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色鮮やか、香り爽やか 大館バラまつり 「シーズン1」開幕

2019-06-09
多くの市民らが足を運んだ大館バラまつり(石田ローズガーデン)
 大館バラまつり(大館市主催)が8日、市三ノ丸の石田ローズガーデンで開幕した。見ごろを迎えた花も多く、爽やかな香りを求めて多くの市民らが来場した。23日まで。入場無料。
 庭園はバラを愛した市初の名誉市民、故石田博英氏の私邸。遺族からバラの寄贈を受けた市が1995年7月から管理している。原種や亜原種、品種を掛け合わせたモダンローズなど約500種が約2300平方㍍に植えられている。市によると、今年は寒暖の差が少なく、真夏日もあったため例年より開花が早まった。期間前半に見ごろを迎える花が多くなる見込み。
 午前9時の開場前から多くの市民らが足を運んだ。ゆっくりと見て回りながら、彩りや香りの違いを比べるなどして楽しんでいた。毎年訪れているという作田康子さん(60)・久美子さん(30)親子=大館市=は「開幕日から見ごろなのがうれしい。期間中にまた来たい」と笑顔。お気に入りの品種を写真に収めていた。
 午前9時から午後5時まで。14~16日は開園時間を午後8時30分まで延長。同6時から「ナイトガーデン」として会場をライトアップする。期間中、写真展や苗木の販売も実施。10月の本場大館きりたんぽまつりに合わせて「シーズン2」も予定している。
 問い合わせは市観光課(電話0186・43・7072)。

花の見頃過ぎるも 来場者の笑顔満開 小坂町 アカシアまつりきょうまで

2019-06-09
多くの人が来場したアカシアまつり(中央公園)
 小坂町民総ぐるみの季節イベント「第36回アカシアまつり」(実施委主催)は8日、町中央公園を主会場に開幕した。会場周辺のアカシアの花は見ごろを終えたものの、まつり会場は来場者の笑顔満開。踊りや演奏などにぎやかなステージイベント、町の特産品を味わえる飲食などの出店巡りを楽しんだ。9日午後4時まで。
 開会式では、2日間にわたって会場で行われるステージイベント、協賛イベントの関係者がそれぞれの内容をPR。小坂小学校スクールバンド、小坂中学校吹奏楽部の演奏がオープニングを飾った。
 訪れた家族連れなどは、県警音楽隊のコンサートなどを楽しみながら、22店舗が並んだ出店を巡ったほか、町内観光施設を巡るスタンプラリーに挑戦したり、明治百年通りの線路を走る観光トロッコに乗ったりして楽しんだ。
 主役のアカシアは不在だったが、飲食ブースには蜂蜜を生地に練り込んで揚げたドーナツ、花の天ぷら、町内で採取された蜂蜜など、アカシアの関連商品が並び、人気を集めた。
 蜂蜜を購入していた大館市の女性(65)は「蜂蜜を目当てに来た。久しぶりに訪れたがまつりが盛大になっていて楽しい」と笑顔だった。
 また、小坂まちづくり会社のブースでは、小坂七滝ワイナリーで醸造された「ワイングランド」(赤)と「セブン・ブラン」(白)の新商品がお目見え。グラスワインが販売された。町産のナイアガラで作った甘口の「セブン・ブラン」を購入した町内の伊藤義則さん(48)は「おいしかった。町産ワインの構想がようやく実り、今後の活性化に期待している」と話した。

「渇水間近に」 米代川水系情報連絡会 降雪、降雨量少なく 関係機関が現状確認

2019-06-08
渇水対策に向け情報交換した連絡会(能代河川国道事務所)
 米代川水系渇水情報連絡会(会長=増竜郎・能代河川国道事務所長)が7日、能代市の同事務所で開かれた。降雪量や5月の降雨量が少なかったことから、米代川の流量は平年より少なく、ダムの貯水率も低くなっている。「間近に渇水が迫った状況」と関係機関が現状を確認した。北鹿地方では現在、農作業の進行や水道の取水などに大きな影響は出ていないと報告があった。
 事務所によると、米代川水系では平成に5回の渇水が発生し、直近は2015年。18年は8月上旬に渇水のおそれがあったが、降雨で回避された。年度当初の情報交換に加え、「渇水が生じるおそれがある」として、河川管理者、関係利水機関が情報交換した。事務所の三浦猛副所長は「記録的な高温少雨の傾向で、米代川の流況が芳しくない」とし、6月4日に臨時の渇水情報注意報を出したことを報告した。
 米代川水系の流況を事務所が説明。熊沢観測所(鹿角市)では、5月の降雨量が過去5カ年平均と比べ約2分の1となった。3~5月の融雪期の流量は二ツ井水位観測所(能代市)で過去5年平均を下回り、特に4月が少なかった。
 北鹿管内の萩形ダム、森吉ダム、早口ダム、山瀬ダムの貯水率はいずれも平年より低くなっている。萩形ダムは5月30日現在の貯水率が21・70%で、過去5カ年平均の59・40%を大きく下回った。森吉山ダムは5月27日現在、貯水率92・70%で、水位はほぼ例年並みだが、「1日平均流入量は、渇水となった15年と同じレベルで推移している」という。
 県によると、主な農業用ダム(ため池)の貯水率(6月6日現在)は、大館市の釈迦池が80・0%、岩神が40・0%、八面沢が75%。岩神は平年同時期の63・9%を下回った。北鹿以外では「田植えが遅れ、水利用調整を行っている地域も増えている。今後も少雨が続けば、収量、収穫への影響が懸念され、水管理、節水へ注意喚起を促したい」と述べた。
 秋田地方気象台は「週間予報をみると、1週間はまとまった雨は期待できない」としている。事務所はホームページで米代川の水位情報を提供していくほか、必要に応じて関係機関から情報収集し共有を図る。

学校運営協議会 本年度6小中学校に設置 北秋田市 地域住民が運営参加

2019-06-08
地域住民が講師として参加するクラブ活動(合川小学校)
 北秋田市の小中学校で本年度から、地域住民が学校運営に参加する「学校運営協議会」が立ち上げられている。合川小など計6校で設置され、地域住民との連携強化を図りながら「地域とともにある学校づくり」を目指している。
 学校運営協議会は保護者、地域住民の意見を学校運営に反映させることで、学校と地域が協働しながら子どもの成長を支える学校づくりを進める。運営協の設置校は「コミュニティ・スクール」(CS)と呼ばれている。2017年4月に行われた法改正で、学校運営協の設置が教委の努力義務化され、県内各地の小中学校でも導入が進んでいる。
 運営協は年3~5回程度開催し、PTA役員や学校評議員、自治会長、地域内の学識経験者など最大15人を委員に任命する。年度初めには学校長が学校運営の基本方針を説明し、委員が承認。委員は教委や校長に意見、要望を述べることができるほか、各校の状況に応じてテーマについて話し合い、学校の課題解決や子どもの健全育成を目指す。
 同市では18年に運営協の規則を定め、本年度から鷹巣東小、綴子小、阿仁合小、合川小、大阿仁小、阿仁中の計6校に設置された。
 市教委によると、市内の小中学校ではこれまでも住民が学校の取り組みに積極的に参加し、「地域と学校が密接に関わり合ってきた」という。運営協を組織することで、校長の協力要請に地域住民が応じる「一方通行」だった関わりに、地域住民の主体性が生まれるほか、教職員の異動時の移行を円滑に進めることができる。
 運営協を立ち上げた合川小(木下隆校長)では、4年生以上が年10回活動する正課クラブに地域住民が講師として参加。CSに対応した活動で、開校した4年前から取り組んでいる。
 5日は本年度第1回のクラブ活動が行われ、児童は将棋やダンスなど計8クラブから希望したクラブ活動に参加。1回ごとに講師が変わる「もの作り」クラブでは、笹(ささ)巻きの作り方を教わっていた。講師の中には運営協の委員となった住民もいるといい、木下校長は「地域住民の意見を学校教育活動に反映していきたい」と話していた。
 来年度以降は各地区に合った運営協の在り方を模索しながら、設置校を増やしていく予定。市教委は「今までも強かった地域と学校の関わりを今後も継続していきたい。学校運営協の要望を受け止め、地域とともにある学校づくりを進めていく」としている。

教職員 多忙化防止計画を策定 鹿角市教委 残業、月80時間未満目標

2019-06-08
 鹿角市教委は、教職員の働き方改革を進めるため、小中学校多忙化防止計画を策定した。勤務時間は県平均を上回り、過労死ラインとされる月80時間以上の残業は、3割を超える。在校時間は午前7時30分から小学校は午後7時、中学校は同8時までとするなどの基準・目標を定めた。
 県教委が2016年に行った調査によると、市内教職員の最終退校時間は平均で小学が午後7時59分(県平均7時32分)、中学が午後9時09分(同8時33分)で、平均を上回っている。
 他市町村に比べて若年教諭の割合が高く「経験年数が少ない教員ほど長時間勤務の傾向にある」と市教委は分析。月80時間以上の残業をしている教職員は3割を超え、中学では繁忙期の4、5月は半数近い人が月80時間以上の残業をしている。
 計画では、残業時間と帰宅時間に目標を定めた。残業は月80時間未満、在校時間は午前7時30分から小学が午後7時、中学が午後8時まで。残業の月平均(6カ月間)は45時間以内とした。児童、生徒の登校は午前7時30分以降にするよう、家庭に協力を呼び掛けている。
 具体的な取り組みとして、夏休みは8月13日を中心に、3日間連続して学校閉庁日を設定(土・日曜除く)。一斉に退勤するノー残業デーを実施し、本年度は12回以上、21年度からは年15回以上を目標としている。
 部活動の時間は中学が平日2時間程度、休日3時間程度。休業日は週2日以上とし、土・日曜日、平日それぞれ1日以上と具体的に定めた。小学の活動時間は平日2時間以内、休日3時間以内、週4日以内の活動とする。
 「関係機関との連携事業の見直し」として▽青少年健全育成の「声かけ運動」▽全国交通安全運動期間の街頭指導▽祭典時の夜間街頭指導―については参加を縮減、中止していくことを盛り込んだ。「声かけ運動」は、4月と9月の一斉キャンペーンには参加するとしている。
 市教委は計画概要をPTA総会や学校を通して各家庭に説明し、協力を求めるとともに、市のホームページで公表している。

5月のニュース

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大館市 道路補修に3億円超 19年度 過去10年で最多に 傷み目立ち、要望に対応

2019-05-31
傷みが目立ち、補修を予定している市道(大館市粕田)
 大館市の道路補修に関する2019年度予算が3億円を超える見通しだ。6月補正予算案に約2億6000万円を計上。前年同期に比べ約8000万円増え、過去10年で最も多い。低温に伴う「凍上現象」や交通量の増大で傷みが目立ち、議会からも指摘が出ていた。市土木課は「今まで以上に住民の要望に応えていきたい」としている。
 土木課によると、市道1798路線・延長881㌔のうち、8割にあたる696㌔を舗装。アスファルトは固まる際に細かい隙間ができる。水分が入り込んで凍ると、膨張して路面が隆起。この「凍上現象」で道路がもろくなるため、車が通るたびに傷つき穴が開く。もともと路盤が薄い道路や、大型車などの交通量が増えた路線もあるという。
 予算要求した昨年10月時点の道路補修計画は、舗装140カ所(延長59㌔)、側溝93カ所(18㌔)の計233カ所で事業費約32億円と算出。主要な施設のアクセス道を中心に優先順位を決め、市長選に伴う骨格型の当初予算には生活関連道路舗装・側溝補修工事費として15カ所(2㌔)分の9780万円を措置した。6月補正予算案は38カ所(6・2㌔)分として2億6424万円を計上し、議会で可決されれば当初と合わせて3億6204万円に上る。このうち7割程度は起債で対応する方針。
 13年度の道路補修工事費は予算ベースで1億700万円、14年度1億1500万円、15年度1億172万円、16年度1億383万円、17年度2億円、18年度2億7982万円だった。議会から「ここ2年ほど予算が多いものの、工事を行っても要望が積み重なり解消されない。もっと工事を増やせないか」と問われ、福原淳嗣市長は「補正予算で増額し、できるだけ要望に対応したい」と答弁していた。
 土木課に寄せられた苦情・要望などは18年度で389件。このうち道路補修関連は7、8割だった。当初予算分の工事は5月上旬から順次発注し、今のところ12カ所について業者と契約を締結。ほかの道路も降雪前に施工したい考え。

人手不足深刻化 研修充実や待遇改善を 鹿角で初の 雇用安定会議

2019-05-31
関係団体の代表が一堂に会し、要請とともに意見交換した会議(鹿角建設業協会会議室)
 鹿角地域若年者雇用安定会議が30日、花輪の鹿角建設業協会会議室で開かれ、高校、経済団体、県、市町の代表が出席した。人手不足が深刻化する中、地元就職の促進を高校側に、早期の求人票提出を企業側にそれぞれ要請し、意見を交換した。
 出席したのは3高校と比内支援学校かづの校高等部、商工会、市工業振興会、町産業振興会、建設業協会、地域振興局、市町、ハローワークの代表。関係団体の代表が一堂に会して、若年者の地元定着促進を円滑に進めるのが大きな目的で、県内でも初めての会議という。
 鹿角地域振興局の土田元局長が、早期求人票の提出やインターシップの受け入れなどを盛り込んだ要請文を経済団体の代表に提出。市町、振興局、ハローワーク、商工会の5者を代表して細越満町長が、地元企業の情報提供などを求める要請文を高校の校長、高等部の代表に手渡した。
 鹿角地域の有効求人倍率は昨年12月から2月までの3カ月にわたり2倍を超え、人手不足が深刻化。3月は1・83倍で2倍を下回ったものの、県内最高値が続いている。
 3月に下がった要因についてハローワークの小野寺利一所長は、例年3、4月は求職者が増える傾向にあり、5、6月の動向次第では、再び有効求人倍率が上昇する可能性があると指摘した。
 意見交換では、企業の早期求人票提出や入社後の研修制度の充実、職場環境の向上と給料アップに要望があった。企業側からは求人活動を練り直し、積極的に取り組んでいくとの発言があった。進学生徒が多い中で、在学中の出身者に対する継続的なアプローチが必要との提案もあった。
 高校の求人受け付けは6月1日から。土曜日のため、実際は3日からとなる。

18年度 1173万円の黒字に アグリほくおう 大豆等で収益拡大目指す 北秋田市

2019-05-31
事業計画などを承認したアグリほくおうの定時総会(JA秋田たかのす本店)
 農地や農作業の受託を行っている北秋田市のアグリほくおう(杉渕忠寿社長)は30日、JA秋田たかのす本店で定時総会を開き、2018年度事業報告と決算を承認したほか、19年度事業計画などを決めた。18年度決算は、転作助成金と販売額の増加などで、計画を大幅に上回る1173万円の黒字を計上。本年度も、大豆・ソバの作付けを拡大する。
 JAあきた北央と北秋田市、上小阿仁村が出資し農地・農作業の受託を行う有限会社として設立。JAの合併により、JA秋田たかのすの子会社となった。比内地鶏の素びな生産、有機堆肥の製造販売なども行っている。
 議事に先立ち代表取締役会長でJA秋田たかのすの斉藤一志組合長は「合併により、子会社も引き継ぐこととなった。堅実な経営を続けており、18年度も黒字となった」などとあいさつした。
 事業報告によると、18年度に経営受託した農地面積は140㌶で、所有する農業機械や作物の作業適期を考慮すると「受託面積は限界に達している」とした。一方で、これまでは水稲を主体とした作付け体系だったが、大豆・ソバの作付けを増やしたことから「効率的な栽培管理ができた」とした。
 「実質的な転作廃止による収益の減少が懸念されたが、転作助成金と販売額の増加により計画を大幅に上回る黒字決算となった」ことを説明。当期純利益は1173万1568円を計上した。前期繰越剰余金と合わせた2466万9762円を次期に繰り越す。
 本年度の事業計画では、基本方針として「水稲の水管理と大豆等の肥培管理を徹底して収益の向上を図っていく」としたほか、堆肥部門では「販売数量増加と散布面積増大」、比内地鶏部門では「素びな供給と肉鶏の出荷率向上」を図るとした。
 事業量は▽農地受託140㌶▽水稲作業受託1300㌶▽大豆作業受託200㌶▽ソバ作業受託200㌶▽堆肥販売3000立方㍍▽比内地鶏素びな供給4万羽▽比内地鶏販売1万3000羽―を設定。利益目標は113万3000円とした。

大館はドームで元気に運動 チャレンジデー 北鹿各地で老若男女が汗流す

2019-05-30
約700人が「ワンだふるはちくんダンス」で体を温めた(ニプロハチ公ドーム)
 住民総参加型スポーツ行事「チャレンジデー2019」が29日、全国各地で一斉に行われた。人口規模のほぼ同じ自治体同士が、午前0時から午後9時までの間に15分以上継続して運動した住民の参加率を競うもの。北鹿5市町村でも住民がイベントに参加したり、思い思いに体を動かしたりして汗を流す光景が広がった。
 本県では5年連続で全25市町村がエントリー。大館市は茨城県行方(なめがた)市、北秋田市は愛知県扶桑(ふそう)町、鹿角市は大分県杵築(きつき)市、小坂町は群馬県南牧村、上小阿仁村は熊本県山江村と対戦した。
 このうち、昨年参加率63・5%で福岡県大牟田市に敗北した大館市は、今年が7回目の挑戦。各種イベントを企画し、参加率70%を目指した。
 ニプロハチ公ドームには長木小、有浦小、長木保育所、地元老人クラブ、婦人会、サークルから約700人が集まった。チャレンジデー大使として、スキーの石垣寿美子選手(秋田ゼロックス・十和田高出)が応援に駆けつけた。
 開始式で実行委員会の宮越雅己副会長は、会長・福原淳嗣市長のメッセージを代読し、「参加する全ての人が主役のイベント。市民一丸となって頑張ろう」と呼び掛けた。
 ガンバロー宣言の後、参加者はラジオ体操や「ワンだふるはちくんダンス」で体を温めた。続いて、アリーナ内に用意された8種目のニュースポーツを思い思いに体験。パラリンピックの正式種目「ボッチャ」のコーナーも設けられ、子どもからお年寄りまで幅広い世代が運動を楽しみ、歓声を上げる姿があった。
 開始式会場に訪れた人の中で最高齢の若狭ケイさん(98)=大館市粕田=は「ラジオ体操を頑張った。運動は健康に良いし、気持ち良い。みんなも楽しそうで良かった」と笑顔を見せた。
 このほか、大町や御成町で「まちあるきスタンプラリー」も行われた。夜はソフトバレーボール交流大会、ナイターベースボールなども開かれ、仕事帰りの市民らが汗を流した。

園芸作物の拡大を 水田フル活用ビジョン 大館市農業再生協 本年度の変更案承認

2019-05-30
2019年度の水田フル活用ビジョンを確認した総会(大館市比内総合支所)
 大館市農業再生協議会(会長・福原淳嗣大館市長)は29日、比内総合支所で通常総会を開き、地域農業振興の設計図「水田フル活用ビジョン」の変更案を承認した。作物ごとの作付予定面積では、主食用米は横ばいと設定したのに対し、エダマメなど園芸作物は拡大を目指す。重点戦略作物のエダマメは、2018年度の作付面積237・2㌶に対し、20年度は246・2㌶を目標に掲げた。
 水田フル活用ビジョンは国の産地交付金による支援の要件となるもの。18年度の実績などを踏まえて内容を一部見直した19年度のビジョンを確認した。
 地域の課題としては、依然として主食用米への依存が高い状態で、担い手不足や農家の高齢化が深刻化し、それに伴う耕作放棄地の増加などを掲げた。
 作物ごとの取り組み方針では、主食用米は高品質・良食味米の安定生産対策を進め、大規模圃場整備を推進し、規模拡大による低コスト生産を目指す。非主食用米は、飼料用米、米粉用米、加工用米などのほか、18年度に追加した輸出用やバイオエタノール用などの「新市場開拓用米」も盛り込んだ。
 これまで同様、エダマメ、アスパラガス、ヤマノイモ、キュウリ、トンブリ、ネギ、小玉スイカ、花き、葉たばこを「重点戦略作物」に設定し、生産拡大を図る。特に販売額1億円以上を目指せるエダマメ、アスパラガス、ヤマノイモの3品は「最重点戦略作物」とし、産地づくり・団地化に取り組む。耕作放棄地の解消と所得増のため、カボチャ、キャベツの作付けも推進する。
 エダマメは19年度の作付け予定面積241・4㌶から、20年度には246・2㌶とする目標値を掲げた。アスパラガスは18年度26・5㌶から20年度は27・5㌶、ネギは5・7㌶から7㌶、葉たばこは13・3㌶から16・8㌶など、各園芸作物で作付け拡大を目指す。
 オブザーバーとして出席した東北農政局秋田県拠点の担当者は、「主食用米の消費が減る中、全国的に昨年並みの作付けがされ、反収が平年並みになると、余ることも危惧される。末端まで需要に結びついた生産を確認してほしい」と呼び掛けた。

4月のニュース

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保全・活用へ耐震化へ 大館市の桜櫓館 「意匠残し性能確保」

2019-04-29
耐震調査などが行われる桜櫓館(大館市字中城)
 大館市は、昨年9月に取得した国登録有形文化財・桜櫓館(同市字中城)の保全と活用に向け、耐震化に着手する。市街地では数少ない昭和初期の本格木造建築物。精密診断や補強案の検討を経て年度内に実施設計をまとめ、2020年度に改修工事を進める方針だ。まちづくり課は「できるだけ意匠を残したまま倒壊しない耐震性能を確保したい」としている。
 桜櫓館は、大館町長を務めた桜場文蔵氏が1933年に建てた木造2階建ての和風住宅(延べ床面積310・28平方㍍)。ケヤキの大梁(おおばり)と長尺・幅広の床板、秋田杉の長押(なげし)も継ぎ足すことなく長尺が使われた。各部屋の書院、部屋の障子や階段の手すりにも高度な技術が施されている。2階の屋根に突き出るように四方にガラス窓を配した展望台を造り、町長時代に街を一望しながら政策を練ったとされる。99年7月に登録文化財となった。
 2017年3月に国の認定を受けた市歴史的風致維持向上計画の重点区域内にあり、桜場氏が秋田犬保存会長だったことや、隣接の桂城公園で本部展覧会が開かれていたことから、秋田犬を守り育てる風致としても貴重だとして「歴史的風致形成建造物」に指定。民間所有者から土地・建物を購入した。
 まちづくり課によると、窓や戸などの開口部が多く、耐力壁が少ないという。梁や柱の接合部は変形能力が大きいことから、地震の揺れを吸収してきたとみる。精密診断ではこうした性能を踏まえて解析し、複数の補強案を検討する。耐震調査業務は5月中旬にも入札を行い、実施設計は9月に発注する方針。担当者は「文化財の価値を把握した上で補強計画を立てる必要がある。建築様式や意匠をできるだけ損なわないよう配慮する」としている。
 館内の見学は無料。1階和室(59平方㍍)は1時間当たり210円で貸し出している。20年4月から改修工事までの期間は見学に限定し、工事終了後に貸し出しを再開する予定。

「伊勢堂岱」をアピール 北秋田 Jrガイドが活動開始 観光客に魅力解説

2019-04-29
来場客に遺跡の魅力を伝えるジュニアガイドボランティアの2人(伊勢堂岱縄文館)
 北秋田市脇神の伊勢堂岱遺跡で、大型連休に合わせたジュニアボランティアガイド活動が始まった。小学生ガイドらが、同遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録されることを願い、観光客らに遺跡の魅力を解説した。5月6日まで。
 ジュニアガイドは2015年度に始まり、ガイダンス施設伊勢堂岱縄文館と遺跡の案内役を務める。5年目の今季は北秋田、大館両市の小中高生40人余りが大型連休と夏休み中の8月に活動する。
 初日は午前10時から午後4時まで、延べ9人がガイドした。あいにくの雨にも関わらず、午前10時のオープンと同時に観光客らが訪れた。四つの環状列石が1カ所に集まっている遺跡は全国でも「ここだけ」と解説を聞き「ほー、すごいな」と驚いていた。
 「北海道・北東北の縄文遺跡群」は昨年7月、世界遺産登録国内推薦候補に選ばれ、早期登録の悲願にまた一歩近づいた。縄文館の中嶋俊彦館長は「今年はさらに来場者が増えると期待している。ぜひ子どもたちのすばらしいガイドを体感していただきたい」とコメントした。
 活動2年目の木村海斗さん(10)=鷹巣東小5年=は「土器や土偶を説明するところが昨年より上手にできた」と自信を深めていた。
 三重県から帰省した70歳代の夫婦は「なぜ世界遺産登録を目指しているのかと不思議に思っていたが、ガイドの説明を聞いて非常に価値がある遺跡だと分かった。遺跡近くにサケが遡上(そじょう)する川があることも珍しいですね」と満足げに話した。

行楽客でにぎわう 道の駅おおゆオープン1周年 18年度は9・5万人利用

2019-04-29
家族連れの人気を集めた温泉じゃぶじゃぶ池(湯の駅おおゆ)
 10連休2日目の28日は青空が広がる行楽日和となり、オープンから1周年を迎えた鹿角市十和田大湯の道の駅「湯の駅おおゆ」は県内外からの観光客でにぎわった。
 湯の駅は観光客と市民の交流、地域のにぎわい創出、観光業と農商工業の活性化を図る拠点として市が整備した。
 指定管理者はノリット・ジャポン(本社秋田市、菅原久典社長)。同社などが中心となって設立した株式会社「恋する鹿角カンパニー」が現地で事業を展開している。
 設計者は東京五輪・パラリンピックのメイン会場・新国立競技場の設計を手掛けた建築家・隈研吾さん。県産材を使った円筒形の構造体などを取り入れた特徴的なデザインで、ショップやカフェ、源泉掛け流しの足湯などがある。
 市によると、今年3月末まで約11カ月間の利用者数は目標の10万人に対して9万4712人。売上は目標の1億円を超えた。産業活力課の花海義人課長は「オープン前の準備期間が短かった割にはまずまずの実績」と捉えている。
 淺利裕子駅長は「この1年で思っていたより土台が早めに整った。引き続き、面白いこと、楽しいことを企画してお客さまに喜んでもらえる道の駅にしていきたい。売り上げを伸ばし、利益を出すことも大きな目標」と抱負を語った。
 連休中は大型エアテント内に縄文体験コーナーを設置。館内では縄文土器の展示やパネル展(29日を除く)を行い、世界遺産登録を目指す地元の大湯環状列石を紹介している。
 恋する鹿角カンパニーが商品化した「かづの牛だしスゥプ」を27日に発売。記念企画として牛だししゃぶしゃぶセット(1000円、1日20食限定)を市日スペースで味わえる(29日、5月4日を除く)。
 有志によるフリーマーケットなどのほか、道の駅かづのと連携したスタンプラリーも実施。29日は鹿角紫根染・茜染研究会による伝統の茜染体験と販売会を予定している。

10連休スタート くまくま園(北秋田)営業開始 雨の中でも人出 屋内施設にぎわう

2019-04-28
ツキノワグマに餌を与える来場者たち(くまくま園)
 史上最長の10連休となるゴールデンウイークが始まった27日、北鹿地方の観光施設なども多くの人でにぎわいをみせた。この日から今季の営業を開始した北秋田市阿仁打当の阿仁熊牧場「くまくま園」では、肌寒く雨も降りしきるあいにくの天候となったものの地元の保育園児や観光客が来場。ツキノワグマに餌を与えたり、今年生まれた子グマの様子を眺めたりするなど、思い思いの休日を楽しんでいた。大館市にプレオープンしたばかりの「秋田犬の里」などもにぎわった。
 阿仁熊牧場は、旧阿仁町時代の1989年にオープン。2014年7月には、ヒグマ舎を備えてリニューアルオープンした。現在はヒグマ17頭、ツキノワグマ48頭の計65頭を飼育している。
 開園に先立つセレモニーで津谷永光市長は「命を大切にするくまくま園として運営している。現在は秋田市の大森山動物園と連携してアミューズメントの面にも力を入れている。たくさんの人に訪れてもらいたい」とあいさつ。大阿仁保育園の園児12人が「たくさん食べて遊んで、みんなを楽しませて」などとクマたちへ応援のメッセージを送ったあと、関係者がテープカットを行い、今季の営業開始を祝った。
 屋外のツキノワグマ舎では、立ち上がったり木に登ったりする姿に歓声を上げながら、寒さも忘れて餌を与える姿が見られた。ヒグマ舎では運動場を悠然と歩く大きな姿に、多くの人が息をのんだ。
 同園では例年「子グマとのふれあい」を行ってきたが、今年生まれたのは1頭のため、負担を考慮して「お披露目会」に変更した。子グマの名前は一般から公募することにし、5月31日まで園内の応募箱で受け付ける。
 ゴールデンウイーク期間中は、ヒグマ舎の運動場の探検や「ぬり絵コーナー」、移動動物園(5月2、3日)などのイベントを用意。くまくま園近くの打当温泉マタギの湯では「バルーンキャラバン隊」によるイベント(28、29日、5月3~5日)も行われる。
 問い合わせはくまくま園(☎0186・84・2626)。

格差是正し平和守る 北鹿各地でメーデー 大館は集会に340人

2019-04-28
参加者約340人がガンバローを三唱した大館集会(大館労働福祉会館)
 5月1日のメーデーを前に27日、北鹿各地で連合系の集会が行われた。それぞれメーデー宣言やスローガンを採択。格差是正や安心して働ける社会づくりを目指して声を高らかに上げた。
 このうち大館市内では、連合秋田大館地域協議会を中心とする実行委員会(山内一滋委員長)が主催。24労組と2団体の約340人が参加した。第90回の節目を迎えたが、あいにくの雨天のため集会会場を大館労働福祉会館内に変更。以後のパレードも取りやめた。
 山内委員長はあいさつで今年の春闘の状況を紹介。「労働条件や不合理な男女格差などは依然として存在。4月から順次施行の働き方改革関連法はあくまで最低限のルール。本物の働き方を実現させましょう」と団結を求めた。
 スローガンには「格差をなくし、平和を守る!笑顔あふれる未来をつくろう すべての仲間の連帯で!」を掲げた。「これまでの底上げ・底支え・格差是正の流れを継続しながら将来不安の払拭(ふっしょく)につなげよう。働くことを軸とする安心社会の実現を目指して取り組む」などとしたメーデー宣言を拍手で採択した。最後に参加者全員で「ガンバロー」を三唱した。
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