本文へ移動

今日のニュース

今月のニュース
RSS(別ウィンドウで開きます) 

阿仁診療所建設場所 市長「納得いただいた」 北秋田市12月議会開会

2018-12-12
大綱質疑などを行った12月定例議会(議場)
 北秋田市の12月定例議会は11日開会した。会期を21日まで11日間と決めた後、2018年度一般会計補正予算や阿仁診療所の工事請負契約の締結など22議案を上程、大綱質疑を行って散会した。
 提出議案は、奨学資金貸し付け条例の一部改正など条例関係2件、各会計補正予算案関係11件、市過疎地域自立促進計画の変更や大太鼓の館の指定管理者の指定など単行議案9件の計22件。
 一般会計補正予算は歳入歳出とも2億8133万9000円を追加し、補正後の総額は243億2223万5000円。歳出は結婚生活応援金の報償費150万円、入院費の増加に伴う扶助費8664万7000円、除雪費用の増額に伴う道路維持費9405万3000円などを盛り込んだ。
 大綱質疑では、工事請負契約の締結に関する議案が上程された阿仁診療所の改築工事について質疑があった。新たな建物は現診療所の駐車場に建設予定で、総事業費は約5億円、20年12月に完成する見込み。
 議会報告会で阿仁庁舎付近への建設を求める住民の声を聞いたという議員が「地域住民の合意は得られていると判断してよいのか」と質問。津谷市長は「下(庁舎周辺)を根強く希望する人もいるが、(現診療所周辺への建て替えは)やむを得ないという話もあった。地元の方々との意見交換会で当局の立場を説明し、納得いただいたものとして進めている」と述べた。

21世帯、高齢化率9割でも 集い笑えば明るい地域 大館の赤石沢長瀞

2018-12-12
にぎやかに会話しながら作業する住民(赤石沢長瀞会館)
 大館市の赤石沢長瀞(ながとろ)地区の住民でつくる「高齢者元気づくりの会」(佐々木敬子代表)は、高齢化が進む地域で互いの安否確認や引きこもり防止を狙いに毎月交流の場を設けている。8日は大館アメッコ市(来年2月9、10日)の会場などに飾るジャンボ枝アメ作りに取り組み、町内会館にはにぎやかな笑い声が響いた。
 同会によると、同地区は21世帯があり、高齢化率は9割に近い。高齢者が増える中で「元気で楽しい地域にしよう」と、2013年から65歳以上の住民たちで毎月1回、町内会館に集まることにしている。
 活動は健康をテーマにした講演会、体操、恵方巻き作りなどさまざま。終了後は食事をしながら、日常生活や最近の出来事について会話するのが恒例となっている。
 会員の佐々木良子さん(72)は「好きなように遠慮しないで話せる。みんなと笑い合えてとても楽しい」と話す。
 この日は10人がジャンボ枝アメ作りに取り組んだ。包装したアメ800個を長さ3~4㍍のミズキの枝2本に取り付け、縁起札も飾り付けた。丁寧に作業しながらも分け隔てなく方言で話し、笑い、どこからともなく返事が返ってくる。にぎやかで明るい光景が広がっていた。
 佐々木代表(77)は「高齢者は街に行く手段が少なく、外出する機会も少ない。集まって笑い合うことで話題も増え、地域も明るくなってきた。みんな年のわりに若く見えるでしょ。互いを見守りながらみんなで楽しく過ごせる地域になれば」と話した。

かづの厚生病院の患者に 歌声で元気届ける 草木小がXマスコンサート

2018-12-12
合唱を披露する草木小の児童たち(かづの厚生病院)
 鹿角市草木小学校(成田勇信校長)の児童たちが11日、かづの厚生病院を訪れ、合唱やリコーダー演奏を披露し、入院患者などに元気を届けた。
 「患者の入院生活の癒やしになれば」と、毎年12月にクリスマスコンサートが開かれている。全校児童26人が訪れた。
 会場となった病院エントランスホールの壁には、サンタクロースの人形や電球が飾られクリスマスムード。入院患者、外来患者が集まった。児童は赤いサンタの帽子をかぶって登場。代表が「この日に備えて練習してきました。最後まで楽しんでください」と呼び掛けた。
 全員で校歌を斉唱した後、3、4年生が人気曲「USA」のダンスを披露。1、2年の合奏、5・6年のリコーダー演奏と続いた。最後に全員で「ふるさと」「フレンドシップ」を歌い上げると、アンコールの声が上がり、さらに1曲を披露した。
 来場者の間に児童が入り、手書きのメッセージを添えたポケットティッシュをプレゼントした。

上小阿仁村 自動運転サービス 長期実験がスタート 運行課題検証へ 2月1日まで

2018-12-11
上小阿仁村役場前の国道交差点を渡る自動運転車両(小沢田)
 自動運転サービスの実用化を目指した国交省の長期実証実験が9日、上小阿仁村の道の駅「かみこあに」を拠点に始まった。ドライバーなしでも走る実験車両が2月1日まで村内3ルートを運行。運行管理の技術的な課題や将来的なビジネスモデルを検証する。
 実験車両はヤマハが開発した小型自動車(7人乗り)。ゴルフカートのような形状で、電気で動く。実験ではあらかじめ道路に埋められた電磁誘導線から磁力が発せられ、車両のセンサーが感知し、設定されたルートをなぞるように走る。昨年12月に村内で短期実験を行った結果、積雪路面での安全走行が「ほぼ確認された」(国交省道路局・池田豊人局長)という。
 2年目の今回は安全走行に加えて「スマートフォンなどによる予約システムの利便性」「将来の運営体制を想定した役割分担、協力体制」「道の駅への商品輸送」「事業採算制」などの課題を検証する目的で行う。
 ルートは道の駅を発着点に、村役場周辺を回る「小沢田ルート」(1周約20分)、「堂川ルート」「福館ルート」(ともに約40分)の三つで、乗車日前日までの予約制。午前と午後に各ルート1便ずつの計6便。道の駅内の実験事務局で扱うチケット(1枚20円)が必要。運行は36日間で、22日から1月9日の期間を除く。
 実験初日は今冬一番の大雪に見舞われ、村中心部は20㌢近い積雪となった。路面も凍結が心配されたが、実験車両はスタッドレスタイヤを装着し走行に支障はないという。
 正午ごろ、道の駅周辺を7分程度で1周する簡易ルートで試乗が行われた。乗務員が運転席に座っていたものの、ハンドル脇のバーに両手を添えるだけで運転操作は一部だけ。時速10㌔ほどで、国道の交差点もスムーズに渡った。道の駅内には乗車予約を受け付けるスペースも設置され、タブレットなどで操作する様子が公開された。
 試乗した村民の一人、清水俊一さん(76)は「運転免許を返納する高齢者が増えているので、自動運転サービスを『利用したい』という村民もいる。関心は高いと思う」と話し、実用化を期待した。
 実験前のセレモニーで小林悦次村長は「交通弱者が増え、外に出なくなれば健康の維持ができなくなる」と村の実情を訴え、「雪道や坂道の課題が解消することで全国どこでも通用するサービスになる」とあいさつした。本県選出の国会議員、周辺首長、行政関係者ら約60人が出席した。

 

小坂七滝ワイナリー 甘口「クリスマスヌーヴォー」  15日に発売

2018-12-11
15日から数量限定で販売される「クリスマスヌーヴォー」のロゼ㊧と白
 クリスマスの時期に合わせた日本ワインの新酒「クリスマスヌーヴォー2018」の発表会が8日夜、小坂町天使館で開かれた。町などで今秋収穫したばかりのブドウを原料に、特殊製法で仕上げた、いずれも甘口のロゼと白の2種類。15日から各1000本限定で発売する。
 町の第三セクター・小坂まちづくり会社が、昨年に続く第2弾として発表した。ロゼにヤマブドウ交配種の「ワイングランド」、白に「ナイアガラ」を使い、町のワイン製造施設「小坂七滝ワイナリー」で醸造した。
 特殊な搾汁機を使用し、自然に流れ出た果汁100%を使用した「フリーランワイン」となってる。いずれもクリスマスや年末年始のスイーツ、鶏肉料理などと相性がぴったりで、冷やして味わうことができる。
 発表会で細越満町長は「昨年は、発売からわずか3日で店頭からなくなるほどの注目を集めたクリスマスヌーヴォー。今年は生産基盤を増強し、さらに仕込み方にこだわった」とあいさつ。同社の髙橋竹見社長は「小坂ならではの醸造で、シャンパン酵母を使い低温発酵させ、香り豊かなものになった」と紹介した。
 来場者の試飲も行われ、一足早く新酒の味を堪能した。
 ワインは1本(720㍉㍑、アルコール度数9・5度)1500円(税別)。15日から町内外の酒販店、小売店で販売される。

 
RSS(別ウィンドウで開きます) 

市長選、態度表明迫るか 大館市12月議会一般質問 12議員通告、3、4日

2018-11-30
  大館市議会は29日、12月定例議会の一般質問の通告を締め切った。届け出たのは12議員。歴史まちづくり事業や編成中の2019年度予算案、農業施策などへの質問が通告された。また、「4月の市長選挙について」との質問通告もあり、福原淳嗣市長に対し、市長選への態度表明を迫るものとみられる。
 通告したのは、質問順に斉藤則幸議員(公明党)、田村儀光議員(平成会)、中村弘美議員(同)、佐藤健一議員(いぶき21)、佐藤眞平議員(新生クラブ)、石垣博隆議員(平成会)、明石宏康議員(いぶき21)、吉原正議員(同)、佐藤芳忠議員(無所属)、阿部文男議員(平成会)、笹島愛子議員(共産党)、相馬ヱミ子議員(新生クラブ)。
 歴史まちづくり事業は本年度、大館八幡神社の覆屋改修実施設計や、大館神明社の本殿基礎改修工事に取り組んでいる。新開地通りの桜並木整備や道路美装化工事、大館城下町名標柱設置工事への着手も予定している。
 議員からは「古民家等の歴史的建造物の保存」や「郷土芸能の充実」などを求める質問が通告されたほか、「重点地域以外の活動への支援や事業は、どう展開するのか」との質問も行われる。
 編成中の19年度予算案については、編成方針で「総合戦略に掲載した事業など、継続的な事業は予算措置する」と示したことについて「具体的な内容」を問う。
 このほか、世論調査の集計結果に対する考えを聞くものや、パラリンピックの事前キャンプ受け入れ、来年の県種苗交換会の大館市での開催などに対する質問も通告された。
 来年の市長選に向けては、福原市長が再選を目指して立候補するのは「既定路線」とみられてはいるが、現時点ではまだ、態度を明らかにしていない。質問では、市長へ態度を表明するよう迫るものとみられる。
 一般質問は12月3日と4日の本会議で行われる。慣例により両日とも、6人ずつの登壇が見込まれる。

大雪で立ち往生、事故 冬の交通障害に備え 北秋田で関係機関訓練

2018-11-30
立ち往生した車両を重機でけん引する訓練(道の駅たかのす)
  豪雪による車両の立ち往生など冬に発生が懸念される交通障害を想定した訓練が29日、北秋田市の道の駅たかのすで行われた。能代河川国道事務所など関係機関から約40人が参加し、立ち往生した車両の除去と運転者の救助、道路の集中除雪など万が一の際の対応を確認した。
 本格的な降雪期を前に関係機関が連携して迅速、的確に対応する態勢を構築することが狙い。能代河川国道事務所と北秋田署、北秋田市消防本部、市、道の駅たかのす指定管理者の鷹巣観光物産開発が参加した。
 道の駅たかのすは自家発電施設などを備えた国道の防災拠点として整備されており、昨年も同様の訓練が行われている。
 能代河川国道事務所の増竜郎所長は「道路における雪害対策は、なるべく通行を止めずにという対応から、止めた上で集中的に除雪を行うなどして被害を最小限にするよう方針が変わった。訓練を通じて対応を確かめ、万が一に備えて」などと呼び掛けた。
 訓練は急激な積雪の増加により国道7号で車両が立ち往生、追い抜こうとした車両が対向車と衝突し大渋滞が発生したという想定で行われた。ドライバーの救助活動や除雪、車両のけん引などを各機関が連携を取りながら繰り広げた。

観光路線バス「八郎太郎号」 最多の286人利用 十和田八幡平間 外国人が大幅増

2018-11-30
  鹿角市は、十和田湖休屋と八幡平頂上を結ぶ予約型観光路線バス「八郎太郎号」の本年度運行実績をまとめた。乗車人数は286人で、運行を開始した2016年度以降、最多となった。好調だった要因について市では「運行から3年目を迎え、認知度が高まってきた」と捉えている。
 八郎太郎号は、十和田八幡平間の観光路線バスが利用者の減少により15年度で廃止されたことを受け、鹿角市が事業主体となって16年度から運行。国立公園への2次アクセスとなる交通手段の確保を図っている。
 春から秋までの土日祝日限定。利用希望日の前日午後5時までの予約制で、車種は予約人数に応じてジャンボタクシーや大型バスなどを用意している。本年度の運行期間は4月28日~10月21日。
 十和田湖営業所―八幡平頂上間に道の駅やJRの駅など17カ所の停留所を設け、運行時刻や経路を固定して運行。運賃は200~2500円に設定している。運行事業者は十和田タクシー。生活バス路線と重複する中滝―志張温泉間のみの利用はできない。
 初年度の16年度は1日1往復半運行していたが、地元の観光・宿泊施設から利便性の向上を求める意見もあって17年度から倍に増便した。
 市によると運行日数は16年度が33日、17年度が43日、18年度が49日、乗車人数は16年度が129人、17年度が231人、18年度が286人と増加傾向。このうち外国人の利用は16年度4人、17年度11人、18年度51人と大きな伸びをみせている。
 本年度の運行率は83・1%で前年度を10・2ポイント上回ったほか、1便当たりの平均乗車人数は前年度比0・3人増の2・5人だった。また、本年度は特に紅葉時期にあたる10月が運行率100%、平均乗車率3・9人と利用が多かった。
 市は「本市観光における主要な2次アクセスとして認知度、利用が高まり、多くの観光客や観光事業者等に定着してきた成果」と捉えている。

十和田湖 西湖畔の魅力歩いて発見 県 景観ワークショップ

2018-11-29
西湖畔の自然に触れる参加者(大川岱)
  小坂町側の十和田湖西湖畔の情景を満喫する景観ワークショップ「西湖畔歩き」が28日、現地で行われ、参加者が遊歩道を歩きながら、気に入った風景や自然をカメラに収め、西湖畔の魅力を再発見した。
 十和田湖の境界画定を契機に、2009年度から西湖畔の環境保全や景観形成に取り組んでいる県の主催。2016年度から毎年行い、本年度で3回目。県が認定する景観マネジャーや町観光案内人など11人が参加した。
 講師は、景観マネジャーで自然観察指導員としても十和田湖の魅力を伝える活動を展開している髙橋竹見さん、町学芸員の安田隼人さん。
 参加者は、髙橋さんや安田さんの説明を受けながら、西湖畔南側の大川岱桟橋から鉛山桟橋までの遊歩道約2㌔を散策。県が景観マネジャーや町関係者らと西湖畔の良好な景観調査などを進めながら、作成した2冊の「西湖畔樹木マップ」も参考にし、途中、好きなスポットや植物などをカメラで撮影した。
 町の観光案内人を務める松山繁さん(75)は「西湖畔の魅力は、奥入瀬にはない森と湖が同時に観察できること。1000年を超えるカツラの大木があり、いにしえを感じることができたし、今の時期に花を咲かせる野草を見つけることができた」と話した。

県内JA一本化を決議 秋田市で大会 2024年度めど 全国トップクラスの組織に

2018-11-29
県1JAへの組織再編などを決議した大会(秋田市)
 今後3年間の基本方針と取り組みを決める第30回県JA大会が28日、秋田市の秋田キャッスルホテルで開かれ、県内14JAを一つに統合する組織再編の推進など3議案を満場一致で決議した。農業者の所得増大や農業生産の拡大を図るため、2024年度をめどに、オール秋田体制による全国トップクラスの県単一JA実現を目指す。
 JAを取り巻く情勢は近年、大きく変化しており、県内では人口減少や高齢化に伴い、組合員の減少も加速。減反政策の廃止や超低金利政策による信用事業の収益低下もあり、「かつて経験したことのない厳しい経営環境が今後、見込まれる」として、スケールメリットを最大限生かした強固な経営基盤確立を目指すことにした。
 県内各JAの役職員や青年部、女性部の代表など520人が出席した大会で、JA秋田中央会の船木耕太郎会長は「本県農業のさらなる発展などJAの使命を果たしていくには、経営環境の変化を見据えた広域的でより強固な組織、経営基盤の確立が求められる」として、既存の枠組みにこだわらない組織再編の必要性を強調。「各JAで中期計画等を策定してもらい、決議の着実な実践に向けた取り組みをお願いしたい」と呼び掛けた。
 近藤悦応常務は、園芸作物などの販売額200億円超、共同購入メリットを実感できる低コスト資材の取り扱い拡大―など、合併による目指す姿を説明。19年度からの3年間を事前準備期間とし、各JAが事務・会計システムの一本化などに取り組み、その後2年間を最終協議期間とするスケジュールも示した。
 意見表明では、JAあきた北の虻川和義組合長が「地元大館では不安や懸念、賛成の声などさまざまある。小異を捨て大同につき、次世代に農業、農村をつないでいくことは組合員、地域住民にとっても大きなメリット。厳しい道のりだが、目指す姿の実現に向け前進していく」と述べた。
 JA秋田中央会によると、県内JAの正組合員は9万2998人(17年度)と全国トップで、販売品取扱高は2位。全国では奈良、香川、島根、沖縄の4県で県単一のJAが組織されていて、山口、高知も合併を予定している。
 閉会後、船木会長は取材陣に対し「今後、組合長会議などで十分議論して、あるべき1JAの姿を具体化していきたい」と話した。

 
 

10月のニュース

RSS(別ウィンドウで開きます) 

17年度決算 病院会計は全会一致で「不認定」 大館市9月議会閉会

2018-10-02
病院事業会計決算を不認定とした9月定例議会本会議(市役所)
 大館市の9月定例議会は10月1日、本会議を再開し、2017年度病院事業会計決算認定案を全会一致で「不認定」としたほか、一般会計と15の特別会計、水道・工業用水道・下水道の各事業会計を認定、水道事業と工業用水道事業の未処分利益剰余金の処分に関する議案2件を原案の通り可決し、閉会した。
 病院事業会計は、9月27日に開かれた企業会計決算特別委員会での採決でも「不認定とすべき」と決していた。佐藤久勝議長と欠席した1議員を除く26議員で起立採決の結果、全会一致で不認定とした。病院事業会計決算の不認定は、事件の発覚後に審査が行われた16年度決算に続き、2年連続となった。
 17年度の一般会計は、歳入が前年度比3・1%増の378億1584万円、歳出は同1・7%増の359億3603万円。差引額は18億7981万円で、18年度への繰越財源を差し引いた実質収支は16億4342万円の黒字。実質収支から前年度の実質収支を差し引いた単年度収支は4億3343万円の黒字となった。実質単年度収支も1億1931万円の黒字を計上した。
 国民健康保険、介護保険など15特別会計の決算総額は、歳入が1・8%増の225億2133万円、歳出は1・4%増の216億2708万円。実質収支は8億9425万円の黒字、単年度収支も8830万円の黒字となった。
 企業会計のうち病院事業会計は、総合、扇田両病院を合計した収益的収支で、収益が108億7483万円、費用が112億1723万円となり、差し引き3億4240万円の当年度純損失を計上。病院事業全体で約1億2000万円の資金不足額が生じた。
 扇田病院外来診療費着服事件は08年3月から昨年4月まで、外来診療費自己負担金の一部、1億1792万円が病院会計に納入されていなかった。今回の決算では、17年度分の不明金193万円を外来収益およびその他医業収益へ計上し、同額を特別損失に計上。過年度分の不明金1億1599万円は、特別利益および特別損失にそれぞれ計上した。
 本会議の前に開かれた議会運営委員会(中村弘美委員長)では委員から、病院事業会計の決算不認定に関連して「市長から説明を受けたい」などとして、議員全員協議会の開催を求める声が出された。しかし「開催の必要はない」との意見も多く、各派に持ち帰って検討することにした。

最期まで自分らしく 「エンディングノート」 大館市が高齢者に無料配布

2018-10-02
大館市が配布している「マイエンディングノート」
 大館市は、高齢者が最期まで自分らしく生きるための準備に役立ててもらおうと、エンディングノートを作成し、希望者へ無料配布している。病気や介護が必要になったときの希望や、家族へのメッセージなどを記すことができ、本年度は1000部を用意した。
 市と福岡市の会社、ホープが連携。ホープが冊子に地元の広告枠を設けることで作成費を確保し、市が無償提供を受けた。県内では北秋田市と湯沢市でも配布されているという。
 「マイエンディングノート」と題し、第6章で構成。基本情報や思い出、趣味など「今の自分」をつづるページから始まり、第2章では、病気のときは告知や延命治療を望むか、介護が必要なときは、誰に、どこで行ってほしいかについて、項目にチェックを入れて意思を表示できる。葬儀や墓の希望を示すページや、家族や友人へのメッセージを記すページもあり、成年後見制度や高齢者の相談窓口も紹介されている。
 医療や介護、行政関係者で組織する市在宅医療・介護連携推進協議会を通じ、「自分の思いを家族に伝えるにはどうすればいいか」「望まない医療や介護を受けたくない」など、市民の疑問や不安の声が現場から上がっているという。高齢化が進む中、地域包括ケアシステムの構築に向けてノートを導入した。
 A4判、18ページ。市内6カ所の地域包括支援センター、市総合福祉センター内の長寿課高齢者福祉係で配布している。長寿課は「自分の情報や希望をノートに書き記すことで思いが整理でき、人生の在り方を考えるきっかけにつながる。好きなページから気軽に書き始めてほしい」と話した。
 問い合わせは長寿課(電話0186・43・7056)。

来年の再会誓って閉幕 現代アートイベント かみこあにプロジェクト

2018-10-01
51日間の会期を終えて閉幕したかみこあにプロジェクトのクロージングイベント(旧沖田面小校舎)
 上小阿仁村で行われていた現代アートイベント「かみこあにプロジェクト2018」は51日間の会期を終えて30日に閉幕した。沖田面会場で開かれたクロージングイベントで作家たちは「今後も参加したい」とイベントの継続に期待を寄せた。実行委の田中良道会長は「来年も上小阿仁でお会いしましょう」と開催に意欲を示した。
 地域住民らでつくるKAMIプロ・リスタ実行委員会の主催。今年は「伝承する、継続する、未来へつなぐ」をテーマに24組の作家が参加して、八木沢集落と旧沖田面小校舎の2会場で作品の展示や制作過程の公開などを行い、現代アートの魅力を多くの人に伝えた。
 クロージングイベントでは作家によるトークのほか、秋田県出身の歌手・青谷明日香さんのコンサートが行われ、会場は村内外から訪れた多くの人でにぎわった。
 アーティストトークで作家たちは「内容の濃い51日間でした」「制作に使った絵の具よりもきれいなものが上小阿仁にはたくさんあった」などと話していた。「可能なら今後も続けていきたい」とプロジェクトの継続を希望する声も上がった。
 田中会長は「会場を訪れた人たちからは『プロジェクトを通じて上小阿仁の魅力を知った』『ぜひ来年も開催してほしい』などの声が聞かれた。来年もぜひプロジェクトを実施したい。また上小阿仁でお会いしましょう」と話した。

 

大館市内の小中学校 学習発表会シーズン 山瀬小 組み体操やフラッグダンス

2018-10-01
息の合ったフラッグダンスを披露した4年生(山瀬小)
 大館市内の小中学校が学習発表会や学校祭のシーズンを迎えた。30日は6小学校と3中学校で開かれ、ステージ発表や作品展示で日頃の学習の成果を披露した。山瀬小学校(柴田清香校長、児童145人)では「巻き起こせ山小旋風 ふるさとに平成最後の感動を」のテーマの下、学年ごとにステージ発表を行い、来場者を楽しませた。
 同校玄関前には、本年度から本格的な商品開発を目指す「タケノコ和紙」用のネマガリダケの皮を展示。今春に地域住民などから提供を受けたタケノコの皮を干し、今後は煮沸や紙すき作業などを行い和紙として再利用するという。
 ステージ発表では、各学年の中で最も人数の多い4年生38人が集団行動や組み体操、フラッグダンスを披露した。「YMCA」の曲に乗せて迫力あるパフォーマンスを行い、保護者や教職員、地域住民から大きな拍手が送られた。粕田奏斗さん(9)は「体育の授業で約1カ月前から練習してきた。地域の皆さんの前でいい演技ができた」と笑顔を見せた。
 エンディングでは「世界中かいじゅう」「透き通る風に」の2曲を全校で合唱。保護者や地域住民も一体となって体育館に歌声を響かせた。
 各校では10月下旬まで学習発表会や学校祭が開かれる。

 

自慢のノドを披露 来年は50回記念 鹿角民謡民舞コンクール

2018-10-01
日頃の稽古の成果を披露する出場者(コモッセ)
 第49回鹿角民謡民舞コンクールが30日、鹿角市のコモッセで開かれ、子供や70歳以上の部などに男女合わせて78人が出場、自慢のノドと踊りを披露した。
 鹿角民謡保存会(米田良子会長)の主催。鹿角地域の民謡愛好者が練習成果を披露する一大イベントとして定着している。1970(昭和45)年から始まり、来年は50回目の大きな節目を迎える。それぞれの得意曲を歌う自由曲の部、鹿角民謡に限定した課題曲の部、民舞の部の3部門が設けられている。
 コンクールに先立ち、開会セレモニーが行われ、昨年優勝者の阿部より子さんから優勝杯が返還された。米田会長は「来年は50回目。出場する子どもたちは、今後も民謡を続けていってほしい」とあいさつした。アトラクションの出場者を含めると97個人・団体がエントリーした。
 民謡は子供、16〜69歳、70歳以上の年齢別に分かれて進められた。審査員は米田会長、花輪町踊り保存会の佐々木善三会長ら4人。出場者は着物などの正装でステージ上に登場。笛や三味線の音色に合わせて、抑揚を付けながら伸びやかな歌声を響かせた。
 特別企画として、2016年度民謡甲子園全国大会で優勝など数々のタイトルを獲得している太田ななこさん(みすじ会、花輪高3年)が登場、日本一のノドを披露した。


 
印刷に関するご案内
ご案内
広告に関するお問い合わせ
お問い合わせ
購読のお申し込み
購読お申し込み
掲載写真のご購入
ご購入お申し込み
後援のお申し込み
資料請求
記事・写真等2次使用について
資料請求
株式会社 北鹿新聞社

〒017-0895
秋田県大館市字長倉79
TEL.0186-49-1255(総務課)
FAX.0186-43-3065(総務課)
 
*日刊新聞発行および一般印刷*
TOPへ戻る