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着物で華やかに 大館で「着る会」 仙台さん企画、秋田犬の里で

2019-06-17
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らせん階段で写真撮影に臨む参加者(秋田犬の里)
 大館市で16日、「着物を着る会」が開かれ、小学生から80歳代の女性16人が留め袖や振り袖などに身を包み、市観光交流施設「秋田犬の里」などを訪れ、会場を華やかな雰囲気に包んだ。
 着物のリメーク作品を制作している大館市比内町の仙台洋子さん(69)が、「和服の良さを知ってほしい」と昨年に引き続き企画した。制作用として保管している着物を貸し出し、市内の美容師らがボランティアで着付けを行った。
 国登録有形文化財・桜櫓館で着付けや写真撮影を行った後、秋田犬の里に移動。当初は石田ローズガーデンを予定していたが、雨のため変更した。留め袖や小紋のほか、曽祖母と参加した小学生の姿もあり、一行が館内を見学すると、来館者が華やかな姿に見入った。
 5月1日に結婚した北秋田市鷹巣の三浦美由紀さん(28)は、花嫁がお色直しで着る青の振り袖に身を包んだ。「色合いが美しい着物で、いい思い出ができた」と語り、夫の雄大さん(26)は「とてもきれいです」と笑顔を見せた。母親と参加した野呂楓花さん(8)=大館市=は「帯がちょっと苦しいけれど、うれしい」と感想。仙台さんは「令和に時代が変わり、お祝いムードを盛り上げることができたのでは。続けてほしいという声があり、来年も開催できるか考えていきたい」と話した。

第6次行革大綱「目標達成」6割超に 大館市18年度 ふるさと納税推進など

2019-06-17
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 大館市は、第6次行財政改革大綱の2018年度実施状況をまとめた。証明書のコンビニ交付やふるさと納税の寄付用途追加などを行い、16年度から4年間で設定した推進課題54項目のうち33項目(61・1%)が「目標達成」。最終年度に入り、「持続可能なまちづくりを支える行財政運営を基本として引き続き社会情勢の変化を踏まえた改革に取り組む」としている。
 基本方針3点のうち「市民が活躍できるまち」では、ふるさと納税制度を活用してインターネットで資金を募る「ガバメントクラウドファンディング」を行い、5月8日に本オープンした観光交流施設「秋田犬の里」の展示室や控室の整備に活用した。
 2点目の「信頼される行政サービス」では、3月に証明書のコンビニ交付を開始、4月から市税などのコンビニ収納を展開している。大手広告代理店・電通(東京)幹部社員と若手職員のワークショップを開催し、将来の大館市を担う人材育成にも取り組んだ。
 3点目の「将来に向けた健全な財政運営」は、債権の運用に伴い9200万円超の利息と売却益で増収を図ったほか、ふるさと納税の寄付用途に「子ども教育支援」「秋田犬関連に関する事業」を追加して寄付額の大幅増につなげた。
 こうした取り組みで、民間アイデアの募集や大学・企業との連携強化、コンビニ活用、職員研修の充実、ふるさと納税の推進など54項目の推進課題のうち、18年度までに33項目で目標を達成。「一定の成果を挙げることができた」としている。
 行財政改革は地方交付税の削減、高齢化社会の到来、地方分権の進展などを受け、1995年に第1次大綱を策定。経費節減や申請事務の簡略化、組織機構の見直し、民間資本の活用などに取り組んだ。第5次大綱の財政効果は約5億円、課題の達成率は約7割だった。

就職に役立つ資格を 県北自動車学校 高校生招待し実技講習

2019-06-17
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バックホーなどの実技講習を受ける高校生(県北自動車学校)
 北秋田市綴子の県北自動車学校は16日、高校生を対象とした小型車両系建設機械の無料実技講習を行った。市内や大館市の高校生約50人がバックホーやホイールローダーの運転、操作方法などを学び、進路に役立てた。
 県北自動車学校は自動車の運転教習のほか、技能講習センターとして建設機械の運転技能講習や特別教育を行っている。無料講習は創立55周年を記念した事業の一環。免許取得のため毎年同校を利用している高校の生徒を招待し、就職に役立つ資格を取得してもらおうと初めて実施した。
 講習は、機体質量が3㌧未満のブルドーザーなど計6種類の小型車両系建設機械を運転する資格を取得するための特別教育。運転免許なしで受講でき、駐車場などの除雪作業にも利用できる。自動車学校によると、受講者は建設業や医療機関、運送業など多業種にわたり、近年は個人で取得する人も多い人気の資格だという。
 秋田北鷹、大館桂桜、大館国際情報学院高の3年生から希望者約50人が受講した。講習は実技、学科合わせて2日間の日程。実技講習ではホイールローダーとバックホー2台ずつを使用し、一人一人交代しながら運転に挑戦した。
 参加者は講師のアドバイスを受けながら、教習コース外でアームを動かしたり転回したりするなど簡単な操作を体験。次第に慣れてくるとコース内の道路の走行や、ショベルで土を掘るなど実際の作業で使われる操作を学んでいた。
 北鷹高生物資源科の田村仁悠人(みゅうと)さん(3年)は「車内の機械が複雑で操作が難しかった。初めての運転だったので緊張したが、講師の方が一から教えてくれたので楽しくできた」と話していた。

来館が好調、8万人超 観光交流施設「秋田犬の里」 本オープンから1カ月

2019-06-16
来場者数が好調な秋田犬の里。さらなる誘客へ課題も(大館市御成町)
 大館市観光交流施設「秋田犬の里」がJR大館駅前(御成町)に本オープンして、1カ月余りがたった。来館者は大型連休前のプレオープンから8万人超と好調。一方、案内の不十分さや展示内容などに関する課題も散見され、市は新規客やリピーターの獲得に向けて早くも改善策を迫られている。
 「今後が心配」「絶対に負の遺産にしてはならない」
 14日の市議会6月定例会一般質問。通告した議員2人が秋田犬の里に対する思いをぶつけ、福原淳嗣市長の考えをただした。
 議員によると、駐車場への案内看板がなく、駅から施設正面に進んでも分かりにくい。建物の西・東側出入り口は「従業員通用口のような造り」でやはり案内がない。西口側に障害者用駐車場があるのに、インターホンを設置しているのは正面出入り口だけという。
 外観については「駅から見ると何の建物か判然としない。辛うじて『秋田犬の里』の文字が見える程度」と指摘。「観光拠点を掲げる割には案内所を示すインフォメーションマーク『i』も小さく、もっと駅から見えるよう大きくすべきだ」と訴えた。
 観光案内所に関しては「パンフレットが分散配置され、円滑に案内できないのではないか」、展示について「吸引力のある施設にしようとするなら滞在時間を延ばす方策など早い時期に見直しが必要」と対策を求めた。らせん階段の落下防止用ネットも「中途半端な状態で小さな子どもが落ちる危険がある」とし、階段を上ってテラスに出ても何もないことから「せめて展望できる山の紹介や、強風対策を施した上で遊具を置くなど考えてほしい」と提言した。
 福原市長は「確かな手応えを感じた一方、さまざまな課題が見えてきた。8割を超える来場者から一定の評価をいただいたが、秋田犬の展示方法や館内スペース、展示内容などに関する要望もある」とした上で、「できるだけ早期に対応する。リピーターを増やすために企画展示を工夫して充実させるとともに、街歩きの拠点となるよう民間団体や企業と連携しながらガイドツアーの開催などソフト面の充実を図る」と答弁した。
 芝生広場や工事中の多目的広場については「愛犬マナー教室やしつけ教室などのほか、広く市民が利用できる取り組みを検討している」と述べた。
 市によると、4月17日のプレオープンから第5回肉の博覧会が開かれた今月2日までに延べ約8万2000人が来館。このうち2万人が秋田犬展示室に足を運んだ。
 【秋田犬の里】大館生まれのハチ公が飼い主を待ち続けた1920年代の「2代目渋谷駅」をモデルとした鉄骨造り一部2階建て1246平方㍍。高さ18㍍の時計台と大きな屋根が特徴で、秋田犬の展示室やミュージアム、観光案内所、物産コーナーを配置している。

火で汚れ清める 遍照院火渡り法要 大館

2019-06-16
燃える炭の上を歩く参拝者(遍照院)
 大館市上町の遍照院(工藤智教住職)で15日、伝統儀式「火渡り法要」が行われた。参拝者は熱した炭の上を歩きながら「火生三昧(かしょうざんまい)」の精神で所願成就を念じた。
 火渡りは県内では珍しい真言密教の苦行で、同寺院では江戸時代から続くとされる伝統行事。本尊の不動明王の供養も兼ね、熱した炭の上を歩くことで災いを焼き尽くし、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を願う。
 午後6時ごろから護摩祈祷が始まり、参拝者は「なで木」と呼ばれる木の棒に願いを記して火の中に投げ入れた。その後、読経の中、幅50㌢、長さ5㍍ほどの「火の道」を歩き、不動明王と一体化してその災いを払う「火生三昧」の精神で願い事を念じた。
 遍照院は、江戸時代初期に常陸(現・茨城県)の佐竹氏が国替えした際、家臣の小場氏が本寺の長久寺を移築する形で建立したとされ、大館城代の祈願所となった。戊辰戦争による焼失後に再建し、本尊を不動明王としている。

5月のニュース

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「かづの子供フェア」 ホコ天に歓声響く 花輪商店街にぎわう

2019-05-06
オープニングを飾った花輪小児童のパレード(花輪新町)
 「こどもの日」の5日、鹿角市花輪の商店街で「かづの子供フェア」が行われた。新町から六日町までの県道約1㌔の区間を歩行者天国にした会場では、例年以上に盛りだくさんのイベントが繰り広げられ、多くの子どもたちや家族連れでにぎわった。
 実行委員会(遠藤巨人委員長)の主催。1977(昭和52)年に地元の商工会青年部が子ども向けの催しとして始めたもので、大型連休中の一大イベントとして定着している。
 オープニングでは花輪小学校のミュージックパフォーマンス部とスクールバンド部が新町から軽快にパレード。華やかな稚児行列も人気を集めた。
 イベントは今年も多種多彩。全国的なブームとなっている競技かるたの模範演技や第3回全国かるた札飛ばし競技大会、商店街を巡って課題に挑戦する「まちなかクエスト」、花輪高校食物部のオリジナルスイーツ(型抜きクッキー、チョコクッキー)販売、コンピューターゲーム上で行う競技「eスポーツ」体験、「駅伝のまち」にちなんだ「町中グルメ満腹駅伝」、ストリートダンス、バンド演奏、竹水鉄砲合戦・的当て、花輪ばやし太鼓演奏体験、救急車・消防車展示、エアトランポリンなどが人気を集めた。
 新元号「令和」の文字を題材にした塗り絵大会や、少年非行の防止を呼び掛けるキャンペーン、ポリオ(小児まひ)撲滅の募金なども行われた。

 

大館市の子育て支援 18年度 託児所利用助成40人 待機児童抑制へ 4事業継続し検証

2019-05-05
 大館市は2018年度の子育て支援事業の利用実績をまとめた。保育園の待機児童解消を目指して始めた認定保育施設(託児所)の保育料助成は40人が利用し、子ども課は「年度途中の待機の抑制につながったのでは」と分析する。同課によると、本年度も年度当初から待機児童が発生し、在宅の子育て世帯への助成など前年度新規・拡充した4事業を継続し、「効果を検証していきたい」と話す。
 希望する認可保育所に入園できない待機児童が発生する状況を踏まえ、「施設に預けやすい環境づくり」として18年度に始めたのが、「認定保育施設利用支援事業」。市は市内の託児所3施設を認定保育施設に認定。保育園との保育料を比較し、認定保育施設利用が上回った場合に差額分を助成し、保護者の負担軽減を図った。
 18年度は40人に利用料を助成。今年3月現在の認定保育施設の利用者は59人で、前年同期から18人増加した。18年度の待機児童の推移を見ると、10月時点で32人で、前年同期と比べ14人減。同課は「事業で認定保育施設の利用が進み、年度途中に増えていく待機の抑制に一定の効果があったのではないか」と話す。
 「在宅子育て支援給付金」は0歳児を対象に在宅で6カ月子育てした時点で5万円、1年経過でさらに5万円を現金給付する。第1子が生まれた夫婦に地域限定商品券を贈る「はちくんすくすく子育て支援事業」の対象児童以外が要件で、所得制限もあるが、第2子以降や育児休業中の世帯も含まれる。
 18年度は6カ月経過の66人に助成。「今春から1年経過の申請が増えてくる。第2子以降も対象で、在宅の幅広い子育て世代を支援できる事業として継続する」としている。
 育児休業を取得する従業員がいる中小企業に、1人当たり6カ月以上取得で15万円、1年以上でさらに15万円を助成する「育児休業取得支援助成事業」は、18年度7社、10人分を助成し、「予想以上に利用があった」と話す。市働くパパママ応援企業認定事業所で、国の両立支援等助成金実施事業所を対象に、本年度も継続する。
 このほか、昨年度から「ファミリー・サポート・センター」の利用料を軽減するなど、利用の促進を目指している。
 現在集計中だが、本年度も4月1日現在で待機児童が発生しており、同課は「1歳児の保育施設利用率が7割を超えニーズが高まる中、前年度に開始・拡充した4事業や企業主導型保育施設の支援を行い、解消を図っていきたい」と話した。

鹿角市大湯 間もなく満開 2万5千本のチューリップ

2019-05-05
見頃を迎え始めたチューリップ畑(鹿角市十和田大湯)
 鹿角市十和田大湯字一本木の県道沿いにある畑で約2万5000本のチューリップが見頃を迎え始め、訪れる人たちの目を楽しませている。大型連休前の平成終盤から咲き始め、令和を歓迎するかのように間もなく満開を迎えようとしている。
 チューリップ畑は大湯ストーンサークル館の北方約600㍍にあり、広さは20㌃。工藤昌利さん(72)・康子さん(70)夫妻が地域住民の協力を得ながら管理している。
 昌利さんの母ユミさん(故人)が20年ほど前に植栽を始め、7年前から夫婦が引き継いでいる。色とりどりの花が一面に咲き誇る景観は見応えがあり、多くの観光客らが立ち寄る大型連休の人気スポットとなっている。
 工藤さんによると「3月まで天気が良かったが、その後は寒い日が多かった。咲き始める時期がそろっていないものの、六分咲きぐらいまで進んだ」という。
 五月晴れとなった4日は午前中から家族連れなどが次々と訪問。花輪の男性(75)は「毎年見に来ているが、今年は東京から帰省中の娘にきれいなお花畑を見せたいと思って一緒に来た」と話していた。
 観賞は無料。ベンチや車いす利用者でも見やすい観賞路のほか、県道をはさんだ向かい側に駐車スペースがある。

帰省、行楽客らでにぎわう 大館能代空港 大空市や音楽ライブ

2019-05-05
帰省客らでにぎわう大空市(大館能代空港)
 北秋田市脇神の大館能代空港で4日、大空市が開かれた。旬の山菜をはじめ地域の特産品などを販売するブースや、大型連休恒例の音楽ライブに大勢が来場し、にぎわった。
 この日の東京行きは午前、午後の2便ともほぼ満席。大型連休を故郷や行楽地で過ごした人たちが首都圏へ戻るため、空港も混み合った。高速道路のインターチェンジが空港のすぐそばまで延びたことから、休憩に立ち寄る県外ナンバーの車も目立った。
 毎月1回の大空市開催でにぎわいは一段と増した。ビル前の屋外通路に業者のブースが並び、自慢の漬物や野菜、ジャムなどの加工品、菓子、ラーメンなどを売り出した。市内の山林で採った山菜のシドケ、ボンナなども。1束300~400円で人気を集めた。
 隣り合う芝生の広場では音楽ライブが行われた。特設ステージに県内のアマチュアバンド5団体が出演し、生演奏を披露。親子連れがステージ前にシートを広げ、曲に浸りながらのんびりとした休日を過ごした。

元横綱 朝青龍へ秋田犬 モンゴルから遠路、大館で 白毛の「さくら」 マサオの花嫁に

2019-05-04
贈呈式でさくらをかわいがる元横綱朝青龍と、きょうだい犬の昴㊨(ニプロハチ公ドームパークセンター駐車場)
 秋田犬保存会(遠藤敬会長)は3日、大相撲の元横綱朝青龍、ドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(38)=モンゴル=に雌の秋田犬「さくら」(白毛・生後約3カ月)を贈呈した。昨年7月に贈った雄の「マサオ」の〝花嫁〟候補で、大館市のニプロハチ公ドームパークセンターで開かれた第140回本部展でお披露目した。元横綱は縁起の良い〝白星〟を手に、満面の笑みを浮かべた。
 本部展の開会式後に行われた贈呈式で、子犬を受け取った元横綱。どのような子犬か知らされていなかったといい、初めて対面して抱きかかえると、愛くるしい姿に思わず頬が緩んだ。
 贈られた秋田犬は2月6日に誕生し、香川県支部の会員に育てられた。遠藤会長が全国各地の会員を訪ね、白毛の子犬を選んで「さくら」と命名。遠藤会長は「桜の木の下で、白い桜の花びらのようなさくらちゃんを渡すことができたら、と思っており、ちょうど良かった。白毛の秋田犬をPRしていただける機会ができ、会としても喜んでいる」と話した。
 同会では、昨年7月に雄の赤毛「マサオ」を贈っており、今回は元横綱からの「マサオのパートナーが欲しい」という要望に応えた形。元横綱は「まさか白毛だと思わなかったが、相撲人生を送り、白星は縁起が良い。本当にかわいくて美人。秋田犬が日本や中央アジアの友好のシンボルになってくれれば。マサオのファンが増えており、これからさくらのファンも増えてほしい」などと喜んだ。
 贈呈式後は、元横綱がさくらを抱えて会場を一周。観客はさくらをなでたり、写真を撮ったりして記念に収めていた。
 この日は、「さくら」のきょうだいで、雄の虎毛「昴(すばる)」もお披露目された。今後、同会本部が入る秋田犬会館で飼育される予定。

4月のニュース

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教育交流の拡大を 大館市 タイの一貫校と協定

2019-04-13
城南保育園児らがワチュラウッド校一行を歓迎(大館市役所)
 昨秋大館市を訪れたタイ国王立の小中高一貫校・ワチュラウッド校のキットクソン・スラウッド理事長(58)らが12日、市役所を訪れ、市との教育関係を主とした交流拡大を目指した趣意書に調印した。同校は本県に教育旅行等で訪れる際、交流プログラムの企画や情報提供などに協力する。市は相互訪問も今後検討しながら、多方面での交流拡大に期待している。
 2016年に県知事や市長らがトップセールスで同校を訪問したのが交流のはじまり。昨年10月に中学・高等部の生徒20人余りが初めて来市した。行程には地元中学生との交流も盛り込まれ、好評だったという。調印は同校側から申し入れ、市が快諾した。
 同校は日本の自治体や学校と同様の協定を結んでおり、大館は5例目。昨年11月には男鹿市、仙北市と締結した。
 キットクソン理事長や教員ら6人が前日に本県入りし、12日に大館を訪問。市役所本庁では市職員のほか、城南保育園児も両国の国旗を持って「サワディカップ(こんにちは)」と歓迎した。
 調印式では福原淳嗣市長と理事長が趣意書にサイン。市長は、大館鳳鳴高校とタイの高校との姉妹校提携や、市が東京五輪・パラリンピックを控えたホストタウンになっていることなど関わりを紹介。「協定が両者のみならず、タイと日本の架け橋になることを願う」とあいさつ。キットクソン理事長は「音楽や、教育、スポーツ文化など全ての面で交流し、良い関係を築きたい」とし、今後の交流に期待しながら握手を交わした。
 同校によると、本年度は秋のきりたんぽまつりに合わせて生徒らが来市予定。教育に関わる相互訪問にできるよう、市は調整を重ねていくという。

安全安心「秋田犬の里」 大館市 プレオープン間近 テロ想定し対策、訓練

2019-04-12
施設から避難する秋田犬や来場者役(秋田犬の里)
 大館市は11日、プレオープンが間近に迫ったJR大館駅前の観光交流施設「秋田犬の里」でテロ対策訓練を行った。大館署や市消防本部、施設関係者など約50人が参加。通報や犯人制圧のほか、来場者の避難誘導、負傷者搬送など対応を確認し、危機管理意識の醸成を図った。
 近年海外では不特定多数の人が集まるイベント会場や大規模集客施設でのテロ事件発生が相次ぐ。国内では6月にG20大阪サミット、2020年には東京五輪・パラリンピックなど世界規模の催しを控える。関係機関の連携強化を目指して企画した。
 訓練は、施設にポリタンク様の不審物を持った犯人役の男性が侵入した想定。施設職員らの対応や、来場者の避難誘導から始まった。犯人役が大声を上げてナイフを振り回す中、駆けつけた署員3人が刺股などを使って犯人を制圧した。来場者のほか、展示場所「ふれあい処」から秋田犬の避難誘導も並行して実施した。
 市と「災害時等における無人航空機を活用した支援活動等に関する協定」を結ぶ、東光ホールディングスの東光鉄工UAV事業部も参加。犯人の車両に多くの油が積み込まれているとして、ドローンを操縦して車両の特定や避難広報に協力した。
 秋田犬の里は17日にプレオープン、5月8日にグランドオープンを予定。大館署警備課の加藤崇課長は開始式で「国内のみならず世界から注目される秋田犬を象徴する場所。世界一安全な施設にするため、さらなる連携を図りたい」とあいさつ。市観光課の工藤剛課長は「多くの来場を願うとともに、事故が起きてはならない。不測の事態に対応できるよう努めたい」などと話した。

「見学者の安全第一」 鹿角・大湯環状列石 クマよけ電気柵を継続

2019-04-12
今年もクマよけの電気柵が設置される大湯環状列石(万座環状列石)
 鹿角市教育委員会は、特別史跡・大湯環状列石に昨年設置したクマよけの電気柵を継続する。出没は確認されていないが、「来場者の安全が第一」として、来週中に設置作業を予定している。
 クマの出没が確認された2017年は目撃された7月以降、遺跡部分の周囲にロープを張り、看板を設置して見学、立ち入りを禁止した。通常通り開館した大湯ストーンサークル館は立ち入り禁止の影響を受け、入館者が減少。例年の約1万8000人から1万3000人に落ち込んだ。
 県外からの見学者が、立ち入り禁止の措置を知らずに現地を訪れるケースがあるなど見学再開への要望が高まり、市教委は昨年4月、二つの環状列石を囲むようにクマよけの電気柵を設置。一部の見学を再開した。ストーンサークル館の入館者は持ち直し、例年に近い数字になったという。
 設置場所は昨年とほぼ同じ。ストーンサークル館の駐車場から遊歩道に沿うように設け、野中堂、万座の両環状列石を囲むように設ける。二つの環状列石は従来通り見学できるが、五本柱建物跡や一本木後口配石遺構群などは近くで見学できない。
 昨年は設置当初、県道から両遺跡までの通路を囲む形にしていたため、駐車場から県道を利用する形となった。不便で危険という声が上がり、市教委はその後、駐車場から遊歩道を使って見学できるように電気柵を延長した。設置作業は18、19日ごろを予定している。
 ストーンサークル館の阿部美沙子館長は「見学者の安全を第一に今年も設置することにした。世界遺産の登録を目指しており、皆さんに見てもらい、支援をいただきたい」と話している。

結束誓い新たな船出 JA秋田たかのす 女性部の設立総会

2019-04-12
女性部の綱領を唱和した設立総会(コムコム)
 2月に合併した「JA秋田たかのす」の女性部設立総会が11日、北秋田市民ふれあいプラザ「コムコム」で開かれた。旧JA鷹巣町と旧JAあきた北央の両部員約1300人が入会する見通しで、新組織の結束とさらなる活動の充実を誓い合った。
 JA合併を機に女性部の連絡協議会を立ち上げ、設立準備を進めてきた。設立総会には約150人が出席。2019年度事業計画案や予算案などを審議し原案通り可決した。新部長に西部支部長の長崎久美子さんを選出した。
 旧女性部長2人があいさつし津谷良子さんは「時間をかけてゆっくり仲間になっていけたらと思う」、鈴木玲子さんは「県内でも大きな女性部になる。気持ちを新たに誇りを持って進みたい」と述べた。2人は新女性部の副部長に就いた。
 来賓に斉藤一志組合長や津谷永光市長も駆け付け、新組織の出発を祝った。部員たちはJA女性組織綱領3項目を唱和し決意を新たにした。総会後、JA全中くらしの活動推進アドバイザー佐久間幸子さんを講師に招いた講演「JAは変わる、女性とともに!」を聞いた。
 事業計画によると、食文化の伝承活動やJA活動学習などを行う予定。

空き家対策計画改定へ 大館 5年ぶり実態調査 所有者アンケートも 意向調査し方策検討

2019-04-11
 大館市は、増加が予想される空き家への対応をまとめた「空家等対策計画」を改定する。5年ぶりに実態調査や所有者対象のアンケートを行い、管理状況や今後の意向を把握した上で利活用の推進などの方策を検討する。パブリックコメント(意見公募)を経て年度内に取りまとめる予定。
 現行計画は2016年4月に策定した。20年3月末まで4年間とし、▽適正管理の推進▽発生抑制▽利活用・流通の促進―を基本方針に掲げた。具体的には、家屋情報を提供する「空き家バンク制度」や居住環境改善を図る国・県補助金制度の活用、倒壊の恐れがある「特定空き家」発生防止のための所有者への意識啓発などを盛り込んだ。
 市が14年7月から15年6月にかけて行った調査では、1741件の空き家を確認。倒壊などの危険があり、解体の緊急度が極めて高いと判定されたのは144件、老朽化・損傷が著しいのは572件だった。
 17年度に解体撤去費補助制度を創設し、18年度までに利用したのは計21件。危機管理課は「前回調査で空き家になった原因の多くが居住者の死亡や施設入所。高齢化や人口減少が進む中、新たな空き家が増えている可能性は高い」とみる。
 転出などで人が住まなくなり、保守管理も行き届かない建物は老朽化に伴う倒壊などの危険が生じる。危険家屋は犯罪の温床になりかねず、市民からは相談や苦情が寄せられている。同課の担当者は「安全安心な住生活環境の保全を図るためにも、蓄積した相談内容や所有者アンケート結果を分析して空き家対策を講じていきたい」としている。
 本年度当初予算に646万円を計上し、4月下旬にも調査業務委託の入札を行う。パブリックコメントは1月か2月に実施し、3月末の改定を目指す。
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