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出産大館集約 鹿角市が大館市に謝意 受入体制整い、連携求める

2018-09-15
福原市長㊧に謝意を伝える阿部副市長㊨(大館市役所)
 鹿角市のかづの厚生病院の出産取り扱い機能が10月1日に大館市立総合病院へ集約されることを受け、鹿角市の阿部一弘副市長が14日、大館市の福原淳嗣市長を訪れ、受け入れ対応への謝意を伝えた。総合病院では分娩(ぶんべん)室や診察室の増設、医師、助産師を増員して対応し、阿部副市長は「地域の医療を守っていくために連携をお願いしたい」と述べた。
 医師不足などを背景に、厚生、総合病院に医師を派遣している大学側の申し合わせで、出産取り扱い機能を総合病院に集約する方向性が示された。総合病院は昨年2月から鹿角地域の里帰り出産にも対応している。
 阿部副市長は、受け入れ準備が整ったことに対して謝意を伝え、「集約の方針が大学側の意向のみで決められたことは大変残念。市民から距離や冬期間の交通事情への不安の声が上っており、不安感の軽減を図っていく」とした。
 大館市の福原淳嗣市長は「情報共有や連携が必要になる」と強調。総合病院の吉原秀一院長は「産婦人科医をはじめ多くのスタッフがチームで出産に対応する体制が整っており、距離を乗り越えていきたい」と述べた。
 年間分娩件数は総合病院が約500件、厚生病院が約200件(鹿角市民約160件、小坂町民約40件)。総合病院では県の事業で分娩室1室、診察室2室を増設し、工事はほぼ終了。産婦人科の常勤医は1人増え、5人体制となる。助産師は1人増員した。
 厚生病院では総合病院、秋田大、岩手医科大から非常勤医の派遣を受け、週4日体制で妊婦検診や婦人科診療・検診を実施。鹿角市は妊婦に対し交通費や宿泊費の助成、子育て世代包括支援窓口を開設し、負担軽減を目指す。
 集約開始は10月1日だが、出産予定日が9月15日以降から総合病院で対応する。鹿角市によると、3~4人が9月中に総合病院で出産予定となっている。

情報発信の拠点に 阿仁合駅2階改修 地元で説明会

2018-09-15
秋田内陸線阿仁合駅の2階改修に関する説明会(市阿仁庁舎)
 2017年度に行われた大規模改修で手つかずとなっていた秋田内陸線阿仁合駅舎2階の改修が行われることになった。国の交付金などを活用し、森吉山周辺の観光情報などを発信する森吉山ウエルカムステーションとして整備する計画。13日夜に市阿仁庁舎で地元住民への説明会が開かれ、事業概要や利活用の方針などが示された。
 阿仁合駅は増加傾向にある外国人観光客への対応強化などを目的に17年度、国の地方創生拠点整備交付金を活用して大規模改修が行われた。当初は2階も改修する考えだったが、事業費などの関係から着手できず、地元などから早期整備を求める声が上がっていた。
 説明会は国への交付金申請などを行う北秋田市と、市から補助を受けて事業を行う秋田内陸縦貫鉄道が開いた。はじめに市内陸線再生支援室の三浦仁作室長が事業概要を説明。ウエルカムステーションは森吉山に関する情報発信の拠点という位置付けで、大型モニターやデジタルサイネージ、森吉山のジオラマなどを設置する計画となっている。
 事業費は9018万円。このうち約7000万円はエレベーター新設や階段の移設、床の防音対策などに充てる。開会中の市議会9月定例会で関連予算が可決された後に事業着手する予定で、工期は10月から来年3月までとなる見通し。
 完成後の利活用については秋田内陸縦貫鉄道の吉田裕幸社長が説明した。施設の役割について▽観光拠点▽地域の生産性拡大とにぎわいづくりの拠点―の二つを挙げ、「森吉山の四季の魅力を分かりやすく伝えることができる施設として、国内外から集客を図り、内陸線の利用促進につなげたい」などと述べた。


 

40年前の思い出ずらり 大館製作所 タイムカプセル開封

2018-09-15
名前が刻まれた銅板を眺めるOB
 
 10月に創立100周年を迎える大館製作所(大館市大茂内、中田直文社長)で14日、モニュメントのタイムカプセルが40年ぶりに開封された。社員やOBは懐かしい品々と対面し、昔話に花を咲かせた。
 モニュメントは1976年の創立58周年記念事業で建立。中田社長の祖父で元社長の儀直氏の1周忌に合わせた。「伝統を支える」のテーマで高さ3・1㍍、幅1・8㍍。砲金や鋳物などで自社製作し、上部のステンレスをタイムカプセルとして60周年の78年に思い出の品を入れた。
 カプセルに収納されていたのは、当時の社員の名前が刻まれた銅板や新聞、写真、営業報告書など約50点。OBの若かりし頃の写真を見た社員が「親方、いい男だな」と会話を弾ませた。
 当時総務課長だった神林英樹さん(76)=水門前=は「『120円』と手書きしたタバコや硬貨も意外ときれいに残っていた。仕事がどんどん入ってきた頃でとても懐かしい。これからも会社が長く続き、社会に貢献してほしい」と語った。
 収納物は今後、改修予定の同社記念館に展示する予定。

 

鹿角花輪駅前の整備事業が本格化 新観光案内所10月めどに着工 鹿角市

2018-09-14
鹿角花輪駅前広場の整備イメージ図
 鹿角市の玄関口であるJR鹿角花輪駅前の整備事業が本格的に動き出した。実施主体の市によると、現在は土地引き渡しに向けた支障物件となっている運送会社事務所の解体工事が進行中。解体終了後には観光案内所の建築工事に着手、年度内の完成を目指す。広場全体の整備は2020年夏の花輪ばやしまでに完成させたい考え。
 駅前整備の方針は市が08年度に策定したまちづくりビジョンの中で、まちの玄関口としての魅力向上や交通結節点としての利便性、待ち合い環境の向上、花輪ばやしやイベントによるにぎわい創出などを掲げている。
 当初は駅舎改築を含めて広場と一体的に整備する計画だったが、費用負担の課題等もあって広場だけの整備を行う。総事業費は約7億7000万円の見込み。
 市民を含む策定委員会等の意見を反映させながら?年度に策定した整備基本計画と、17年度に策定した基本・実施設計によると、広場の面積は現在の約2400平方㍍から約3400平方㍍に拡大。ロータリーの車道は幅員5・5㍍で現在と同じ一方通行とする。
 観光案内所は広場南側に整備し、付近にバスバース(乗降場)を配置。タクシープール(12台)や一般駐車場(13台)をロータリー内側に配置し、駅舎前にタクシーや一般車両の乗降場所を確保する。現在ロータリー内にある声良鶏の銅像は移設先を選定中。
 観光案内所は木造平屋建て、延べ床面積180平方㍍。観光案内所のほかバス発券所、待合室、トイレを備える。10月着工、年度内の完成を目指す。駅前にある現在の観光案内所の機能を新案内所へ移して来年度にオープンし、現案内所は閉鎖となる予定。
 現在の花輪ばやしの桟敷席は約1100席だが、広場拡大後の桟敷席の在り方や、複合施設となる観光案内所の管理運営の在り方は今後、検討することにしている。
 本年度は観光案内所の建設のほか、融雪設備の実施設計、用地取得3件(運送会社、物流会社、駅前ビル)などを計画。来年度以降はバス会社と、現広場の3分の2を占めるJRの各所有地を取得し、整備工事を進める計画。

3年半総括「志半ば」 「政治姿勢」問われ市長 大館市9月議会・総括質疑

2018-09-14
総務財政委の総括質疑(市役所)
 大館市の9月定例議会は13日、前日に引き続いて二つの常任委員会での総括質疑が行われた。総務財政委(藤原明委員長)では、福原淳嗣市長の政治姿勢に関連して「就任からこれまでの約3年半を、どのように総括するのか」との質問があり、市長は「一言で申し上げると、適切かどうかわからないが『志半ば』ということに尽きる」と答弁。「ここまでの結果を出せたのならば、できることがもっとたくさんある。市民が大館で暮らすことに誇りが持てるよう、頑張りたい」などと述べた。
 福原市長は、2回目の挑戦となった15年4月の市長選で、当時の現職との一騎打ちを制して初当選。5月1日に就任した。来年4月30日で任期満了を迎える。
 この日の委員会で「市長は日頃から『ふるさと秋田のためにわが大館ができること』『大館の強み』と発言してきた。これらの成果は」との質問が出された。市長は「県との連携は格段に進んだ。端的な例を示せば秋田犬を前面に出したPRがあり、その効果は勢いを増してきている」などと説明。
 その上で「医療の面では、県境を越えた医療機関との連携についても、県から理解をされている。市立総合病院は、市民のためだけではなく、圏域の二次医療提供をしていること、若い医療人材の育成も視野に入れた経営をしていることが評価された。こうした動きを、産業振興や教育など、他の分野にも広げていく」と述べた。
 また「現在の市の現状をどう見ているのか」との質問には「シャッター街を見ると寂しい思いをする。一方で、新しいビジネスに挑戦しようとする若い人たちの姿を見ると、新しい時代のまちづくりであり、新しいビジネスモデルづくりを感じた。現状を悲観するのではなく、新しい時代を開く勇気を持ちたい」などと答弁。
 3年半の総括を「志半ば」としながら「政治家の仕事は、未来への期待をつくること。今の暮らしへの不満をしっかりと聞き取り、それに対する施策を打ち出していくことが市長としての責務と考えている」とした。
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20歳の決意新たに 「地域に貢献できる人に」 大館市と北秋田市で成人式

2018-08-16
笑顔で記念撮影に臨む新成人(大館市民文化会館)
 大館市と北秋田市で15日、2018年度成人式が行われた。1997年4月2日から98年4月1日までに生まれた大館674人(男性326人、女性348人)、北秋田322人(174人、148人)が対象。新成人たちは恩師や家族から祝福を受け、人生の節目を迎えた。
 大館市は市民文化会館で式典などが行われ、対象者の72・7%に当たる490人が出席。会場は華やかなスーツやドレスを身にまとった新成人であふれかえり、旧友との再会を喜ぶ姿が見られた。
 式で福原淳嗣市長は「ふるさと秋田、わが大館の主役、未来をつくっていくのは皆さん。人生を夢見るのでなく夢を生き、夢をつかみとってほしい」とあいさつした。恩師を代表して成田佳教諭(当時・旧第二中、現・北秋田市森吉中)は「卒業アルバムを見返すと当時が懐かしく思い出される。節目の日を、今一度自分を見つめ直す機会に。大きく飛躍する姿を見られることを願っている」と激励した。
 新成人を代表して佐々木拓海さんは「人のぬくもりや四季折々の豊かな自然など素晴らしい魅力ある大館で育ったことに感謝。生まれ育ったことに誇りを持っている。大館を支えていく側になり、大学卒業後は秋田で地域に貢献できる人になりたい」と決意表明した。
 中学時代の恩師たちがステージに登壇して紹介されると、熱い声援や拍手が送られていた。新成人でつくる実行委(佐々木星哉委員長)は思い出の写真のスライドショーや、恩師へのインタビューなどを展開。出席者たちはそれぞれ、20年間の人生に思いをはせていた。
 

クマ対策「ゾーニング管理」 大館市などモデル地区 中山と長根山周辺で

2018-08-16
 出没が相次ぐクマ対策として、大館市で緩衝帯を設けるなどしてクマの生息域と人間の生活圏を区分する「ゾーニング管理」の取り組みが始まる。果樹食害などが発生している中山地区では県の事業で、20、21日に専門家を招いて対策を検討。被害防止計画を作り、住民主体の対策を進めていく。長根山運動公園周辺約1㌔の市道沿いでは今月中に雑木の刈り払いを行う計画で、農林課は「クマと人の活動区域の境を明確にすることで、被害や出没を軽減したい」と話す。
 ゾーニングは森林での間伐、やぶの刈り払いなどによる緩衝帯の設置や集落周辺でのクマの誘因物除去などを行うことで、人里に近づきにくい環境整備を行う手法。県は鹿角市、大館市、北秋田市、上小阿仁村の6カ所をモデル地区「クマ被害防止活動推進地区(ゾーニング管理)」に指定。大館市では、果樹栽培が盛んで、食害が発生している中山地区が選ばれた。
 今月3日には中山自治会、中山果樹組合に呼び掛け、自治会館で事前説明会が開かれた。県の担当者が、専門家がアドバイザーとして現地を見ながら各地の実情に応じた対策を考え、住民が主体となって取り組む事業内容を説明した。モデル地区での成果を検証し全県に広める方針。
 具体的には、元岩手大名誉教授の青井俊樹さんを招き、20日夜に講話を聴き、21日に現地を見回る「集落環境診断」を行い、被害防止計画を策定する。計画を基に今後、住民が取り組みを進めていく。説明会では2017、18年度に食害が発生した場所を記したマップも作製。市などに通報がなかったものも含め20件程度の被害が確認され、住民で認識を共有した。
 市街地への出没を防ぐ対策としては、市が長根山運動公園周辺に緩衝帯を整備する。場所は公園駐車場付近から陸上競技場裏のため池を通り、小柄沢墓園近くまでの市道沿い約1㌔。山側の林などを幅約30㍍、全体で約3㌶の雑雑木を刈り払い、人の背丈まで枝打ちも行う。昨年は公園周辺でクマの出没が相次ぎ、市街地への出没ルートになったとみられることから、農林課は「やぶ化している林に見通しの利く緩衝帯を設けてクマが身を隠しにくくし、市街地に近づきにくい環境にしたい」と話す。作業は今月中に終了する。
 このほか、出没が相次ぐ北陽中学校周辺では、26日に市と地元町内会が空き地などを刈り払い、緩衝帯を設ける準備を進めている。
 

バチさばき鮮やか 大湯大太鼓まつり 鹿角

2018-08-16
供養太鼓を披露する若者ら(大圓寺)
 鹿角市を代表する夏祭りの一つ「第67回大湯大太鼓まつり」が15日、十和田大湯で行われ、各町内の若者らが温泉街に勇壮な音色を響かせた。
 県の無形民俗文化財に指定されている大湯大太鼓は、藩政時代、南部藩士の士気を高揚させるために打ち鳴らしたのが始まりとされる。
 まつりは大湯大太鼓保存会員らでつくる実行委員会(中村三千夫委員長)の主催。保存と技術の向上を目的に、五穀豊穣(ほうじょう)の喜びと先祖の供養を兼ねて毎年、8月15日に開いている。
 太鼓は直径約1・2㍍、重さ30~40㌔。打ち手1人に補助員3人の4人一組で演奏する。
 この日は正午前、地域の若者らでつくる四つの若組の約40人が大湯の大圓寺に参集し、法要に臨んだ。
 続いて境内に8殻の大太鼓を並べ、はんてんに黄色いたすき、手ぬぐいを額に巻いた若者らが供養太鼓を披露。伝承曲のうち大湯第2大拍子と3拍子の2曲を演奏し、鮮やかなばちさばきで迫力満点の音色を響かせた。
 この後、地区内にある福祉施設3カ所で大太鼓の妙技を披露。利用者らを楽しませた。
夕方からの大太鼓フェスティバルは大雨のため中止した。
 

クマの人身被害で 県が北秋田で緊急対策会議 中心部の住宅地にも出没

2018-08-15
クマによる人身被害の発生を受けて開催した緊急対策会議(市役所第2庁舎)
 13日に北秋田市脇神で農作業中の男性がクマに襲われたことを受け、県は14日、同市役所第2庁舎で被害緊急対策会議を開いた。市や北秋田署、猟友会、JA鷹巣町など関係機関と情報を共有し、今後の対応について協議した。
 同市でクマによる人身被害が発生したことから県が開催。県と市が被害状況や本年度の状況を報告した後、関係機関が今後の対策などについて意見を交換した。
 市によると13日現在、本年度の市内におけるクマの目撃件数は82件で、人身被害のあった鷹巣地区が31件と最多。所有している捕獲用のおりは35基で、新たに5基を製作している。
 市は現場周辺におりを設置するほか、防災ラジオなどで地域住民に周知を図っていく。県では農作業中や、早朝、夜間の単独行動を避けるよう地域住民に注意を呼び掛ける。
 猟友会は「人や車に慣れているクマが増え、習性につかみどころがなくなった」と話した。このほか十分に育っていない稲を食べるクマがいることを紹介し、「食べるものがないため、今の時期でも水田を歩いているのでは。早朝や夜中は注意し、対策を徹底すべき」と述べた。
 人身被害のほか、13日午後には市中心部の住宅地でクマの目撃が相次いだ。北秋田署によると、同日午後2時40分ごろ、同市東横町の市道を車で走行していた青森市の40歳代男性が、道路に飛び出してきたクマ1頭を目撃した。クマの体長は約60㌢。目撃場所から鷹巣小学校まで約200㍍。
 クマはその後、宮前町など住宅地でも目撃され、米代川河川敷まで逃げ込んだ。地元の猟友会員が河川敷の茂みを探したが、発見には至らなかった。
 

ふるさと納税の使途 「子どもの成長支援」主に 大館市18年度

2018-08-15
 大館市は2017年度に市へ寄付された「ふるさと納税」について、18年度事業への充当額をまとめた。当初予算への計上分は約3億8700万円。「子どもの成長支援に関する事業」には1億2800万円が配分され、「出産祝い金地域限定商品券贈呈事業」や「待機児童解消・在宅子育て支援事業」に充てられた。担当する総務部ふるさと納税推進は「(寄付者の)希望に沿った使い道となるよう、新たなメニューも検討していきたい」としている。
 17年度の寄付件数は前年度の約1・5倍に当たる3万2097件。金額も1億7900万円増の5億5843万7582円となり、過去最高を大幅に更新した。
 インターネットの専門サイト「ふるさとチョイス」で露出度が高まる契約に変更したところ、月別は11月を除いて前年を上回った。また、返礼品の見直しで255種類を登録するとともに、寄付の下限額も1万円から6000円に変更した。1番人気はコメ、次いで曲げわっぱやきりたんぽなどの関連製品が選ばれている。
 ふるさと納税の制度では、寄付額のうち返礼品などの経費を除いた額が自治体の財源となる。大館市の18年度当初予算には、各種事業への充当額として合計3億8712万4000円が計上された。
 このうち、寄付者からの希望が最も多かった「子どもの成長支援に関する事業」には1億2800万円を配分。第1子を出産した夫婦に地域限定商品券10万円相当を支給する「出産祝い金地域限定商品券贈呈事業」に1500万円を計上したほか、在宅子育て支援給付金、育児休業支援助成金などによる本年度からの新規事業「待機児童解消・在宅支援事業」には800万円を計上した。
 「高齢者など生活弱者が安心して暮らせるまちづくりに関する事業」は3400万円を配分し、高齢者等低額フリーパス券支援事業(市得とく定期券)には1700万円を計上。在宅の1人暮らし高齢者等に緊急通報装置や電話を貸与することで、急病等の緊急時の連絡体制を確保する「高齢者安全安心体制推進事業」は、400万円を計上して進めている。
 本年度は7月までに、7866件、1億660万4000円の寄付が寄せられた。7月17日から8月31日までの期間は、寄付された額の3%分を「平成30年7月豪雨」の被災地へ寄付する取り組みも進めている。ふるさと納税に関する問い合わせは、総務部ふるさと納税推進室(電話0186・43・7027)。
 
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大館・扇田病院着服事件 損害賠償交渉「和解」へ ニチイ学館1431万円支払い

2018-07-31
市立病院の報告を受けた厚生委員会(市役所)
 大館市議会の厚生委員会(小畑淳委員長)は30日、市役所で開き、市立扇田病院で発生した外来診療費着服事件の対応状況について当局から報告を受けた。ニチイ学館(本社・東京)との間で進めてきた損害賠償交渉では、同社側から示された「解決金として1431万2915円を支払う」との提案を受け入れる方針であることを説明。「早期解決を図りたい」などと述べた。
 事件は昨年8月に発覚。2008年3月から昨年4月まで、患者から納付された外来診療費自己負担金の一部、1億1792万円が病院会計に納入されていなかった。窓口業務を担当した元従業員の女性は、今月9日に業務上横領の容疑で逮捕、30日付で起訴された。
 ニチイ学館に対しては、08年3月から業務委託契約が終了した10年6月までの不明金1276万201円と、遅延損害金として年5%の利率で計算した額を請求。同社からは昨年10月12日付で「元金全額は支払う」としたものの「遅延損害金とその他経費の支払いには応じられない」との回答があり、交渉を継続していた。
 この日の委員会で病院は、今月5日に同社の常務執行役員本部長ら2人と、病院側3人が面談したことを報告。席上、同社から「着服元金と遅延損害金を一括した解決金として1431万2915円を支払うことで和解したい」との提案があったことを説明した。遅延損害金は年1・5%の利率で計算したもので、金額は155万2714円。市が請求していた5%の場合の517万5718円と比べると、362万3004円少なくなった。
 病院は「この内容で合意したい」との方針を示した。遅延損害金の減額を受け入れることについては「不法行為があった08年3月から10年6月までの期間で、扇田病院が金融機関から一時借り入れした際の利率が平均1・5%だった」ことなどを理由に挙げ「早期解決を図りたい」などと述べた。当初の利率5%は、民法に基づいて設定していた。
 9月定例議会には、遅延損害金の減額などに伴う権利放棄の議案を提出。認められれば、同社との間で合意に基づいた契約を締結し、解決金の支払いを受けるとしている。
 委員会ではこのほか、東北ビル管財(本社・大館市)と元従業員女性に対し損害賠償を求める民事訴訟も報告。今月30日に第3回の弁論準備手続きが開かれたことなどを報告した。
 

大館、北秋田で36・5度 30日の北鹿地方 熱中症で搬送3件

2018-07-31
水遊びを楽しむ子どもたち(二ツ山総合運動公園)
 北日本が高気圧に覆われた影響で、30日の北鹿地方は猛烈な暑さに見舞われた。秋田地方気象台によると、大館市の最高気温は36・5度(午後2時31分)で猛暑日となり、今年最高の暑さとなった。
 同気象台によると、北鹿地域7観測地点で最高気温が35度を上回り、全ての地点で今年の最高気温となった。北秋田市鷹巣で36・5度(同2時43分)、鹿角市で34・6度(同1時42分)を記録。平年より5~7度高かった。
 大館市餅田の二ツ山総合運動公園では、今月上旬に整備工事が完了した水遊び施設で涼を取る親子連れの姿が見られた。2歳の子どもを連れて訪れた30歳代の女性は「毎日本当に暑いので、冷たい水で遊ぶと気持ちがいい」と話していた。
 北鹿3消防本部によると、午後5時現在、熱中症疑いの搬送が北秋田市、鹿角市で合わせて3件あった。いずれも屋外で作業をしていた40~80歳代の男女3人が救急搬送された。このうち北秋田市阿仁の60歳代の男性は、屋外を歩行中にめまいや頭痛を訴え搬送された。鹿角市の80歳代の女性は畑仕事中に倒れ救急搬送。県外から仕事で鹿角市を訪れていたトレーラー運転手の40歳代男性は、荷下ろし後の運転中に吐き気やけいれんを訴え搬送された。いずれも軽症とみられる。
 同気象台によると、31日も高気圧に覆われるため晴れるが、気圧の谷の影響で明け方までは曇る見込み。今後も高温が続くことから、引き続き熱中症に注意するよう呼び掛けている。
 

〝化粧直し〟始まる 鹿角市本庁舎の外壁 2カ年で改修工事

2018-07-31
本年度から2カ年で改修工事が行われる鹿角市役所の外壁(花輪字荒田)
 鹿角市は、市役所本庁舎外壁の改修工事を始めた。2018、19年度の2カ年で全面的に実施する計画。18年度は庁舎正面玄関がある南面と国道側の東面を中心に実施し、19年度は北面と西面の改修を進める。総事業費は約3億円の見込み。
 本庁舎は1985年の竣工(しゅんこう)から30年余りが経過し、外壁などの経年劣化が目立ち始めている。
 こうした中、市は昨年度、市内業者に委託して外壁劣化調査を実施したところ、外壁タイル全体の約8%に浮き、はく離の発生が確認された。また、タイル表面上のひび割れは全体の約10%に及んでいて、「これ以上、タイルのはく離等が進行すると、外壁の崩落等のリスクも高まる」との指摘を受けたため、本格的な改修工事を実施することになった。
 本年度は1期工事として庁舎1、2階の南面、東面、3、4階の全面合わせて2064平方㍍の壁を改修する。工期は来年1月11日まで。来年度は2期工事として北面と西面で実施する。
 工法は、既設タイルをはく離防止ネットで固定し、防水性等に優れた自然石調の合成樹脂を塗って仕上げる計画。
 市によると「従来のタイル仕上げと比べ、タイルの更新や洗浄などの対応が長期間不要であるため、管理コストはほとんど発生しない」という。
着工にあたって「工事期間中は庁舎周りに大掛かりな足場が設置されるため、市役所を利用される皆さんにご不便をお掛けします」と理解と協力を呼び掛けている。なお、正面玄関などは通常通り出入りができる。
 

鹿角市でトークイベント 関係人口どう増やす? 講話やパネル討論

2018-07-30
田中さん(右から2人目)を交えて行われたパネル討論(湯の駅おおゆ)
 鹿角市は29日、「観光以上、定住未満で地域と関わる人たち」を示す「関係人口」を増やす取り組みに理解を深めてもらおうと、ローカル・ジャーナリストの田中輝美さんを招いたトークイベント「関係人口を学ぶ」を開いた。会場は大湯温泉夏まつりでにぎわう道の駅「湯の駅おおゆ」イベント広場。市民ら約40人が参加し、地域づくりの新たな担い手として注目されている関係人口に関する講話やパネル討論に耳を傾けた。
 鹿角市は本年度、総務省から委託された関係人口創出のモデル事業に取り組む。事業費500万円で「『みんなの鹿角家(かづのけ)』づくり事業」を実施し、同市に縁のある人をターゲットに「鹿角家」の「家族」(会員)を募集する。会員数の目標は500人。
 今回のイベントは鹿角家事業の手始めとなるもの。田中さんは島根県生まれ。大学卒業後、山陰中央新報社に入社し、記者として古里で働く喜びに目覚める。2014年に退社し独立。島根を拠点に活動している。近著に「関係人口をつくる」(木楽舎)。
 田中さんは「関係人口という提案」と題して講話。関係人口が求められてきた前提として、本格的な人口減少時代の到来のほか、地域の役に立ちたいというソーシャルな若者の増加や田園回帰といった変化を挙げた。
 定住人口でもなく交流人口でもない関係人口について「第3の道としてどの地域も増やせる。都市の人の力も生かせて双方にウィンウィンなので注目を集め始めている」と強調。その上で「移住・定住がゴールではないが、関係人口が増えれば結果として定住人口は増える」と述べた。
 パネル討論は「鹿角版関係人口」がテーマ。パネリストは田中さん、道の駅おおゆ駅長の淺利裕子さん、かづの商工課女性部副部長の兎沢三果さん、かづの若者会議代表の阿部朗人さんの4人、コーディネーターはNPO法人かづのclassy理事長の木村芳兼さんが務めた。
 この中で、北限の桃やかづの牛のオーナー制度など関係人口創出のきっかけとなっている先進事例が話題となり、田中さんは「関係人口は行政がつくろうと言っているが、頑張っている地域の人たちの営みの中から自然と生まれてくるものではないか」との認識を示した。
 鹿角家事業では今後、首都圏で「家族会議」と称する交流イベントや、市内で「実家暮らし体験ツアー」などを開催する予定。

 
 

グッドモーニングラン 北秋田市 走ることで豊かな生き方

2018-07-30
朝のランニングを楽しむ参加者(北秋田市松葉町)
 朝のグループランを通して参加者同士が交流を深める「Good Morning RUN in 北秋田」が29日、北秋田市の鷹巣地区で開かれた。参加者21人が4・3㌔の市街地コースを走ったほか、ゴール後には朝食を楽しんだ。
 走ることを通じて豊かな生き方の提案や、新たな秋田の価値を生み出すことを目指す「Good Morning RUN in AKITA」(木村志帆代表)の主催。2016年度から秋田市内で月1回程度のグループランを開催し、本年度から活動範囲を県内全域へと拡大している。
 県北地区での開催は北秋田市が初。鷹巣駅前のコミュニティーステーション「KITAKITA(キタキタ)」に親子など参加者21人が集まった。木村代表が「体調に気をつけて楽しく走りましょう」とあいさつし、全員でキタキタを出発した。
 コースは商店街を通り、米代川周辺を走ってキタキタに戻る4・3㌔。タイムの計測などは行わずに、会話を楽しみながらゆっくりと約1時間かけて走り、爽やかな汗を流していた。参加者は途中の米代児童公園でヨガストレッチも行った。
 ランニング後は、「昔懐かしい夏休み」をテーマに地元の女性たちが作ったおにぎりやみそ汁などが朝食として提供された。

 
 
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