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鹿角の元気集結 91団体で「フェスタ」 出展や発表で魅力アピール

2018-09-17
地域住民らでにぎわった元気フェスタ(市役所周辺)
 産業と福祉の一大イベント「かづの元気フェスタ」が16日、鹿角市役所周辺で開かれた。元気な鹿角をアピールしようと、食、健康、環境など八つのテーマごとに71ブースが設けられたほか、各種ステージイベントが繰り広げられ、多くの地域住民らでにぎわった。
 市の農業や商工業などの祭典「産業祭」と、福祉の向上を目指すイベント「ふれあい広場」を2009年度から統一して開催している。
 10回目の今回は新規5団体を含む延べ91団体が参加。花輪一中、花輪高、十和田高の生徒約140人がボランティアとして各ブースの手伝いや来場者アンケート、放送、駐車場誘導などで汗を流した。
 会場には▽催し物▽人・もの交流▽体験▽暮らしの応援▽ちびっこ▽食▽健康▽環境―の八つの広場を設置。
 催し物広場では開会行事に続き、無傷病世帯、国保標語・フォトコンテスト、環境壁新聞コンクールの各表彰、あおぞらこども園遊戯、りんごレンジャーショー、訪問入浴デモンストレーション、ストリートダンス、民謡・民舞ショー、JAまつりなどが行われた。
 農産物の販売コーナーは旬の北限の桃、鹿角りんごなどが並び、食の広場ではかづの牛の串焼き、比内地鶏の焼き鳥、みそ付けたんぽなどが人気。健康広場では脳卒中予防のための食生活改善や減塩に向けたメニューの試食・試飲、骨密度測定、血管年齢測定などのコーナーが関心を集めた。
 十和田高食物部が販売した焼き菓子や小坂高の生徒が製作したピンボールゲーム機なども人気を呼んだ。
 このほかにも恒例の模擬上棟式や木工教室、手話ソング、卓球マシン体験、ミニ水族館、鹿角創作科学展、チョークアート体験、消防車・パトカー展示、自衛隊の活動紹介、平和パネル展、スタンプラリーといった盛りだくさんの催しが繰り広げられた。西日本豪雨と北海道胆振東部地震の義援金の募金活動も行われた。

病院外ので急な出産 大館で救命士ら声掛けや介助学ぶ 鹿角集約で「増える可能性」

2018-09-17
分娩介助について学ぶ受講生(大館市立総合病院)
 救急救命士ら医療従事者が自宅や車内など施設外での急な出産への対応を学ぶプログラム「BLSOプロバイダーコース」が16日、大館市立総合病院で開かれた。秋田大医学部付属病院の医師が「伊徳地域振興財団」の助成を受けて県内で初めて開催。救命士ら18人が受講し、人形を使った実技中心の講習を通して知識を身に付けた。
 BLSOは、日常的には妊産婦に接しないが、急変場面に遭遇する可能性がある医療従事者を対象とした教育プログラム。秋田大医学部付属病院産婦人科の三浦広志助教が「病院外産科救急に対応可能な救急医療従事者の育成」と題した研究テーマで同財団に応募し、100万円の助成を受けて開催が実現。北鹿地方を含む全県の救急救命士のほか、看護師らが受講した。
 コースディレクターを務めた日本医科大多摩永山病院(東京)の山岸絵美医師は、かづの厚生病院の出産取り扱い機能が10月に大館市立総合病院へ集約されることに触れ、「この地域では搬送時間が長くなり、救急隊がお産に出くわす可能性が増えてくる」と指摘。「産科医療は特殊ではなく、一般のものと意識を変えたい。避けられない事態にどう対処するかを少しでも身に付けてほしい」と述べた。
 人形を使った実技中心の講習が行われ、「分娩(ぶんべん)介助」では、産婦への声掛けや出産までの介助法、臍帯(さいたい)切断など流れに沿って受講生が真剣な表情で体験した。受講後、救急車内での分娩を想定したトレーニングも行われ、筆記・実技試験の合格者にはNPO法人周生期医療支援機構などによる5年間の認定証が発行された。
 三浦助教は「鹿角地域の出産集約を受けて企画した訳ではないが、地域に役立つプログラムになったのではないか」と話した。3月には秋田市で開催を予定している。
 助成金は、スーパーを展開する伊徳(本社・大館市)会長の伊藤碩彦理事長と家族が所有する株式の一部を財団に無償譲渡し、その配当金を原資としたもの。伊藤理事長は「少子高齢化が進む中で、地域を元気にする事業に対して助成していきたい」と話した。

おいしいきりたんぽ 出来秋に感謝 大館で来月のまつりPR

2018-09-16
きりたんぽ作りを披露する女性たち(鳥潟会館)
 新米を使用したきりたんぽ作りが15日、大館市花岡町の県指定有形文化財・鳥潟会館で行われた。秋田名物本場大館きりたんぽ協会(石川博司会長)の会員女性5人がかすり姿で調理を披露し、本格的なきりたんぽシーズンの到来を告げた。
 10月6~8日にニプロハチ公ドーム(大館樹海ドーム)で開かれる第46回本場大館きりたんぽまつりを宣伝しようと、同協会とまつり実行委員会(杉渕孝義委員長)が企画。4年前から続けている。
 市内で収穫された早場米「五百川」10㌔を用意。いろりを囲み、炊きたてをつぶして杉の串に巻き付け、炭火でじっくりと焼いた。スープは実行委が開発した「郷味(さとみ)」を使用。比内地鶏やネギ、セリ、ゴボウ、マイタケとともに煮込むと香ばしい匂いに包まれた。
 石川会長は「今年のコメも野菜も順調に育っている。出来秋に感謝し、おいしいきりたんぽを多くの人に味わってもらいたい」と語った。
 昨年のまつり来場者は13万3000人。今回10万人を想定しており、杉渕委員長は「発祥・鹿角、元祖・北秋田、本場大館の食べ比べを楽しめるイベントにしたい」と意気込みを示した。

川口・立花下水道 地元JVと契約、着工へ 大館市が全国に先駆け官民連携

2018-09-16
地域住民向けに開かれた工事説明会(下川沿公民館)
 大館市川口・立花地区の公共下水道整備事業で、市は地元5社の特定建設工事共同企業体(JV)と2018年度施工分の工事請負契約を締結した。試験掘りを経て11月にも本格着工する。官民連携(PPP=パブリック・プライベート・パートナーシップ)を導入する全国に先駆けた試みで、20年度から順次供用を開始したい考え。
 契約を結んだJVは、佐藤建設を代表構成員に花岡土建、佐藤吉、笹谷建設、伊藤羽州建設の5社で構成。契約額は1億65万6000円、期間は8月31日~3月18日としている。
 国が処理分区として認可した面積は99・2㌶。管路延長1万6112㍍のうち本年度施工分は1363・62㍍、対象は690世帯のうち110世帯を予定している。2期に分けて進める方針で、19年度以降の施工分は3月に複数年契約で締結する見込み。
 地下埋設物の位置を確認する試験掘りは10月に行い、下水道本管の埋設や公共升(ます)・マンホール設置などを順次手掛け、供用開始は20年4月以降の予定。今月13日に下川沿公民館で工事説明会を開き、地域住民に作業順序などを示した。
 事業者の選定をめぐっては地元5社とオリジナル設計秋田事務所(秋田市)の企業体が応募し、優先交渉権を得た。学識経験者らでつくる審査委員会(委員長、森田弘昭・日本大生産工学部教授)は100点満点中55・3点と採点。工期を短縮する提案や、国道横断箇所を難工区とした上で具体的なルート変更、施工方法の変更、懸案の渋滞緩和策が示されたこと、従来より安価な手法の採用などを評価した。
 市は1月に企業体と基本協定を締結、2月にはオリジナル設計秋田事務所と詳細設計、施工管理の各業務について委託契約を結んだ。設計は2月5日から来年3月29日の期間で7452万円、管理は2月5日から21年11月30日の期間で2376万円とした。
 市によると18年度当初の下水道普及率は53・7%。全国に比べて低い水準となっている。15年度に10年間の中期計画「アクションプラン」をまとめ、対象区域の川口・立花地区でPPP導入可能性調査を行った。未普及解消に向けた官民連携事業は全国で大館が先行し、岩手県久慈市と兵庫県加古川市が続いている。
 方式が定型化されれば別の地区にも展開したい考え。

制服や学用品 子育て家庭へ提供 鹿角市リユース事業

2018-09-16
制服等を無料で提供したリユース事業(鹿角市福祉保健センター)
 家庭で不要になった中学校・高校の制服等を、必要な家庭に無料で提供する鹿角市の「子育て応援リユース(再使用)事業」が15日、市福祉保健センターで行われ、訪れた親子連れが制服や学用品を譲り受けた。
 子育て家庭の経済的な負担軽減などを目的に、市が昨年度始めた事業。昨年度は中高生の制服、指定通学かばんを対象とし、市民から寄せられた約130点の制服等を必要とする人へ提供した。
 2年目の本年度はNPO法人子どもコンシェルジュ(駒ケ嶺裕子理事長)に事業を委託。回収・提供する学用品を追加したり、衣替えに合わせながら回収・提供日の実施回数を増やすなど事業を拡大して実施している。
 リユースの対象として追加したのは小中高校の学校指定ジャージー、柔道着、自転車通学用ヘルメット、校章・組章、ピアニカ、リコーダー。
 8月に1回目の回収を行い、約370点が寄せられたほか、その後も福祉保健センターの窓口に約80点が寄せられた。今回はこれら約450点を提供用として用意。来春に進級や進学を予定している児童生徒とその父母らが会場を訪れ、試着をするなどしてお目当ての学用品を譲り受けた。
 十和田大湯の会社員男性(54)は、来春中学校に入学する小学6年の長男のため制服を譲り受け「収入があまり多くないので助かります。この取り組みは続けてほしいですね」と話していた。
 本年度2回目の回収日は来年1月26日、2回目の提供日は同2月17日、3回目の提供日は3月17日に予定している。
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「食と命」大切さ感じて マタギ体験学習会 北秋田市

2018-08-18
鶏の解体など見学したマタギの地恵体験学習会(阿仁前田)
 北秋田市に伝わる狩猟文化「マタギ」を通じて命や食の大切さを学ぶ「マタギの地恵体験学習会」が17日から、森吉山の周辺地域を会場に行われている。市内の小学生18人が参加してきりたんぽ鍋に使う鶏の解体作業などに挑戦、食べることの意義や命の重さなどに理解を深めた。
 市民有志でつくる実行委員会(佐藤慶博委員長)の主催。17日から19日まで2泊3日の日程で、野外調理や星空観察、カヌー体験、阿仁熊牧場の見学など行う予定。初日は前田公民館で結団式を行った後、きりたんぽ鍋の調理に取り組んだ。
 結団式で佐藤委員長は「みんなが毎日口にする食べ物はすべて命あるもの。3日間の体験を通して食べることの大切さ、命の尊さを感じて」と子どもたちに呼び掛けた。
 きりたんぽ鍋づくりは、具材となる鶏の解体作業からスタート。子どもたちは羽をむしる作業を体験。「かわいそう」「気持ち悪い」などと及び腰になる場面も見られたが、子どもたちは「命をいただく」という意味を感じながら真剣な表情で取り組んでいた。

 
 

花輪ばやしあす開幕 ユネスコ無形文化遺産 祭り一色の2日間

2018-08-18
 鹿角市花輪の街が熱狂の渦に包まれる伝統行事「花輪ばやし」は19、20日の2日間行われる。ユネスコ無形文化遺産登録後初開催となった昨年は、2日間で過去最多の26万人の人出となったが、今年はさらなる盛り上がりに期待されている。
 花輪ばやしは、花輪の産土(うぶすな)神・幸稲荷神社に奉納される祭りばやし。神社の祭典はご神体が里宮・御旅所に移る16日の「神輿渡御(みこしとぎょ)」で始まり、後半の2日間は「花輪ばやし」として豪華絢爛(けんらん)な10台の屋台が登場、華やかなにぎわいを見せる。
19日は正午から「子どもパレード」が行われ、桝形、福祉保健センターからそれぞれ祭典本部(交流プラザ)に向かって園児や小中学生による屋 台運行、はやし、踊りが行われる。
 午後5時半、のろしを合図に各町内が御旅所へ向けて順次出発。6時35分から幸稲荷大神に祭り開始を告げる「御旅所詰」を行い、独特の手打ち式「サンサ」が見られる。かづの銘酒前では子ども演奏コンクール審査が行われる。
 6時55分、御旅所から駅前広場に向けパレード開始。駅前広場では屋台の到着を待つ間に「町踊り」が披露される。
7時50分からは初日のハイライト「駅前行事」。10町内の屋台が勢ぞろいし、エネルギッシュな競演を繰り広げる。駅前サンサも行う。9時から自町内に向けて運行を開始する。
 帰町後に一時休憩を経て、ファン必見の「朝詰」パレードへ。20日午前0時ごろ、組丁から順次出発する。米代川に架かる稲村橋には2時すぎに到着し2時半に出発。
 新田町の桝形には3時すぎに到着。躍動的な運行から一転、厳粛に神事を行い、各町内が奉納曲を演奏、サンサも行う。4時20分に各町内に向かって運行する。
 2日目の20日は正午から自町内で運行。午後7時から駅前に向かってパレードを開始する。屋台到着を前に、駅前広場では8時から郷土芸能「かづのふるさと大太鼓」を披露。8時40分からは駅前行事を行い、9時半から終盤の見どころ「赤鳥居詰」の運行開始。到着後、11時半すぎに組丁の赤鳥居で祭り終了のあいさつをし、サンサを行う。
 各町内への帰途で下5町内は福祉保健センター前、上5町内は御旅所前ではやしの競演や演芸などを行い、21日未明まで完全燃焼する。
 臨時駐車場は鹿角市役所、鹿角地域振興局、かづの商工会、道の駅かづの・あんとらあ。シャトルバスは市役所―あんとらあ間で午後4時40分~10時20分に20分間隔で運行する。料金は100円(小学生以下無料)。2日間とも臨時列車の午後10時13分鹿角花輪駅発秋田駅行きと、同10時45分鹿角花輪駅発大館駅行きを用意している。
 問い合わせは祭典委員会(交流プラザ内、☎0186・30・0500)。
 

北鹿地方で大雨 土砂崩れや道路決壊 2市36人が避難

2018-08-17
国道105号で発生した土砂崩れ(北秋田市阿仁水無)
大きくえぐられた米代川沿いの堤防(鹿角市八幡平大里)
 東北北部に前線が停滞して大気の状態が不安定になった影響で、北鹿地方は15日から16日にかけ、大雨に見舞われた。秋田地方気象台によると、16日午後5時までの24時間降水量は北秋田市阿仁合で260㍉に達し、観測史上最大を記録。鹿角市と北秋田市が避難準備情報を出し、両市の避難所に計13世帯36人が一時避難した。各地で土砂崩れや堤防・道路の決壊などが相次ぎ、交通機関も乱れた。人的被害はなかった。
 気象台によると、24時間降水量は鹿角市で160・5㍉(午前10時40分まで)、同市湯瀬で141㍉(午後5時まで)、小坂町藤原で127㍉(午前2時40分まで)、大館市で114・5㍉(正午まで)など。湯瀬では8月の観測史上最大を更新した。鹿角と阿仁合では平年の8月1カ月分の降水量を上回った。
 土砂災害や河川氾濫の危険性が高まったため、鹿角市は15日夜から16日未明にかけて急傾斜地・米代川周辺の5881世帯1万8238人に、北秋田市は16日未明、市内全域の1万4109世帯3万2404人に避難準備情報を出した。鹿角市は同日午前9時40分に解除。北秋田市も午後5時までに全ての地区で解除した。
 北鹿5市町村や警察、消防によると、北鹿地方では16日午後4時現在、住家の床下浸水8棟、非住家の浸水8棟が発生。国道や県道、市道での土砂崩れや落石、堤防・道路の損壊は15カ所以上に及んだ。倒木も多数あった。
 この影響で通行止めも相次いだ。北秋田市では、国道105号の阿仁荒瀬―阿仁水無間の約3㌔が約16時間にわたって全面通行止め。上小阿仁村では、八木沢集落に通じる県道が落石の恐れで、緊急車両以外は通行止めとなった。
 鹿角市では、岩手県境にほど近い十和田大湯の国道104号で、約5・1㌔にわたって全面通行止めが続く。このほか、大館市では比内町八木橋字五輪台の鶏舎に水が流れ込み、飼育されていた比内地鶏161羽が溺死した。
 NEXCO東日本十和田管理事務所によると、雨量の基準超過により、東北道の小坂インターチェンジ(IC)―安代IC間の上下線が約9時間にわたって全面通行止めとなった。
 JR秋田支社によると、大雨の影響で奥羽本線、花輪線で特急列車上下6本、普通列車上下26本が運休、普通列車上下30本などが区間運休した。
 停電もあった。東北電力秋田支店によると、午前1時10分ごろ、鹿角市八幡平の延べ131戸で停電が発生した。土砂崩れに伴う倒木で電線が断線したため。約9時間30分後に全戸復旧した。
 気象台によると、県内は17日昼前まで雨や雷雨の所がある見込み。引き続き土砂災害への警戒を呼び掛けている。
 

失敗恐れず挑戦を 鹿角市成人式 260人が大人の決意

2018-08-17
仲間と写真を撮りながら、再会を喜ぶ新成人たち(コモッセ)
 鹿角市の2018年度成人式が16日、コモッセで行われた。スーツやはかま、華やかなドレスを着た新成人258人が出席。旧友との再会を喜び、大人としての責任と自覚を胸に決意を新たにした。
 対象は1997年4月2日から98年4月1日までに生まれた300人(男性153人、女性147人)。式には対象者の86%にあたる258人(男性137人、女性121人)が出席した。テーマは「ふるさとの出会い 二十歳の集い 鹿角市成人式」。
 開会行事で成人式実行委員会(桜庭宝委員長)の委員17人が紹介され、桜庭委員長は「心に残る成人式にしたい」と協力を求めた。児玉一市長は「社会の原動力として、地域に元気を与えるような人材になってほしい。まちづくりにも参画し、みなさんの手で新しい鹿角を築いていってほしい」と式辞を述べた。
 新成人への記念品(たんぽ小町ちゃん珪藻土(けいそうど)コースター)が代表の大岡才華さんに贈呈された後、新成人を代表し金澤勇介さんが「大きな節目を迎え、変化しようとしている。大きなチャンスだが、その裏には不安もある。個性をなくした大人にはなりたくない。自分を主張し、胸を張れる大人になりたい。人生には失敗はつきもの。自分らしさを失わず、常に挑戦していきたい」と決意を述べた。
 式典後は、あきた舞妓による舞の披露、各地区での記念撮影が行われた。新成人たちは大人への仲間入りを互いに喜んだり、近況を話したりしていた。
 

コムコムに踊りの輪 北秋田市民盆踊り 縁日やクワガタ抽選も

2018-08-17
北秋田市民盆踊り大会(コムコム)
 第62回北秋田市民盆踊り大会が15日夜、市民ふれあいプラザコムコムで行われた。雨のため施設内での開催となったが、地域住民や帰省者など大勢の人が踊りの輪を広げ、故郷の夏を楽しんでいた。
 鷹巣町時代から続く恒例の催し。市観光物産協会(檜森正太会長)主催。以前は商店街通りで実施していたが、参加しやすいようにとコムコムを会場にしている。
 雨が降るあいにくの天候となったが、開始時間に合わせて浴衣姿の家族連れや職場のグループなど多くの人が来場。多目的ホールに踊りの輪を広げた。
 開会式で檜森会長は「盆踊り大会は故郷の夏を楽しむ催し。今後も続けて地域の夏を盛り上げていきたい。きょうは存分に踊り、楽しい思い出をつくって」と呼び掛けた。
 振り付けが分からず遠巻きに踊りの輪を眺めている子どもの姿も見られたが、先導役の商工会女性部のメンバーたちの手ほどきを受けて伸び伸びと踊っていた。
 前半の部終了後には縁日の無料券とクワガタ抽選券をプレゼント。子どもたちは輪投げや型抜き、スーパーボールすくいなどを楽しんでいた。
 
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増加する観光客 受け入れ態勢の充実を 大館商議所が市などと情報交換

2018-07-25
観光振興の取り組みや課題などを話し合った情報交換会(北秋くらぶ)
 大館商工会議所観光・環境サービス部会(石川博司部会長)は24日、大館市の北秋くらぶで市内観光関係機関との情報交換会を開いた。秋田犬人気の高まりで外国人旅行者を含む観光客が増加傾向にある中、さらなる誘客戦略とともに受け入れ態勢の充実を図る必要性を確認し合った。
 情報を共有して効果的な観光振興につなげようと昨年に続いて企画。市観光課、観光協会、北鹿4市町村の観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズムの関係者と部会役員合わせて17人が参加した。
 石川部会長は「東京五輪まであと2年。機運が盛り上がるとともに観光客も増えている。本県にどう取り込むか、ぜひ意見を聞かせてもらいたい」などとあいさつした。
 市は、広域観光の3D(函館・大館・角館)連携で周遊ルートを造成したり、インターネット上で高い発信力を持つ「インフルエンサー」を台湾から招いたりして誘客を図る。平安時代の豪族・奥州藤原氏の縁で横手市や美郷町、岩手県平泉町との連携も本格化させており、「新たな連携先の開拓を視野に入れて地域経済の活性化につなげたい」と説明した。
 秋田犬ツーリズムは「増加する個人旅行客に対応した情報発信や受け入れ態勢を強化する必要がある」として、新たなPR動画を秋ごろに公開する計画を紹介。宿泊、飲食、交通などの観光事業者を対象に「やさしい日本語」で外国人客をもてなす研修会の取り組みなども挙げながら「地域の回遊性を高め、外貨を稼ぐ仕組みをつくりたい」とした。
 部会は観光消費の取り込みに向け、電子マネー・スマートフォン決済システムの導入説明会を9月に開くことなどを紹介した。
今後の課題として出席者から「景色や伝統工芸なども観光資源として掘り起こし、サービスを売る動きも必要だ」「市が建設している観光交流拠点・ハチ公の駅(仮称)に何度も足を運んでもらうよう工夫しなければならない」「四季折々の行事に合わせて体験型ツアーを誘致してはどうか」「部会員400社のビジネスチャンスにつながる情報提供を」などの意見が出された。

森の復活目指し植樹 DOWAグループ 小坂町民ら多種類の5千本

2018-07-25
この日が誕生日だというハピネッツの中山選手と植樹する小学生(尾樽部地内)
 DOWAグループが主催する第11回DOWAの森「小坂・ふるさとの森づくり植樹祭」が24日、小坂町小坂鉱山尾樽部の所有地であった。町民や同グループ会社の社員を中心とする約510人が集まり、その土地本来の植生の復活を願いながら、約5300本の苗木を植え込んだ。
 町内の小中高生や各種団体、グループ会社の社員のほか、鹿角市と大館市の小学生、男子プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」で1部昇格を決めた秋田ノーザンハピネッツの選手8人も参加した。
 参加者は「誓いの記念碑」南側の約0・15㌶の土地に、強い森が形成されるという多種類の樹種を混ぜて植える「混植・密植」の植樹法を今回も実践。穴を掘り、ミズナラやヤチダモ、トチノキ、ヤマモミジなど広葉樹15種類の苗木の上に土をかぶせた。
 小学生たちはハピネッツの選手たちに「昇格おめでとう」などと祝福し、和気あいあいと作業。十和田小の宮川愛美さん(12)はハピネッツの選手と交流ができ、「秋田のためにいろいろなことをしてくれてすごい」と笑顔を浮かべていた。
 植樹は「自然植生の回復」と「豊かな森林の育成」を目指し、2005年から町内の鉱山跡地や事業用地で実施。町民らが参加した「植樹祭」は07年から行い、5・41㌶に約18万本を植樹している。

どうする議会報告会 北秋田市 参加者減、関心高める方法は

2018-07-25
議会報告会の開催方法を話し合った全員協(北秋田市役所)
 北秋田市議会が毎年開催している「議会報告会」の在り方を見直そうと全員協議会が24日、市役所で開かれた。初の試みとして参加者を対象にしたアンケートを実施予定。10月中旬以降に開催する見込みで、より多くの市民に関心を持ってもらえる開催方法を引き続き検討する。
 議会報告会は議会基本条例に基づき、市民の意見を聞く目的で2014年度から年1回開かれている。本年度で5回目。今春の改選を機に、在り方を見直そうと6月に議会運営委員会(小笠原寿委員長)が開催案を協議していた。
 全員協で小笠原委員長が協議結果を報告。市町村合併前の旧4町ごとに同日開催する見込み。開催時期は「10月中旬以降の休日」を予定し、参加してもらいやすい時間帯として「午前10時開会」とする案を示した。市民との意見交換に、これまで以上に時間を確保する方針。
 初実施のアンケートは市議会や報告会に対する評価を問う内容。自由記述を含め10問程度用意する。報告会で市民から出された意見や、アンケート結果を集約し市当局に伝えるという。
 議員20人は1班5人の4班態勢で各会場の運営を受け持つことになる。議員は「市民の声を聞くために(各会場につき)2度に増やそう」「地域に関係する話題も出るという視点で班編成し、全体会と地区ごとの会という2部構成にしてはどうか」と提案した。
 過去の議会報告会に参加した市民の数は年々減少している。議会事務局によると、初年度の4会場106人をピークに昨年度は57人にとどまった。これ以上減少が続けば、市民の「政治離れ」が進みかねない状況で、黒澤芳彦議長は「多くの市民に来てもらい、声を拾い上げたい」と議会改革を推し進めたい考え。
 他の議員も「意見交換する議員が1班5人で足りるのか」「開催日程を早く決め、告知した方が良い」と述べた。市議会は今後、議会運営委で日程などを最終決定する予定。

北あきたバター餅の日 制定記念イベント 創作料理を試食

2018-07-24
北鷹高生が創作したバター餅料理を試食する園児たち(コムコム)
 北秋田市が制定した「北あきたバター餅の日」に合わせ、記念イベントが23日、市民ふれあいプラザ「コムコム」で開かれた。県立秋田北鷹高校家庭クラブの生徒が創作バター餅を振る舞い、地域に伝わる自慢の味をPRした。
 北あきたバター餅の日は受け継がれてきた味を守り、安全でおいしい餅を提供しようと市が2012年7月23日、「バター餅の里」を宣言し制定した。イベントは日本バター餅協会、市の共催。認定こども園しゃろーむと鷹巣中央保育園の園児約60人、北鷹高生約30人が参加した。
 協会の村井松悦会長は「これからも伝統の味を守り、市の特産品として全国にPRすることを誓う」とあいさつした。両園の園児が「バターもち体操」を元気に披露し盛り上げた。
 会場には春巻き風の「和風パリパリバター餅」、あんこや餅、クルミをパイ生地で包み焼きした「バター餅入りパイ」の試食コーナーが用意された。いずれも北鷹高生が創作した料理。パイは学校祭で販売したといい、部長の津嶋怜さん(17)は「楽しみにしてくれる人もいてうれしい」と料理を紹介した。
 園児や保護者、一般の参加者に振る舞われた。津谷イサ子さん(79)=坊沢=は「皮に包まれていて変わったバター餅。おいしい」と頬張った。
 他にもPRキャラクター「バタもっち」の缶バッチ作りコーナー、ぬりえ展示コーナーがあり来場者の関心を集めた。

 

JAあきた北 エダマメ32㌶増の242㌶ アスパラ好調スタート

2018-07-24
生育状況などを確認した協議会(メモリスあきた北)
 JAあきた北の生産組織連絡協議会(小畑公悦会長)が23日、大館市のメモリスあきた北で開かれ、農畜産物の生育状況を確認した。最重点品目のエダマメの作付け(6月末)は前年比32・8㌶増の242㌶。アスパラガスは春取りの出荷量が前年を上回り、好調なスタートを切った。全体的に春先からの天候不順や5月の大雨が生育に影響していると報告された。
 JAによると、エダマメは前年比5戸減の41戸が栽培。販売金額は昨年度実績2億5465万円に対し、本年度は3億5000万円を計画した。5月18日の大雨で、一部の圃場で再播種を行った。7月19日から出荷が始まり、同25日頃から本格的に極早生種から順次収穫・出荷の見込み。
 アスパラガスは95戸が43・8㌶で栽培し、前年比0・3㌶増。6月末の販売状況は6212万円で、前年6月対比133%。本年度は販売額1億3200万円を計画した。春取りは5月上旬から出荷が始まり、太物が多く前年を上回る出荷量となった。
 大館とんぶりは10戸、22・2㌶で、0・4㌶増。農水省の「地理的表示(GI)保護制度」登録で、安定した価格を維持している。このほか、小玉スイカ、スナップエンドウが前年より作付けが増え、それ以外は前年並み、微減となった。野菜や果樹、花卉(かき)全体の栽培戸数は493戸。JAは「前年から25戸減で、新規増反があっても、辞める農家の分が影響し面積が伸びていない」と説明した。
 比内地鶏は前年比2戸増の31戸、和牛は前年同数の11戸などとなった。
大館とんぶりの部会は「GIを守るには面積を拡大しなければならないが、高齢化が進んでいる」と指摘。JAは「高齢化で生産者が減り重大な課題ととらえている。行政と連携して就農の取り組みを進めたい」とした。
 米穀情勢についてJAは、作付け動向や需給見通しなどから、「30年産米の需給環境は今後の作柄によって緩む状況が続くことも想定され、確実な契約、販売確保につながる事前契約の数量積み上げが一段と重要」と述べた。
 虻川和義組合長は「7月に入り、青果物の出荷のピークを迎えてくる。営農指導、集荷、選果、販売に全力で対応していく」とあいさつした。

 
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