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ハチ、お帰りなさい 剥製が32年ぶり〝里帰り〟 秋田犬の里 グランドオープン 大館

2019-05-09
ハチ公の剥製が32年ぶりに里帰りし、初日から人気を集めた
 JR大館駅前の大館市観光交流施設「秋田犬の里」が8日、グランドオープンを迎えた。同施設で記念式典が行われ、関係者が秋田犬を中心とした交流の拠点になることを願った。館内では東京の国立科学博物館に常設展示されているハチ公の剥製の特別展示、渋谷と大館のつながりをテーマとした企画展が始まり、来館者の興味を集めた。
 記念式典には、約150人が出席。福原淳嗣市長は「令和の時代にふさわしい、秋田犬が紡ぎ出す大きな人の輪が世界中に広がっていくことを心から願う」などとあいさつ。来賓祝辞に続き、事業用土地、施設用備品などを寄贈した企業・団体に感謝状を贈呈した。
 正面入り口前でのテープカットを行い、午後2時にグランドオープン。開館と同時に待ちわびた市民や観光客でにぎわった。
 館内では、国立科学博物館に常設展示されているハチ公の剥製を特別展示。JR大館駅前で忠犬ハチ公銅像再建除幕式を行った1987年11月以来、32年ぶりの〝里帰り〟。スマホやカメラで写真を撮り、記念に収める光景が広がり、「ハチ、お帰り」と声を掛ける人もいた。
 剥製はハチの死去からわずか3カ月後には同博物館に展示され、80年以上、忠犬の面影を伝えてきた。同博物館の林良博館長は「小さな子どもたちはハチ公を知らない人もいると思う。改めて物語を知るきっかけになれば。大館の人が自分たちのことをもっと誇りに思ってほしい」と話した。
 このほか、ハチ公誕生の経緯や当時のブームを象徴したグッズなどを紹介する企画展も同時開催。剥製の展示は12日まで、企画展は6月2日まで開かれる。
 施設は、大館生まれの忠犬ハチ公が飼い主を待ち続けた大正時代の渋谷駅をモデルとし、14㍍の大空間の吹き抜けのある大屋根構造。館内には秋田犬ミュージアム、いつでも秋田犬に会える秋田犬展示室、おみやげコーナーなどを設置している。4月17日にプレオープン。年末年始を除き、営業時間は4~10月が午前9時から午後6時、11~3月が午前9時から午後5時まで。

北秋田市 小又川水系に新発電所 三菱マテリアル 22年末に完成予定

2019-05-09
新発電所建設工事の安全を祈願した神事(北秋田市森吉)
 北秋田市森吉の小又川水系に新たな水力発電所が建設される。三菱マテリアル(本社・東京都)が既存の発電所で未利用だった水を有効活用し、新たに最大1万326㌔㍗を発電する計画。完成は2022年12月の予定で、水系全体の発電能力向上や再生可能エネルギー電力の長期安定供給が期待される。8日、現地で関係業者ら約60人が工事の安全を祈願した。
 森吉ダム下流の小又川水系には現在、同社の水力発電所が3カ所あり稼働中。同社によると、第1発電所は1930年の運転開始から90年近くたち、第2も75年が経過したことから新発電所の建設を計画した。完成後、第1と第2の2カ所は役目を終えて解体される。
 新発電所は、第4発電所で未利用のまま放流された水をずい道で約8・5㌔下流に導き、水車2台を回して発電する。新発電所の発電能力は、第1と第2の両発電所を合わせたものより約2860㌔㍗向上する見込み。年間発電量も増加し、水力を利用した再生可能エネルギー電力を長期的に安定供給できるようになるという。
 主な工事はずい道の掘削。トンネル・ボーリング・マシン(TBM)と呼ばれる掘削機材を使用し、直径約3・5㍍の先端を回転させて岩盤を掘り進む。総工費は約90億円。清水建設と錢高組の共同企業体が施工する。
 今月から本格着工し、第4発電所近くの現地で神事が行われた。業者や市など行政機関から関係者が出席。約3年7カ月に及ぶ工事の無事を祈った。
 三菱マテリアルが県内で手掛ける水力発電所は小又川第4(1953年運転開始)以来66年ぶり。今回の事業を「再生可能エネルギー利用の推進に役立つ」「長年の夢」と捉える関係者もおり、期待を膨らませていた。

18年度政務活動費 支出額は95万円 鹿角市議会 残額11万円を返還

2019-05-09
 鹿角市議会は、2018年度の政務活動費収支報告書を公表した。3会派と無会派議員4人の支出額の合計は95万円余りで、これを交付額から差し引いた残額約11万円が市に返還された。
 政活費は市の条例に基づき、「市政に関する調査研究に資するための必要な経費の一部」として、05年度から議員報酬とは別に交付されている。交付額の上限は議員1人当たり月額5000円、年額6万円。
 各地で不正受給が発覚する中、鹿角市議会は14年度、運用に関するガイドラインとなる「申し合わせ」と「手引き」を作成し基準を明確化。15年度分から適用している。
 17年度分からは、従来の個人への支給から原則として会派ごとの支給に改正。ただし、会派に属さない議員等は個人への支給を認めている。議員1人当たりの支給限度額は年6万円のままだが、会派内で自由に配分できるようにした。
 議会事務局によると、18年度は3会派(4~12月=計14人、1~3月=計13人)と無会派議員4人への交付額106万5000円に対し、支出額は95万5680円(17年度は18人で82万6845円)で、返還額は10万9320円(同28万8155円)だった。年度途中の議員辞職や会派異動があったため、交付額の合計が108万円にならないほか、交付額が6万円の倍数にならない会派がある。
 交付額全額を支出したのは2会派と3人。残額を市に返還したのは1会派と1人。
 各会派、議員の使い道は、東京、大阪、石川、長野、岩手の各都府県や秋田市などでの研修会やフォーラムへの参加、視察を行うための交通費、宿泊費、受講費、視察研修先への土産代、新聞購読料、書籍購入費など。
 研究・調査テーマは、アンテナショップでの県・市産品の売れ行きと出品状況、議会運営・改革の方向・執行部との関係性、健康寿命延伸の方策、不登校対策、日本経済の現状と今後、世界遺産登録前と後の状況、人口減少と地域の再編など。中には横手市出身のシンガー・ソングライター高橋優さんの野外フェス誘致活動に取り組んだ会派も見られた。

北鹿地方 好天に各所にぎわい 史上初の10連休 多彩な催しに人出

2019-05-08
連休中、多くの来場者でにぎわった大館市の秋田犬の里
 今春の大型連休は、史上最長のゴールデンウイークとなった。今月1日には新天皇の即位に伴う新元号「令和」が施行され、新時代の幕が開けた。北鹿地方では期間中、多彩な催しが行われたほか、桜がちょうど見頃に。おおむね穏やかな天候が続き、花見や観光客などでにぎわいを見せた。
 秋田地方気象台によると、北鹿地方は連休初日、3月並みの肌寒い天候となったものの、以後はおおむね穏やかな天候が続いた。終盤5日には各所で今年最高気温を更新、北鹿5地点で夏日となった。
 各地の花見スポットは、多くが見頃を迎えて初日を迎えた。大館市の山田記念ロードレース大会(4月29日)は桜の下で競技を展開。桂城公園で行われた大館桜まつりは、期間終了後も花見を目的に訪れる人が多かった。
 市観光課によると、観光交流施設「秋田犬の里」の入場者数は3日の5296人が最多。同日に開かれた秋田犬保存会本部展の出陳者や観客も多く訪れたとみる。10日間で延べ3万8960人が来場し、県外ナンバーの車や外国人の姿も多く見られた。犬と一緒に来館する人が目立ち、館内でふれあいの輪が広がった。
 同課は「屋内施設にペットと一緒に入場できるのが特徴で、新たなニーズに対応できているのでは」と話した。
 このほか、限定パッケージの花善鶏めし弁当プレゼントは各日50個の整理券を全て配布。オナリ座の無料上映会は457人が観賞した。
 屋外の体験施設も盛況。大館市雪沢の大館・小坂鉄道レールバイクは、日や時間によっては全16車両が使われる時間帯もあった。団体予約も例年以上に出足が早かったほか、飛び込みの利用も。運営するNPOの小棚木政之理事長は「海外の個人客の飛び込みが増えている印象。路線バスで来場する台湾やオーストラリアからのお客さんもいた」とした。
 期間初日に今季の営業を開始した北秋田市阿仁の阿仁熊牧場「くまくま園」は10日間で計5914人が来場。同市商工観光課によると、初日は134人と伸び悩んだが、以後順調に推移。3、4日はそれぞれ900人超が足を運んだ。鹿角市の秋田八幡平スキー場では、春スキーを楽しむ愛好家が令和の滑り初めを満喫。同スキー場は6日に今季の営業を終了した。

小坂町 加工用ジャガイモ試験栽培 産地化の可能性探る 2年目は50㌃に「とよしろ」

2019-05-08
本年度の試験栽培で、「とよしろ」を植え付けた圃場(上向鴇地区)
 小坂町は、本年度も地元の養豚大手や農業生産法人などと連携し、大規模野菜団地実証試験を実施する。加工用ジャガイモの試験栽培に取り組み、産地化の可能性を探る。2年目の本年度は前年の試験結果を踏まえ、試験圃場などを変更。上向の鴇地区の圃場50㌃で、4月28日に中生種「とよしろ」の種芋を植え付けた。収穫は8月のお盆前の見通し。
 町は、地元のポークランドグループや農業生産法人大地、県などと、加工用馬鈴薯試作協議会を組織。町内の農地で生産した加工用ジャガイモが、将来的に菓子メーカー・カルビー(本社・東京都)との取引に結びつくよう、前年度から試験栽培を実施し、栽培技術の確立を図るとともに、収益性等を調査している。
 前年度は町内の真木平地区の圃場1㌶で試験栽培を行い、わせ種の「オホーツク」と「とよしろ」の2品種を植え付けた。植え付けの遅れなどが影響し、収穫したジャガイモはカルビーの買い取り判断基準を満たせず、思うような成果を上げられなかった。
 本年度は、1年目で浮き彫りとなった課題の解消を目指し、栽培計画を立てた。圃場は消雪と排水面、積算熱量確保の面から鴇地区に変更。種芋は前年の反収を比べた結果、多収が見込めて栽培しやすい「とよしろ」の1品種とした。
 植え付けは、産地の北海道より早い9月前の収穫・出荷を目指しているため、計画では4月上旬から中旬ごろを適期としていたが、4月に入ってから降雪など気温の低い日が続き、4月28日に植え付けた。「去年の結果を見て、植え付けの間隔などを考えて行った」(町)という。
 本年度は、カルビーの買い取り基準のデンプン比重1・080、生産量15㌧を目標に設定。ポークランド、大地が圃場管理や防除などの作業に取り組む。
 町は「早い時期に植え付けることによって、どれくらい品質の良いものが収穫でき、量を伸ばせるかを調べたい」と話している。

4月のニュース

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保全・活用へ耐震化へ 大館市の桜櫓館 「意匠残し性能確保」

2019-04-29
耐震調査などが行われる桜櫓館(大館市字中城)
 大館市は、昨年9月に取得した国登録有形文化財・桜櫓館(同市字中城)の保全と活用に向け、耐震化に着手する。市街地では数少ない昭和初期の本格木造建築物。精密診断や補強案の検討を経て年度内に実施設計をまとめ、2020年度に改修工事を進める方針だ。まちづくり課は「できるだけ意匠を残したまま倒壊しない耐震性能を確保したい」としている。
 桜櫓館は、大館町長を務めた桜場文蔵氏が1933年に建てた木造2階建ての和風住宅(延べ床面積310・28平方㍍)。ケヤキの大梁(おおばり)と長尺・幅広の床板、秋田杉の長押(なげし)も継ぎ足すことなく長尺が使われた。各部屋の書院、部屋の障子や階段の手すりにも高度な技術が施されている。2階の屋根に突き出るように四方にガラス窓を配した展望台を造り、町長時代に街を一望しながら政策を練ったとされる。99年7月に登録文化財となった。
 2017年3月に国の認定を受けた市歴史的風致維持向上計画の重点区域内にあり、桜場氏が秋田犬保存会長だったことや、隣接の桂城公園で本部展覧会が開かれていたことから、秋田犬を守り育てる風致としても貴重だとして「歴史的風致形成建造物」に指定。民間所有者から土地・建物を購入した。
 まちづくり課によると、窓や戸などの開口部が多く、耐力壁が少ないという。梁や柱の接合部は変形能力が大きいことから、地震の揺れを吸収してきたとみる。精密診断ではこうした性能を踏まえて解析し、複数の補強案を検討する。耐震調査業務は5月中旬にも入札を行い、実施設計は9月に発注する方針。担当者は「文化財の価値を把握した上で補強計画を立てる必要がある。建築様式や意匠をできるだけ損なわないよう配慮する」としている。
 館内の見学は無料。1階和室(59平方㍍)は1時間当たり210円で貸し出している。20年4月から改修工事までの期間は見学に限定し、工事終了後に貸し出しを再開する予定。

「伊勢堂岱」をアピール 北秋田 Jrガイドが活動開始 観光客に魅力解説

2019-04-29
来場客に遺跡の魅力を伝えるジュニアガイドボランティアの2人(伊勢堂岱縄文館)
 北秋田市脇神の伊勢堂岱遺跡で、大型連休に合わせたジュニアボランティアガイド活動が始まった。小学生ガイドらが、同遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録されることを願い、観光客らに遺跡の魅力を解説した。5月6日まで。
 ジュニアガイドは2015年度に始まり、ガイダンス施設伊勢堂岱縄文館と遺跡の案内役を務める。5年目の今季は北秋田、大館両市の小中高生40人余りが大型連休と夏休み中の8月に活動する。
 初日は午前10時から午後4時まで、延べ9人がガイドした。あいにくの雨にも関わらず、午前10時のオープンと同時に観光客らが訪れた。四つの環状列石が1カ所に集まっている遺跡は全国でも「ここだけ」と解説を聞き「ほー、すごいな」と驚いていた。
 「北海道・北東北の縄文遺跡群」は昨年7月、世界遺産登録国内推薦候補に選ばれ、早期登録の悲願にまた一歩近づいた。縄文館の中嶋俊彦館長は「今年はさらに来場者が増えると期待している。ぜひ子どもたちのすばらしいガイドを体感していただきたい」とコメントした。
 活動2年目の木村海斗さん(10)=鷹巣東小5年=は「土器や土偶を説明するところが昨年より上手にできた」と自信を深めていた。
 三重県から帰省した70歳代の夫婦は「なぜ世界遺産登録を目指しているのかと不思議に思っていたが、ガイドの説明を聞いて非常に価値がある遺跡だと分かった。遺跡近くにサケが遡上(そじょう)する川があることも珍しいですね」と満足げに話した。

行楽客でにぎわう 道の駅おおゆオープン1周年 18年度は9・5万人利用

2019-04-29
家族連れの人気を集めた温泉じゃぶじゃぶ池(湯の駅おおゆ)
 10連休2日目の28日は青空が広がる行楽日和となり、オープンから1周年を迎えた鹿角市十和田大湯の道の駅「湯の駅おおゆ」は県内外からの観光客でにぎわった。
 湯の駅は観光客と市民の交流、地域のにぎわい創出、観光業と農商工業の活性化を図る拠点として市が整備した。
 指定管理者はノリット・ジャポン(本社秋田市、菅原久典社長)。同社などが中心となって設立した株式会社「恋する鹿角カンパニー」が現地で事業を展開している。
 設計者は東京五輪・パラリンピックのメイン会場・新国立競技場の設計を手掛けた建築家・隈研吾さん。県産材を使った円筒形の構造体などを取り入れた特徴的なデザインで、ショップやカフェ、源泉掛け流しの足湯などがある。
 市によると、今年3月末まで約11カ月間の利用者数は目標の10万人に対して9万4712人。売上は目標の1億円を超えた。産業活力課の花海義人課長は「オープン前の準備期間が短かった割にはまずまずの実績」と捉えている。
 淺利裕子駅長は「この1年で思っていたより土台が早めに整った。引き続き、面白いこと、楽しいことを企画してお客さまに喜んでもらえる道の駅にしていきたい。売り上げを伸ばし、利益を出すことも大きな目標」と抱負を語った。
 連休中は大型エアテント内に縄文体験コーナーを設置。館内では縄文土器の展示やパネル展(29日を除く)を行い、世界遺産登録を目指す地元の大湯環状列石を紹介している。
 恋する鹿角カンパニーが商品化した「かづの牛だしスゥプ」を27日に発売。記念企画として牛だししゃぶしゃぶセット(1000円、1日20食限定)を市日スペースで味わえる(29日、5月4日を除く)。
 有志によるフリーマーケットなどのほか、道の駅かづのと連携したスタンプラリーも実施。29日は鹿角紫根染・茜染研究会による伝統の茜染体験と販売会を予定している。

10連休スタート くまくま園(北秋田)営業開始 雨の中でも人出 屋内施設にぎわう

2019-04-28
ツキノワグマに餌を与える来場者たち(くまくま園)
 史上最長の10連休となるゴールデンウイークが始まった27日、北鹿地方の観光施設なども多くの人でにぎわいをみせた。この日から今季の営業を開始した北秋田市阿仁打当の阿仁熊牧場「くまくま園」では、肌寒く雨も降りしきるあいにくの天候となったものの地元の保育園児や観光客が来場。ツキノワグマに餌を与えたり、今年生まれた子グマの様子を眺めたりするなど、思い思いの休日を楽しんでいた。大館市にプレオープンしたばかりの「秋田犬の里」などもにぎわった。
 阿仁熊牧場は、旧阿仁町時代の1989年にオープン。2014年7月には、ヒグマ舎を備えてリニューアルオープンした。現在はヒグマ17頭、ツキノワグマ48頭の計65頭を飼育している。
 開園に先立つセレモニーで津谷永光市長は「命を大切にするくまくま園として運営している。現在は秋田市の大森山動物園と連携してアミューズメントの面にも力を入れている。たくさんの人に訪れてもらいたい」とあいさつ。大阿仁保育園の園児12人が「たくさん食べて遊んで、みんなを楽しませて」などとクマたちへ応援のメッセージを送ったあと、関係者がテープカットを行い、今季の営業開始を祝った。
 屋外のツキノワグマ舎では、立ち上がったり木に登ったりする姿に歓声を上げながら、寒さも忘れて餌を与える姿が見られた。ヒグマ舎では運動場を悠然と歩く大きな姿に、多くの人が息をのんだ。
 同園では例年「子グマとのふれあい」を行ってきたが、今年生まれたのは1頭のため、負担を考慮して「お披露目会」に変更した。子グマの名前は一般から公募することにし、5月31日まで園内の応募箱で受け付ける。
 ゴールデンウイーク期間中は、ヒグマ舎の運動場の探検や「ぬり絵コーナー」、移動動物園(5月2、3日)などのイベントを用意。くまくま園近くの打当温泉マタギの湯では「バルーンキャラバン隊」によるイベント(28、29日、5月3~5日)も行われる。
 問い合わせはくまくま園(☎0186・84・2626)。

格差是正し平和守る 北鹿各地でメーデー 大館は集会に340人

2019-04-28
参加者約340人がガンバローを三唱した大館集会(大館労働福祉会館)
 5月1日のメーデーを前に27日、北鹿各地で連合系の集会が行われた。それぞれメーデー宣言やスローガンを採択。格差是正や安心して働ける社会づくりを目指して声を高らかに上げた。
 このうち大館市内では、連合秋田大館地域協議会を中心とする実行委員会(山内一滋委員長)が主催。24労組と2団体の約340人が参加した。第90回の節目を迎えたが、あいにくの雨天のため集会会場を大館労働福祉会館内に変更。以後のパレードも取りやめた。
 山内委員長はあいさつで今年の春闘の状況を紹介。「労働条件や不合理な男女格差などは依然として存在。4月から順次施行の働き方改革関連法はあくまで最低限のルール。本物の働き方を実現させましょう」と団結を求めた。
 スローガンには「格差をなくし、平和を守る!笑顔あふれる未来をつくろう すべての仲間の連帯で!」を掲げた。「これまでの底上げ・底支え・格差是正の流れを継続しながら将来不安の払拭(ふっしょく)につなげよう。働くことを軸とする安心社会の実現を目指して取り組む」などとしたメーデー宣言を拍手で採択した。最後に参加者全員で「ガンバロー」を三唱した。
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