本文へ移動

今日のニュース

今月のニュース
RSS(別ウィンドウで開きます) 

情緒豊かに優雅な舞い 毛馬内盆踊り始まる あすまで

2019-08-22
NEW
踊り手が優雅に舞った毛馬内盆踊り(毛馬内こもせ通り)
 国の重要無形民俗文化財で県内三大盆踊りの一つ、鹿角市十和田の「毛馬内盆踊り」が21日夜、毛馬内こもせ通りで開幕した。頰かむりをした男女の踊り手が太鼓などの音色に合わせて、情緒豊かな優雅な踊りを披露し、来場者を魅了した。23日まで。
 子ども盆踊りコンクールに続き、勇壮な呼び太鼓が打ち鳴らされると、老若男女の踊り手が次々と会場へ。午後8時ごろ、毛馬内盆踊りが始まった。
 踊り手の衣装は、男性が紋付き等の着物に水色の蹴出し、女性はじゅばんにとき色の蹴出しで留め袖や訪問着等をまとい、きらびやかな帯の下に黄色のしごき帯を巻き、手拭いで顔を覆った姿。大太鼓と笛のはやしで踊る「大の坂」を皮切りに、無伴奏の唄のみで踊る「甚句」「毛馬内じょんから」を、ゆっくりとした手さばきで優雅に舞っていた。
 毛馬内盆踊りの起源は不明だが、大の坂は京都の念仏踊りの流れをくむといわれる。甚句は南部領だった約450年前、戦いから帰った将兵たちをねぎらったのが始まりとされる。2000年からは、各地の盆踊り等をゲストに招いたイベント「毛馬内北の盆」の中で行われている。
 22日は「黒石よされ」(青森県黒石市)が午後6時30分からゲスト出演。最終日23日は、地元の子どもたちによる「わらしっこ・めらしっこ盆踊り合同披露」が午後5時から行われ、同6時30分にゲストの「李岱駒踊り保存会・奴踊り会」(北秋田市合川)が登場する。両日とも毛馬内盆踊りは、午後8時からスタートする。

介護保険 18年度給付費は94億円 大館市 増加抑制へ予防に力

2019-08-22
NEW
委員16人を委嘱した運営委員会(比内総合支所)
 大館市の介護保険事業計画運営委員会は21日、比内総合支所で開き、2018年度の事業実施状況を審議した。保険給付費は94億2114万円で、前年度比1億3078万円、1・4%減少。事務局の市長寿課は「介護給付費が増加しないようあらゆる手段を講じたい」とし、介護予防に力を入れる考えを示した。
 65歳以上の第1号被保険者は今年3月末現在で2万7532人で、高齢化率は38・3%。要介護(要支援)認定者数は5429人で、前年度比167人増。このうち、介護(予防)サービス受給者は4841人で前年度比39人減。利用率は89・2%となった。
 18年度介護保険特別会計の決算状況は、歳入が109億98万円で前年度比1・3%増、歳出は103億8979万円で0・5%増。実質収支は1億9596万円で、前年度比35・1%増。介護保険事業基金は18年度末で7億4960万円、19年度末は8億6298万円を見込む。
 介護予防などを目指す地域支援事業費の18年度決算額は4億8718万円で、前年度比2億161万円の増。1人暮らし高齢者や高齢者のみ世帯に食事を配達しながら安否確認を行う「高齢者等配食サービス事業」は221人、2万1188食の利用があり、前年度と比較し185人、1万9132食の大幅な増加となった。
 委員からは介護保険給付費が100億円に迫る状況について、「今後高齢化率が上がる中、制度が破綻しないよう、介護予防や地域の支え合いづくりを進めていくしかない」との意見が出された。現在は第7期計画(18~20年度)で、来年度第8期計画を策定するが、事務局は「次期介護保険料は、積み上げた基金をかなり充当する形になると思う」と説明した。
 医療や保健福祉関係者、被保険者代表など委員16人に委嘱状を交付。委員長に櫻庭庸悦・大館北秋田医師会長を再任した。

遺跡の魅力、どう発信 きたあきた こどもサミット 児童生徒が意見交換

2019-08-22
NEW
グループで意見を出し合う児童・生徒たち(コムコム)
 北秋田市の小中学生による「きたあきたこどもサミット」が21日、市民ふれあいプラザコムコムで開かれた。「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つとしてユネスコ世界文化遺産への国内推薦候補となった伊勢堂岱遺跡について、「魅力を発信」する方法をテーマに意見を交換。遺跡の素晴らしさを「多くの人に知ってもらうためには、どうすればよいか」を考えた。
 サミットは、次代を担う児童・生徒が、地域の活性化のために参画する意欲や態度を育むとともに、問題や課題を発見し主体的に解決していく力を高めていくことなどを目的に、市教育委員会が主催。昨年までは「いじめゼロサミット」を開いてきたが、一定の成果を上げたことから、今回から新たなテーマで開くことにした。
 この日は、市内の小学校、中学校から各1人、計15人の児童・生徒が出席。テーマの説明に続き、伊勢堂岱遺跡で「ジュニアボランティアガイド」を務めている児童、生徒各1人が、活動の様子を紹介しながら「基調提案」を行った。
 ジュニアボランティアガイドは、2015年から活動。小中高校生が、遺跡や縄文館を説明している。提案では「一人でも多くの人に遺跡へ来てもらい、良さを知ってもらいたい」「世界遺産になって、地域活性化に結び付けたい。しかし、市民でも遺跡を訪れたことがない人が多い。市民、県民にも良さを広げたい」などと述べた。
 提案を受け、三つのグループに分かれて意見を交換。「伊勢堂岱遺跡の魅力をたくさんの人に知ってもらう」方法を積極的に出し合った。「市民でも、遺跡を訪れたことがない人が多い」との問題提起に注目した意見が目立った。
 このあと、グループごとに意見を取りまとめ、代表者が発表。「市内の人に見てもらうために、家族や知り合いなどに、遺跡の良さを伝える」「遺跡の良さを伝える映像資料をつくり、人が集まる場所で流す」「各学校での集会や行事で発表する」などがあった。また、縄文館で展示している資料の一部を「コムコムで展示しては」との提案もあった。
 児童生徒たちは、それぞれの発表を聞いて自分にできることを考えた様子。この日の活動の様子などについて、各学校で発表することにした。

除雪費や保育無償化 大館市 一般会計8億円を追加 9月議会、27日招集

2019-08-21
 大館市は20日、9月定例議会を8月27日に招集すると告示した。補正予算案は一般会計で8億3899万4000円を追加。除雪費や10月に始まる幼児教育・保育の無償化に伴う措置費、たしろ温泉ユップラ設備更新工事費、ふるさと納税システム改修事業費などを計上した。
 提出するのは一般・特別各会計の補正予算案や家庭的保育事業の設備・運営に関する条例の一部改正案、へき地保育所設置条例の一部改正案、除雪車購入に伴う財産取得など報告4件、承認1件、議案20件。
 行政の認可を受けた保育者が自宅などで少人数の子どもを預かる「家庭的保育事業」については設備・運営に関する基準の一部が改正され、利用乳幼児が3歳に達した後の受け皿となる連携施設の確保義務が緩和されたこと、連携施設の確保に関する猶予期間が延長されたことに伴う条文整備を行う。
 一般会計補正後の総額は352億5090万2000円で、前年同期に比べ6億7914万円(2%)増となる。特別会計と企業会計を含む全会計の合算は補正後で753億5205万2000円。一般会計の投資的経費は42億171万6000円、構成比で11・9%となり、前年同期比1億1505万7000円(2・8%)増えた。
 主な歳出のうち、新規事業はふるさと納税システム改修事業費136万円、旧大滝温泉スキー場建物等解体工事費599万円。旧スキー場(1979年開設)は利用者減のため2017年度に廃止しており、ヒュッテや物置小屋、ロープトウ設備を撤去する。
 継続事業は除雪費・除雪関連費4億6854万円、私立認定こども園等児童措置費6551万円、たしろ温泉ユップラ管理費5941万円、道路維持費4090万円、地方創生推進交付金事業費1206万円、地域ふれあい除雪支援事業費662万円、新入学児童用ランドセル・黄色い帽子購入費361万円、タイとの交流事業費156万円、鳥獣被害防止総合対策交付金事業費132万円などを追加した。

県と中国・大連市 小坂町で教育の交流 訪問団が来町 児童がクイズや踊り

2019-08-21
小坂小を訪れた大連市の小学生15人
 県は、昨年8月に中国・大連市と観光交流に関する覚書を締結し、現在は観光以外にも医療や教育、経済の分野で交流を進めている。教育分野における相互交流の皮切りとして、大連市の小学生の訪問団が19日に来県。20日は、交流活動の拠点となる小坂町で、地元の小坂小児童と触れ合い、互いの文化への理解や友情を深めた。22日まで同町に滞在する。
 訪問団は、大連市の育才小学校の5・6年生15人と教員5人、ガイド2人を含めた22人。19日から22日まで本県に滞在し、同町で地元児童との交流や日本文化の体験、十和田湖の散策、町内の観光施設の見学などを楽しむ。
 町と同市では毎年、アカシアの花をテーマとした観光イベント「アカシア祭り」が開かれている。これが一つのきっかけとなり、1991年には町関係者が大連の祭りを視察。2000年には祭りを通じた友好交流意向書を締結するなど、相互交流の下地が過去に存在していたことから、今回の交流活動の受け入れ地に選ばれた。
 訪問団が小坂小を訪れ、交流会が開かれた。小坂の児童は夏休み中のため、希望した2~6年生64人が参加。スクールバンド部の演奏で訪問団を迎え入れた。
 細越満町長は訪問団を歓迎しながら、「小坂町は古くは鉱山で栄えた町。春にはアカシアの花が咲き誇り、町中に甘い香りが漂う。アカシア祭りが縁で大連市と交流があり、康楽館前には記念植樹がある。日中の理解が深まることを願う」とあいさつした。
 小坂の児童が歓迎の歌を披露した後、クイズ形式で町について紹介。小坂側が「有名なアイドルは」「有名な日本人は」などと大連の小学生へ、大連側は「好きなスポーツは」「夏休みをどう過ごしたか」などと小坂の児童へそれぞれ質問した。
 小坂のグループに大連の子どもを交え、折り紙や小坂小独自の創作踊り「鉱山の子ソーラン」を一緒に踊った。それぞれが最初は緊張した面持ちだったが、交流を進めていくうちに徐々に打ち解けた様子。言葉は通じなくても心を通わせ、笑顔で交流を楽しんでいた。
 最後に両者の代表が感想を発表。大連市の児童は「とてもやさしくて、感謝の気持ちでいっぱい」「交流ができてうれしい。大連にも遊びにきてください」と話した。小坂6年の森田琉那さんは「7分の間に踊りを覚えてすごい。一緒に踊れて楽しかった」と声を弾ませた。
 来年度は県の訪問団が大連市を訪れる予定。
RSS(別ウィンドウで開きます) 

山梨・中央市と防災協定 大館市 武将・浅利氏が縁 

2019-07-30
防災協定を締結した中央市の田中市長㊧と大館市の福原市長(中央市役所
 大館市は29日、山梨県中央市と災害時の相互応援協定を締結した。福原淳嗣市長が中央市役所を訪れ、田中久雄市長と協定書に署名。大規模災害が起きた場合、被災者を受け入れたり生活必需品を提供したりする。大館市が遠隔地自治体と防災協定を結ぶのは4件目。
 鎌倉時代から戦国時代にかけ大館地方を治めた武将・浅利氏の始祖が甲斐国(山梨県)出身という縁で、2007年から同氏をテーマとするシンポジウムを両市で交互に開催するなど交流を続けてきた。その中で大館市が協定を申し入れたところ快諾を得た。
 大地震などの災害が発生し、被災地単独で十分な対応を講じることが困難な場合、被災者の受け入れをはじめ食料や水、生活必需品の提供、復旧活動に必要な職員の派遣、救助活動車両の提供などを行う。
 締結式で福原市長は「災害の態様は近年、複雑で広域化しており単独自治体での対応が難しくなってきている中、協定は市民の安全確保と迅速な復旧に向け大きな一助になる。両市の絆がより強固となり、交流の輪が広がることを期待したい」とあいさつ。
 田中市長も「遠くの自治体との協定を常々考えていた」とした上で、「非常に心強い。災害が起きず、活動することがないことを祈るが、これからもよろしくお願いしたい」と述べた。
 中央市は06年2月に3町村が合併して誕生した。「日本列島のほぼ中央に位置する」との意味が込められている。人口3万859人、1万3173世帯(7月1日時点)。面積31・69平方㌔の約4割を農地が占める。トウモロコシやコメ、トマトなどの産地として知られ、最先端企業が集積する工業団地もあり、農業と工業の調和ある発展を目指している。16年全国住みよさランキングで31位、県内1位となった。
 合併前の豊富村周辺は、甲斐源氏の一族・浅利義成の所領だったとされる。義成は1189(文治5)年の奥羽合戦の後、源頼朝から比内地方の地頭職を与えられ、甲斐国から送り込まれたと考えられている。
 大館市は01年に東京都渋谷区、11年に兵庫県丹波篠山市、14年に茨城県常陸大宮市と防災協定を締結している。
 

田代岳 五色の滝周辺で風穴調査 風の吹き出し確認

2019-07-30
調査する会員(田代岳)
 秋田北部風穴研究会(鳥潟幸男会長)、田代岳を愛する会(渡部道雄会長)、田代岳案内人の会(吉田光伸会長)の3者は29日、大館市の霊峰・田代岳山麓の、五色の滝入り口周辺で風穴調査を行った。会員ら11人が道路脇の斜面に点在する穴から冷風が吹き出しているか確認した。
 五色の滝入り口周辺の斜面は、約50㍍にわたり岩がごろごろ転がっている。岩の隙間から冷風が吹き出ていることから3者は7月上旬、事前調査を実施。10~11度の風が穴の外側に向かって出ていることを確かめた。「冷風穴」の可能性があるとしてこの日、本格的な調査に踏み切った。
 会員らは数班に分かれ、生い茂った木や葉を寄せながら調査。20㍍ほどの斜面を登った。点在する穴から吹き出る風の温度を測り、蚊取り線香を穴の入り口に置いて風の向きを確かめた。15度前後を記録した場所もあったが、ほとんどの班が外気と大差がない18~20度を観測したため、冷風穴との断定ができなかった。煙は外側に押し出される様子が確認された。
 3者は、山中の天気が雨か曇りで風が吹いていたことから条件がそろわず、確認できなかったとしている。
 風穴研究会の鳥潟会長は「風がなく晴れていれば確認できるはず。今後1年ほどかけて調査したい。確認できれば研究などを行う『風穴サミット』の県内開催にもつなげたい」、田代岳を愛する会の渡部会長は「風穴を確認し、五色の滝周辺の自然の付加価値を高めたい。悪天候で登山できないときなどに有効活用できれば」とそれぞれ期待していた。

 

ハローキティ 8月1日からスタンプラリー 北秋田市

2019-07-30
スタンプラリーの台紙
 北秋田市は8月1日から、市のふるさと大使「ハローキティ」のデザインを使ったスタンプラリーを実施する。スタンプ数に応じて先着順でオリジナルグッズをプレゼントする。10月31日まで。
 台紙は東北地方の道の駅などに置く。スタンプが押せる施設は▽市観光物産協会(松葉町)▽大太鼓の館(綴子)▽伊勢堂岱遺跡縄文館(脇神)▽北欧の杜公園センターハウス(上杉)▽浜辺の歌音楽館(米内沢)▽四季美館(阿仁前田)▽太平湖遊覧船(森吉)▽伝承館・異人館(阿仁銀山)▽森吉山阿仁スキー場山麓駅(阿仁鍵ノ滝)▽くまくま園(阿仁打当)の市内施設。
 それぞれ異なるデザインのスタンプで、3個集めると参加賞としてポストカード(3枚組、先着3000人)、10個でクリアファイル(先着1000人)がもらえる。
 さらに抽選で▽コンプリート賞=ペアグラスと伏影のリンゴジュース(スタンプ10個、3人)▽ふるさと賞=市の特産ギフト(同6個、30人)が当たる。コンプリート賞の抽選にもれた人を対象に、サンリオピューロランドペアチケット(2人)が当たる「ダブルチャンス賞」も用意した。
 各施設には写真撮影に適したスポットを設ける予定。日帰りで楽しめるモデルコースも設定し、観光客らに周遊してもらうという。29日の定例会見で津谷永光市長が発表した。「家族や友人と市内を巡りながらお楽しみいただきたい」などと述べた。
 参加賞の配布や抽選応募の窓口は市観光物産協会、四季美館、阿仁合駅観光案内所。問い合わせは市商工観光課(☎0186・62・5370)。
 

産前・産後の母親支援 自宅訪問し相談相手に 大館市が県内初 孤立防ぐサポーター配置

2019-07-29
 大館市は妊婦や出産直後の母親の孤立を防ごうと、「産前・産後サポーター」を配置し、自宅を訪問して育児の悩みを聞くなど、話し相手となる事業を開始する。県内の市町村では初の取り組み。育児ストレスなどで支援が必要な家庭には、家事代行サービスの利用料を補助する事業も新たに行う。両事業は8月から開始。健康課は「妊娠から出産、子育てまで切れ目のない支援を充実させたい」と話す。
 市は、子育て世代包括支援センター「さんまぁる」を2016年、市保健センター内に開設。市健康課の保健師3人と嘱託の助産師、保健師の計5人体制で、相談を受け付けている。出産先の病院への「病棟訪問」、妊娠34週と生後2週に電話をかける「電話訪問」で直接悩みを聞く市独自のプログラムを提供し、継続的な支援につなげている。
 さんまぁるが2018年度に受け付けた相談は、病棟・電話訪問を含め1622件。健康課によると、初妊婦や若年者を中心に「子育てが不安」「転勤で移住し、身近に知り合いがいない」「夫の帰宅が遅く、頼れる家族がいない」などの相談が多く、子育てを1人で背負う母親の姿が浮き彫りになった。「相談体制は整ってきたが、生後2カ月まではつなげる先のサービスが不足している」とし、新規事業を立ち上げた。
 「産前・産後ママサポート事業」は、県子育て支援員の資格を持つ嘱託職員1人を配置。母親の依頼を受け、自宅を訪問して話し相手となり、悩みを傾聴する。子育てサークルに付き添うなど外出のきっかけづくりも行う。市に住所がある妊婦と生後12カ月までの子どもを育てる母親が対象で、1回1~2時間。利用日の1週間前までに連絡する。
 「養育支援訪問事業」は、妊娠期から子どもが産後3カ月までの間の支援を必要とする家庭が対象。家事代行サービス1回1時間(3000円分)の無料利用券を8回分交付し、市の委託業者が食事の準備や洗濯、掃除などを行う。年80人の利用を見込み、申請後、市が審査し、利用決定する。
 健康課は「出産後は体の回復まで2カ月はかかるとされ、家事代行利用で母親の心身の休養を確保し、適切な養育につなげたい。1人で子育てに悩まず、気軽に産前・産後サポートを利用してほしい」と呼び掛けている。
 問い合わせはさんまぁる(電話0186・43・7101)。

鷹南ナイン、雨に泣く 全県少年野球 6回に先制も最終回に逆転喫す

2019-07-29
鷹巣南は6回、暴投の間に三走の竹村が生還し先制(八橋球場)
 第4日の28日は、秋田市の八橋球場で準決勝を行った。北鹿勢は、鷹巣南が秋田北と対戦。5回まで拮抗(きっこう)し、6回に相手のミスを突いて先制するも、最終回に逆転されて初の決勝進出を逃した。これで北鹿勢は姿を消した。
 ◇準決勝【八橋球場】
秋田北 0000009 9
鷹巣南 0000010 1

 ▽二塁打=菅原(秋田北)、戸澤(鷹巣南)▽併殺=秋田北1▽暴投=秋田北2、鷹巣南2
 鷹巣南は終盤に先制点を挙げるも、最終回に投手陣が乱れて逆転負け。
 5回まで両者無得点で試合が動いたのは6回。鷹巣南は先頭の竹村が四球で出塁すると、佐藤聖の犠打で1死二塁に。続く藤島の内野ゴロの間に三進し、暴投で貴重な先制点を挙げた。
 しかし最終回の守りは、1死から四死球や内安打で満塁のピンチを招き、押し出しで同点に。その後2点適時打を浴びてリードを広げられると、投手陣の制球が定まらず、4連続四死球を与えるなど、この回9点を奪われ、力尽きた。
 鷹巣南・佐藤謙吾監督の話 1点勝負を予想していた。今まで取り組んできたミスを突く走塁で大事な1点を取れたが、雨のタイミングが悪すぎた。

6月のニュース

RSS(別ウィンドウで開きます) 

鹿角統合高校の設置場所 小坂町長「結果尊重すべき」 議会に報告

2019-06-19
鹿角3高校の統合校について報告する町長(町役場)
 県教委が鹿角地域の花輪、十和田、小坂の県立3高校の統合校について、設置場所を「現在の花輪高校の敷地および校舎を活用する」と決定したことを受け、小坂町の細越満町長は18日、町議会で「この結果は尊重すべきもの」と主張した。一方で、3校のPTAや同窓会関係者らでつくる協議会が県教委に提出した報告書の内容通りとはいかず、「誠に残念」と述べた。県教委から決定に至った理由について説明を受けた上で、町民らに説明する方針。
 6月定例議会の最終本会議前に報告した。町長は「昨年4月、統合に関する協議会が協議を重ね、結果を提出した。内容は町の思いや願いが十分に反映されたもので、町でも県教委に対し、尊重する旨を伝えてきた。そのことから、今回の決定は誠に残念」とした上で、「県教委としても十分に時間をかけて検討し、熟慮に熟慮を重ねた上での判断なので、結果は尊重すべきものと考えている」と受け入れる姿勢を示した。
 今後については「県教委に決定に至った理由などを伺い、確認した上で、小坂高校発展支援協議会や町民へ説明をしたい」と述べた。
 定例議会後、町議会全員協議会が開かれた。成田直人議員は今回の決定について「遺憾の意を表する」とし、「(協議会で)何のために議論をしたのだろうという思い。あの段階では高校は新しい場所に建ち、地域にとって便利のいい場所にできるという思いだった」と落胆。「県の決定ではあるが、協議会での議論に基づいて意見を言いたい。もう一度、土俵を戻してもらい、新たな形で高校を建ててもらえるように行動しなければならない」と指摘した。
 成田祥夫副町長は「県の決定事項であり、県立高校なので従わなければならない。『もう一度土俵に』は無理な話」とし、「小坂の子どもたちのために、どのような高校が設置されればより良いのか、今後は鹿角市と協力しながら、県に要望していかなければならない」と理解を求めた。
 これに対し成田議員は「協議会の内容と180度転回されたことが非常に残念でならない。再考してもらうべきではないか」と強調した。
 鹿兒島巖議員は「協議会の結論に対し結果が変わったのであれば、3者による協議が必要ではないか」と意見を述べた。
 町長は「決定の経緯について、早めに県教委へ行って聞くか、来てもらって説明してもらうか、どちらかに調整したい」と述べた。

教育産業委 山館に養豚場進出計画 小坂のポークランド 21年操業目指す 大館6月議会

2019-06-18
養豚場の進出計画について報告を受けた教産委(大館市役所)
 大館市の6月定例議会は17日、4常任委員会の審査が始まった。教育産業委(阿部文男委員長)では、山館に畜産農業施設の進出計画があることが報告された。小坂町のポークランドグループ(豊下勝彦代表)が2021年の操業開始を目指し、養豚場を整備する計画。年間出荷頭数は肉豚7万8000頭を予定している。
 計画しているのは、小坂町で「桃豚」などを生産するポークランドグループの十和田湖高原ファーム。農林課によると、建設予定地は山館字沢の市有地、約20㌶。国道から直線距離で約2・5㌔離れ、周囲は山で囲まれている。母豚3200頭、常時飼養頭数は3万5000頭を予定し、東北有数規模となる。施設は豚舎16棟、堆肥処理施設2棟、排水処理施設1棟などを計画している。総事業費は約70億円の予定。「6月末に詳しい資料を市に届け出ることになっている」と述べた。
 今後のスケジュールは、今年8月から12月に造成工事を実施し、20年に建物などの建設工事を行い、21年4月の操業開始予定。雇用計画は、操業開始時が5人、最終的に20人を見込む。
 委員から臭気対策への質問があり、「会社で脱臭装置を設けるほか、地理的にも周囲の山が最低でも高さ30㍍はある」と説明した。「地元の山館、中山集落の役員に説明を終え、異論は出ていない」と述べた。
 今年4月以降に生まれた子どもに誕生祝い品として木のおもちゃを贈る「ウッドスタート事業」についても報告を受けた。NPO法人芸術と遊び創造協会が全国展開するネットワークに加入し、9月に市が「ウッドスタート宣言」を行い、代表親子に祝い品を贈る予定。本年度は地元企業が製造する「百年杉の森の積み木」を贈るほか、新たな祝い品を開発し、来年度以降は積み木とどちらかを選べるようにする。木育インストラクターも養成し、木育推進事業として本年度は約192万円の事業費を予定している。

JR鹿角花輪駅前 声良鶏の銅像を移設 鹿角市議会 産業建設委 歴史民俗資料館へ

2019-06-18
歴史民俗資料館への移設が予定されている声良鶏の銅像(JR鹿角花輪駅)
 鹿角市6月定例議会は17日、総務財政、教育民生、産業建設の各委員会を開き、当局から所管事項の報告を受けた後、付託議案を審査した。産業建設委(栗山尚記委員長)では、市がJR鹿角花輪駅前の広場整備事業に伴い、駅前ロータリーにある声良鶏の銅像を花輪横町の歴史民俗資料館の敷地に移設する方針を示した。委員から「駅前に残してほしいという市民の要望もある」との意見があったほか、駅前広場内への移設を望む市民が署名等も視野に入れて活動していく予定だ。
 声良鶏の銅像は花輪出身の彫刻家で日本美術展無鑑査、県文化功労者の相川善一郎さん(1893~1986)の作。地上約3・5㍍の台座の上に威風堂々とした姿でたたずんでいて、鹿角の玄関口のシンボル的なモニュメントとして長年、親しまれてきた。
 1952(昭和27)年、鹿角の声良鶏保存会が国天然記念物指定(37年)の記念事業として会員や住民らから募った寄付金を基に、当時の陸中花輪駅(現鹿角花輪駅)駅舎前に設置したもの。その後、現在の駅前ロータリーの中心部に移設された。声良鶏は82(昭和57)年に「市の鳥」に選定されている。
 戸田芳孝委員は「市民から声良鶏の銅像は駅前の象徴でもあり、撤去されると寂しい、残してほしいという要望が寄せられている。検討の余地はないか」と質問した。
 都市整備課の佐藤智紀政策監は「広場面積のほとんどを道路区域として設定している。また、事業の目的の一つが安全で快適な歩行者空間の確保ということで、5㍍幅で歩道を設置していく計画であるため、広場内に移設場所を確保するのは困難だと判断した」と説明した。
 吉村アイ委員が移設先の決定経緯を質問したのに対し、佐藤政策監は「2017年度から検討し、18年度に寄贈者である保存会等と協議しながら決定した」と答えた。
 吉村委員は「移設先として資料館はだめではないが、市民にどう説明するのか。移設記念セレモニーなど、資料館が盛り上がっていくような取り組みも必要」と指摘。佐藤政策監は「できるだけ市民に理解してもらえるよう周知したい」との考えを示した。
 一方、広場内への移設を希望する花輪の佐藤興造さん、関厚さんは「声良鶏の銅像は市民のシンボル。大館駅前にある相川さん作の秋田犬の銅像とセットでもあり、駅前に残してもらいたい」と、署名も含めて活動していく考えだ。
 3常任委員会では全議案を可決したほか、「地方財政の充実・強化を求める意見書提出についての請願」と「教職員定数改善と義務教育費国庫負担割合2分の1復元をはかるための、2020年度政府予算に係る意見書提出についての陳情」を採択、「秋田市新屋地区へのイージス・アショア配備計画に反対の意思を示すことを求める請願」を継続審査とした。

観光の「物語」不足 教育長 日本遺産の不認定で 北秋田市6月議会・一般質問

2019-06-18
一般質問が行われた北秋田市の6月定例会本会議(市役所)
 北秋田市の6月定例議会は17日、本会議を再開し、5議員が一般質問を行った。日本遺産へ申請した「阿仁マタギ」の認定が見送られた要因について、佐藤昭洋教育長は「観光資源としての活用についてのストーリーが不足していた」との認識を説明。次年度も申請するとし「厳しい状況ではあるが、認定されるよう進める」などと述べた。
 登壇したのは、虻川敬議員(新創会)、板垣淳議員(共産党)、関口正則議員(緑風・公明)、佐藤光子議員(みらい)、久留嶋範子議員(共産党)。
 日本遺産は、地域に根付き、世代を超えて受け継がれている風習や伝承などを「ストーリー」として文化庁が認定するもの。訪日外国人客の誘致などを狙いとしている。北秋田市は「阿仁マタギ」で申請したが、2018年度、19年度と2年続けて、認定されなかった。
 議員からは「市からの申請には『観光資源としての発信』が弱かったのでは」との質問があり、佐藤教育長は「阿仁マタギの狩猟用具は国の重要有形民俗文化財に指定されているにもかかわらず、日本遺産に認定されなかった。要因としては、観光資源としての今後の活用についてのストーリーが少々、不足していたと感じている」と答弁した。
 次年度の申請に向けて「21日に開くマタギシンポジウムを通して、マタギ文化の価値や意義について情報を広く発信する」としたほか、「観光客に『観る』『体験する』『食べる』を満足してもらえるよう、展示施設の充実や関連文化財を巡るモデルツアー、マタギ料理の提供など、活用について検討する」との考えも示した。
 一方で「文化庁は20年度までに100件程度を認定するとしている。本年度ですでに83件が認定されており、残る枠は17件程度しかない」と問われたことについて、教育長は「厳しい状況」であることは認めた上で「関係機関等へ積極的に働きかけを図るとともに、1月に設立された市日本遺産事業推進協議会を通して、よりブラッシュアップの上で認定されるよう進めていく」と述べた。
 このほか、地域連携DMO(観光地域づくり法人)秋田犬ツーリズムに市職員を出向させるなど「力を入れるべきでは」との質問に、津谷永光市長は「各市町村の要望を積極的に吸い上げながら事業を進めている。出向等は考えていない」と答えた。

着物で華やかに 大館で「着る会」 仙台さん企画、秋田犬の里で

2019-06-17
らせん階段で写真撮影に臨む参加者(秋田犬の里)
 大館市で16日、「着物を着る会」が開かれ、小学生から80歳代の女性16人が留め袖や振り袖などに身を包み、市観光交流施設「秋田犬の里」などを訪れ、会場を華やかな雰囲気に包んだ。
 着物のリメーク作品を制作している大館市比内町の仙台洋子さん(69)が、「和服の良さを知ってほしい」と昨年に引き続き企画した。制作用として保管している着物を貸し出し、市内の美容師らがボランティアで着付けを行った。
 国登録有形文化財・桜櫓館で着付けや写真撮影を行った後、秋田犬の里に移動。当初は石田ローズガーデンを予定していたが、雨のため変更した。留め袖や小紋のほか、曽祖母と参加した小学生の姿もあり、一行が館内を見学すると、来館者が華やかな姿に見入った。
 5月1日に結婚した北秋田市鷹巣の三浦美由紀さん(28)は、花嫁がお色直しで着る青の振り袖に身を包んだ。「色合いが美しい着物で、いい思い出ができた」と語り、夫の雄大さん(26)は「とてもきれいです」と笑顔を見せた。母親と参加した野呂楓花さん(8)=大館市=は「帯がちょっと苦しいけれど、うれしい」と感想。仙台さんは「令和に時代が変わり、お祝いムードを盛り上げることができたのでは。続けてほしいという声があり、来年も開催できるか考えていきたい」と話した。

5月のニュース

RSS(別ウィンドウで開きます) 

家族でアウトドア体験 中滝ふるさと学舎 自然、手作りを満喫

2019-05-20
ピザのトッピングをする参加者たち(鹿角市の中滝ふるさと学舎)
 NPO法人かづのふるさと学舎のアウトドア体験が19日、鹿角市十和田大湯の中滝ふるさと学舎で行われた。市内外から家族連れなど17人が参加、バーベキューの火おこしやピザ作り、丸太切りなどを体験した。
 かづのふるさと学舎(湯瀬政弘理事長)は四季に応じて体験型のイベントを開き、自然を体感できる機会を設けている。春はアウトドア、夏は川遊びやイワナつかみ、秋は滝めぐりなど。
 市内をはじめ大館市、北秋田市、青森県平川市から家族連れが参加。丸太切り、まき割り、ドングリや松ぼっくりを使った工作、石ころアートなどに取り組んだ。小坂町から母親などと参加した小学2年生の女児は「松ぼっくりを使った工作は楽しかった。丸太切りも面白かった」と話した。
 昼のバーベキューに備えて、炭の火おこしにチャレンジ。子どもたちは、長い火吹き竹を使って空気を送り、火力を付けていた。ピザ作りでは主催者が用意した生地にソースを塗って、ウインナーやコーン、チーズ、バジルなどをトッピングし、屋外のピザ釜で焼き上げた。午後は滝めぐりが行われた。

内陸線阿仁合駅に「駅メロ」 「冬」「雪」テーマに 向谷実さん提供、発表

2019-05-19
駅メロのお披露目会でボタンを押す(右から)津谷市長、向谷さん、吉田社長ら(阿仁合駅前)
 秋田内陸縦貫鉄道(本社・北秋田市、秋田内陸線)の阿仁合駅で18日、列車発車時の予告メロディー「駅メロ」の使用が始まった。曲を提供したのは、ミュージシャンの向谷実さん。使用開始を前に同駅前で開かれたお披露目会では「走り続ける列車の力強さと地域の素晴らしさを表現した」などと曲に込めた思いを語った。向谷さんはこの日、内陸線応援大使「スマイルレール・アンバサダー」に就任した。
 全線開業30周年の目玉事業で駅メロ設置を検討する中、同社の吉田裕幸社長が共通の知人を介して向谷さんに曲の提供を依頼。全面協力を得て、実現した。元カシオペアのキーボード、向谷さんは熱狂的な鉄道ファンとしても知られ、鉄道乗務員の教育用シミュレーターの開発・製造を手掛けるほか、数多くの駅メロディーも作曲している。
 阿仁合駅に提供されたのは、上り線(鷹巣方面行き)が「White snow」、下り線(角館方面行き)は「Juhyo」。向谷さん自身、初めて「冬」や「雪」をテーマに作った駅メロディーという。
 駅周辺で開かれた「秋田内陸線のりものまつり」に合わせて開かれたお披露目会で、吉田社長は「阿仁合駅を新しい駅メロでもっと魅力を高めていきたい。利用する人に幸せを感じてもらい、笑顔を提供する」などとあいさつ。向谷さんに、内陸線応援大使の委嘱状を手渡した。
 向谷さんは「秋田内陸線は、とても素晴らしい。私はかなりの鉄道ファンだが、里山の風景だけではなく元気に活躍する気動車の姿も見ることができる、とても価値のある路線だ」との印象を紹介。
 提供した曲については「阿仁合駅は地元の人だけではなく、外から来る人、海外から来る人も利用する。そうした人たちに、寒い冬の中でも、列車が毎日走り抜ける力強さと、地域の素晴らしさを感じてもらえるよう表現した」と説明。「音楽を通じて一つになって、秋田が、日本が元気になってくれれば。桜が咲く時季、花火の時、また、冬にも来てみたい」と述べた。
 このあと、向谷さん、吉田社長のほか、北秋田市の津谷永光市長らがボタンを押し、メロディーを再生。ゆったりとしつつ透明感のある柔らかなメロディーに、来場者からは大きな拍手が送られた。
 両曲とも約20秒。列車の発車時に流される。

縄文の魅力、発信を 大湯環状列石 ガイド養成講座も受講1人

2019-05-19
講師の高木さん(左)の案内で遺跡を見学する受講者(大湯環状列石万座遺跡)
 鹿角市の特別史跡・大湯環状列石のガイド養成講座が18日、大湯ストーンサークル館で開講した。高齢化などで減少しているボランティアガイドを確保しようと昨年から始めた取り組みで、今年の受講者はわずか1人だった。
 市教委の主催。ボランティアガイドは高齢化などにより減少し、登録しているのは十数人という。初めて開いた昨年は6人が申し込み、5人が実際に受講した。今年は市の広報などで参加を呼び掛けたが、申し込んだのは地元十和田大湯の男性(79)ただ1人。この男性も「私だけですか」と受講者が少ないことに驚いた様子だった。
 開講式でストーンサークル館の阿部美沙子館長は「ガイドは減少し厳しい状況。世界遺産に登録されると、来場者の増加が見込まれ、今の状況では対応しきれない。遺跡を案内し、魅力、価値を発信してほしい」とあいさつした。
 講座は7月20日まで計6回開かれる。縄文に関する基礎知識やサークル館内の展示ホール、遺跡の案内ができるように知識を学ぶ。8月には実演を予定している。
 1回目は開講式の後、遺跡のガイドをしている高木豊平さんを講師に展示ホールと遺跡を見て回り、施設の状況を把握した。

大館 「肉博」の準備着々 御成町にキッズコーナー 6月1、2日 秋田犬の里で

2019-05-19
はちくん段ボール迷路を組み立てるキッズチームのメンバー(ニプロハチ公ドームパークセンター)
 大館食の祭典協議会(小松和志会長)は、6月1、2の両日、秋田犬の里を主会場に開く「第5回肉の博覧会inおおだて(肉博)」の準備を進めている。17日は、御成町2丁目商店街のキッズコーナーに設置する「はちくん段ボール迷路」の組み立てを練習し、本番のスムーズな進行に備えた。
 はちくん段ボール迷路は、高さ1・2㍍ほどの段ボールを48個つなぎ合わせた子ども向けの迷路で、昨年の「駅―one.2018with大館駅サイト」で人気を集めた。
 迷路は大人が立った状態で子どもの姿が見えるため、「安心」の声が多いという。初めての人のゴールは1分半から2分ぐらいが目安。
 この日は、キッズチームのメンバーがニプロハチ公ドームパークセンターで組み立てを予行練習。当日、30分での組み立てを想定し、協力しながら作業した。キッズチームの乳井仁ディレクターは「家族で楽しんでもらえる時間も提供したい」と話していた。
 今回の肉博は、初めて秋田犬の里を主会場に開催。サブ会場の同商店街は歩行者天国となり、「はたらく車展示」などの御成町イベント、迷路、遊具などのキッズコーナーが設けられる。同協議会では、ホテルルートイン大館駅南横の駐車場から同商店街を通り、秋田犬の里へ向かうルートを勧めている。

世界級の遺産めぐる かづのプレミアムツアー 特別料金で販売 今月中に予約開始

2019-05-18
プレミアムツアーなどについて意見交換した観光産業推進ミーティング(コモッセ)
 鹿角市が本年度の観光事業の目玉に位置づけている「かづのプレミアムツアー」が来月から始まるのを前に、概要が明らかになった。ユネスコ無形文化遺産の大日堂舞楽や花輪ばやしをはじめ鹿角の誇る世界級遺産がセットで体感できる、これまでにない行程で、通常から5000円~1万円割引きの特別料金で販売する。3月に日本版の地域DMOに登録された、かづの観光物産公社が委託を受け、今月中に予約を開始する予定。
 市は、市内にある歴史文化資源を一体的にPRする「統合ブランド」を展開するため、鹿角の共通イメージとしての「黄金色」と結びつけたブランドストーリーを基に、観光誘客につながるアクションプランを昨年度策定。鹿角を訪れる人や観光消費額の増加を目標に、本年度から具体的な事業に取り組む。
 その目玉の一つがプレミアムツアーで、鹿角ならではのプレミアム感を演出する。6~7月と来年1~2月に1泊2日コースを計6回(定員=各回20人)、8月に2泊3日コース(同40人)を1回実施。
 このうち6~8月のツアー概要は、16日にコモッセで開かれた市内の観光、宿泊事業者らによる観光産業推進ミーティングの中で同公社が提示した。
 日程は、1泊2日コースが6月29~30日、7月20~21日、27~28日。行程は道の駅かづの(花輪ばやし実演の披露)、大日霊貴神社(大日堂舞楽のスクリーン映像を見ながら宮司による解説)、世界遺産登録を目指している特別史跡・大湯環状列石(学芸員による遺跡解説、土器に触れる体験)、近代化産業遺産の史跡尾去沢鉱山(坑道見学、鉱石割り体験)など。宿泊は大湯温泉郷の5施設から選択。市補助による5000円割引き後の料金(諸税込み)は、1万8000円と1万6000円の2種類。
 2泊3日コースは8月20~22日に実施。花輪ばやしの駅前行事、国重要無形民俗文化財・毛馬内盆踊りをそれぞれ桟敷席で見学。大日霊貴神社、大湯環状列石、史跡尾去沢鉱山でのプログラムに加え、道の駅かづのでみそ付けたんぽ作りを盛り込んだ。宿泊は湯瀬ホテルとホテル鹿角。市補助1万円割引き後の料金(同)は2万3000円。
 鹿角観光ファン「新むらさき会員」に登録すると、さらに割引等のサービスがある。今後、インターネットなどを活用して各方面にPRする。

4月のニュース

RSS(別ウィンドウで開きます) 

投票率の行方は 大館市 前回市長選 72・29%で過去最低

2019-04-19
 21日に投開票される大館市長選挙は、運動期間の終盤を迎えた。現職、新人一騎打ちの選挙戦は激しさを増しており、29人が26の議席を目指す市議選と合わせ、有権者の関心が高まっている。ここで気になるのは投票率の行方。今回と同様に現職に新人が挑む一騎打ちを展開した前回2015年の市長選の投票率は、72・29%で過去最低を記録しており、有権者の投票行動が注目される。
 大館市長選は、1951(昭和26)年の市制施行時から、2015年の前回まで17回行われ、今回が18回目。1963年と95年、99年、2007年の4回は無投票となっていた。
 過去、最も投票率が高かったのは旧大館町と釈迦内村が合併し、初代市長を決めることになった1951年の95・67%。この時は、旧町・村の首長に新人が挑む三つどもえの戦いが繰り広げられた。
 その後、ゆるやかな低下を続けながらも83年までは90%台を維持。しかし、87年は89・49%、平成最初の91年は88・44%に下落した。2回の無投票を経て、2003年は77・29%となった。
 旧比内、田代両町との合併後、初の選挙となった2007年は市長選が無投票となり、市議選が単独で行われた。前々回の11年は、現職に2新人が挑む三つどもえ戦となったが、東日本大震災の直後だったこともあり、74・17%に下落。現職と新人の一騎打ちとなった前回の15年は72・29%で、過去最低を更新し続けている。 前回同様、現・新一騎打ちの今回、期日前投票は前回を下回るペースで推移。1日目の15日は980人(前回1136人)、2日目の16日は2005人(同2000人)、3日目の17日は2760(同2749人)で、合計は5745人(同5885人)。3日目で140人下回っている。
 市選管が13日にまとめた有権者数6万3211人に対する投票率は9・08%で、前回同期と比較し0・02㌽下回っている。
 最近の選挙では、期日前投票は増加しても投票率が伸びない傾向が続いている。今回は期日前投票も伸び悩むのか、有権者の投票行動に注目が集まっている。
 期日前投票は20日まで▽市役所本庁▽比内総合支所▽田代総合支所▽いとく大館ショッピングセンター(2階)―の各投票所で行われている。

小坂鉄道レールパーク あけぼの〝ピカピカ〟 宿泊は 27日から あすから車内公開

2019-04-19
冬期間の保管を終えて姿を現した「あけぼの」(小坂鉄道レールパーク)
 春はあけぼの―。小坂町の体験型観光施設「小坂鉄道レールパーク」で、冬の間機関車庫に保管されていた旧寝台特急「あけぼの」が姿を現した。小坂鉄道保存会(千葉裕之会長)がひと冬かけて整備や塗装に取り組み、〝化粧直し〟した姿で登場。20日からB寝台開放車両の車内公開が再開し、宿泊は27日から始まる。
 あけぼのは、町が2015年度にJR東日本から、グレードの高い個室をそろえたA寝台、上下段個室のB寝台ソロ、B寝台開放、電源車の4両を譲り受けた。簡易宿泊施設「ブルートレインあけぼの」として活用し、A、B寝台の2両は宿泊車両、B寝台開放は休憩車両と一般客への公開車両として活躍している。
 宿泊営業を終えた冬期間は、同施設から約2・5㌔離れた旧小坂鉄道の1号トンネルを車庫代わりに活用し、車両を保管してきたが、18年度はトンネルまでの軌道の状態が悪く断念。同施設内の機関車庫に保管した。
 保管場所が従来のトンネルから車庫内へと変わったのを機に冬の間、同保存会はオープン以来手が付けられていなかった車両床下の塗装や整備、室内照明器具の清掃などに取り組み、本年度の活躍に備えていた。
 本年度は、冬期間の休園明けの翌日2日に車庫から出して連結。現在は小坂駅舎の脇に設置し、外観が自由に見学できるようになっている。20日からB寝台開放の車内公開が始まり、本年度の宿泊営業は27日から11月3日までの金・土曜日、祝日の前日。18年度の宿泊客は前年比190人増の2070人だった。
 同施設は「昔ながらの寝台車両の雰囲気を楽しんでもらいたい」と話している。
 また、同施設の乗り物の運行も27日に再開される。
 宿泊予約などの問い合わせは、同施設(☎0186・25・8890)。

外国人材の活用支援 県 サポートデスク開設 行政書士会に業務委託

2019-04-19
外国人雇用サポートデスクの看板を設置した開所式(県行政書士会)
 新たな外国人労働者の受け入れ制度が始まり、県内でも受け入れに向けた動きが本格化していることなどを受けて県は、企業からの受け入れに関する相談に対応する「外国人雇用サポートデスク」を秋田県行政書士会に業務委託して開設した。ファクスなどで申し込みを受け付け、内容や企業の所在地などを踏まえて行政書士を選定し、対応する。相談は無料。
 改正出入国管理法の施行に伴い、新たに設けられた在留資格「特定技能」を有する外国人労働者の受け入れは、人手不足が深刻な介護や建設など14業種を対象とする。これらの業種を中心に人手不足が続いている県内企業にとって、外国人材の活用は避けて通れない課題となっている。
 サポートデスクでは、入管法の説明や採用にあたっての留意点など外国人雇用に関する一般的な相談のほか、具体的な入管手続きなどについて行政書士法が定める範囲で対応。申込企業の所在地や相談概要を考慮して対応する行政書士を選定し、日時や場所を調整した上で相談に応じる。
 18日には県教育会館内の県行政書士会で開所式が開かれた。県産業労働部の妹尾明部長は「県内でも人手不足は顕在化しており、外国人材の活用に対する関心は高まっている。デスク設置は受け入れ態勢づくりの一環。外国人雇用に関するさまざまな問題に対応していきたい」とあいさつ。県行政書士会の相場忠義会長は「相談を通じて企業の外国人雇用を支援するとともに、県の施策推進に協力したい」などと述べた。
 希望者は申込書に▽事業所名▽業種▽所在地▽相談者の氏名▽連絡先電話番号▽相談内容(なるべく詳しく)を記載し、県行政書士会にファクス(FAX018・865・3771)で送付する。電話(☎018・864・3098、平日午前9時~午後5時)での申し込みも受け付けるが、できるだけファクスで行うよう呼び掛けている。申込書は県ホームページでダウンロードできる。

いつでも会える秋田犬 大館市 秋田犬の里 プレオープン 初日からにぎわう

2019-04-18
開館と同時に多くの市民らでにぎわった
 JR大館駅前の大館市観光交流施設「秋田犬の里」が17日、プレオープンした。初めて一般に公開され、「いつでも会える」秋田犬の展示やミュージアムを楽しんだり、初日から多くの市民や観光客などでにぎわいを見せた。グランドオープンは5月8日。
 同施設は、大館の地域資源を生かした地域活性化、交流人口の拡大などを目的に、同駅の南側約100㍍に広がる旧小坂鉄道跡地の市有地に建設された。建物は1920年代の渋谷駅がモデル。事業費は10億5200万円。9日に完成式を行った。
 この日は、午前9時のプレオープンと同時に待ちわびた市民らが来館。お土産コーナーで秋田犬グッズを購入したり、ソフトクリームを食べながら館内を見学したりと、思い思いに時間を過ごした。秋田犬ミュージアムでは、オリジナルスタンプカードを作成したり、パネルを写真に収めたり。秋田犬展示室では、秋田犬保存会会員が飼育する「美鈴」が愛嬌(あいきょう)を振りまき、来館者は「いつでも会える秋田犬」との交流を楽しんだ。このほか、展望デッキで街並みを眺めたり、屋外の出店スペースでのんびりする姿も見られた。
 同市中道の大坂谷博嗣さん(78)は「最高の建物。これからたくさんの観光客が来ると思う。いろいろなイベントを開催してほしい。大館は寂しいので、秋田犬の里が活性化につながってほしい」と話していた。
 初日は1126人が来館(午後5時現在)。プレオープン期間中は、イベントスペースで「ワンだふる子ども絵画展」&「秋田犬デッサン展」が開かれているほか、大型連休中はオナリ座での無料上映会、秋田犬の里限定パッケージの「花善」鶏めし弁当プレゼントなどさまざまなイベントが企画されている。

常打芝居あす開幕 小坂町 康楽館 「下町かぶき組」が11月まで

2019-04-18
康楽館の大のぼりが設置され、開幕を待つ明治百年通り
 小坂町の木造芝居小屋・康楽館(国重要文化財)の本年度の「常打芝居」は19日、開幕する。大衆演劇「下町かぶき組」に所属する劇団や花形役者が定期的に入れ替わって舞台に立ち、人情芝居や舞踊ショーを繰り広げる。千秋楽は11月26日。
 康楽館が修復オープンした1986年から始まり、呼び物として定着した。2005年までは伊東元春一座が務め、翌年から人気俳優の松井誠さんの弟子らによるかぶき組が出演している。
 かぶき組は、所属劇団がそれぞれの持ち味と芸風を生かし、期間を決めて交代で舞台に立つのが特徴。松井さん監修のユーモアあふれる人情時代劇や豪華舞踊ショーが来場客の人気を集め、県内外のリピーターも増えている。
 開幕を飾るのは、星誠流座長率いる劇団「誠流」。涙と笑いの人情喜劇や舞踊ショーを上演する。期間は5月6日まで。5日までは午前と午後の1日2公演(上演時間120分)、最終日の6日は特別バージョンとして140分の1公演を行う。
 このほかの出演日程は▽新月海斗情熱公演(5月8日~6月26日)▽高橋茂紀奮闘公演(6月29日~7月29日)▽劇団「夢の旅」(8月1日~9月1日)▽劇団「岬一家」(9月4日~29日)▽劇団「三峰組」(10月2日~30日)▽夢之丞全力公演(11月2日~26日)―。 7月20日と8月17日の両日午後6時からは、夕涼み公演が行われる。
 観覧料(施設見学付き)は高校生以上2100円、小中学生1050円。毎月1回、町民の観劇料が無料となる「芝居を楽しむ日」を設けている。
 問い合わせは、康楽館(☎0186・29・3732)。
印刷に関するご案内
ご案内
広告に関するお問い合わせ
お問い合わせ
購読のお申し込み
購読お申し込み
掲載写真のご購入
ご購入お申し込み
後援のお申し込み
資料請求
記事・写真等2次使用について
資料請求
株式会社 北鹿新聞社

〒017-0895
秋田県大館市字長倉79
TEL.0186-49-1255(総務課)
FAX.0186-43-3065(総務課)
 
*日刊新聞発行および一般印刷*
TOPへ戻る