本文へ移動

今日のニュース

今月のニュース
RSS(別ウィンドウで開きます) 

AI「もふ~」が案内 秋田犬ツーリズム ニーズ把握し情報提供 HP上のキャラ開発

2018-12-14
会見する中田会長㊧ら。写真奥がAIキャラクター(プラザ杉の子)
 大館、北秋田、小坂、上小阿仁4市町村の観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズム(中田直文会長)は13日、インターネットのホームページ上で一対一で会話できる人工知能(AI)キャラクター「mofuu(もふ~)」を開発したと発表した。閲覧者のニーズを把握し、最適な観光情報を提供する。欧米人向けの観光PR動画も併せて制作し、相乗効果で観光誘客につなげたい考え。
 キャラクターは秋田犬をモチーフにしてデザインを募集したところ、国内外の135人から158件の応募があった。審査の結果、宮城県の女性(40)の作品が採用された。秋田犬が白いスーツを着用した愛らしいデザインとなっている。
 ホームページを開くと画面右下に登場し、閲覧者とコミュニケーションを展開しながら「何を知りたいか」「どんなものに関心があるか」などのニーズを把握。内容を記憶して応用し、個々に適した観光プランなどを提供する。単純な問い合わせ対応やデータ解析を行うシステムとは異なり、利用者目線を追求した案内役となる。
 コミュニケーションAIを開発・運営するSELF(セルフ、東京)、地方創生事業を手掛けるcycle&design(サイクルアンドデザイン、同)と連携した取り組み。観光庁に正式登録された日本版DMO(観光地経営組織)としてAI活用の先進事例になるという。
 中田会長とSELFの中路慶吾COO(最高執行責任者)、cycle&designの田中修司社長、3者を橋渡ししたアジアメディアプロモーション(東京)の渡邊竜一社長が大館市のプラザ杉の子で会見し、中田会長は「気軽に遊び感覚で情報を得られる。AIを武器に地域の魅力を発信したい」と述べた。
 中路COOは「秋田に興味を持ってくれた人が実際に訪れ、結果として産業振興につながればいい」、田中社長は「インバウンド(訪日外国人客)の流れを地方にも呼び込みたい」、渡邊社長は「先進的な取り組みでDMOの価値を高めてほしい」と期待を寄せた。
 PR動画は、米国人女性が大館を訪れて秋田犬と出会い、康楽館(小坂町)や秋田内陸線(北秋田市)、コブ杉(上小阿仁村)などを巡る内容。ホームページや動画サイト・ユーチューブで公開している。

教室にエアコン 教育長「来夏に調査」 北秋田市12月議会・一般質問

2018-12-14
一般質問を行った北秋田市議会(議場)
 北秋田市の12月定例議会は13日、本会議を再開し一般質問を行った。市内小・中学校の猛暑対策として教室にエアコンの早期設置を求める質問があり、佐藤昭洋教育長は「来年夏に実態を調査した上で検討したい」と答弁した。議員は「市の対応が遅い」と批判した。
 登壇したのは福岡由巳議員(無会派)、武田浩人議員(緑風・公明)、久留嶋範子議員(共産)、板垣淳議員(同)、山田博康議員(無会派)、虻川敬議員(新創会)の6人。
 エアコン設置については板垣議員が質問した。国は、設置を希望する市町村から臨時交付金の申請を受け付けているが、北秋田市は現時点で申請していない。「保護者や学校関係者から、教室に設置してほしいと要望がある。来年夏に間に合うように付けてほしい」と求めた。
 佐藤教育長は市内全小・中学校の校長室、職員室、保健室と2014年に校舎が完成した合川小は設置済みと説明した。未設置の教室は「大型扇風機2台を入れて」暑さをしのいでいるという。統合を控える鷹巣中校舎や、鷹巣南中校舎の普通教室、特別支援教室などに今後設置を計画している、と答えた。
 その他の学校は「(暑さがピークを迎える)夏休みの教室の実態を調査し必要に応じて対応を検討したい」「来年夏に調査する」と述べるにとどめた。
 市教委総務課によると、エアコン設置の対象となる教室数は市内小学10校75室、中学5校31室。
 このほか、小中学校統合が白紙化された阿仁地区について、山田博康議員が今後の対応を尋ねた。佐藤教育長は保護者らとの意見交換を重ねた上で「19年度中には一定の方向を示すことを目標としている」と答弁した。

重要度トップは「医療」 鹿角市都市計画マスタープラン 見直しへアンケート

2018-12-14
 鹿角市は、まちづくりの指針となる都市計画マスタープランの見直しに伴い、市民ニーズの実態把握を目的に実施したアンケートの結果をまとめた。設問のうち、今後のまちづくりの取り組みに対する重要度については「病院、診療所などの医療機関がある」と答えた人が最も多かった。本年度市民アンケートでも「もっと力を入れてほしいと感じる施策」の1位は「地域医療体制の充実」で、地域における医療提供体制を確保する重要性があらためて浮き彫りとなった。
 調査は16~74歳の市民2000人(無作為抽出)を対象に9月に行い、49・1%にあたる981人から回答票を回収した。
 設問は全8。このうち市全体の今後のまちづくり施策に対する重要度(「重要」または「どちらかといえば重要」と答えた人の合計)は、「病院、診療所などの医療機関がある」と答えた人の割合が91・4%と最も高かった。次いで「災害時の避難経路の整備」が89・3%、「避難所などの災害への備え」が89・2%など。
 まちづくりの現状への満足度(「満足」または「どちらかといえば満足」と答えた人の合計)の上位は①「山林、水辺、農地等の自然環境が豊か」85・0%②「ごみなどが少なく、きれい」77・4%③「市民センターや図書館、文化ホールなどの施設が暮らしに役立っている」69・1%―。
 これに対し、満足度が低かった項目は「市街地ににぎわいがある」「バスや鉄道など公共交通機関は利用しやすい」「駅周辺の広場や駐車場、駐輪場などが利用しやすい」など。商店街や中心市街地、公共交通に関する不満がうかがえる。
 住んでいる地域のまちづくりの問題については、市内4地区とも「高齢化が進んでいる」「定住者や若者が減少している」「空き家・空き地が増加している、管理されていない」「買い物が不便である」「公共交通(鉄道、バス)が不便である」の5項目が上位。
 住み心地については、市全体で「住みよい」17・3%と「まあ住みよい」46・5%を合わせると63・8%。前回調査した2005年と比べ、「住みよい」は2・7ポイント下回った一方で、「まあ住みよい」が5ポイント上昇し、全体的には2・3ポイント上昇した。
 現在の都市計画マスタープランは06年の策定から10年以上が経過したことから、本年度から2カ年で見直しを行い、来年度内の策定を目指している。

産業団地進出第1号 植物工場視察し期待の声 鹿角市12月議会・産業建設委

2018-12-13
操業を開始したバイテックファーム鹿角(鹿角市十和田末広)
 鹿角市12月定例議会は12日、総務財政、教育民生、産業建設の各委員会を開き、当局から所管事項の報告を受けた後、付託議案を審査した。産業建設委(田中孝一委員長)では、十和田末広の市産業団地に進出したバイテックファーム鹿角(藤井学社長)が3日から操業を始めた、水耕によるレタス栽培を主とした完全閉鎖型植物工場を視察した。
 バイテックファーム鹿角は、環境エネルギー関連製品の販売や発電、植物工場などの事業を手掛けるバイテックグリーンエナジー(本社・東京、原田宜社長)の現地法人として、バイテックホールディングスグループや市内農業生産者6戸などが出資し昨年4月に設立。市が昨年度、用地を取得し整備した産業団地の第1号企業として工場を建設した。工期は今年3月3日~11月15日。
 総事業費は約17億円。国の交付金約7億4000万円、市の企業立地助成金2億5000万円などを活用する予定。
 鹿角工場は鉄筋造2階建て、延べ床面積3648平方㍍。バイテックグループの植物工場としては一昨年4月稼働の大館工場に続き県内2カ所目、国内では5カ所目。他工場にはない自動移植機を新たに導入し、リーフレタスなどを生産する。1日最大約1万7000株の生産を見込んでおり、大館工場の1・7倍の規模となる。
 無農薬栽培で天候に左右されず、周年で安定供給が可能。初出荷は年明けとなる予定で、出荷先はサラダやサンドイッチ加工業者など業務用が中心となる見込み。
 従業員は現在、正社員11人、パート29人の40人。鹿角市在住者が大半で、このほか大館市や小坂町など。
 委員らは、同社担当者から会社概要や作業工程、工場設備等について説明を受け、事務室等があるエリアから窓ガラス越しに栽培棚エリアを見学。「衛生管理が徹底されている」「早く軌道に乗せて、もっとこの土地(産業団地)を使ってほしい」などと期待する声が聞かれた。
 産業団地は東北自動車道十和田インターチェンジ(IC)の西方約1㌔。広さは2万3642平方㍍。市ではさらなる企業誘致を目指している。
 3常任委員会では全議案を可決したほか、「『介護労働者の労働環境および処遇改善』のために国に対し意見書の提出を求める陳情」など陳情5件を採択した。

ガソリン・灯油下落続く 北鹿地方 7カ月ぶりの水準に「もっと下がって」

2018-12-13
会員価格で149円を提示する給油所(大館市山館)
 原油価格の下落を受けて、県内でレギュラーガソリンの値下がりが続いている。資源エネルギー庁が12日に発表した石油製品価格調査によると、本県のレギュラーガソリンの店頭小売価格は1㍑当たり前週比1・5円減の150・0円で、7カ月ぶりの水準となった。北鹿地方の給油所では、店頭小売価格で150円前後の表示が多くなっている。原油価格の高騰を受けて、10月中旬には4年ぶりの高値をつけていただけに、年末年始で出費がかさむ家計にとっては助けになりそうだ。
 同庁の委託を受けている石油情報センターの10日時点のまとめによると、全国平均は前週比2・0円減の149・3円で、7週連続で値下がりした。47都道府県全てで値下がりとなった。同センターによると、原油価格の下落を受けて元売り各社が卸値を引き下げたことが価格に反映されたとしている。
 大館市内の給油所は、店頭価格が150円台前後で推移している。給油に訪れた30歳代の男性は「10月ごろと比べると安くなってきている。それでもまだ高いと感じるので、もっと値下がりしてほしい」と話していた。需要期の灯油の値段も下落傾向。現在、本県の配達灯油価格は18㍑当たり1724円で、9月半ばの水準まで戻りつつある。
 同センターによると、卸値の引き下げが価格に転嫁されるため、来週も引き続き値下がりすると予想している。
RSS(別ウィンドウで開きます) 

活性化 雑談からヒントを 北秋田市コムコム 月1ペースでカフェ開設

2018-11-17
地域おこし協力隊や市職員と高校生が会話に花を咲かせた雑談カフェ(コムコム)
 北秋田市民ふれあいプラザコムコムで15日夜、施設を訪れた人たちが自由に歓談できる「雑談カフェ」が開設された。「人と人との出合いから始まる話から、地域づくりのヒントを探ろう」と市地域おこし協力隊の米倉信人さんらが企画した催し。初開催となったこの日は高校生が訪れ、進路や将来の目標などについて語り合っていた。
 「自然に人が集まり、雑談が始まる。そこから何かが始まる」をコンセプトにした催し。幅広い年代の市民が集い、語り合うことで世代間交流を図るとともに、さまざまな価値観を持つ人の雑談の中から地域の活性化につながる取り組みやヒントを探ることが狙い。
 コムコム2階の研修室を会場に、米倉さんと地域づくり活動の推進に取り組んでいる市生涯学習課の松田淳子さんが飲み物や菓子を用意して参加者を迎えた。
 最初に訪れたのは3人組の女子高生グループ。帰宅のバス時間のためこのうち2人は短時間の参加だったが、残る1人は進路や将来の夢などについて語り合った。
 「大好きなおしゃべりを生かして将来はラジオのパーソナリティになりたい」という女子高生。おしゃべりの技術を高めるため、読み聞かせボランティアやイベントの司会などに取り組んできたことなどを笑顔で話していた。
 米倉さんや松田さんは、市内でコミュニティラジオの開局に向けた動きがあることを紹介し、「将来は地元に戻って得意のおしゃべりを生かして活躍して」などとエールを送っていた。
 カフェの開催は不定期だが、次回は12月に開催する予定。日時などの詳細は決まりしだい館内にチラシを掲示するなどして周知する予定。

 

鹿角市花輪 鏡田橋19日から通行止め 架け替え工事 来年3月20日まで

2018-11-17
架け替え工事のため通行止めとなる鏡田橋(鹿角市花輪)
 鹿角市花輪の福士川に架かる鏡田橋が、架け替え工事に伴い19日から来年3月20日まで車両通行止めとなる。市都市整備課では迂回路の通行など地域住民に協力を呼び掛けている。路線バス利用者等の利便性を考慮し、付近には歩行者専用の仮橋を設置する予定。
 鏡田橋は1933(昭和8)年に架設され、橋長は8・2㍍、幅は8・8~10・6㍍。国道282号に接続する市道鏡田下川原線が通っていて交通量も多い。
 元々、車両重量制限はなかったが、市が昨年度実施した詳細調査の結果、老朽化に伴い一定以上の耐荷力が伴っていないことが判明。昨年11月27日から総重量4㌧以上の車両は通行できない制限措置を講じ、実施設計の策定など架け替えの準備を進めてきた。
 工期は今年9月21日から来年3月20日まで。今月19日から本格的な工事に取りかかる。工事契約額は3996万円。現在の橋を解体した上で、同じ場所へ大きさや形状も変えずに新たな橋を設置する。
 現在の橋は台の上にコンクリート製の橋桁をのせたものだが、新しい橋は現場の状況に見合った函渠工を採用し、四角形の構造物(ボックスカルバート)を現場で打設して設置する計画。
 都市整備課では迂回路として、市道用野目小沼2号線と市役所東町線などの利用を呼び掛けている。歩行者専用の仮橋は現場の上流側に設置する予定。
 市では2013年度の道路法改正等を受け、近接目視による橋りょう点検や、市橋りょう長寿命化修繕計画に基づいた橋りょう補修を実施。損傷や劣化を早期発見し、計画的、予防的な補修を行うことで道路交通の安全確保を図っている。
 

大館で「車を考える会」 北鹿の製造業など70人 自動車産業で商機拡大を

2018-11-16
自動車メーカーの講演などが行われた考える会(プラザ杉の子)
 自動車産業への参入を目指す「東北地域の車を考える会」が15日、大館市のプラザ杉の子で開かれた。北鹿地方の製造業を中心に約70人が参加。電気自動車(EV)や自動運転システムの開発など業界が変革期にある中、講演や情報交換会などを通してビジネスチャンスの可能性を探った。
 東経連ビジネスセンター(仙台市)、大館市、市企業誘致促進協議会、大館工業振興会、県北部テクノプラザの主催。同センターが東北7県(新潟を含む)の企業向けに年4回開催する「車を考える会」の地域版で、自動車に応用できる幅広い技術を持った地元企業と自動車メーカーのマッチングを図り、新規事業を創出しようという狙いがある。大館開催は初めて。県内では2014年7月の横手市、17年8月の由利本荘市に続いて3回目となった。
 大館市の名村伸一副市長は「各分野で高い技術を持つ企業が一堂に会し、情報交換することで新分野の開拓や技術向上のきっかけにしてほしい。上小阿仁村が国土交通省とともに自動運転の実証実験を行うなど、自動車産業の新たな展開に期待しており、より良い地域社会の実現に向け産業振興に協力したい」とあいさつ。小型車生産の東北集約を進める大手自動車メーカーの開発担当者が講演した。
 自動車を取り巻く環境について担当者は「100年に1度の大変革を迎えた」としてEV開発など電動化の動きが加速し、IT(情報技術)大手など異業種が相次いで参入したり、自動運転の開発でも各社がしのぎを削ったりしている現状を紹介。「地場企業との信頼関係を構築し、競争力を強化することが重要だ」と強調した。
 講演に先立ち、市内5社が自動車メーカーに対し非公開で自社製品や技術をアピールした。

県内クマ猟 2年連続で解禁 目撃数など依然高水準 被害の未然防止へ

2018-11-16
猟場でクマを探す猟友会員(大館市内)
 県内で15日、ツキノワグマの狩猟が解禁された。昨年に続いて2年連続の措置。近年、人里での目撃や人身被害が多発し、推定生息数の増加、生息域の拡大が予想されることから対策として実施した。北鹿地方でも早朝からハンターたちが猟場に繰り出し、猟銃を携えながらクマの姿を探す光景が見られた。
 県は生態系保全を目的に、2008年から猟友会に対しクマ猟の自粛要請を行ってきた。しかし昨年、県内でクマの目撃数と人的被害が過去最多となったため、9年ぶりにクマ猟を解禁。今年は目撃件数・捕獲頭数ともに、過去最多だった昨年と比べると減少傾向だが、県自然保護課によると目撃件数は915頭(11日現在)、捕獲頭数は404頭(10月31日現在)に上り、過去10年間の平均と比較して高い水準が続いていることから2年連続での解禁に踏み切った。10月の県環境審議会自然環境部会で方針が示され、捕獲上限は推定繁殖数などを踏まえ、109頭とした。
 大館市内の山林では、午前8時すぎに同市猟友会の4人が猟銃を背負って猟場に入った。クマが通ってできる獣道やふんの有無などに注意を払いながら慎重に痕跡を探し歩いた。猟友会中央支部の平泉勝也支部長(74)は「被害を未然に防ぐためにクマを捕獲するだけでなく、猟銃で追い払って、人間は恐ろしいと学習させなければいけない」と話していた。
 県自然保護課の担当者は「クマが人間の生活圏に出てこないよう山奥へ追い上げ、人的被害防止を図りたい」と話している。この日からは、ツキノワグマを含む獣類20種類、野鳥28種類の狩猟が解禁された。猟期は来年2月15日まで。

小中一貫教育で交流 小坂町 埼玉・八潮市の教員ら研修

2018-11-16
1年生のクラスで授業を実践した八潮市中川小の秋山教諭(小坂小)
 埼玉県八潮市の教職員らが16日までの日程で、小坂町の小坂小中学校で派遣研修を実施。小坂小中独自の学習指導の在り方に理解を深めながら、主体的な学びにつながる授業構築などを参考にしている。
 義務教育9年間で一貫性のある学習指導や生徒指導を行う「小中一貫教育」を導入している両市町は数年前から、互いの教育力の向上に向けて交流を続けている。
 八潮市は市内の児童生徒の学力について、基礎・基本的な知識や技能の活用力、応用力を養うことを喫緊の課題として捉え、2014年度に教育委員会が小坂小中を視察。授業の改善や学力の向上を目的に15年度から毎年、選抜された教職員を小坂小中に派遣している。
 15年度以降、八潮市の教職員らが小坂町で派遣研修を実施しているが、17年度は交流がさらに発展した。八潮市が小坂町から初めて教職員を受け入れ、合同研修会を開催。互いに学び合い、両市町間の結束を一層強めた。
 本年度の研修は12日から行われ、教育委員会の職員、小中の教諭ら8人が派遣された。小学教諭4人、中学教諭2人は小中の各クラスに配置。小坂小中共通の学習スタイルを理解した上で、授業視察を通して授業構築や、児童生徒が授業に向かう姿勢などを参考にした。
 15日は配置された各クラスで授業を実践した。1年生で道徳の授業を行った八潮市中川小の秋山千幸教諭(42)は「(小坂の子どもは)素直で自己肯定感、自分ができるという思いがすごく強い。これが学力につながっていると思う」と感心。「先生方一人一人が大変温かくて、子どもファーストで行われている。授業が子ども主体で、先生を中心に広がっているのではなくて、子どもたちから広がっている。自己肯定感を高められる指導を目指したい」と意欲を示した。

10月のニュース

RSS(別ウィンドウで開きます) 

県種苗交換会 「本県農業の底力を」 9年ぶり秋田市で開幕 農作物2100点

2018-10-31
9年ぶりに秋田市での開催となった県種苗交換会の展示会場(秋田拠点センター・アルヴェ)
 国内最大級の農業の祭典、第141回県種苗交換会(県農協中央会主催)が30日、秋田市で開幕した。出品農産物は前年を204点上回る2126点。7月の異常高温に加え、大雨や台風で産地が被害を受ける中、展示会場となった秋田拠点センター・アルヴェには農家が丹精込めて育てた農作物が並んだ。市協賛会は期間中の人出を、前回開催(2009年)時の105万人以上と見込んでいる。
 キャッチフレーズは「秋田から 広がる食農 つながる未来」。来月5日までの7日間、主会場のアルヴェやエリアなかいち、旧秋田空港跡地などで各種展示や行事が行われる。
 アルヴェで行われたオープニングセレモニーでは、JA秋田中央会の船木耕太郎会長が「歴史と伝統を誇る農業の祭典。多くの人に本県農業の底力を感じてもらい、食と農への理解が深まることを期待している」とあいさつ。関係者らでテープカットを行い、祭典の幕を開けた。
 出品された農産物は▽水稲55点▽畑作物及び工芸作物366点▽果樹278点▽野菜866点▽花き382点▽農林園芸加工品・工芸品91点▽畜産品及び飼料48点▽林産品40点。
 秋田市は朝から雨模様で展示会場への出足はやや鈍かったものの、徐々に来場者が増え始め、農家の努力の結晶を一品ずつ丁寧に観賞する姿がみられた。
 明治初期からの長い歴史と伝統を誇る交換会は、31日にメイン行事の談話会を県JAビルで開催。「農業者の所得増大に向けた低コスト・省力化栽培技術について」をテーマに関係者が意見を交わす。
 このほか、JA地産地消展や学校農園展、最新農業機械の展示・実演、植木・苗木市、物産販売展などが各会場で開催される。

 
 

八幡平山頂が雪化粧 アスピーテラインの一部 今季初の終日通行止め

2018-10-31
寒気の影響で、標高の高い八幡平では地面や草木が雪化粧した(蒸ノ湯ゲート周辺)
 十和田八幡平国立公園内の秋田、岩手両県にまたがる八幡平(標高1613㍍)の山頂付近で30日、寒気が流れ込んだ影響で雪が降った。鹿角市と岩手県八幡平市を結ぶ観光道路「八幡平アスピーテライン」(主要地方道大更八幡平線)は一部の区間で、今季初めて積雪による終日通行止めになった。
 アスピーテラインは全長47・2㌔。毎冬20・4㌔区間で閉鎖され、本県側の閉鎖区間は後生掛ゲートから県境付近までの9・8㌔。
 今年は夜間・早朝に路面凍結、積雪の恐れがあるため、10月15日から夜間通行止め(午後5時~翌朝8時30分まで)を行っている。
 本県側の道路を管理する県鹿角地域振興局によると、29日遅くから30日明け方にかけて雪が降り、山頂付近では5㌢ほど積もった。この影響で、本県側は標高1150㍍の蒸ノ湯ゲートから山頂の見返峠まで7㌔を、午前8時30分から終日通行止めにした。
 蒸ノ湯ゲート周辺では午前9時過ぎ、雪の降り方が強まり、地面や草木など辺り一面があっという間に雪化粧した。通行止めを知らずに訪れた愛知県豊橋市の男性(77)は「盛岡に抜けようと思っていたが、雪は予想もしていなかった」と残念そうな表情で引き返した。
 冬期間の全面通行止めは、11月5日から来年4月15日までの予定。

 
 

高校生が最新林業機械を体験 北秋田 担い手確保に学習会

2018-10-31
ベテラン作業員の指導で林業機械を操作する生徒(阿仁真木沢)
 北秋田森林・林業振興会(畠山清志会長)主催の高校生を対象にした高性能林業機械操作体験学習会が30日、北秋田市阿仁真木沢の山林で行われた。森林や林業について学習している秋田北鷹高校の生徒がプロの指導で林業機械の操作を体験した。
 林業の担い手確保などを目的に毎年行っている取り組みで、林業分野の就業を目指している高校生にとっては、ベテラン作業員からの直接指導で技術を習得する機会となっている。
 この日は緑地環境科1年の33人が参加。講師を務める山一林業の社員によるチェーンソーを使った木の伐採を見学した後、4班に分かれて機械の操作を体験した。
 チェーンソー操作では丸太の切断に挑戦。刃を木に入れた瞬間に体が引っ張られるほどの衝撃があり、生徒たちは慎重に作業することの大切さを学んでいた。
 伐採した木の枝払いと切断を行う「プロセッサ」、切断した木材を集めて運搬する「フォワーダ」などの操作体験も行われ、機械化された最新の林業現場に理解を深めていた。

 
 

展示施設 「秋田犬ファースト」確認 ネットワーク会議設立

2018-10-30
情報共有などを目的に設立された秋田犬ふれあい展示ネットワーク会議(秋田市)
 秋田犬の適切で効果的な展示と情報発信のあり方などを共有しようと、県は29日、関係者らによる「秋田犬ふれあい展示ネットワーク会議」を設立した。大館市が運営するJR大館駅前の「秋田犬ふれあい処」で今夏、来場者との触れ合いが原因とみられるストレスで一匹が体調を崩したことから、「秋田犬ファースト」の取り組みを進めていくことを確認した。
 秋田犬の展示を行う関係者間で情報共有を図り、適切な展示と展示情報を国内外に発信し、誘客を図るのが目的。秋田犬保存会など展示施設の事業者や運営主体の市町村、県から約20人が出席した。
 秋田市の秋田キャッスルホテルで開かれた会議でははじめに、県観光振興課の成田光明課長が「近年の秋田犬人気を受け、県内でふれあい展示施設が増加する一方、予想を上回る観光客で体調を崩す犬も出てきている。犬にストレスのない形で楽しんでもらう、秋田犬ファーストの取り組みが大事になる」などとあいさつ。会則などを承認後、展示時の注意事項や情報発信について意見を交わした。
 犬との触れ合いを許可している施設は、ストレス軽減対策として「展示日数を減らしたり、スペースを拡大している」「体調面を考慮し、休憩を取っている」などと報告。県動物管理センターの須田朋洋主査は「犬の事故は秋田犬が最も多い。飼い主には忠実だが、知らない人は警戒するという気質を来場者に啓発してほしい」と呼びかけた。
 大館市観光課の石田徹主査は、秋田犬ふれあい処で雌の飛鳥(2歳)が体調を崩して休養したことを受け、「柵越しの展示に切り替え、『触る』をやめた。代わりに、秋田犬の歴史やハチ公のエピソードを伝えるなど『知る』に力を入れている」などと説明した。同施設は昨年8月のオープンから1年間で2万人を超える観光客らが来場している。
 このほか、「カメラのフラッシュは使用しない」など、各施設が来場者に呼びかけている注意事項も報告された。
 県によると、県内の秋田犬展示施設は大館市や北秋田市、秋田市などの13。会議に先立ち、秋田市内の2施設を現地視察した。

 
 

北秋田市 成田為三の命日 墓前で「浜辺の歌」を合唱

2018-10-30
成田為三の墓前で「浜辺の歌」を合唱する参加者(龍淵寺)
 北秋田市出身の作曲家・成田為三の命日に当たる29日、同市米内沢の龍淵寺で墓前演奏が行われた。市内の合唱団など約50人が代表曲「浜辺の歌」を高らかに歌い、功績をたたえた。
 為三は1893年、旧森吉町米内沢生まれ。東京音楽学校で作曲を学び、「浜辺の歌」をはじめとする数々の名曲を生み出した。演奏会は1957年から始まり、現在は地元の合唱団が参加している。
 浜辺の歌音楽館少年少女合唱団、コール・もりよし、る・それいゆの地元合唱団3団体や関係者らが参加。遺影が飾られた墓の前で奥山亮修住職が読経し、参加者は静かに手を合わせていた。
 少年少女合唱団が「雨」「かなりや」、コールもりよしとる・それいゆが「ほろほろと」を歌った。最後は参加者全員で「浜辺の歌」を合唱し、ふるさとが生んだ偉大な作曲家をしのんだ。
 
 
印刷に関するご案内
ご案内
広告に関するお問い合わせ
お問い合わせ
購読のお申し込み
購読お申し込み
掲載写真のご購入
ご購入お申し込み
後援のお申し込み
資料請求
記事・写真等2次使用について
資料請求
株式会社 北鹿新聞社

〒017-0895
秋田県大館市字長倉79
TEL.0186-49-1255(総務課)
FAX.0186-43-3065(総務課)
 
*日刊新聞発行および一般印刷*
TOPへ戻る