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穀物乾燥調整施設が完成 鹿角市の用野目ファーム 省力・低コスト化に期待

2018-09-23
乾燥調整施設の竣工式(鹿角市花輪用野目)
 鹿角市花輪の農事組合法人「用野目ファーム」(工藤義哉代表理事、会員48戸)が地元の用野目地区に整備した乾燥調整施設の竣工(しゅんこう)式が22日、現地で行われた。関係者約60人が作業の省力化や低コスト化が図られる拠点施設の完成を祝い、さらなる生産振興に期待した。
 同法人は2003年に設立。水稲と大豆を主作物としているが、乾燥調整作業はこれまで、会員が個々で所有していた機械設備を使いながら分担して行っていた。今回はこれらを1カ所に集積することで、省力化、低コスト化を図ろうと、新施設を整備した。
 鉄骨造1部2階建て、延べ床面積479平方㍍の施設内に乾燥機などを備えている。総事業費は約1億2000万円。農林水産省の産地パワーアップ事業を活用し、国から2分の1、市から12分の1の補助を受けた。同事業は地域の営農戦略として定めた産地パワーアップ計画に基づいて実施する、産地の高収益化、生産・集出荷の効率化に向けた取り組みを総合的に支援するもの。
 同法人では来年度の栽培面積について、水稲は本年度から10㌶増の60㌶、大豆は7㌶増の20㌶にそれぞれ拡大する計画。
 工藤代表理事(70)は「最近、担い手がいなくてリタイアする近隣の農家が増えているが、今回の施設整備を機に、少しでも耕作放棄地をなくしていきたい」と抱負を話した。

「ねこっこ」ありがとう 内陸線で間もなく運行終了 ファンにさよなら会

2018-09-23
10月上旬で運行終了するねこっこ列車(阿仁合駅)
 秋田内陸縦貫鉄道の期間限定車両「ねこっこ列車」の運行終了が間近に迫っている。角館―阿仁合間を運行した22日、車内や角館駅ホームでさよなら会が行われた。運行は10月上旬まで。
 ねこっこ列車は仙北市地域おこし協力隊の折笠靖子さん(41)が提案し、今年のネコの日(2月22日)から期間限定で運行。車両正面にネコの顔のラッピングが施されているほか、車内にネコのイラストや写真を掲示している。
 1カ月ほどの限定車両だったが、乗客からの好評を受けて運行期間を2度延長。折笠さんによると、SNS(会員制交流サイト)を通じて愛知県から訪れた人もいたといい、特徴的な外観の車両が愛好家や地域住民から親しまれていた。
 この日は角館発阿仁合行きの列車にねこっこ車両を増結して運行。内陸線のマスコットキャラクター「じゅうべぇ」やご当地キャラクターもさよなら会に駆けつけた。発車前の角館駅ホームでは、車両と写真撮影ができる時間が設けられ、乗客が撮影を楽しんだ。
 乗客には列車の限定ポストカードが記念品として贈られたほか、特別グッズも販売。列車の窓には「ありがとう」と書かれた紙が貼られ、乗客への感謝の気持ちを伝えた。
 提案者の折笠さんは、「当初は予定していなかった夏景色を走るねこっこ列車を見れてうれしかった」と話していた。
 車両は10月上旬まで運行する予定。運行終了後は車両の改装工事が行われ、「犬っこ列車」へと生まれ変わる。

石田邸、大館市に寄付 25日に贈呈式 バラ園含め観光活用

2018-09-22
大館市に寄付されることになった石田邸(三ノ丸)
 大館市の名誉市民第1号で、労働大臣などを務めた石田博英元衆院議員(1914~93)の邸宅と土地が市に寄付されることになった。8月に死去した石田よし夫人の生前からの意向で、遺族が25日に市役所を訪れて目録を贈呈する。「石田ローズガーデン」として市民に親しまれ、市は引き続き貴重な観光資源として活用する方針。
 同市字三ノ丸の邸宅は1957年建築で79年に増築した鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積255平方㍍。土地は3255平方㍍で、このうち住宅部分を除いたローズガーデン2306平方㍍はこれまで市が借り受けていた。約500種のバラはすでに寄贈されており、95年7月から市管理となっている。
 博英氏は47年の衆院選で旧秋田1区から立候補し初当選。内閣官房長官や労働大臣、運輸大臣などを歴任した。よし夫人は博英氏の死去後もバラ園のある自宅で暮らし、今年8月11日に101歳で亡くなった。市によると、生前から観光振興の用途指定で寄付する意向を示し、贈呈準備を進めていたという。25日は遺言執行者で次女の利光京子さんから福原淳嗣市長に目録を手渡す。
 石田邸は、漢学者で開国論「三策」を執筆した狩野良知(1829~1906)や、良知の次男で京都帝大文科大学長を務めた狩野亨吉(1865~1942)の生家跡でもあり、入り口付近に案内標柱が立てられている。
 ローズガーデンでは10月6日から3日間、大館バラまつりシーズン2が開かれる。6月のシーズン1に比べ花数は少ないが、寒暖の差が大きくなる秋のバラは一段と色鮮やかで香りが強くなるという。開場時間は午前9時から午後5時。

鉄道文化、保存から活用へ 日本鉄道保存協会 小坂町で研修会

2018-09-22
シンポジウムなどが行われた研修会(セパーム)
 日本鉄道保存協会の2018年度研修会が21日、全国各地の会員ら約70人が参加して小坂町のセパームで開かれた。同町が会場となるのは初めて。戦後の復興と成長を支えてきた鉄道文化遺産の保存・活用を推進する行政や団体らが意見を交換し、鉄道をまちづくりや観光へつなげる方策として、地域全体を巻き込んでの活用の重要性を理解した。
 同協会は1991年に設立し、歴史的鉄道車両、構造物、建物等を保存する国内の団体、行政など57団体、20人で組織。本県からは唯一、小坂町の小坂鉄道保存会が加盟している。毎年、持ち回りで開催している総会に続いて、研修会が行われた。
 開会行事で、代表幹事団体の菅建彦・交通協力会会長は「あと4年で日本の鉄道創業150年を迎える。欧米より半世紀も遅れたが、今では世界でトップクラスの鉄道と肩を並べる。消えていく鉄道遺産を保存しようと発足した協会も間もなく30年を迎えるが、新しい発展のきっかけをつかみたい」とあいさつした。
 細越満町長が歓迎の言葉を述べ、町が整備した小坂鉄道の関連施設を活用したテーマパークについて紹介しながら、「鉄道遺産を観光活用して保存することにより、地域をにぎやかに発展させていきたい」と意気込んだ。
 研修会のシンポジウムは、「近代化遺産としての鉄道を生かしたまちづくりと観光」をテーマに行われ、4人がそれぞれの取り組みなどを発表した。
 このうち、新潟市の新津鉄道資料館の水澤喜代志さんは、地域資源の鉄道を生かした誘客策として、▽「鉄道の街」のイメージづくり▽各組織との協働事業▽地域の発展と資料館の発展―を重点事項に掲げた。「観光は経済を伴わないといけない。リピーターを生み出す事業は発信していかないと伝わらない。資料館の発展と地域の発展は必ずリンクする。鉄道の街の中で、資料館を核の施設として続けていくのであれば生き残れる。地域との協働をキーポイントとして、将来は日本一の鉄道博物館にしたい」と意欲を示した。
 また、地元小坂鉄道保存会の千葉裕之会長は「鉄道はマニアックなので、一般知識を地域にも理解してもらい、連携していくべきだ」、コーディネーターを務めた同協会の米山淳一事務局長は「鉄道文化遺産をみんなで守ることが大事で、保存から活用へ展開することが求められる」などと述べた。

来年以降も8月11日 大館大文字まつり 昼の部内容、会場など検討へ

2018-09-22
来年以降も8月11日に開催することを決めた実行委員会(大館市北地区コミュニティセンター)
 大館大文字まつり実行委員会(小池昌平委員長)は21日、大館市北地区コミュニティセンターで第3回会合を開き、来年以降のまつりも8月11日に開催することを決めた。今年初めて従来の8月16日から変更し、一定の集客効果があったため定着させたい考え。「昼の部」の在り方や会場など、内容を検討するプロジェクトチームを今後立ち上げる方針も示した。
 事務局の市観光協会によると、まつりは昨年まで40年ほどは8月16日に開かれていた。今年の第51回はお盆の帰省開始時期に合わせることで出演者、観客の増加につなげようと8月11日に変更された。第51回の観客入り込み数(推計)は前年比1000人増の3万9000人だった。
 この日の会合で、事務局は良かった点として「夜の部」の観客が増加したことなどを報告。一方で「昼の観客が少なかったのが一番の懸念。雨の影響か、『昼の部』自体に魅力がないのか」と述べた。
 日程について「商店はお盆の前でかき入れ時のため(11日では)営業に支障がある」「周知不足では」などの意見を紹介。委員からは帰省、Uターンのピークと照らし合わせ「帰省客の効果はあった」とする声も上がった。
 賛否両論がある中で、実行委が来年以降も8月11日に開催する方針を示した。定着させることでさらなる誘客につなげる考えで、出席した委員に理解を求めた。異論は出ず、決定した。
 「昼の部」については「踊り手が少ない」「夕方から始め、そのまま夜に入った方が」などの案もあることから、事務局は会場や内容も含めて検討するプロジェクトチームを年内に立ち上げると説明。市観光協会の山城久和会長は「来年は8月11日が日曜で、帰省開始が早まることで今年以上の人出が見込める。観客の視点に立ち、楽しんでもらえるまつりにしたい」と話した。
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ニホンザリガニ初ふ化 天然記念物保護へ 大館市教委の人工増殖研究

2018-08-26
ビーカー内の赤ちゃんザリガニを見つめる小学生ら(大館郷土博物館)
人工増殖研究で初めて産まれたニホンザリガニの赤ちゃん
 大館市教育委員会が人工増殖を目指して大館郷土博物館で飼育しているニホンザリガニの卵がふ化した。南限生息地として国の天然記念物に指定されている大館市の八幡沢地区(桜町南―池内道下の一部)の水路近くなどで捕獲された個体から計18匹が産まれた。25日に一般市民を対象に見学会が開かれ、ビーカー内で元気に動き回る赤ちゃんザリガニの姿が公開された。
 ニホンザリガニは北海道、青森、本県などに分布し、水温20度以下の冷たくきれいな水でのみ生息できる。環境省レッドデータブック絶滅危惧Ⅱ類に指定されており、大館市の指定地周辺でも生息環境の悪化で個体数の減少が懸念されてきた。
 市教委は2017年度に「天然記念物ザリガニ生息地再生委員会」を立ち上げ、個体数の維持、指定地の保護に向けて取り組んでいる。
 このうち人工増殖研究は昨年10月から開始した。指定地近くの2匹(雄1匹、雌1匹)と、指定地以外の生息地の2匹(同)をそれぞれ別の水槽で飼育。11月下旬から12月上旬にかけて交接、今年3月下旬に2匹の雌が産卵しているのを確認した。
 ふ化は7月中旬から8月上旬にかけて確認。指定地近くの雌の卵から11匹、指定地以外の雌の卵から7匹が産まれた。1匹ずつ別々のビーカー内で落ち葉などを餌に飼育されており、現在の体長は約10㍉。足を使って元気に動き回り、順調に成長している。
 この日は一般市民を対象にした見学会で、小学生ら約30人に赤ちゃんザリガニが公開された。「かわいい」「小さい」などと歓声を上げ、食い入るようにビーカー内を見つめる子どもたちの姿があった。宮崎太陽さん(城南小4年)は「思ったよりも小さくて驚いた。元気に育ってほしい」と願った。
 市教委は19年夏以降、指定地周辺の水路工事など環境整備事業に着手する予定。完工後、指定地近くの雌から産まれた11匹を放流する計画だ。具体的な対応は10月の生息地再生委員会で協議する。歴史文化課の若宮司課長は「大切に飼育しながら増殖技術を確立させ、ザリガニが安心して長く暮らせる場所を確保していきたい」と話している。
 赤ちゃんザリガニの見学会は9月1日にも同博物館で開かれる。午前10時から。無料。

4千年前の生活に思い 鹿角・大湯で縄文祭 仮装や火おこしなど

2018-08-26
開村式で行われた火おこしの儀式(大湯ストーンサークル縄文広場)
 鹿角市のストーンサークル縄文祭が25日、国の特別史跡「大湯環状列石」の特設会場で開かれた。仮装コンテストや火おこしを通して、遺跡がつくられたとされる4000年前の生活を体験した。先月、大湯環状列石を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」は世界文化遺産登録の推薦候補に選定され、世界遺産に大きく前進、参加者は早期の登録に願いを込めた。
 1984(昭和59)年から始まり、今年で36回目。縄文祭実行委員会(勝又幹雄委員長)が主催している。
 開会行事は午後1時からメイン会場のストーンサークル館縄文広場で始まり、大湯保育園の園児たちが「陽だまり太鼓」と踊りを披露。勝又委員長は「全国には2万カ所の縄文遺跡があるが、特別史跡に指定されているのは、大湯を含め4カ所だけ。重要で価値のある遺跡だ」とあいさつ。候補選定に触れ、早期の登録実現に期待を込めた。
 火おこしの儀式のあと、十和田中1年の井上吉朗さんが縄文時代に思いを込めた宣言文を読み上げた。縄文音頭の踊りに合わせて仮装コンテストが行われ、衣装や装身具を身に着けた中学生などが縄文人になりきってパフォーマンスを披露した。
 体験コーナーが設けられ、火おこしや勾玉(まがたま)作り、弓矢体験、土器作りを楽しんだほか、石運び、火おこし、弓矢、球蹴りなどを種目とする「縄文5種競技」も行われた。

男性の関わり方は 北秋田で子育てを語る集い 保育士ら120人が参加

2018-08-26
男性の育児について講演する本田さん(コムコム)
 大館北秋田地区保育協議会(小塚光子会長)主催の子育てを語る集いが25日、北秋田市民ふれあいプラザ「コムコム」で開かれた。NPOファザーリング・ジャパン東北の事務局長、本田正博さんを講師に、保育士ら約120人が育児に積極的に関わる男性の在り方を学んだ。
 本田さんは、秋田市で保育園を運営する社会福祉法人に勤務するかたわら、NPOなどを通して育児や家事に男性が参加する社会の実現を目指して普及に取り組んでいる。「家族がみんなハッピーに!」と題して講演した。
 講演では自らの育児経験に触れながら「働きすぎる職場環境」「古い育児スタイル」といった社会的な背景を説明。「自分の父親たちがやってきたことをそのまましようとしてしまうが、自分の父親たちは育児をしてきていない。今の父親たちは育児について聞く相手がいない」「細かい点まで教えないと残念ながら動けない」と指摘した。
 その上で「保育園や経験済みの父親たちが教えてほしい」「社会が変わった。今の時代に頭を切り替えて」とアドバイスした。他にも「言ってはいけない家事の一言」や、感情をコントロールする手法として近年注目されているアンガー・マネジメントについても紹介した。
 北秋田市や大館市、上小阿仁村の保育士、児童委員、保護者らが参加し熱心に聴講した。講演後、意見交換や県北教育事務所指導主事の浅野直子さんによる講話も行われた。

障害者の意思疎通円滑に 大館市が条例制定へ 来春施行目指す

2018-08-25
意思疎通条例の骨子が示された意見交換会(大館市総合福祉センター)
 大館市は、障害者のコミュニケーションを円滑にするための条例を制定する方針だ。手話や点字、要約筆記などの普及を促進し、障害者が不自由なく意思疎通できる環境を整えたい考え。24日、市総合福祉センターで関係団体との意見交換会を開き、条例の骨子を説明した。2019年3月議会に条例案を提出し、4月施行を目指す。
 障害者の権利に関する条約や障害者基本法で手話が言語として位置付けられ、ろう者が地域で気兼ねなく使える環境が求められている。視覚障害者にとっては点字がコミュニケーション手段の役割を担ってきた。
 こうした流れの中で聴覚や視覚などの障害で意思疎通が困難な人が、容易に情報を取得できるよう障害者理解の推進と環境整備に向けて条例制定に乗り出した。県は昨年4月に意思疎通条例、秋田市は今年4月に障害者との共生条例を施行している。
 骨子によると、施策の推進方針は▽理解と普及▽情報発信と情報取得▽環境整備▽コミュニケーション支援者の確保など―の4点。具体的には手話を学ぶ機会を確保し、公共サービスを提供する施設での理解・啓発を盛り込む。手話通訳者や要約筆記者、点訳者、音訳者らの派遣で情報を得やすい環境づくりなどを進め、障害の有無にかかわらず分け隔てない共生社会の実現を目指す。
 意見交換会には市身体障害者協会連合会、手話サークルふきのとう、県聴覚障害児を持つ親の会、朗読ボランティア「麦の会」、県北秋田地域振興局、比内支援学校、市基幹相談支援センターの関係者10人が出席。市福祉課の奈良博人課長は「2013年に鳥取県で全国初の手話言語条例が施行され、多様な意思疎通手段の普及と理解促進に向けた動きが広がっている。大館市では昨年6月に全国手話言語市区長会に加入し、条例制定を目指すきっかけとなった。市の状況に沿った条例にするため意見を聞かせてほしい」とあいさつした。
 出席者からは「小中学校の教育に手話を取り入れて」「市紹介映像に字幕や手話を付けてほしい」「市役所に手話通訳者の常設を」「首長・議員選挙候補者の名前や公約を音声で伝えられないか」などの声があった。
 市は9月下旬と11月にも意見交換会を開き、次回は具体的な条例案を示す予定。

北秋田の自然を体験 首都圏や関西から小中33人 短期チャレンジ留学

2018-08-25
短期チャレンジ留学に参加した子どもたち(合川学童研修センター)
 自然や地域の文化に触れながら全国トップレベルとされる秋田の教育を体験する「短期チャレンジ留学」が24日、北秋田市で始まった。首都圏や関西から参加した小中学生33人が、5泊6日の日程で登山や川下りなどの自然体験、学校での授業体験などを行う。
 全国トップレベルの学力を生み出す環境をPRし、秋田への移住定住につなげることを狙いにした県教委の事業。北秋田市は旧合川町時代に始まった山村留学のノウハウを活用して教育留学の受け入れを積極的に展開している。
 短期留学は夏休みを利用した取り組みで、長期留学で滞在している4人を含33人の小中学生が参加。初日は秋田内陸線の旅を楽しんだ後、活動拠点となる市合川学童研修センターでの開講式に出席した。北秋田市の佐藤昭洋教育長があいさつし「留学を通じてたくさんの宝物が皆さんにできることを期待しています」と呼び掛けた。
 続いて同じ班で活動する仲間たちとの顔合わせが行われ、子どもたちは「好きなことは」と質問し合うなど早くも打ち解けた様子。絆を深めた後は、川下りで使ういかだの製作に取り組んだ。
 期間中は米代川での川下り、森吉山登山、テントに宿泊しての星空観察、川遊びなどを行うほか、地元の小中学校で授業を体験する予定。
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機関車運転体験 貨車牽引コースを新設 小坂鉄道レールパーク

2018-07-19
「貨車牽引コース」で活用されるホッパ車(レールパーク)
 小坂町の体験型観光施設「小坂鉄道レールパーク」は、呼び物の乗車体験メニューの中で、全国でも珍しい「ディーゼル機関車」の運転体験に、「貨車牽引コース」を新設した。小坂鉄道保存会(千葉裕之会長)が修復した貨車(ホッパ車)の「ホキ909」を活用。29日を皮切りに、本年度は全5回実施する。鉄道愛好者から注目を集めそうだ。
 機関車の運転体験は全国でも珍しいとされる目玉企画。2014年6月の開業以来、多くの人たちが訪れ、1968(昭和43)年製造の「DD130形」の運転席に乗り込み、体験している。
 本格的な運転技術を極めたい人向けの「運転士への道コース」は、規定の回数をクリアした人がステップアップでき、単体運転を5回実施した人が重連走行に進める。重連を5回終了すると、三重連を体験できる仕組み。
 現在は、駅構内路線で運転操作の簡単な説明を受けてから、すぐに運転実技ができる「お試しコース」もある。
 「貨車牽引コース」は、「運転士への道コースで機関車運転体験回数を重ねている人から、新たな体験メニューの要望があった」(レールパーク)ことから、新たに設けた。活用する貨車は、1987年12月に当時の国鉄清算事業団から購入、砕石散布に使用され、2009年の小坂鉄道の廃止まで活躍していた。同保存会は機関車がけん引する貨車として再び活躍してもらおうと昨冬修復し、今春一般にお披露目された。
 牽引コースの体験対象者は、運転士への道コースで重連走行を体験した人のみ。運行区間は、駅構内路線の約500㍍を2往復。施設の指導運転士から口頭指導を受けた後、貨車と機関車のブレーキホースの接続作業、貨車連結による貫通ブレーキ運転(自動ブレーキ弁使用、復路は貨車推進運転)、貨車と機関車のブレーキホース切り離し作業を体験する。機関車は単機、時間は約30分。
 実施日は29日、8月26日、9月23日、10月28日、11月18日。定員はいずれも午前2人(10時~11時)、午後4人(1時~3時)。体験料は3万円。
 レールパークは「エンジンのついていない貨車を機関車で実際に引っ張ったり、推したり、動かせるのが魅力」と話している。
事前予約制で申し込みは、レールパーク(電話0186・25・8890)。

 

北鹿初 スクランブル交差点 大館、鹿角市で 利便性向上目指し

2018-07-19
交差点のスクランブル化に伴い地元業者が新たに白線を引いた(大館市御成町)
 県警は児童や高齢歩行者の安全性や利便性の向上を狙いに、年内で県内6市11箇所の交差点をスクランブル方式に切り替える。皮切りは18日、北鹿初となる大館、鹿角2市の2カ所で斜めの横断歩道が増設され、供用を開始した。
 県警交通規制課によると、県内には既存のスクランブル交差点が9カ所にあり、最北は能代市。交差点の歩行者用信号四つが同時に変わる「歩車分離式信号交差点」では、対角した歩道に行くには主道路と従道路の横断が必要。これまで、歩行速度が遅い子どもや高齢者が1回で渡りきれなかったり、スクランブルと勘違いして斜め横断したりするケースも見られたという。
 分離式交差点を対象に、県内各署に車と歩行者の交通量など調査を依頼。スクランブル化の要望があった2市を含む全6市11箇所で増設することにした。
 大館市内の分離式は3カ所ある。このうち、スーパーや商店街、銀行などが点在し、小中高校の通学路でもある県道大館十和田湖線の御成町3丁目の交差点をスクランブル化の対象にした。
 18日午後1時から地元業者が1時間半ほどかけて交差点の対角線にライン引き。2時半過ぎから供用を開始した。同交差点の歩行者信号の点灯時間は現在約21秒。実情を調査しながら、必要に応じて延長も検討するという。
 大館署の佐藤慎也交通課長は「高齢歩行者の交通事故が多発傾向にある。子どもを含め歩行者に優しい環境づくりに努めたい」と話した。近隣学校の児童生徒らに周知するため、同署員がこの日夕方と19日朝の登校時間に合わせて交差点に付く。
 鹿角市ではJR花輪駅前交差点の国道282号上にラインが引かれた。中央、県南のほか4市9カ所については道路管理者などとの調整の上、年内に施工する計画。

 

旧正札本館の解体工事 ハチ公小径は通行可 大館市と業者が説明

2018-07-18
旧正札竹村本館棟の解体工事説明会(市営中町住宅内の集会所)
 大館市が本年度から着手した大町の旧正札竹村本館棟の解体工事が本格化するのを前に、市と工事の施工業者による説明会が17日、市営中町住宅内の集会所で開かれた。施工業者は工程のほか、ハチ公小径は工事期間中も通行が可能であることや工事車両の出入り口は大町側とすること、騒音・振動計と数値の表示板を設置することなどを説明。8月1日のハチ公小径側への仮囲い設置から、現地での作業が開始される。
 旧正札竹村ビルは2001年の倒産に伴って閉鎖されていたが、外壁崩落の危険があったことなどから、市が05年12月までに土地と建物を計2580万円で購入した。その後、1961年建設と最も古く、劣化も進んでいた旧館棟は解体しハチ公小径として活用。新館棟には、あきた結婚支援センター北センターや自衛隊秋田地方協力本部大館出張所などが入居している。
 本年度、解体されることになった本館棟は大町の道路側に面した建物で、69年12月の建設。鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地下1階、地上9階建てで、延べ床面積は6223平方㍍。敷地面積は784平方㍍。
 市は17年度に、解体工事に向けた実施設計とアスベストの含有調査を進めた。アスベストは一部の建材に使用が見つかったが、除去に多大な費用が必要となる吹き付け材への使用は無いことを確認している。
 実施設計に基づき、本年度の一般会計当初予算には解体工事費3億7710万8000円を計上。入札の結果、伊藤羽州建設(本社・大館市、石山清武社長)と3億2508万円で契約した。
 工事説明会は、市建設部まちづくり課と伊藤羽州建設の主催。近隣の住民や事業者を対象に工事の概要などを説明しようと、この日の午前と夕方の2回、開催した。
 10人が出席した午前の説明会では、市建設部まちづくり課の担当者が工事の概要を紹介したのに続き、伊藤羽州建設の担当者が、解体前の作業や建物の解体手順、安全対策などを説明した。
 この中で、馬喰町と中町をつなぐハチ公小径は「本館棟側の一部を小路エリアとして使用するものの、歩行者は通り抜けできるようにする」としたほか、工事車両の出入り口については「大町側に設置し、その部分のアーケードは解体し撤去する」と説明。騒音、振動計と表示板を設置することも明らかにした。
 また、建物の解体手順では「大型の重機をクレーンで屋上につり上げ、建物の上部から解体を進める」ことを紹介。「お盆や神明社祭典、大館アメッコ市などの際には、工事を休む。安全には十分に配慮しながら進めたい」などと述べ、理解を求めた。
 工期は来年12月20日まで。建物本体の解体は11月ごろから始まる見通しで、1カ月に1階分ずつのペースで進める計画という。

松栄の桜伐採始まる 北秋田市 8月末までに終了予定

2018-07-18
大きく張り出した枝から順に伐採した作業(松栄)
 北秋田市を代表する観桜名所「松栄桜並木」(同市松栄)で17日、老朽に伴う伐採作業が始まった。樹齢60年余りの歴史を感じさせる大枝や幹が慎重に切り落とされ、並木の終わりを迎えようとしている。
 生涯学習課によると、国道105号沿いの約800㍍間に現存する桜59本全部と杉1本の計60本を伐採する計画。桜の木の多くが枯れたりテングス病にかかったりしているためで、地元自治会の要望を受けて伐採の手続きを進めていた。工事は当初18日に開始予定だったが、業者の都合で1日早めたという。
 初日は午前8時30分ごろから、並木中央付近に位置する松栄自治会館脇で作業を開始。高さ10㍍近い桜の枝を、重機のワイヤでつるすように支え、作業員がチェーンソーで切断した。観桜名所として歴史を刻んできただけあって、枝は前後左右に大きく張り出した状態。最後に幹を切り倒すまで1時間近くかけるケースもあり、周辺の安全に配慮しながら慎重に作業が進められた。
 8月末までに伐採を終える予定。1日3、4本ペースで進めるという。伐採後の枝や幹の処理は未定で、希望者がいれば提供や売却を検討する。
 並木は1952(昭和27)年、地元青年会が苗木を植えた。最も多い時期で177本が立ち並び、開花期は「桜のトンネル」と親しまれた。近年はまばらにしか咲かなくなっていた。

清流にホタル舞う 鹿角市花輪 東山の福士川周辺

2018-07-18
幻想的な光を放つゲンジボタル(花輪東山)
 鹿角市花輪東山地区の福士川周辺で、近年にないほど多くのホタルが飛び交い、住民を楽しませている。
 福士川は花輪スキー場付近が源流の清流。地元の男性(61)は「5年前の大雨で川に茂っていたアシが流され、翌年はホタルが全く見られなくなった」と振り返る。
 その後、「原因は分からないが、ホタルが年々増えてきた」という。今年は6月22日からゲンジボタルの発生が確認され、現在は「今までいなかった所まで生息域が広がっている。私が小学生の頃の50年前と同じぐらい多い。環境が良くなったのではないか」と話し、ホタルが飛び交う幻想的な光景を楽しんでいる。
 男性によると、ホタルが多く生息しているのは総合運動公園の下流から幸稲荷神社下流付近まで。今月末まではゲンジボタル、その後はヘイケボタルが発生するという。
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