事券販売と、インターネットの予約サイトを通じた飲食店利用者・予約者へのポイント付与の2本立てとなっている。ポイント付与は既に全国で始まっている。
 秋田県事務局では来年2月27日まで、引き続き登録店舗を募っている。ホームページ(https://gotoeat-akita.com)やファクス、郵送で受け付ける。問い合わせはジェイアール東日本企画秋田支店内の事務局(〒010=0001、秋田市中通7丁目1の2の3、電話050・3183・0216、FAX018・831・0498)。
 

新年度予算編成 トップ不在でスタート 上小阿仁村 査定は新村長が実施へ

2020-10-21
上小阿仁村の予算編成会議(開発センター)
 上小阿仁村の予算編成会議が20日、開発センターで開かれ、各課の担当職員に2021年度当初予算案の編成方針が示された。村長職務代理者の田村秀幸総務課長は冒頭、「村長が死去し、副村長もいない異常事態。職員一丸となって乗り切りたい」とあいさつ。「新村長が査定を行う。政策転換はあるかもしれない」としながらも「課題解決への取り組みを進めて」などと述べた。
 村総務課によると、20年度の普通交付税は消費税率の引き上げ等に伴い、前年度比約6800万円増の14億2400万円となった。一方で、今後の地方交付税については「決定率の見直しなどで減少が予想される」と説明。「見通しは厳しいものがある」とした。
 その上で「安心して働き子育てできる環境づくりや、少子高齢化・人口減少への対応などの課題には、事業の検証を行いながら果断な対応が必要になる」ことを強調。新型コロナウイルス感染症対策についても「都市部ほどの影響はないにしても、村民の正常な生活や地域経済の活性化を図るための対応が求められる」との考えを説明した。
 21年度予算の編成に当たっては「村長不在という不測の事態の中、始まることになる。大幅な意識改革で事務の効率化を図るとともに、ウィズコロナ、アフターコロナといった社会の変化に迅速に対応しながら、持続可能な行政サービスの実現を目指す」との方針を示した。
 田村総務課長は「中田村長が亡くなる前、予算について『外部に対して、村をPRできる施策を進めてほしい』と話していた。これまで取り組んできた事業の見直しを図りながら、拡充を図ってほしい」などと指示。
 「新しい村長が査定を行うことになる。政策転換はあるかもしれないが、事業の効果を上げることや、課題解決に向けた取り組みを進めてほしい」と呼び掛けた。
 各課からの予算要求の締め切りは11月18日。総務課長による審査の後、来年1月上旬から村長査定を行い、2月下旬に村議会へ示すことにしている。
 

弘前市でクラスター 警戒強める北鹿地方 新型コロナ 不要不急の往来自粛など 修学旅行、急きょ中止も

2020-10-21
 青森県弘前市内の飲食店で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生し、感染が広がっていることを受け、弘前地域と往来の多い北鹿地方では感染拡大に警戒を強めている。大館市教育委員会は児童生徒に感染地域への不要不急の往来自粛を呼び掛けている。小学校では弘前を訪れる修学旅行を急きょ中止したほか、宿泊施設では青森県内からの予約がキャンセルになるなど影響も出ている。
 青森県によると、今月12日に弘前保健所管内で2人の感染が判明し、14日以降、連日感染者が確認された。弘前市内の飲食店でクラスターが発生したとみて、15日に店名を公表。関連する感染確認は50人を超え、飲食店の従業員や客のほか、同居人や職場関係者などに広がっている。青森市や五所川原保健所管内などでも感染が確認されている。
 大館市教委は「弘前市は生活圏域で、週末に県をまたいだ移動が想定される」とし、16日に小中学校に感染防止対策を指示した。部活動やスポーツ少年団活動は、感染者が出た地域との対外試合など交流の自粛を呼び掛けた。
 児童生徒、教職員には対象地域への不要不急の往来を避け、やむを得ない場合は校長に事前に届け出をし、帰宅後の健康観察を徹底するよう協力を求めた。市教委は「通院などで弘前に行く場合があり、各家庭に対し強制力を持つものではないが、感染状況を情報提供し、注意を払ってほしいと指示を出した」と話す。
 大館市の小学校1校では、19日から1泊2日で弘前市など青森県内での修学旅行を計画していたが、感染拡大を受け、16日朝に中止を決定した。今後、代替案を検討する。
 大館市内の宿泊施設では、青森県内からの宿泊予約が「迷惑を掛けるといけないから」との理由で一部キャンセルに。担当者は「消毒の徹底や食堂全席にアクリル板を設置するなど対策を徹底するしかない」と気を引き締めた。
 小学6年と年中の子どもを育てる母親(39)=大館市釈迦内=は「週末に弘前に映画を見に行く予定だったが、取りやめた。弘前駅前の『ヒロロ』内にある遊び場を利用しているママ友が多く、感染が収まるまで行けないと残念がっている」と話した。
 弘前市では各種イベントが中止され、市は市内飲食店に31日まで休業協力を要請。小中学校は臨時休校している。
 

エダマメ シンガポールに計176㌔ 今季の輸出実績 香りや食感が好評 秋田犬ツーリズム

2020-10-20
シンガポールに輸出したエダマメ(8月、大館市)
 大館、北秋田、小坂、上小阿仁4市町村の観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズム(中田直文会長)は、地元産エダマメをシンガポールに輸出する販路拡大事業の今季実績をまとめた。8月中旬から9月下旬にかけ、テスト発送も含め計176㌔を出荷。現地の飲食店などから「香り、食感が良い」と好評で、「来年もぜひ続けたい」との意向を確認した。
 輸出向けのエダマメを生産したのはファーム畠山(大館市松峰)、佐藤ファーム(同市川口)、たかのすファーム(北秋田市綴子)、本間武夫さん(大館市比内町中野)の4農家。8月17、22日にテスト発送し、9月28日まで12回にわたり「ゆかた娘」「あきたほのか」など5品種を出荷した。このうち約3割は枝葉付きだった。
 新型コロナウイルスの影響に伴う航空機の減便で、シンガポールまで1週間かかったが、糖度低下は10%減にとどまるなど、鮮度をある程度保った状態で届けることができたという。同国最大の電子商取引(EC)サイトでは、200㌘500円で出品すると毎回完売する好調ぶり。レストランやカフェが取り扱い、塩ゆでのほかパスタやサラダなどの具材として提供したところ「香り、食感が良い」との評価を得た。コーヒーのつまみとして客単価が増えるケースもあった。
 担当者は「生エダマメがほぼ流通していないため、非常に関心が高かった。枝葉付きも珍しいだけでなく香りが増し、高い評価をいただいた」と手応えを実感。「生産者に自信を持ってほしいと改めて感じた。来年は早生(わせ)種から輸出したい」と意欲を示していた。
 

除雪総延長869㌔ 大館市の今冬計画 民間業者に87%委託 作業状況、HPで公開

2020-10-20
 大館市は、今冬の道路除排雪計画をまとめた。歩道を含む除雪総延長869・4㌔のうち87・6%、762㌔を民間74業者に委託。除雪車運行管理システムや除雪センサーを活用しながら的確に出動するとともに、インターネット上の市ホームページ(HP)で作業状況を公開する。
 車道除雪は市内を19ブロック(大館地域9、比内・田代地域各5)に分け、職員のパトロールや除雪モニター、気象予報を基に出動指示を出す。原則として、午後10時にエリアごとに降雪10㌢か早朝までに10㌢を超えると判断した場合、作業は午後11時~午前6時としている。
 午前3時に15㌢以上の降雪があった場合は、幹線道路の除雪を午前7時まで実施するよう指示した上で、その他の道路については通勤・通学時間帯を考慮し、午前9時から作業する。歩道除雪は、降雪10㌢か早朝までに10㌢を超えると判断した場合、担当業者が自社判断で午前7時までに行う。
 委託業者を対象にした除雪説明会は20、21日に比内総合支所で開く。
 県と連携し、市道御成町片山根下戸線(片山―御成町)2・9㌔を除雪してもらう一方、県道4カ所(大館市十二所―十二所、大滝温泉駅前―大滝、花岡町字前田―花岡町字二井山、扇田駅前―比内田代線)計2・7㌔は市が担う。
 雪捨て場は▽長木川河川敷(鳳凰大橋下流)▽沼館(エコプラザ脇)▽長木川河川敷(天神)▽柄沢(秋田地方法務局大館支局隣)▽松峰(松峰橋花岡側)▽犀川河川敷(森越橋上流)▽同(中野―柄井沢)▽同(川久保)▽同(犀川橋上流)▽米代川河川緑地(外川原橋下流)▽早口川河川敷(高岨橋下流)▽岩瀬川河川敷(岩瀬橋下流)▽同(越山橋下流)▽山田川河川敷(前田橋下流)―の14カ所。住宅街に近い場所の開放時間は午前8時半~午後7時と設定、受け入れ許容量が少ない柄沢については2㌧車までの搬入に制限する。深夜排雪を希望する場合は松峰を開放する。
 9月補正予算で措置した除雪費・除雪関連経費は4億5624万円。除雪出動式は11月24日午前11時から観音堂地内の自動車車庫、25日午後2時から比内除雪ステーション、同3時から田代地域の建設機械車庫で行う。
 
RSS(別ウィンドウで開きます) 

新沢さん(国際)に特賞 高校写真部県北支部展 きょうまで一般公開

2020-09-07
特選に選ばれた新沢さん撮影の「彼女の向かう先は…」
 第35回県高校文化連盟写真部会県北支部展が7日まで、北秋田市文化会館で開かれている。県北地区の写真部に所属する高校生が撮影した131点が出品され、特選には新沢楓さん(大館国際情報高1年)の「彼女の向かう先は…」が選ばれた。
 各校写真部員の技術や知識、鑑賞力の向上を図るほか、地域住民に部活動の成果を広く紹介しようと毎年開催。4日に北秋田市のコンドウダイスケさん(アキテッジ)が審査や撮影に関するアドバイスなどを行った。計9校の生徒の作品から、特選1点、準特選3点、入選33点を決めた。
 特選に選ばれた新沢さんの作品は、廊下奥の暗闇とうつむいた女子生徒の髪色が同化して見え、独特の雰囲気を漂わせている。このほか館内ロビーには風景や人物、学校行事の様子などを撮影した多彩な作品が来場者を楽しませている。一般公開は7日午後2時まで。最終日には表彰式を行う。
 特選以外の結果は次の通り。
 ▽準特選=渡邉玲奈、木村幸(以上国際情報)、加藤羽純(北鷹)
 ▽入選=畑澤秀至、柳館拓海(以上小坂)、杉澤美羽、辻紅空、阿部菜奈美(以上大館鳳鳴)、山本翔太、虻川璃緒、畠山優来、岩谷樹里、虻川暖人(以上大館桂桜)、今川優奈、木村智乃、木村崎、佐々木琉衣、佐藤美桜樹、横井桜(以上国際情報)、岩井映璃、工藤結衣、細田未来、春日碧、本間琴音、佐藤都美(以上秋田北鷹)、吉方杏花佐藤礼菜、伊藤響、小林花歌(以上能代)、山崎明莉、福田麦、工藤愛華(以上能代松陽)、石川眞希、小林凜子(以上能代工業)、佐藤愁椰、鈴木堅太朗(以上能代西)
 ▽学校対抗 ①国際情報②秋田北鷹③大館桂桜

新型コロナ 職員の感染を想定 業務継続計画作成へ 大館市 テレワーク導入検討

2020-09-06
 大館市は、職員が新型コロナウイルスに感染した場合を想定し、行政機能を維持する「業務継続計画(BCP)」の作成を進めるとともに、職場以外で働く「テレワーク」の導入へ本格的な検討に入った。地区公民館を活用するサテライトオフィス(出先拠点)や在宅勤務などを模索しており、年度内に一定の方向性を示したい考え。
 新型コロナは、感染者が一人でも確認されると濃厚接触者も出勤できなくなり、職場が機能不全に陥る可能性がある。感染拡大のレベルに応じた業務の絞り込みや人員確保策などをBCPに盛り込み、第2波に備える。大地震や大規模水害を想定した現行計画とは別に定める方針で、非常時優先業務の洗い出しを行っている。
 業務を継続する手法の一つとしてリスク分散を図るため、公民館や会議室などを利用するサテライトオフィスも計画に入れる。クラスター(感染者集団)が発生した場合の窓口業務については、4月に職員の応援態勢を整えている。
 サテライトオフィスや在宅勤務などを含むテレワークの導入に向けては、係長級職員を中心とした庁内検討会議が先月24日に発足。非常時だけでなく普段からテレワークを利用し、出勤者が少なくても業務に支障が出ない体制づくりを目指す。次10月上旬は情報管理など各課の課題を話し合うことにしている。
 先進地事例として職員の分散勤務を取り入れた青森県むつ市から資料を取り寄せており、早ければ年度内に関連費用を予算化したい考え。
 9月議会一般質問で「新たな日常の構築に向けた対応は」と問われた福原淳嗣市長は、「感染防止と経済活動を支えるためデジタル技術をより一層活用しなければならない」と強調。「市が参画する県自治体クラウド協議会で、県独自の自治体間クラウド導入について協議が進められている」とした上で、「情報システムの在り方について、市も自ら機器を所有する方式からサービス利用方式へと転換を図り、行政の効率化を進めたい。デジタル化の本質は、前例にとらわれない現場の仕事の進め方改革にこそある」と述べた。

米代川源流自然の会 「鹿角の自然 後世に」 上沼牧野跡 4種類900本を植樹

2020-09-06
霧が立ちこめる中で広葉樹を植樹する参加者たち(上沼牧野跡地)
 米代川源流自然の会(宮野和秀会長)は5日、鹿角市花輪の上沼牧野跡地で植樹会を行った。約50人が参加し、ブナなど4種類900本の苗木を植え、広葉樹の森復元に願いを込めた。
 上沼は県道田山花輪線の岩手県境付近の峠「花輪越」から北側の山道に入った所にある国有地。標高約800㍍。市営牧場だったが2003年に廃止され、国に返還された。災害に強く保水力に富んだ広葉樹の森を復元しようと、米代東部森林管理署や県と協議し、「上沼の森植樹会」として05年から開催し、14回目。
 国、県、市、森林組合、ロータリークラブ、会員らが参加。ブナ、ミズナラ、ヤマボウシ、ベニヤマザクラの4種類900本の苗木を50㌃の区画に植樹した。
 市街地は晴れていたものの、標高が高い会場は霧に覆われ、肌寒さを感じさせる気候。風も吹き、参加者は苗が倒れないように丁寧に植えていた。宮野会長は「森林に対する興味を持ってもらう活動を続け、鹿角の大切な自然を後世に残していきたい」と話した。
 今回初めて参加したという市内の男性(20)は「昨年から自然の会のメンバーになった。鹿角市の自然が豊かになってほしい」と苗の成長に願いを込めていた。

大館市 スポーツ夢授業 ラグビー秋田NBと協力 官民連携で子どもたちに夢

2020-09-06
秋田NBの選手らが訪問し、大館南小学校で今年2月に行われた県のスポーツ国際交流員派遣事業
 大館市は、県内のスポーツチームと協力し、子どもたちとの交流を図る「スポーツ夢授業」を実施する。初回は秋田ノーザンブレッツラグビーフットボールクラブ(秋田NB)の選手、スタッフが25日から10小学校を訪問し、児童と競技に親しむ。地元企業の協力を得ながらの運営で、今後、官民連携企画のモデルケースとしての役割も期待される。
 主催は秋田NB、大館市、北鹿新聞社。秋田NBが地域活性化や社会貢献を目的に、本年度立ち上げた「ラグビー夢授業」を県内で先駆けて実施する事業。
 授業ではオーストラリア出身のジェイコブ・マッケラ選手、ニュージーランド出身のコナー・ウィホンギ選手、チームディレクターの花岡伸明さん(大館鳳鳴高出)ら選手、スタッフ5人が各校を訪問する。チームの練習方法紹介や簡単なゲームなどで児童と一緒に体を動かし、ラグビーの魅力を伝える。皮切りは25日の上川沿小で、12月まで計10校で実施する。
 ラグビー夢授業は、今後取り組みを全県に拡大する予定。同市では、秋田NBのほか、バスケットボールの秋田ノーザンハピネッツ、サッカーのブラウブリッツ秋田といった県内のトップチームとの連携を深め、子どもたちに「夢を持つことの素晴らしさ」、「夢に向かって努力することの大切さ」を伝えていく。地元企業複数社の協力も得ており、官民による事業運営のモデルケースとして、次回以降の活動につなげていく。
 スポーツ振興課では「スポーツを通じ、子どもの競技力向上や人づくりにつなげていきたい。企業との連携も深めながら、地元のスポーツイベント、まつりなども盛り上げていければ」としている。
 日程は次の通り。
 ▽25日=上川沿▽30日=桂城▽10月19日=西館▽11月2日=早口▽6日=東館▽13日=長木▽19日=成章▽24日=有浦▽27日=釈迦内▽12月11日=城西

イノシシ目撃・被害 すでに前年上回る9件 大館市 ネギ掘り返しや稲踏み倒し

2020-09-05
田のあぜ道をイノシシが鼻で掘り返したとみられる跡(8月11日、大館市大披)=市林政課提供
 大館市で本年度、イノシシの目撃・被害が9件(8月20日現在)となり、前年を上回っている。7月以降に相次ぎ、野菜の食害や稲の踏み倒しなどの農作物被害も確認された。市林政課は「畑に誘因物を置かないなど、対策はクマと同じ」とし、市ホームページに目撃場所を示した地図や生態の解説を掲載して注意を促している。
 市で初めてイノシシが確認されたのは2016年度で、車と衝突して死んだ1頭が見つかったほか、3頭の目撃があった。17年度は外川原でジャガイモの食害など2件、18年度は長走で1頭が目撃された。19年度は比内地域を中心に目撃・被害が8件あった。
 本年度は4月26日に比内町八木橋で、田の作業道や畑に掘られたような跡があり、林政課は「イノシシが鼻で掘り返した可能性が高い」とみている。同30日は比内町笹館で2頭が目撃された。5月7日は八木橋の畑で3頭の目撃があり、ネギ畑の掘り返しも発見された。八木橋では8月5日にも田のあぜ道を歩く1頭が目撃された。
 7月28日には比内町大葛の畑で足跡とカボチャの食害が、8月7日と14日には十二所の田で稲の踏み倒しや足跡などが確認された。大披地内では、8月11日に掘り返しの跡が田で見つかり、8月13~14日にかけても稲の食害や踏み倒しのほか、走り去る1頭(約80㌢)が目撃された。
 林政課は同じ地域で出没や被害が続いていることから、「家族など集団で生息していると考えられる」と話す。本年度から市ホームページに出没や目撃場所を示した地図を掲載。農作物被害対策については「イノシシは縄張り意識が低く、一度侵入された農地に次々と現れて被害が拡大する」とし、トタンや金網による柵や電気柵の設置が効果的と説明する。警戒心が強いため、草刈りで田畑周辺の見通しを良くして隠れ場所をなくし、餌になる廃棄果樹などを放置しないことも呼び掛ける。
 おりの設置も試みたが捕獲に至らず、林政課は「捕獲実績が多い友好都市の茨城県常陸大宮市に研修に出向くことも検討したい」としている。
 一方、市内でのクマの目撃は8月20日現在、前年同期に比べ19件少ない47件。トウモロコシやナシなどの農作物被害は前年同期から1件減の13件だが、警察や市に連絡していないケースもあるとみている。

 
印刷に関するご案内
ご案内
広告に関するお問い合わせ
お問い合わせ
購読のお申し込み
購読お申し込み
掲載写真のご購入
ご購入お申し込み
後援のお申し込み
資料請求
記事・写真等2次使用について
資料請求
株式会社 北鹿新聞社

〒017-0895
秋田県大館市字長倉79
TEL.0186-49-1255(総務課)
FAX.0186-43-3065(総務課)
 
*日刊新聞発行および一般印刷*
TOPへ戻る