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穀物乾燥調整施設が完成 鹿角市の用野目ファーム 省力・低コスト化に期待

2018-09-23
乾燥調整施設の竣工式(鹿角市花輪用野目)
 鹿角市花輪の農事組合法人「用野目ファーム」(工藤義哉代表理事、会員48戸)が地元の用野目地区に整備した乾燥調整施設の竣工(しゅんこう)式が22日、現地で行われた。関係者約60人が作業の省力化や低コスト化が図られる拠点施設の完成を祝い、さらなる生産振興に期待した。
 同法人は2003年に設立。水稲と大豆を主作物としているが、乾燥調整作業はこれまで、会員が個々で所有していた機械設備を使いながら分担して行っていた。今回はこれらを1カ所に集積することで、省力化、低コスト化を図ろうと、新施設を整備した。
 鉄骨造1部2階建て、延べ床面積479平方㍍の施設内に乾燥機などを備えている。総事業費は約1億2000万円。農林水産省の産地パワーアップ事業を活用し、国から2分の1、市から12分の1の補助を受けた。同事業は地域の営農戦略として定めた産地パワーアップ計画に基づいて実施する、産地の高収益化、生産・集出荷の効率化に向けた取り組みを総合的に支援するもの。
 同法人では来年度の栽培面積について、水稲は本年度から10㌶増の60㌶、大豆は7㌶増の20㌶にそれぞれ拡大する計画。
 工藤代表理事(70)は「最近、担い手がいなくてリタイアする近隣の農家が増えているが、今回の施設整備を機に、少しでも耕作放棄地をなくしていきたい」と抱負を話した。

「ねこっこ」ありがとう 内陸線で間もなく運行終了 ファンにさよなら会

2018-09-23
10月上旬で運行終了するねこっこ列車(阿仁合駅)
 秋田内陸縦貫鉄道の期間限定車両「ねこっこ列車」の運行終了が間近に迫っている。角館―阿仁合間を運行した22日、車内や角館駅ホームでさよなら会が行われた。運行は10月上旬まで。
 ねこっこ列車は仙北市地域おこし協力隊の折笠靖子さん(41)が提案し、今年のネコの日(2月22日)から期間限定で運行。車両正面にネコの顔のラッピングが施されているほか、車内にネコのイラストや写真を掲示している。
 1カ月ほどの限定車両だったが、乗客からの好評を受けて運行期間を2度延長。折笠さんによると、SNS(会員制交流サイト)を通じて愛知県から訪れた人もいたといい、特徴的な外観の車両が愛好家や地域住民から親しまれていた。
 この日は角館発阿仁合行きの列車にねこっこ車両を増結して運行。内陸線のマスコットキャラクター「じゅうべぇ」やご当地キャラクターもさよなら会に駆けつけた。発車前の角館駅ホームでは、車両と写真撮影ができる時間が設けられ、乗客が撮影を楽しんだ。
 乗客には列車の限定ポストカードが記念品として贈られたほか、特別グッズも販売。列車の窓には「ありがとう」と書かれた紙が貼られ、乗客への感謝の気持ちを伝えた。
 提案者の折笠さんは、「当初は予定していなかった夏景色を走るねこっこ列車を見れてうれしかった」と話していた。
 車両は10月上旬まで運行する予定。運行終了後は車両の改装工事が行われ、「犬っこ列車」へと生まれ変わる。

石田邸、大館市に寄付 25日に贈呈式 バラ園含め観光活用

2018-09-22
大館市に寄付されることになった石田邸(三ノ丸)
 大館市の名誉市民第1号で、労働大臣などを務めた石田博英元衆院議員(1914~93)の邸宅と土地が市に寄付されることになった。8月に死去した石田よし夫人の生前からの意向で、遺族が25日に市役所を訪れて目録を贈呈する。「石田ローズガーデン」として市民に親しまれ、市は引き続き貴重な観光資源として活用する方針。
 同市字三ノ丸の邸宅は1957年建築で79年に増築した鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積255平方㍍。土地は3255平方㍍で、このうち住宅部分を除いたローズガーデン2306平方㍍はこれまで市が借り受けていた。約500種のバラはすでに寄贈されており、95年7月から市管理となっている。
 博英氏は47年の衆院選で旧秋田1区から立候補し初当選。内閣官房長官や労働大臣、運輸大臣などを歴任した。よし夫人は博英氏の死去後もバラ園のある自宅で暮らし、今年8月11日に101歳で亡くなった。市によると、生前から観光振興の用途指定で寄付する意向を示し、贈呈準備を進めていたという。25日は遺言執行者で次女の利光京子さんから福原淳嗣市長に目録を手渡す。
 石田邸は、漢学者で開国論「三策」を執筆した狩野良知(1829~1906)や、良知の次男で京都帝大文科大学長を務めた狩野亨吉(1865~1942)の生家跡でもあり、入り口付近に案内標柱が立てられている。
 ローズガーデンでは10月6日から3日間、大館バラまつりシーズン2が開かれる。6月のシーズン1に比べ花数は少ないが、寒暖の差が大きくなる秋のバラは一段と色鮮やかで香りが強くなるという。開場時間は午前9時から午後5時。

鉄道文化、保存から活用へ 日本鉄道保存協会 小坂町で研修会

2018-09-22
シンポジウムなどが行われた研修会(セパーム)
 日本鉄道保存協会の2018年度研修会が21日、全国各地の会員ら約70人が参加して小坂町のセパームで開かれた。同町が会場となるのは初めて。戦後の復興と成長を支えてきた鉄道文化遺産の保存・活用を推進する行政や団体らが意見を交換し、鉄道をまちづくりや観光へつなげる方策として、地域全体を巻き込んでの活用の重要性を理解した。
 同協会は1991年に設立し、歴史的鉄道車両、構造物、建物等を保存する国内の団体、行政など57団体、20人で組織。本県からは唯一、小坂町の小坂鉄道保存会が加盟している。毎年、持ち回りで開催している総会に続いて、研修会が行われた。
 開会行事で、代表幹事団体の菅建彦・交通協力会会長は「あと4年で日本の鉄道創業150年を迎える。欧米より半世紀も遅れたが、今では世界でトップクラスの鉄道と肩を並べる。消えていく鉄道遺産を保存しようと発足した協会も間もなく30年を迎えるが、新しい発展のきっかけをつかみたい」とあいさつした。
 細越満町長が歓迎の言葉を述べ、町が整備した小坂鉄道の関連施設を活用したテーマパークについて紹介しながら、「鉄道遺産を観光活用して保存することにより、地域をにぎやかに発展させていきたい」と意気込んだ。
 研修会のシンポジウムは、「近代化遺産としての鉄道を生かしたまちづくりと観光」をテーマに行われ、4人がそれぞれの取り組みなどを発表した。
 このうち、新潟市の新津鉄道資料館の水澤喜代志さんは、地域資源の鉄道を生かした誘客策として、▽「鉄道の街」のイメージづくり▽各組織との協働事業▽地域の発展と資料館の発展―を重点事項に掲げた。「観光は経済を伴わないといけない。リピーターを生み出す事業は発信していかないと伝わらない。資料館の発展と地域の発展は必ずリンクする。鉄道の街の中で、資料館を核の施設として続けていくのであれば生き残れる。地域との協働をキーポイントとして、将来は日本一の鉄道博物館にしたい」と意欲を示した。
 また、地元小坂鉄道保存会の千葉裕之会長は「鉄道はマニアックなので、一般知識を地域にも理解してもらい、連携していくべきだ」、コーディネーターを務めた同協会の米山淳一事務局長は「鉄道文化遺産をみんなで守ることが大事で、保存から活用へ展開することが求められる」などと述べた。

来年以降も8月11日 大館大文字まつり 昼の部内容、会場など検討へ

2018-09-22
来年以降も8月11日に開催することを決めた実行委員会(大館市北地区コミュニティセンター)
 大館大文字まつり実行委員会(小池昌平委員長)は21日、大館市北地区コミュニティセンターで第3回会合を開き、来年以降のまつりも8月11日に開催することを決めた。今年初めて従来の8月16日から変更し、一定の集客効果があったため定着させたい考え。「昼の部」の在り方や会場など、内容を検討するプロジェクトチームを今後立ち上げる方針も示した。
 事務局の市観光協会によると、まつりは昨年まで40年ほどは8月16日に開かれていた。今年の第51回はお盆の帰省開始時期に合わせることで出演者、観客の増加につなげようと8月11日に変更された。第51回の観客入り込み数(推計)は前年比1000人増の3万9000人だった。
 この日の会合で、事務局は良かった点として「夜の部」の観客が増加したことなどを報告。一方で「昼の観客が少なかったのが一番の懸念。雨の影響か、『昼の部』自体に魅力がないのか」と述べた。
 日程について「商店はお盆の前でかき入れ時のため(11日では)営業に支障がある」「周知不足では」などの意見を紹介。委員からは帰省、Uターンのピークと照らし合わせ「帰省客の効果はあった」とする声も上がった。
 賛否両論がある中で、実行委が来年以降も8月11日に開催する方針を示した。定着させることでさらなる誘客につなげる考えで、出席した委員に理解を求めた。異論は出ず、決定した。
 「昼の部」については「踊り手が少ない」「夕方から始め、そのまま夜に入った方が」などの案もあることから、事務局は会場や内容も含めて検討するプロジェクトチームを年内に立ち上げると説明。市観光協会の山城久和会長は「来年は8月11日が日曜で、帰省開始が早まることで今年以上の人出が見込める。観客の視点に立ち、楽しんでもらえるまつりにしたい」と話した。
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灯籠流し先祖送る 大館 ひない盆まつり

2018-08-20
灯籠を持ち河川敷に集まる住民(大館市比内町扇田)
 大館北秋商工会青年部(吉原考政部長)主催の「ひない盆まつり」が18日、大館市比内町扇田地区で行われた。米代川河川緑地では、地域住民が先祖を思いながら灯籠を川に流した。
 先祖供養のために灯籠を流す送り盆行事。一時期途絶えていたが、同会青年部が2003年に復活させ今年で16回目を迎えた。今年は約200個の灯籠を準備した。
 午後6時半ごろ、灯籠を手にした多くの地域住民が集まった。読経とかね、太鼓の音が響く中、地域住民から手渡された灯籠を実行委が次々と米代川へ流した。住民らは水面を照らしながらゆらゆらと流れていく灯籠に思いをはせながら静かに見送っていた。
 灯籠流し終了後には花火が打ち上げられ、夏の夜空を彩った。

集う場所や交流がある街 勉強会で「目指す大館市像」 支え合う仕組みづくりへ

2018-08-19
「支え合い体験ゲーム」などを行った第2回勉強会(上川沿公民館)
 大館市で、高齢者らの生活を地域で支え合う仕組みづくりに向け、市全域のニーズや課題をまとめる組織・第1層協議体が今秋にも発足する。本年度市社会福祉協議会(宮原文彌会長)が中心となり、町内や福祉、介護関係者らが勉強会を2回開催。「目指す大館市像」を固め、最も声が多かった「集う場所や交流がある街」に向けて、必要な協議体構成員を選出した。社福協は「住民目線で組織化を図り、住民主体の仕組みをつくっていきたい」と話す。
 介護保険制度に組み込まれた「生活支援体制整備事業」。高齢化が進み、介護人材が不足する中、国は住民の生活を地域全体で支援する仕組みづくりが必要とし、各自治体に生活圏域単位と市全域の協議体設置を求めている。
 大館市は昨年度、推進役となる生活支援コーディネーター6人を配置し、生活圏域(第2層)ごとに住民を交えた協議体を設置。本年度は社福協に委託し、市全域(第1層)のコーディネーター1人を配置し、組織化を図る。
 協議体設置に向け、社福協は6月と今月の2回、上川沿公民館で勉強会を開催。第2層協議体構成員や町内会、介護、福祉施設、NPO法人関係者ら約70人が制度を学び、「目指す大館市像」を話し合った。第1層生活支援コーディネーターの戸澤真澄さんは「支え合いは住民主体で行うため、組織化まで『見える化』を図り、住民目線で事業を進めたい」と狙いを話す。
 目指す大館市像で挙がったのが、「集まる場所があり、交流、コミュニケーションがある」。「近所や町内の交流がある」「子ども、若者がいる・住みやすい」が続いた。「居場所」や「交流」をキーワードに協議体構成員も選び、町内会、民生委員、福祉員のほか、PTAなど子ども関係、農林関係、女性消防団などが出され、戸澤さんは「地域資源を有効に使おうという方向性が見えた」と振り返る。
 今後は社福協や市などで人選を進め、10月ごろに予定する第3回勉強会で構成員を委嘱し、協議体を立ち上げる。第1層協議体は、第2層内で解決できない地域課題に対応し、必要な場合は市へ要望していく。社福協は「市中心部と郊外では抱える課題が違う。第1、2層協議体が連携しながら、サロンや除雪、買い物支援など市民の要望に沿った支え合いができる仕組みをつくっていく」と話した。

平成最後、継承へ決意 鹿角 花輪ばやしきょう開幕

2018-08-19
戸澤会長㊧から佐藤会長へ授与されたキバちょうちん(あんとらあ)
 鹿角市の伝統行事「花輪ばやし」の開幕を前に18日、幸稲荷神社からの御神体が安置されている谷地田町の御旅所で祭典祈願祭が行われた。終了後の直会では戸澤正英・花輪ばやし祭典委員会会長が佐藤圭太・若者頭協議会(若協)会長へ恒例のキバ(騎馬)ちょうちんを授与。参加した関係者が、平成最後となる花輪ばやしの安全や盛況、祭りの末永い継承に向けて決意を新たにした。
 花輪ばやしは、地元で「産土神さん」と呼び親しまれている総鎮守・幸稲荷神社の祭典で奉納される祭りばやし。祭典は16日の「神輿渡御」から始まり、後半の2日間が「花輪ばやし」として華やかなにぎわいを見せる。
 祈願祭には、祭典委や若協の役員ら関係者約80人が浴衣姿で参列。戸澤会長らが玉串を奉てんし、祭典の無事を祈った。
 直会は道の駅かづの・あんとらあに移動して開催。騎馬ちょうちん授与は、祭典委会長から若協会長にパレードの全権を委任する意味を込めた恒例の行事。今年は、昭和最後の若協会長だった戸澤会長から平成最後の若協会長の佐藤会長へと手渡された。佐藤会長はちょうちんを掲げ「確かに受け取りました」と祭りへの意気込みを示した。
 花輪ばやしは昭和の時代に県重要無形民俗文化財に指定され、平成に入って国重要無形民俗文化財に指定、ユネスコ無形文化遺産にも登録された。
 戸澤会長は「地元の祭りが日本を飛び越えた世界の祭りに発展しつつある。その足掛かりになったのが平成の時代。次の新しい元号の時は世界に相当アピールする祭りに変遷していく時代になると思う」と花輪ばやし継承への熱い思いを話した。

村内外の伝統芸能競演 かみこあにプロジェクト 八木沢の棚田舞台で

2018-08-19
勇壮な武士舞などが演じられた八木沢番楽(八木沢)
 上小阿仁村八木沢集落で18日、伝統芸能競演イベントが開かれた。棚田に設けられた舞台で地元の八木沢で継承されてきた番楽などが披露され、来場者や地域住民が先人から受け継がれてきた伝統文化を堪能した。
 村の2集落を会場に開催されている現代アートイベント「かみこあにプロジェクト2018」関連の催し。村内の八木沢番楽、大林獅子踊り、小沢田駒踊り、上小阿仁和太鼓、ゲストの代野番楽(大館市)、飾山囃子(おやまばやし)(仙北市)の6団体が出演した。
 オープニングを務めた八木沢番楽は、国の重要無形民俗文化財に指定されている「根子番楽」を継承する北秋田阿仁根子から移り住んだ人たちが伝えたとされ、根子番楽と同様に勇壮な武士舞が見どころ。保存会メンバーのほか番楽の継承に取り組んでいる村の中学生らが、雄大な自然を背景にした棚田舞台で勇壮な舞を披露した。
 かみこあにプロジェクトは八木沢集落と旧沖田面小校舎を会場に9月30日まで開催。期間中はウオーキングしながら作品を鑑賞する「健康ウオーキング×アート」などの関連イベントが行われる予定。問い合わせは村役場内の実行委員会(電話0186・77・2221)。

気仙沼訪問プロジェクト 大館の有志11人 「復興支援と学ぶ機会」

2018-08-18
 東日本大震災の復興支援や相互交流を目的に、大館市民有志が「気仙沼出前交流プロジェクト実行委員会」を立ち上げた。12月初旬に宮城県気仙沼市の訪問を予定。浅利博樹委員長(県北NPO支援センター事務局長)は「訪問でこれまでできた縁を大切に。復興が続く中で支援に限らず、訪問する大館市民が災害や絆を学ぶ機会としたい」と話している。
 大館市は「ふるさと元気づくりパワーアップ事業」として、震災翌年の2012年度から17年度まで6年間、気仙沼市を訪問してきた。文科省の補助事業終了と「復興支援という意味では一区切りの時期」として本年度は予定していない。
 過去に被災地を訪問した子育て支援団体や音楽療法士ら11人が「行政の訪問が終わっても個々として関わりを続けたい」と5月、実行委を発足。伝統芸能や料理を通した相互交流、大館の参加者が津波被害を学ぶ機会にする目的で、12月に1泊2日の訪問を計画。気仙沼の災害公営住宅近くの公共施設などでの開催を予定している。
 このほど国立青少年教育振興機構の「子どもゆめ基金助成活動」採択を受けた。事業助成は単年度で、助成金は当初予算の半分ほどという。中高生らの参加も募り実行委を含め20人ほどの訪問を予定しているが、宿泊費や食事代などの個人負担も発生する見込み。
 浅利委員長は「次年度以降も活動を継続したいが、毎年補助金頼みというわけにはいかない。訪問を通して資金繰り、内容等を検討していく。合わせて同様に活動する民間団体などにも声を掛けたい」としている。
 実行委は個人や団体の資金協力、訪問先で調理するだまこ鍋の食材提供など協力を呼び掛けている。問い合わせは事務局の河田美智子さん(☎080・1800・3349)。
 
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ブロック塀の撤去費用 補助制度を創設へ 鹿角市 児玉市長が表明

2018-07-24
会見する児玉市長(市役所)
 鹿角市の児玉一市長は23日、市役所で定例会見を開き、大きな地震等で倒壊する恐れのあるブロック塀の撤去を促進するため、市独自の補助制度を創設することを明らかにした。9月議会での補正予算案提案を目指している。
 制度の概要は、道路に接している個人所有のブロック塀の撤去費用の一部を支援するもの。事業所所有の塀は対象外とする方針。
現在、制度創設に向けた準備を進めており、補助額など具体的な内容は後日、明らかにする。児玉市長は「例えば、上限額を設けるなどリフォーム支援のような形になろうかと思う」と述べた。
 市や市教委は、大阪府北部地震を受けて市内の小中学校を含む公共施設と小中学校の通学路沿いにあるブロック塀の調査を先月から今月にかけて実施した。
 このうち公共施設では▽上ノ湯公衆浴場(大湯字上ノ湯)▽花輪定期市場(花輪字上花輪)▽まちなかオフィス(花輪字下花輪)▽出発の家(花輪字柳田)―の4カ所の塀が建築基準法で定められた基準を満たしていないことが分かり、市が撤去や補修などの準備を進めている。
 通学路沿いにあるブロック塀で注意が必要と思われる塀は計46カ所あり、19日付で児童生徒の保護者に注意を呼び掛ける通知を出したほか、各学校での安全指導などを進めることにしている。
 このほか、通学路以外の市道沿いや空き家等にあるブロック塀も調査する計画。
 民有地にあるブロック塀について市が個別対応するのは難しいといい、児玉市長は「通学路などのブロック塀の撤去に加え、道路沿いにある空き家のブロック塀についても対策が進んでほしい」と補助制度の効果に期待した。

 

ありがとう20周年 大館能代空港 記念イベント多彩に

2018-07-23
普段は立ち入ることのできない制限区域内で飛行機の離陸を見学する参加者(大館能代空港)
コンサートや木製飛行機の展示が行われた野外広場
 北秋田市の大館能代空港で22日、開港20周年を記念したイベントが開かれ、空港に関わる事業所が企画した多彩な催しが行われた。野外広場でのコンサートや木製飛行機の展示のほか、普段は入ることのできない制限区域内の見学も実施され、多くの親子連れでにぎわった。
 開港20周年を記念し、利用者への感謝の気持ちを伝えようと、県の管理事務所や利用促進協、空港ターミナルビルなど4事業所で構成する実行委員会が主催。各事業所がイベントを企画した。
 同空港ターミナルビル周辺では「大空市」が開催され、野菜や農産加工品、軽食などを販売する屋台がずらり。野外広場のステージでは、鷹巣祇園太鼓や吹奏楽団など市内外の5団体が演奏や歌で会場を盛り上げた。
 鷹巣技術専門校(同市綴子、永澤亮校長)製作による木製飛行機も野外広場に展示。機体は、世界初の有人動力飛行に成功したとの説がある航空技師グスターヴ・ホワイトヘッドの単葉機を復元したもの。会場には撮影台も設けられ、利用者は撮影や搭乗体験を楽しんでいた。
 今回は、これまで実施したことのなかった空港の制限区域内を見学するイベントも複数企画。事前に参加を募り、飛行機の出発作業や離着陸、滑走路や空港施設の見学を受け付けた。
 離着陸の見学は午前中の発着便に合わせて2回実施。参加者はバスで制限区域内に入場し、離着陸する飛行機が見えやすいポイントで降車した。出発便を見学する回では、参加者が滑走路へと向かう飛行機を見守り、離陸の瞬間を待った。飛び立つ飛行機のごう音や大きさを間近で体感し、子どもたちは「すごい」と笑顔を見せていた。
 ターミナルビル内では航空教室や子どもを対象に航空券が当たるスタンプラリーが行われた。

移住者ら交流広がる 大館と鹿角 初の「顔合わせ」企画

2018-07-23
浴衣姿の参加者らが桂城公園周辺を巡った(桂城橋)
 大館市への移住者らの交流会「大館びとの会」(会長・塩崎泰良市地域おこし協力隊)とNPO法人かづのclassy(木村芳兼理事長)の初のコラボレーション企画「かづの、おおだて、かお合わせ。」が22日、大館市の国指定有形文化財・桜櫓館などで行われ、両市の会員ら17人が交流した。
 同会は移住者や移住希望者に日頃の不安や悩みを気軽に相談する場、友達づくりや交流を広げる場として活用してもらうことを目指している。月1回ほど、テーマを変えて会を開いている。
 同法人は2016年に元鹿角市地域おこし協力隊(移住コンシェルジュ)のメンバーを中心に立ち上げた。移住者のサポートや地域を元気にする活動を行っている。
 両団体は移住相談会などで以前から交流があり、共催での開催を希望していた。塩崎会長によると、移住を考える人は秋田、東北などのエリアでとらえている人が多く、近隣自治体がつながることで、できることも増えるのではといい、互いの市について知り、友達づくりにつなげようと初めて開催した。
 この日は大館について知ろうと、桂城公園周辺を歩く「大館プチ歴まち散歩」と花善(御成町)の弁当を味わいながら交流するランチ懇親会を企画。
 参加者は夏らしい浴衣や甚平で参加。市まちづくり課の職員から歴史や文化、伝統について説明を受けながら、桜櫓館や桂城公園、秋田犬会館などを巡った。懇親会では子育てや暮らしなどについて意見を交わしたり、情報を交換したりした。
 塩崎会長は「多くの人が参加してくれてよかった。小さい子を連れた家族連れもおり、場が和み、参加者同士が打ち解けられた。今後は鹿角におじゃまして企画できたらいいと個人的に考えている」と話した。
 大館びとの会では8月の企画として、17日午後7時半から、大館少年自然の家で「STAR GAZING~大人の星空観察~」を開催する。先着18人。無料。申し込み、問い合わせは市移住交流課内事務局(電話0186・43・7149)。

まきは身近な再生可能エネ 鹿角市 普及図る「道場」開く

2018-07-23
黒沢会長㊨からおのの使い方を学ぶ参加者(鹿角市十和田毛馬内の事務所前)
 木質バイオマスとして見直されているまきの割り方を学ぶ「薪割り道場」が22日、鹿角市十和田毛馬内で行われた。市民など約20人が参加、まき供給の活動をしている市民団体の関係者から指導を受けた。
 道場を主催したのは、まきを生産・供給する活動をしている共助組織「MAKIKORI(まきこり)」(事務局・同市十和田毛馬内字城ノ下、黒沢彰会長)。
 再生可能エネルギーの活用をテーマにした資源エネルギー庁の「まちエネ大学」が2015年から2年間、鹿角市を会場に開かれた。再生可能エネルギーを地域経済の活性化に結び付けるのが目的で、受講者たちが昨年3月、MAKIKORIを設立した。
 同会は、未利用森林などの所有者から依頼を受けて木を伐採し、労力の対価としてまきを手に入れる共助組織として活動している。会員は鹿角市を中心に26人。大館市や岩手県二戸市からも参加している。
 まきは自然エネルギーとして見直されている一方で、まきストーブ生活を始めようとしても「まきはどこから手に入れるの」などと踏み切れない人も。
 道場は、まきへの関心を高める機会にするため、初めて開いた。会場は十和田市民センター近くにある同会の事務所。機械とおのによる割り方、まきの積み方などが指導された。小坂町から参加した男性(58)は10年ほど前からまきストーブ生活を始め、会員ではないが「参考になれば」と受講した。
 黒沢会長がおのを持つ手の位置、木の芯を意識すること、足腰の使い方などを指導。参加者は、おのを振り下ろし、すぱっと割れると、気持ちよさそうな表情をしていた。
 作業の後は秋田杉を使った「プランク・バーベキュー」を楽しんだ。黒沢会長は「まきは近くにあり、手っ取り早く使えるエネルギー。作業のノウハウを覚えてもらい、まきの普及のきっかけにしたい」と話した。

鳳鳴、サヨナラで散る 夏の甲子園予選 主戦、杉原気迫の投球も

2018-07-22
鳳鳴は2回、髙橋の右前適時打で2点目を挙げる(こまちスタジアム)
 第8日の21日は、秋田市のこまちスタジアムで準々決勝2試合を行い、北鹿勢は大館鳳鳴が明桜と対戦した。鳳鳴は2回に先制点を挙げるも終盤に追い付かれ、最後はサヨナラ負けを喫した。6年ぶりの4強入りはならず、北鹿勢は全て姿を消した。
 ◇準々決勝【こまち球場】
大館鳳鳴020000000  2
明  桜010000101× 3

 ▽二塁打=藤盛樹(鳳)▽併殺=鳳鳴3▽暴投=鳳鳴1▽捕逸=明桜1▽守備妨害=明桜1
終盤に攻守で粘りを欠いた大館鳳鳴は明桜にサヨナラ負けを喫した。
 2回、鳳鳴は2死から杉原、齊藤の連打で一、三塁の好機をつくると、古谷の中前適時打で先制。続く髙橋も右前にしぶとく適時打を放ち、2点目を挙げた。
 1点リードの鳳鳴は7回、四球と安打で無死一、三塁のピンチを迎えると、捕手の二盗への送球が乱れる間に三走が生還し、同点に追い付かれた。8回の攻撃では重盗などで1死二、三塁とするも後が続かず。9回は1死満塁で押し出しを与え、試合を決められた。
 鳳鳴・齊藤広樹監督の話 なかなか決定打が出なかった。杉原はすばらしい、苦い経験をしたのでは。大きなステップアップのきっかけにしてほしい。
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