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伊勢堂岱遺跡WG 縄文時代の織物 カラムシ織に挑戦

2019-01-13
カラムシを原料にした糸で織物する参加者(縄文館)

 縄文時代に使用された植物性の糸で布を織る体験活動が12日、北秋田市の伊勢堂岱縄文館で行われた。市内外の約10人が縄文人の営みに思いを馳せながら、自分だけの布を丁寧に織った。
 伊勢堂岱遺跡ワーキングループ(=WG、佐藤善寿代表)が主催。縄文人の糸作りを広く知ってもらおうと3月まで月1回、体験日を設けることにした。
 WGや市生涯学習課によると、縄文人はイラクサ科の植物カラムシを原料に糸を作り、衣服などを織ったとされる。織った布は比較的強度があり、軽くて薄いのが特徴。カラムシは市内に自生し、地名にもなるなど一部の市民には身近な存在という。 
 この日は乾燥させたカラムシの茎を用意。水で湿らせ、ヘラで皮をそぎ繊維状の「糸」にした。その「糸」を横糸にして、手織りセットの縦糸に通しコースターサイズの布を織った。
 天然素材で太さが異なるため、参加者ははじめ2㌢ほどを織るのに20~30分もかかり苦労した様子。衣服を作るのに必要な布を仕上げるには長時間が必要で、縄文時代の生活に想像を膨らませ、作業を進めた。参加者の女性は「時間がかかって大変だけど、自分だけの布を織るのは楽しい」と話した。
 今後の日程は2月9日と3月9日の午前10時から正午まで。申し込み不要。各日先着15人。無料。問い合わせは縄文館(☎0186・84・8710)。

 

花輪子ども会対抗かるた大会 15チームが畳上の熱戦 六日町Aが優勝

2019-01-13
熱戦が繰り広げられたかるた大会(コモッセ)

 小倉百人一首競技かるたが盛んな鹿角市花輪地区の子ども会対抗かるた大会が12日、コモッセで開かれ、参加15チームが3クラスに分かれて熱のこもった試合を繰り広げた。最高位のAクラスは六日町Aが3年ぶりに優勝を飾った。
 花輪地域づくり協議会(賀川満会長)、花輪かるた同好会(佐藤武彦会長)の主催。古くから日本人に親しまれてきた百人一首かるたを奨励し、児童生徒の健全育成の一助にしようと1962年から毎年開いている。今回が58回目。
 一チームは小学生から高校生までの8人編成で、2人一組4交代のリレー方式で対戦。クラス別にリーグ戦や順位決定戦を行った。
 多くの家族らが詰め掛ける中、選手たちは集中力を高め、気合十分の様子で対戦。上の句が読唱されると素早く反応し、目指す札をなだれ込むように取り合う場面も見られた。
 級ノ木Bで初参加した児玉乃愛さん(平元小1年)は小4の姉の影響でかるたを始めたといい、「緊張したけど、得意札が取れてうれしかった。これからもかるたを続けていきたい」と笑顔をみせた。
 少子化の影響もあって参加チームは減少傾向にあり、今回も前回から2チーム減となった。佐藤会長は「一チームで8人を集めるのは容易でない状況だが、伝統ある大会なので継続開催できるよう努めていきたい」と話していた。
 結果は次の通り。
 ▽Aクラス ①六日町A②舟場町③久保田④小坂A⑤旭町⑥上台A
 ▽B ①級ノ木A②六日町B③下タ町④上台B⑤小平A⑥小枝指
 ▽C ①小平B②級ノ木B③小坂B

 

花岡総合スポーツ公園 体育館・武道場オープン 旧大館工高を改修

2019-01-12
8人制バレーでスポーツに親しむ市民

 大館市花岡総合スポーツ公園体育館・武道場のオープニングセレモニーが11日、同市花岡町の同体育館で行われ、関係者や地域住民ら約100人が開館を祝った。スポーツを通じた地域振興を図ろうと、旧大館工業高校の施設の一部を改修。初日はスポーツ無料体験会も開かれ、同校の閉校以来、約3年ぶりに活気が戻った。
 スポーツ公園は、2017年3月に同校跡地を県から無償譲渡を受け、17年度から5カ年計画で整備されている。土地と建物を活用して同市北部の活性化、既存施設の有効活用、スポーツによる交流人口拡大などを目指す。初年度は多目的プールと多目的運動広場を供用開始。体育館と武道場は昨年12月に改修工事を終えた。
 セレモニーでは、関係者がテープカットを行った後、福原淳嗣市長が「スポーツを通したまちづくりを進める中、花岡地区はモデルエリアになる。一人でも多くの皆さまに利用してもらいたい」などとあいさつした。
 初日は体育館を無料開放し、市民らがボッチャ、8人制バレーボール、ミニテニス、バドミントンを楽しみ、歓声を響かせた。花岡町に住む岩谷幸子さん(78)は仲間と8人制バレーで汗を流し「公民館でバレーやミニテニスをやっているが、体育館は明るいし暖かく、最高の気分。旧市内だけではなく、いつか花岡でも試合ができれば」と開館を喜んでいた。
 体育館は同校の旧第2体育館。1983年に建てられ、鉄骨造り1227・97平方㍍。トイレと入り口付近に管理人室を設けたほか、ソフトテニス用支柱取り付け金具、車いす向けスロープなどを設置した。武道場は88年完成。木造平屋350・26平方㍍で、新たにトイレを設け、市武道館で使っていた畳を床半分に敷いた。
 体験会は12、13日も開かれ、午前の部は午前10時から正午、午後の部は午後1時から3時の2回。貸館は午前9時から午後10時。13日までは午後4時から。貸館の申し込み、問い合わせは同体育館(電話0186・46・2050)。

安全・安心な給食を 鹿角市学校給食センター 関係者が竣工式典

2019-01-12
給食センター会議室で行われた式典

 鹿角市が市役所南側の花輪字家妻に建設した学校給食センターの竣工記念式典が11日、同施設で行われた。関係者約30人が参加し、これまで以上に安全・安心な給食を提供できる環境を整えた新施設の完成を祝った。4月から業務を開始する。
 現在の学校給食は、八幡平小付近にある南学校給食センターと十和田中付近にある北学校給食センターの共同調理場2カ所と、花輪一中の自校式給食施設で提供している。
 これらの施設はいずれも老朽化が進行。改正学校給食法の衛生管理基準に沿う施設の整備が必要となっている状況も踏まえ、各給食施設を廃止・集約し、新設した学校給食センターからの供給に切り替える。
 建設用地は農業総合支援センターの南側にある私有地を買収。敷地面積は4526平方㍍。建物は鉄骨造2階建て、延べ床面積1997平方㍍。
 汚染作業区域(食材の検収室、下処理室、食品庫、返却された食器・食缶等の搬入場等)と非汚染作業区域(調理室、配膳室、食器・食缶の搬出場等)の区分けをはじめ、エアカーテンの設置、調理業務従事者の専用トイレ・手洗い設備の整備、アレルギー対応食専用の調理室の設置、多様な炊飯メニューによる献立の多様化など、食中毒の発生防止対策や衛生管理体制の強化、機能の充実を図った。最大で約2400食の調理が可能。
 2階会議室から調理作業を見ることができる見学窓を設けるとともに、大量調理に対応できる回転釜の展示や手洗い体験の実施など食育の推進を図る。
 2016年度に事業着手し、用地取得、造成工事などを経て、17、18年度に施設建設工事、備品購入などを行った。総工事費は11億1600万円余り。
 この日は神事に続いて式典を行い、児玉市長が「今後も子どもたちの笑顔につながるおいしい給食の提供に努めていきたい」とあいさつを述べた。内覧会も行い、訪れた市民が新施設を見て回った。

「秋田たかのす」2月誕生 北秋田2JAが合併 1日に本店で開所式

2019-01-12

 北秋田市をエリアとするJA鷹巣町(斉藤一志組合長)とJAあきた北央(大野重夫組合長)は2月1日に合併し、新たに「JA秋田たかのす」としてスタートを切る。1日午前8時半から、秋田たかのす本店となる現在のJA鷹巣町本所で開所式を行い、地域農業発展の中核となる新JAが始動する。
 2JAの合併は、あきた北央が比内地鶏事業の不振などにより2期連続の赤字となり自己資本比率が8%を大きく下回り、信用事業の継続が困難になったことに伴うもの。2017年9月にあきた北央が鷹巣町に救済を目的にした合併を打診。鷹巣町が役員会などで合併の可否について検討を重ね、合併する方向で準備を進めることを確認した。
 合併方法や新JAの概要などがまとまったことを受けて昨年5月末には合併契約の調印式が行われた。6月には両JAの総代会が開かれ、合併が正式に承認された。
 合併は鷹巣町があきた北央を吸収する形式で、合併後の新JAの名称は「秋田たかのす」。機構は▽内部監査室▽総務企画部▽営農部▽加工部▽経済部▽金融共済部―の1室5部体制で、各部の下に14課と2支店を配置。主たる事務所となる本店は市大町のJA鷹巣町本所に置き、支店はあきた北央管内の合川と上小阿仁に配置する。
 合併後の組合員数は約9000人となる見込みで、16年の実績で比較すると全県5位の組合員を有するJAとなる。コメや野菜、畜産物などを合わせた受託販売額は実質的に合併初年度となる19年度で40億円あまりと見込まれている。
 合併の条件となっていたあきた北央の支店統廃合や施設整理、増資による自己資本比率の引き上げについては、関係者によると計画通りに行われたという。
 秋田たかのすの開所式は2月1日午前8時半から、市大町の本店で行われる予定。JAや自治体関係者らによる看板の除幕、テープカットなど行い、新JAとしてのスタートを切る。
 組合長など役員については新JA設立後に理事会を開いて決めることになっており、開所セレモニーの前に行う予定。あきた北央の救済を目的に鷹巣町が吸収合併するという経緯などを踏まえると、鷹巣町の斉藤組合長が新JAの初代組合長に選任されるものとみられている。

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「良い年に」願い込めて 北鹿の神社、商店など 新年へ準備進む

2018-12-31
絵馬の準備作業に励むアルバイトたち(大館神明社)
 2018年も残すところ1日。北鹿地方の神社では初詣に向け、お守りや絵馬が並び、商店では初売りに備えバラエティーに富んだ内容の福袋などを用意している。新年が希望に満ちた良い年になることを願いながら、各地で慌ただしく準備が進められている。
 大館神明社(佐藤文人宮司)では、参拝者を迎える手伝いやアルバイトの大学生らが白い作務衣(さむえ)を羽織り、準備作業に追われている。
 30日は干支(えと)の「亥(い)」の絵馬に麻製のひもを通したり、お守りを並べたりしていた。長井世翔(せしか)さん(22)=同市片山=は「良い年を迎えられるように思いを込めている。皆で協力して参拝者を迎えたい」と話していた。
 縁起物は、勇壮なイノシシの姿が描かれた絵馬、丸い形がかわいらしい土鈴、ちりめん巾着のおみくじや鏑矢(かぶらや)など約100種類をそろえている。31日の午後3時から一年の汚れを払う「大祓(おおはらえ)式」、1日午前0時からは「歳旦(さいたん)祭」を行い、新年を祝う。
 同神明社によると例年、三が日まで約1万5000人の人出がある。駐車場に限りがあるため、駐車マナーの順守、公共交通機関や徒歩での参拝を呼び掛けている。
 一方、衣料品や雑貨店、大型店などでは正月の初売りに向けて準備が進む。バラエティーに富んだ福袋を用意し、客を迎える準備が進んでいる。
 大館市馬喰町の家具と洋服などを扱う「ヴィンテージ&アンティークストア ダリーズ&Co」(小田島寛店長)では2日から初売りを行う予定。有名メーカーの温かみのある色味のマグカップや、プレートなどの食器を詰め合わせた福袋2種類を数量限定で販売する。例年通り今月下旬頃から準備を始め、店員が箱詰め作業に追われている。箱にクッション材を詰め、割れないよう丁寧に並べていた。
 同店の福袋は予約を行わず、来店者のみが購入できる。小田島店長は「1年に1度のお得な福袋。時間がある方はぜひ来店してほしい」と呼び掛けている。

鏡餅、ミカン、筋子… 正月用品買い求める 鹿角市花輪「つめの市」にぎわう

2018-12-31
正月用の食材を求める買い物客でにぎわった「つめの市」(花輪定期市場)
 鹿角市花輪の定期市場で30日、「つめの市」と呼ばれる臨時市が開かれ、正月用品を買い求める人でにぎわった。
 花輪の朝市は400年の歴史があるといわれ、住民に「まちの日」「市日」と呼ばれ親しまれている。通常は「3」と「8」の付く日に開き、お盆と大みそかの前日には臨時市を開設している。
 この日は20を超える店が出店。縁起物の松や鏡餅をはじめ、煮しめ用の山菜、ミカン、筋子、サケなどが店頭に並んだ。買い物客は「おいしいよ」などと店主から声を掛けられながら、お目当ての品物を買い求めていた。
 市日関係者によると、氷点下の寒さが影響してか、昨年に比べ訪れた人は若干少ないというが、正月を目前にした臨時市。威勢のいい掛け声が飛び交うなど、年の瀬を感じさせる光景が繰り広げられていた。関善こみせ内では「あまちこ」が無料提供された。

コイの追い込み漁 手法披露し「河川知って」 調査兼ねて長木川で

2018-12-31
川に張った網を引き上げる石川さん(手前、大館市立花の長木川)
 大館市立花の長木川で29日、河川調査を兼ねた「コイの追い込み漁」が行われた。厳寒の中、環境保全調査を行う関係者が川の中に入るなどして捕獲を目指した。
 「追い込み漁」は魚の動きが鈍る厳寒期に行う。魚が川底に集まり、網にかかる可能性が高いため。市内では近年行う人が少ない。
 今回は東北地方整備局の米代川河川環境保全モニターを務め、追い込み漁に詳しい石川富雄さん(75)=大館市=が企画した。漁の手法を披露して魚の生態や河川の現状を知ってもらい、河川の環境保全につなげる狙い。広く参加を呼び掛け、市民ら11人が集まった。
 餅田橋下流の長木川で実施。始めに石川さんが船で移動しながら川に網を張った。準備が整ったところで、参加者は岸から棒で川底をつついた。雪が降る中、漁の手法を見学。水量が多かったため、捕獲には至らなかったが、河川環境について関心を深めた。
 企画に協力したNPO法人秋田水生生物保全協会の杉山秀樹代表理事は「追い込み漁には人間の知恵が結集している。魚の生態、川の状況を継続してモニタリングすることで、環境保全につながることを期待する」と話した。

暴風雪 帰省の足直撃 大館能代空港 「仕方ない」落胆の声 羽田へ引き返し欠航

2018-12-30
欠航による振り替え手続きのため2階まで列をつくる客たち(大館能代空港ターミナルビル)
 年末の帰省ラッシュがピークを迎える中、大館能代空港は29日、暴風雪に見舞われ欠航が相次いだ。〝雪国空港〟の備えをしのぐ悪天候に、出迎えの地元住民から「帰省するはずの家族と正月を一緒に過ごしたかったが、仕方がない」と落胆の声が漏れた。
 大館能代周辺は朝から断続的にふぶき、一時10㍍先の視界がきかなくなるほど悪化。空港のある脇神で最大瞬間風速は午前中、約15㍍を記録した。滑走路では10台近い除雪車が急ピッチで作業し、着陸準備を進めていた。
 全日空などによると、午前8時55分羽田発の787便は大館能代上空まで飛んできたが、雪による悪天候で着陸できず羽田に引き返し、そのまま欠航した。到着後に羽田へ折り返す予定だった788便も欠航となった。
 両便とも166席が予約で満席状態だった。年末年始をふるさとで過ごそうという帰省客の足を直撃した形。ターミナルビルには、折り返し便で関東地方などの観光地へ向かおうとする家族連れも目立ち、いったん預けたスーツケースをがっかりした表情で受け取っていた。
 秋田新幹線で振り替え輸送する手続きが航空会社のカウンターで始まると、順番待ちの列が階段やビル2階の通路まで延びた。県内で単身赴任中という男性客は「正月は都内の自宅に帰るつもりだったが、まさか欠航になるとは。できればきょう中に帰宅したい」と困惑していた。
 1階到着口付近も出迎えの家族ら50人ほどで混雑した。午前10時50分ごろ、運航状況を示す電光掲示板が「引き返し」を表示すると携帯電話で慌ただしく連絡を取り合い、対応に追われていた。
除雪作業が急ピッチで行われた滑走路(午前10時ごろ撮影)

駅弁文化「根付かせたい」 大館の花善 仏パリに現地法人

2018-12-30
ジャポニズム2018で鶏めしを販売した八木橋社長㊨と佐々木さん(花善提供)
 駅弁製造の花善(大館市、八木橋秀一社長)がフランス・パリに現地法人を設立した。同社の海外進出は初めて。主力商品「鶏めし」の現地仕様を1月から販売する。法人登記などの手続きを行ったのは、経営者に憧れ大学を休学して入社した佐々木朝菜さん(22)=同市出身。八木橋社長は「大館の子どもたちが将来の夢を描けるような道をつくり、本場で鶏めしを食べたいと思うフランス人の観光誘客につなげたい」と意気込んでいる。
 国内の人口減少が進む中、同社は2年前から海外展開に向けて市場調査を実施。鉄道網が整っている欧州に着目し、「歴史や文化を大切にするフランスなら受け入れられるだろう」(八木橋社長)と法人設立を決めた。日仏友好160年記念行事「ジャポニズム2018」の一環で10月30日から1カ月間、パリの国鉄リヨン駅で鶏めしを販売したところ好評だった。
 会社名は「SAS Paris Hanazen(パリ花善)」。花善と八木橋社長が共同出資し、11月28日付で設立した。
 小樽商科大4年の佐々木さんは小学生の頃から経営者に憧れ、昨夏に八木橋社長を突撃訪問。海外進出の話を聞いて「ぜひ自分にもやらせてください」と申し出た。今春から休学して花善でアルバイトし、9月に正社員となって渡仏。登記手続きや食材探しなどに奔走した。
 「スピード感など日本と全く異なる文化に戸惑った」と佐々木さん。それでも「すごく物語性を大事にする国民性。パリは弁当ブームなので歓迎されている」とやりがいを感じている。
 目標は年商5000万円。当面イベント参加などで販路開拓する。日本航空とヤマトホールディングスがパリに開設した日本産食材のアンテナショップで1月18日から2週間開かれる「秋田県フェア」にも出展する。八木橋社長は「日本と台湾にしか存在しない駅弁文化を根付かせ、いずれは駅で売りたい。大館の子どもたちが『地方の企業でも海外に進出できるんだ』と自信を持てるよう頑張る。秋田犬の古里という強みを生かし、フランスで鶏めしを食べた人が本場でも食べたいと足を運んでくれる流れもつくりたい」と話している。
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市長選、態度表明迫るか 大館市12月議会一般質問 12議員通告、3、4日

2018-11-30
  大館市議会は29日、12月定例議会の一般質問の通告を締め切った。届け出たのは12議員。歴史まちづくり事業や編成中の2019年度予算案、農業施策などへの質問が通告された。また、「4月の市長選挙について」との質問通告もあり、福原淳嗣市長に対し、市長選への態度表明を迫るものとみられる。
 通告したのは、質問順に斉藤則幸議員(公明党)、田村儀光議員(平成会)、中村弘美議員(同)、佐藤健一議員(いぶき21)、佐藤眞平議員(新生クラブ)、石垣博隆議員(平成会)、明石宏康議員(いぶき21)、吉原正議員(同)、佐藤芳忠議員(無所属)、阿部文男議員(平成会)、笹島愛子議員(共産党)、相馬ヱミ子議員(新生クラブ)。
 歴史まちづくり事業は本年度、大館八幡神社の覆屋改修実施設計や、大館神明社の本殿基礎改修工事に取り組んでいる。新開地通りの桜並木整備や道路美装化工事、大館城下町名標柱設置工事への着手も予定している。
 議員からは「古民家等の歴史的建造物の保存」や「郷土芸能の充実」などを求める質問が通告されたほか、「重点地域以外の活動への支援や事業は、どう展開するのか」との質問も行われる。
 編成中の19年度予算案については、編成方針で「総合戦略に掲載した事業など、継続的な事業は予算措置する」と示したことについて「具体的な内容」を問う。
 このほか、世論調査の集計結果に対する考えを聞くものや、パラリンピックの事前キャンプ受け入れ、来年の県種苗交換会の大館市での開催などに対する質問も通告された。
 来年の市長選に向けては、福原市長が再選を目指して立候補するのは「既定路線」とみられてはいるが、現時点ではまだ、態度を明らかにしていない。質問では、市長へ態度を表明するよう迫るものとみられる。
 一般質問は12月3日と4日の本会議で行われる。慣例により両日とも、6人ずつの登壇が見込まれる。

大雪で立ち往生、事故 冬の交通障害に備え 北秋田で関係機関訓練

2018-11-30
立ち往生した車両を重機でけん引する訓練(道の駅たかのす)
  豪雪による車両の立ち往生など冬に発生が懸念される交通障害を想定した訓練が29日、北秋田市の道の駅たかのすで行われた。能代河川国道事務所など関係機関から約40人が参加し、立ち往生した車両の除去と運転者の救助、道路の集中除雪など万が一の際の対応を確認した。
 本格的な降雪期を前に関係機関が連携して迅速、的確に対応する態勢を構築することが狙い。能代河川国道事務所と北秋田署、北秋田市消防本部、市、道の駅たかのす指定管理者の鷹巣観光物産開発が参加した。
 道の駅たかのすは自家発電施設などを備えた国道の防災拠点として整備されており、昨年も同様の訓練が行われている。
 能代河川国道事務所の増竜郎所長は「道路における雪害対策は、なるべく通行を止めずにという対応から、止めた上で集中的に除雪を行うなどして被害を最小限にするよう方針が変わった。訓練を通じて対応を確かめ、万が一に備えて」などと呼び掛けた。
 訓練は急激な積雪の増加により国道7号で車両が立ち往生、追い抜こうとした車両が対向車と衝突し大渋滞が発生したという想定で行われた。ドライバーの救助活動や除雪、車両のけん引などを各機関が連携を取りながら繰り広げた。

観光路線バス「八郎太郎号」 最多の286人利用 十和田八幡平間 外国人が大幅増

2018-11-30
  鹿角市は、十和田湖休屋と八幡平頂上を結ぶ予約型観光路線バス「八郎太郎号」の本年度運行実績をまとめた。乗車人数は286人で、運行を開始した2016年度以降、最多となった。好調だった要因について市では「運行から3年目を迎え、認知度が高まってきた」と捉えている。
 八郎太郎号は、十和田八幡平間の観光路線バスが利用者の減少により15年度で廃止されたことを受け、鹿角市が事業主体となって16年度から運行。国立公園への2次アクセスとなる交通手段の確保を図っている。
 春から秋までの土日祝日限定。利用希望日の前日午後5時までの予約制で、車種は予約人数に応じてジャンボタクシーや大型バスなどを用意している。本年度の運行期間は4月28日~10月21日。
 十和田湖営業所―八幡平頂上間に道の駅やJRの駅など17カ所の停留所を設け、運行時刻や経路を固定して運行。運賃は200~2500円に設定している。運行事業者は十和田タクシー。生活バス路線と重複する中滝―志張温泉間のみの利用はできない。
 初年度の16年度は1日1往復半運行していたが、地元の観光・宿泊施設から利便性の向上を求める意見もあって17年度から倍に増便した。
 市によると運行日数は16年度が33日、17年度が43日、18年度が49日、乗車人数は16年度が129人、17年度が231人、18年度が286人と増加傾向。このうち外国人の利用は16年度4人、17年度11人、18年度51人と大きな伸びをみせている。
 本年度の運行率は83・1%で前年度を10・2ポイント上回ったほか、1便当たりの平均乗車人数は前年度比0・3人増の2・5人だった。また、本年度は特に紅葉時期にあたる10月が運行率100%、平均乗車率3・9人と利用が多かった。
 市は「本市観光における主要な2次アクセスとして認知度、利用が高まり、多くの観光客や観光事業者等に定着してきた成果」と捉えている。

十和田湖 西湖畔の魅力歩いて発見 県 景観ワークショップ

2018-11-29
西湖畔の自然に触れる参加者(大川岱)
  小坂町側の十和田湖西湖畔の情景を満喫する景観ワークショップ「西湖畔歩き」が28日、現地で行われ、参加者が遊歩道を歩きながら、気に入った風景や自然をカメラに収め、西湖畔の魅力を再発見した。
 十和田湖の境界画定を契機に、2009年度から西湖畔の環境保全や景観形成に取り組んでいる県の主催。2016年度から毎年行い、本年度で3回目。県が認定する景観マネジャーや町観光案内人など11人が参加した。
 講師は、景観マネジャーで自然観察指導員としても十和田湖の魅力を伝える活動を展開している髙橋竹見さん、町学芸員の安田隼人さん。
 参加者は、髙橋さんや安田さんの説明を受けながら、西湖畔南側の大川岱桟橋から鉛山桟橋までの遊歩道約2㌔を散策。県が景観マネジャーや町関係者らと西湖畔の良好な景観調査などを進めながら、作成した2冊の「西湖畔樹木マップ」も参考にし、途中、好きなスポットや植物などをカメラで撮影した。
 町の観光案内人を務める松山繁さん(75)は「西湖畔の魅力は、奥入瀬にはない森と湖が同時に観察できること。1000年を超えるカツラの大木があり、いにしえを感じることができたし、今の時期に花を咲かせる野草を見つけることができた」と話した。

県内JA一本化を決議 秋田市で大会 2024年度めど 全国トップクラスの組織に

2018-11-29
県1JAへの組織再編などを決議した大会(秋田市)
 今後3年間の基本方針と取り組みを決める第30回県JA大会が28日、秋田市の秋田キャッスルホテルで開かれ、県内14JAを一つに統合する組織再編の推進など3議案を満場一致で決議した。農業者の所得増大や農業生産の拡大を図るため、2024年度をめどに、オール秋田体制による全国トップクラスの県単一JA実現を目指す。
 JAを取り巻く情勢は近年、大きく変化しており、県内では人口減少や高齢化に伴い、組合員の減少も加速。減反政策の廃止や超低金利政策による信用事業の収益低下もあり、「かつて経験したことのない厳しい経営環境が今後、見込まれる」として、スケールメリットを最大限生かした強固な経営基盤確立を目指すことにした。
 県内各JAの役職員や青年部、女性部の代表など520人が出席した大会で、JA秋田中央会の船木耕太郎会長は「本県農業のさらなる発展などJAの使命を果たしていくには、経営環境の変化を見据えた広域的でより強固な組織、経営基盤の確立が求められる」として、既存の枠組みにこだわらない組織再編の必要性を強調。「各JAで中期計画等を策定してもらい、決議の着実な実践に向けた取り組みをお願いしたい」と呼び掛けた。
 近藤悦応常務は、園芸作物などの販売額200億円超、共同購入メリットを実感できる低コスト資材の取り扱い拡大―など、合併による目指す姿を説明。19年度からの3年間を事前準備期間とし、各JAが事務・会計システムの一本化などに取り組み、その後2年間を最終協議期間とするスケジュールも示した。
 意見表明では、JAあきた北の虻川和義組合長が「地元大館では不安や懸念、賛成の声などさまざまある。小異を捨て大同につき、次世代に農業、農村をつないでいくことは組合員、地域住民にとっても大きなメリット。厳しい道のりだが、目指す姿の実現に向け前進していく」と述べた。
 JA秋田中央会によると、県内JAの正組合員は9万2998人(17年度)と全国トップで、販売品取扱高は2位。全国では奈良、香川、島根、沖縄の4県で県単一のJAが組織されていて、山口、高知も合併を予定している。
 閉会後、船木会長は取材陣に対し「今後、組合長会議などで十分議論して、あるべき1JAの姿を具体化していきたい」と話した。

 
 

10月のニュース

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県種苗交換会 「本県農業の底力を」 9年ぶり秋田市で開幕 農作物2100点

2018-10-31
9年ぶりに秋田市での開催となった県種苗交換会の展示会場(秋田拠点センター・アルヴェ)
 国内最大級の農業の祭典、第141回県種苗交換会(県農協中央会主催)が30日、秋田市で開幕した。出品農産物は前年を204点上回る2126点。7月の異常高温に加え、大雨や台風で産地が被害を受ける中、展示会場となった秋田拠点センター・アルヴェには農家が丹精込めて育てた農作物が並んだ。市協賛会は期間中の人出を、前回開催(2009年)時の105万人以上と見込んでいる。
 キャッチフレーズは「秋田から 広がる食農 つながる未来」。来月5日までの7日間、主会場のアルヴェやエリアなかいち、旧秋田空港跡地などで各種展示や行事が行われる。
 アルヴェで行われたオープニングセレモニーでは、JA秋田中央会の船木耕太郎会長が「歴史と伝統を誇る農業の祭典。多くの人に本県農業の底力を感じてもらい、食と農への理解が深まることを期待している」とあいさつ。関係者らでテープカットを行い、祭典の幕を開けた。
 出品された農産物は▽水稲55点▽畑作物及び工芸作物366点▽果樹278点▽野菜866点▽花き382点▽農林園芸加工品・工芸品91点▽畜産品及び飼料48点▽林産品40点。
 秋田市は朝から雨模様で展示会場への出足はやや鈍かったものの、徐々に来場者が増え始め、農家の努力の結晶を一品ずつ丁寧に観賞する姿がみられた。
 明治初期からの長い歴史と伝統を誇る交換会は、31日にメイン行事の談話会を県JAビルで開催。「農業者の所得増大に向けた低コスト・省力化栽培技術について」をテーマに関係者が意見を交わす。
 このほか、JA地産地消展や学校農園展、最新農業機械の展示・実演、植木・苗木市、物産販売展などが各会場で開催される。

 
 

八幡平山頂が雪化粧 アスピーテラインの一部 今季初の終日通行止め

2018-10-31
寒気の影響で、標高の高い八幡平では地面や草木が雪化粧した(蒸ノ湯ゲート周辺)
 十和田八幡平国立公園内の秋田、岩手両県にまたがる八幡平(標高1613㍍)の山頂付近で30日、寒気が流れ込んだ影響で雪が降った。鹿角市と岩手県八幡平市を結ぶ観光道路「八幡平アスピーテライン」(主要地方道大更八幡平線)は一部の区間で、今季初めて積雪による終日通行止めになった。
 アスピーテラインは全長47・2㌔。毎冬20・4㌔区間で閉鎖され、本県側の閉鎖区間は後生掛ゲートから県境付近までの9・8㌔。
 今年は夜間・早朝に路面凍結、積雪の恐れがあるため、10月15日から夜間通行止め(午後5時~翌朝8時30分まで)を行っている。
 本県側の道路を管理する県鹿角地域振興局によると、29日遅くから30日明け方にかけて雪が降り、山頂付近では5㌢ほど積もった。この影響で、本県側は標高1150㍍の蒸ノ湯ゲートから山頂の見返峠まで7㌔を、午前8時30分から終日通行止めにした。
 蒸ノ湯ゲート周辺では午前9時過ぎ、雪の降り方が強まり、地面や草木など辺り一面があっという間に雪化粧した。通行止めを知らずに訪れた愛知県豊橋市の男性(77)は「盛岡に抜けようと思っていたが、雪は予想もしていなかった」と残念そうな表情で引き返した。
 冬期間の全面通行止めは、11月5日から来年4月15日までの予定。

 
 

高校生が最新林業機械を体験 北秋田 担い手確保に学習会

2018-10-31
ベテラン作業員の指導で林業機械を操作する生徒(阿仁真木沢)
 北秋田森林・林業振興会(畠山清志会長)主催の高校生を対象にした高性能林業機械操作体験学習会が30日、北秋田市阿仁真木沢の山林で行われた。森林や林業について学習している秋田北鷹高校の生徒がプロの指導で林業機械の操作を体験した。
 林業の担い手確保などを目的に毎年行っている取り組みで、林業分野の就業を目指している高校生にとっては、ベテラン作業員からの直接指導で技術を習得する機会となっている。
 この日は緑地環境科1年の33人が参加。講師を務める山一林業の社員によるチェーンソーを使った木の伐採を見学した後、4班に分かれて機械の操作を体験した。
 チェーンソー操作では丸太の切断に挑戦。刃を木に入れた瞬間に体が引っ張られるほどの衝撃があり、生徒たちは慎重に作業することの大切さを学んでいた。
 伐採した木の枝払いと切断を行う「プロセッサ」、切断した木材を集めて運搬する「フォワーダ」などの操作体験も行われ、機械化された最新の林業現場に理解を深めていた。

 
 

展示施設 「秋田犬ファースト」確認 ネットワーク会議設立

2018-10-30
情報共有などを目的に設立された秋田犬ふれあい展示ネットワーク会議(秋田市)
 秋田犬の適切で効果的な展示と情報発信のあり方などを共有しようと、県は29日、関係者らによる「秋田犬ふれあい展示ネットワーク会議」を設立した。大館市が運営するJR大館駅前の「秋田犬ふれあい処」で今夏、来場者との触れ合いが原因とみられるストレスで一匹が体調を崩したことから、「秋田犬ファースト」の取り組みを進めていくことを確認した。
 秋田犬の展示を行う関係者間で情報共有を図り、適切な展示と展示情報を国内外に発信し、誘客を図るのが目的。秋田犬保存会など展示施設の事業者や運営主体の市町村、県から約20人が出席した。
 秋田市の秋田キャッスルホテルで開かれた会議でははじめに、県観光振興課の成田光明課長が「近年の秋田犬人気を受け、県内でふれあい展示施設が増加する一方、予想を上回る観光客で体調を崩す犬も出てきている。犬にストレスのない形で楽しんでもらう、秋田犬ファーストの取り組みが大事になる」などとあいさつ。会則などを承認後、展示時の注意事項や情報発信について意見を交わした。
 犬との触れ合いを許可している施設は、ストレス軽減対策として「展示日数を減らしたり、スペースを拡大している」「体調面を考慮し、休憩を取っている」などと報告。県動物管理センターの須田朋洋主査は「犬の事故は秋田犬が最も多い。飼い主には忠実だが、知らない人は警戒するという気質を来場者に啓発してほしい」と呼びかけた。
 大館市観光課の石田徹主査は、秋田犬ふれあい処で雌の飛鳥(2歳)が体調を崩して休養したことを受け、「柵越しの展示に切り替え、『触る』をやめた。代わりに、秋田犬の歴史やハチ公のエピソードを伝えるなど『知る』に力を入れている」などと説明した。同施設は昨年8月のオープンから1年間で2万人を超える観光客らが来場している。
 このほか、「カメラのフラッシュは使用しない」など、各施設が来場者に呼びかけている注意事項も報告された。
 県によると、県内の秋田犬展示施設は大館市や北秋田市、秋田市などの13。会議に先立ち、秋田市内の2施設を現地視察した。

 
 

北秋田市 成田為三の命日 墓前で「浜辺の歌」を合唱

2018-10-30
成田為三の墓前で「浜辺の歌」を合唱する参加者(龍淵寺)
 北秋田市出身の作曲家・成田為三の命日に当たる29日、同市米内沢の龍淵寺で墓前演奏が行われた。市内の合唱団など約50人が代表曲「浜辺の歌」を高らかに歌い、功績をたたえた。
 為三は1893年、旧森吉町米内沢生まれ。東京音楽学校で作曲を学び、「浜辺の歌」をはじめとする数々の名曲を生み出した。演奏会は1957年から始まり、現在は地元の合唱団が参加している。
 浜辺の歌音楽館少年少女合唱団、コール・もりよし、る・それいゆの地元合唱団3団体や関係者らが参加。遺影が飾られた墓の前で奥山亮修住職が読経し、参加者は静かに手を合わせていた。
 少年少女合唱団が「雨」「かなりや」、コールもりよしとる・それいゆが「ほろほろと」を歌った。最後は参加者全員で「浜辺の歌」を合唱し、ふるさとが生んだ偉大な作曲家をしのんだ。
 
 
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