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厚生委 建設候補地4カ所示す 建て替えの新斎場整備 大館市12月議会・常任委

2019-12-05
新斎場の建設候補地が示された厚生委(大館市役所)
 大館市の12月定例議会は4日、4常任委員会の審査が始まった。厚生委(田中耕太郎委員長)は、本年度中に策定する新斎場整備基本計画の進捗(しんちょく)状況について報告を受けた。小柄沢墓園内にある現斎場は老朽化により「建て替え」の基本方針が示されており、市民課が建設候補地として市有地、民有地4カ所を示した。この4カ所に加え、現在地周辺に候補地がないかを検討し、庁内の検討委員会で協議する。
 市斎場は1979年4月に供用が開始された。施設の老朽化が進んでいるとし、2018年度に市の部長級職員で組織する斎場整備庁内検討委員会(委員長=虻川正裕市民部長)を設置。検討委は「建て替え」を基本方針とし、現在地一帯は土砂災害警戒区域に指定されているため、「現在地に限定せず、他の候補地も評価・検討し適地を選定したい」と方向性を示した。市は6月補正予算に基本計画策定業務委託費約995万円を計上し、委託業者が来年3月までに計画を策定する。
 同課によると、第1次候補地70カ所の中から、市街地からのアクセス、住宅などからの距離、面積などの条件を満たす候補地を現地調査し、土地の形状など総合的に判断して第2次候補地11カ所を選定。庁内各課にヒアリング調査し課題のある候補地を外し、第3次候補地4カ所を絞り込んだ。
 候補地は▽川口字下鳴滝地内の原野(市有地)▽商人留字田ノ沢地内の池沼、原野(市有地)▽出川字下屋布岱、出川字上野地内の山林など(民有地)▽花岡町字観音下地内の雑種地(民有地)―。現在地については「面積を確保するために山を削る必要があり、新たな土砂災害の危険が発生する。委託業者が周辺地域に候補地がないかを検討している」と報告した。
 委員から「住民への説明をしっかり行ってほしい」と意見が出され、同課は「4カ所の候補地から今後さらに絞り込まれた段階で各町内に説明に出向きたい」と述べた。
 今後は庁内検討委員会が協議し、建設候補地を1カ所または複数カ所に絞り込み、基本計画に盛り込む。同課は「建設地によってスケジュールが変わるが、2023~24年度の新斎場完成を目指したい」としている。
 市立総合病院事務局は、来年3月末で任期満了を迎える病院事業管理者について、現管理者の佐々木睦男氏を再任する予定と報告した。任期は4年で、佐々木氏は2008年4月に就任し、現在3期目。

かづの商工会 「お店学校」109人が受講 13事業所が21回開講 8割超が「大満足」

2019-12-05
 かづの商工会は、8月から2カ月間行った「お店学校」の実績をまとめた。商店や工場のスタッフが講師となり、プロの技を客に伝える講座。13事業所が21回開講し、延べにして109人が受講した。参加者の82%が「大満足」と回答。「またお店に来たい」は94%に上り、反応は上々だった。
 全国的に行われている「まちゼミ」の鹿角版。お店や工場、事業所のスタッフが講師、を務め、客を対象にミニ講座を開講。店に足を運んでもらうとともに、受講者はプロの知識や知恵に触れることができる。初めての事業で、8月2日から9月23日まで行った。
 小売店、みそ・しょうゆ製造会社、写真店、花店、日本料理店、薬店、自動車整備工場など幅広い業種から13事業所が参加。内容は日本酒の選び方、和菓子作り、スープやミズのたたき作り、カメラ一眼レフ撮影、ラッピング、漢方やファスティング(断食)など多彩に行われた。
 開講されたのは計21回。受講者は延べ109人。1回当たり5・2人の参加となった。参加者に対するアンケートでは、講座に「大満足」が82%、「満足」が17%で反応はよかった。「またお店に来たいと思ったか」という質問には、94%が「また来たい」と回答した。
 感想を記入してもらったところ、「プロの技術を見て感心した。楽しかった」「初めてのことだらけで、本では理解できないことが理解できた」「一度も行ったことがないお店だったが、また行きたい」「お店の雰囲気がすてき」などの声が寄せられた。
 商工会は「お客さまに気軽にお店に入っていただけるきっかけづくりを目的に実施した。また参加したいという感想が多く寄せられた」として、来年度も継続する予定。

「見守りカメラ」設置計画 大館市釈迦内 「地域のモデルに」 大館署長招き勉強会

2019-12-05
防犯カメラの必要性を確認した勉強会(大館市釈迦内公民館)
 大館市釈迦内の住民たちが、子どもや高齢者など社会的弱者を事故や犯罪から守るため、防犯カメラの設置に向けた計画を進めている。設置による有効性の共通理解を図ろうと、同地区まちづくり協議会(伊藤秀夫会長)が3日、釈迦内公民館で、加藤伸一大館署長を講師に招いた勉強会を開いた。
 同地区は、人口減や見守り活動に取り組む関係団体住民の高齢化などを理由に、過去にも何度か設置を検討。協議会の会合で市に求めたほか、2016年には市防犯協会が設置補助に関する要望書を提出している。行政側は防犯の効力を認めつつ、プライバシーや設置場所、データ管理等を課題として話は進展していなかった。
 勉強会は必要性を再確認して、設置に動き出そうと企画。交通安全関係団体や婦人会、学校PTAなど25人ほどが参加した。
 加藤署長は「今は街に人がおらず、いてもスマホを操作して見ていない。人の目に代わる存在が必要」と言及した。県内の防犯カメラ設置の現状は、金融機関やコンビニ等以外で、民間企業への設置は少ないと説明。検挙事例を挙げながら、犯罪抑止や社会的弱者を守ることにつながる通称「見守りカメラ」として有効性を説いた。
 事業所での設置には第一に自社セキュリティー強化を掲げた。同地区については国道7号沿いへの事業所に点在させるなど「外への設置分を一部街頭も映すようにして、有事に生かしてほしい」と提案した。「点を線、面につなげ、地域の防犯につなげる。大館のモデル地区として進めてほしい」と期待、指導助言などで継続して協力するとした。
 質疑応答では「プライバシーと安全をてんびんにかければ必要性は理解できる」などと、参加者が設置に向け前向きな姿勢を感じさせた。
 今後は釈迦内本郷会が中心となり、設置や経費負担などを担う予定。学校等の意向も踏まえながら、設置予定の事業所等への助成や設置場所などを検討していく。伊藤毅副会長は「必要性の共通認識を持てた。住民に理解をいただきながら進めていきたい」と話した。

林政専門家を雇用へ 大館市12月議会・一般質問 イノシシ目撃は最多

2019-12-04
一般質問が行われた本会議(大館市役所)
 大館市の12月定例議会は3日、前日に続いて本会議を開き、6議員が一般質問を行った。林業政策について福原淳嗣市長は「林業に関する知識と経験を持つ地域林政アドバイザーや森林組合退職者を雇用するなど人材の確保、育成に取り組む」との考えを示した。本年度のイノシシ目撃情報は比内地域中心に3件7頭で「過去最多」とし、「出没しにくい環境整備を進める」と述べた。
 登壇したのは佐々木公司議員(令和会)、明石宏康議員(市民の風)、相馬ヱミ子議員(同)、笹島愛子議員(共産党)、花岡有一議員(令和会)、岩本裕司議員(市民の風)。
 林業成長産業化地域創出モデル事業の推進を問われた市長は「策定中の第2期総合戦略で林業を軸とした地域産業の成長実現に向けた取り組みを掲げている」とし、「木材の需要拡大を図るなど伐期を迎えた森林資源の有効活用を進めるとともに、伐採後の適切な再造林で循環システムを構築する」と答弁。その上で林野庁の「地域林政アドバイザー制度」を活用した専門家の確保に取り組む考えを示した。
 市内のイノシシ出没状況については「2016年5月に初の目撃情報が寄せられ、本年度は比内地域を中心に3件7頭。これは過去最多で、このうち2件は稲が踏み倒される被害があった」と述べ、「市民に生態や行動、危険性を周知し、農作物被害への対応として緩衝帯整備の推進や誘引物撤去の周知などに努め、出没しにくい環境を整える」と強調した。
 秋田市新屋への地上配備型迎撃ミサイル「イージス・アショア」配備計画に対しては「新屋配備の議論とシステムの必要性の議論は切り離して進めるべきだ」とした上で、「ミサイルによる攻撃の可能性が捨てきれない状況下でシステムの必要性は感じている」と答えた。さらに「大館市に近い場所が候補地として示された場合、市民の問いに丁寧に説明する必要がある。説明責任を果たせるよう防衛省の再調査結果を検証しなければならない」と述べた。

4㍍のXマスツリー 北秋田市の北欧の杜 イルミネーション点灯

2019-12-04
高さ約4㍍のツリー(奥)とレンガ壁に飾られたイルミネーション(北欧の杜パークセンター)
 北秋田市の県立北欧の杜公園パークセンターに、高さ約4㍍のクリスマスツリーがお目見えした。青色や白のイルミネーションが点灯し、師走の園内を華やかに演出している。25日まで。
 管理する公園事務所が冬の誘客策として1日、1階ホールに設置した。公園内に植栽されているマツ科・トウヒの間伐材を活用。雪をイメージした白い綿を枝先に載せたり、星型の電飾を最頂部に取り付けたりした。木全体を覆うように青色や白の発光ダイオード(LED)の電飾を垂らし、降り注ぐような光を演出した。
 すぐ脇のレンガ壁にも黄色のイルミネーションとクリスマスリースを飾り付けた。ツリーと一体の雰囲気を醸し出している。
 点灯は午前9時から午後5時まで。暗くなり始める午後4時ごろには、点滅する電飾の光が周囲を優しく包む。担当者は「市内で4㍍近い高さのツリーは珍しいのでは」とPR。ツリーと一緒に「自由に弾けるピアノがホールにあり、クリスマスソングを弾いて楽しんでもらえれば」と話した。
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教育の「プラットフォーム」 より良い学び考える 大館、北秋田両市で開幕 全国から校長ら140人

2019-11-09
公開された授業について協議する参加者(大館市北陽中学校)
 小坂町の細越満町長は、町政運営の指針となる次期総合計画の策定に向け、町民と意見を交わしながら第5次総合計画(2020年度まで)を検証する「懇談会」を町内5地区で開催する。7日夜、上向地区を皮切りに始まり、出席した住民から、定住の促進につなげるための魅力あるまちづくりや子育て支援の充実などが求められた。
 町側は幹部職員、同地区から住民10人が出席。町長は「住民の意見を聞き、必要な施策を次期計画に盛り込むなどして、安全安心、住民が幸せなまちづくりを考えたい」とあいさつした。
 第5次計画では「定住促進」「地元産業間の連携による地域活性化」「安全・安心な暮らし地域づくり」の三つを重点プロジェクトに掲げている。各重点プロジェクトの取り組みについての説明に続き、意見を交換した。
 住宅の新築・リフォームに対する助成、若者向けの住宅整備などを進めている定住促進について住民は、町内企業に勤務する多くが町外の民間の賃貸住宅(アパート)を利用している現状を指摘。「住んでみたいと思わせる魅力、小坂に住んでもらえるようなまちづくりをしなければならない」と求めた。
 保育料の軽減や高校生までの医療費無料化、給食費の助成などを展開している子育て支援について、住民は「第1子から助成する取り組みがあると、町内で出産したいと思う人も出てくるのではないか」と提案した。
 このほか、住民からは資格取得支援事業の実績や加工用ジャガイモの試験栽培、ワインの乾杯条例の浸透状況、町内で水害発生の危険性が高い場所、十和田湖の和井内整備、空き家の対応などに対する質問、意見が出された。
 懇談会は年内で終える予定。川上地区は28日、中央地区は12月13日に計画し、七滝、十和田湖両地区は調整中。

第5次総合計画検証へ 地区懇談会スタート 小坂町細越町長 子育て支援など求める声

2019-11-09
次期総合計画の策定に向け、町民の意見を聞こうと始まった「町長との懇談会」(鴇生活総合センター)
 小坂町の細越満町長は、町政運営の指針となる次期総合計画の策定に向け、町民と意見を交わしながら第5次総合計画(2020年度まで)を検証する「懇談会」を町内5地区で開催する。7日夜、上向地区を皮切りに始まり、出席した住民から、定住の促進につなげるための魅力あるまちづくりや子育て支援の充実などが求められた。
 町側は幹部職員、同地区から住民10人が出席。町長は「住民の意見を聞き、必要な施策を次期計画に盛り込むなどして、安全安心、住民が幸せなまちづくりを考えたい」とあいさつした。
 第5次計画では「定住促進」「地元産業間の連携による地域活性化」「安全・安心な暮らし地域づくり」の三つを重点プロジェクトに掲げている。各重点プロジェクトの取り組みについての説明に続き、意見を交換した。
 住宅の新築・リフォームに対する助成、若者向けの住宅整備などを進めている定住促進について住民は、町内企業に勤務する多くが町外の民間の賃貸住宅(アパート)を利用している現状を指摘。「住んでみたいと思わせる魅力、小坂に住んでもらえるようなまちづくりをしなければならない」と求めた。
 保育料の軽減や高校生までの医療費無料化、給食費の助成などを展開している子育て支援について、住民は「第1子から助成する取り組みがあると、町内で出産したいと思う人も出てくるのではないか」と提案した。
 このほか、住民からは資格取得支援事業の実績や加工用ジャガイモの試験栽培、ワインの乾杯条例の浸透状況、町内で水害発生の危険性が高い場所、十和田湖の和井内整備、空き家の対応などに対する質問、意見が出された。
 懇談会は年内で終える予定。川上地区は28日、中央地区は12月13日に計画し、七滝、十和田湖両地区は調整中。

防災マップ見直しへ 大館市 2月にも全戸配布 浸水想定区域を拡大

2019-11-09
 大館市は、2015年4月に作成した「防災マップ」の見直しを進めている。大雨による浸水想定区域や土砂災害危険箇所、避難場所などを一体化したもので、河川を管理する国・県の調査結果など最新データを反映。各地で大規模な水害が多発する中、想定区域は現行より広がる見込みだ。来年2月にも冊子にまとめ、全戸配布する。
 現行のマップは13年8月の豪雨で想定を超える浸水被害が出たことを受け、10年3月作成の米代川・長木川・下内川洪水ハザードマップと避難所マップを統合した。
 ▽矢立・花岡・釈迦内▽下川沿・真中・大野・岩野目・早口・越山・赤川・谷地の平・岩瀬・山田▽長木・有浦・桂城・城南・城西・上川沿(餌釣付近)▽上川沿(山館・中山付近)・真中・二井田・扇田・東館・西館・大葛▽十二所―に分け、深さ0・5㍍未満から5㍍以上の浸水想定区域を色別で掲載。米代川流域の池内―川口周辺が「2㍍以上5㍍未満」などと想定している。地滑り・崖崩れ危険箇所、避難場所も示している。
 全国的に豪雨被害が相次いでいることから、改正水防法で「50~100年に1度」クラスから「1000年に1度」クラスまで降雨基準が引き上げられ、見直しでは3河川とも24時間雨量を254㍉(現行は米代川191・5㍉、長木川218㍉、下内川207㍉)と想定する。国や県の河道掘削で流下能力は高まっているものの、今年の台風19号で想定区域外が浸水したケースなどを踏まえ、想定区域は広がる方向だ。
 想定区域の拡大に伴い、避難場所の変更も検討する。土砂災害危険箇所は大きく変わらない見通し。危機管理課は「新たな浸水想定区域に自宅が該当するか確認してもらい、大雨や台風などの災害に備えてほしい」としている。
 冊子にまとめたマップは2月の市広報との同時配布に向け、作業を進めている。

24年度に待機児童解消 大館市子ども子育て会議 第2期計画案示す

2019-11-08
名村副市長㊧から委嘱状を受け取る委員(大館市総合福祉センター)
 大館市子ども・子育て会議が6日、市総合福祉センターで開かれ、本年度策定する第2期市子ども・子育て支援事業計画(2020~24年度)の素案が示され協議した。市では希望する認可保育所に入園できない待機児童が課題となっているが、ニーズ調査結果や施設定員などから推計し、1、2歳児は21年度、0歳児は24年度に待機が解消する見込みが示された。医療や福祉、保育関係者、保護者ら委員18人を委嘱し、会長に梅内孝倫・大館北秋田医師会理事を再任した。
 計画は地域の保育事業や幼児教育、子育て支援について、「量的な見込み」を踏まえた上で、「確保の方策」を示すもの。第1期計画(15~19年度)は待機児童解消に向け、幼稚園の認定こども園移行などの施策が盛り込まれた。
 今夏、第2期計画の基礎となるニーズ調査を実施。市内の小学6年生以下の保護者1855人を抽出し、就労状況や施設・事業の利用状況、今後の利用希望などを聞いた。回収率は80・8%だった。
 素案では、保育施設利用のニーズ量と、認定こども園や保育園、市認定保育施設(託児所)など各施設の定員の合計を比較。20年度は保育が必要な1・2歳児、0歳児が定員を超えて待機が発生するが、1・2歳児は21年度に、0歳児は24年度に解消される見通しが示された。3歳以上は待機がなく、定員に余剰が発生している。
 市の待機児童数(4月1日現在)は17年度19人、18年度20人、19年度21人で推移。0、1歳児が中心で、年度途中に増えていく。事務局の市子ども課は「待機数についてはあくまでも数字上の見通しで、少子化の影響も考えられる。市では認定こども園などの施設整備が一段落し、今後は施設内で年齢別の定員を調整するなど、今ある枠の中で対応していけるのではないか」と分析した。
 委員から「へき地保育所の統廃合を検討するべき時期にきている」との意見があり、同課は「園児が10人を下回った場合、地元と協議する。地元、保護者の思いを踏まえて進めたい」と説明した。
 計画では病児保育や放課後児童クラブなど13事業を示した。部会や会議を開いて計画案をまとめ、パブリックコメントを経て年度内に策定する。名村伸一副市長が委員に委嘱状を交付した。任期は21年9月末まで。副会長には兜森和夫・市社会福祉協議会副会長を再任した。

秋田紅あかり 「多くの人に味わって」 県オリジナルリンゴ 鹿角市の生産者がPR

2019-11-08
鹿角市産秋田紅あかりを知事に贈るJAかづのりんご生産部会の齊藤部会長㊨(県庁)
 県オリジナル品種のリンゴ「秋田紅あかり」を栽培している鹿角市の農業者らが7日、県庁を訪れ佐竹敬久知事に今季の収穫を報告した。JAかづのりんご生産部会の齊藤清隆部会長は「多くの消費者に味わってほしい」と〝鹿角リンゴ〟をPRしていた。
 秋田紅あかりは、鮮やかな紅色に星をちりばめたような果点と、「極甘」と表現される甘みが特徴。県果樹試験場で育成され、2005年に品種登録された。鹿角市は県内の栽培面積の約4割を占める一大産地で、国外にも輸出している。
 今季は開花後の生育期の少雨や9月下旬まで続いた高温の影響が心配されたが、10月中旬以降の冷え込みで色づきなどが進み、例年以上の出来となった。
 齊藤部会長は「栽培面積は年々大きくなり、量もたくさん取れるようになってきた」などと述べた。贈られたリンゴを試食した知事は「甘さと酸味のバランス、歯応えも良い。このリンゴはこのままで食べるのが一番おいしい」と話していた。
 鹿角市産の秋田紅あかりは7日から秋田市場や京浜地区への出荷がスタート。県内のスーパーなどで販売される。

10月のニュース

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認知症に優しい街へ あんしんサポート事業所 大館市が8事業所を認定

2019-10-02
福原市長から認定証を受け取る事業所の代表㊨(大館市総合福祉センター)
 大館市は1日、「認知症あんしんサポート事業所」として市内の8事業所を認定した。市の新規事業で、従業員に認知症サポーターがいるなど認知症への正しい知識を持ち、対応している事業所を認定し、見守りなどによる支え合う地域づくりを目指す。認定事業所はステッカーを掲示して市民に取り組みを周知するほか、市ホームページでも紹介する。
 認定の条件は、「従業員に1人以上認知症サポーターがいる」、高齢者に配慮した対応やサービス、ポスター掲示で啓発を行うなど「認知症の人とその家族を温かく見守る取り組みをしている」の2点を満たす事業所。事業所からの申請を受け、市が認定する。
 初の認定となったのは、▽みちのく銀行大館支店▽わかば薬局▽東邦薬品大館営業所▽シオン薬局▽デイサービスセンターみどりの丘▽バイタルネット大館支店▽かんきょう大館支店▽JA葬祭「虹のホールおおだて」―。施設をバリアフリーにし、車いすで利用できる、接客時にはっきりとした声で丁寧な説明を心掛ける、カウンターにつえを立て掛けるホルダーを設置するなど、高齢者向けの取り組みを展開している。
 市総合福祉センターで開かれた認定証交付式で福原市長は「誰もが年を重ねるにつれ、認知症になる可能性がある。心優しく、暮らしをつないでいくために重要な事業」とあいさつ。事業所の代表に認定証とステッカーを手渡した。
 みちのく銀行大館支店は行員のほとんどが認知症サポーター養成講座を受講し、接客に生かしている。葛西光昭支店長は「高齢者のお客さまが窓口を利用することが多く、大きい声でゆっくり話すなど、日頃の取り組みを続けていきたい」と話した。
 市長寿課によると、市の高齢者在宅実態調査(昨年7月1日現在)で、在宅で生活し介護を必要とする認知症高齢者は760人。同課は「認知症の人とその家族が住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、各事業所の取り組みを市全域に周知していきたい」と話した。申請は随時受け付けている。

「かづの未来会議」始動 7次総に民意反映 公募委員など15人で

2019-10-02
「かづの未来会議」の第1回会合(市役所)
 鹿角市が2021年度から向こう10年間の各施策の具体的な取り組み方針を定める第7次総合計画(7次総)の策定に向けて設置した「かづの未来会議」の第1回会議が30日夜、市役所で開かれた。メンバーは公募委員を含む市民15人。19、20年度に計6回の会議を予定し、出された意見を計画に反映させていく。会長には安保朗さんを選任した。
 メンバー構成は、市の施策の外部評価を担っている行政評価市民会議の委員7人と公募委員ら8人。かづの商工会青年部や鹿角青年会議所、かづのPTA連合会といった各団体や企業の代表者も含まれている。
 委嘱状の交付に続き、阿部一弘副市長は「総合計画は行政を行うための最上位計画で、市政発展の礎として本市の未来を切り開いていくもの」とし、「市内各分野の第一線で活躍されている皆さんのご意見を拝聴し、市民一人一人が幸せになる仕組みをつくっていきたい」と期待を述べた。
 7次総は、現行の6次総が20年度末で10年間の計画期間を終えるため、本年度から2カ年で庁内の策定会議、幹事会等が策定作業を進める。
 未来会議は市民の意見を反映させるため、市のあるべき姿とその実現に向けた取り組み、基本構想案、前期基本計画の施策体系、7次総や総合戦略、人口ビジョンの各素案などについて話し合う。
 初回は市民や中高生の意識調査等から浮き彫りとなった現状や課題を踏まえ、今後のまちの姿、必要な取り組みについて意見を出し合った。
 人口構造の若返りや若い人の定着に向け「地元で出産できるよう改善が必要」「都会との給料のギャップが大きい」といった課題が挙げられた一方、「中高生が東京に憧れるのは健全なこと。就職等で市外に出ないようにするよりも、外に出てから戻ってくるような教育が必要」との声も。
 また、戻ってくる人を増やすには「子どもに鹿角の価値を語っている親はどれだけいるのか。小さい時から鹿角の良さを教えることが必要」といった意見もあった。

大館市9月議会閉会 18年度決算を認定 病院会計は3年ぶり

2019-10-01
18年度決算など22件を認定、可決した本会議(大館市役所)
 大館市の9月定例議会は30日、本会議を再開し、2018年度一般会計と15特別会計、水道・工業用水道・下水道・病院の4事業会計を認定、水道事業と工業用水道事業の未処分利益剰余金の処分に関する議案2件を可決して閉会した。
 病院事業会計については扇田病院外来診療費着服事件を踏まえ16、17年度決算を不認定としていたため、3年ぶりの認定となった。企業会計決算特別委員会の委員長報告は「18年度の収入・支出が正当に処理されている」とした。
 一般会計は歳入391億5308万円(前年比3・5%増)、歳出371億748万円(8・8%増)で差引額20億4559万円。19年度への繰越財源を差し引いた実質収支は11億2338万円の黒字、この額から前年度の実質収支を差し引いた単年度収支は5億2003万円の赤字、実質単年度収支も7億6738万円の赤字を計上した。
 国民健康保険、介護保険など15特別会計の決算総額は歳入210億607万円(6・7%減)、歳出202億7332万円(6・3%減)。実質収支は7億3274万円の黒字、単年度収支は1億6150万円の赤字となった。
 企業会計のうち水道事業は収益14億7012万円、費用13億6921万円で純利益1億91万円。工業用水道事業は収益4923万円、費用4560万円で純利益363万円だった。下水道事業は収益13億6808万円、費用14億4604万円で純損失7796万円となった。
 病院事業は総合、扇田病院を合わせた収益113億6206万円、費用116億3242万円で純損失2億7036万円だった。
 秋田犬会館の改修工事への助成に関する請願1件、消費税率10%への引き上げ中止を求める意見書の提出要請など陳情6件はいずれも継続審査、会期中に受理した「デフレを促進する政策の見直しと内需主導型政策への転換を求める陳情」と「秋田市新屋への地上イージス配備の反対を求める陳情」はそれぞれ常任委員会に閉会中審査を付託した。

コワーキングスペース 商店街ににぎわいを 大館市大町 「ニコメ」きょうオープン

2019-10-01
約40人が出席したニコメのオープニングセレモニー(大館市大町)
 大館市大町の空き店舗を活用したコワーキングスペース「MARUWWA(マルーワ)ニコメ」が、10月1日にオープンする。キッズスペースを併設することで多世代の利活用を見込み、商店街のにぎわい創出を目指す。前日の30日、関係者ら約40人が出席し、オープニングセレモニーが開かれた。
 市御成町のマルーワを運営する「いしころ合同会社」(石山拓真代表)が、利用者の要望を受けて開設。会社や家庭以外の「2個目」の施設にしてほしいと命名した。場所は旧ゼロダテアートセンター。キッズスペースとコワーキングスペースが一体になった施設は東北初という。
 1階に子育て支援団体が運営する「わわわde子育てカフェ」が入居。木製玩具を置くほか木製の雑貨の販売も展開し、母子らが気軽に足を運べる居場所づくりを目指す。このほか有料のイベント展示や貸会場の利用を視野に入れる。2階はシェアスペース。
 セレモニーでは石山代表が、経緯や概要を説明した。「子育て」「小商い」「塾」の3本柱。物販や、入居する専門家を講師にしたプログラミングやデザインの教室開催も計画している。
 カフェを運営する「おおだてde子育て」の島田真紀子代表は「商店街と力を合わせ、笑顔でくつろぎ喜んでもらえる場所づくりのため尽力したい」などとあいさつ。来賓の福原淳嗣市長は「ウッドスタート宣言をした市にとっても、象徴的存在が大町にできるのはうれしい」と期待を込めた。
 ニコメ運営のため、ふるさと納税制度を活用した「ガバメントクラウドファンディング」で支援協力を募っている。募集期間は11月26日まで3カ月で、30日現在約63万円。目標額200万円の3割程度となっている。
 ニコメの営業時間は午前10時から午後4時。土、日曜定休。電話番号は0186・59・5305。

古里発展に支援を 東京鹿角会 120人参加し交流

2019-10-01
東京鹿角会の総会(渋谷東武ホテル)=鹿角市提供
 首都圏在住の鹿角市出身者などでつくる東京鹿角会(田中隆三会長)は9月28日、東京都の渋谷東武ホテルで第13回総会・懇親会を開き、参加者が古里鹿角への思いを語り合いながら交流の輪を広げた。
 2年に1回の隔年開催。児玉一市長、宮野和秀市議会議長ら鹿角から上京した十数人を含めて約120人が参加した。
 総会で田中会長は、大湯環状列石を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産への登録を目指す国内候補に選定されたことに触れ、会としても登録実現に向けて協力していく考えを示した。
 児玉市長は同遺跡の世界遺産登録準備を進めていることや、同市が来年の東京五輪聖火リレーのルートに選ばれ、本県のゴールとして到着を祝うイベントを予定していること、ハンガリーのホストタウンとして交流事業を計画していることなどを報告。「今後ともふるさと発展のため、ご支援と叱咤(しった)激励を賜りたい」と会員に呼び掛けた。
 市政策企画課の守田敏子政策監が移住促進、医師確保、葛飾区との交流、ふるさと納税の取り組みをPRし、さらなる協力を呼び掛けた。
 懇親会では首都圏在住の花輪高校吹奏楽部OB・OGでつくる楽団「鹿角ブラス」の演奏や民謡などアトラクションが披露されたほか、かづの観光物産公社と恋する鹿角カンパニーによる特産品等の物販コーナーが人気を集めた。
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10月から幼保無償化 実費負担の副食費 北鹿3市町村は無料に

2019-09-30
 国の幼児教育・保育無償化が10月から始まる。幼稚園や保育園、認定こども園などを利用する3~5歳児と低所得世帯の0~2歳児の保育料が無償化される。保育料に含まれていた給食の副食(おかずなど)費は無償化から外れて実費負担となるが、年収360万円未満の世帯と第3子以降は国が費用を免除、360万円以上の世帯は県と市町村の助成で負担軽減を図る。北鹿地方では鹿角市、小坂町、上小阿仁村がこの助成に上乗せし、副食費も無料とする。
 国の制度で無償化となるのは、幼稚園や保育所、認定こども園などに通う3~5歳児と住民税非課税世帯の0~2歳児。認可外保育施設の利用は保育の必要性が認定された場合、3~5歳児は月額3万7000円を上限に、0~2歳児は住民税非課税世帯を対象に月額4万2000円までの利用料を無償化する。
 3~5歳児の幼保無償化から外れるのが、おかずやおやつなどの副食費。保育園ではこれまで主食費は実費徴収で、副食費は保育料に含まれてきた。国は年収360万円未満の世帯と第3子以降を対象に副食費を免除。年収360万円以上の世帯には、県と市町村が共同で行う「すこやか子育て支援事業」で、半額か4分の1を助成する。多子世帯など全額助成される世帯もある。
 北鹿の5市町村のうち、小坂町と上小阿仁村は助成をさらに上乗せし、副食費を無料にする。鹿角市は所得制限を設けるが、「市内の3歳児以上のほとんどの世帯が無料の対象となる」と説明。上小阿仁村の担当は「保育料が無償で、副食費が発生すると負担感がある。子育て世帯の支援として無料にすることに決めた」と話す。
 大館市で幼保無償化の対象となる3~5歳児は幼稚園や保育園、認定こども園、へき地保育所を利用する約1200人。子ども課によると、市立保育園では10月から副食費を月4500円に設定。主食はご飯を持参しているため、実費負担分は助成後の副食費となる。同課は「保護者には9月中旬に副食費助成の申請書とチラシを配布した。10月以降に負担増となる世帯はなく、制度を周知していきたい」と話した。

巨樹、古木に驚き 鹿角地域観光再発見 県北一の門杉など巡る

2019-09-30
門杉を見学する参加者(大円寺)
 鹿角市内に点在する巨樹や古木をバスで巡る学習会が29日、同市十和田、花輪地区で行われた。主催した十和田地域づくり協議会の地域観光再発見実行委員会(三上豊委員長)によると巨木巡りの企画は市内初といい、参加者がその雄姿に目を見張りながら由来や地域の歴史などにも理解を深めた。
 本年度「市民のチカラ事業『地域観光再発見』」の一環。タイトルは「市内の巨樹・古木を訪ねて」。森林や樹木、悠久の歴史を語る地域のシンボルとして、地域学習を兼ねて初めて実施した。
 地元鹿角をはじめ大館、北秋田から18人が参加。案内人は大湯郷土研究会副会長でもある三上さん。東北巨木調査研究会の五十嵐洋さん(大館市)が一般参加し、関連情報を提供した。
 大湯支所前で開会行事を行い、三上さんは「鹿角には藩政期に幕府巡見使が通った歴史街道が残っている。木を見るだけでなく、歴史も踏まえながら歩きたい」とあいさつ。
 この後、参加者はバスで移動し、大円寺の門杉(もんすぎ、大湯)、毘沙門神社のケヤキ(一本木)、左多六とシロ公園のイチョウ(下草木)、愛宕神社の大カツラ(級ノ木)、金澤家の大グリ(鶴田)、神明社の親杉(松山)、千手観音堂の大ケヤキ(大欠)の7カ所を訪ねた。
 このうち大円寺の門杉はスギでは県北一の大きさで、幹周り9㍍、樹高47㍍、推定樹齢500~600年。県の天然記念物に指定され、伝承では樹齢2000年ともいわれる。かつては2本で一対になっていたとされるが、藩政期中頃の山崩れで山側のスギが失われ、谷側のこのスギだけが残ったという。
 三上さんは木の特徴や由来、付近の文化財などを説明。参加者は熱心に耳を傾けていた。
 北秋田市の白川正信さん(73)は「こんなにでかいスギは見たことがない。来てよかった」と話し、雄姿を写真に収めていた。

大沢さん(大館)「復興のごう音」 ラグビーW杯日本大会 釜石で選手入場曲演奏

2019-09-30
選手入場曲を演奏する大沢さん㊥(釜石鵜住居スタジアム)=佐藤さん提供
 日本チームが優勝候補を破り国内を歓喜に沸かせている、ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会。25日、岩手県釜石市の釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムで開かれたフィジー―ウルグアイ戦で、大館曲げわっぱ太鼓の奏者・大沢しのぶさん(44)=大館市=らが選手入場曲を演奏した。東日本大震災の被災地から太鼓を借り受け、「復興の音色」で大会の盛り上げに一役買った。
 大会のセレモニー担当者から出演の打診を受けたのは、茨城県出身の和太鼓奏者・寺門勝さん。寺門さんが東北ゆかりの大沢さんと、大館市内でワークショップなどを開く津軽笛奏者・佐藤ぶん太さんに声を掛け、3人に決まった。
 同スタジアムは、震災被災地で唯一のW杯会場で、復興の象徴とも言える場所。大沢さんは、同県陸前高田市の知人から直径約1㍍の平胴太鼓を借り受けた。青空の下、両国選手の入場時に「RWC2019アンセム」に合わせて大災害を経験した太鼓の音色をとどろかせた。続いて、選手や観客らが犠牲者に黙とうをささげた。
 試合開始前には会場周辺で、3人がゲリラ的におもてなし演奏したほか、観客への演奏体験や他バンドとのセッションなどで盛り上げた。
 大沢さんはこれまで、国内で開かれた国際スポーツ大会では、世界バレー(06年)開会式、U―20女子サッカーW杯(12年)の2度、演奏している。今回の観客は国内外の1万4000人余り。「一生に一度あるかないかの大きな国際大会。選手や関係者の緊張感、満員の観客の歓声や拍手は貴重な経験。復興はまだ半ばではあるが、今後も支援を続けていく気持ちを新たにした」と話した。
 日本チームは世界ランキング9位。初の8強入りを目指す中で28日、1次リーグA組第2戦で同2位のアイルランドを19―12で撃破した。10月5日にサモア、13日にはスコットランドと対戦し、上位2チームが19日以降の決勝トーナメントに進む。

パラリンピック 日本とタイ「絆の輪」を ボッチャ日本代表も 大館で市民と交流会

2019-09-29
交流試合でボッチャのタイ、日本両代表が白熱の攻防を繰り広げた(タクミアリーナ)
 2020年東京パラリンピックに向けた事前合宿で大館市に滞在しているタイのボッチャ・陸上競技両代表チームを迎えた「パラアスリートとの交流会」が28日、同市のタクミアリーナで開かれた。ボッチャのタイ代表と日本代表「火ノ玉JAPAN」が交流試合で世界トップレベルの技術を披露したほか、両競技のタイ選手19人が競技体験やゲームを通して来場者約150人と触れ合った。
 市主催。同市を訪れているタイ代表からはボッチャの選手7人とコーチ8人、陸上の脳性まひクラスの選手12人とコーチ7人らを招いた。27日から大館で合同合宿をしているボッチャ日本代表選手4人も参加した。
 開会式で福原淳嗣市長は「アスリートの技術、挑戦をする姿に触れてほしい。パラスポーツに親しむとともに、日本とタイの間に大きな絆の輪が芽吹くことを願う」とあいさつした。
 初めに16年リオパラリンピックのボッチャチーム戦で金、銀メダルを獲得したタイ、日本両代表が特別ルールの交流試合を実施。1―1で延長に突入した熱戦は、最終第3エンドで日本が1点を奪い2―1で勝利した。選手は投球でジャックボール(目標球)にぴたりと寄せたり、相手ボールをはじいてコースを空けたりして世界トップレベルの技術を披露。スーパーショットの連続に、会場からは歓声が上がった。
 来場者たちはボッチャ体験で両代表とプレーしたり、パラ陸上のタイ選手とリレーゲームをしたりして触れ合った。助言を受ける姿や記念撮影をする姿などが見られ、会場には笑顔が広がった。
 奥村史華さん(国際情報高1年)は「ボッチャの選手の技術はすごく、毎日練習すれば1番になれるんだと励まされたような気持ち。楽しかった。多くの人にパラスポーツを知ってほしい」と話した。
 ボッチャ日本代表主将の杉村英孝選手は「観客がたくさんいて緊張感があった。タイ代表と合宿をできたのは良い経験。初めて秋田に来たが、『すごいね』と声を掛けてもらった。応援を力に変えて頑張りたい」と語った。
 ボッチャ個人世界ランキング1位のタイ代表、ウォラウット・セーンアンパー選手は「日本代表と意見交換をできて良かった。皆さんと交流もできてとても楽しかった。(大館は)料理もおいしいし、また来たい」と笑顔を見せた。
 この日、市はタイ代表を応援するために作成した横断幕も公開した。東京大会の観戦ツアー企画も検討している。

機械操作やキノコ栽培 鹿角で親子7組 森林の役割に触れる

2019-09-29
ハタケシメジの菌床をプランターに入れる参加者(鹿角地域振興局)
 鹿角地域振興局の親子森林教室が28日、市内の森林などで開かれた。高性能林業機械の操作やキノコの菌床栽培を体験し、林業への理解を深めた。
 森林を理解する事業として、植林や森林内の散策など行ってきた。さらに理解を深めるため、樹木がどのように利用されているかを知り、山の恵みを実感する機会にしよう、と今回の教室を計画した。
 鹿角地域をはじめ大館市、北秋田市から7組、14人の親子が参加した。花輪の振興局庁舎に集合し後、大湯地内の森林に移動、プロセッサとフォワーダの高性能林業機械による玉切りや集材の作業を見学し、操作を体験した。
 作業体験の後は、振興局に戻り、キノコの役割を学んだ。昆虫や植物の成長に大きく貢献しているキノコ。県林業研究研修センターの菅原冬樹部長から分かりやすく説明を受けた。
 実際に、ハタケシメジの栽培に挑戦。プランターに菌床を入れ、土で覆う作業を行った。振興局の担当者によると、来月には食べることができまでに成長するという。参加者はプレゼントとして自分が作業したプランターを自宅に持ち帰った。
 市内から、母親と参加した菊沢榮太さん(6)は、「機械の操作は木を切ることができて、面白かった」と話し、キノコの菌床をプランターに入れながら、成長を楽しみにしている様子だった。
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