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秋の内陸路を力走 1319人ゴール目指す 秋田内陸100㌔マラソン

2018-09-24
ゴールを目指して力走する選手たち(北秋田市比立内)
 2018北緯40度秋田内陸リゾートカップ100㌔チャレンジマラソンが23日、仙北市角館―北秋田市鷹巣間で行われた。50㌔と100㌔の両部門に1319人が出走。全国各地から参加したランナーが険しい峠や田園地帯を越えてゴールを目指し、自らの限界に挑んだ。
 周辺市町村やボランティアなどでつくる実行委員会(佐藤征太郎会長)が主催した。今年は2部門に計1447人がエントリー。当日の出走は100㌔の部986人、50㌔の部が333人。
 100㌔の部は午前4時30分に仙北市角館交流センター前で号砲が鳴った。50㌔の部は10時30分、北秋田市阿仁農村環境改善センター前を出発。主に国道105号を通り、ゴールの北秋田市交流センターを目指した。
 両市の境目では標高差約350㍍の大覚野峠が待ち受け、100㌔の部の選手を苦しめた。50㌔の開始時刻が近づくにつれ日が差し込み、午後には25度近くまで上昇。選手たちは額や肩に汗を光らせながらコースを駆け抜けた。
 コースにはエイドステーションと呼ばれる公設の休憩所20カ所や、地域住民有志による私設エイドが設けられ、水や果物などを提供した。同市米内沢エイドでは昨年に続き「ババヘラ」の無料提供が行われ、人気を集めていた。
 沿線では地域住民や市外から訪れた観戦客がランナーの勇姿を見守った。中には太鼓やマラカスを演奏したり、手書きのメッセージを書いたボードを手に応援したりするグループも。選手たちは「頑張れ」「もう少しだよ」という声援に応えるように歩を進めていた。

ベスト4決まる ドームで熱戦開幕 本紙創刊100周年記念北鹿中学新人野球

2018-09-23
1回戦鷹巣―大館東、大館東は4回、佐々木羚が3点目となるスクイズを決める(ニプロハチ公ドーム)
 北鹿新聞創刊100周年記念第64回北鹿中学校新人野球大会(北鹿新聞社、ニプロハチ公ドーム共催、大館北秋田中学校体育連盟、鹿角中学校体育連盟、大館市教育委員会後援)は22日開幕し、初日は大館市のニプロハチ公ドームで1回戦4試合を行った。終盤の攻撃でたたみ掛けた合川は花輪一に逆転勝ち。大館東は鷹巣の反撃を寄せ付けず、大館一も投手戦をものにして下川沿を下し、それぞれ完封勝ちした。森吉は2度の大量得点で主導権を握り、八幡平にコールドで快勝。4強が出そろった。最終日の23日は準決勝、決勝を行う。
  ◇1回戦 【ニプロハチ公ドーム】
花輪一 1010300 5
合 川 100331× 8

 ▽三塁打=兎澤(花)小野寺、相馬(合)▽二塁打=斉藤(花)田中(合)▽暴投=合川4▽ボーク=花輪一1▽審判=谷地田、長崎、遠藤、庄司
鷹 巣 0000000 0
大館東 000311× 5

 ▽二塁打=石田(鷹)能登谷2(大)▽併殺=大館東1▽審判=若松、齋藤、田中、山木
下川沿 0000000 0
大館一 000100× 1
 ▽二塁打=髙清水(下)伊藤(大)▽審判=遠藤、庄司、桜田、多賀谷
森 吉 25522 16
八幡平 00000  0

     (5回コールド)
 ▽二塁打=戸沢(森)▽暴投=八幡平5▽野選=八幡平1▽審判=田中、多賀谷、山木、若松

穀物乾燥調整施設が完成 鹿角市の用野目ファーム 省力・低コスト化に期待

2018-09-23
乾燥調整施設の竣工式(鹿角市花輪用野目)
 鹿角市花輪の農事組合法人「用野目ファーム」(工藤義哉代表理事、会員48戸)が地元の用野目地区に整備した乾燥調整施設の竣工(しゅんこう)式が22日、現地で行われた。関係者約60人が作業の省力化や低コスト化が図られる拠点施設の完成を祝い、さらなる生産振興に期待した。
 同法人は2003年に設立。水稲と大豆を主作物としているが、乾燥調整作業はこれまで、会員が個々で所有していた機械設備を使いながら分担して行っていた。今回はこれらを1カ所に集積することで、省力化、低コスト化を図ろうと、新施設を整備した。
 鉄骨造1部2階建て、延べ床面積479平方㍍の施設内に乾燥機などを備えている。総事業費は約1億2000万円。農林水産省の産地パワーアップ事業を活用し、国から2分の1、市から12分の1の補助を受けた。同事業は地域の営農戦略として定めた産地パワーアップ計画に基づいて実施する、産地の高収益化、生産・集出荷の効率化に向けた取り組みを総合的に支援するもの。
 同法人では来年度の栽培面積について、水稲は本年度から10㌶増の60㌶、大豆は7㌶増の20㌶にそれぞれ拡大する計画。
 工藤代表理事(70)は「最近、担い手がいなくてリタイアする近隣の農家が増えているが、今回の施設整備を機に、少しでも耕作放棄地をなくしていきたい」と抱負を話した。

「ねこっこ」ありがとう 内陸線で間もなく運行終了 ファンにさよなら会

2018-09-23
10月上旬で運行終了するねこっこ列車(阿仁合駅)
 秋田内陸縦貫鉄道の期間限定車両「ねこっこ列車」の運行終了が間近に迫っている。角館―阿仁合間を運行した22日、車内や角館駅ホームでさよなら会が行われた。運行は10月上旬まで。
 ねこっこ列車は仙北市地域おこし協力隊の折笠靖子さん(41)が提案し、今年のネコの日(2月22日)から期間限定で運行。車両正面にネコの顔のラッピングが施されているほか、車内にネコのイラストや写真を掲示している。
 1カ月ほどの限定車両だったが、乗客からの好評を受けて運行期間を2度延長。折笠さんによると、SNS(会員制交流サイト)を通じて愛知県から訪れた人もいたといい、特徴的な外観の車両が愛好家や地域住民から親しまれていた。
 この日は角館発阿仁合行きの列車にねこっこ車両を増結して運行。内陸線のマスコットキャラクター「じゅうべぇ」やご当地キャラクターもさよなら会に駆けつけた。発車前の角館駅ホームでは、車両と写真撮影ができる時間が設けられ、乗客が撮影を楽しんだ。
 乗客には列車の限定ポストカードが記念品として贈られたほか、特別グッズも販売。列車の窓には「ありがとう」と書かれた紙が貼られ、乗客への感謝の気持ちを伝えた。
 提案者の折笠さんは、「当初は予定していなかった夏景色を走るねこっこ列車を見れてうれしかった」と話していた。
 車両は10月上旬まで運行する予定。運行終了後は車両の改装工事が行われ、「犬っこ列車」へと生まれ変わる。

石田邸、大館市に寄付 25日に贈呈式 バラ園含め観光活用

2018-09-22
大館市に寄付されることになった石田邸(三ノ丸)
 大館市の名誉市民第1号で、労働大臣などを務めた石田博英元衆院議員(1914~93)の邸宅と土地が市に寄付されることになった。8月に死去した石田よし夫人の生前からの意向で、遺族が25日に市役所を訪れて目録を贈呈する。「石田ローズガーデン」として市民に親しまれ、市は引き続き貴重な観光資源として活用する方針。
 同市字三ノ丸の邸宅は1957年建築で79年に増築した鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積255平方㍍。土地は3255平方㍍で、このうち住宅部分を除いたローズガーデン2306平方㍍はこれまで市が借り受けていた。約500種のバラはすでに寄贈されており、95年7月から市管理となっている。
 博英氏は47年の衆院選で旧秋田1区から立候補し初当選。内閣官房長官や労働大臣、運輸大臣などを歴任した。よし夫人は博英氏の死去後もバラ園のある自宅で暮らし、今年8月11日に101歳で亡くなった。市によると、生前から観光振興の用途指定で寄付する意向を示し、贈呈準備を進めていたという。25日は遺言執行者で次女の利光京子さんから福原淳嗣市長に目録を手渡す。
 石田邸は、漢学者で開国論「三策」を執筆した狩野良知(1829~1906)や、良知の次男で京都帝大文科大学長を務めた狩野亨吉(1865~1942)の生家跡でもあり、入り口付近に案内標柱が立てられている。
 ローズガーデンでは10月6日から3日間、大館バラまつりシーズン2が開かれる。6月のシーズン1に比べ花数は少ないが、寒暖の差が大きくなる秋のバラは一段と色鮮やかで香りが強くなるという。開場時間は午前9時から午後5時。
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本番に向けて復旧進む  100㌔マラソンのコース 阿仁萱草の市道崩落

2018-08-30
復旧工事のため通行止めとなっている市道。トンネルに向かう左の道路は国道105号(阿仁萱草)
 秋田内陸リゾートカップ100㌔チャレンジマラソンの開催まで1カ月を切り、5月の大雨で崩落したコースの一部となる北秋田市阿仁萱草の市道では、本番に向けて復旧作業が急ピッチで行われている。市によると工事の進捗(しんちょく)率は約8割で順調に進んでいるという。
 崩落したのは旧国道105号の市道荒瀬萱草線。5月18日から19日にかけての大雨で路面が幅23㍍にわたって崩れた。市内ではこの大雨により土砂崩れや道路冠水などの被害が発生したため、大会事務局がコースを点検したところ崩落しているのを発見した。
 崩落した市道は100㌔と50㌔の両部門で使用するコースとなっており、使用できなければ大会の実施は困難。事務局は大会参加申し込みの受け付けを一時中断して道路を管理する市と対応について協議。市は大会に間に合うように復旧することを決め、専決処分により復旧費3000万円を予算措置して工事を進めていた。
 市によると、復旧工事の工期は大会9日前の9月14日。進捗率は約8割で「大会本番には間に合うように進んでいる」という。
 大会は9月23日に開催。100㌔の部に1086人、50㌔の部に361人の合計1447人がエントリーしている。

 

もぎたてのモモやナシ 直売所の営業始まる 大館市中山の〝果樹街道〟

2018-08-29
モモやナシなどが並ぶ直売所(大館市中山)
 大館市中山で果樹の直売所の営業が始まった。国道沿いの店舗にはもぎたてのモモやナシなどが並び、旬の味覚を買い求める客が訪れている。
同地区はナシやリンゴなどの栽培が盛んに行われている。特に日本ナシは豊富な水分や食味が好評で、「中山ナシ」として、県内外の市場に出荷されている。
 国道103号線沿いに直売所を構える「ヤマイチ果樹園」(石垣悟代表)では、モモの「田上姫」を中心に、収穫が始まったばかりのナシやリンゴが並ぶ。店員は「全体的に小玉な傾向」としながら、「これからの天気次第で、形も味もさらによくなると思う」と話す。
 ナシの主力品種「幸水」は9月10日ごろから出荷が本格化する。「クマの出没が相次いでいるが、今年は電気柵を設置する農家が増え、被害を防いできた。暑さも厳しく、休憩時間を長く取ったり、水分補給したりしながら作業し、丹精込めて育てた果樹を味わってほしい」と話した。同果樹園では今期は年明けまで直売所の営業を続けるという。

 

鹿角市敬老会  6552人の長寿祝う 花輪地区からスタート

2018-08-29
シルバーリハビリ体操に取り組む参加者たち(コモッセ)
 鹿角市の敬老会が28日、花輪地区を皮切りに始まった。歳以上は市全体で6552人。長寿を祝福するとともに、普及に力を入れているリハビリ体操が行われ、健康寿命の延伸に願いを込めた。
 参加対象となる75歳以上は、7月1日現在で6552人(男2234人、女4318人)。昨年と比べ14人減少した。地区別では花輪2718人(うち柴平662人)、十和田2311人、八幡平997人、尾去沢526人。
 敬老祝い金(1万円)の対象となる88歳は277人。90歳以上で介護認定等を受けていない元気な人を対象に2016年度新設した「健康長寿表彰」は136人。コモッセでの開催は3年目。会場変更に伴い会食は取りやめた。
 花輪地区の式典には481人が出席。児玉一市長は「健康寿命を延ばすためには、健康意識を高めることが欠かせない。シルバーリハビリ体操を通して、健康の輪を広げたい。昨日より元気な今日、今日よりさらに元気な明日のため、取り組んでほしい」とあいさつした。
 敬老祝い金は、代表者の奈良茂雄さん(館盆坂)に贈呈、健康長寿は代表者の木次谷春雄さん(上堰向)が表彰された。来賓祝辞の後、シルバーリハビリ体操が式典では初めて行われた。指導者が登壇し参加者全員が座ったままでできる体操に取り組んだ。
 祝賀公演では花輪にこにこ保育園の園児たちが遊戯を披露。湯沢三兄弟の民謡、盛岡さんさ踊りが行われた。敬老会は柴平、八幡平、尾去沢地区が合同で29日、十和田地区は30日に行われる。
 

台湾でトップセールス 津谷北秋田市長 縄文遺跡などPR

2018-08-29
北秋田市の観光資源をPRする津谷市長(左から2人目)たち(台湾)=市提供
 北秋田市の津谷永光市長がこのほど、台湾を訪れ、観光誘客の「トップセールス」を行った。世界文化遺産の国内推薦候補に選ばれた「伊勢堂岱遺跡」など新たな観光資源を売り込んだ。
 20日から23日にかけ、県知事や県内首長と合同で訪台し、航空会社へのPR活動や、県と国際交流協力覚書を交わした高雄市政府機関へ表敬 訪問を行うツアー。インバウンド(訪日外国人客)の主力となっている台湾から、さらなる誘客を図ろうとそれぞれの魅力をPRした。
 北秋田市は独自に台湾スキー協会にもセールス活動を企画した。本県スキー連盟と友好協定を結んでいる相手で、2015年以降3度目の訪問。津谷市長や市商工観光課職員がスキー合宿への助成制度を、陳建(チェン・ジィェン)副理事長らに説明し、台湾の学生に来日してもらえるよう呼び掛けた。
 周辺観光として、秋田内陸線のリニューアルした阿仁合駅や伊勢堂岱遺跡も新たな魅力として売り込んだ。同課は「台湾のスキー事情を聞くことができ、スキー旅行商品造成のアドバイスももらった」などと成果を強調した。
 

熊本地震倒壊橋と同じ構造 国道7号白沢跨線橋 架け替え工事本格化 大館

2018-08-28
白沢跨線橋架け替え工事の現場(大館市白沢)
 国土交通省能代河川国道事務所は、大館市白沢地区の国道7号の白沢跨(こ)線橋架け替え工事に着手した。架設から約50年が経過し、熊本地震で倒壊した橋と同じ形式の「ロッキング橋脚」が用いられていることから、事業化。JR奥羽線と交差することなどから、補強工事ではなく、新たな橋梁(きょうりょう)に架け替え、周辺道路の改良工事も行う。事務所は「主要幹線道路の安全性を確保したい」と話す。
 白沢跨線橋は1966年竣工(しゅんこう)。定期的な点検や補修、耐震補強が行われてきたが、熊本地震で倒壊した橋と同じ形式の「ロッキング橋脚」という特殊な橋脚が用いられていることから、対策が必要となった。国交省は「高速道路、直轄国道などをまたぐ跨道橋のロッキング橋脚は、おおむね3年程度で耐震補強を実施する」との方針を示している。県内でロッキング橋脚が用いられているのは、白沢跨線橋だけという。
 現在の跨線橋は、橋長45㍍で、橋台2基と中央のロッキング橋脚1基で橋を支える構造となっている。JR奥羽線の線路をまたぐことから、事務所は昨年3月、学識経験者の助言を受ける技術検討委員会を開き、整備方針を固めた。橋脚や橋台を補強する案も検討したが、JRの軌道への影響が最も少なく、維持管理の容易さなども勘案し、新たに基準を満たした橋梁を建設することが妥当との結論に至った。
 計画では、現在の跨線橋の大館側に、橋台2基で支える新たな橋(橋長68㍍)を架設し、前後600㍍の道路整備も行う。完成後、現在の跨線橋を撤去する。昨年度は設計や用地買収を行い、今年4月に着工。現場では、土を盛り、橋台部分の下部工事、道路工事などが進められている。本年度の後半から2カ年で、橋桁の製作などが計画されている。
 事務所によると、「完成時期は未定だが、決まり次第早急にお知らせする」としている。総事業費は約30億円を見込む。「国道7号は主要幹線道路であり、地域住民を含む道路利用者と、JR利用者の双方の安全を確保できるよう工事を進めていきたい」としている。
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機関車運転体験 貨車牽引コースを新設 小坂鉄道レールパーク

2018-07-19
「貨車牽引コース」で活用されるホッパ車(レールパーク)
 小坂町の体験型観光施設「小坂鉄道レールパーク」は、呼び物の乗車体験メニューの中で、全国でも珍しい「ディーゼル機関車」の運転体験に、「貨車牽引コース」を新設した。小坂鉄道保存会(千葉裕之会長)が修復した貨車(ホッパ車)の「ホキ909」を活用。29日を皮切りに、本年度は全5回実施する。鉄道愛好者から注目を集めそうだ。
 機関車の運転体験は全国でも珍しいとされる目玉企画。2014年6月の開業以来、多くの人たちが訪れ、1968(昭和43)年製造の「DD130形」の運転席に乗り込み、体験している。
 本格的な運転技術を極めたい人向けの「運転士への道コース」は、規定の回数をクリアした人がステップアップでき、単体運転を5回実施した人が重連走行に進める。重連を5回終了すると、三重連を体験できる仕組み。
 現在は、駅構内路線で運転操作の簡単な説明を受けてから、すぐに運転実技ができる「お試しコース」もある。
 「貨車牽引コース」は、「運転士への道コースで機関車運転体験回数を重ねている人から、新たな体験メニューの要望があった」(レールパーク)ことから、新たに設けた。活用する貨車は、1987年12月に当時の国鉄清算事業団から購入、砕石散布に使用され、2009年の小坂鉄道の廃止まで活躍していた。同保存会は機関車がけん引する貨車として再び活躍してもらおうと昨冬修復し、今春一般にお披露目された。
 牽引コースの体験対象者は、運転士への道コースで重連走行を体験した人のみ。運行区間は、駅構内路線の約500㍍を2往復。施設の指導運転士から口頭指導を受けた後、貨車と機関車のブレーキホースの接続作業、貨車連結による貫通ブレーキ運転(自動ブレーキ弁使用、復路は貨車推進運転)、貨車と機関車のブレーキホース切り離し作業を体験する。機関車は単機、時間は約30分。
 実施日は29日、8月26日、9月23日、10月28日、11月18日。定員はいずれも午前2人(10時~11時)、午後4人(1時~3時)。体験料は3万円。
 レールパークは「エンジンのついていない貨車を機関車で実際に引っ張ったり、推したり、動かせるのが魅力」と話している。
事前予約制で申し込みは、レールパーク(電話0186・25・8890)。

 

北鹿初 スクランブル交差点 大館、鹿角市で 利便性向上目指し

2018-07-19
交差点のスクランブル化に伴い地元業者が新たに白線を引いた(大館市御成町)
 県警は児童や高齢歩行者の安全性や利便性の向上を狙いに、年内で県内6市11箇所の交差点をスクランブル方式に切り替える。皮切りは18日、北鹿初となる大館、鹿角2市の2カ所で斜めの横断歩道が増設され、供用を開始した。
 県警交通規制課によると、県内には既存のスクランブル交差点が9カ所にあり、最北は能代市。交差点の歩行者用信号四つが同時に変わる「歩車分離式信号交差点」では、対角した歩道に行くには主道路と従道路の横断が必要。これまで、歩行速度が遅い子どもや高齢者が1回で渡りきれなかったり、スクランブルと勘違いして斜め横断したりするケースも見られたという。
 分離式交差点を対象に、県内各署に車と歩行者の交通量など調査を依頼。スクランブル化の要望があった2市を含む全6市11箇所で増設することにした。
 大館市内の分離式は3カ所ある。このうち、スーパーや商店街、銀行などが点在し、小中高校の通学路でもある県道大館十和田湖線の御成町3丁目の交差点をスクランブル化の対象にした。
 18日午後1時から地元業者が1時間半ほどかけて交差点の対角線にライン引き。2時半過ぎから供用を開始した。同交差点の歩行者信号の点灯時間は現在約21秒。実情を調査しながら、必要に応じて延長も検討するという。
 大館署の佐藤慎也交通課長は「高齢歩行者の交通事故が多発傾向にある。子どもを含め歩行者に優しい環境づくりに努めたい」と話した。近隣学校の児童生徒らに周知するため、同署員がこの日夕方と19日朝の登校時間に合わせて交差点に付く。
 鹿角市ではJR花輪駅前交差点の国道282号上にラインが引かれた。中央、県南のほか4市9カ所については道路管理者などとの調整の上、年内に施工する計画。

 

旧正札本館の解体工事 ハチ公小径は通行可 大館市と業者が説明

2018-07-18
旧正札竹村本館棟の解体工事説明会(市営中町住宅内の集会所)
 大館市が本年度から着手した大町の旧正札竹村本館棟の解体工事が本格化するのを前に、市と工事の施工業者による説明会が17日、市営中町住宅内の集会所で開かれた。施工業者は工程のほか、ハチ公小径は工事期間中も通行が可能であることや工事車両の出入り口は大町側とすること、騒音・振動計と数値の表示板を設置することなどを説明。8月1日のハチ公小径側への仮囲い設置から、現地での作業が開始される。
 旧正札竹村ビルは2001年の倒産に伴って閉鎖されていたが、外壁崩落の危険があったことなどから、市が05年12月までに土地と建物を計2580万円で購入した。その後、1961年建設と最も古く、劣化も進んでいた旧館棟は解体しハチ公小径として活用。新館棟には、あきた結婚支援センター北センターや自衛隊秋田地方協力本部大館出張所などが入居している。
 本年度、解体されることになった本館棟は大町の道路側に面した建物で、69年12月の建設。鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地下1階、地上9階建てで、延べ床面積は6223平方㍍。敷地面積は784平方㍍。
 市は17年度に、解体工事に向けた実施設計とアスベストの含有調査を進めた。アスベストは一部の建材に使用が見つかったが、除去に多大な費用が必要となる吹き付け材への使用は無いことを確認している。
 実施設計に基づき、本年度の一般会計当初予算には解体工事費3億7710万8000円を計上。入札の結果、伊藤羽州建設(本社・大館市、石山清武社長)と3億2508万円で契約した。
 工事説明会は、市建設部まちづくり課と伊藤羽州建設の主催。近隣の住民や事業者を対象に工事の概要などを説明しようと、この日の午前と夕方の2回、開催した。
 10人が出席した午前の説明会では、市建設部まちづくり課の担当者が工事の概要を紹介したのに続き、伊藤羽州建設の担当者が、解体前の作業や建物の解体手順、安全対策などを説明した。
 この中で、馬喰町と中町をつなぐハチ公小径は「本館棟側の一部を小路エリアとして使用するものの、歩行者は通り抜けできるようにする」としたほか、工事車両の出入り口については「大町側に設置し、その部分のアーケードは解体し撤去する」と説明。騒音、振動計と表示板を設置することも明らかにした。
 また、建物の解体手順では「大型の重機をクレーンで屋上につり上げ、建物の上部から解体を進める」ことを紹介。「お盆や神明社祭典、大館アメッコ市などの際には、工事を休む。安全には十分に配慮しながら進めたい」などと述べ、理解を求めた。
 工期は来年12月20日まで。建物本体の解体は11月ごろから始まる見通しで、1カ月に1階分ずつのペースで進める計画という。

松栄の桜伐採始まる 北秋田市 8月末までに終了予定

2018-07-18
大きく張り出した枝から順に伐採した作業(松栄)
 北秋田市を代表する観桜名所「松栄桜並木」(同市松栄)で17日、老朽に伴う伐採作業が始まった。樹齢60年余りの歴史を感じさせる大枝や幹が慎重に切り落とされ、並木の終わりを迎えようとしている。
 生涯学習課によると、国道105号沿いの約800㍍間に現存する桜59本全部と杉1本の計60本を伐採する計画。桜の木の多くが枯れたりテングス病にかかったりしているためで、地元自治会の要望を受けて伐採の手続きを進めていた。工事は当初18日に開始予定だったが、業者の都合で1日早めたという。
 初日は午前8時30分ごろから、並木中央付近に位置する松栄自治会館脇で作業を開始。高さ10㍍近い桜の枝を、重機のワイヤでつるすように支え、作業員がチェーンソーで切断した。観桜名所として歴史を刻んできただけあって、枝は前後左右に大きく張り出した状態。最後に幹を切り倒すまで1時間近くかけるケースもあり、周辺の安全に配慮しながら慎重に作業が進められた。
 8月末までに伐採を終える予定。1日3、4本ペースで進めるという。伐採後の枝や幹の処理は未定で、希望者がいれば提供や売却を検討する。
 並木は1952(昭和27)年、地元青年会が苗木を植えた。最も多い時期で177本が立ち並び、開花期は「桜のトンネル」と親しまれた。近年はまばらにしか咲かなくなっていた。

清流にホタル舞う 鹿角市花輪 東山の福士川周辺

2018-07-18
幻想的な光を放つゲンジボタル(花輪東山)
 鹿角市花輪東山地区の福士川周辺で、近年にないほど多くのホタルが飛び交い、住民を楽しませている。
 福士川は花輪スキー場付近が源流の清流。地元の男性(61)は「5年前の大雨で川に茂っていたアシが流され、翌年はホタルが全く見られなくなった」と振り返る。
 その後、「原因は分からないが、ホタルが年々増えてきた」という。今年は6月22日からゲンジボタルの発生が確認され、現在は「今までいなかった所まで生息域が広がっている。私が小学生の頃の50年前と同じぐらい多い。環境が良くなったのではないか」と話し、ホタルが飛び交う幻想的な光景を楽しんでいる。
 男性によると、ホタルが多く生息しているのは総合運動公園の下流から幸稲荷神社下流付近まで。今月末まではゲンジボタル、その後はヘイケボタルが発生するという。
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