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3年半総括「志半ば」 「政治姿勢」問われ市長 大館市9月議会・総括質疑

2018-09-14
総務財政委の総括質疑(市役所)
 大館市の9月定例議会は13日、前日に引き続いて二つの常任委員会での総括質疑が行われた。総務財政委(藤原明委員長)では、福原淳嗣市長の政治姿勢に関連して「就任からこれまでの約3年半を、どのように総括するのか」との質問があり、市長は「一言で申し上げると、適切かどうかわからないが『志半ば』ということに尽きる」と答弁。「ここまでの結果を出せたのならば、できることがもっとたくさんある。市民が大館で暮らすことに誇りが持てるよう、頑張りたい」などと述べた。
 福原市長は、2回目の挑戦となった15年4月の市長選で、当時の現職との一騎打ちを制して初当選。5月1日に就任した。来年4月30日で任期満了を迎える。
 この日の委員会で「市長は日頃から『ふるさと秋田のためにわが大館ができること』『大館の強み』と発言してきた。これらの成果は」との質問が出された。市長は「県との連携は格段に進んだ。端的な例を示せば秋田犬を前面に出したPRがあり、その効果は勢いを増してきている」などと説明。
 その上で「医療の面では、県境を越えた医療機関との連携についても、県から理解をされている。市立総合病院は、市民のためだけではなく、圏域の二次医療提供をしていること、若い医療人材の育成も視野に入れた経営をしていることが評価された。こうした動きを、産業振興や教育など、他の分野にも広げていく」と述べた。
 また「現在の市の現状をどう見ているのか」との質問には「シャッター街を見ると寂しい思いをする。一方で、新しいビジネスに挑戦しようとする若い人たちの姿を見ると、新しい時代のまちづくりであり、新しいビジネスモデルづくりを感じた。現状を悲観するのではなく、新しい時代を開く勇気を持ちたい」などと答弁。
 3年半の総括を「志半ば」としながら「政治家の仕事は、未来への期待をつくること。今の暮らしへの不満をしっかりと聞き取り、それに対する施策を打ち出していくことが市長としての責務と考えている」とした。

市長「公益事業は無償譲渡で」 ケアタウン従来案を強調 北秋田市9月議会・一般質問

2018-09-14
一般質問を行った北秋田市9月定例議会(議場)
 北秋田市の9月定例議会は13日、本会議を再開し一般質問を行った。在宅複合型施設「ケアタウンたかのす」を民間に無償譲渡する市の案に対し、一部議員が「無償はおかしい」と批判した。津谷永光市長は「公共の福祉サービスを引き受けてくれる法人には無償で、というのが私たちの判断」と従来の説明を繰り返した。脳ドックへの助成実施については「県内の状況を把握しながら前向きに検討したい」と述べた。
 一般質問を行ったのは福岡由巳議員(無会派)、板垣淳議員(共産党)、虻川敬議員(新創会)、久留嶋範子議員(共産党)の4人。
 ケアタウンの民間移管計画は当初2018年4月の実施を目指していたが、施設を無償譲渡する案が昨年、市議会に反対され、移管を見送った経緯がある。今年6月の市議会全員協議会で、市当局は無償譲渡する案を変えずに再度説明。今度は「合意を得られた」として19年4月の移管に必要な条例案を9月定例議会に上程している。移管先候補は市社会福祉協議会。
 板垣議員は「市議会に反対された案は手直しするべきだ」「昨年と同じ説明で、議会軽視を繰り返している」と批判した。市財政が厳しい現状を踏まえ「なぜただなのか」と質問した。
 津谷市長は無償譲渡案の内容が現在も「変わっていない」と認めた上で、庁内で再三検討を重ね「公共の福祉に資する施設を有償譲渡するのはなじまない」「無償譲渡案が最良と考え、あらためて示した」と説明。6月の全員協で「将来スケジュールも示している。反対意見はなかった」といい、この時点で合意を得たと判断。その後、移管先選定を「粛々と進めた」と述べた。
 他に、現行の人間ドック助成に加えて「脳ドックも助成する考えはないか」と久留嶋議員が質問した。津谷市長は「脳血管疾患の救急対応が現在は秋田市になっている。健診受診体制の整備は非常に重要」とし、助成実施に前向きな考えを示した。

湯夢湯夢の里 プールは「解体」方針 大館市9月議会・常任委総括質疑

2018-09-13
教育産業委の総括質疑(大館市役所)
 大館市の9月定例議会は12日、2常任委員会が福原淳嗣市長に出席を求めて総括質疑を行った。教育産業委(田村儀光委員長)では2011年度末に閉館した湯夢湯夢の里温水プール(十二所字後田)について「利活用を含めどうするのか」と質問があり、市長は「解体の方向で考えている」との方針を示した。その上で「温泉をもう一度生かせるよう取り組む」と強調した。
 温水プールは1993年1月に開設。国の「ふるさと創生事業」を活用し、25㍍6コースのほか流水プールを備え、年間を通じて楽しめるレジャー施設として人気を集めた。初年度の利用者は3万4284人。数年間は右肩上がりに利用者が増え、99年は5万4305人を数えたが、その後は施設の老朽化などで減少した。
 2008年度に行った建物の強度診断で、流水プールの屋根を支える鉄骨の腐食が見つかり、安全確保のため流水プールを廃止。この影響で利用者減に拍車が掛かり、12年3月末で閉館した。
 地球熱利活用可能性調査を実施し、キノコ類の栽培や水産物の養殖などに活用する方策も探ったが実現しなかった。13年度は総務省に対し、解体撤去の意向がある施設の一つとして回答していた。
 今月6日の現地調査で温水プールを視察した委員から「夢のある提案もあったが実を結ばず、建物がだいぶ傷んでいた。これから利活用を含めてどう考えているか」と問われ、市長は「公共施設総合管理計画にのっていないが、解体の方向で考えている」と答弁。一方で「温泉はこれから大館にとって誘客の宝になり得る。必ず何らかの活性化策がある」との考えも示した。
 市内の道の駅2カ所(やたて峠・ひない)の機能強化に向けた計画策定については「地域防災の観点で強化できる取り組みを」との意見があり、市長は「防災機能を果たす拠点として重要な場所に位置している。具体的な計画に盛り込み、国に認めてもらうよう取り組む」と述べた。

台風21号の果樹被害2644万円 落果率はモモ4・6% 鹿角市9月議会常任委

2018-09-13
台風や大雨による農業被害状況等の報告を受けた市議会産業建設委(市役所)
 鹿角市9月定例議会は12日、三つの常任委員会を開き、当局から所管事項の報告を受けた後、付託議案を審査した。台風21号による市内の果樹の被害額(7日現在)は2644万円、8月15、16日の大雨による農地・農業用施設等の被害額は7766万円となっている。
 今月4日から5日未明にかけて接近した台風21号の強風に伴い、市内全域にわたってリンゴやモモの落果、倒木などが確認された。落果率はリンゴ2・1%、モモ4・6%。柴内、平元地域の被害が多い傾向にある。
 落果等の被害面積はリンゴが217㌶、モモが48㌶、被害額はリンゴが1513万円、モモが989万円。樹体の枝折れや倒木は114本(リンゴ102本、モモ12本)、被害額は141万円。果樹被害の合計では2644万円となっている。
 産業建設委員会(田中孝一委員長)では当局が「幸いにもモモ、リンゴとも甚大な被害には至っていないと捉えているが、楽観視することなく、関係機関と連携しながら今後も育成状況を注視し、樹体回復等に必要な技術の提供、指導などにより被害拡大の防止に努めていく」とした。
 一方、8月15日からの大雨による被害状況は、農業被害が農地19カ所、農業用施設26カ所(頭首工7カ所、水路15カ所、道路4カ所)。被害面積は農地3・6㌶、農業用施設313㌶、概算被害額は農地818万円、農業用施設6948万円。合計45カ所で被害面積は317㌶、概算被害額は7766万円。
 被災施設のうち頭首工、水路各3カ所は被害額が大きいため国の災害復旧事業に申請する予定。復旧工事費や復旧方法等を精査した後、11月中旬に国の査定を受ける見通し。
 また、林業被害は林道14路線でのり面崩壊、路面洗掘等が確認され、被害額は720万円となっている。
 市管理施設の応急復旧に係る経費と、農家等が行う復旧に対する補助金を盛り込んだ一般会計補正予算は、9月議会に追加提案した。国の災害復旧事業に係る工事費等は12月補正予算に計上する予定。
 3常任委員会では全議案を可決したほか、「消費税増税10%引き上げ中止を求める意見書提出の陳情」を不採択、「食糧の安全・安心を図るための農産物検査法および食品表示法の抜本的見直しを求める陳情」を趣旨採択とした。

北鷹高生が測量体験 県土整備コンサル協 最新機器で出前講座

2018-09-13
講師のアドバイスを受けて測量を体験する生徒たち(秋田北鷹高校)
 秋田県県土整備コンサルタンツ協会(伊藤隆喜会長)の測量設計出前講座が12日、北秋田市の秋田北鷹高校で開かれ、緑地環境科の2年生が最新の測量機器の操作やドローン操縦体験を通じて測量設計業務に理解を深めた。
 少子化などの影響で人材確保が難しい状況が続く中、同協会は測量業の魅力を広めようとPR活動を実施。出前講座は3年前から進路選択の一つとして高校生に関心を持ってもらおうと開催しており、県北地区では5回目。
 県北地区の協会員が来校し、講師を務めた。測量について紹介した後、実際に現場で使用している最新機器を活用した実習を行った。生徒たちは3班に分かれ、GPS(衛星利用測位システム)を使って高い精度で測量ができる機器の操作などを体験。このほか、空撮や航空測量で使用するドローンを操縦し利点を学んだ。
 同協会員で技苑コンサル(同市綴子)代表の村上能之さんは「測量は、災害が発生した場合に被災地の図面化をするなど、復興の面でも必要な仕事。測量の重要性を知ってもらい、地元技術者が増えてくれたら」と話していた。
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「相手の立場で考えて」 北秋田市 いじめゼロサミット

2018-08-23
児童生徒がいじめ防止について話し合った「きたあきたいじめゼロサミット」(コムコム)
 子どもたちがいじめ問題について話し合う「きたあきたいじめゼロサミット」が22日、北秋田市民ふれあいプラザコムコムで開かれた。市内の小中学校から代表として参加した児童生徒が、学校で実践している取り組みなどを踏まえてグループ討議を行い、いじめを防ぐために必要な取り組みを探った。
 北秋田市の小中学校では、2014年に児童生徒が話し合って策定した「きたあきたいじめゼロ宣言」を基に、各校でいじめ防止に向けた取り組みを展開。年1回のサミットを通じてそれぞれの成果などを確認、新たな取り組みの在り方を探っている。
 開会式で佐藤昭洋教育長は「やっている側がいじめと思わなくても、受けた側がいじめと感じることもある。どうすればいじめをゼロにできるか存分に話し合い、実践して」と児童生徒に呼び掛けた。
 討議に先立ち、1月に開かれた全国いじめ問題子供サミットに秋田県代表として参加した、合川中学校3年の櫻田壮さんと加藤青葉さんが全国サミットでの発表について報告。「全国の取り組みを知ることができ、今後の取り組みの参考にしたい」と述べた。
 3班に分かれてグループ討議を行った後、いじめ防止に向けて必要な取り組みを出し合い、グループとしての意見をまとめた。「いじめについて全校で話し合う機会を設けることは大切。いじめに対する考えや意見が共有でき、取り組みを効果的に進めることができる」などとする意見が出された。
 「いじめといじりの境界」について話し合った中学生のグループは「何気ない言葉でも相手を傷つけてしまうこともある。言葉にする前に自らに置き換えて考え、相手が傷つくと思う言葉は使わないようにすることが大事。相手のことを知り、考えることが必要」などと訴えた。

 

間瀬川で小水力発電 大湯の西村林業 起工式、来年4月に開始

2018-08-23
来年4月の発電を目指して行われた起工式(花輪字近江谷地の建設予定地)
 鹿角市十和田大湯の西村林業(西村公一社長)は、花輪地内の間瀬川に近江谷地小水力発電所を建設する。年間発電量は最大で33万㌔㍗(一般家庭約78世帯分)の能力を見込み、来年4月からの発電開始を予定している。
 小水力発電は、一般河川、農業用水、上下水道などの水流を活用し、その落差や勢いで水車を回して発電する。ダムなどを開発して行う一般的な水力発電に比べ小規模。年間を通して安定した発電が可能で、設備利用率は太陽光発電より高い。
 鹿角市内では2016年11月、調査研究と普及を図る民間の任意団体「北東北水力利用推進協議会」(会長・西村社長)が発足。先進地視察、講演会や意見交換を行っている。
 発電所の建設場所は、花輪字近江谷地内に架かる長野橋上流の間瀬川。落差は12㍍で、最大出力は49㌔㍗、年間発電量は33万㌔㍗を予定している。事業費は約1億5000万円。来年3月完成し、同4月に試運転、発電を開始する。固定価格買い取り制度で収益事業を行う。
 発電所の起工式が22日、建設予定地で行われ、市、県、民間関係者約20人が出席、工事の安全と事業の発展を祈願した。民間による小水力発電は、大手企業や農業関係団体などが導入しているが、地元の民間会社が取り組むのは珍しいケース。
 西村社長は「森林の新しい活用モデルと位置付けている。木材の価格が低迷する中で、立ち木によって生計を立てるのは難しい。水を利用して収益を上げ、地域経済の向上につなげたい」と話している。

 

頬かむりし優雅に舞う 毛馬内盆踊り こもせ通りで開幕

2018-08-22
見物客を魅了した毛馬内盆踊り(こもせ通り)
 国の重要無形民俗文化財で、県内三大盆踊りの一つに数えられる「毛馬内盆踊り」が21日、鹿角市十和田毛馬内の毛馬内こもせ通り(本町通り)で開幕した。頬かむりをした男女がかがり火を囲んで優雅に舞い踊り、見物客を魅了した。23日まで。
 50回の節目を迎えた子ども盆踊りコンクールや勇壮な呼び太鼓に続いて午後8時ごろ、毛馬内盆踊りがスタート。大太鼓と笛のはやしで踊る「大の坂」を皮切りに、無伴奏の唄のみで踊る「甚句」、「毛馬内じょんから」と続いた。
 男性は紋付き等の着物に水色の蹴出し、女性はじゅばんにとき色の蹴出しで留め袖や訪問着等をまとい、きらびやかな帯の下に黄色のしごき帯を巻き、手拭いで顔を覆う独特の衣装。かがり火を囲んで輪になった踊り手たちが、郷愁を誘う大太鼓と笛の音色に合わせ、ゆったりとしたテンポでしなやかな踊りを繰り広げた。
 起源は定かではないが、大の坂は京都の念仏踊りの流れをくむといわれる。甚句は南部領だった約450年前、戦いから帰った将兵たちをねぎらったのが始まりとされる。
2 000年から各地の盆踊り等をゲストに招き、「北の盆」のタイトルで開催している。
 22日は午後6時半から「ナニャドヤラ葛巻愛好会」(岩手県)、呼び太鼓、8時から毛馬内盆踊り、23日は午後5時から地元の子どもたちによる盆踊り合同披露、6時半から「八幡平水沢盆踊り太鼓保存会」(鹿角市)、8時から毛馬内盆踊りが行われる。

「涙出るほど感動」 全国高校野球の金足農 北鹿にも旋風吹く

2018-08-22
大型モニター前で金足農業に声援を送る人々(いとく大館ショッピングセンター)
 第100回全国高校野球選手権記念大会で、躍進した秋田代表の金足農業は21日、決勝で優勝候補・大阪桐蔭(北大阪)に2―13で敗れ、準優勝で激闘に幕を下ろした。県勢としては第1回大会以来、103年ぶりとなる決勝の舞台。北鹿地方でも住民たちが各地で声援を送り、「感動をありがとう」と感謝する声が上がった。〝金農旋風〟を受け、野球関係者からは今後の北鹿勢の活躍に期待する声も聞かれた。
 大館市御成町のいとく大館ショッピングセンターでは、3階に大型モニターが設置された。決勝開始直後から約60人が集まり、一球ごとに歓声を上げる姿があった。試合終了後も、画面に両校の選手が映し出されると、健闘をたたえて拍手をしていた。
 大館市花岡町の60歳代女性は「十分頑張った。感動をもらえ感謝しかない。負けはしたが優勝以上の価値がある。ありがとうと言いたい」とたたえた。青森県弘前市の男性(44)は「同じ東北の人間として応援していた。毎試合、涙が出るほど感動をもらった。本当にお疲れさま」とねぎらった。
 野球関係者らも試合の行方を見守った。今年夏、金足農と県予選2回戦で対戦し、0―2で敗退した秋田北鷹の当時の主将、長田大翔(ひろと)さん(3年)は「常に全力で戦っているところは予選からだった。後輩たちには良い投手に負けない打撃のレベルアップを図ってほしい」と願った。木藤大嗣監督は「甲子園の決勝まで勝ち上がったチームと試合したのは良い経験。ナンバーワン投手と戦っていろんなことを学んだはず。最後まで諦めないという金農の姿を見て意識を高く持ち、普段から声を出すなど取り組んでほしい」と期待した。
 2011年春のセンバツ甲子園に出場した大館鳳鳴の当時の主将・小貫慧太さん(24)=大館市=は「北鹿地方の高校生も多くの人に応援されていることを忘れないでほしい」とエール。小貫さんと同期の山口智哉さん(25)=大館市=は「大事な場面で得点でき、辛抱強く守る力を後輩たちには磨いてほしい」と北鹿の高校生たちに期待を寄せた。

「西六郷」が歌声披露 北秋田市の浜辺の歌音楽館 地元合唱団と合同演奏も

2018-08-22
西六郷少年少女合唱団が出演した定期演奏会(浜辺の歌音楽館)
 北秋田市米内沢の浜辺の歌音楽館で20日、第95回定期演奏会が開かれ、児童合唱の先駆者として有名な東京都の西六郷少年少女合唱団が出演。市出身の作曲家・成田為三の楽曲などを高らかに歌い上げた。
 西六郷少年少女合唱団は、県出身の音楽家鎌田典三郎さんが1955年に東京都内で結成した西六郷小学校少年少女合唱団が前身。合唱コンクールでの受賞やテレビ出演などで有名となり、児童合唱団の目標となっていた。
 鎌田さんの死去に伴いいったんは解散したが、新西六郷少年少女合唱団として再結成、2015年に西六郷少年少女合唱団に改名して活動を続けている。
 第1部は「世界の歌」と題してエーデルワイスやグリーンスリーブスなどを披露。第2部では「秋田の歌」をテーマに、成田為三の代表曲「浜辺の歌」など秋田ゆかりの曲を披露した。浜辺の歌音楽館少年少女合唱団との合同演奏も行われた。
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ブロック塀の撤去費用 補助制度を創設へ 鹿角市 児玉市長が表明

2018-07-24
会見する児玉市長(市役所)
 鹿角市の児玉一市長は23日、市役所で定例会見を開き、大きな地震等で倒壊する恐れのあるブロック塀の撤去を促進するため、市独自の補助制度を創設することを明らかにした。9月議会での補正予算案提案を目指している。
 制度の概要は、道路に接している個人所有のブロック塀の撤去費用の一部を支援するもの。事業所所有の塀は対象外とする方針。
現在、制度創設に向けた準備を進めており、補助額など具体的な内容は後日、明らかにする。児玉市長は「例えば、上限額を設けるなどリフォーム支援のような形になろうかと思う」と述べた。
 市や市教委は、大阪府北部地震を受けて市内の小中学校を含む公共施設と小中学校の通学路沿いにあるブロック塀の調査を先月から今月にかけて実施した。
 このうち公共施設では▽上ノ湯公衆浴場(大湯字上ノ湯)▽花輪定期市場(花輪字上花輪)▽まちなかオフィス(花輪字下花輪)▽出発の家(花輪字柳田)―の4カ所の塀が建築基準法で定められた基準を満たしていないことが分かり、市が撤去や補修などの準備を進めている。
 通学路沿いにあるブロック塀で注意が必要と思われる塀は計46カ所あり、19日付で児童生徒の保護者に注意を呼び掛ける通知を出したほか、各学校での安全指導などを進めることにしている。
 このほか、通学路以外の市道沿いや空き家等にあるブロック塀も調査する計画。
 民有地にあるブロック塀について市が個別対応するのは難しいといい、児玉市長は「通学路などのブロック塀の撤去に加え、道路沿いにある空き家のブロック塀についても対策が進んでほしい」と補助制度の効果に期待した。

 

ありがとう20周年 大館能代空港 記念イベント多彩に

2018-07-23
普段は立ち入ることのできない制限区域内で飛行機の離陸を見学する参加者(大館能代空港)
コンサートや木製飛行機の展示が行われた野外広場
 北秋田市の大館能代空港で22日、開港20周年を記念したイベントが開かれ、空港に関わる事業所が企画した多彩な催しが行われた。野外広場でのコンサートや木製飛行機の展示のほか、普段は入ることのできない制限区域内の見学も実施され、多くの親子連れでにぎわった。
 開港20周年を記念し、利用者への感謝の気持ちを伝えようと、県の管理事務所や利用促進協、空港ターミナルビルなど4事業所で構成する実行委員会が主催。各事業所がイベントを企画した。
 同空港ターミナルビル周辺では「大空市」が開催され、野菜や農産加工品、軽食などを販売する屋台がずらり。野外広場のステージでは、鷹巣祇園太鼓や吹奏楽団など市内外の5団体が演奏や歌で会場を盛り上げた。
 鷹巣技術専門校(同市綴子、永澤亮校長)製作による木製飛行機も野外広場に展示。機体は、世界初の有人動力飛行に成功したとの説がある航空技師グスターヴ・ホワイトヘッドの単葉機を復元したもの。会場には撮影台も設けられ、利用者は撮影や搭乗体験を楽しんでいた。
 今回は、これまで実施したことのなかった空港の制限区域内を見学するイベントも複数企画。事前に参加を募り、飛行機の出発作業や離着陸、滑走路や空港施設の見学を受け付けた。
 離着陸の見学は午前中の発着便に合わせて2回実施。参加者はバスで制限区域内に入場し、離着陸する飛行機が見えやすいポイントで降車した。出発便を見学する回では、参加者が滑走路へと向かう飛行機を見守り、離陸の瞬間を待った。飛び立つ飛行機のごう音や大きさを間近で体感し、子どもたちは「すごい」と笑顔を見せていた。
 ターミナルビル内では航空教室や子どもを対象に航空券が当たるスタンプラリーが行われた。

移住者ら交流広がる 大館と鹿角 初の「顔合わせ」企画

2018-07-23
浴衣姿の参加者らが桂城公園周辺を巡った(桂城橋)
 大館市への移住者らの交流会「大館びとの会」(会長・塩崎泰良市地域おこし協力隊)とNPO法人かづのclassy(木村芳兼理事長)の初のコラボレーション企画「かづの、おおだて、かお合わせ。」が22日、大館市の国指定有形文化財・桜櫓館などで行われ、両市の会員ら17人が交流した。
 同会は移住者や移住希望者に日頃の不安や悩みを気軽に相談する場、友達づくりや交流を広げる場として活用してもらうことを目指している。月1回ほど、テーマを変えて会を開いている。
 同法人は2016年に元鹿角市地域おこし協力隊(移住コンシェルジュ)のメンバーを中心に立ち上げた。移住者のサポートや地域を元気にする活動を行っている。
 両団体は移住相談会などで以前から交流があり、共催での開催を希望していた。塩崎会長によると、移住を考える人は秋田、東北などのエリアでとらえている人が多く、近隣自治体がつながることで、できることも増えるのではといい、互いの市について知り、友達づくりにつなげようと初めて開催した。
 この日は大館について知ろうと、桂城公園周辺を歩く「大館プチ歴まち散歩」と花善(御成町)の弁当を味わいながら交流するランチ懇親会を企画。
 参加者は夏らしい浴衣や甚平で参加。市まちづくり課の職員から歴史や文化、伝統について説明を受けながら、桜櫓館や桂城公園、秋田犬会館などを巡った。懇親会では子育てや暮らしなどについて意見を交わしたり、情報を交換したりした。
 塩崎会長は「多くの人が参加してくれてよかった。小さい子を連れた家族連れもおり、場が和み、参加者同士が打ち解けられた。今後は鹿角におじゃまして企画できたらいいと個人的に考えている」と話した。
 大館びとの会では8月の企画として、17日午後7時半から、大館少年自然の家で「STAR GAZING~大人の星空観察~」を開催する。先着18人。無料。申し込み、問い合わせは市移住交流課内事務局(電話0186・43・7149)。

まきは身近な再生可能エネ 鹿角市 普及図る「道場」開く

2018-07-23
黒沢会長㊨からおのの使い方を学ぶ参加者(鹿角市十和田毛馬内の事務所前)
 木質バイオマスとして見直されているまきの割り方を学ぶ「薪割り道場」が22日、鹿角市十和田毛馬内で行われた。市民など約20人が参加、まき供給の活動をしている市民団体の関係者から指導を受けた。
 道場を主催したのは、まきを生産・供給する活動をしている共助組織「MAKIKORI(まきこり)」(事務局・同市十和田毛馬内字城ノ下、黒沢彰会長)。
 再生可能エネルギーの活用をテーマにした資源エネルギー庁の「まちエネ大学」が2015年から2年間、鹿角市を会場に開かれた。再生可能エネルギーを地域経済の活性化に結び付けるのが目的で、受講者たちが昨年3月、MAKIKORIを設立した。
 同会は、未利用森林などの所有者から依頼を受けて木を伐採し、労力の対価としてまきを手に入れる共助組織として活動している。会員は鹿角市を中心に26人。大館市や岩手県二戸市からも参加している。
 まきは自然エネルギーとして見直されている一方で、まきストーブ生活を始めようとしても「まきはどこから手に入れるの」などと踏み切れない人も。
 道場は、まきへの関心を高める機会にするため、初めて開いた。会場は十和田市民センター近くにある同会の事務所。機械とおのによる割り方、まきの積み方などが指導された。小坂町から参加した男性(58)は10年ほど前からまきストーブ生活を始め、会員ではないが「参考になれば」と受講した。
 黒沢会長がおのを持つ手の位置、木の芯を意識すること、足腰の使い方などを指導。参加者は、おのを振り下ろし、すぱっと割れると、気持ちよさそうな表情をしていた。
 作業の後は秋田杉を使った「プランク・バーベキュー」を楽しんだ。黒沢会長は「まきは近くにあり、手っ取り早く使えるエネルギー。作業のノウハウを覚えてもらい、まきの普及のきっかけにしたい」と話した。

鳳鳴、サヨナラで散る 夏の甲子園予選 主戦、杉原気迫の投球も

2018-07-22
鳳鳴は2回、髙橋の右前適時打で2点目を挙げる(こまちスタジアム)
 第8日の21日は、秋田市のこまちスタジアムで準々決勝2試合を行い、北鹿勢は大館鳳鳴が明桜と対戦した。鳳鳴は2回に先制点を挙げるも終盤に追い付かれ、最後はサヨナラ負けを喫した。6年ぶりの4強入りはならず、北鹿勢は全て姿を消した。
 ◇準々決勝【こまち球場】
大館鳳鳴020000000  2
明  桜010000101× 3

 ▽二塁打=藤盛樹(鳳)▽併殺=鳳鳴3▽暴投=鳳鳴1▽捕逸=明桜1▽守備妨害=明桜1
終盤に攻守で粘りを欠いた大館鳳鳴は明桜にサヨナラ負けを喫した。
 2回、鳳鳴は2死から杉原、齊藤の連打で一、三塁の好機をつくると、古谷の中前適時打で先制。続く髙橋も右前にしぶとく適時打を放ち、2点目を挙げた。
 1点リードの鳳鳴は7回、四球と安打で無死一、三塁のピンチを迎えると、捕手の二盗への送球が乱れる間に三走が生還し、同点に追い付かれた。8回の攻撃では重盗などで1死二、三塁とするも後が続かず。9回は1死満塁で押し出しを与え、試合を決められた。
 鳳鳴・齊藤広樹監督の話 なかなか決定打が出なかった。杉原はすばらしい、苦い経験をしたのでは。大きなステップアップのきっかけにしてほしい。
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