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除雪費や保育無償化 大館市 一般会計8億円を追加 9月議会、27日招集

2019-08-21
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 大館市は20日、9月定例議会を8月27日に招集すると告示した。補正予算案は一般会計で8億3899万4000円を追加。除雪費や10月に始まる幼児教育・保育の無償化に伴う措置費、たしろ温泉ユップラ設備更新工事費、ふるさと納税システム改修事業費などを計上した。
 提出するのは一般・特別各会計の補正予算案や家庭的保育事業の設備・運営に関する条例の一部改正案、へき地保育所設置条例の一部改正案、除雪車購入に伴う財産取得など報告4件、承認1件、議案20件。
 行政の認可を受けた保育者が自宅などで少人数の子どもを預かる「家庭的保育事業」については設備・運営に関する基準の一部が改正され、利用乳幼児が3歳に達した後の受け皿となる連携施設の確保義務が緩和されたこと、連携施設の確保に関する猶予期間が延長されたことに伴う条文整備を行う。
 一般会計補正後の総額は352億5090万2000円で、前年同期に比べ6億7914万円(2%)増となる。特別会計と企業会計を含む全会計の合算は補正後で753億5205万2000円。一般会計の投資的経費は42億171万6000円、構成比で11・9%となり、前年同期比1億1505万7000円(2・8%)増えた。
 主な歳出のうち、新規事業はふるさと納税システム改修事業費136万円、旧大滝温泉スキー場建物等解体工事費599万円。旧スキー場(1979年開設)は利用者減のため2017年度に廃止しており、ヒュッテや物置小屋、ロープトウ設備を撤去する。
 継続事業は除雪費・除雪関連費4億6854万円、私立認定こども園等児童措置費6551万円、たしろ温泉ユップラ管理費5941万円、道路維持費4090万円、地方創生推進交付金事業費1206万円、地域ふれあい除雪支援事業費662万円、新入学児童用ランドセル・黄色い帽子購入費361万円、タイとの交流事業費156万円、鳥獣被害防止総合対策交付金事業費132万円などを追加した。

県と中国・大連市 小坂町で教育の交流 訪問団が来町 児童がクイズや踊り

2019-08-21
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小坂小を訪れた大連市の小学生15人
 県は、昨年8月に中国・大連市と観光交流に関する覚書を締結し、現在は観光以外にも医療や教育、経済の分野で交流を進めている。教育分野における相互交流の皮切りとして、大連市の小学生の訪問団が19日に来県。20日は、交流活動の拠点となる小坂町で、地元の小坂小児童と触れ合い、互いの文化への理解や友情を深めた。22日まで同町に滞在する。
 訪問団は、大連市の育才小学校の5・6年生15人と教員5人、ガイド2人を含めた22人。19日から22日まで本県に滞在し、同町で地元児童との交流や日本文化の体験、十和田湖の散策、町内の観光施設の見学などを楽しむ。
 町と同市では毎年、アカシアの花をテーマとした観光イベント「アカシア祭り」が開かれている。これが一つのきっかけとなり、1991年には町関係者が大連の祭りを視察。2000年には祭りを通じた友好交流意向書を締結するなど、相互交流の下地が過去に存在していたことから、今回の交流活動の受け入れ地に選ばれた。
 訪問団が小坂小を訪れ、交流会が開かれた。小坂の児童は夏休み中のため、希望した2~6年生64人が参加。スクールバンド部の演奏で訪問団を迎え入れた。
 細越満町長は訪問団を歓迎しながら、「小坂町は古くは鉱山で栄えた町。春にはアカシアの花が咲き誇り、町中に甘い香りが漂う。アカシア祭りが縁で大連市と交流があり、康楽館前には記念植樹がある。日中の理解が深まることを願う」とあいさつした。
 小坂の児童が歓迎の歌を披露した後、クイズ形式で町について紹介。小坂側が「有名なアイドルは」「有名な日本人は」などと大連の小学生へ、大連側は「好きなスポーツは」「夏休みをどう過ごしたか」などと小坂の児童へそれぞれ質問した。
 小坂のグループに大連の子どもを交え、折り紙や小坂小独自の創作踊り「鉱山の子ソーラン」を一緒に踊った。それぞれが最初は緊張した面持ちだったが、交流を進めていくうちに徐々に打ち解けた様子。言葉は通じなくても心を通わせ、笑顔で交流を楽しんでいた。
 最後に両者の代表が感想を発表。大連市の児童は「とてもやさしくて、感謝の気持ちでいっぱい」「交流ができてうれしい。大連にも遊びにきてください」と話した。小坂6年の森田琉那さんは「7分の間に踊りを覚えてすごい。一緒に踊れて楽しかった」と声を弾ませた。
 来年度は県の訪問団が大連市を訪れる予定。

「遊休」状況を現地確認 北秋田市 農業委 阿仁から農地パトロール

2019-08-21
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農地の状況を確認する農業委員ら(北秋田市阿仁根子)
 北秋田市農業委員会の農地パトロールが20日、阿仁地区で行われた。委員ら7人が遊休農地の有無や改善状況を現地で確認。耕作の再開や利用集積などの農地利用を推進する狙いがあり、22日まで森吉、合川、鷹巣地区で順次実施する。
 2016年度に施行された改正農業委員会法で、遊休農地の発生防止など「農地利用の最適化」は農業委の必須業務に位置付けられた。改正法を踏まえたパトロールでは、市内全ての農地を対象に実施した利用状況調査の結果を基に、遊休化している可能性があると判断した農地を地区ごとに抽出し、現状を確認している。
 初日の阿仁地区は根子、幸屋渡、戸鳥内の田畑計5カ所が対象になった。このうち根子では雑木が昨年まで5年以上生い茂り、農業委が所有者に改善を働きかけていた農地を訪れた。大人の背丈より樹高があったというが、今年に入って全て伐採。「自己保全」の状態に改善されたとして、委員はあらためて現地で確かめていた。
 パトロールの結果は10月ごろ委員に報告する予定。事務局によると、遊休農地と判断され周辺に影響がなければ、所有者に地目変更を促すなど適切に対処していくという。

絢爛豪華な屋台競演 勇壮なはやし響かせ 花輪ばやし開幕

2019-08-20
きらびやかな屋台が競演した駅前行事(JR鹿角花輪駅前)
 国の重要無形民俗文化財でユネスコ無形文化遺産でもある鹿角市の伝統行事「花輪ばやし」が19日、にぎやかに開幕した。絢爛(けんらん)豪華な屋台10台が勇壮なはやしを響かせながら熱気あふれる競演を披露し、県内外からの見物客を魅了した。
 初日は参加10町内の屋台が幸稲荷神社の御神体が安置されている里宮「御旅所」に集結し、祭り開始のあいさつを行った。中学生以下を対象にした太鼓演奏の子どもコンクール審査に続き、各屋台がJR鹿角花輪駅前に向かってパレードした。
 「駅前行事」では勇壮で哀調を帯びた行進曲風の「本囃子」を奏でながら、きらびやかな屋台が次々と入場。若者らの熱気に包まれた。
 10町内の屋台が勢ぞろいしたところで独特の手打ち式「サンサ」を行い、厳粛な雰囲気へと一転。見物客は静と動の両面を持ち合わせる祭りの醍醐味(だいごみ)を楽しんだ。
 20日未明には躍動的な「朝詰」、厳かな神事の「枡形行事」が行われた。同日の夜は駅前行事(午後8時40分~9時半)や「赤鳥居詰」のほか、21日未明まではやしの競演などを行い、完全燃焼する。
 花輪ばやしは花輪の総鎮守、幸稲荷神社の祭典で奉納される祭礼ばやし。「本囃子」など12曲が伝承され、日本三大ばやしの一つに数えられる。
 2014年に「花輪祭の屋台行事」として国の重要無形民俗文化財に指定。16年に「山・鉾・屋台行事」として全国32の祭りとともにユネスコ無形文化遺産に登録された。

整備促進へ要望活動 大館で合同総会 日沿道・R7・米代川

2019-08-20
事業計画を決めた合同総会(ホテルクラウンパレス秋北)
 日本海沿岸東北自動車道(日沿道)建設促進県北部、県北部国道7号整備促進、米代川治水の3期成同盟会は19日、大館市のホテルクラウンパレス秋北で合同総会を開き、要望活動を中心とした事業計画を決めた。日沿道二ツ井白神インターチェンジ(IC)―大館能代空港IC間の早期整備などを国に求めていくことを決議した。
 県北9市町村の首長や商工団体関係者ら約70人が出席。国道7号、米代川両期成同盟会長の齊藤滋宣能代市長は「社会資本を共有する自治体が連携し、(道路が機能することで生み出される)ストック効果を発揮できるよう取り組もう」、日沿道期成同盟会長の福原淳嗣大館市長は「経済活動や観光などで県北から世界へ、世界から県北に導くためにも日沿道が必要だ」とあいさつした。
 各同盟会は国・県に対する要望活動を10月に行う方針。日沿道については、11月に東京で開かれる「沿線市町村建設促進大会」に参加することも決めた。
 日沿道と国道7号の両同盟会は▽地域の成長力強化や住民の安全・安心に必要不可欠な社会資本整備を図るため、公共事業関係費の増額を図るとともに新たな財源を創設▽能代港の利活用と県北の経済的な発展に向け、二ツ井白神IC―大館能代空港IC間の整備促進と早期開通―など5項目の実現を求める決議を提案。全会一致で採択した。
 総会後、来賓として出席した国や県の関係者に要望書を提出。日沿道は「安定的・持続的な予算確保と公共事業関係予算の大幅な拡大」など5項目、国道7号は「桂城地区電線共同溝の整備推進」など6項目、米代川は「河道掘削(二ツ井・鷹巣地区)による流下能力の向上推進」など6項目を挙げた。
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山梨・中央市と防災協定 大館市 武将・浅利氏が縁 

2019-07-30
防災協定を締結した中央市の田中市長㊧と大館市の福原市長(中央市役所
 大館市は29日、山梨県中央市と災害時の相互応援協定を締結した。福原淳嗣市長が中央市役所を訪れ、田中久雄市長と協定書に署名。大規模災害が起きた場合、被災者を受け入れたり生活必需品を提供したりする。大館市が遠隔地自治体と防災協定を結ぶのは4件目。
 鎌倉時代から戦国時代にかけ大館地方を治めた武将・浅利氏の始祖が甲斐国(山梨県)出身という縁で、2007年から同氏をテーマとするシンポジウムを両市で交互に開催するなど交流を続けてきた。その中で大館市が協定を申し入れたところ快諾を得た。
 大地震などの災害が発生し、被災地単独で十分な対応を講じることが困難な場合、被災者の受け入れをはじめ食料や水、生活必需品の提供、復旧活動に必要な職員の派遣、救助活動車両の提供などを行う。
 締結式で福原市長は「災害の態様は近年、複雑で広域化しており単独自治体での対応が難しくなってきている中、協定は市民の安全確保と迅速な復旧に向け大きな一助になる。両市の絆がより強固となり、交流の輪が広がることを期待したい」とあいさつ。
 田中市長も「遠くの自治体との協定を常々考えていた」とした上で、「非常に心強い。災害が起きず、活動することがないことを祈るが、これからもよろしくお願いしたい」と述べた。
 中央市は06年2月に3町村が合併して誕生した。「日本列島のほぼ中央に位置する」との意味が込められている。人口3万859人、1万3173世帯(7月1日時点)。面積31・69平方㌔の約4割を農地が占める。トウモロコシやコメ、トマトなどの産地として知られ、最先端企業が集積する工業団地もあり、農業と工業の調和ある発展を目指している。16年全国住みよさランキングで31位、県内1位となった。
 合併前の豊富村周辺は、甲斐源氏の一族・浅利義成の所領だったとされる。義成は1189(文治5)年の奥羽合戦の後、源頼朝から比内地方の地頭職を与えられ、甲斐国から送り込まれたと考えられている。
 大館市は01年に東京都渋谷区、11年に兵庫県丹波篠山市、14年に茨城県常陸大宮市と防災協定を締結している。
 

田代岳 五色の滝周辺で風穴調査 風の吹き出し確認

2019-07-30
調査する会員(田代岳)
 秋田北部風穴研究会(鳥潟幸男会長)、田代岳を愛する会(渡部道雄会長)、田代岳案内人の会(吉田光伸会長)の3者は29日、大館市の霊峰・田代岳山麓の、五色の滝入り口周辺で風穴調査を行った。会員ら11人が道路脇の斜面に点在する穴から冷風が吹き出しているか確認した。
 五色の滝入り口周辺の斜面は、約50㍍にわたり岩がごろごろ転がっている。岩の隙間から冷風が吹き出ていることから3者は7月上旬、事前調査を実施。10~11度の風が穴の外側に向かって出ていることを確かめた。「冷風穴」の可能性があるとしてこの日、本格的な調査に踏み切った。
 会員らは数班に分かれ、生い茂った木や葉を寄せながら調査。20㍍ほどの斜面を登った。点在する穴から吹き出る風の温度を測り、蚊取り線香を穴の入り口に置いて風の向きを確かめた。15度前後を記録した場所もあったが、ほとんどの班が外気と大差がない18~20度を観測したため、冷風穴との断定ができなかった。煙は外側に押し出される様子が確認された。
 3者は、山中の天気が雨か曇りで風が吹いていたことから条件がそろわず、確認できなかったとしている。
 風穴研究会の鳥潟会長は「風がなく晴れていれば確認できるはず。今後1年ほどかけて調査したい。確認できれば研究などを行う『風穴サミット』の県内開催にもつなげたい」、田代岳を愛する会の渡部会長は「風穴を確認し、五色の滝周辺の自然の付加価値を高めたい。悪天候で登山できないときなどに有効活用できれば」とそれぞれ期待していた。

 

ハローキティ 8月1日からスタンプラリー 北秋田市

2019-07-30
スタンプラリーの台紙
 北秋田市は8月1日から、市のふるさと大使「ハローキティ」のデザインを使ったスタンプラリーを実施する。スタンプ数に応じて先着順でオリジナルグッズをプレゼントする。10月31日まで。
 台紙は東北地方の道の駅などに置く。スタンプが押せる施設は▽市観光物産協会(松葉町)▽大太鼓の館(綴子)▽伊勢堂岱遺跡縄文館(脇神)▽北欧の杜公園センターハウス(上杉)▽浜辺の歌音楽館(米内沢)▽四季美館(阿仁前田)▽太平湖遊覧船(森吉)▽伝承館・異人館(阿仁銀山)▽森吉山阿仁スキー場山麓駅(阿仁鍵ノ滝)▽くまくま園(阿仁打当)の市内施設。
 それぞれ異なるデザインのスタンプで、3個集めると参加賞としてポストカード(3枚組、先着3000人)、10個でクリアファイル(先着1000人)がもらえる。
 さらに抽選で▽コンプリート賞=ペアグラスと伏影のリンゴジュース(スタンプ10個、3人)▽ふるさと賞=市の特産ギフト(同6個、30人)が当たる。コンプリート賞の抽選にもれた人を対象に、サンリオピューロランドペアチケット(2人)が当たる「ダブルチャンス賞」も用意した。
 各施設には写真撮影に適したスポットを設ける予定。日帰りで楽しめるモデルコースも設定し、観光客らに周遊してもらうという。29日の定例会見で津谷永光市長が発表した。「家族や友人と市内を巡りながらお楽しみいただきたい」などと述べた。
 参加賞の配布や抽選応募の窓口は市観光物産協会、四季美館、阿仁合駅観光案内所。問い合わせは市商工観光課(☎0186・62・5370)。
 

産前・産後の母親支援 自宅訪問し相談相手に 大館市が県内初 孤立防ぐサポーター配置

2019-07-29
 大館市は妊婦や出産直後の母親の孤立を防ごうと、「産前・産後サポーター」を配置し、自宅を訪問して育児の悩みを聞くなど、話し相手となる事業を開始する。県内の市町村では初の取り組み。育児ストレスなどで支援が必要な家庭には、家事代行サービスの利用料を補助する事業も新たに行う。両事業は8月から開始。健康課は「妊娠から出産、子育てまで切れ目のない支援を充実させたい」と話す。
 市は、子育て世代包括支援センター「さんまぁる」を2016年、市保健センター内に開設。市健康課の保健師3人と嘱託の助産師、保健師の計5人体制で、相談を受け付けている。出産先の病院への「病棟訪問」、妊娠34週と生後2週に電話をかける「電話訪問」で直接悩みを聞く市独自のプログラムを提供し、継続的な支援につなげている。
 さんまぁるが2018年度に受け付けた相談は、病棟・電話訪問を含め1622件。健康課によると、初妊婦や若年者を中心に「子育てが不安」「転勤で移住し、身近に知り合いがいない」「夫の帰宅が遅く、頼れる家族がいない」などの相談が多く、子育てを1人で背負う母親の姿が浮き彫りになった。「相談体制は整ってきたが、生後2カ月まではつなげる先のサービスが不足している」とし、新規事業を立ち上げた。
 「産前・産後ママサポート事業」は、県子育て支援員の資格を持つ嘱託職員1人を配置。母親の依頼を受け、自宅を訪問して話し相手となり、悩みを傾聴する。子育てサークルに付き添うなど外出のきっかけづくりも行う。市に住所がある妊婦と生後12カ月までの子どもを育てる母親が対象で、1回1~2時間。利用日の1週間前までに連絡する。
 「養育支援訪問事業」は、妊娠期から子どもが産後3カ月までの間の支援を必要とする家庭が対象。家事代行サービス1回1時間(3000円分)の無料利用券を8回分交付し、市の委託業者が食事の準備や洗濯、掃除などを行う。年80人の利用を見込み、申請後、市が審査し、利用決定する。
 健康課は「出産後は体の回復まで2カ月はかかるとされ、家事代行利用で母親の心身の休養を確保し、適切な養育につなげたい。1人で子育てに悩まず、気軽に産前・産後サポートを利用してほしい」と呼び掛けている。
 問い合わせはさんまぁる(電話0186・43・7101)。

鷹南ナイン、雨に泣く 全県少年野球 6回に先制も最終回に逆転喫す

2019-07-29
鷹巣南は6回、暴投の間に三走の竹村が生還し先制(八橋球場)
 第4日の28日は、秋田市の八橋球場で準決勝を行った。北鹿勢は、鷹巣南が秋田北と対戦。5回まで拮抗(きっこう)し、6回に相手のミスを突いて先制するも、最終回に逆転されて初の決勝進出を逃した。これで北鹿勢は姿を消した。
 ◇準決勝【八橋球場】
秋田北 0000009 9
鷹巣南 0000010 1

 ▽二塁打=菅原(秋田北)、戸澤(鷹巣南)▽併殺=秋田北1▽暴投=秋田北2、鷹巣南2
 鷹巣南は終盤に先制点を挙げるも、最終回に投手陣が乱れて逆転負け。
 5回まで両者無得点で試合が動いたのは6回。鷹巣南は先頭の竹村が四球で出塁すると、佐藤聖の犠打で1死二塁に。続く藤島の内野ゴロの間に三進し、暴投で貴重な先制点を挙げた。
 しかし最終回の守りは、1死から四死球や内安打で満塁のピンチを招き、押し出しで同点に。その後2点適時打を浴びてリードを広げられると、投手陣の制球が定まらず、4連続四死球を与えるなど、この回9点を奪われ、力尽きた。
 鷹巣南・佐藤謙吾監督の話 1点勝負を予想していた。今まで取り組んできたミスを突く走塁で大事な1点を取れたが、雨のタイミングが悪すぎた。

6月のニュース

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旧正札本館棟解体 工事進捗6割、高さ1/3に 跡地活用、高まる関心 大館市

2019-06-20
解体工事が進む本館棟(大館市大町)
 大館市が所有する旧正札竹村本館棟(大町)の解体工事は4階床面まで進み、35・8㍍あった建物の高さは3分の1程度に縮んだ。街のシンボル的な存在がなくなることで市民は寂しさを募らせる一方、「跡地利用」への関心を高めている。再開発を目指す動きもあり、市は「大町地区の再興につながる種地として民間主導の整備を促し、市民が集う場にしたい」としている。
 1969年完成の本館棟は鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上9階地下1階建て、延べ床面積6223平方㍍、敷地面積784平方㍍。工期は2018年6月21日から20年3月31日。事業費3億4737万円。
 解体作業は上部から1カ月に1階分ずつのペースで進み、現在は高さ12㍍となっている。工事の進捗(しんちょく)率は60%。周辺建物と近接することから、今後は騒音の低減を図るため床面を1階まで取り壊した後、外周部に着手する工程に変更。降雪期までに地上部が終わる見込み。
 地下部分については、残存するボイラーなどの機器類を撤去し、地下水・周辺建物への影響を考慮しながら工期通りの完工を目指す。
 建物が縮むと同時に、「跡地をどう活用するのか」と市民の関心が高まっている。大町商店街振興組合の山城久和理事長は「更地のままでも何か建つにしても人が集まるようになればいい」と期待する。更地ならフリーマーケットや市日として利用でき、子育て世代が集う施設なら隣接するNPO支援センターとの連携など相乗効果が生まれそうだという。
 歴史まちづくり事業で幸町の桜並木通り「新開地」や寺町通りの整備が計画される中、山城理事長は「中心市街地に手を掛けないわけにいかないだろう」とみる。4車線の市道に面した本館棟跡地に着目している民間業者もあるとして、「商店街に行きたくなる拠点ができれば、あとは各店の知恵比べだ」と力を込める。
 福原淳嗣市長は昨年9月の市議会一般質問で「民間主導の再生に期待している。実現化構想や具体化方策を多様な観点から関係者と取り組み、市民が集う場所にしたい」との考えを示している。
 正札竹村は嘉永年間(1848~54年)に創業し、県北部を代表する老舗百貨店として栄えた。販売不振で2001年に倒産。放置すると外壁崩落などの危険があるとして市が05年に土地と建物を2580万円で購入した。新館2棟は改修して自衛隊秋田地方協力本部大館出張所や県北NPO支援センターなどが入居している。

十和田湖和井内地区整備 国、県と連携、本年度着工 小坂町 23年のオープン目指す

2019-06-20
観光交流拠点施設や緑地広場などが整備される和井内ロータリー周辺(十和田湖生出)
 小坂町は本年度、国立公園十和田湖への町側の玄関口となる十和田湖和井内地区(生出地内)の整備工事に本格的に着手する。周辺にヒメマスのふ化場や観光案内所、公衆トイレなどがある和井内ロータリーに観光交流拠点施設を建設するほか、共同事業として国、県が国道103号を休屋側へ移動し、確保した空間に緑地広場などを整備する。施設は道の駅登録を目指す。2023年のグランドオープンを予定している。
 町によると、和井内地区の整備計画は、1979年に町の振興計画に盛り込まれたのが始まり。平成に入ってからは、2004年度に策定された観光振興計画で整備構想が示された。15年には長年の懸案だったロータリー周辺の旧ホテルが解体された。
 地元から十和田湖観光の活性化に向け、早期整備が求められる中、町は住民らと協議を重ねたほか、国立公園内であることから、環境省や県など関係機関に相談しながら進め、基本計画を策定。間もなく実施設計が完了する。
 整備目的は、観光交流拠点としての施設充実を図り、さらには広域での回遊性を高めるとともに、町中への誘客を促進。基本方針は▽地域資源を生かした観光交流拠点の整備▽町全体の回遊性の向上▽地域住民の利便性・コミュニティー醸成に資する拠点の創出―の3点。
 整備は国、県、町の連携事業として実施する。計画面積は1・81㌶。町は観光交流拠点施設と駐車場を整備する。1階平屋建ての施設の床面積は約753平方㍍。ヒメマスの歴史を学べる展示、喫茶、土産、休憩、飲食などのコーナー、観光案内所、町役場の出張所などを配置する。窓側にテラスを設け、湖の眺めを楽しんでもらう。
 また、湖畔側に施工される駐車場はアスファルト、一部コンクリート舗装で、普通車81台、大型車5台の駐車を確保する。施設と駐車場の間にスロープも設置する。
 国は緑地広場、公衆トイレを整備し、県は現在の国道103号と454号のT字路交差点周辺で103号の付け替えを行う。国道は休屋側へ150㍍ほど移動する。
 計画によると、町は本年度、敷地の造成などを秋ごろから行うほか、既存の出張所、旧商店を解体する。来年度からは建物の建設、道路改良、広場の工事が着手される見通し。建物完成の21年にプレオープン、23年にグランドオープンを目指している。

北秋田市6月議会 産建委 本年度は「友好の森」など 森林環境 譲与税事業

2019-06-20
北秋田市6月定例議会の産業建設委(市役所)
 北秋田市の6月定例議会は19日、本庁舎と合川、阿仁庁舎で常任委員会を開き、付託された議案の審査を行った。産業建設委(堀部壽委員長)は、森林環境譲与税を活用した本年度の事業について説明。全体計画の策定に着手するほか、友好交流都市の東京都国立市と提携した都市と山村の友好の森事業などを進めるとした。
 国は本年度の税制改正で、森林環境税と森林環境譲与税を創設。同譲与税は、4月から施行された森林経営管理法に基づく新たな森林経営管理制度を進めるための財源として、自治体に配分される。使途は▽間伐や路網などの森林整備▽人材育成・担い手の確保▽木材利用の促進や普及啓発―などとしている。
 市は6月補正予算案で、同譲与税を活用した事業として都市と山村の友好の森事業(275万円)を計上した。
 委員会で農林課は「秋田自動車道の鷹巣インターチェンジ(IC)に近い中小又地内の市有林4㌶のうち、約0・2㌶に杉の苗を植樹する。教育委員会と連携し、市内の小学生と国立市などの小学生に参加してもらい、夏休み中の8月に行いたい。2年目には、下草刈りなども体験してもらうよう計画している」などと説明した。
 このほか、おおむね15年間にわたる全体計画の策定にも着手。森林所有者への意向調査に向けた準備も進める方針。来年度から、意向調査を行いながら集積と集約を進めるとともに、集約に至らない森林については市が、譲与税を活用して管理していくことにしている。
 同課によると、市の面積11万5276㌶のうち、森林面積は9万6160㌶。民有林は4万16㌶となっている。

総合病院の出産取り扱い 鹿角市の受け入れ4倍増 大館市6月議会・厚生委

2019-06-19
大館市立総合病院の分娩取扱数などが報告された厚生委(市役所)
 大館市の6月定例議会は18日、各常任委員会が議案審査や現地調査を行った。厚生委(田中耕太郎委員長)は、昨年10月にかづの厚生病院(鹿角市)の出産取り扱い機能が集約された大館市立総合病院の受け入れ状況について報告を受けた。2018年度の鹿角市在住者の分娩(ぶんべん)取扱数は前年度から4・5倍に増え、病院事務局は「産婦人科医の増員に向け、要望していく」と述べた。
 厚生病院産婦人科に医師を派遣している秋田大、岩手医科大、総合病院に派遣している弘前大の3大学の申し合わせで、出産取り扱い機能を総合病院に集約する方向性が示された。厚生病院での出産は年間約200件あり、総合病院は分娩室や産婦人科外来診察室を増設した。
 総合病院事務局によると、同病院の18年度分娩取扱数は529件。住所別では、大館市が294件、鹿角市が81件、小坂町が12件、その他142件だった。17年度と比較して鹿角市が63件、小坂町が7件増えた。本年度は5月末現在126件で、大館市が71件、鹿角市29件、小坂町1件などとなっている。
 委員からは医師の体制について質問があった。総合病院産婦人科は医師5人体制(6月1日現在)。集約に伴い、当初は秋田大、岩手医科大から医師各1人が派遣される予定だったが、現在は秋田大から1人の増員のみで、事務局は「県を通じて粘り強く要望していく」と述べた。
 扇田病院外来診療費着服事件の対応の報告も受けた。市が業務委託会社と元従業員に損害賠償を求めた民事訴訟は、昨年1月の第1回口頭弁論以降、今年6月4日までに非公開の弁論準備手続きが11回行われ、双方が書面で主張、立証している。病院事務局は「使用者責任があったか、業務命令・指揮監督は誰が行っていたかが争点」と説明。発覚から3年目となり、委員から「風化させないように対応を」「今後同様の問題が発生した時のため、病院内に第三者機関を設けてはどうか」などの意見が出された。
 総務財政委(武田晋委員長)は、JR大館駅周辺や市観光交流施設「秋田犬の里」を視察した。

消防合川分署 移転の結論、年度内に 斜面崩落や老朽で 北秋田市6月議会・一般質問

2019-06-19
答弁する津谷市長(中央)=議場
 北秋田市の6月定例議会は18日、本会議を再開し一般質問を行った。市消防署合川分署(同市新田目)の敷地内で斜面崩落が迫っている問題について、津谷永光市長は「移転を検討している。本年度中に方向性を示したい」との考えを示した。
 登壇したのは杉渕一弘議員(新創会)、三浦倫美議員(共産)、山田博康議員(無会派)、福岡由巳議員(無会派)、松橋隆議員(みらい)の5人。
 合川分署の問題は三浦議員が取り上げた。高台に立つ分署の南側斜面が近年崩れ落ち続け、倉庫まで数十㌢に迫って危険な状態となっている。
 対策について津谷市長は「当面のり面をシートで保護する。今後崩落が進んだ場合プレハブなどを設置し倉庫として転用する」と答弁した。
 分署自体が築49年と老朽化し敷地が手狭なことから、移転の方針をあらためて示し「他の消防施設の老朽化の状況や、地域における消防力の強化といった点も踏まえながら本年度中に方向性を示したい」と述べた。
 分署の施設管理を巡り、市は第2次総合計画に「他の公共施設の適正配置と合わせて全市的な観点から検討します」と明記したが、具体的な対策を先送りしてきた経緯がある。移転の方向性が示されれば対策が一歩前進することになる。
 この他、自然災害対策として、ため池の適正管理を杉渕議員が取り上げ「放水ができる遠隔操作システムを導入できないか」と質問した。津谷市長は「経費や維持管理費の問題も考えられ、ため池の所有者の要望に応じて協議、検討したい」と述べた。

5月のニュース

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19年度利用者 15万8千人目標に 大館能代空港利用促進協 八幡平市など新規加入

2019-05-18
大館能代空港利用促進協議会の総会(ホテル松鶴)
 大館能代空港利用促進協議会(会長・福原淳嗣大館市長)は17日、2019年度総会を北秋田市のホテル松鶴で開き、事業計画を決めた。年間の目標利用者数を15万8000人に設定した上で、各種の助成事業などを進めていく。また、岩手県八幡平市と、安比高原の各施設を運営する岩手ホテルアンドリゾート(八幡平市)の加入を承認。インバウンド(訪日外国人客)の誘致に向け、広域的な連携も拡大することにした。
 開港20周年を迎えた18年度の東京便年間利用者数は15万570人で、過去最高を更新。前年度の13万8584人と比べ、1万1986人の大幅増となった。協議会が設定していた利用者数の目標14万2000人も約8500人上回った。協議会や圏域自治体が実施する運賃助成の効果などで、個人のビジネス利用や観光などの団体利用が堅調に推移したことが要因とみている。
 総会で福原会長は「20周年の節目の年に、利用者数は目標を大きく上回った。高速道路と空港が直結したことで、アクセスは大きく向上した。令和元年の今年、大館能代空港の新たなキックオフの年にしたい」とあいさつ。来賓を代表して、佐藤賢一郎県議会副議長が祝辞を述べた。
 18年度の事業報告に続き、八幡平市と岩手ホテルアンドリゾートの加入を全会一致で承認。同市の田村正彦市長は「インバウンドの促進を図るためには、県という概念をはずして広域で取り組まなければならない。それぞれの良さを発揮し連携したい」、同社の小林圭本部長は「インバウンドの誘客を強化している。利用が増えている羽田空港からの便を活用したい。商品を作り利用増につなげたい」などとあいさつした。
 19年度の事業計画では、21年度の利用者目標を17万人とした上で、本年度は15万8000人に設定。利用者拡大促進事業、欠航時アクセスバス・タクシー運行事業、旅行商品造成費等助成事業、民間事業者活用誘客プロモーションなどを継続しながら、目標の達成を目指していく。
 新規の事業では「団体旅行利用促進事業」「プロモーション発信事業」「ビジネス利用サポート導入事業」などを計画。プロモーション発信事業は、「インフルエンサー」と呼ばれる世間へ与える影響力が大きい行動をする人を招き、現地での体験等を広く発信してもらうもの。ビジネス利用サポート導入事業は、企業ファンクラブを対象に、利用ポイントに応じた特典を付与する。

クマに注意!! 北陽中生徒に呼び掛け 昨年、周辺で出没多発

2019-05-18
大館署員らが生徒たちにクマへの注意を呼び掛けた(北陽中)
 昨年登下校中にクマの出没が相次いだ大館市北陽中学校(長岐公二校長、生徒168人)で17日、大館署員などが生徒の登校時間に合わせて被害防止を呼び掛けた。
 市農林課によると、2018年度は市内でクマの目撃や食害など計152件が寄せられた。前年度の321件と比べると半数以下だが、学校周辺での目撃が目立った。同校周辺では6月、登下校中の生徒による目撃が3件相次いでいた。
 同校は「異常事態」として独自に対策マニュアルを策定。生徒には集団下校を呼び掛けたほか、地域住民が周辺の草木を刈り払いして見通しをよくした。「クマの通り道」とされる場所への人員配置なども展開してきた。
 本年度は4月11日を皮切りに3件の目撃情報が届いている。近年の同時期は十数件に達しているため、少ない数値。だが中には5月3日、不特定多数の人が集まる二ツ山総合公園での目撃も。市は多目的広場を除くエリアへの立ち入りを禁止しており、再開のめどは未定となっている。
 この日は署員や同署キャラクター「ろっく」、市職員10人ほどが登校中の生徒に啓発チラシの入ったティッシュを配布。生徒玄関には注意喚起する看板も設置した。長岐校長は「本年度はまだ少ないようだが、いつどこに現れるか分からない。市内での目撃情報等を参考にしながら、生徒の安全確保に努めたい」とした。
 出没情報が寄せられた場合、市や大館署など関係機関が連携。市ツイッターで情報発信するほか、所管施設や学校、保育園等に周知。人身被害の恐れがある場合は猟友会が捕獲活動を行う。

大館市の指定工場 75事業所で5450人 前年比167人増 雇用拡大へ支援継続

2019-05-17
 大館市が4月1日時点でまとめた工場等設置促進条例に基づく指定工場の従業員数は、69社・75事業所で5450人となった。昨年10月の前回調査より172人、1年前に比べ167人増加。パートなどを含めると5885人で前回より222人増えた。市では今後も設備投資を支援し、さらなる雇用の場拡大を図る。
 工業団地別の指定工場従業員数は、二井田が23事業所3290人(前回比91人増)、花岡が5事業所235人(6人減)、新館が4事業所139人(4人減)、田代が5事業所332人(9人増)、釈迦内が5事業所67人(2人減)、工業団地外の企業が33事業所1387人(84人増)だった。
 前回以降は、新たに市内にサテライトオフィスを開設した情報サービス業「あしたのチーム」、ニューロング秋田第2工場(岩瀬)、沓澤製材所(釈迦内)が条例の適用を受けた。今後は花輪魚市場大館物流冷蔵倉庫(二井田)、石垣鐵工第3工場(同)、小滝電機製作所(釈迦内)が適用を受ける見込み。市商工課では「雇用の場の拡大に向け、引き続き地元企業の成長と設備投資を支援していきたい」としている。
 指定工場の要件は、市内に工場や研究施設を新増設し、土地代を除く投下固定資産が1900万円以上、新たに雇用する常用従業員が5人以上(地元企業は3人以上)。操業開始時支援金、固定資産税の課税免除、雇用奨励金などの優遇措置が受けられる。

「統人行事」の曲げ物 経年で傷み激しく 大館の職人が修復

2019-05-17
吊桶の修復に当たる佐々木さん(大館工芸社)
 潟上市天王と男鹿市船越の奇祭「東湖八坂神社の統人(とうにん)行事」に使われる曲げ物の傷みが激しく、大館市の曲げわっぱ伝統工芸士が修復に一役買っている。国重要無形民俗文化財に指定された行事とあって静かに職人魂を燃やしている。
 曲げ物は供え物を入れる「吊桶(つりおけ)」など8点。直径10~22㌢、高さ9~18㌢でスギやヒバで作られている。船越地区民俗文化財統人行事保存会の米谷勲会長が1月下旬、新調を含めて大館工芸社(三ツ倉和雄社長)に相談したところ、「歴史あるものなら修復した方がいい」と提案した三ツ倉社長が伝統工芸士の佐々木悌治さん(87)=中道=を紹介した。
 吊桶を作った時期は不明だが、比較的新しい桶の底板には「昭和50(1975)年6月奉納」と書かれている。佐々木さんは「今の曲げ物と作り方が異なるので、古いものだと数百年たっているのではないか」と推測する。
 作業は連休明けから同社工場で行い、割れた部分を接着したり底板を取り換えたりと丁寧に修復。6月下旬から使うため5月中の完成を目指している。
 「古い曲げ物を見る機会は少ないので勉強になる」と佐々木さん。米谷会長は「なんとか修復してもらい次の世代に引き継ぎたい」と話した。
 統人行事は「牛乗り」「くも舞」などの祭事を両地区の住民が一年を通じて行う。約1000年前に祭事の原型ができたと伝えられ、一連の行事は1986年に国重要無形民俗文化財に指定された。

鷹巣中大規模改造工事 請負契約の締結可決 こ線橋撤去や除雪車購入も 北秋田市臨時議会

2019-05-17
工事請負契約の締結などを可決した北秋田市の臨時議会(議場)
 北秋田市臨時議会は16日開会し、5件の専決処分を承認、6件の議案を可決し、1件の専決処分の報告を受け閉会した。可決した議案は、ロータリー除雪車2台と除雪ドーザー、除雪グレーダーの財産取得に関する4件と、工事請負契約の締結、工事の委託に関する協定締結。
 鷹巣中学校校舎の大規模改造工事に伴う工事請負契約の締結は、一般競争入札により秋田土建と3億4430万円で契約する。工事内容は屋上や外装の改修、トイレの洋式化、床改修、教室等へのエアコン(25台)設置など。
 市教委によると、現在の校舎は建築から24年が経過し、屋根の雨漏りや外壁の亀裂など劣化が進んでいる。工事は同校と鷹巣南中の統合に伴うもので、職員室の拡張や校長室の移動、特別支援教室の整備も行う。
 議員からは他の小中学校へのエアコン設置について質問があった。市教委は、鷹巣中は工事に合わせて設置を決めたと答えた上で、「他の学校も調査しながら今後の整備計画に反映し、必要に応じて設置したい」と述べた。
 工事の委託に関する協定の締結は、JR奥羽本線前山―鷹ノ巣間の元町こ線橋の架け替えに伴う撤去工事で、JR東日本秋田支社と2億4594万3500円で協定を結ぶ。撤去するこ線橋は延長56㍍で、協定期間は2020年3月末まで。
 財産の取得については、合川、森吉地区のオペレーションセンターに配置する除雪車両3種4台の購入契約を締結。納期は11月29日まで。
 このほか、北秋田市一般会計補正予算に関する専決処分など5件を承認。市立保育所を市外在住の保育に欠ける児童に使用させることに関する専決処分1件を報告し、閉会した。

4月のニュース

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保全・活用へ耐震化へ 大館市の桜櫓館 「意匠残し性能確保」

2019-04-29
耐震調査などが行われる桜櫓館(大館市字中城)
 大館市は、昨年9月に取得した国登録有形文化財・桜櫓館(同市字中城)の保全と活用に向け、耐震化に着手する。市街地では数少ない昭和初期の本格木造建築物。精密診断や補強案の検討を経て年度内に実施設計をまとめ、2020年度に改修工事を進める方針だ。まちづくり課は「できるだけ意匠を残したまま倒壊しない耐震性能を確保したい」としている。
 桜櫓館は、大館町長を務めた桜場文蔵氏が1933年に建てた木造2階建ての和風住宅(延べ床面積310・28平方㍍)。ケヤキの大梁(おおばり)と長尺・幅広の床板、秋田杉の長押(なげし)も継ぎ足すことなく長尺が使われた。各部屋の書院、部屋の障子や階段の手すりにも高度な技術が施されている。2階の屋根に突き出るように四方にガラス窓を配した展望台を造り、町長時代に街を一望しながら政策を練ったとされる。99年7月に登録文化財となった。
 2017年3月に国の認定を受けた市歴史的風致維持向上計画の重点区域内にあり、桜場氏が秋田犬保存会長だったことや、隣接の桂城公園で本部展覧会が開かれていたことから、秋田犬を守り育てる風致としても貴重だとして「歴史的風致形成建造物」に指定。民間所有者から土地・建物を購入した。
 まちづくり課によると、窓や戸などの開口部が多く、耐力壁が少ないという。梁や柱の接合部は変形能力が大きいことから、地震の揺れを吸収してきたとみる。精密診断ではこうした性能を踏まえて解析し、複数の補強案を検討する。耐震調査業務は5月中旬にも入札を行い、実施設計は9月に発注する方針。担当者は「文化財の価値を把握した上で補強計画を立てる必要がある。建築様式や意匠をできるだけ損なわないよう配慮する」としている。
 館内の見学は無料。1階和室(59平方㍍)は1時間当たり210円で貸し出している。20年4月から改修工事までの期間は見学に限定し、工事終了後に貸し出しを再開する予定。

「伊勢堂岱」をアピール 北秋田 Jrガイドが活動開始 観光客に魅力解説

2019-04-29
来場客に遺跡の魅力を伝えるジュニアガイドボランティアの2人(伊勢堂岱縄文館)
 北秋田市脇神の伊勢堂岱遺跡で、大型連休に合わせたジュニアボランティアガイド活動が始まった。小学生ガイドらが、同遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録されることを願い、観光客らに遺跡の魅力を解説した。5月6日まで。
 ジュニアガイドは2015年度に始まり、ガイダンス施設伊勢堂岱縄文館と遺跡の案内役を務める。5年目の今季は北秋田、大館両市の小中高生40人余りが大型連休と夏休み中の8月に活動する。
 初日は午前10時から午後4時まで、延べ9人がガイドした。あいにくの雨にも関わらず、午前10時のオープンと同時に観光客らが訪れた。四つの環状列石が1カ所に集まっている遺跡は全国でも「ここだけ」と解説を聞き「ほー、すごいな」と驚いていた。
 「北海道・北東北の縄文遺跡群」は昨年7月、世界遺産登録国内推薦候補に選ばれ、早期登録の悲願にまた一歩近づいた。縄文館の中嶋俊彦館長は「今年はさらに来場者が増えると期待している。ぜひ子どもたちのすばらしいガイドを体感していただきたい」とコメントした。
 活動2年目の木村海斗さん(10)=鷹巣東小5年=は「土器や土偶を説明するところが昨年より上手にできた」と自信を深めていた。
 三重県から帰省した70歳代の夫婦は「なぜ世界遺産登録を目指しているのかと不思議に思っていたが、ガイドの説明を聞いて非常に価値がある遺跡だと分かった。遺跡近くにサケが遡上(そじょう)する川があることも珍しいですね」と満足げに話した。

行楽客でにぎわう 道の駅おおゆオープン1周年 18年度は9・5万人利用

2019-04-29
家族連れの人気を集めた温泉じゃぶじゃぶ池(湯の駅おおゆ)
 10連休2日目の28日は青空が広がる行楽日和となり、オープンから1周年を迎えた鹿角市十和田大湯の道の駅「湯の駅おおゆ」は県内外からの観光客でにぎわった。
 湯の駅は観光客と市民の交流、地域のにぎわい創出、観光業と農商工業の活性化を図る拠点として市が整備した。
 指定管理者はノリット・ジャポン(本社秋田市、菅原久典社長)。同社などが中心となって設立した株式会社「恋する鹿角カンパニー」が現地で事業を展開している。
 設計者は東京五輪・パラリンピックのメイン会場・新国立競技場の設計を手掛けた建築家・隈研吾さん。県産材を使った円筒形の構造体などを取り入れた特徴的なデザインで、ショップやカフェ、源泉掛け流しの足湯などがある。
 市によると、今年3月末まで約11カ月間の利用者数は目標の10万人に対して9万4712人。売上は目標の1億円を超えた。産業活力課の花海義人課長は「オープン前の準備期間が短かった割にはまずまずの実績」と捉えている。
 淺利裕子駅長は「この1年で思っていたより土台が早めに整った。引き続き、面白いこと、楽しいことを企画してお客さまに喜んでもらえる道の駅にしていきたい。売り上げを伸ばし、利益を出すことも大きな目標」と抱負を語った。
 連休中は大型エアテント内に縄文体験コーナーを設置。館内では縄文土器の展示やパネル展(29日を除く)を行い、世界遺産登録を目指す地元の大湯環状列石を紹介している。
 恋する鹿角カンパニーが商品化した「かづの牛だしスゥプ」を27日に発売。記念企画として牛だししゃぶしゃぶセット(1000円、1日20食限定)を市日スペースで味わえる(29日、5月4日を除く)。
 有志によるフリーマーケットなどのほか、道の駅かづのと連携したスタンプラリーも実施。29日は鹿角紫根染・茜染研究会による伝統の茜染体験と販売会を予定している。

10連休スタート くまくま園(北秋田)営業開始 雨の中でも人出 屋内施設にぎわう

2019-04-28
ツキノワグマに餌を与える来場者たち(くまくま園)
 史上最長の10連休となるゴールデンウイークが始まった27日、北鹿地方の観光施設なども多くの人でにぎわいをみせた。この日から今季の営業を開始した北秋田市阿仁打当の阿仁熊牧場「くまくま園」では、肌寒く雨も降りしきるあいにくの天候となったものの地元の保育園児や観光客が来場。ツキノワグマに餌を与えたり、今年生まれた子グマの様子を眺めたりするなど、思い思いの休日を楽しんでいた。大館市にプレオープンしたばかりの「秋田犬の里」などもにぎわった。
 阿仁熊牧場は、旧阿仁町時代の1989年にオープン。2014年7月には、ヒグマ舎を備えてリニューアルオープンした。現在はヒグマ17頭、ツキノワグマ48頭の計65頭を飼育している。
 開園に先立つセレモニーで津谷永光市長は「命を大切にするくまくま園として運営している。現在は秋田市の大森山動物園と連携してアミューズメントの面にも力を入れている。たくさんの人に訪れてもらいたい」とあいさつ。大阿仁保育園の園児12人が「たくさん食べて遊んで、みんなを楽しませて」などとクマたちへ応援のメッセージを送ったあと、関係者がテープカットを行い、今季の営業開始を祝った。
 屋外のツキノワグマ舎では、立ち上がったり木に登ったりする姿に歓声を上げながら、寒さも忘れて餌を与える姿が見られた。ヒグマ舎では運動場を悠然と歩く大きな姿に、多くの人が息をのんだ。
 同園では例年「子グマとのふれあい」を行ってきたが、今年生まれたのは1頭のため、負担を考慮して「お披露目会」に変更した。子グマの名前は一般から公募することにし、5月31日まで園内の応募箱で受け付ける。
 ゴールデンウイーク期間中は、ヒグマ舎の運動場の探検や「ぬり絵コーナー」、移動動物園(5月2、3日)などのイベントを用意。くまくま園近くの打当温泉マタギの湯では「バルーンキャラバン隊」によるイベント(28、29日、5月3~5日)も行われる。
 問い合わせはくまくま園(☎0186・84・2626)。

格差是正し平和守る 北鹿各地でメーデー 大館は集会に340人

2019-04-28
参加者約340人がガンバローを三唱した大館集会(大館労働福祉会館)
 5月1日のメーデーを前に27日、北鹿各地で連合系の集会が行われた。それぞれメーデー宣言やスローガンを採択。格差是正や安心して働ける社会づくりを目指して声を高らかに上げた。
 このうち大館市内では、連合秋田大館地域協議会を中心とする実行委員会(山内一滋委員長)が主催。24労組と2団体の約340人が参加した。第90回の節目を迎えたが、あいにくの雨天のため集会会場を大館労働福祉会館内に変更。以後のパレードも取りやめた。
 山内委員長はあいさつで今年の春闘の状況を紹介。「労働条件や不合理な男女格差などは依然として存在。4月から順次施行の働き方改革関連法はあくまで最低限のルール。本物の働き方を実現させましょう」と団結を求めた。
 スローガンには「格差をなくし、平和を守る!笑顔あふれる未来をつくろう すべての仲間の連帯で!」を掲げた。「これまでの底上げ・底支え・格差是正の流れを継続しながら将来不安の払拭(ふっしょく)につなげよう。働くことを軸とする安心社会の実現を目指して取り組む」などとしたメーデー宣言を拍手で採択した。最後に参加者全員で「ガンバロー」を三唱した。
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