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新水道ビジョン 原案公開し意見募る 大館市22日まで 官民連携など施策に

2019-11-12
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 大館市は11日、新水道ビジョン(2020~29年度)の原案を公表し、市民意見の募集(パブリックコメント)を始めた。人口減や設備更新に伴う費用増を課題に挙げ、料金見直しや広域・官民連携などの施策を盛り込んでいる。市ホームページや水道課(比内総合支所)、市民課(本庁舎)、田代総合支所市民生活係で閲覧できる。22日まで。
 更新需要や財政収支の見通し、理想像、目標設定、実現方策など7章で構成。人口減を背景に水需要と料金収入の減少が予想され、老朽化施設の更新で多額の費用も見込まれている。
 家庭用(メーター口径20㍉)で月20立方㍍を使った場合、現行の上水道料金は5170円。消費増税分を除き1984年から値上げしておらず、類似他市(給水人口3~9万人)に比べ700円ほど高い。料金を据え置くと2035~39年度以降に赤字となる見通しで、値上げした場合は事業経営が成り立つと推計した。
 施設の長寿命化を考慮して更新する場合の料金見直し時期の一例として▽32年=約20%増▽39年=約10%増▽46年=約10%増▽51年=約20%増▽58年=約10%増―と示し、「見直しは避けがたい状況だが、ビジョンは時期の推測を目的としたものではなく、予測に基づいてどのような施策を行っていくべきか方針を定める」としている。
 広域連携は、作成中の県水道ビジョンで方向性が示されるとして「計画内容を見据えながら、できる限り推進していく」と明記。県内で料金徴収業務の包括委託が進んでいることから、広域連携などと並行して官民連携を推進するとした。現在は山館浄水場の運営業務、検針・水質検査・メーター交換・施設保守点検などの業務を委託している。民間に運営権を譲渡する「コンセッション方式」については「現実的に難しい」と判定、「業界の成熟や市民理解、安全の担保などを見極めながら段階的に推進する」としている。
 意見は電子メールやファクス、郵便などで受け付ける。パブリックコメントを踏まえて1月に最終案をまとめ、年度内の策定を目指す。問い合わせは水道課(☎0186・43・7090)。

小坂町 畑作振興センターが完成 菜種、ソバ 大豆 専用乾燥機を設置

2019-11-12
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完成した畑作振興センター内に設置された菜種、ソバ、大豆の各乾燥機(上向谷地端)
 小坂町が上向谷地端で整備工事を進めていた「畑作振興センター」が完成し、今月から本格稼働している。菜種、ソバ、大豆の専用乾燥機を設置し、畑作物の作付け推進拠点施設として整備した。耕作放棄地の解消を図るとともに、農業経営の多角化につなげたい考え。
 前年度、町有地に建てられた旧食品加工施設を取得。6月定例議会に提出した一般会計補正予算で施設改修費、設備設置工事費などを予算措置した。
 整備工事は7月下旬に着手した。平屋建てとして活用するため2階部分を撤去し、菜種専用、ソバ専用、ソバ・大豆兼用の遠赤外線乾燥機各1台、選別・計量出荷設備、流量調整タンク、もみすり機、石抜き機を設置したほか、監視室やホールなどを配置した。面積は約413平方㍍、鉄骨造り。
 町は9月定例議会で設置条例を制定し、「畑作物の作付け推進による農地の有効活用および稲作主体の農業経営からの転換を促進し、農業経営基盤の強化を図る」と目的を設定。使用料徴収条例では、乾燥調整機械使用料は菜種、ソバ、大豆いずれも乾燥調整後の重量1㌔あたり50円と定めた。
 ソバや大豆、菜種の乾燥以外に、収穫物の保管や果樹の集出荷など、畑作物全般の振興にかかる幅広い活用を目指している。

下川沿に初の栄冠 県中学校秋季野球 北鹿勢2年連続のV

2019-11-12
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決勝延長8回1死満塁、下川沿はスクイズで三走・小林廉が生還してサヨナラ勝ちを決める(ニプロハチ公ドーム)
 最終日の10日は大館市のニプロハチ公ドームで準決勝、決勝を行った。北鹿勢は、下川沿が決勝に進んで秋田西と対戦、延長タイブレークの末に5―4で逆転サヨナラ勝ちを飾り、初優勝を果たした。北鹿勢の優勝は、昨年の森吉に続いて2年連続2回目。
 ◇決勝 【ニプロハチ公ドーム】
秋田西00003001  4
下川沿00201002× 5
 (延長8回タイブレーク)

 ▽三塁打=佐藤(下)▽併殺=下川沿1
 延長タイブレークに突入した接戦は、下川沿が秋田西に逆転サヨナラ勝ちを収めた。
 下川沿は3回、敵失と内野安打で1死一、三塁とし、石戸谷がスクイズを決めて先制。佐藤の左前適時打でさらに1点を追加した。
 しかし5回の守備で失策を契機に2死三塁とされると、内野の適時失策と3連打で3点を失い逆転を許した。それでもすぐに反撃。1死二塁で佐藤が右越え適時三塁打を放ち、試合を振り出しに戻した。
 1点を先行された延長8回は、無死満塁で再び佐藤が適時打を放ち同点に。1死の後、山内がスクイズが決めてサヨナラ勝ちを呼び込んだ。
 下川沿・岩谷佳生監督の話 ミスで逆転されたが、焦らず同点にできた。8回の守りを1点でしのげたのも大きかった。選手の判断も良かった。

厚労省の公立病院再編・統合 「扇田存続の必要性ある」 大館 市病労組が市民向け講演

2019-11-10
伊関教授を講師に迎えた地域医療講演会(大館労働福祉会館)
 厚生労働省が再編・統合の議論が必要と公表した公立・公的病院に大館市立扇田病院が挙がったことを受け、市内で地域医療を考えようという市民の動きが出てきた。市立病院職員労働組合(鈴木仁志執行委員長)は9日、大館労働福祉会館で「地域医療講演会」を開催。自治体病院を研究する専門家が講演し、「市立総合と扇田の2病院が連携することで収益改善の可能性が高まる。扇田の存続の必要性はある」と指摘した。
 同労組が地域医療をテーマに講演会を開くのは初めて。鈴木委員長によると、「医師不足などの課題を抱える地域医療の今後を考えたい」と講演会の準備を進める中で、9月下旬に厚労省の発表があった。鈴木委員長は「扇田と同様に厚労省から発表された横手市立大森病院では『病院を守る市民の会』が立ち上がった。大館でも市民に現状を知ってもらい、病院がどうあるべきかを考えていくことが必要」と話す。
 講師を務めたのは、自治体病院の経営や再編を研究している城西大経営学部マネジメント総合学科の伊関友伸教授。妻が鹿角市出身で、長女を扇田病院で出産した縁もある。
 伊関教授は厚労省の公表の背景や少子高齢化が進む現状に触れながら、「急性期病院の基準だけで診療実績を基に線を引いたため、地方の中小病院が多く対象とされた。高齢者の医療について考える視点がない。地域事情を考慮していない」と指摘した。
 総合、扇田2病院の経営状況などを分析し、「医師などの構成をみると、統合はあり得ない。2病院で連携を深めた方が収益改善の可能性が高まる。1病院体制では高齢者の行き場がなくなる」などと語り、両病院が目指す方向性を提言。「人任せでは地域医療は崩壊する。住民を含めた病院に関わる全ての人が、地域の医療を考え行動することが必要」とも呼び掛けた。
 厚労省はがんや救急など地域に不可欠な医療の診療実績が少ないとして、「再編統合について特に議論が必要」とする全国424の公立・公的病院名を公表した。県内では扇田病院など5病院が挙がった。来年9月までに結論を出すよう求めている。鈴木執行委員長は「来年度も9月前までに、市民が医療を学ぶ場を設けていきたい」と話した。

「誉」と「翔和」をお披露目 大館市の秋田犬の里 生後4カ月の姉妹

2019-11-10
「誉」㊧と「翔和」、地域おこし協力隊の2人(秋田犬の里)
 大館市が新たに飼育する秋田犬の「誉」(ほまれ)(雌、虎毛)と「翔和」(とわ)(雌、白毛)が9日、観光交流施設「秋田犬の里」でお披露目された。
 2匹は飼育担当で地域おこし協力隊3期の2人と登場。「誉」は藤川琴里さん(21)、「翔和」は馬鳴さん(43)と姿を現し、訪れた秋田犬ファンへ向けて愛嬌(あいきょう)を振りまいた。
 2019年6月26日生まれの姉妹犬。現在生後4カ月。体重約15㌔。誉が虎毛で翔和が白毛。8月中旬から青森市のドッグトレーナーの下で周囲の環境や人に慣れるためのトレーニングを開始し、10月中旬から飼育担当による飼育を開始している。
 秋田犬の里「秋田犬展示室」での活動開始は2020年2月以降を予定。それまではSNS(会員制交流サイト)を通じて2匹の成長を随時紹介していくほか、館内での散歩に訪れることもあるという。
 藤川さんは「飼い主だけに忠実と思われがちな秋田犬だが、交流を通じてちゃんとコミュニケーションが取れることを知ってもらえたら」と話した。馬さんは「ストレスがかからないように伸び伸びと育てたい。海外の人にとって秋田犬といえば茶色。2匹のように珍しい毛色もいることを伝えたい」と話した。
 このほか、2匹との撮影タイムや館内散歩、売店では1000円以上の購入でオリジナルステッカーのプレゼントが行われた。
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190人が笑顔で快走 鹿角市 タートルマラソン

2019-10-16
走ったり、歩いたり、思い思いのペースで完走を目指す参加者(市総合運動公園)
 「体育の日」の14日、鹿角市総合運動公園で恒例のスポーツイベント「かづのタートルマラソン」が行われ、市内外から参加した1~86歳の190人が爽やかな秋の空気を味わいながら、気持ち良く快走した。
 市などの主催。日頃の運動不足解消と心身の健康づくりを目的に毎年行われ、今年で21回目。
 幅広い世代の人たちに楽しんでもらおうと、公園内の陸上競技場を発着とする三つのコースを用意。今回は1㌔ラン&ウォークに103人、3㌔同に74人、5㌔マラソンに13人が参加した。
 各コース別にスタート。穏やかな秋晴れの下、長袖や半袖など運動着に身を包んだ参加者は自分のペースで走ったり、家族や友達、知人とゆっくりと歩を進めたりしながら、心地よい汗を流していた。
 元女子マラソン選手の浅利純子さん=同市=も参加し、参加者と並走して声を掛けるなどしていた。
 家族4人で1㌔に参加した花輪の金澤隆敦さん(36)は「体育の日ということで走ってみようと参加した」とすがすがしい表情。長男の新ちゃん(5)は「楽しかったし、パパと走れてうれしかった」と笑顔だった。
 
 

190人が笑顔で快走 鹿角市 タートルマラソン

2019-10-16
走ったり、歩いたり、思い思いのペースで完走を目指す参加者(市総合運動公園)
 「体育の日」の14日、鹿角市総合運動公園で恒例のスポーツイベント「かづのタートルマラソン」が行われ、市内外から参加した1~86歳の190人が爽やかな秋の空気を味わいながら、気持ち良く快走した。
 市などの主催。日頃の運動不足解消と心身の健康づくりを目的に毎年行われ、今年で21回目。
 幅広い世代の人たちに楽しんでもらおうと、公園内の陸上競技場を発着とする三つのコースを用意。今回は1㌔ラン&ウォークに103人、3㌔同に74人、5㌔マラソンに13人が参加した。
 各コース別にスタート。穏やかな秋晴れの下、長袖や半袖など運動着に身を包んだ参加者は自分のペースで走ったり、家族や友達、知人とゆっくりと歩を進めたりしながら、心地よい汗を流していた。
 元女子マラソン選手の浅利純子さん=同市=も参加し、参加者と並走して声を掛けるなどしていた。
 家族4人で1㌔に参加した花輪の金澤隆敦さん(36)は「体育の日ということで走ってみようと参加した」とすがすがしい表情。長男の新ちゃん(5)は「楽しかったし、パパと走れてうれしかった」と笑顔だった。
 
 

消費者トラブル防ごう 鷹巣婦学連協 訪問販売など手口学ぶ 

2019-10-16
高齢者が巻き込まれやすい消費者トラブルを学んだ講演会(コムコム)
 北秋田市鷹巣地区婦人学級連絡協議会(小坂和子会長)の講演会が15日、市民ふれあいプラザコムコムで開かれた。県生活センター北部消費者生活相談室の岩谷章子さんを講師に招き、悪質な訪問販売などの手口を学んだ。
 会員約40人が参加。小坂会長は「何かが起きた時に自分の頭で考えて対応できるようしっかりと勉強しましょう」とあいさつした。
 昨年度に起きた消費者トラブルの相談件数は60歳以上が約43万件で、過去10年で最多。県生活センターによると、県内では市町村の窓口への相談が増えており、昨年度の相談件数は6136件。このうち半数が60歳以上からの相談となっている。
 講師の岩谷さんは「特殊詐欺の手口は年々複雑で巧妙化している。誰でもだまされることがあると認識し、消費者トラブルについて知っておくことが大切」と話し、電気の契約切り替えや注文していない商品の送りつけなど、高齢者が巻き込まれやすい消費者トラブルを紹介した。
 電話勧誘販売の注意点としては、▽知らない番号には出ない▽相手の名前を聞く▽はっきりと断る▽あやふやな言葉は使わない▽生活センターや警察に相談する―の5点を呼び掛けていた。

 
 

ふるさと納税 上半期で2億円超 大館市 新制度始動も微減 下期で最多更新目指す

2019-10-14
 大館市への2019年度ふるさと納税が上半期(4~9月)で2億円を超えた。過度な競争を防ぐ新制度が6月に始まり、経費を寄付額の5割以下に抑えるため専門サイトへの掲載を二つから一つに絞ったものの、返礼割合は2年前に引き下げていたことから影響は前年同期比8%減にとどまった。10月から新たに別のサイトで返礼品を紹介しており、過去最多(18年度7億8605万円)更新を目指す。
 企画調整課によると、上半期は全国から1万681件、2億277万5000円が寄せられた。前年同期に比べ3759件減、1808万3000円減。4、5月の寄付額は前年を上回ったものの、6月以降は1割前後の減となっている。
 寄付者の居住地は東京3277件(5850万3000円)で最も多く、神奈川1530件(2729万7000円)、大阪728件(1411万1000円)、愛知県691件(1390万6000円)と続き、47都道府県全てから寄せられた。
 県外の寄付件数は全体の99・2%。きっかけは「お礼の品」43・9%、「訪れたことがある」6・1%、「出身地または住んだことがある」4・1%、「使い道に賛同した」3・2%などと続き、未回答は39・6%だった。
 寄付の使い道は「環境保全・資源循環」が4424件(8524万3000円)、「子どもの成長支援」2430件(4643万7000円)、「秋田犬関連」1878件(3340万2600円)、「子どもの教育支援」1103件(2108万4000円)、「お年寄りや障害のある人が安心して暮らせるまちづくり」741件(1405万3000円)などだった。
 返礼品は292種類を登録。一番人気はコメ、次いできりたんぽセット、果樹などが選ばれた。9月は中山ナシの注文が多く、品切れとなるほどだった。新制度は返礼品を寄付額の3割以下の地場産品に限り、宣伝などの経費を5割以下と定めている。市は専門サイト「ふるさとチョイス」への掲載を継続する一方で「ふるなび」を退会。10月から「楽天ふるさと納税」に登録した。
 ふるさと納税は、出身地や応援したい市町村などに寄付すると、2000円を超える部分が所得税や住民税から控除される。
 

北秋田市議会 「キティ」活用に賛否も 4カ所で報告会 議員と市民が意見交換

2019-10-14
2班に分かれての意見交換も行われた議会報告会(北秋田市のコムコム)
 北秋田市議会は13日、市内4カ所で議会報告会を開き、3月、6月、9月の各定例会や臨時議会、全員協議会での審議について市民に説明した。キャラクターを活用したプロモーション事業については「市のPRにつながるとは思えない。非常に不満」との意見があった一方で「賛成」との声も出された。
 議会改革の一環として行っており今年で6回目。鷹巣地区はコムコム、森吉地区はコミュニティセンター、合川地区は合川公民館、阿仁地区は大阿仁出張所で開催。議員は各会場に5人ずつ、市民は4会場に計40人余りが参加した。3月定例会で可決した19年度一般会計当初予算や6月定例会、9月定例会での補正予算について審議の結果を説明。臨時議会での議案や全員協議会の報告に続き、質問に答えた。
 11人が参加した鷹巣会場では、当初予算で10億8000万円を計上した「し尿処理施設建設事業」について「人口減少が続く中、これだけの予算をかける必要があるのか」との質問が出された。議員は「施設は老朽化が進んでいる。市として必要な施設であり、人口減に対応した施設としている」などと説明した。
 また、キャラクター「ハローキティ」を活用したプロモーション事業に本年度、1947万円の予算が計上されたことには「世界的にポピュラーなもので、北秋田市をPRするものではない」「地元に愛されるキャラクターを開発する努力をするべきで、非常に不満」などの意見が。
 議員からは「議会でもさまざまな議論があった。当局も前年度決算で、成果を数値化するなど努力をしている」と説明。「市は子どもたちに夢を与えることも目的としている。効果はこれから出てくる」とも述べた。市民からは「私は賛成している」との声も。
 このあと、参加者と議員が2班に分かれて市政全般にわたる意見を交換。観光振興策や医療福祉、秋田内陸線の今後など、活発な意見が出された。鷹巣会場では今回、初めて行われたが、市民からは「じっくりと話をすることができた」「今後もやってほしい」と好評だった。
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鹿角市民アンケート 力入れてほしい施策 「医療体制の充実」トップ

2019-09-17
 鹿角市は、本年度の市民アンケートの結果をまとめた。設問のうち「もっと力を入れてほしいと感じる施策」の1位は、前年度に続いて「地域医療体制の充実」。一方、「効果が得られていると感じる施策」は前年度まで5年連続で1位だった「子育て支援の充実」が2位に下がった。市は出産取り扱い機能の大館集約などが影響しているとみており、「子育て支援と医療体制の充実の両面を確保していくことが必要」と分析している。
 調査は18~74歳の市民700人(無作為抽出)を対象に5月30日から6月14日まで行い、68・6%(2018年度70・7%)に当たる480人から回答票を回収した。
 設問は自由記入を含む全14。このうち市の施策で「効果が得られていると感じるもの」(36施策から五つ選択)の上位は①観光の振興105人②子育て支援の充実93人③健康づくりの推進82人④高齢者福祉の充実81人⑤鹿角ライフの促進(移住定住)62人―。
 「観光の振興」は観光分野の施策の展開により、18年度は観光客数や宿泊客数の増加などの効果が表れており、前年度の8位から大幅に順位を上げた。
 前年度まで5年連続1位だった「子育て支援の充実」は順位を一つ下げたが、市は「出産や小児科等の充実を望む市民ニーズの増加が影響している」とみている。このほかの3施策は18年度に続いて5位以内に入った。
 「もっと力を入れてほしいと感じる施策」(36施策から五つ選択)の上位は①地域医療体制の充実133人②商店街の活性化102人③雇用の安定89人④学校教育の充実79人⑤地域産業の活性化64人⑤公共交通の確保64人―。
 「地域医療体制の充実」を選んだ人が2年連続で最多となった。市は「特に30代、40代の女性層で産科医の確保と小児科の充足を望む声が最も多く、今後の医療体制を不安に思う意見が多数あった」とし、子育て支援と医療体制を合わせた取り組みの必要性に言及している。
 「商店街の活性化」は17、18年度の3位から2位に浮上。「公共交通の確保」は前年度の13位から急上昇しており、対策が求められている。
 このほか「中心市街地の環境に満足している市民の割合」は52・9%(18年度49・1%)、「男女の地位が平等になったと感じている人の割合」は27・3%(同25・9%)、「1年間に芸術鑑賞に親しんだ割合」は41%(同34・9%)、「鹿角に愛着を持っている人の割合」は63・1%(同69・3%)などだった。

鳳鳴がサヨナラ勝ち 秋季全県高校野球 大曲工下し8強入り

2019-09-17
9回2死二塁、適時打でサヨナラの本塁を踏む鳳鳴の柳沢(八橋球場)
 第3日の16日は秋田市のこまち、八橋両球場で2回戦4試合を行った。北鹿勢は、終盤に集中打を浴びせた大館鳳鳴が大曲工業に7―6で逆転サヨナラ勝ちし、8強入りを決めた。第4日の17日は両球場で準々決勝を行う。鳳鳴はこまちで明桜と対戦する。
 ◇2回戦  【八橋球場】
大曲工業 001302000  6
大館鳳鳴 020000023× 7

 ▽二塁打=竹村、齊藤颯(曲)、富樫、柳沢、藤盛(鳳)▽併殺=鳳鳴1▽暴投=鳳鳴1▽捕逸=鳳鳴1
 最大4点差を追いかけた大館鳳鳴は8、9回の集中打で追加点を奪い、大曲工業に逆転サヨナラ勝ちを収めた。
 2回に2安打と四球で1死満塁の好機をつくると、松澤が右前に適時打を放って先制。さらに併殺崩れの間に追加点をあげて計2点を奪った。
 しかし3回に1点を返され、4回には2死から3連打と守備の乱れで一気に逆転された。6回にも2点を追加された。
 4点を追いかける展開のまま試合は終盤へ。鳳鳴は8回に長短3安打で2点を返すと、9回には2本の内野安打で1死二、三塁の好機をつくり、内野ゴロの間に1点を奪うと、柳沢、奥村が連続適時打を放って試合を決めた。
 鳳鳴・齊藤広樹監督の話 ミスで苦しい展開になったが、攻撃面でやるべきことができた。(明桜戦に向け)細かいミスを修正したい。

秋田杉の故郷、世界に発信 大館産集成材 五輪選手村の建材に 出荷式に競歩の小林選手も

2019-09-16
出荷する木材の前で記念撮影する参加者(秋田グルーラム釈迦内工場)
 2020年東京五輪・パラリンピックで選手村内の交流施設「ビレッジプラザ」建築に使われる大館市産秋田杉集成材の出荷式が15日、同市の秋田グルーラム釈迦内工場で行われた。集成材は施設玄関口の梁(はり)などに使用される。同市出身で、陸上競技競歩で五輪出場を目指す小林快選手(26)=新潟アルビレックスランニングクラブ=も参加し、母校・大館東中、桂城小の陸上部員から激励を受けて士気を高めた。
 大会組織委員会が建設に国産材を活用して大会の機運を盛り上げようと、「日本の木材活用リレー~みんなで作る選手村ビレッジプラザ~」と題したプロジェクトを展開。全国63の自治体から無償で借り受けた木材を使用して建設する。本県では大館市と秋田県が参加する。
 大館からは、市有林や市内の国有林から切り出された秋田杉を集成材加工した約30立方㍍を提供する。秋田グルーラムで加工し、施設の玄関口部分の梁や床材、フェンスとして活用される予定となっている。
 式には約60人が参加。福原淳嗣市長が木材に「秋田県大館市」の焼き印を押し、「秋田杉の故郷大館をアスリートを介して世界に発信したい」とあいさつした。
 出席した小林選手は、17年の世界陸上競技選手権男子50㌔競歩で銅メダルを獲得。東京五輪参加標準記録をすでに突破している。「五輪の場に大館の木材が使われることは、地元を近くに感じて心強いと思う。10月27日に山形県で開かれる選考会で優勝すれば五輪出場が内定する。そこに向け、今日いただいた応援を力に変えて頑張る」と決意を述べた。
 後輩を代表して齋藤夏海さん(桂城小6年)と金澤悠陽さん(大館東中3年)が「五輪に向けて厳しい戦いが続くと思うが、けがに気を付けて頑張ってほしい」などと激励し、部員のメッセージを寄せた国旗を手渡した。
 東京中央区晴海の建設地へ10月上旬まで4回に分けて出荷。大会後には解体された木材が市に返還され、公共施設などで「レガシー(遺産)」として活用される。

「イケメンマタギ」お披露目 北秋田 地域のイベントPRへ

2019-09-16
「イケメンマタギ」として活動するフィリップさん、櫻井さん、阿部さん、サマナンさん(北欧の杜公園、左から)
 北秋田市内の団体や企業有志で組織する「やってみよう!北秋田」(北秋田地域素材活用推進協議会・澤田吉弘会長)は、阿仁マタギのPR活動に参加して地域のイベントを盛り上げることを目的とした「イケメンマタギ」を選考した。15日に同市の北欧の杜公園でお披露目会が行われ、一般公募で志願した外国人や移住者など5人が紹介された。
 協議会は、市の地域素材をPRして地域活性化につなげようと設立。初年度の今年は阿仁マタギのPR活動に取り組み、マタギの衣装を着て市内を歩いてPRする「市民マタギウオーク」を実施してきた。
 「イケメンマタギ」は、今後の活動を一緒に取り組む仲間を探そうと、7月ごろから市内外問わず18歳以上の男性を対象に公募。九島サマナンさん(26)=カンボジア出身・秋田市在住=、藤井智希さん(30)=大館市白沢=、チョールトン・フィリップ・マーティンさん(49)=オーストラリア出身・北秋田市阿仁水無在住=、阿部克也さん(27)=大館市軽井沢=、櫻井謙介さん(31)=大館市清水町=の5人が選ばれた。
 お披露目会は北欧の杜公園で行われたフローラルフェスタ内で実施し、欠席の藤井さんを除く4人が紹介された。4人は「マタギを知ってカンボジアの人に教えたい。一緒に頑張りたい」「観光を盛り上げたいと思い応募した。よろしくお願いします」などと意気込みを語った。
 4人には委嘱状と副賞の目録が手渡された。選ばれた5人は国内外からの移住者が主で、澤田会長は「英語もできるイケメンマタギが参加してくれた。皆さんも地域のPR活動に参加してもらえたら」と、マタギウオークへの参加も併せて呼び掛けた。
 団体とイケメンマタギの5人は、10月末まで市内外で行われるイベントに参加。マタギの衣装を着て合川駅前秋まつりや本場大館きりたんぽまつり、内陸線ごっつおまつりなどで観光客を出迎える。活動期間は未定。

北鷹、初戦突破ならず 秋季全県高校野球 終盤に失策から崩れる

2019-09-16
北鷹は5回1死満塁から工藤が中前打を放ち追加点を奪う(こまちスタジアム)
 第2日の15日は秋田市のこまち、八橋両球場で2回戦4試合を行った。北鹿勢は8強入りを懸けて秋田北鷹が秋田南と対戦。中盤まで互角の試合展開だったが、終盤は失策から一気に崩され3―10でコールド負けを喫した。第3日の16日は両球場で2回戦4試合を行い、大館鳳鳴が大曲工業と対戦する。
 ◇2回戦【こまちスタジアム】
秋田北鷹 00102000   3
秋田南  00103015× 10

 ▽二塁打=佐藤海、高橋(南)▽併殺=北鷹1、秋田南3▽暴投=北鷹1
 中盤まで互角に競り合った秋田北鷹が、終盤に守備の乱れから大量失点を許し、コールド負けを喫した。
 北鷹は3回、4死球で押し出しの先制点を得た。なおも2死満塁としたが、後が続かず追加点はなかった。追いつかれた後の5回は3連続四球で1死満塁とすると、工藤の中前打で1点、さらに遊ゴロの間に1人がかえって計2点勝ち越した。
 しかし直後の5回裏、長短3安打で3点を奪われ逆転を許した。反撃したい北鷹だったが、6回以降は全て三者凡退と打線が沈黙。その間、7回に1失点し、8回には無死からの2連続失策につけ込まれ、3安打を浴びて5失点。コールドで敗れた。
 北鷹・木藤大嗣監督の話 守備の基礎ができていない。練習で注意していることがそのまま出ていた。来春に向けてもう一度、基礎からやり直さなければならない。
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