本文へ移動

今日のニュース

今月のニュース
RSS(別ウィンドウで開きます) 

大館市山田 地域の魅力動画で発信 県がナメコの収穫など撮影 関係人口の創出へ

2020-10-26
山田部落会が栽培する原木ナメコの収穫作業などを動画撮影した(大館市山田地区)
 首都圏などの大都市在住者に向けて地域の魅力を広く発信し、関係人口の創出につなげようと県は25日、大館市山田地区でPR動画の撮影を行った。キノコの露地栽培や山菜販売など、地域資源を生かした〝ムラビジネス〟に取り組む山田部落会(赤坂実会長)の活動の様子を動画に収めた。
 県が力を入れる「県外在住者と連携した関係人口創出・拡大事業」の一環。大都市在住者に「観光以上移住未満」の立場で地域の活動に関わってもらい、来年度以降の関係人口を増やす狙いがある。当初は首都圏在住者らを本県に招致し、地域住民と活動を共に行うことで地域の魅力に親しんでもらう予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い計画を変更。地域の魅力を収めたPR動画を撮影し、情報発信することにした。
 県地域づくり推進課の佐々木智子主査ら約10人が訪れた。農業生産品の流通・消費などを学ぶ秋田県立大アグリビジネス学科の学生3人も参加し、撮影やキノコの袋詰め作業を手伝った。
 同部落会では2010年から「キノコの里づくりプロジェクト」と題して、原木マイタケや原木ナメコの栽培を開始。自然に近い環境で露地栽培を行うため品質がよく、現在は千葉県のスーパーなどにも販路を拡大しているという。
 一行は同部落会が管理する原木ナメコの栽培場を訪れ、収穫作業の様子を動画に収めた。栽培場にはナラやヤマザクラの原木600本が所狭しと並び、所々でツヤのあるナメコが顔を出していた。赤坂会長は「傘の裏側に薄く膜が張っているのが一番いいナメコ」などと説明しながら、収穫の仕方を解説。指導を受けて大学生らが収穫する様子を撮影した。佐々木主査は「地域住民だけで集落環境を維持していくのは厳しい時代。事業を通じて都市圏の人に地域の魅力を知ってもらい、将来的には都会の人が率先して地域に来てくれるような関係をつくっていきたい」と展望を語った。
 県内の他集落でも同様の趣旨の動画撮影を行っており、山田地区で撮影した動画は編集作業を行った上で来年1月ごろ、首都圏在住者を招いて行うオンライン交流会で上映する予定。赤坂会長は「都会の人に過疎集落について関心を持ってもらういい機会になる」と期待していた。

東北「山・鉾・屋台」協議会 祭り再開へガイドライン 花輪ばやしなど5団体

2020-10-26
来年の花輪ばやし再開への思いを語る戸澤会長(ホテル茅茹荘)
 新型コロナウイルスの影響で今夏の祭典が中止となった花輪ばやし祭典委員会の戸澤正英会長は、24日に鹿角市のホテル茅茹荘で開かれた若者頭協議会通常総会・懇親会の席上、来年の再開に強い意欲を示した。東北にあるユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の5保存団体で構成する「東北山・鉾(ほこ)・屋台協議会」が足並みをそろえ、再開に向けたガイドラインを策定するよう提案したことも明らかにした。
 同協議会の構成メンバーは花輪ばやし、「角館祭りのやま行事」(仙北市)、「土崎神明社祭の曳山行事」(秋田市)、「八戸三社大祭の山車行事」(青森県八戸市)、「新庄まつりの山車行事」(山形県新庄市)の各保存団体。いずれも今年の祭りは中止を余儀なくされた。
 戸澤会長は「来年は何が何でもそれぞれの祭りをやりたいと思っている。いろいろな課題が出てくると思うが、5団体が同じ方向で進みたい。そのためのガイドラインを一緒に作りたい」と思いを語った。
 今月中旬、戸澤会長がその旨を協議会事務局の八戸市教育委員会に提案したところ、快諾を得たという。今後、事務局が各団体に案内を出す予定。
 行政も含めたガイドライン策定の第1回会議は来月、八戸市で開催する見通し。数回の会議で方向付けを出したい考え。
 戸澤会長は「いろんな意見を拝借し、それを集約していきたい。例えば箱根駅伝など他の団体や行事を参考にしながら、来年はぜひ祭りをやる方向で一生懸命考えていきたい」と再開への思いをにじませた。

前議長と前村長出馬へ 上小阿仁村長選 来月24日告示 選挙戦、三つどもえも

2020-10-26
 中田吉穂村長の死去に伴う上小阿仁村の村長選挙は、11月24日告示、29日投開票の日程で行われる。すでに、新人で前村議会議長の小林信氏(59)=小沢田字釜渕=と、前村長の小林悦次氏(65)=五反沢字五反沢=が立候補の意思を表明。ほかにも立候補を模索する動きがあり、選挙戦となることは確実な情勢だ。
 前回の選挙は昨年4月に行われた。再選を目指した小林氏に対し、返り咲きを狙う中田氏と、新人の男性による三つどもえ戦を展開。実質的には小林氏と中田氏による一騎打ちとなり、中田氏が4票差で勝利した。小林氏の陣営からは選挙後、結果に対する異議の申し出があったが、村選管は「結果は正しい」として棄却した。
 こうして2度目の船出をした中田村政だったが、村長自身の病気で複数回の入院を余儀なくされる。この間には、前の村長時代から不在となっていた副村長と監査委員について2度にわたり議会へ提案したものの、いずれも否決。議会との間に大きな溝ができた。議会への答弁では「公募しても探したい」との考えも示したが、実現はしないままだった。
 一方で、最も力を入れていた「買い物弱者支援事業」については8月から、移動販売車の運行を開始。多くの利用者から、好意的に受け入れられている。
 死去に伴い、現在は総務課長が「村長職務代理者」となっているが、副村長が置かれていなかったことによる影響も指摘されている。今月20日からは新年度予算案の編成作業も始まった。「大幅な意識改革で事務の効率化を図るとともに、ウィズコロナ、アフターコロナといった社会の変化に迅速に対応しながら、持続可能な行政サービスの実現を目指す」との方針を示しながらも、「新村長による政策転換」を念頭に置きながら進めるという。
 同村の村長は、1983年から連続6期を務めた故北林孝市氏が勇退した07年の選挙以降、小林宏晨氏(07~11年)、中田氏(11~15年)、小林悦次氏(15~19年)、そして19年から再び中田氏と、1期ごとの交代が続いてきた。今回は前回の選挙からわずか1年半後という短い期間での選挙になる。
 現時点ではまだ、候補者も出そろっておらず政策等の比較はできないが、村内では早くも、選挙ムードが高まってきた。告示日に向けて、水面下の攻防も激しさを増しそうだ。

バリアフリーのまちづくり 障害者らと歩いて点検 大館市 マップ作成や計画の資料に

2020-10-25
道路の段差などを確認したまち歩き点検(大館市三ノ丸)
 東京パラリンピックに向け障害者らが住みやすいまちづくりを進める国の「共生社会ホストタウン」に登録されている大館市で23日、「バリアフリーまち歩き点検」が行われた。障害者と一緒に道路や施設の整備状況を点検する初めての取り組みで、市中心部を歩き、道路の段差や点字ブロックの状況などを確認した。点検結果は市が進めるバリアフリーまちづくり計画の参考資料とするほか、来年度のバリアフリーマップの作成を検討している。
 共生社会ホストタウンの取り組みの一環。東京五輪・パラリンピックを契機に、共生社会を実現し、「ユニバーサルデザイン(誰もが利用しやすいよう配慮された設計)化」と「心のバリアフリー」を推進することとされている。
 市では障害への理解を深める契機にしようと、国の事業を活用して外部機関を講師に招き、まち歩きを企画した。点検箇所は、聖火リレーのルートとなっている市役所から市観光交流施設・秋田犬の里周辺。市障害者自立・差別解消支援協議会の会員や障害者、市職員ら約40人が5班に分かれて歩いた。
 参加者は歩道の幅が車いす同士ですれ違うことができる2㍍以上が確保されているかや、車いすの通行が難しい高さ2㌢以上の段差がないかなどを確認。点字ブロックが欠けたり、薄くなったりしている場所が多数あり、歩道の傾きや生け垣がはみ出して通行に支障が出る場所も見つけた。音響装置付きの信号機や広さが確保された多目的トイレ、歩道が平らで歩きやすい場所などもチェックした。
 点検結果を地図に書き込み、参加者で情報共有し、「心のバリアフリー」をテーマにセミナーも行った。市福祉課の菅原弥生課長は「当事者の生の声を踏まえてバリアフリーマップを作成し、市民に周知していきたい」と話した。
 市は昨年10月、本県で初めて共生社会ホストタウンに登録された。タイの事前キャンプ地として、ボッチャと陸上競技の選手団を受け入れ、宿泊施設や競技施設のバリアフリー整備状況を確認した。第2期市総合戦略(20~24年度)の重点プロジェクトの一つが「バリアフリーまちづくり」。本年度は市としての面的・一体的なバリアフリー化の方針を示す移動等円滑化促進方針(マスタープラン)を作成する。

ありがとう花輪北小 54年の歴史振り返る 閉校記念式典

2020-10-25
閉校記念式典で歌を歌う児童(花輪北小)
 鹿角市花輪北小学校(虻川真喜子校長、児童119人)の閉校記念式典が24日、同校で行われ、児童は歌や呼びかけを通して母校への思いを表現した。
 同校は1967年4月、下川原小と柴内小が統合して創立。平元小と来春に統合し柴平小となる。
 この日、最後の学習発表会、閉校記念式典、思い出を語る会を行った。
 式典で虻川校長は野球、ミニバス、陸上などの活躍に触れ「明るく、元気いっぱい、最後まで全力で取り組む北小魂が柴平小でも発揮されるように」と激励した。
 初めに同校の歴史をまとめた映像が上映され、花壇活動やクラブ活動など輝かしい結果と伝統が伝えられた。児童は呼びかけで「ありがとう花輪北小学校」などと思いを表現した。最後に出席者全員で「朝明けの空はれわたり」と始まる校歌を声高らかに歌った。
 式典後、5年生30人が稲作体験学習で収穫したあきたこまちが来校者に贈られた。ラベルには「北小をわすれ米(まい)~花北315(さいご・サイコー)」と、これまでの感謝の気持ちが書かれていた。
 
RSS(別ウィンドウで開きます) 

北鹿2校に全県切符 秋季県北高校野球 代表決定戦 鳳鳴、猛打で花輪下す

2020-09-15
3回1死一、二塁で適時二塁打を放つ鳳鳴の中田(能代球場)
 敗者復活の代表決定戦は13、14日の両日、能代球場で行われた。13日は大館鳳鳴と花輪が対戦し、序盤に大量リードを奪った鳳鳴が花輪をコールドで破った。雨のため14日に再試合を行った秋田北鷹―大館桂桜戦は、攻守のかみ合った桂桜が北鷹を下した。勝利した両校は県大会(19日開幕・秋田市)への出場権を得た。
 ◇敗者復活代表決定戦
大館鳳鳴 05611 13
花  輪 00003  3

     (5回コールド)
 ▽三塁打=富樫2(鳳)▽二塁打=中田、髙橋(鳳)、黒澤(花輪)▽併殺=鳳鳴1、花輪2▽守備妨害=花輪1▽野選=花輪1
 序盤に大量得点を挙げ、大きくリードした鳳鳴が花輪にコールド勝ちした。
 鳳鳴は2回、村山が1死二、三塁から中前適時打を放ち1点を先制。さらに敵失の隙をつき1点を加えると1死二、三塁で富樫の適時三塁打など連打で3点を加えた。3回には中田の二塁打など長短5本の猛攻で6点を加え突き放した。4、5回に三塁打と犠飛でダメ押しの2点を加えた。
 一方、花輪は初回に得点圏に走者を送るも無得点。2回以降は鳳鳴・木村の好投に阻まれ好機をつくれなかった。5回、黒澤の適時二塁打などで3点を返したが届かなかった。
 鳳鳴・山口智哉監督の話 しっかり狙い球を振れたのが良かった。細かなミスをなくし、一戦一戦をしっかり成長して全県でも勝ちたい。
 花輪・畑山翔太監督の話 勝ちたい試合だった。格上の相手にひるみがあった。終盤のプレーを序盤から出せるようにならなければ。
 ◇敗者復活代表決定戦
秋田北鷹 00020000  2
大館桂桜 03301002× 9

     (8回コールド)
 ▽三塁打=杉渕、安藤(桂)▽二塁打=鈴木、安藤(桂)、松橋(北) ▽併殺=北鷹1、桂桜1▽暴投=桂桜1

視点・コロナ禍の高卒就職 高まる県内志向 選考延期で対応進む 企業は人材確保の好機

2020-09-13
各校では就職試験に向けて模擬面接会を開き、対策を進めている(大館桂桜高校)
 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、高校生の就職事情が様変わりしている。感染者が多い大都市圏を敬遠し、県内就職志向が高まっているほか、選考日程が9月から1カ月延びたことで面接などへの対応の変化もみられる。北鹿地方では、優秀な人材を確保する好機と前向きにとらえ、求人募集に力を入れる企業も。前例のない就職活動に挑む現場の声を聞いた。
 全国での感染拡大を受け、厚生労働省は企業への応募書類の提出開始日を9月5日から10月5日に、企業による選考・内定開始日を9月16日から10月16日にそれぞれ変更した。選考時期の変更について、大館桂桜高校(片岡俊仁校長)の生徒は「特に影響はない」「準備する期間が増えたので良かった」との意見が大半だが、県外就職希望の生徒からは「準備期間が増えたのは、他の高校も同じ。みんな必死になって面接に備えていると思うと不安」(サービス業希望)と話し、選考日程が1カ月延びた分、短期決戦に突入せざるを得ないとの思いもあるようだ。同校ではPTA、大館ロータリークラブ、同窓会の協力の下、模擬面接会を開くなどして対策を徹底。オンラインの説明会や面接に対応した設備を充実させ、生徒の不安解消に努めている。工藤崇進路指導主事は「1カ月選考が延びたことをプラスととらえ、生徒が希望した職を勝ち取るとともに、会社にとって〝欲しい人材〟になれるよう、ぎりぎりまで指導していく」と話した。
 同校によると本年度(8月末時点)の就職希望者109人のうち、管内・県内希望は66人、県外希望は30人。県外希望は前年度(51人)と比べると、現時点で21人減少している。県外の求人数はコロナの影響を受けた航空機産業、観光業などで大きく減少。近年は少子高齢化による人手不足から「売り手市場」が続いてきたが、今年は景気の落ち込みが影響しているとみられる。県内は宿泊業や飲食業で減少しているが、同校の生徒が希望する職種では大きな影響はないという。
 「両親から都内はやめてほしいといわれ、自分も安全を考え、市内での就職を希望した」(医療・福祉関係希望)と就職先を変更した生徒もいるが、「地元を離れたくなく、市内に安定した魅力的な企業があるため、県外に出る必要がない」(製造業希望)との声も。片岡校長は「地域貢献活動など『地域に根ざした教育』により、古里への愛着や県内企業の魅力が生徒へ浸透しているとともに、コロナ禍への不安から就職先を県外から県内に変更しているとみられる。今後も県内外の企業と連絡を密にするなど、つながりを強化し、生徒が希望する職種に就けるようサポートしていく」と述べた。
 全国的に業績が悪化する企業が多い中、県内就職者の増加に期待し、受け皿を広げている地元企業もある。大館市二井田のニプロ大館工場(小林京悦工場長)は、「秋田から世界へ医療機器を発信するため、より一層、量産体制を構築し、今まで以上に求人募集を行っていく」としている。小林工場長は「県内には、国内そして海外で活躍する企業がたくさんある。県外のみならず、地元で皆さんの実力を発揮してほしい」とエールを送った。
 新型コロナを機に高まった地元就職志向を一過性で終わらせないために、さらなる企業の情報発信、生徒の情報収集が求められる。人口減少が進む中、地元における双方の積極性が、より必要となりそうだ。

大館市の新庁舎 グレーの外観お目見え 進捗77% 12月完成へ内装工事進む

2020-09-13
鳳凰山大文字を背景にした新庁舎(北鹿新聞社屋上から撮影)
 大館市の本庁舎建設事業は、外装工事がほぼ終了し、足場とシートの一部が取り払われてグレーを基調とした6階建ての外観が姿を現した。8月末の進捗(しんちょく)率は77%。今年12月の完成、来年5月の開庁を目指して、内装工事などが進む。
 中城の現庁舎北東側に6階建てを新築する。昨年4月の事業の安全祈願祭後、深さ44㍍まで掘削し、現場で製作した杭(くい)40本を施工。基礎工事を経て、今年4月末までに鉄骨を組み上げた。外装工事が進み、お盆すぎ以降上の階から順に足場やカバーを取り外した。
 現れた外観は、外壁パネルの塗装やタイル、石張りなどグレーを基調とした落ち着いた印象。全体イメージを引き締めながら隣接する桜櫓館(国登録有形文化財)の屋根との調和を図る。現在は桂城公園側のみカバーが残るが、9月末には取り払う予定。
 新庁舎は基礎免震構造の鉄骨造り、延べ床面積7330平方㍍。震度6強程度で構造体を補修することなく使用できることを目標としている。1、2階は市民部や福祉部などの窓口を集約。市民活動に利用できる「協働スペース」「交流モール」、キッズスペースや授乳室、エレベーターなども設ける。1階はひさしで覆い、軒裏に秋田杉を使用。正面玄関は現庁舎側に位置し、壁面に緑色凝灰岩・十和田石が活用されている。
 3階は産業部の執務フロア、さまざまな利用目的に応じた会議室を確保。4階は災害時の迅速な対応を実現するため、防災対策室を中心に市長・副市長室や総務部を近接して配置し、備蓄倉庫も置く。5階は議場で、傍聴席には車いす専用のスペースを確保、鳳凰山の大文字が見える「展望ロビー」も整備する。6階部分は機械室など。
 建築工事は伊藤羽州・花岡・丸山特定建設工事共同企業体(JV)、電気設備工事は奥羽電気・大館桂・保安産業特定JV、機械設備工事は大館桂・●・衛暖特定JVが担っている。市は9月定例議会に本庁舎建設に関する議決内容の一部変更の議案を提出。資材の仕様や数量変更に伴う増額で、建築工事の契約額を26億3248万円、電気設備工事の契約額を5億3915万円、機械設備工事の契約額を5億8418万円に改める。
 現庁舎の解体跡地は駐車場として整備し、観光バスやタクシー、障害者用の車両が寄りつけるスペースも確保する。総事業費は49億9050万円。
 ※文中●は巳2つの下に共

切り抜き体験など人気 鷹巣技術専門校テクノスクールフェア 訓練の成果を披露

2020-09-13
糸鋸盤で板を切り抜く来場者たち(鷹巣技術専門校)
 北秋田市綴子の県立鷹巣技術専門校(阿部等校長)で12日、テクノスクールフェアが開かれた。住宅建築や自動車整備など各科の訓練生が、日ごろ培った成果を発表。ものづくりの一端を体験できるコーナーなどが大勢の来場客でにぎわった。
 地域に開かれた職業能力開発施設として取り組みを広く知ってもらおうと、毎年開催している。自動車整備、住宅建築、建築工芸、建設機械運転の各科が実習場で訓練成果の展示、発表を行った。
 午前9時30分の開場と同時に家族連れや地域の高齢者が詰めかけた。小学生以下に先着25人でプレゼントするミニ四駆はすぐになくなり、親子でキットを組み立てる姿が見られた。52㍍のレーンを実際に走らせるコーナーも用意され、キット完成後に早速挑戦していた。
 糸鋸(いとのこ)盤を使い、木の板を動物や疫病から人を守るとされる妖怪「アマビエ」の形に切り抜く体験コーナーも挑戦する人が絶えなかった。祖母と来場した三澤光河さん(7)はペンギンを型取り「木工が好き。家の中に飾りたい」と話した。
 住宅建築と建築工芸両科は伝統技法・組子を生かした作品「茶室ドーム」を公開した。直径約2㍍、高さ約1・8㍍のドーム型で、秋田スギ材500本以上を組み合わせ五角形と六角形のパーツを成型。さらにパーツ同士をビスと接着剤でつなぎ合わせた。製材や成型に精密な技術が必要な技法で、来場者の注目を集めた。

病院事業の赤字幅拡大 コロナ影響「厳しい状況」 大館市19年度決算 監査委が意見書

2020-09-12
福原市長㊨に意見書を提出する芳賀委員ら(大館市役所)
 大館市監査委員(芳賀利彦代表監査委員)は11日、2019年度の一般・特別会計と公営企業会計の決算審査意見書を福原淳嗣市長に提出した。病院事業会計について「損益は消費増税や扇田病院の患者数減少の影響などで赤字幅が増加している」と指摘。新型コロナウイルスの影響で経営は極めて厳しい状況にあるとし、経営の健全化に取り組み、総合、扇田両病院の機能分担と連携による医療の提供を求めた。
 一般会計の実質収支は23億172万円の黒字、単年度収支は6億2957万円、実質単年度収支は6億2817万円のの黒字となった。
 普通会計の財政指標のうち、財政構造の弾力性を判断する経常収支比率は前年度比0・9ポイント悪化の91・7%で、2015年度まで改善傾向にあったが、ここ数年は再び上昇傾向にある。財政力指数は前年度と同じ0・42、実質収支比率は8・2%で2・9ポイント上回った。実質公債費比率は前年度と同じ8・5%で、「毎年改善されているが、本庁舎建設事業などによる市債の借り入れに伴い、数値の上昇が予測される」とし、「中・長期視点に立った計画的な事業の執行で将来の市債残高や公債費などの抑制に努めてほしい」と求めた。
 市税と国民健康保険税を合わせた収入未済額は前年度比8034万円(16%)減の4億2033万円、税外の収入未済額は1893万円(22・8%)減の6418万円。「特別滞納対策室との連携効果もあり年々減少しているが、長期滞納者への対策など未収債権の縮減を望む」とした。
 公営企業4会計のうち、病院事業は2億9684万円の純損失で前年比2648万円(9・8%)増。患者数は総合、扇田病院ともに入院が減少し、外来が増加した。病床利用率は総合病院が65%で前年度比1・2ポイント減。扇田病院は79%で6・7ポイント減だが、全国の類似病院と比較すると一般・療養病床ともに高い利用率となった。意見書では「経営改革プランに基づき経営改善に取り組むなどしているが、新型コロナウイルスの影響などで病院事業経営は極めて厳しい状況にある。運営の効率化と一層の経費削減を図り経営の健全化に取り組むとともに、両病院の機能分担と相互連携により安心安全な医療提供を望む」とまとめた。
 19年度決算認定案は14日の9月議会本会議に上程される見通しで、議会は同日に一般・特別、企業両会計の決算特別委員会を設置する。
印刷に関するご案内
ご案内
広告に関するお問い合わせ
お問い合わせ
購読のお申し込み
購読お申し込み
掲載写真のご購入
ご購入お申し込み
後援のお申し込み
資料請求
記事・写真等2次使用について
資料請求
株式会社 北鹿新聞社

〒017-0895
秋田県大館市字長倉79
TEL.0186-49-1255(総務課)
FAX.0186-43-3065(総務課)
 
*日刊新聞発行および一般印刷*
TOPへ戻る