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議員定数 次回、最終判断へ 北秋田市議会改革特別委 「削減」「維持」溝埋まらず

2021-01-15
北秋田市議会の議会改革特別委(市役所)
 北秋田市議会の議会改革特別委員会(佐藤文信委員長)は14日、市役所で開き、前回までに引き続き「議員定数」に関する協議を行った。「削減派」と「現状維持派」がそれぞれ意見を交換したものの、平行線は変わらず。今月下旬に開く次回の委員会で「最終的な判断を出す」ことで一致した。
 同市議会の議員定数は。2011年6月定例会で議員発議により削減案が提出され、賛成多数で可決、当時の26から6削減した。14年の選挙から適用している。
 昨年10月に設置された特別委では、常任委の任期や議会でのICT化などとともに「定数」が協議項目に加えられた。
 削減を求める会派からは「人口が減少している現状では減らすべき」「2人は減じる必要がある」との声が上がった一方、「広大な面積の中では、議員のいない地域が発生する懸念もある」「議員を減らすことで市民の声が届きにくくなる」として「現状維持」を訴える意見も出された。12月には2回にわたり、集中的に審議を行ったものの、意見は平行線をたどっている。
 この日の特別委では、11年に定数を削減した際の議論を確認したり、今後の市の人口推移の見通しから持論を展開したりと、さまざまな角度からの意見が出されたが、双方ともに妥協点等は見いだせず、歩み寄りは難しい状況。佐藤委員長は「次回の特別委で、最終的な判断を出したい」と提案、全委員が了承した。

1次避難所 12公民館に備品設置 コロナにも対応 来月は開設訓練 大館市

2021-01-15
各公民館に配備された感染対策用品や備品の一部(二井田公民館)
 大館市は、新型コロナウイルス対策を盛り込んで改定した避難所開設・運営マニュアルに基づき、1次避難所に当たる12公民館に、間仕切りやダンボールベッドなどの対策用品20種類を配備した。コロナ禍の対応に備えるため、2月中旬には避難所開設運営訓練を行う。市危機管理課は「最終的には各地区住民で、地域住民が一体となって避難所を運営できるよう、周知徹底したい」としている。
 市は昨年8月に避難所開設・運営マニュアルを改定。密を避けるため、避難所の1人当たりのスペースをこれまでの3平方㍍から2倍の6平方㍍に広げた。市の避難所は、公民館などの1次避難所12、学校などの2次避難所106、福祉避難所16の計134カ所。1次避難所の収容人数を超えた際は、2次避難所などで受け入れ対応する。
 避難所開設時用の感染対策用品や備品は20種類を新たに配備することにし、秋ごろからフェースシールドやポケットコート、12月末には間仕切りやダンボールベッドを各公民館に設置。個人用防護衣やテント、簡易トイレなども近日中に整備する予定という。避難から3日分を想定した数を備蓄し、不足時は相互に調整する。危機管理課は「保管場所を確保できないという場合は対応する。大切なことの優先順位を考え対処してほしい」と呼び掛ける。
 装備品がそろう2月中旬には各公民館を対象に、取り扱いや組み立て方法についての説明を兼ねた避難所開設運営訓練を実施予定。実物を使った訓練を行うのは今回が初めてとなる。同課は「まずは全体で基礎的事項を指導・確認し、各公民館を通し地区住民と連携をとりながら避難所運営をできる体制を整えたい」としている。

鹿角市議選、知事選 期日前投票は6カ所 コロナで厚生病院など実施せず

2021-01-15
 鹿角市選挙管理委員会(千葉昭三委員長)は14日、市役所で開き、市議会議員選挙(3月7日告示、14日投開票)と県知事選挙(3月18日告示、4月4日投開票)の投票所や開票場所、時間などを決めた。
 投票所は46カ所で、一昨年7月執行の参議院議員選挙と同じ。地区別では八幡平13カ所、尾去沢3カ所、十和田14カ所、花輪カ所。ポスター掲示板の設置場所は280カ所で変更なし。
 投票所の開閉時間は39カ所で閉所を1時間繰り上げ、午前7時から午後7時までとする。このほかの7カ所は閉所をさらに繰り上げて午後6時までとする。
 開票は市議選、知事選とも午後8時から記念スポーツセンターで行う。
 期日前投票は市議選が3月8~13日、知事選は3月19日~4月3日に受け付ける。場所は市役所本庁、十和田、尾去沢、八幡平、大湯各支所、コモッセの6カ所で、時間はいずれも午前8時半~午後8時。
 なお、いとく鹿角ショッピングセンター、かづの厚生病院の2カ所は、新型コロナウイルス感染予防対策のため今回、期日前投票は実施しない。

コロナ禍 タクシー苦境 忘・新年会自粛で利用「ゼロ」 大館市内すでに2社廃業

2021-01-14
配車依頼を待つタクシー(冨士タクシー)
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で忘年会・新年会が自粛傾向にある中、タクシー業界や自動車運転代行業界の需要が低迷している。例年であれば一年で一番の稼ぎ時だが、「新年会会場からの輸送はほぼゼロ」という事業所も。売り上げは前年に比べて2~3割落ち込んでおり、稼働台数を減らしたり、営業時間を短縮したりといった対応を余儀なくされている。「今までにない厳しい状況」という声が漏れる。
 大館市大町の冨士タクシーでは、昨年4~6月の売り上げが前年同期の6割まで減ったが、市のプレミアム付き商品券の影響などで徐々に需要が回復。10月には前年同期比85%まで持ち直した。しかし11月は同75%、12月は同78%、1月も同70~80%に沈む。
 県ハイヤー協会大館支部長も務める髙橋紀博社長は「通常12~1月は、1年間の売り上げの3~4割を稼げる一番の繁忙期」と話す。週末には多い日で500~600件の配車依頼があるが、今年は忘年会・新年会が激減した影響で半減し、「会社、団体規模での会が少なく、会場への配車はほとんどない」という。
 車両の稼働台数を減らしたり、運転手の出勤時間を変更したりして経費の削減に努めている。コロナ禍以前は24時間体制で対応していたが、現在は午前2~6時の営業を取りやめ。市内ではコロナ禍で既にタクシー会社2社が廃業した。運転手不足も叫ばれる中、「需要はもう戻らない。地元の利用客を大切に、安心して利用できる、働ける環境にしていかないと」と危機感を抱く。
 同市釈迦内のタクシー会社・さくら観光も「会社、法人単位の新年会からの輸送は、ほぼゼロ」と語る。山口謙一統括部長は「例年に比べ需要減が顕著。年明けからはさらに加速している。緊急事態宣言が出たこともあるのか、外出を控えている印象。これまでなら一度に3~4台の配車依頼もあったが、今年は記憶にない」とこぼす。
 市のお持ち帰りグルメ配達サービス「大館の食タクシー」が好調なほか、高齢者らからの通院、買い物時の需要が堅調で、「日中でいくらかはカバーできている」というものの「夜の売り上げは例年に比べ2~3割減少している」と明かす。「いつまで我慢すればいいのか心配。一歩ずつ丁寧に、工夫していくしかない」と対応を模索する。
 一方、運転代行事業者からは「一番影響を受けている業界」との声が上がる。同市餌釣のひがし運転代行は、12月の売り上げが例年に比べて約3割減だった。浪岡博幸代表は「それでも、忘年会はそれなりにあった」と振り返る。利用客減少は1月に入ってから拍車がかかり、「新年会が全くない。赤字の日もある。5割減どころではない。今までにない状況」と頭を抱える。
 このため、稼働台数や待機する運転手を減らさざるを得なくなった。「例年であれば忙しい時期。でも今は全然駄目。2~3月はどうなるか分からないが、コロナ次第。給付金やプレミアム商品券でなんとかなっていたが、今後も助成がないと厳しい。可能な範囲で催し物が再開してほしい」と切実に願っている。



鹿角市 道の駅2施設と協定締結 災害時に支援協力 観光客らの一時避難所に

2021-01-14
災害協定の締結式=左から岩船社長、児玉市長、村上社長(鹿角市役所)
  鹿角市と、市内にある道の駅2施設の指定管理者であるかづの観光物産公社(岩船勝広社長)、ノリット・ジャポン(村上久典社長)が13日、災害時における支援協力に関する協定を締結した。有事には両施設が一時避難所となり、帰宅困難となった観光客らの支援に対応する。市の災害協定は今回を含めて34件で、観光客を支援対象としたのは今回が初めて。
 協定締結により、大規模災害の発生時、市からの要請を受けた道の駅2施設が一時避難所として開設する。両施設に避難した観光客やビジネス客らに対し、トイレや飲料水、食料、生活物資、災害情報、帰宅可能な交通手段の情報などの提供が可能となる。
 市役所で締結式が行われ、児玉一市長、岩船、村上両社長が協定書を取り交わした。
 児玉市長は「市民の安全安心なまちづくりはもとより、観光産業の推進を掲げる本市としての災害対応力の強化が図られた」と感謝。
 岩船社長は「協定の意味、意義を社内で徹底し、有事の際、迅速、確実に動けるようにしていきたい」、村上社長は「現場のメンバーと経営陣を含めて、有事の対策を柔軟にできる体制をつくっていきたい」との考えを示した。
 道の駅おおゆの指定管理者は4月1日から「恋する鹿角カンパニー」(村上久典社長)となるため、再度、協定を締結する予定。



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桜櫓館耐震改修 腐食広範で工期延長 大館市 3月中旬の完成目指す

2020-12-31
耐震改修工事が行われている桜櫓館(月撮影、大館市字中城)
 大館市が所有する国登録有形文化財「桜櫓館(おうろかん)」の耐震改修工事は、当初予定していた来年1月中旬の工期を2カ月延長し、3月中旬の完成を目指している。補強は終えたものの、想定より構造材や屋根下地材の腐食などが広範囲におよび、手間がかかっていることや部材の発注で遅れが生じた。4月に見学・貸館を再開する予定。
 耐震診断で東西方向の耐力壁が不足し、窓や戸などの開口部も多いため暴風時に倒壊の恐れがあると判定。南北方向の壁量はあるものの配置バランスが悪く、地震時に建物が変形しやすいとされ、5月から改修工事を行っている。事業費は約6500万円。
 文化財の価値を守ることと安全性確保の両立を目指し、できるだけ見えない位置で耐震化することを前提とし、建設当時の材料も可能な限り使用。既存の土壁は撤去し、構造用合板で耐力壁を設けた上で、再び土壁で仕上げる。屋根は既存の野地板と垂木、2階床は床板と根太の固定方法をそれぞれ確認し、想定と異なる留め金物は交換または増し打ちを行っている。土台と基礎、柱と横架材(土台・梁(はり))などの金物補強、既存梁を補強するための鉄骨梁と柱の新設なども進めている。
 過去の修繕が意匠的価値を損ねているとして、外壁や屋根の復元を図る。木製建具の組子修理やふすま・障子の張り替え、外観木部保護塗装も行う。浴室など使用していない部屋は物置に改修。電気・機械設備は更新する。庭園の樹木は剪定(せんてい)し、建物の外観が見えるよう整える。
 桜櫓館は、大館町長を務めた桜場文蔵氏が1933年に建てた木造2階の和風住宅(延べ床面積324平方㍍)。ケヤキの大梁(おおばり)と長尺・幅広の床板、秋田杉の長押(なげし)も継ぎ足すことなく長尺が使われた。各部屋の書院、部屋の障子や階段の手すりにも高度な技術が施され、2階の屋根から突き出た展望台もある。80年に現在地へ移転工事(曳家(ひきや))が行われ、北側の和室を解体。99年7月に登録文化財となった。
 市歴史的風致維持向上計画の重点区域内にあり、桜場氏が秋田犬保存会長だったことや、隣接の桂城公園で本部展覧会が開かれていたことから、秋田犬を守り育てる風致も貴重だとして「歴史的風致形成建造物」に指定。市は2018年9月に民間所有者から土地・建物を購入した。

感染対策し新年へ 北鹿地方の神社 初詣の準備進む 「混み合う日時避けて」

2020-12-31
マスク、フェースシールドを着用して絵馬の準備作業をする学生(大館神明社)
 2020年も残すところ1日となった。新型コロナウイルスに悩まされ続けた1年の暮れを迎え、北鹿地方の神社では新年の初詣に向けた準備が大詰めを迎えている。感染防止対策にも気を配りながら、慌ただしく作業を進めている。
 毎年大勢の参拝客が訪れる大館市の大館神明社(佐藤文人宮司)では、縁起物の準備作業が進む。来年の干支(えと)「丑(うし)」にちなんだ巨大絵馬と同じ絵柄の絵馬や、招き猫をイメージした「開運干支土鈴」などを用意。牛の着ぐるみを着たハローキティのお守りや、コロナウイルスに関連して「疫病退散」の茅の輪守り、旅行安全御守なども並べる。破魔矢や熊手なども含めて約100種類を頒布する予定だ。
 30日は、アルバイトの高校生や大学生が説明を受けた後、絵馬に麻のひもを結ぶ作業を行った。新年に願いを込め、一つ一つ確認しながら丁寧に仕上げていた。
 初詣の感染防止対策として、縁起物を頒布する授与所ではアルバイトの巫女(みこ)らにマスク、フェースシールド、手袋を付けて接客してもらう。例年1カ所だったおみくじ売り場は2カ所に分け、密を避ける。各所に消毒液を置き、参拝客にマスク、手袋の着用、対人距離の確保を求めるため注意書きも掲示する予定。
 例年大みそかから元日にかけて24時間体制で参拝客の対応に当たっていたが、この元日午前3~7時は閉鎖して受け入れを取りやめる。
 コロナ禍の今年は分散参拝の問い合わせが複数あり、既に縁起物を買い求める人も見られるという。同神社は「感染対策をし、人との距離を保って参拝してほしい。初詣は新年初めてのお参り。新年の混み合う日時を避けて訪れてもらえれば」としている。
 駐車場は神社北側の曳山車車庫前のほか、今年境内整備事業で新設した境内北側も利用できる。約90台分を確保できる見通しで、周知している。

北鹿地方に大雪 倒木や交通に乱れ 年末年始も警戒を

2020-12-31
雪が降り積もって倒木が発生した現場(北秋田市七日市)
 冬型の気圧配置が強まった影響などで、北鹿地方は30日、大雪に見舞われた。秋田地方気象台によると、午後4時までの24時間降雪量は北秋田市阿仁合で37㌢を記録。同市や鹿角市では倒木があり、道路の一時通行止めなども発生した。公共交通機関も乱れた。
 気象台によると、午後4時までの24時間降雪量は鹿角市で30㌢、北秋田市鷹巣で17㌢。同時刻現在の積雪の深さは鹿角市で50㌢、阿仁合で47㌢、鷹巣で32㌢まで増えた。
 午後4時現在、北秋田市では雪の重み等のため計4カ所で倒木が発生。同市七日市の県道では、2カ所で樹木が電線に倒れかかった。国道や市道でも倒木が道路をふさぐなど影響が出た。鹿角市八幡平堀合の市道でも倒木があり、午前5時ごろから約7時間にわたって全面通行止めとなった。
 JR秋田支社によると、大雪の影響で花輪線は午後1時30分から全線で運転を見合わせた。普通列車上下8本が運休、同2本が区間運休した。
 全日空によると、大館能代発羽田行き720便は雪のため出発が遅れ、31分遅れの午後0時41分に到着した。
 気象台によると、県内は31日から1月1日にかけても強い冬型の気圧配置が続き、大雪となる所がある見込み。31日午後6時までに予想される24時間降雪量は、多い所で平野部40㌢、山沿い50㌢。その後も雪が降り続くとみている。交通障害や建物被害への警戒、屋根からの落雪や路面・水道管凍結、なだれなどへの注意を呼び掛けている。

平日の歩行者 大町、御成町など大幅減 大館商議所通行量調査 コロナ予防で外出控え

2020-12-30
 大館市の中心市街地の人通りについて、大館商工会議所の通行量調査によると、大町と御成町2丁目、同3丁目の平日の通行量(歩行者)は前年を8~38・6%下回った。今年から新たに観測地点とした比内町扇田は、平日の通行量が休日に比べて2倍以上多い結果となった。大館商議所は「新型コロナウイルスの感染予防で外出を控える傾向が大きく反映したものと考えられる」としている。
 商業振興の研究や施策の参考にするため、10月16、18日の午前10時から午後5時まで調査。歩行者は商店街を形成する大町と御成町2、3丁目、比内町扇田の4地点、車両は大型店が立地する清水町、大田面を加えた6地点でそれぞれ計測した。両日ともに晴れや曇りで外出向きの天候だった。
 平日の歩行者は2丁目が382人(前年比8%減)、3丁目325人(38・6%減)、大町271人(18・1%減)、扇田153人の計1131人。休日は2丁目304人(28・5%減)、3丁目406人(12・3%減)、大町176人(32%減)、扇田70人の計956人。すべての地点で平日、休日ともに昨年から減少した。
 2丁目と大町、扇田で平日の通行量が休日を上回っており、銀行や病院などの利用を目的にした来街傾向が見られる。扇田については休日に銀行や病院だけでなく、商店街の多くが閉店していることも歩行者の大幅減につながったとしている。
 2丁目は「リニューアル、リノベーション事業が進む駅前地区の来街者をいかに誘導できるかが重要な課題」と分析。3丁目は「いとくショッピングセンターが目的地となっている。そこを起点に沿道の個人店などを生かし、来街者の回遊性を高める取り組みが求められる」とした。大町は「本年度は県よろず支援拠点事業による『0円改装』で、小売店やハチ公プラザの店舗リニューアルが行われ、今後の集客効果に期待」としている。
 車両の総数は平日が2万8468台、休日は2万8212台。休日の大田面が8267台(2・5%減)で最も多く、以下は▽平日の大田面7288台(2・4%増)▽休日の清水町6862台(1・7%減)▽平日の清水町6376台(0・4%増)▽平日の大町4131台(1%増)▽休日の3丁目3789台(2・2%増)▽休日の大町3750台(13・9%増)▽平日の3丁目3740台(6・4%減)▽平日の2丁目3493台(10・1%増)▽平日の扇田3440台▽休日の扇田2780台▽休日の2丁目2764台(2・1%増)―と続いた。
 7地点で増加したほか、車両・歩行者とも前年より早い時間帯に最多通行量を記録した地点が多く見られ、「遠出を控え、外出の際には車を使用して買い物や外出時間を短くする行動をとっている」と考察した。
 総括では「日沿道の大館市に関連する区間が開通し、大館能代空港や東北道を含めた広域交通網が形成され、人や物流の動きが活発になることが期待される。今後も引き続きハード整備やソフト施策が、車両・歩行者通行量に及ぼす影響を注視することが重要」とまとめた。

比内地鶏 過剰在庫ほぼ解消 官民一体で対策 一部で入荷不足も

2020-12-30
今年6月にJAあきた北青年部が開いた比内地鶏肉の販売会。生産者がおいしさをPRした。
 大館市の助成事業などを背景に比内地鶏の需要が高まっている。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で一時期は過剰だった在庫が11月までにほぼ解消。各種助成事業できりたんぽセットなどの販売が例年よりも好調で、事業者からは「商品発送の売り上げが伸びて助かる」といった声がある一方、一部店舗では年末の需要増も相まって在庫が不足する場面も見られる。
 比内地鶏は大館が本県の主要産地。新型コロナの影響で、主な出荷先の首都圏からの注文が激減したため、市内卸売業者は一時期多くの過剰在庫を抱えた。
 過剰在庫解消のため市は8月から、卸売業者が在庫を小売店に安価で販売した場合、差額の一部を補助する事業を行ったほか、本場大館きりたんぽ協会員を対象に比内地鶏の購入助成(1㌔当たり1500円)を行う「比内地鶏販売促進助成事業」を11月末まで展開。申請は7322㌔、助成額は約1100万円に上った。これらの効果で過剰在庫は11月までにおおむね解消された。
 このほか、市が特産品の販売事業者に対して購入客の送料を負担する「特産品送料助成事業」が好調に推移。特にきりたんぽセットなどの発送が昨年よりも増えているという。同市葛原の秋田比内や(武藤幸美社長)では、比内地鶏ハンバーグなどの冷凍商品や、正肉やスープなどが一体となったきりたんぽ鍋セットの売り上げが前年比で約2倍に。担当者は「店と客の双方が助かる事業で本当にありがたい。比内地鶏の消費拡大にもつながる」と感謝する。
 一方で、一部の店では年末の需要増で比内地鶏の入荷が追いつかない場面も。同市有浦のプラザ杉の子では、例年クリスマスの時期に需要が集中する「比内地鶏のローストチキン」(税込み5000円)の販売に影響が出た。ふるさと納税の返礼品分を含め例年並みの700羽を用意したが想定を上回る注文があり、100羽超の注文をキャンセルする事態となった。コロナ禍で忘新年会を開催しない企業から「チキンを購入して社員たちに配りたい」という注文が想定以上に多かったという。
 JAあきた北の生産部会(高橋浩司部会長)は今年の生産羽数を当初21万5000羽と計画していたが、5月から4割減産とし14万5000羽に修正した。月に開いた関係団体への報告会で高橋部会長は「行政、商工団体、地域一丸となった支援に感謝したい」と述べた。通常の生産羽数に戻せるよう今後もPR活動を続けていくとし、来年の生産は通常時から2割減の18万羽とするとしている。

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鹿角 今年は「たんぽ会」でPR 「発祥まつり」規模縮小で 鍋など4種類食べ比べ

2020-11-23
4種類の料理が用意された「たんぽ会」(道の駅かづの)
 名物きりたんぽの発祥地・鹿角をPRするイベント「たんぽ会」(実行委員会主催)が22日、道の駅かづの「あんとらあ」で行われた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、恒例の「きりたんぽ発祥まつり」の規模を縮小して開催。寒空の下、訪れた家族連れなどが屋内の団体食堂で熱々のきりたんぽ料理をおいしく味わった。
 発祥まつりは例年、道の駅かづのを会場に、市内5店舗程度が出店する「きりたんぽ鍋大集合」のブースや市観光イメージキャラクター「たんぽ小町ちゃん」の誕生会、特産品の販売、たんぽ手作り体験、ステージイベントなどが行われ、多くの観光客や住民らでにぎわいを見せる。
 しかし、今年は新型コロナのため、ステージイベント等は行わず、飲食に特化した形で「たんぽ会」を企画した。
 14日は道の駅おおゆ、22日は道の駅かづのと会場も分散して開催する予定だったが、直前の12日に市内初の感染者が確認されたことから14日は急きょ中止を決定。その後、18日以降は感染者が確認されていないといった感染状況を踏まえ、関係機関等と協議した上で、この日は開催することになった。
 昼と夜の2部に分けて開催。昼の部は1000円できりたんぽ鍋2杯分が味わえる仕組みで、市内外から約40人が来場した。メニューは伝統的な鍋料理2種類と「山子鍋」「ミートグラタンポ」の計4種類。
 きりたんぽのルーツともいわれる山子鍋は、山子や猟師の食事をイメージして再現し、キジのだし汁でみそ風味に仕上げたもの。ミートグラタンポはグラタンときりたんぽを組み合わせた逸品で、来場者の人気を集めた。
 家族3人で訪れた大館市の男性(40)は「いろいろなきりたんぽ料理の食べ比べができて楽しかった。発祥まつりには毎年来ていたが、今年も食べる機会があって良かった」と話していた。

ヤマノイモ地元でPR JAあきた北 旬菜館できょうまで販売

2020-11-23
ヤマノイモを販売し、特産を地元にPRした(とれたて旬菜館)
 JAあきた北山の芋部会青年部(松澤幹基部長)は22日、大館市根下戸新町の同JA農産物直売所「とれたて旬菜館」駐車場でヤマノイモの販売を行い、大館の特産を地元にPRした。23日まで。
 青年部と販売営農部の共催。新型コロナで関西圏などへの出荷の動きが鈍く、地元の販売にも力を入れようと、初めて企画した。
 ヤマノイモは400~500㌘のLサイズを3個1000円、1箱10㌔、25個前後を7000円で販売。訪れた市民らは、ゴロゴロと大きなヤマノイモを品定めしていた。
 松澤部長は「まだまだ地元の知名度は低い。今回の直販を含め、地元の消費者を増やしていけるよう、レシピ開発にも力を入れていきたい」としていた。
 販売は23日も行われる。午前9時から午後3時。

大館駅周辺整備事業 23年度の完成目指す コロナ影響し1年延期に 駅前広場は来春閉鎖

2020-11-22
 大館市は20日夜、北地区コミュニティセンターで大館駅周辺整備事業の説明会を開いた。御成町のJR大館駅を公共施設機能を併せ持つ「合築」駅舎に建て替え、駅前の広場を整備する事業。当初完成時期を2022年度と計画していたが、新型コロナウイルスの影響で23年度までに延期した。工事に伴い、現在の駅前広場を来春から閉鎖する予定で、バスの乗降所や車両通行の変更に協力を呼び掛けた。
 説明会には市民約20人が参加し、市が計画の概要や工事スケジュールを説明した。
 市が示したスケジュールでは、本年度は駅前広場のバス停の撤去工事を行い、来年度から広場を閉鎖して、仮駅舎建設、現駅舎撤去工事に入る。
 仮駅舎は現在の駅前広場ロータリーの中央部分に建設する。来年4月から広場内に車両が乗り入れできなくなる予定で、広場前にバス乗降所を、自由通路(若草ロード)南側に一般車両の仮駐車場を設ける。路線バス、高速バスのルートを変更し、清水町側の通りから駅前に進入することになると説明した。
 合築駅舎建設工事は22年度に着手し、23年7月の供用開始を目指す。1、2階はJR施設、1階の市施設は「都市施設(地域交流センター)」として、イベントホールや多目的スペース、トイレ、授乳室、バス発券カウンターを設ける。ホールには勉強などができる机や椅子も配置する。
 22年度は駅の乗り換えこ線橋にエレベーター2基を設置しバリアフリー化を図る工事を計画。駅舎関連の工事はJRに委託して行う。
 23年度は駅前広場整備工事を予定し、事業完成となる。担当者は「現在は駅前広場への入り口が4本あるが、出入り口を一つに集約し安心安全な公共交通の結節点としたい」と述べた。広場には一般車・身障者用の駐車場のほか、自由通路南側に駐車場・駐輪場を設ける。合築駅舎の南側には広場を設け、秋田犬群像を移設する予定。
 市企画調整課の羽生昇二課長は「市観光交流施設・秋田犬の里のオープンが駅前のにぎわい創出の力となり、東京・渋谷区から青ガエルが移設され、新たなシンボルが加わる。一方、新型コロナの影響で工事に遅れが生じ、完成まで交通規制で不便をかける。市の玄関口にふさわしい駅と駅前広場のリニューアルに協力してほしい」と述べた。

「ラジオおおだて」1月中旬開局へ コミュニティーFM 北陽中生徒が番組も 北鹿で2局目

2020-11-22
ラジオ開局に向けて練習する生徒たち(大館市釈迦内の大館放送)
 大館市釈迦内のラジオ局大館放送(小山明子代表・局長)のコミュニティーFM「ラジオおおだて」が来年1月中旬に開局する。北鹿地方では2例目となる。メイン番組の進行役となるパーソナリティーは日替わりで市民が務め、北陽中学校(伊多波卓美校長)の生徒12人も参加。地域に密着した情報を届けて、古里を盛り上げたいと挑戦することを決めた。生徒たちは幅広い年代が地元を深く知ることができる番組にしようと、練習を重ねている。
 コミュニティー放送局は、市区町村の一部の地域で、地域に密着した情報を提供するためのFMラジオ放送局。きめ細やかな地域情報の提供、福祉活動への利用、防災情報伝達等に役立つと期待されている。
 小山代表が2018年度、会社役員や税理士ら6人で開局準備室をつくり、開局に向け必要な資格「第2級陸上特殊無線技士」を取得。総務省東北総合通信局は今年6月、同社に対し、コミュニティー放送局の予備免許を付与した。
 事業所と放送局は、大館ゴルフセンター(釈迦内)敷地内に設置。11月の開局予定だったが、アンテナなど機材設備の準備が遅れたため、1月中旬に放送を開始する。
 主な放送内容は、同市の天気やイベント、交通と防災など生活情報を中心にし、番組に出演するパーソナリティーは市民に限定。地域密着メディアとして地域活性化を目指す。
 11月21日現在、決まっている番組は10~70代の市民がパーソナリティーを務める月曜~金曜の朝(午前10時から正午)と夕方(午後5時から同6時)の2本。このほか、市も番組を借り上げ、情報を発信する。
 このうち、同校の生徒たちは毎週水曜日、夕方の番組を担当。3グループに分かれて、交代でパーソナリティーを務める。生徒たちは11日から週に1回、練習を開始。小山さんの指導の下、限られた時間内にいかに声だけで情報を伝えられるかを考えて、本番に向けて取り組んでいる。
 練習時、会話を広げてメンバーを先導していた浅利青輝(はるき)さん(2年)は「自分だけが話すのでなく、全員が参加できるよう意識している。練習を重ねて、北陽中ならではの番組をみんなでつくりたい」と意気込む。伊多波校長は「子どもたちがこの経験を通して、表現方法を学び、人として成長することを願っている」と述べた。
 小山代表は「子どもたちが番組を持つことは全国的にも珍しい。協力を快諾してくれた伊多波校長には感謝しかない。情報を見直し、言語化して伝えることは難しい。子どもたちにとって教育の一つとなり、聞く人に熱意が伝わる番組を目指す」と抱負を語った。

鹿角そばっこまつり開幕 市内外の5店を巡る 先着250人割り引き コロナ対策で16日間

2020-11-22
そばを薬味の松館しぼり大根と味わう男性(道の駅かづの)
 「そばの里」づくりに取り組んでいる鹿角市で21日、「第9回鹿角そばっこまつり」が始まった。例年は道の駅かづの「あんとらあ」を会場に市内のそば店など5店舗程度が出店して開いていたが、新型コロナウイルス感染症対策で開催期間を16日間とし、市内外の参加5店舗を巡る形で行っている。
 ソバ生産者や食品加工業者、飲食店、行政などで構成する鹿角そばの里づくり推進協議会(安保春喜会長)の主催。鹿角産ソバの消費拡大などを目的に2012年度から開いている。
 道の駅かづの「あんとらあ」のレストランでは鹿角産そば粉を使用した「大日堂ざるそば」が人気を集めた。埼玉市から訪れた70代の男性は「辛み大根とそばが合っていておいしい」と松館しぼり大根とそばの相性の良さに舌鼓を打っていた。
 12月6日まで。各店舗先着250人は価格が200円引きとなる。各店舗のアンケート用紙に記入した人が対象。
 参加店舗と対象メニューは▽満月(大湯)=そばメニュー全て▽京にしき(花輪)=手打ちそばメニュー全て▽したかわら(花輪)=そばメニュー全て▽かづの庵(大館市十二所の北部老人福祉総合エリア内)=自家製粉そばメニュー全て▽あんとらあレストラン(花輪)=大日堂ざるそば。
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ミス・ワールド日本代表 金谷鞠杏さん(大館市出身) 佐竹知事を表敬訪問

2020-10-24
佐竹知事と記念撮影に応じる金谷さん㊨(県庁)
 女性の美しさや品格、タレント性などを競う世界大会「ミス・ワールド2020」の日本代表に選ばれた大館市出身の金谷鞠杏さん(18)=エイベックス所属=が23日、佐竹敬久知事を表敬訪問した。金谷さんは「自国の問題などについて積極的に発信し話し合うということが大事になる。日本の問題を怖がらずに10代の代表として発信していきたい」などと世界大会に向けた意気込みを語った。
 金谷さんは中学校までを大館市で過ごし、ご当地アイドルとして活動した。現在は男女7人組ダンス&ボーカルグループ「GENIC(ジェニック)」のメンバーとして活躍している。
 金谷さんは所属事務所の関係者らと県庁を訪問。佐竹知事は「総合的な魅力が求められるミス・ワールドで日本代表となるのは簡単なことではないと思う。秋田の自慢」などと祝福。「日本だけではなく秋田のPRもお願いしたい」の依頼に金谷さんは笑顔で「もちろんです」と応えた。
 日本代表に決定した瞬間について金谷さんは「うれしかった半面、日本代表としての責任を背負っていかなければという気持ちになった。日本代表としての経験を大切にしていこうと思った」と振り返った。今後についての質問には「秋田が大好きなので、まだまだ知らない秋田のことを学び、きりたんぽなど身近なことから発信していきたい。音楽でみんなを元気にしたい」などと語った。

 

地域応援プラン10年 コロナ収束後見据えた整備も 大館の推進会議3団体の活動視察

2020-10-24
ミズバショウ群生地に設置された遊歩道を視察する委員ら(大館市粕田)
 大館市地域づくり協働推進会議(会長・名村伸一副市長)は23日、地域応援プラン活動支援事業の現地視察を行い、各団体の取り組みについて説明を受けながら効果などを確認した。事業は10年の節目を迎え、新型コロナウイルスの影響で計画通りに進まないケースがある一方、コロナ収束後の観光を見据えた環境整備も見られた。
 地域の活性化や課題解決に向けた市民活動を支援するもので、2010年7月にスタート。本年度は計画づくり支援(上限20万円助成)に1団体、活動1年目(同100万円)に3団体、2年目(同)に2団体、3年目のステップアップ事業(上限300万円)に2団体の計8団体を採択した。
 このうち1年目の「十ノ瀬藤の郷を活用した地域づくりの会」(観光情報発信)、2年目の粕田生産森林組合(ミズバショウの生育環境整備)、ステップアップの有浦町内会(地域コミュニティー構築)を視察することにし、委員ら11人が参加した。
 山田字茂屋地内の「藤の郷」は約80本のフジが並び、毎年5月下旬に見頃を迎える。今年はコロナ感染防止のため公開を中止。周辺道路や駐車場などを整備している。同会の幸坂雪代表は「コロナの影響で思うように進んでいないが、引き続き周辺地域との連携や多角的な視点から活性化につなげたい」と話した。
 粕田生産森林組合は、男神山の麓でふるさと林道花矢線沿いのミズバショウ群生地に遊歩道(約㍍)を設置。砕石も敷き詰め、山内俊隆組合長は「歩きやすくなった」と紹介した。ミズバショウは4月半ばから5月の連休まで見頃とし、来年度以降は遊歩道の延長や休屋・簡易トイレ設置に取り組みたい考え。地元だけでなく観光客を含めた「交流の場」を目標としている。
 有浦町内会(阿部文男会長)は町内会館を改修した。調理室機能を強化し、増加する高齢者の孤食解消を図るとともに、「子ども食堂」など新たな事業展開を計画している。

 

鹿角市 4地区で文化祭始まる コロナで展示のみ

2020-10-24
鹿角市内4地区で始まった文化祭(十和田市民センター)
 市民が日頃の芸術文化活動の成果を披露する鹿角市の地区文化祭が23日、市内4地区の市民センターで始まった。本年度は新型コロナウイルス感染防止のため食堂や芸能発表会などは中止となったものの、各種展示では創作意欲あふれる力作が並び、訪れた人たちを楽しませている。25日まで。24日限定で各市民センターを結ぶ無料循環バスも運行される。
 各地区の地域づくり協議会等が毎年、この時期に開いている恒例行事。市民の社会教育や生涯学習活動の発表の場、さまざまな文化に触れる場などとして親しまれている。
 コロナの影響で食堂やバザー、フリーマーケット、農産物直売、芸能発表会などは中止。各市民センターで活動する団体や個人、園児や小中高生の書画、写真、手芸といった作品展示のみ行われた。
 このうち十和田では今年中止となった国重要無形民俗文化財の毛馬内盆踊りをピックアップした「写真と映像で振り返る『毛馬内盆踊り展』」を開催。
 各地の盆踊りを招いて共演する夏の恒例行事「毛馬内北の盆」の映像上映や、歴代ポスター、写真コンクール作品、大太鼓、衣装などの展示が行われ、来場者の関心を集めていた。
 毛馬内の80代男性は「懐かしい映像も見られて楽しかった。来年は盆踊りを見たいと思った」と話した。
 メイン展示は、花輪が「押し花工芸作家・八巻邌子遺作鹿角特別展示会」、十和田が「佐々木ひでお口筆詩画・輝きの世界」、尾去沢が「富樫正一写真展『昭和のくらし』」、八幡平が「渡部広志写真展」。開始時間はいずれも午前9時で、終了時間は地区や日ごとに異なる。

 

大館市の長木川 河道掘削で治水対策 県 強靱化へ2カ年事業 樹木も伐採、景観改善

2020-10-23
河道掘削事業が進められている長木川(大館市観音堂付近)
 大館市中心部を流れる長木川で、県の河道掘削事業が盛んに行われている。各地で自然災害が頻発する中、国土強靱(きょうじん)化を進める緊急対策として2019年度から2カ年で実施。川底や岸の土砂を取り除いて流下能力を高め、地域の治水安全度の向上を図る。河川内の樹木も伐採され景観改善につながっている。
 初年度はJR花輪線鉄橋の上流側から県道大館十和田湖線大館橋まで1・5㌔区間を掘削し、約2万8400立方㍍の土砂を市コンポストセンター脇(大披)などで受け入れた。河川内約1万5500平方㍍に生えた樹木も伐採した。
 本年度の施工区間は大館橋から市道有浦東台線鳳凰大橋まで1・5㌔。掘削量は5万4600立方㍍に上る見込みで8月中旬に発注、1月20日の工期で進ちょく率20%弱となっている。鳳凰大橋下流右岸には土砂の山が築かれ、市民から「何か整備されるのか」との声も聞かれるが、北秋田地域振興局建設部は「運び出すため一時的に集めたもの」と説明。運搬の大型ダンプが頻繁に通行するとして理解を求めている。
 2カ年の総事業費は3億円。伐採した樹木のうち、有価物となる木材は入札を経て売り払い、枝や根部分は処分することにしており、今のところ無償提供は行わない。中州に樹木が茂ると、水の流れる範囲が狭まり、氾濫のリスクが高まる。13年8月の豪雨では河川公園が浸水被害に見舞われた。
 長木川沿いは人口が集中し、JR奥羽線と花輪線が集結するほか国道7号も整備され、交通の要衝となっている。河川が氾濫すると甚大な被害が想定されることから、早急に治水安全度を確保する必要がある。
 かつて県は長木ダム建設を計画したが、費用対効果が低いことや国の見直し対象事業となったことを受けて00年に中止。代替事業として04年から河川改修を進めている。

「定数」や「通年制」など 多岐にわたる調査提案 北秋田市議会改革特別委

2020-10-23
北秋田市議会の議会改革特別委(市役所)
 北秋田市議会の議会改革特別委員会(佐藤文信委員長)は22日、市役所で開き、調査を行う事項について協議した。各会派等からの提案は「議員定数」や「ペーパーレス化」「議会通年制」など多岐にわたるもの。全てを調査事項として採用し次回以降、協議を進めていく。
 これまで、議会運営委員会(小笠原寿委員長)で進めてきた議会改革に関する調査・研究をさらに進めるとともに、今後、必要となる事項についても検討していこうと、今月8日の9月定例議会最終本会議で設置。委員長を含む7人の委員で構成した。
 この日の委員会では、各委員がそれぞれの所属会派で話し合ってきた協議事項の案などを提出。議会運営委でも議論があった議員定数や常任委員の任期のほか、議会基本条例・先例集の見直し、議会でのICT化およびペーパーレス化、議会報告会の在り方などが挙がった。
 また、議会での審議に関することでは「決算特別委員会の在り方について、予算は各常任委で審議しており、決算を特別委にする必要性は」との意見や、「各常任委での結審前に、市長総括質疑の導入」のほか、定例会の開催を年1回として、必要に応じて本会議を開くことができる「通年議会制の導入」に関する項目も出された。
 これらの提案等については、重複している項目などを整理した上で全てを調査事項として採用。次回以降、協議を進めていく。委員会として結論に至った項目については都度、議運委等に報告。取り組みを進めていくことも確認した。
 次回は11月10日の開催を予定している。
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