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大館アメッコ市 規模縮小し開催目指す 実行委が初会合 内容やコロナ対策検討

2020-12-03
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アメッコ市の開催について協議した実行委(北地区コミュニティセンター)
 大館アメッコ市実行委員会(小松彰委員長)は2日、来年2月13、14日に予定しているイベントに向けた初会合を大館市北地区コミュニティセンターで開いた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、県内でも主要な冬まつりが相次いで中止となる中、小松委員長は「現段階で中止にはせず、開催を目指して取り組みを進めたい」と述べ、規模を縮小して開催する方針を示した。
 冒頭で同市観光協会の山城久和会長が「地域の伝統行事。1年でも中断すれば大きな影響がある。コロナの第3波で感染が拡大している状況だが、開催を目指していきたい」とあいさつ。その後、開催に向けての対策案や出店者の募集などについて協議した。
 日程によると、来年もおおまちハチ公通りを主会場に2日間の日程で開催する。例年は、同市長倉の交差点から新町交差点までの約400㍍の範囲で行っていたが、本年度は感染対策として規模を縮小。例年より約4割減となる大町の秋田銀行大館支店から新町交差点までの245㍍で実施するとした。
 主な感染防止対策について事務局が説明。3密を避けるため会場の最大収容人数を5000人に限定するとした。来場者数を把握するため、秋田銀行大館支店、中町、仲見世、新町の4カ所に出入り口を絞り、検温などの対策を講じるほか、横道などはバリケードや通行止め看板を設置する。密集を避けるため例年実施しているステージイベントなどは行わず、人気のからみアメの提供サービスは実施しない。会場内には原則として飲食スペースは設けず、販売商品はテークアウトのみとした。出店業者は原則市内や近郊の業者に限定。シャトルバス運行は行わないとした。
 事務局によると、今年2月の出店は94ブース。県外業者の出店を制限する影響で、本年度は30~50ブース程度を見込んでいる。ステージイベントは実施しない方針だが、名物行事の「白ひげ大神巡行」については開催を予定している。
 出席した委員からは「シャトルバスがない場合、電車で来た人の輸送方法はどうするのか」「会場内で体調を崩した人への対応は」などの意見が出された。交通規制、臨時列車・バスの運行、コロナの感染が拡大した場合の開催判断についても確認した。
 第2回会合は今月下旬に開催予定。出店などに関する問い合わせは同協会(電話0186・42・4360)。
 

消防北分署、移転新築へ 現在地周辺に 団員の処遇改善も 大館市12月議会・総財委

2020-12-03
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消防北分署の移転新築方針が示された総務財政委(大館市役所)
 大館市の12月定例議会は2日、4常任委員会の審査が始まった。総務財政委(武田晋委員長)では、老朽化が進む消防北分署を現在地周辺に移転新築すると報告を受けた。消防本部は来年3月までに基本構想をまとめ、土地取得や建設工事などを経て2025年度の供用開始を目指す。
 北分署は1971年、現在地の釈迦内字稲荷山下に開設。木造一部鉄骨2階建て454平方㍍、敷地501平方㍍。3分署の中で最も古く、老朽化が進んでいる。さらに交通量が多い国道7号沿いにあり、出動時の事故が懸念されるほか、訓練場所の確保が困難となっている。2009年にも移転を検討したが、実現しなかった。
 消防本部は現在地の4倍程度の敷地面積を望む。整備方針では、現分署にある消防車2台と救急車1台、広報車1台のほか、重機と重機搬送車を配備し、緊急消防援助隊や水害で使う資器材を収納するための防災倉庫を兼ね備えたい考え。
 基本構想案を来年3月議会に提示し、21年度に地質調査と土地取得、22年度に基本・実施設計、22、23年度に建設工事を行うスケジュールも示した。
 市消防団については、現行の40分団を21年度から15分団に再編することに関連し、報酬引き上げと団員定数削減の方針が提示された。
 報酬の現行年額は団長6万8000円、副団長4万8000円、分団長3万4500円、副分団長2万6500円、部長2万2000円、班長1万7000円、団員1万5000円。1996年から据え置きで県平均より約6000円少なく、担当者は「県平均に近づけるよう努力したい」と述べた。10月1日時点の団員数は987人となっており、定員1180人を約980人に改正する見通し。関連条例の改正案は3月議会に提出する。
 

鹿角の玄関 光で華やぐ 花通り商店街振興組合

2020-12-03
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点灯が始まったイルミネーション(鹿角市花輪の中央通り)
 鹿角市のJR鹿角花輪駅前の中央通りで1日、イルミネーションの点灯が始まり、夜の商店街が幻想的な光に包まれている。
 花通り商店街振興組合(清水順義理事長)が冬期間、鹿角の玄関口ににぎわいを創出しようと毎年取り組んでいる。
 以前は駅前ロータリーを彩る約9㍍のツリーや、中央通りの駅前から国道282号までの約100㍍区間の街路樹等にイルミネーションを設置。この時期の風物詩として住民や観光客らに親しまれてきた。
 しかし、駅前広場整備事業に伴いツリーの設置場所がなくなったため、昨シーズンから中央通りのイルミネーションのみの実施となった。
 今シーズンは街路樹や街灯にLED(発光ダイオード)電球約1万個を取り付け、夜の街を華やかに演出している。地元で開催される国体やインカレに合わせて来年2月末まで毎日点灯する。時間は午後5時~午前0時。
 清水理事長は「コロナ禍の中、訪れる人たちが明るく元気になっていただければ」と多くの来訪を呼び掛けている。また、「ツリーを設置してほしいという声が強いので、今後も設置場所を検討していきたい」と語った。
 

カラス対策 電子防鳥機貸し出しへ 大館市12月議会・一般質問 旧正札駐車場跡「利用可能性を協議」

2020-12-02
一般質問が行われた本会議(大館市役所)
 大館市の12月定例議会は1日、前日に続いて本会議を開き、6議員が一般質問を行った。カラス対策について福原淳嗣市長は、警戒音を出す「電子防鳥機」を導入し、来年度から町内会を対象に貸し出す方針を示した。旧正札竹村関連のうち、立体駐車場跡地については「公的利用の可能性を関係機関と協議している」と明らかにした。
 佐々木公司議員(令和会)、阿部文男議員(同)、佐藤眞平議員(同)、栁館晃議員(同)、田村儀光議員(同)、笹島愛子議員(共産党)が登壇。
 カラス対策は追い払いに使うLED(発光ダイオード)照明やレーザーポインター、清掃用デッキブラシの貸し出しを行ってきた。本年度は新たに電子防鳥機を導入し、8月から2カ月にわたり市立総合病院前の国道7号交差点付近で試験を実施。市長は「一定の効果が認められた」とし、「来年度に向け、防鳥機を貸し出す準備を進めている」と述べた。
 「旧正札跡地の利用計画はどうなっているか」との質問に対し、本館棟跡地については「民間投資の整備促進へ関係者に取り組んでもらったが、新型コロナウイルスの影響を受け、全ての計画がいったん白紙となった。しかし可能性がなくなったわけではない。しばらく推移を見守りたい」と答弁。その上で立体駐車場跡地の協議に触れ、「動きがあり次第、議会や地域に報告しながら進めたい」との考えを示した。
 自動運転技術の活用に向けた取り組みについては、昨年12月の体験会を振り返りながら「国や県、全国道の駅連絡会など関係機関に、公道での実証実験を視野に入れた意見交換や支援をお願いしている」と説明。「市民の理解を深め、実際に社会で使われる段階の『社会実装』に向け取り組む」と決意を新たにした。
 新型コロナウイルス対策について「業種を問わず公平に支援を」と質問があり、市長は「影響を受けた全ての事業者が対象になるよう実施している。国の3次補正が予定されていることから、各業界のニーズ把握に努め、引き続き効果的な対策を実施したい」と述べた。
 小中学校に通信ネットワークとタブレット型端末1人1台を整備する国事業について、高橋善之教育長は「11月末までに終了し、今月1日から使用可能。教職員対象に利活用研修を行い、冬休み明けの3学期には授業などで活用する」と答え、教職員らの「ICT(情報通信技術)活用推進委員会」を新たに組織する方針を示した。
 

日沿道・蟹沢―大館能代空港 13日開通、作業ほぼ完了 報道向け現場公開 IC周辺の通行形態変化

2020-12-02
逆走防止のため塗装された路面などを説明する県職員(蟹沢IC)
 今月13日の開通が決まった日本海沿岸東北自動車道(日沿道)の蟹沢インターチェンジ(IC、北秋田市)―大館能代空港IC間で1日、報道関係者向けの現場見学会が開かれた。両端のIC周辺は開通前と通行形態が変わることから、逆走防止のため道路に塗装が施され、通行者に注意喚起を促している。
 見学会は国交省能代河川国道事務所と県が実施。今回は鷹巣大館道路との接続区間(延長1・7㌔)と、蟹沢IC以東の鷹巣西道路(約3・6㌔)が開通する。担当者によると、供用開始に向けた作業は「ほぼ完了している」といい、立ち入り防止柵の設置などを残すだけとなった。
 大館能代空港ICはこれまで大館方向にだけ通行できていたが、今後は能代方向にもICを降りずに行けるようになり、通行形態が変化する。大館方向から走行してきた車両が空港ICで降りる際、これまでは直角に近い右カーブを経て出口へ向かっていたが、開通後は右折前に一時停止が必要となる。開通に伴い、空港ICから能代方向へ向かう車両と平面交差するため。
 平面交差する地点には一時停止の標識を設置するほか、路面に2色の着色を施した。一時停止の必要がない本線進入路は青色、一時停止が必要な本線退出路は途切れた赤色に塗られ、優先される車線と曲がる方向を示している。
 蟹沢ICも通行区分を示すポールを設置するほか、路面を着色して逆走防止を図っている。今回の開通区間5・3㌔は自動車専用道路となるため、歩行者や軽車両、125㏄以下の二輪車は通行できなくなる。このため旧県道を活用して整備した蟹沢IC周辺では、自動車専用道路に沿うように側道も設置された。
 今泉側から蟹沢ICに向かう車線には、以降の道路が自動車専用道路となることを示す標識を設置。側道の幅員は4㍍。車両の交差に支障がないよう3カ所の回避スペースを設けている。側道の設置により、自動車専用道路を通行できない歩行者や軽車両も、県道大館能代空港西線につながる蟹沢ICから市道や側道を利用することで空港方面へ向かうことができる。
 
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小林悦次氏が返り咲き 上小阿仁村長選 前議長との一騎打ち制す

2020-11-30
万歳三唱し返り咲きを喜ぶ小林悦次氏㊥(五反沢児童館)
 中田吉穂村長の死去に伴う上小阿仁村長選挙は29日、投開票が行われ、前職で農業の小林悦次氏(66)=五反沢=が886票を獲得、新人で会社員の小林信氏(59)=小沢田=を破り、村長の座に返り咲いた。投票率は前回(86・36%)を1・31ポイント下回る85・05%だった。
 小林悦次氏は「村長が不在で、副村長や監査委員もいない現在の緊急事態を、早急に正常化する。村長の経験を生かしすぐ対応できる」などと訴え、豊富な行政経験と中田氏の前に町長を1期務めた実績をアピール。少子高齢化対策や農林業に関する政策に加え、新型コロナウイルスへの対応なども公約に掲げた選挙戦を展開した。加えて、中田氏が地盤とした大票田の沖田面地区に選挙事務所を置いたことも奏功し、支持を拡大。勝利をつかみ取った。
 一方、小林信氏は議会議員や議長を務めた実績を強調しながら「村にとって危機的状況の中、混迷を起こした人に村政を任せていいものか。立て直すには、住民と行政、議会が1つになることが大切。前進させたい」と訴えた。政策面では高齢者の生活支援や働く場の創設、若者定住の環境づくりなどを掲げ、地盤とする小沢田など村北部の集落に加えて中田氏が地盤とした沖田面地区でも積極的な運動を展開したが、135票届かなかった。
 

「ニンギョ様」で疫病退散 大館市松峰で「まつり」 住民が担ぎ練り歩く

2020-11-30
人形を担いで町内を練り歩く住民ら(大館市松峰)
 大館市松峰地区で29日、伝統行事の「ニンギョ様まつり」が行われた。地域住民が武将を模した人形を担いで町内を巡行し、疫病退散などを願った。
 悪霊や疫病などが入ってこないように地区の入り口3カ所に人形が置かれていたことが発祥とされるまつりで、約450年の歴史があるとされる。現在は松峰神社氏子会(畠山米藏総代)が伝承している。多くの住民に参加してもらおうと、11月の最終日曜日に実施している。
 人形は高さ約2㍍、重さ約40㌔。28、29の2日間、住民らが松峰児童館で「武将の力を借りて疫病をはらう」という意味を込め、「武蔵坊弁慶」「源義経」「那須与一」の3体をワラなどで作った。
 神事の後、午後4時に同児童館を出発し、ほら貝や太鼓の音とともに人形を背負った氏子らが約2時間、町内を練り歩いた。付近住民がろうそくやお神酒を供えて無病息災、特に新型コロナウイルスの一日も早い終息を願った。
 

スキー用品を安価に 鹿角市でバザー 親子連れでにぎわう

2020-11-30
大勢の家族連れが訪れた再利用バザー(鹿角市記念スポーツセンター)
 家庭で眠っているスキー用品を集めた「ウインタースポーツ用品 再利用バザー」が29日、鹿角市記念スポーツセンターで開かれた。市内外から大勢の家族連れが訪れ、子どもがこれから使用する道具を買い求めた。
 「スキーのまち鹿角」の推進役となっている鹿角スキースポーツ少年団が年前から主催している。近年のスキー離れの一因である「用具さえあれば」という声に応えようと、家庭に無料での提供を呼び掛け、毎年この時期に行っている。
 出品はスキー板、ストック、ブーツ、ウエア、手袋、ヘルメットなど約900点。昨年の約700点から200点ほど増えた。価格の主流はスキー板が2000~3000円、ブーツとストックが各200~300円。4000円あれば、一式をそろえることが可能。子育て家庭の家計にやさしい価格設定となっている。
 開場の午前9時半には、約200人が並び、会場のドアが開けられると、お目当ての用品コーナーに進み、家族と品定めをして、買い求めていた。午前6時すぎに会場に到着したという市内の代男性は「小学4年の娘のクロスカントリースキーを買いたいと思って来た。(このようなイベントは)助かりますね」と話した。
 主催団体代表の海沼知行さん(62)は、「まずスキーに親しんでほしい。そのうえで、スポーツ少年団に入ってくれれば、と思っている」と話している。コロナ対策として、検温、手指の消毒、氏名・連絡先の記入を行い、スタッフはマスクにフェースシールドを着用した。
 

来年の登録、高まる期待 縄文遺跡群 世界遺産シンポジウム Zoom使用 北鹿3カ所で開催

2020-11-29
世界遺産登録へ期待を込めたシンポジウム(大湯ストーンサークル館)
 秋田縄文遺跡世界遺産推進シンポジウムが28日、ウェブ会議システム「Zoom」を活用して行われた。東京大学名誉教授の西村幸夫さんが基調講演し、遺跡群の特徴などを説明。北鹿地域3カ所をつないで開かれ、来年夏にも予定されているユネスコ世界遺産委員会の審査結果に期待を込めた。
 シンポジウムは鹿角市の大湯ストーンサークル館、北秋田市のコムコム、大館市の中央公民館をつないで開かれ、大湯ストーンサークル館には地元市議、歴史愛好家など約40人が参加した。
 主催した北東北歴史懇話会の藤盛紀明会長は「いよいよ世界遺産登録が近づいてきた。登録へ向けた最後の一押しとなるシンポジウムだ」とあいさつ。鹿角市の児玉一市長、北秋田市の津谷永光市長がビデオメッセージを寄せた。
 講師の西村さんは、日本イコモス国内委員会委員長。「北海道・北東北の縄文遺跡群の世界遺産登録について」と題して講演した。今後の日程について、来年5月ごろに諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)の勧告があり、6月ごろには登録の可否を審査するユネスコ世界遺産委員会が開かれるとの見通しを示した。
 コロナ禍における取り組みとして、西村さんは「海外や遠くからの観光客は見込めない。コロナ後に備え、地元の人たちが遺跡の価値をきっちりと理解し、発信できるようにしてはどうか」とアドバイスした。
 県教委の新海和広さんが遺跡群の価値を説明し、「1万年以上継続した採集、漁労、狩猟による定住は、その過程と精神文化の発達を表し、農耕以前における人類の生活の在り方を示す普遍的な価値を持つ」と指摘した。北秋田市教委の榎本剛治さん、鹿角市教委の赤坂朋美さんもそれぞれ遺跡を説明した。
 

米新品種「サキホコレ」 先行提供を開始 県のキャンペーン 北鹿の宿泊施設でも

2020-11-29
「サキホコレ」と「あきたこまち」を食べ比べる客(ふるさわおんせん光葉館)
 2022年秋の市場デビューを目指す秋田米新品種「サキホコレ」の先行提供キャンペーンが28日、始まった。名称周知とPRのために県が実施するもので、県内外の宿泊施設等25カ所で宿泊客や一般客に試食してもらう。北鹿地方の一部施設でも料理と共に提供され、早速「あきたこまち」との食べ比べを楽しむ客の姿が見られた。
 県が新たなブランド米として開発した「サキホコレ」は、本県産米の主力「あきたこまち」より成熟期が遅い晩生種で、いもち病に強く、高温による品質低下も少ない。▽白さとツヤが際立つ外観▽粒感のあるふっくらとした食感▽上品な香り、深い甘み―が特徴。
 名称は県が4~5月に公募し、国内外から25万893件の応募が寄せられた。専門家らの選考で絞り込まれた最終候補6案から、佐竹敬久知事が「サキホコレ」を選定し、17日に発表。「秋田の地力から生まれた小さな一株が誇らしげに咲き広がって、日本の食卓を幸せにしてほしい」との願いが込められている。
 PRのため県は28日から、県内の宿泊施設22カ所、東京都内の飲食店など3カ所でご飯を試食してもらう先行提供キャンペーンを開始。期間は12月28日まで。北鹿地方では大館市、鹿角市、北秋田市の5施設で味わうことができる。
 このうち、大館市新綱の温泉旅館「ふるさわおんせん光葉館」(小林薫社長)は県から打診を受け、一般客用の日替わりランチ、宿泊客用の朝食で「サキホコレ」と「あきたこまち」を1杯ずつ提供することにした。
 初日は4人が日替わりランチを予約。ご飯を食べ比べ、違いを楽しむようにじっくり味わう姿があった。同市長木川南の男性(66)は「どんな味か興味があった。一粒一粒がはっきりしていて、口に入れると甘みを感じておいしい。食べやすかった」と話した。
 常連客らの関心も高い様子で、小林社長は「販売前にこまちと食べ比べできる機会なので、ぜひ味わってほしい」と語った。
 「サキホコレ」と「あきたこまち」を各1杯提供する日替わりランチは、肉料理か魚料理、秋野菜、みそ汁、小鉢数種類がついて税込み880円。前日夕方までに予約が必要。12月13日までの期間限定。問い合わせは同施設(電話0186・48・4295)。
 このほか県は28日から、県内のスーパーや米穀店、首都圏と中京・関西圏の米穀店など77カ所でサンプル米を配布するキャンペーンも始めた。北鹿地方でもイオンスーパーセンター大館店など3カ所で行う。
 各キャンペーンの対象施設・店舗、日程などは秋田米ウェブサイト「ごはんのふるさと秋田へ」に掲載されている。
 
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「ムラ市」に秋の恵み 北秋田市大阿仁地区 特設会場で初開催

2020-10-05
大阿仁地区の秋の味覚が並ぶムラ市(北秋田市阿仁比立内)
 北秋田市大阿仁地区の秋の味覚を集めた「秋のムラ市」が4日、同市阿仁比立内の特設会場で開かれ、マイタケやリンゴなどを買い求める人たちが立ち寄った。
 食や自然を通じて地域の魅力を発信することで地域活性化を図る大阿仁ワーキング(松橋悦治代表)が企画。今回は道の駅あに近くに特設会場を設けて初めて開催した。
 会場のテント内には採れたての天然や露地栽培のマイタケ、阿仁伏影地区のリンゴとナシのほか、地域住民が持ち寄った野菜や加工品がずらりと並んだ。事務局によると、今年は夏の暑さが影響し、ナメコなどは間もなく出回ってくるという。来場者は試食をしたり地域住民と交流したりしながら、秋の恵みを買い求めていた。
 シンガー・ソングライターの山田賢一さんによる弾き語りライブも行われ、来場者を楽しませていた。
 次回のムラ市は18日に開催。時間は午前9時から午後3時。会場は国道105号沿いの道の駅近くの駐車場で、のぼり旗を目印にしている。里山の食材が当たる宝引きも実施する予定。
 

社会人の学び直し サイト構築へ提案公募 教育の産業化、環境整備も 大館市

2020-10-04
 大館市は、仕事や生活に生かすための社会人の学び直し(大館版リカレント教育)プログラム構築に向け、公募型プロポーザル(企画提案)で委託業者の募集を始めた。申込期限は14日。多様な講座を受けられるポータルサイト(インターネット上の入り口)の仕様書や、教育の産業化に関する事業計画書を作成し、環境を整えた上で2021年度の事業開始を目指す。
 ポータルサイトは生涯学習の情報基盤と位置づける。既存教室・講座の洗い出しや企業の課題聞き取り、市民ニーズを調査・分析し、類似事業を展開する団体の情報を集めた上で仕様書を作成する。
 事業計画は、小中学校で展開する「ふるさとキャリア教育」のブランド化へ関係者から聞き取りを行うほか、教育旅行等の受け入れ学校・教育関係者の洗い出しなどの結果に基づいて作り上げる。
 環境整備は新型コロナウイルスに対応するリモート(遠隔)授業用機材の購入に向けた備品の提案、機材導入後の使用・管理、拠点施設の借り上げなどを業務委託する。
 仕様書と事業計画の作成、環境整備の3業務を合わせて上限額1248万円。参加申し込みが3業者を超える場合は書類審査で1次選考し、上位者を対象にプレゼンテーション審査を行う。その上で候補者を決め、11月上旬に契約を結ぶ。納期は来年3月26日。
 市が昨秋に行ったアンケート(回答数2906件)によると、学び直しで求めるのは「能力アップ」が28%で最も多く、「生きがいづくり」24%、「資格取得」20%、「心の癒やし」17%と続いた。希望する講座は「資格取得」が17%で最多、次いで「講話」13・8%、「習い事」13・6%、「料理」13・5%、「スポーツ」11%などだった。
 市は、社会人の学び直しを含め多様な講座を受講できるポータルサイトと、大館教育のブランド化・産業化でふるさとキャリア教育を全国に発信する仕組みをつくり、二つを合わせて「大館版リカレント教育事業」とする方針。来年4月設立予定のNPO法人が運営することを想定している。事業を通じて教育と地域社会の活性化を図り、人生100年時代に対応した社会参加や、地域貢献を担う人材育成につなげたい考え。
 

地域の名所 再発見 古木・巨樹と仏像巡り 鹿角市十和田 

2020-10-04
あんとらあ敷地内のシダレカツラ(新田町)
 鹿角市内の巨樹や仏像をバスで巡る学習会が3日、同市花輪、八幡平地区で行われた。昨年に続き2回目の開催で参加者は地域の歴史や由来などに理解を深めた。
 十和田地域づくり協議会の地域観光再発見実行委員会(三上豊委員長)の主催。市民のチカラ事業「地域観光再発見」の一環で郷土への関心を高めることを目的にしている。「市内の古木・巨樹と仏像巡り」と題して市指定記念物の巨樹や県指定有形文化財の仏像を巡った。
 講師は東北巨樹調査研究会秋田支部の五十嵐洋支部長(大館市)と大湯郷土研究会の副会長でもある三上さんが務め、市内や大館から参加した22人に解説した。
 十和田市民センターで開会行事を行い、三上委員長は「市指定記念物、県指定文化財など鹿角の宝に触れ、楽しもう」とあいさつした。
 この後、参加者はバスで移動し、毘沙門神社の大公孫樹(いちょう)(長嶺)、天照皇御祖(あまてらすすめみおや)神社の磨崖仏と姥杉(谷内)、八幡平神社のミズナラ(切留平)、八幡神社のハリキリ(水沢)、あんとらあ敷地内のシダレカツラ(新田町)、恩徳寺の木造弥陀三尊(上花輪)、円福寺の銅像阿弥陀如来立像(小平)の7カ所を訪ねた。
 このうち天照皇御祖神社の磨崖仏では、三上委員長が特徴や由来などを説明。「鹿角地方の歴史や宗教文化を知る上で貴重」と解説し、参加者は真剣な様子で聴いていた。
 また、五十嵐支部長は八幡神社のハリキリで幹周りを計測。406㌢と確認し「県内のハリキリでは珍しい巨木」と話した。
 同会が7月に開催した大柴峠トレッキングに参加し、鹿角の歴史に興味をもったという大館市の武田京子さん(58)は「ミズナラは根元が硬く立派な木」と感心した様子だった。
 

みその持つ「力」を紹介 北秋田市の食育フェスタ ソムリエ・小山明子さんが講演

2020-10-04
食育フェスタで講演を聞く参加者たち(北秋田市民ふれあいプラザコムコム)
 北秋田市の食育フェスタが3日、市民ふれあいプラザコムコムで開かれた。食育指導師・みそソムリエの小山明子さん=大館市=が「今こそ活かす!みそ汁のある食卓~みそ汁が教えてくれた生き抜く力~」と題し講演したほか、食生活に関する展示なども行われ、参加した市民たちは「食」への認識を深めていた。
 生きていく上での基本的な営みであり、心身の発育や発達に重要な「食」について市民1人1人が理解を深めるとともに、望ましい食習慣を身につけてもらうことなどを目的に毎年、開催している。今回は「食でのばそう健康寿命」をテーマに設定した。
 講演で小山さんは、子どもの頃から母親に「みそ汁だけでも食べていけ」と言われていたことなどを振り返りながら、みその持つ力などを紹介。「みそは戦国時代から、武将や武士たちの常食となっていた」ことや「『みそ汁は朝の毒消し』『みそは医者いらず』などと言われてきた」ことを挙げながら「日本人は、みそが大事な栄養源であることを知っていた」と述べた。
 その上で、「みそにはさまざまな栄養素が含まれている。マルチサプリのよう」と説明。「みそは塩分が高いといわれるが、栄養価をみると敵にするだけでいいのか」などとしながら、バランスよく食べることの大切さを強調。「具だくさんのみそ汁にすることで汁を少なくするとともに、野菜のカリウムをとることもできる」とした。
 また、「秋田のみそは風味が良くおいしい」と述べ、「お椀にみそと鰹節、ワカメ、ゴマを入れ、お湯を注ぐだけでおいしいみそ汁ができる。これは手抜きではなく、おいしく食べる方法。これらの材料を丸めると、みそ玉になる」と紹介。「日本人が大事にしてきたみそを、もう一度見直し、次の世代へつないでほしい」などと呼びかけた。
 会場には、みそ汁の塩分濃度を計測できるコーナーや、秋田北鷹高校家庭クラブの「みそレシピ」などの展示もあり、参加者の関心を集めていた。また、健康な歯を持つ幼児や高齢者の表彰も行われた。
 
 

第5工場を新設へ プラスチック・ホンダ大館工場 15億投資10人雇用 来年5月の稼働目指す

2020-10-03
第5工場の建設現場。第2、第3工場を移転し増産を図る(大館市二井田)
 プラスチック医療機器部品製造のプラスチック・ホンダ(本社・東京、本田健吾社長)は、大館市二井田前田野に大館工場の第5工場を増設する。同市二井田羽貫谷地の大館工場第2、第3工場を移転する形で、既存の第4工場と合わせて2工場で増産体制を図る。プラスチックの射出成形機を新たに7台導入。投資は約15億円、新規雇用は10人の予定で、市工場等設置促進条例に基づく指定工場となる見込み。新工場は来年4月完成、5月の稼働を目指している。
 第2、第3工場の老朽化と、工場間の物資の移動を省き、生産能力向上につなげるため第4工場に隣接する同社敷地1万8000平方㍍に建設する。鉄骨平屋建て(一部2階建て)で延べ床面積は4391平方㍍。
 第2、第3工場にある射出成形機33台を移設、新たに7台を導入して40台に。第4工場の17台と合わせ、計57台が稼働する。建設後、初年度の年間製造部品数は1億3800万個、2024年には2億4000万個を目指す。
 同社は1968年創業。リング、キャップ、本体ケース、ヘッダーなどのプラスチック医療機器を中心に、カメラ部品、電子機器部品の製造・販売を行っている。81年に県の企業誘致で大館工場を新設。88年には第2工場、93年に第3工場を増設。2003年に第4工場となる大館第2工場を新設した。クリーンルームを備え、品質管理を徹底。独自の精密技術でプラスチック製品の安定供給を行っている。
 大館工場の武田範英工場長は「増産体制を整え、雇用にもつなげていきたい。医療機器部品の製造を通し、今後も地域に貢献していければ」としている。
 
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