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県の18年地価調査 商業地は26年連続下落 下落幅は縮小続く 大館市はマイナス2・5

2018-09-19
 県は18日、2018年の地価調査結果(7月1日現在)を発表した。県内市町村の平均価格(1平方㍍当たり)は大潟村を除き、住宅地、商業地ともに前年度から下落。県全体では住宅地が20年連続、商業地は26年連続の下落となった。ただ、秋田市では回復基調もみられている。下落幅は前年に比べ縮小したものの、いずれも全国最大だった。平均価格は住宅地が13年連続、商業地は14年連続で全国最安となっている。
 調査は、一般の土地取引における取引価格の指標とするなど、適正な地価の形成に寄与することを目的に、各都道府県が毎年実施している。県内の基準地点数は324(住宅地215、宅地見込み3、商業地92、工業地7、林地7)。
 林地を除く県の全用途の平均価格は、1平方㍍当たり1万6500円(前年1万6800円)で、前年からの変動率はマイナス2・5%。下落幅は前年(マイナス3・0%)に比べ0・5?縮小したものの、21年連続の下落となった。平均価格は13年連続で全国最安。
 用途別にみると、住宅地の県平均価格は1平方㍍当たり1万3400円で、前年から100円の下落。平均変動率はマイナス2・4%(前年同2・9%)だった。全体的な住宅需要は弱いものの、秋田市の市街地などで長年の下落による値頃感から地価が上昇・横ばいとなる地点もみられ、下落幅は前年に続き縮小した。
 市町村別では横ばいの大潟村を除き、全ての市町村で下落。大館市や鹿角市、北秋田市など20市町村は下落幅が縮小したものの、4町で拡大した。過疎化の著しい集落地域で下落基調が続いており、地価の二極化が進行している。
 商業地は、県平均価格が1平方㍍当たり2万5100円で、前年に比べ400円の下落。平均変動率はマイナス2・6%と前年(同3・1%)から縮小した。
 継続調査地点のある22市町で下落幅が縮小したのは大館市や鹿角市など13市町で、北秋田市など9市町は拡大した。商業地に対する土地需要は住宅地以上に低迷しているものの、継続的な大幅下落による底値感などから、下落幅縮小の地点が多かった。秋田市では価格上昇の地点も増えていて、市内全般に回復基調がみられる。
 住宅地価格が最も高かったのは、秋田駅東の秋田市手形字西谷地210番2で、1平方㍍当たり6万7400円。商業地は同市千秋久保田町3番37外(コンフォートホテル秋田)で、価格は同9万9000円。いずれも上位10位は秋田市内だった。

ケアタウン民営化、承認の方向 施設条例の廃止を可決 北秋田市9月議会・市民福祉委

2018-09-19
ケアタウンの民営化に関連する施設条例の廃止を賛成多数で可決した市民福祉委(合川庁舎)
 北秋田市の9月定例議会は18日、常任委委員で付託議案を審査。いずれの議案も可決すべきものとして審査を終えた。市民福祉委(佐藤文信委員長)は、議会の反発により先送りされたケアタウンたかのすの民営化に関連する施設条例の廃止を賛成3、反対2の賛成多数で可決。市が進めているケアタウン民営化を議会として承認する方針が示された。
 市在宅複合型施設ケアタウンたかのすの民営化は2018年度当初に実施する計画だったが、運営委託先に施設を無償譲渡することや委託先公募の進め方などを巡って議会が反発、公募の中止を市に申し入れるなどしたため先送りになっていた。
 18年度になって改選で議員構成が変わったことなどを受け、市はあらためて民営化を進める方針を示し、議会に説明した上で委託先の公募などの手続きを進めていた。委託先には施設を指定管理で運営している市社会福祉協議会が選定されている。
 施設条例はケアタウンの設置に関するもので、廃止は民営化を確約する意味合いを持つ。民営化の理由について市は、より安定した運営が可能となり、サービスの拡充が図られることなどを挙げた。施設の無償譲渡については、公益的な事業を行うための取り組みで有償譲渡はなじまないとの考えを示した。
 議案に対する討論は委員長を除く5人が行った。議案に反対の立場は久留嶋範子議員と福岡由巳議員、賛成の立場は中嶋洋子議員、関口正則議員、杉渕一弘議員。
 反対は「施設の無償譲渡に市民の理解は得られない」「民営化の進め方に問題がある」などの理由が挙げられた。賛成の理由は「市が検討を重ねた結果」「施設の円滑な運営、雇用が守られる」などが挙がった。採決は賛成3、反対2で原案を可決すべきものとした。

重要度トップは医療 大館市世論調査 満足度は20位と低迷

2018-09-18
 大館市は、2017年度に実施した世論調査の集計結果をまとめた。行政の取り組みについて「重要度」と「満足度」を5段階で評価してもらう「通信簿方式」で行っている。16年から23年までを期間とする第2次新大館市総合計画の策定後、初めての調査。重要度で1位となった「医療」は、満足度では20位と低迷。満足度の1位は「上下水道」だった。
 世論調査は、市民ニーズを把握した上での事業の見直しや、適正な予算配分などに対応していくための基礎資料にすることがねらい。今回は、18歳以上の市民の中から無作為で抽出した1500人を対象に調査票を郵送。2月1日から3月9日までの期間で実施した。回答は40・67%に当たる610人から寄せられた。
 総合計画に掲げた「まちづくりの目標」である▽まちや暮らしのなかで市民が活躍し、次代を育む〝教育文化都市〟▽健康で、互いのつながりを大切に支え合う〝健康福祉都市〟▽地域の特性を活かし、暮らしを支える活力を興す〝産業創造都市〟▽暮らしやまちのなかに賑わいと交流を生む〝多文化交流都市〟▽豊かな自然とともに快適に暮らせる〝環境共生都市〟▽持続可能なまちづくりを支える〝行財政運営〟―の項目ごとに、推進施策を5段階で評価してもらう方式。重要度の平均は3・829、満足度の平均は3・048だった。
 施策別では、重要度で1位となったのは「医療」(4・287)。2位は「子育て支援」(4・191)、3位は「高齢者福祉」(4・175)だった。ただ、これらの「満足度」をみると、医療は20位(2・954)と平均点も大きく下回ったほか、子育て支援は9位(3・095)、高齢者福祉は8位(3・182)などとなった。
 一方、満足度の上位は、1位が「上下水道」(3・414)、2位は「環境保全・循環型社会」(3・405)、3位は「健康づくり・保健活動」(3・353)など。「行政サービスの満足度」の得点は、平均点を下回る3・018だった。
 基本目標の重要度と満足度は▽教育文化都市=重要度3・740、満足度3・085▽健康福祉都市=重要度3・925、満足度3・080▽産業創造都市=重要度3・958、満足度2・955▽多文化交流都市=重要度3・642、満足度2・982▽環境共生都市=重要度3・886、満足度3・016▽行財政運営=重要度3・567、満足度3・137―という結果に。市は「結果を踏まえ、事務事業の改善に努めたい」としている。

里山に響くレゲエ かみこあにプロジェクト 棚田舞台でコンサート

2018-09-18
自然の中でコンサートを楽しんだ上小阿仁音楽散歩(八木沢棚田舞台)
 上小阿仁村八木沢集落で17日、「上小阿仁音楽散歩」と銘打ったコンサートが開かれ、県内外で活動する3組のバンドやアーティストが棚田に設けられたステージで演奏を披露した。
 現代アートと郷土芸能、音楽を融合したイベント「かみこあにプロジェクト2018」の一環。今月上旬には旧沖田面小で開催し、第2回は八木沢集落の棚田舞台を会場に行った。
 開演時間が近づくと青空が広がる好天となり、市内外から100人以上の観客が訪れた。自然の音を生かして演奏するサウンドアーティストの松本一哉さん、日本各地の忘れられた楽曲を歌い継ぐ松田美緒さんら3組が出演した。
 県内を拠点に活動する仏教レゲエバンド・英心&The Meditationaliesの演奏で開演。自然が広がる会場に個性豊かなサウンドを響かせ、観客を魅了した。村のPRキャラクター「こあぴょん」がサプライズ出演した曲もあり、演奏に合わせて踊るなどして会場を盛り上げていた。
 同プロジェクトは30日まで。最終日は午後1時から八木沢会場でクロージングイベントが行われる。

10回記念は多彩に10団体 大館チームダンスフェスタ

2018-09-18
各グループが日頃の練習の成果を披露した(大館市民文化会館)
 第10回おおだてチームダンスフェスタは17日、大館市民文化会館で開かれ、10団体約110人が多彩なジャンルのダンスを披露し、会場を盛り上げた。
 市生涯学習推進本部(本部長・福原淳嗣市長)と大館ケーブルテレビの共催。市生涯学習フェスティバルの一環として2008年から開かれている。
 ヒップホップダンス教室に通う子どもたちで構成する「Jeune fille」のダンスで幕が開けると、各団体、リズム感あふれる音楽に合わせ、日頃の練習の成果を披露。初出場の「ラ・フラ・プアラニ」や10回全てで出演している「ハラウフラ・ハク・レイ」といったフラグループが会場に花を添えたほか、よさこいやジャズダンスなどさまざまなジャンルのダンスに観客から大きな拍手が送られた。
 また、今回は10回開催記念として、コメンテーター賞のほか、各団体に参加賞が贈られた。
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イノシシ 青森でも目撃や被害 白神地域鳥獣被害防止対策  両県市町村が情報交換

2018-08-31
野生鳥獣の被害対策を情報交換する県や市町村の担当者(大館市比内総合支所)
 白神山地にまたがる秋田、青森両県の自治体がニホンザルやニホンジカ、イノシシの農作物被害の現状や対策を話し合う「白神地域野生鳥獣被害防止対策情報交換会」が30日、大館市比内総合支所で開かれた。イノシシについては、秋田県の最北端の目撃場所が鹿角市だったが、青森県内でも目撃や被害が確認され、生息地域が拡大している状況が示された。
 情報交換会は両県と、白神山地周辺の市町村で組織。北鹿地方は大館市、北秋田市、上小阿仁村が参加している。ニホンザルの被害防止対策強化に向け、2012年度から両県持ち回りで年1回開催。昨年度からはニホンジカ、イノシシについても情報を交換している。35人が参加した。
 ニホンザルの生息状況について秋田県自然保護課は、「07年から県内で調査を実施し、八峰町、能代市、藤里町、大館市比内町で20群、765頭以上を確認した」と報告。大館市田代地区でも10頭程度の群れの目撃情報があり、調査を予定している。秋田県での農作物被害額は減少傾向にあるものの、16年度は約480万円で、クマ、カラスに次いで多い。青森県では昨年度の被害額が約1500万円で、西北や中南地域で多く、衛星利用測位システム(GPS)を活用した行動域調査などを行っているという。
 イノシシについては、秋田県で11年度に湯沢市で目撃されて以降16、17年度は北秋田市や大館市など県北でも目立った。同課は「ほぼ秋田県全域で目撃情報があり、最北端は鹿角市大湯地区」と説明した。能代市の担当者は「本年度畑のイモ類など複数箇所で食害が発生した。市内で生息が定着し、広がっているのでは」と話した。青森県側では深浦町や弘前市、大鰐町、などから目撃や被害が報告された。
 東北農政局の説明では、東北全体の16年度の野生鳥獣による農作物被害は14・5億円。県別では山形が最も多く、秋田が最も少ない5000万円。イノシシの被害分布をみると、16年度は岩手県雫石町まで北上し、「今後は秋田、青森でも被害が発生するおそれがある」とした。ニホンジカも岩手県のほぼ全域で被害が発生し、「秋田、青森もイノシシ同様に警戒が必要」という。
 小型無人飛行機(ドローン)を使った野生鳥獣生息調査についても説明を受けた。

 
 

甲子園準V 金足農に県民栄誉章 「県内外に勇気と感動」

2018-08-31
 県は30日、第100回全国高校野球選手権記念大会で、本県代表として103年ぶりに準優勝を果たした金足農野球部に県民栄誉章を授与すると発表した。顕彰式の日程は今後、学校と調整して決める。
 甲子園では優勝経験のある強豪校などを次々破り、公立校としては2007年(第89回大会)の佐賀北以来、11年ぶりに決勝進出。決勝で大阪桐蔭に敗れたものの、全国的に県や本県農業への注目度を高め、県内外に大きな勇気と感動を与えたことが認められた。
 佐竹敬久知事は同日県正庁で行われた同校の出場報告会で「素晴らしいプレー、努力に対し、県民栄誉章を授与したい。みなさんは秋田の誇り。ぜひ受け取って頂きたい」などと述べた。
 全国大会優勝などの成績を収めている競技は他にもあるが、終了後の取材に対して「議論はあったが、成績だけでなく、県民に感動とやればできるという希望を与えた。これほど盛り上がったことはなく、県民栄誉章にふさわしい」と説明した。
 県民栄誉章は1986年の創設。これまでに大相撲の豪風関(2016年)など17個人と3団体に贈られている。
 

かづの北限の桃 日本一へ「ガンバロー」 本格出荷前に安全祈願

2018-08-31
「ガンバロー」を三唱する参加者たち(JAかづの青果物選果場)
 鹿角市のブランド果樹「かづの北限の桃」の出荷が本格化するのを前に、豊作と作業の安全を祈願する神事が30日、花輪のJAかづの青果物選果場で行われた。生産者など約100人が参加、生産、販売の目標達成に願いを込めた。
 本年度の栽培面積は約65㌶で生産者は160人。出荷は48万8000㌔(昨年37万㌔)を計画し、販売目標額は1億5000万円に設定している。
 JAかづの北限の桃生産部会の中村喜作部会長によると、春先の天候不順などの影響を受け、栽培管理に苦労したが、品質は十分で、昨年並みの出荷を見込んでいる。寒暖の差が大きいという気候特性を生かし、「かづの北限の桃ならではの、ガツンとくる甘さが出ている」と部会長は話している。
 8月中旬から「あかつき」の出荷が始まり、主力品種での「川中島白桃」は9月上旬から。収穫祈願祭は、「川中島白桃」の本格出荷を前に行われた。
 神事の後、菅原俊二組合長が「北限の桃が全国一といわれるように頑張っている。高値で販売していきたいので、良いモモを出荷してほしい」とあいさつ。来賓からは、「北限の桃のファンは全国で心待ちにしている」「鹿角のイメージを向上させるブランド」などとブランド力向上に期待の声が寄せられた。
 中村部会長が「品質向上、生産拡大を目指そう」と呼び掛けながら音頭を取り、参加者全員で「ガンバロー」を三唱した。

 

花輪北・平元小 統合21年4月に決定 校名など次回から本格協議

2018-08-30
花輪北・平元小再編協議会の第1回会議(市役所)
 鹿角市の花輪北、平元両小学校の再編・統合に向けて両校の保護者や地域の代表らが諸課題を話し合う再編協議会の第1回会議が28日夜、市役所で開かれ、統合時期を2021年4月と決めた。次回からは学校の名称や校歌、校章などについて協議。どちらか一方のものを継続して使うのか、あるいは新規につくるのか協議の行方が注目される。
 市教委は市立学校等再編計画に基づき、小学校が「末広と十和田」「草木と大湯」「花輪北と平元」、中学校が「花輪一と花輪二」の4組、8校の再編を目指している。
 このうち花輪北小と平元小の統合校は、花輪一中との統合に伴い空き建物となる花輪二中の校舎を改造し使用する。
 花輪北小は、卒業生が二つの中学校(花輪一、花輪二)に分かれて進学するという課題があることから、学区の在り方について地域の意見を聞いて検討した結果、統合後も現在と同じ学区にすることを教委が今年1月に決定。この際、地域からはスクールバス運行やクマ対策などに関する要望や提言が出されている。
 再編協議会は、学校の名称、校歌、通学方法といった再編に当たっての諸課題を解決するため対象2校ごとに設置。委員は学校、保護者、地域、教委の代表で構成。「花輪北小と平元小」以外の3組は16年度にすでに開催し、統合に向けた準備を進めている。
 花輪北・平元小の協議会の委員は両校の関係者各9人と教委1人の計19人。畠山義孝教育長は「先行する三つのパターンとはだいぶ異なり、新しい校舎で子どもたちが学ぶことになる。新しい歴史をつくるパターンとなるが、教育委員会も一緒になって参加し、素晴らしい結論を導き出していきたい」と期待した。
 会長に柏﨑勇人・花輪北小校長、副会長に虻川真喜子・平元小校長を選任し、統合時期を21年4月と決定。次回の協議案件を確認した。
 花輪北小は1967(昭和42)年に柴内小と下川原小が統合し今年で創立51年。平元小は1875(明治8)年の設立で長い歴史を持つ。
 柏﨑会長は柴内小時代に平元小と合同で運動会を実施するなど、「兄弟校」のような両校の関係に触れ「子どもたちの夢や願いを大事にし、地域の将来を考えながら、より良い統合、納得のいく統合に向けて協議を進めていきたい」と述べた。
 会議は月1回程度のペースで本年度は計4回の開催を予定。教委は来年9月までを目標に各協議事項の結論をまとめたい考え。

 

大館市 県内トップ切り稲刈り 早場米・五百川 一足早く実りの秋

2018-08-30
早場米「五百川」の稲刈りが行われた(大館市板沢)
 大館市内の田んぼで29日、県内トップを切って2018年産の早場米「五百川」の稲刈りが始まった。JAあきた北が大館産米の占有率拡大を目指す品種。今季は7月から気温の高い日が続いたことで稲の生育が進み、品質は上々の出来栄えという。9月9日前後から県内のスーパーで店頭に並ぶ予定。
 「五百川」は福島県で民間育種されたコシヒカリ系統のわせ種で、さっぱりとした食感とほどよい甘みが特徴。田植えから約100日、早ければ8月下旬に収穫できるため台風被害が少ないという。稲刈り時期の分散による作業の効率化や、適期収穫による品質向上につなげようと、12年から同JAが市内で栽培を推進しており今年で7年目。同JAによると、今年は稲の生育状況がよく、栽培を開始して初めて8月中の収穫ができたという。本年度は1法人、5個人が8㌶で作付けし、約50㌧の販売を見込んでいる。
 このうち、富樫英悦さん(66)=板沢=は約0・9㌶で稲を刈り取った。6月に1週間ほど低温が続いたため、生育に不安を感じていたというが、7月に入って好天が続いたことで生育が進み例年以上の実りとなったという。富樫さんは「粒も大きく品質のいい米ができた。生育が順調な年の米はおいしい」と笑顔を見せた。
 同JAによると、収穫した米は放射性物質検査を経て、県内のいとくやタカヤナギの各店舗で販売される予定。主力品種の「あきたこまち」や「めんこいな」は9月20日前後から収穫が始まる見込みで、店頭に並ぶのは10月上旬とみられる。

 
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マイナンバーカード 大館市3月末まで 「申請キャンペーン」開始

2018-07-11
 大館市が今年3月末までに交付した個人番号カード(マイナンバーカード)は6257枚で、2017年度の交付枚数は707枚だった。来年3月からの開始を予定するコンビニエンスストアでの証明書等の交付(コンビニ交付)は、マイナンバーカードを所持していることが利用の要件となる。市は交付枚数を増やそうと今月から、市民課窓口での「申請キャンペーン」をスタート。タブレット端末を使っての写真撮影や手続きを行っている。
 マイナンバーは、住民票のある全ての人が持つ12桁の番号。社会保障や税、災害対策などの分野で効率的に情報を管理し、複数の機関に存在する個人情報が同一人の情報であることを確認するために活用される。
 顔写真付きのICカードであるマイナンバーカードは、「通知カード」とは別に、希望する人に交付する。マイナンバーの証明のほか、本人確認の際の身分証明書、e―TAXなどの電子申請などに使用できる。
 交付は16年1月から開始され、初年度の15年度は3月末までに950枚を交付。2年目の16年度は4600枚を交付した。しかし、3年目の17年度は1年間で707枚を交付しただけにとどまった。総交付枚数は6257枚。人口に対する割合は8・3%だった。本年度は、4月から6月末までの3カ月間で221枚を交付している。
 市は来年3月から、住民票の写し、印鑑登録証明書、戸籍証明書などの証明書をコンビニで取得できる「コンビニ交付」のサービスを開始する予定。マイナンバーカードを持っていなければ利用できないことから、この機会に交付を増やそうと今月から、申請キャンペーンを開始した。
 市役所市民課窓口で、専用のタブレット端末を使用して職員が顔写真を撮影するほか、申請手続きを一緒に行うもの。期間は来年2月末まで。手続きは事前の予約が必要。申し込み、問い合わせは市民課市民係(電話0186・43・7042)。申請は郵送やスマートフォンから行うこともできる。

アジサイ咲き始める 北秋田市の翠雲公園 2500株、中旬以降見頃に

2018-07-11
鮮やかなアジサイが並ぶ翠雲公園(北秋田市三木田)
 北秋田市三木田の翠雲(すいうん)公園で、「市の花」に指定されているアジサイが咲き始めている。連日続いた雨により開花が進み、青や白、紫色の花が訪れた人を楽しませている。
 旧合川町時代から地域住民らが株のオーナーになって植栽し、9種類約2500株が小高い丘に並ぶ。昨年はまとまった雨が降らずに開花が遅れたが、今年は順調に成長。色とりどりの花が鮮やかに咲いている。
 管理している地元の男性によると、今年は6月末に開花し始めたといい、「見頃は今月の中旬以降」と話す。品種や植えている場所によって開花の時期は異なり、9月ごろまで楽しむことができる。

扇田病院着服事件 北秋田市の女を逮捕 「金額は覚えていない」

2018-07-10
午後6時ごろ、大館署を出る中嶋容疑者
 大館市立扇田病院で約1億1800万円の外来診療費が着服された事件で、大館署と県警捜査2課は9日、北秋田市脇神字脇神囲ノ内、同病院の元会計窓口担当従業員で無職、中嶋泉容疑者(49)を業務上横領容疑で逮捕した。容疑を認めているが、「着服金額は覚えていない」と話しているという。詳しい動機や着服の手口のほか、共犯者の有無などについて調べている。
 2017年4月、当時勤務していた扇田病院で、患者から外来診療費等を受領する収納業務に従事していた際、患者から受け取り保管していた現金の中から、複数回にわたって外来診療費計193万6763円を着服、横領した疑い。動機については「生活費などに充てた」という趣旨の供述をしているという。
 警察は、昨年8月に市が会見で着服を明らかにしてから、調査に動き出した。11月上旬には病院から領収書控えや日計表など関係資料の提供を受け、事実関係や着服額特定に向けて資料の精査を進めてきた。本格捜査に着手できる見通しが立ったとみられ、市からの被害届を5月6日に、告訴状を同8日に受理した。
 5月10日には中嶋容疑者の自宅を家宅捜索したほか、関係先も捜索し、容疑者と複数回会って事実確認を行ってきた。7月9日午後に自宅で任意同行を求め、容疑を大筋で認めたため、同日午後4時すぎに大館署で逮捕した。
 市によると、中嶋容疑者は2004年から、当時病院の医事業務を受託していたニチイ学館(本社・東京都)の従業員として会計窓口を担当。10年7月に東北ビル管財(本社・大館市)が委託業者になると同社へ移籍し、担当を続けた。08年3月から17年4月までの約9年間にわたり、患者から納付された外来診療費自己負担金の一部、3万227件、計1億1792万円を着服したとされる。
 このうち、警察の捜査で容疑が固まったのは病院を辞める直前の約1カ月分、約193万円の着服。同署は「長期間にわたる犯行のため、(資料精査などの)事実の特定に時間を要した」としている。残りの着服金額についても立件を目指す方針で、再逮捕や追送検も視野に入れて捜査を進めていく。

「左多六とシロ」伝説たどりツアー 鹿角市十和田の下草木の公園や墓

2018-07-10
「左多六とシロ公園」を見学する参加者(十和田下草木)
 鹿角市十和田地域づくり協議会(中村隆俊会長)は8日、十和田下草木に残るマタギ左多六と忠犬シロにまつわる悲話「左多六とシロ」にちなんだ歴史伝承発見ツアーを行った。参加者約20人が下草木の「左多六とシロ公園」やシロがまつられている大館市葛原の老犬神社などを見学し、地域の歴史文化に理解を深めた。
 十和田市民センター前で開会式を行い、案内人の三上豊・大湯郷土研究会副会長が「秋田犬は今、国際的に脚光を浴びている。こうしたチャンスに地元にもシロを題材とした物語があるので、追ってみたい」と述べ、バスで出発した。
 伝説によると、カモシカを追って三戸領内に迷い込んだ左多六が、狩猟免状の巻物を家に置き忘れて所持しておらず捕らえられた。賢いシロは飼い主のために2度も三戸と鹿角を往復したが、巻物は左多六の処刑に間に合わなかった。シロは三戸城が見える山頂で恨みの遠ぼえを何日も続け、そこは犬吠森と呼ばれるようになった。その後、左多六の妻とシロが移り住んだ葛原で、住民がシロを供養するため老犬神社を建てたという。
 下草木の「左多六とシロ公園」には1978(昭和53)年に「左多六とシロのふるさと」として建立された顕彰碑や案内板がある。顕彰碑の発起人は下草木集落一同、鹿角秋田犬愛好者有志、大湯郷土研究会、大湯温泉観光協会、協賛は鹿角市、秋田犬保存会。郷土史家・安村二郎氏(故人)の撰文(せんぶん)が刻まれている。下草木では「佐多六」ではなく「左多六」の表記で伝えられている。
 参加者は50㍍ほど離れた墓地にある「又鬼左多六の墓」の標柱と墓石も見学した。
 大湯の男性(78)は「墓があるのはツアーで歩いてみて分かった。もっとこうした企画を実施してほしいし、鹿角でもっと犬に愛着を持って取り組んでもいい」と話した。
 老犬神社では別当の木次谷賢一さんから説明を受け、左多六の狩猟免状とされる巻物も見せてもらった。
 このほか、大湯の在郷坂一里塚や野中堂浅間神社前など、江戸時代に幕府巡見使が通行した街道の一部を訪ねた。

思いつなぐ「WA ROCK」 豪州の最新事情は かやのさん阿仁合で講義

2018-07-10
オーストラリアのワロック事情を語るかやのさん(コミューン)
 北秋田市を中心に人気の石絵遊び「WA ROCK ANI(ワ ロック アニ)」を、発祥の地とされるオーストラリアから伝えたかやの・チョールトンさん(43)=パース市=が一時帰国し8日、コミュニティースペース「阿仁合コミューン」で特別講義の講師としてオーストラリアの最新事情を語った。
 かやのさんは神奈川県出身。父親が鷹巣、母親が阿仁合出身という縁があり、年に1回ペースで阿仁合地区に長期滞在している。石に好きな絵を描いたり、隠した石を探したりする遊びを昨年夏、日本に伝えた。
 地元の家族を中心に少しずつ広まり「フェイスブック」(FB)上で情報を交換。メンバーは現在100人を超えるまでに増えた。6月中旬にかやのさんが一時帰国したのを機に、コミューンが特別講義を企画した。
 かやのさんはブームの最先端を走るオーストラリアの様子を紹介。国土が広大な国柄で、隠した場所をある程度分かりやすくするためFB上で衛星利用測位システム(GPS)表示することや、キャンバス代わりの石を店頭購入することなどをユニークに語った。
 パース市では小児科専門病院の患者を励まそうと、応援メッセージ付きワロックを隠す人がいるという。拾った小児患者が笑顔になり、闘病生活のつらさを紛らわせたとの逸話を披露。かやのさんは「ダイヤモンドでもない石が人を勇気付けた」と、人の思いをつなぐワロックの力を語った。
 この日は市内外からFBグループのメンバーら約20人が集まった。実際に会うのは初めてという人もおり、緊張が解けると普段の遊びぶりをにぎやかに語り合い、石に絵を描いて交流を深めた。
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