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スマート農業広がるか 鹿角で研修会 効率・省力化、収量アップも

2018-11-15
スマート農業を学ぶ参加者たち(交流センター)
 鹿角地域スマート農業研修会が14日、同市花輪の交流センターで開かれた。先進地として知られる岩手県花巻市の担当者が具体的な取り組みを紹介、トラクターの自動操舵(そうだ)システムやドローン導入などで農作業の省力化、効率化に効果が挙がっていることを報告した。
 スマート農業は、ロボット技術や情報通信技術を活用して、作業の効率化、軽労化、収量向上へつなげる取り組み。生産者の高齢化、担い手不足の課題を解決する方策として関心を集めている。鹿角地域振興局と農業再生協議会が初めて開催。農業者、行政の関係者約30人が参加した。
 花巻市は、農業機器販売の企業と連携し、実証事業を行っている。自動操舵システムを導入するため、GPSの基地局を設置、導入費用には市単独で補助している。
 同市農政課地域農業推進室の上原拓洋主査が取り組みと効果、課題を説明。自動操舵システムにより、経験の浅い人でも真っすぐ作業を行うことができる、田植機はハンドルから手を離して苗接ぎ作業をしている、とメリットを感じていることを報告。ただ、高齢者が多い法人では活用が限定的という。
 市内の企業が開発した除草ロボットの活用、農業用ドローンによるハトムギの病害虫防除、機械の力を使って動きをサポートするアシストスーツの実演を計画している。
 鹿角地域振興局農業振興普及課の髙田宏樹技師は「スマート農業とは何か?園芸品目に活用できる技術を例に」をテーマに講話。スマート農業は「課題を解決する一つのツール」と指摘しながら、「取り入れることが普通になる時代が近い将来くるのではないか」との見通しを示した。
 最後に、岩手県中央農業改良普及センター地域普及グループの臼井智彦主査農業普及員が「岩手県におけるスマート農業の取り組み」をテーマに講話した。

海外客、前年の3倍超 大館・小坂鉄道レールバイク 欧州からも新規客

2018-11-15
7月、レールバイクの乗車体験に訪れた台湾の団体客(大館市雪沢)=同NPO提供
 NPO法人大館・小坂鉄道レールバイク(小棚木政之理事長)は、本年度の運行状況をまとめた。4月21日から今月4日までの153日間営業し、総乗車人数は例年並みだったものの、海外客は前年度の3倍超となる237組が訪れた。小棚木理事長は「SNSで発信され、浸透してきた。他施設などと連携しながら、さらに人を呼び込みたい」としている。
 同NPOは2012年2月に設立。旧小坂鉄道の廃線を活用し、四輪自転車「レールバイク」やトロッコの乗車体験を提供している。13年8月、雪沢の清風荘周辺で常設運行を始めた。
 乗車人数・組数は▽16年度=5259人(1831組)▽17年度=6182人(2135組)―。18年度は6249人(2289組)で、前年度に比べ1%増加した。過去最多だった15年度の6810人には及ばなかった。
 一方で、海外客は近年飛躍的に増えている。16年度が18組、17年度が72組だったが、18年度は237組に上った。前年度の約3・3倍に急増した。
 国別では台湾、香港が大部分を占めるが、18年度は新たに中国、東南アジア、オーストラリア、ドイツなどからも新規客が訪れた。
 小棚木理事長は県や大館市、北鹿4市町村でつくる秋田犬ツーリズムなどのPRで、外国人観光客が増加していることが影響したとみている。海外客からは「新緑や紅葉の風景が素晴らしい」との声も聞かれ、「乗車体験を目的に大館に来る人もいる。1回体験した人がSNS等で発信し、じわじわと認知されてきた」とみている。
 海外客は今後も増加が見込まれることから、パンフレット、ホームページ、表示等の多言語化を進める方針。「スタッフの外国語対応の必要性も感じており、研修なども考えている」という。
 全国的に廃線を活用したレールバイク運行の観光資源化が進んでおり、中には大館の2倍以上の来客がある施設もあるという。「地元でも乗車経験がない人もおり、まだまだ伸びしろはある。さらにPRしていきたい」としている。
 19年度は4月20日から運行を開始する予定。

「声掛け」や「見守り」など 北秋田市 心の健康づくりへ相談員養成講座

2018-11-15
自殺の現状を学んだ相談員養成講座(北秋田保健所)
 北秋田市の「心のふれあい相談員養成講座」開講式が14日、北秋田保健所で行われた。男女32人が受講し、計5回の講座を通して心の健康づくりに取り組む相談員認定を目指す。
 養成講座は2005年度に始まり、悩みを抱える人への「声掛け」「見守り」などの知識を習得してもらっている。18年度は来年1月まで計5回のうち、4回の受講で相談員認定する。相談員は各地域でコーヒーサロンを開設して住民の話を聞くなどしている。受講者32人のうち15人が再受講者で、17人が新たに相談員を目指す。
 初回は22人が出席した。開講式で医療健康課の職員が18年度中に自殺対策計画を策定することなどを説明。市内の年間自殺者数は1999年の24人をピークに、一時5人まで減ったがその後再び増加。昨年は11人に上ったという。大半が高齢者で、高い高齢化率をそのまま反映しており、自殺の理由として「健康問題が一番多い」と説明した。
 こうした現状を踏まえ、市は保健師10人が75歳以上の世帯を全戸訪問し実態把握に努める計画。相談員や受講者にも「皆さんが対策を支える人材の一人」と協力を呼び掛けた。この後、「心はればれゲートキーパー養成講座」も行われた。

ヤマノイモ出荷ピーク JAあきた北 出来は「平年並み」回復

2018-11-14
ピークを迎えたヤマノイモの出荷作業(JAあきた北野菜集出荷所)
 大館市の特産品ヤマノイモの出荷がピークを迎えている。今年の生育や収穫量は平年並みで、市根下戸新町のJAあきた北野菜集出荷所では生産者や職員らが選別や箱詰め作業に追われている。
 ヤマノイモはエダマメ、アスパラガスとともにJAあきた北の最重点品目として作付けが推進されている。今年は昨年より3戸少ない39戸が20㌶で栽培した。
 出荷作業は1日に始まり、今週がピーク。収穫後、土を落とし、根を処理したヤマノイモが続々と運び込まれ、「秀」「優」「良」の3等級に選別。丸くて凹凸が少ないものが最高ランクの「秀」となり、丁寧に箱に詰めた。
 JAの担当によると、天候の影響で不作だった昨年産を見直し、今年は定植を4月下旬から6月上旬に行った。昨年より半月ほど早く定植作業を終えたことで、「葉の量など生育期間を十分に確保することができた」という。
 大半が大阪の市場に出荷され、和菓子や日本料理の高級食材になる。管内では今年から生産組織の山の芋部会の体制を一新して30歳代の3人が役員となってけん引し、因幡成弘部会長(36)は「生産者が高齢化する中、役員の若返りを図って新しいことに取り組みながら大館の特産品を育てていきたい」と語った。出荷作業は今月末まで続く。

小坂町教育長に澤口氏 臨時議会で賛成多数 元校長、任期は12月から

2018-11-14
教育長を選任する人事案に、賛成多数で同意した小坂町臨時議会(町役場)
 小坂町臨時議会は13日開き、空席となっていた教育長の人事案が再提出され、元学校長の澤口康夫氏(62)=小坂字横道=を選任する案に賛成多数で同意した。任期は12月1日から3年間。
 町は9月定例議会で、10月に任期満了を迎える秋田市出身の現職を再任する人事案を提案したが、議会の同意が得られず、改めて提案した。
 細越満町長は、澤口氏について「学校現場に精通されており、教育行政の識見も豊富であり人格、識見、経験ともに教育長として適任者であると確信している」と提案理由を述べた。
 目時重雄議長を除く11人で採決し、この結果、賛成10、反対1の賛成多数で可決された。前回は賛成4、反対7だった。
 発言を許可された澤口氏は「重責に身の引き締まる思い。歴代教育長の方々の小坂町の教育に対する熱い思いを継承するとともに、これまで学校教育に携わってきた経験を生かし、小坂町の教育のさらなる充実のために、精いっぱい力を尽くしたい」と新たな決意を示した。
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県種苗交換会 「本県農業の底力を」 9年ぶり秋田市で開幕 農作物2100点

2018-10-31
9年ぶりに秋田市での開催となった県種苗交換会の展示会場(秋田拠点センター・アルヴェ)
 国内最大級の農業の祭典、第141回県種苗交換会(県農協中央会主催)が30日、秋田市で開幕した。出品農産物は前年を204点上回る2126点。7月の異常高温に加え、大雨や台風で産地が被害を受ける中、展示会場となった秋田拠点センター・アルヴェには農家が丹精込めて育てた農作物が並んだ。市協賛会は期間中の人出を、前回開催(2009年)時の105万人以上と見込んでいる。
 キャッチフレーズは「秋田から 広がる食農 つながる未来」。来月5日までの7日間、主会場のアルヴェやエリアなかいち、旧秋田空港跡地などで各種展示や行事が行われる。
 アルヴェで行われたオープニングセレモニーでは、JA秋田中央会の船木耕太郎会長が「歴史と伝統を誇る農業の祭典。多くの人に本県農業の底力を感じてもらい、食と農への理解が深まることを期待している」とあいさつ。関係者らでテープカットを行い、祭典の幕を開けた。
 出品された農産物は▽水稲55点▽畑作物及び工芸作物366点▽果樹278点▽野菜866点▽花き382点▽農林園芸加工品・工芸品91点▽畜産品及び飼料48点▽林産品40点。
 秋田市は朝から雨模様で展示会場への出足はやや鈍かったものの、徐々に来場者が増え始め、農家の努力の結晶を一品ずつ丁寧に観賞する姿がみられた。
 明治初期からの長い歴史と伝統を誇る交換会は、31日にメイン行事の談話会を県JAビルで開催。「農業者の所得増大に向けた低コスト・省力化栽培技術について」をテーマに関係者が意見を交わす。
 このほか、JA地産地消展や学校農園展、最新農業機械の展示・実演、植木・苗木市、物産販売展などが各会場で開催される。

 
 

八幡平山頂が雪化粧 アスピーテラインの一部 今季初の終日通行止め

2018-10-31
寒気の影響で、標高の高い八幡平では地面や草木が雪化粧した(蒸ノ湯ゲート周辺)
 十和田八幡平国立公園内の秋田、岩手両県にまたがる八幡平(標高1613㍍)の山頂付近で30日、寒気が流れ込んだ影響で雪が降った。鹿角市と岩手県八幡平市を結ぶ観光道路「八幡平アスピーテライン」(主要地方道大更八幡平線)は一部の区間で、今季初めて積雪による終日通行止めになった。
 アスピーテラインは全長47・2㌔。毎冬20・4㌔区間で閉鎖され、本県側の閉鎖区間は後生掛ゲートから県境付近までの9・8㌔。
 今年は夜間・早朝に路面凍結、積雪の恐れがあるため、10月15日から夜間通行止め(午後5時~翌朝8時30分まで)を行っている。
 本県側の道路を管理する県鹿角地域振興局によると、29日遅くから30日明け方にかけて雪が降り、山頂付近では5㌢ほど積もった。この影響で、本県側は標高1150㍍の蒸ノ湯ゲートから山頂の見返峠まで7㌔を、午前8時30分から終日通行止めにした。
 蒸ノ湯ゲート周辺では午前9時過ぎ、雪の降り方が強まり、地面や草木など辺り一面があっという間に雪化粧した。通行止めを知らずに訪れた愛知県豊橋市の男性(77)は「盛岡に抜けようと思っていたが、雪は予想もしていなかった」と残念そうな表情で引き返した。
 冬期間の全面通行止めは、11月5日から来年4月15日までの予定。

 
 

高校生が最新林業機械を体験 北秋田 担い手確保に学習会

2018-10-31
ベテラン作業員の指導で林業機械を操作する生徒(阿仁真木沢)
 北秋田森林・林業振興会(畠山清志会長)主催の高校生を対象にした高性能林業機械操作体験学習会が30日、北秋田市阿仁真木沢の山林で行われた。森林や林業について学習している秋田北鷹高校の生徒がプロの指導で林業機械の操作を体験した。
 林業の担い手確保などを目的に毎年行っている取り組みで、林業分野の就業を目指している高校生にとっては、ベテラン作業員からの直接指導で技術を習得する機会となっている。
 この日は緑地環境科1年の33人が参加。講師を務める山一林業の社員によるチェーンソーを使った木の伐採を見学した後、4班に分かれて機械の操作を体験した。
 チェーンソー操作では丸太の切断に挑戦。刃を木に入れた瞬間に体が引っ張られるほどの衝撃があり、生徒たちは慎重に作業することの大切さを学んでいた。
 伐採した木の枝払いと切断を行う「プロセッサ」、切断した木材を集めて運搬する「フォワーダ」などの操作体験も行われ、機械化された最新の林業現場に理解を深めていた。

 
 

展示施設 「秋田犬ファースト」確認 ネットワーク会議設立

2018-10-30
情報共有などを目的に設立された秋田犬ふれあい展示ネットワーク会議(秋田市)
 秋田犬の適切で効果的な展示と情報発信のあり方などを共有しようと、県は29日、関係者らによる「秋田犬ふれあい展示ネットワーク会議」を設立した。大館市が運営するJR大館駅前の「秋田犬ふれあい処」で今夏、来場者との触れ合いが原因とみられるストレスで一匹が体調を崩したことから、「秋田犬ファースト」の取り組みを進めていくことを確認した。
 秋田犬の展示を行う関係者間で情報共有を図り、適切な展示と展示情報を国内外に発信し、誘客を図るのが目的。秋田犬保存会など展示施設の事業者や運営主体の市町村、県から約20人が出席した。
 秋田市の秋田キャッスルホテルで開かれた会議でははじめに、県観光振興課の成田光明課長が「近年の秋田犬人気を受け、県内でふれあい展示施設が増加する一方、予想を上回る観光客で体調を崩す犬も出てきている。犬にストレスのない形で楽しんでもらう、秋田犬ファーストの取り組みが大事になる」などとあいさつ。会則などを承認後、展示時の注意事項や情報発信について意見を交わした。
 犬との触れ合いを許可している施設は、ストレス軽減対策として「展示日数を減らしたり、スペースを拡大している」「体調面を考慮し、休憩を取っている」などと報告。県動物管理センターの須田朋洋主査は「犬の事故は秋田犬が最も多い。飼い主には忠実だが、知らない人は警戒するという気質を来場者に啓発してほしい」と呼びかけた。
 大館市観光課の石田徹主査は、秋田犬ふれあい処で雌の飛鳥(2歳)が体調を崩して休養したことを受け、「柵越しの展示に切り替え、『触る』をやめた。代わりに、秋田犬の歴史やハチ公のエピソードを伝えるなど『知る』に力を入れている」などと説明した。同施設は昨年8月のオープンから1年間で2万人を超える観光客らが来場している。
 このほか、「カメラのフラッシュは使用しない」など、各施設が来場者に呼びかけている注意事項も報告された。
 県によると、県内の秋田犬展示施設は大館市や北秋田市、秋田市などの13。会議に先立ち、秋田市内の2施設を現地視察した。

 
 

北秋田市 成田為三の命日 墓前で「浜辺の歌」を合唱

2018-10-30
成田為三の墓前で「浜辺の歌」を合唱する参加者(龍淵寺)
 北秋田市出身の作曲家・成田為三の命日に当たる29日、同市米内沢の龍淵寺で墓前演奏が行われた。市内の合唱団など約50人が代表曲「浜辺の歌」を高らかに歌い、功績をたたえた。
 為三は1893年、旧森吉町米内沢生まれ。東京音楽学校で作曲を学び、「浜辺の歌」をはじめとする数々の名曲を生み出した。演奏会は1957年から始まり、現在は地元の合唱団が参加している。
 浜辺の歌音楽館少年少女合唱団、コール・もりよし、る・それいゆの地元合唱団3団体や関係者らが参加。遺影が飾られた墓の前で奥山亮修住職が読経し、参加者は静かに手を合わせていた。
 少年少女合唱団が「雨」「かなりや」、コールもりよしとる・それいゆが「ほろほろと」を歌った。最後は参加者全員で「浜辺の歌」を合唱し、ふるさとが生んだ偉大な作曲家をしのんだ。
 
 
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秋の内陸路を力走 1319人ゴール目指す 秋田内陸100㌔マラソン

2018-09-24
ゴールを目指して力走する選手たち(北秋田市比立内)
 2018北緯40度秋田内陸リゾートカップ100㌔チャレンジマラソンが23日、仙北市角館―北秋田市鷹巣間で行われた。50㌔と100㌔の両部門に1319人が出走。全国各地から参加したランナーが険しい峠や田園地帯を越えてゴールを目指し、自らの限界に挑んだ。
 周辺市町村やボランティアなどでつくる実行委員会(佐藤征太郎会長)が主催した。今年は2部門に計1447人がエントリー。当日の出走は100㌔の部986人、50㌔の部が333人。
 100㌔の部は午前4時30分に仙北市角館交流センター前で号砲が鳴った。50㌔の部は10時30分、北秋田市阿仁農村環境改善センター前を出発。主に国道105号を通り、ゴールの北秋田市交流センターを目指した。
 両市の境目では標高差約350㍍の大覚野峠が待ち受け、100㌔の部の選手を苦しめた。50㌔の開始時刻が近づくにつれ日が差し込み、午後には25度近くまで上昇。選手たちは額や肩に汗を光らせながらコースを駆け抜けた。
 コースにはエイドステーションと呼ばれる公設の休憩所20カ所や、地域住民有志による私設エイドが設けられ、水や果物などを提供した。同市米内沢エイドでは昨年に続き「ババヘラ」の無料提供が行われ、人気を集めていた。
 沿線では地域住民や市外から訪れた観戦客がランナーの勇姿を見守った。中には太鼓やマラカスを演奏したり、手書きのメッセージを書いたボードを手に応援したりするグループも。選手たちは「頑張れ」「もう少しだよ」という声援に応えるように歩を進めていた。

ベスト4決まる ドームで熱戦開幕 本紙創刊100周年記念北鹿中学新人野球

2018-09-23
1回戦鷹巣―大館東、大館東は4回、佐々木羚が3点目となるスクイズを決める(ニプロハチ公ドーム)
 北鹿新聞創刊100周年記念第64回北鹿中学校新人野球大会(北鹿新聞社、ニプロハチ公ドーム共催、大館北秋田中学校体育連盟、鹿角中学校体育連盟、大館市教育委員会後援)は22日開幕し、初日は大館市のニプロハチ公ドームで1回戦4試合を行った。終盤の攻撃でたたみ掛けた合川は花輪一に逆転勝ち。大館東は鷹巣の反撃を寄せ付けず、大館一も投手戦をものにして下川沿を下し、それぞれ完封勝ちした。森吉は2度の大量得点で主導権を握り、八幡平にコールドで快勝。4強が出そろった。最終日の23日は準決勝、決勝を行う。
  ◇1回戦 【ニプロハチ公ドーム】
花輪一 1010300 5
合 川 100331× 8

 ▽三塁打=兎澤(花)小野寺、相馬(合)▽二塁打=斉藤(花)田中(合)▽暴投=合川4▽ボーク=花輪一1▽審判=谷地田、長崎、遠藤、庄司
鷹 巣 0000000 0
大館東 000311× 5

 ▽二塁打=石田(鷹)能登谷2(大)▽併殺=大館東1▽審判=若松、齋藤、田中、山木
下川沿 0000000 0
大館一 000100× 1
 ▽二塁打=髙清水(下)伊藤(大)▽審判=遠藤、庄司、桜田、多賀谷
森 吉 25522 16
八幡平 00000  0

     (5回コールド)
 ▽二塁打=戸沢(森)▽暴投=八幡平5▽野選=八幡平1▽審判=田中、多賀谷、山木、若松

穀物乾燥調整施設が完成 鹿角市の用野目ファーム 省力・低コスト化に期待

2018-09-23
乾燥調整施設の竣工式(鹿角市花輪用野目)
 鹿角市花輪の農事組合法人「用野目ファーム」(工藤義哉代表理事、会員48戸)が地元の用野目地区に整備した乾燥調整施設の竣工(しゅんこう)式が22日、現地で行われた。関係者約60人が作業の省力化や低コスト化が図られる拠点施設の完成を祝い、さらなる生産振興に期待した。
 同法人は2003年に設立。水稲と大豆を主作物としているが、乾燥調整作業はこれまで、会員が個々で所有していた機械設備を使いながら分担して行っていた。今回はこれらを1カ所に集積することで、省力化、低コスト化を図ろうと、新施設を整備した。
 鉄骨造1部2階建て、延べ床面積479平方㍍の施設内に乾燥機などを備えている。総事業費は約1億2000万円。農林水産省の産地パワーアップ事業を活用し、国から2分の1、市から12分の1の補助を受けた。同事業は地域の営農戦略として定めた産地パワーアップ計画に基づいて実施する、産地の高収益化、生産・集出荷の効率化に向けた取り組みを総合的に支援するもの。
 同法人では来年度の栽培面積について、水稲は本年度から10㌶増の60㌶、大豆は7㌶増の20㌶にそれぞれ拡大する計画。
 工藤代表理事(70)は「最近、担い手がいなくてリタイアする近隣の農家が増えているが、今回の施設整備を機に、少しでも耕作放棄地をなくしていきたい」と抱負を話した。

「ねこっこ」ありがとう 内陸線で間もなく運行終了 ファンにさよなら会

2018-09-23
10月上旬で運行終了するねこっこ列車(阿仁合駅)
 秋田内陸縦貫鉄道の期間限定車両「ねこっこ列車」の運行終了が間近に迫っている。角館―阿仁合間を運行した22日、車内や角館駅ホームでさよなら会が行われた。運行は10月上旬まで。
 ねこっこ列車は仙北市地域おこし協力隊の折笠靖子さん(41)が提案し、今年のネコの日(2月22日)から期間限定で運行。車両正面にネコの顔のラッピングが施されているほか、車内にネコのイラストや写真を掲示している。
 1カ月ほどの限定車両だったが、乗客からの好評を受けて運行期間を2度延長。折笠さんによると、SNS(会員制交流サイト)を通じて愛知県から訪れた人もいたといい、特徴的な外観の車両が愛好家や地域住民から親しまれていた。
 この日は角館発阿仁合行きの列車にねこっこ車両を増結して運行。内陸線のマスコットキャラクター「じゅうべぇ」やご当地キャラクターもさよなら会に駆けつけた。発車前の角館駅ホームでは、車両と写真撮影ができる時間が設けられ、乗客が撮影を楽しんだ。
 乗客には列車の限定ポストカードが記念品として贈られたほか、特別グッズも販売。列車の窓には「ありがとう」と書かれた紙が貼られ、乗客への感謝の気持ちを伝えた。
 提案者の折笠さんは、「当初は予定していなかった夏景色を走るねこっこ列車を見れてうれしかった」と話していた。
 車両は10月上旬まで運行する予定。運行終了後は車両の改装工事が行われ、「犬っこ列車」へと生まれ変わる。

石田邸、大館市に寄付 25日に贈呈式 バラ園含め観光活用

2018-09-22
大館市に寄付されることになった石田邸(三ノ丸)
 大館市の名誉市民第1号で、労働大臣などを務めた石田博英元衆院議員(1914~93)の邸宅と土地が市に寄付されることになった。8月に死去した石田よし夫人の生前からの意向で、遺族が25日に市役所を訪れて目録を贈呈する。「石田ローズガーデン」として市民に親しまれ、市は引き続き貴重な観光資源として活用する方針。
 同市字三ノ丸の邸宅は1957年建築で79年に増築した鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積255平方㍍。土地は3255平方㍍で、このうち住宅部分を除いたローズガーデン2306平方㍍はこれまで市が借り受けていた。約500種のバラはすでに寄贈されており、95年7月から市管理となっている。
 博英氏は47年の衆院選で旧秋田1区から立候補し初当選。内閣官房長官や労働大臣、運輸大臣などを歴任した。よし夫人は博英氏の死去後もバラ園のある自宅で暮らし、今年8月11日に101歳で亡くなった。市によると、生前から観光振興の用途指定で寄付する意向を示し、贈呈準備を進めていたという。25日は遺言執行者で次女の利光京子さんから福原淳嗣市長に目録を手渡す。
 石田邸は、漢学者で開国論「三策」を執筆した狩野良知(1829~1906)や、良知の次男で京都帝大文科大学長を務めた狩野亨吉(1865~1942)の生家跡でもあり、入り口付近に案内標柱が立てられている。
 ローズガーデンでは10月6日から3日間、大館バラまつりシーズン2が開かれる。6月のシーズン1に比べ花数は少ないが、寒暖の差が大きくなる秋のバラは一段と色鮮やかで香りが強くなるという。開場時間は午前9時から午後5時。

8月のニュース

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「相手の立場で考えて」 北秋田市 いじめゼロサミット

2018-08-23
児童生徒がいじめ防止について話し合った「きたあきたいじめゼロサミット」(コムコム)
 子どもたちがいじめ問題について話し合う「きたあきたいじめゼロサミット」が22日、北秋田市民ふれあいプラザコムコムで開かれた。市内の小中学校から代表として参加した児童生徒が、学校で実践している取り組みなどを踏まえてグループ討議を行い、いじめを防ぐために必要な取り組みを探った。
 北秋田市の小中学校では、2014年に児童生徒が話し合って策定した「きたあきたいじめゼロ宣言」を基に、各校でいじめ防止に向けた取り組みを展開。年1回のサミットを通じてそれぞれの成果などを確認、新たな取り組みの在り方を探っている。
 開会式で佐藤昭洋教育長は「やっている側がいじめと思わなくても、受けた側がいじめと感じることもある。どうすればいじめをゼロにできるか存分に話し合い、実践して」と児童生徒に呼び掛けた。
 討議に先立ち、1月に開かれた全国いじめ問題子供サミットに秋田県代表として参加した、合川中学校3年の櫻田壮さんと加藤青葉さんが全国サミットでの発表について報告。「全国の取り組みを知ることができ、今後の取り組みの参考にしたい」と述べた。
 3班に分かれてグループ討議を行った後、いじめ防止に向けて必要な取り組みを出し合い、グループとしての意見をまとめた。「いじめについて全校で話し合う機会を設けることは大切。いじめに対する考えや意見が共有でき、取り組みを効果的に進めることができる」などとする意見が出された。
 「いじめといじりの境界」について話し合った中学生のグループは「何気ない言葉でも相手を傷つけてしまうこともある。言葉にする前に自らに置き換えて考え、相手が傷つくと思う言葉は使わないようにすることが大事。相手のことを知り、考えることが必要」などと訴えた。

 

間瀬川で小水力発電 大湯の西村林業 起工式、来年4月に開始

2018-08-23
来年4月の発電を目指して行われた起工式(花輪字近江谷地の建設予定地)
 鹿角市十和田大湯の西村林業(西村公一社長)は、花輪地内の間瀬川に近江谷地小水力発電所を建設する。年間発電量は最大で33万㌔㍗(一般家庭約78世帯分)の能力を見込み、来年4月からの発電開始を予定している。
 小水力発電は、一般河川、農業用水、上下水道などの水流を活用し、その落差や勢いで水車を回して発電する。ダムなどを開発して行う一般的な水力発電に比べ小規模。年間を通して安定した発電が可能で、設備利用率は太陽光発電より高い。
 鹿角市内では2016年11月、調査研究と普及を図る民間の任意団体「北東北水力利用推進協議会」(会長・西村社長)が発足。先進地視察、講演会や意見交換を行っている。
 発電所の建設場所は、花輪字近江谷地内に架かる長野橋上流の間瀬川。落差は12㍍で、最大出力は49㌔㍗、年間発電量は33万㌔㍗を予定している。事業費は約1億5000万円。来年3月完成し、同4月に試運転、発電を開始する。固定価格買い取り制度で収益事業を行う。
 発電所の起工式が22日、建設予定地で行われ、市、県、民間関係者約20人が出席、工事の安全と事業の発展を祈願した。民間による小水力発電は、大手企業や農業関係団体などが導入しているが、地元の民間会社が取り組むのは珍しいケース。
 西村社長は「森林の新しい活用モデルと位置付けている。木材の価格が低迷する中で、立ち木によって生計を立てるのは難しい。水を利用して収益を上げ、地域経済の向上につなげたい」と話している。

 

頬かむりし優雅に舞う 毛馬内盆踊り こもせ通りで開幕

2018-08-22
見物客を魅了した毛馬内盆踊り(こもせ通り)
 国の重要無形民俗文化財で、県内三大盆踊りの一つに数えられる「毛馬内盆踊り」が21日、鹿角市十和田毛馬内の毛馬内こもせ通り(本町通り)で開幕した。頬かむりをした男女がかがり火を囲んで優雅に舞い踊り、見物客を魅了した。23日まで。
 50回の節目を迎えた子ども盆踊りコンクールや勇壮な呼び太鼓に続いて午後8時ごろ、毛馬内盆踊りがスタート。大太鼓と笛のはやしで踊る「大の坂」を皮切りに、無伴奏の唄のみで踊る「甚句」、「毛馬内じょんから」と続いた。
 男性は紋付き等の着物に水色の蹴出し、女性はじゅばんにとき色の蹴出しで留め袖や訪問着等をまとい、きらびやかな帯の下に黄色のしごき帯を巻き、手拭いで顔を覆う独特の衣装。かがり火を囲んで輪になった踊り手たちが、郷愁を誘う大太鼓と笛の音色に合わせ、ゆったりとしたテンポでしなやかな踊りを繰り広げた。
 起源は定かではないが、大の坂は京都の念仏踊りの流れをくむといわれる。甚句は南部領だった約450年前、戦いから帰った将兵たちをねぎらったのが始まりとされる。
2 000年から各地の盆踊り等をゲストに招き、「北の盆」のタイトルで開催している。
 22日は午後6時半から「ナニャドヤラ葛巻愛好会」(岩手県)、呼び太鼓、8時から毛馬内盆踊り、23日は午後5時から地元の子どもたちによる盆踊り合同披露、6時半から「八幡平水沢盆踊り太鼓保存会」(鹿角市)、8時から毛馬内盆踊りが行われる。

「涙出るほど感動」 全国高校野球の金足農 北鹿にも旋風吹く

2018-08-22
大型モニター前で金足農業に声援を送る人々(いとく大館ショッピングセンター)
 第100回全国高校野球選手権記念大会で、躍進した秋田代表の金足農業は21日、決勝で優勝候補・大阪桐蔭(北大阪)に2―13で敗れ、準優勝で激闘に幕を下ろした。県勢としては第1回大会以来、103年ぶりとなる決勝の舞台。北鹿地方でも住民たちが各地で声援を送り、「感動をありがとう」と感謝する声が上がった。〝金農旋風〟を受け、野球関係者からは今後の北鹿勢の活躍に期待する声も聞かれた。
 大館市御成町のいとく大館ショッピングセンターでは、3階に大型モニターが設置された。決勝開始直後から約60人が集まり、一球ごとに歓声を上げる姿があった。試合終了後も、画面に両校の選手が映し出されると、健闘をたたえて拍手をしていた。
 大館市花岡町の60歳代女性は「十分頑張った。感動をもらえ感謝しかない。負けはしたが優勝以上の価値がある。ありがとうと言いたい」とたたえた。青森県弘前市の男性(44)は「同じ東北の人間として応援していた。毎試合、涙が出るほど感動をもらった。本当にお疲れさま」とねぎらった。
 野球関係者らも試合の行方を見守った。今年夏、金足農と県予選2回戦で対戦し、0―2で敗退した秋田北鷹の当時の主将、長田大翔(ひろと)さん(3年)は「常に全力で戦っているところは予選からだった。後輩たちには良い投手に負けない打撃のレベルアップを図ってほしい」と願った。木藤大嗣監督は「甲子園の決勝まで勝ち上がったチームと試合したのは良い経験。ナンバーワン投手と戦っていろんなことを学んだはず。最後まで諦めないという金農の姿を見て意識を高く持ち、普段から声を出すなど取り組んでほしい」と期待した。
 2011年春のセンバツ甲子園に出場した大館鳳鳴の当時の主将・小貫慧太さん(24)=大館市=は「北鹿地方の高校生も多くの人に応援されていることを忘れないでほしい」とエール。小貫さんと同期の山口智哉さん(25)=大館市=は「大事な場面で得点でき、辛抱強く守る力を後輩たちには磨いてほしい」と北鹿の高校生たちに期待を寄せた。

「西六郷」が歌声披露 北秋田市の浜辺の歌音楽館 地元合唱団と合同演奏も

2018-08-22
西六郷少年少女合唱団が出演した定期演奏会(浜辺の歌音楽館)
 北秋田市米内沢の浜辺の歌音楽館で20日、第95回定期演奏会が開かれ、児童合唱の先駆者として有名な東京都の西六郷少年少女合唱団が出演。市出身の作曲家・成田為三の楽曲などを高らかに歌い上げた。
 西六郷少年少女合唱団は、県出身の音楽家鎌田典三郎さんが1955年に東京都内で結成した西六郷小学校少年少女合唱団が前身。合唱コンクールでの受賞やテレビ出演などで有名となり、児童合唱団の目標となっていた。
 鎌田さんの死去に伴いいったんは解散したが、新西六郷少年少女合唱団として再結成、2015年に西六郷少年少女合唱団に改名して活動を続けている。
 第1部は「世界の歌」と題してエーデルワイスやグリーンスリーブスなどを披露。第2部では「秋田の歌」をテーマに、成田為三の代表曲「浜辺の歌」など秋田ゆかりの曲を披露した。浜辺の歌音楽館少年少女合唱団との合同演奏も行われた。
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