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大館 BDF利用が増加傾向 18年度2万3千㍑販売 工房JOYさあくる

2019-09-17
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回収した廃食用油をBDF製造工場に運ぶ職員ら(大館市片山町)
 大館市片山町のNPO法人・工房JOYさあくる(鈴木千里理事長)が製造したバイオディーゼル燃料(BDF)の利用が増加傾向にある。家庭や飲食店などで出る使用済みの植物系食用油を再利用したもので、2018年度の販売実績は前年比899㍑増の2万3175㍑だった。軽油の代替燃料となり、地球温暖化の原因になる二酸化炭素(CO2)の発生を抑制する効果があるとして、鈴木理事長は「もっと利用者を増やして環境に優しいまちを実現したい」と意欲的だ。
 18年度は市内や北秋田市などから廃食用油8万5205㍑を回収。前年度より1534㍑減少したものの、販売数量は2年連続で増加した。回収量に対するBDF販売量の割合は27・2%で前年を1・5㌽上回った。
 本年度も8月末時点で1万7982㍑を販売し、前年同期(1万6998㍑)より984㍑多い。
 BDFを利用しているのは二井田真中地区コミュニティバス3台と市公用車2台、ごみ収集車2台、個人の乗用車1台のほか、法人が今年8月に導入した廃食用油回収用の小型トラック1台。これまで軽トラックで回収していたが、一度に運ぶ数量が限られ途中で引き上げるケースもあったことから、3・5倍の油を積み込める中古車両を購入した。
 植物系食用油は原料の菜種などが成長時の光合成でCO2を吸収するため、車からCO2が出ても相殺される。ディーゼルエンジンで動く乗用車やトラックだけでなく、重機や農機具、自家発電機などにも活用できることから、鈴木理事長は「今のところ軽油より安価なので経済的なメリットもある。温暖化が心配される中、BDFに興味を持ってほしい」と広く利用を呼び掛ける。
 BDF製造は07年10月にスタートし、12年11月に製造装置を更新。1回当たり230㍑の廃食用油を処理し、200㍑のBDFを精製する。需要に合わせているため、生産能力は月1000㍑以上の余裕があるという。冬期間は低温で固まりやすいため製造を休止し、装置の点検修理に充てている。
 法人は、廃食用油の回収などを行う知的障害者通所作業所の利用者も募集している。問い合わせは法人(☎0186・49・6355)。

鹿角市民アンケート 力入れてほしい施策 「医療体制の充実」トップ

2019-09-17
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 鹿角市は、本年度の市民アンケートの結果をまとめた。設問のうち「もっと力を入れてほしいと感じる施策」の1位は、前年度に続いて「地域医療体制の充実」。一方、「効果が得られていると感じる施策」は前年度まで5年連続で1位だった「子育て支援の充実」が2位に下がった。市は出産取り扱い機能の大館集約などが影響しているとみており、「子育て支援と医療体制の充実の両面を確保していくことが必要」と分析している。
 調査は18~74歳の市民700人(無作為抽出)を対象に5月30日から6月14日まで行い、68・6%(2018年度70・7%)に当たる480人から回答票を回収した。
 設問は自由記入を含む全14。このうち市の施策で「効果が得られていると感じるもの」(36施策から五つ選択)の上位は①観光の振興105人②子育て支援の充実93人③健康づくりの推進82人④高齢者福祉の充実81人⑤鹿角ライフの促進(移住定住)62人―。
 「観光の振興」は観光分野の施策の展開により、18年度は観光客数や宿泊客数の増加などの効果が表れており、前年度の8位から大幅に順位を上げた。
 前年度まで5年連続1位だった「子育て支援の充実」は順位を一つ下げたが、市は「出産や小児科等の充実を望む市民ニーズの増加が影響している」とみている。このほかの3施策は18年度に続いて5位以内に入った。
 「もっと力を入れてほしいと感じる施策」(36施策から五つ選択)の上位は①地域医療体制の充実133人②商店街の活性化102人③雇用の安定89人④学校教育の充実79人⑤地域産業の活性化64人⑤公共交通の確保64人―。
 「地域医療体制の充実」を選んだ人が2年連続で最多となった。市は「特に30代、40代の女性層で産科医の確保と小児科の充足を望む声が最も多く、今後の医療体制を不安に思う意見が多数あった」とし、子育て支援と医療体制を合わせた取り組みの必要性に言及している。
 「商店街の活性化」は17、18年度の3位から2位に浮上。「公共交通の確保」は前年度の13位から急上昇しており、対策が求められている。
 このほか「中心市街地の環境に満足している市民の割合」は52・9%(18年度49・1%)、「男女の地位が平等になったと感じている人の割合」は27・3%(同25・9%)、「1年間に芸術鑑賞に親しんだ割合」は41%(同34・9%)、「鹿角に愛着を持っている人の割合」は63・1%(同69・3%)などだった。

鳳鳴がサヨナラ勝ち 秋季全県高校野球 大曲工下し8強入り

2019-09-17
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9回2死二塁、適時打でサヨナラの本塁を踏む鳳鳴の柳沢(八橋球場)
 第3日の16日は秋田市のこまち、八橋両球場で2回戦4試合を行った。北鹿勢は、終盤に集中打を浴びせた大館鳳鳴が大曲工業に7―6で逆転サヨナラ勝ちし、8強入りを決めた。第4日の17日は両球場で準々決勝を行う。鳳鳴はこまちで明桜と対戦する。
 ◇2回戦  【八橋球場】
大曲工業 001302000  6
大館鳳鳴 020000023× 7

 ▽二塁打=竹村、齊藤颯(曲)、富樫、柳沢、藤盛(鳳)▽併殺=鳳鳴1▽暴投=鳳鳴1▽捕逸=鳳鳴1
 最大4点差を追いかけた大館鳳鳴は8、9回の集中打で追加点を奪い、大曲工業に逆転サヨナラ勝ちを収めた。
 2回に2安打と四球で1死満塁の好機をつくると、松澤が右前に適時打を放って先制。さらに併殺崩れの間に追加点をあげて計2点を奪った。
 しかし3回に1点を返され、4回には2死から3連打と守備の乱れで一気に逆転された。6回にも2点を追加された。
 4点を追いかける展開のまま試合は終盤へ。鳳鳴は8回に長短3安打で2点を返すと、9回には2本の内野安打で1死二、三塁の好機をつくり、内野ゴロの間に1点を奪うと、柳沢、奥村が連続適時打を放って試合を決めた。
 鳳鳴・齊藤広樹監督の話 ミスで苦しい展開になったが、攻撃面でやるべきことができた。(明桜戦に向け)細かいミスを修正したい。

秋田杉の故郷、世界に発信 大館産集成材 五輪選手村の建材に 出荷式に競歩の小林選手も

2019-09-16
出荷する木材の前で記念撮影する参加者(秋田グルーラム釈迦内工場)
 2020年東京五輪・パラリンピックで選手村内の交流施設「ビレッジプラザ」建築に使われる大館市産秋田杉集成材の出荷式が15日、同市の秋田グルーラム釈迦内工場で行われた。集成材は施設玄関口の梁(はり)などに使用される。同市出身で、陸上競技競歩で五輪出場を目指す小林快選手(26)=新潟アルビレックスランニングクラブ=も参加し、母校・大館東中、桂城小の陸上部員から激励を受けて士気を高めた。
 大会組織委員会が建設に国産材を活用して大会の機運を盛り上げようと、「日本の木材活用リレー~みんなで作る選手村ビレッジプラザ~」と題したプロジェクトを展開。全国63の自治体から無償で借り受けた木材を使用して建設する。本県では大館市と秋田県が参加する。
 大館からは、市有林や市内の国有林から切り出された秋田杉を集成材加工した約30立方㍍を提供する。秋田グルーラムで加工し、施設の玄関口部分の梁や床材、フェンスとして活用される予定となっている。
 式には約60人が参加。福原淳嗣市長が木材に「秋田県大館市」の焼き印を押し、「秋田杉の故郷大館をアスリートを介して世界に発信したい」とあいさつした。
 出席した小林選手は、17年の世界陸上競技選手権男子50㌔競歩で銅メダルを獲得。東京五輪参加標準記録をすでに突破している。「五輪の場に大館の木材が使われることは、地元を近くに感じて心強いと思う。10月27日に山形県で開かれる選考会で優勝すれば五輪出場が内定する。そこに向け、今日いただいた応援を力に変えて頑張る」と決意を述べた。
 後輩を代表して齋藤夏海さん(桂城小6年)と金澤悠陽さん(大館東中3年)が「五輪に向けて厳しい戦いが続くと思うが、けがに気を付けて頑張ってほしい」などと激励し、部員のメッセージを寄せた国旗を手渡した。
 東京中央区晴海の建設地へ10月上旬まで4回に分けて出荷。大会後には解体された木材が市に返還され、公共施設などで「レガシー(遺産)」として活用される。

「イケメンマタギ」お披露目 北秋田 地域のイベントPRへ

2019-09-16
「イケメンマタギ」として活動するフィリップさん、櫻井さん、阿部さん、サマナンさん(北欧の杜公園、左から)
 北秋田市内の団体や企業有志で組織する「やってみよう!北秋田」(北秋田地域素材活用推進協議会・澤田吉弘会長)は、阿仁マタギのPR活動に参加して地域のイベントを盛り上げることを目的とした「イケメンマタギ」を選考した。15日に同市の北欧の杜公園でお披露目会が行われ、一般公募で志願した外国人や移住者など5人が紹介された。
 協議会は、市の地域素材をPRして地域活性化につなげようと設立。初年度の今年は阿仁マタギのPR活動に取り組み、マタギの衣装を着て市内を歩いてPRする「市民マタギウオーク」を実施してきた。
 「イケメンマタギ」は、今後の活動を一緒に取り組む仲間を探そうと、7月ごろから市内外問わず18歳以上の男性を対象に公募。九島サマナンさん(26)=カンボジア出身・秋田市在住=、藤井智希さん(30)=大館市白沢=、チョールトン・フィリップ・マーティンさん(49)=オーストラリア出身・北秋田市阿仁水無在住=、阿部克也さん(27)=大館市軽井沢=、櫻井謙介さん(31)=大館市清水町=の5人が選ばれた。
 お披露目会は北欧の杜公園で行われたフローラルフェスタ内で実施し、欠席の藤井さんを除く4人が紹介された。4人は「マタギを知ってカンボジアの人に教えたい。一緒に頑張りたい」「観光を盛り上げたいと思い応募した。よろしくお願いします」などと意気込みを語った。
 4人には委嘱状と副賞の目録が手渡された。選ばれた5人は国内外からの移住者が主で、澤田会長は「英語もできるイケメンマタギが参加してくれた。皆さんも地域のPR活動に参加してもらえたら」と、マタギウオークへの参加も併せて呼び掛けた。
 団体とイケメンマタギの5人は、10月末まで市内外で行われるイベントに参加。マタギの衣装を着て合川駅前秋まつりや本場大館きりたんぽまつり、内陸線ごっつおまつりなどで観光客を出迎える。活動期間は未定。
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ガソリン携行缶 給油に身元や用途確認 消防庁 ガソリンスタンドに通達 京都の放火受け

2019-08-08
車両以外への給油は専用の携行缶が必要(工藤米治商店大館西サービスステーション)
 7月に京都市のアニメ制作会社のスタジオが放火された事件を受けて消防庁は、全国のガソリンスタンドに、ガソリンを専用容器で購入する客に目的や身元を確認し、記録を保存するよう通達した。農機や冬の除雪機など北鹿地方でも携行缶による購入が見られる。通達を受けガソリンスタンドも対応している。
 ガソリンは気温が氷点下40度でも気化し、火花でも爆発的に燃焼する。ガソリンを携行する容器は消防法で定められ、プラスチック製は最大10㍑、金属製は同60㍑まで購入できる。セルフスタンドでも利用客自身が給油することはできない。車両での運搬量についても制限がある。
 事件では約70人が死傷。犯人が現場近くのスタンドで計40㍑のガソリンを携行缶で購入し、犯行に及んだとみられる。同庁が再発防止策として各店や石油商業組合など関係機関に通達。運転免許証など身分証の確認や使用目的のほか、販売記録の作成保管、不審に思った場合は警察への届け出も求めている。
 大館市消防本部によると、ガソリンは揮発性が高く、可燃性ガスは重いため拡散しにくくその場に滞留しやすい。「自宅に多量を保有するのをやめ、必要な分を貯蔵してほしい」と注意を呼び掛けている。
 市根下戸新町の工藤米治商店大館西サービスステーションでは、携行缶の購入は1日に多くて5件ほど。用途は草刈り機や田植え機など農作業が中心。通達以前にも、常連客以外や多量の購入客には使用目的を確認してきたという。
 斉藤博マネジャー(48)は「京都の事件は、ガソリンの危険性が伝わる爆発だった。利用客には事件を受けて確認が必要になったことを伝える。事件や事故の未然防止や抑止につながるよう、従業員一同で徹底する」と話した。

十和田八幡平駅伝 男子・小森が連覇果たす 1区から首位独走 女子は東北福祉大A

2019-08-08
小森コーポレーションはアンカーの馬場祐輔がゴールテープを切り連覇を決めた(鹿角市八幡平大沼)
 真夏の鹿角路でたすきをつなぐ第72回十和田八幡平駅伝競走全国大会(鹿角市主催)は7日、男子が十和田湖休屋から八幡平大沼までの5区間71・6㌔、女子が平塚果樹園から八幡平駐在所までの5区間28・1㌔のコースで開かれ、声援を一身に受けながら健脚を競った。男子は小森コーポレーション(茨城)が連覇、女子は東北福祉大学Aが優勝した。
 男子17チーム、女子6チームがエントリーした。男子は終盤にかけて上りが続く標高828㍍の難コースに加え、この日の鹿角市の気温はレース終盤に差し掛かる午前11時時点で30度を超えており、選手らにとっては過酷なレースとなった。
 男子で優勝した小森コーポレーションは1区から首位に躍り出た。外国人選手が集中した2区や花の3区では区間賞を譲ったがいずれも他に劣らぬ走りで順位を維持し、4、5区では区間賞の快走で2位に2分以上の差を付けてゴール。一度も首位を譲らぬ独走で連覇に花を添えた。
 本川一美監督(47)は「1、2区がキモだったが、よく乗り切ってくれた。昨年は本大会優勝をきっかけにニューイヤー駅伝でも踏ん張ることができた。今回の優勝で選手たちも秋以降へ一つ自信が付いたと思う」などと喜びを語った。
 北鹿勢は大館北秋陸協Aが16位、同Bが17位、関係選手2人が臨んだ秋田陸上競技協会は9位、松宮祐行(39)=花輪高出=がアンカーを務めたセキノ興産は8位だった。松宮は区間9位で、「入賞の6位まで順位を上げられず不完全燃焼」と無念の表情。しかし「地元鹿角で開催される思い入れのある大会。機会があるのならまた走りたい」と次回への意欲を見せた。

県ミニバス夏季大会 初優勝の喜び報告 女子鷹巣 選手らが市役所訪問

2019-08-08
佐藤教育長㊨に優勝を報告する長谷川主将(北秋田市役所第2庁舎)
 第32回県ミニバスケットボール夏季大会(1~2日・秋田市)で初優勝した女子鷹巣が6日、市役所第二庁舎を訪れ喜びを報告した。接戦を制してきた選手たちは東北大会(13~14日・宮城県)に向け「最後まで諦めない」を合言葉に健闘を誓った。
 県大会の準決勝で女子鷹巣は強豪・新山と接戦を演じ最後の1秒で逆転勝ち。決勝も六郷と競る展開となったが、持ち前の粘り強さを発揮し初優勝を飾った。
 この日は選手15人と出川修コーチが優勝カップを手に訪問。佐藤昭洋教育長に快挙を報告した。主将の長谷川蘭さん(6年)が「コーチから教わったことをプレーでしっかり発揮したい」と東北大会の抱負を述べた。
 他の選手たちも「最後まで諦めずに走る」「チームで協力して良い結果を出したい」などと意気込んだ。出川コーチは「県代表のプライドを持って優勝できるように頑張りたい」と決意を新たにした。
 報告を受け、佐藤教育長は「おめでとう」と祝福した。教員時代に男子のミニバスを1年間指導したことがあり、出川コーチとは師弟関係。その分喜びが大きいといい「全県で勝つことは難しい。よく勝ってくれた」と感極まった様子。「この調子で東北大会も頑張ってほしい」と激励した。

昔ながらの技息づく 東北の郷土玩具と酒 佐藤さんが開店 「若い世代に良さを」 大館市

2019-08-07
自宅の一室を改装し、店をオープンさせた佐藤さん(大館市岩瀬)
 昔ながらの技術で作られた郷土玩具と酒が並ぶ店「東北の酒と玩具MUTO」が先月、大館市岩瀬にオープンした。店主はニットブランドを主宰する佐藤孔代さん(42)。自宅の一室を改装した小さな店に、土人形や張子、こけしなどこだわりの商品を並べ、「若い世代に実際に手に取ってもらい、その良さを伝えたい」と話す。
 佐藤さんは東京の服飾メーカーに勤務後、独立しニットブランド「yourwear(ユアウェア)」を立ち上げた。2014年に帰郷し、地方から商品を発信している。
 帰郷から5年、「本業はおかげさまで順調」と佐藤さん。趣味で郷土玩具の作り手を訪ねるうちに「小規模ながら、いいものを生み出す工房がたくさんある」と知った。一方で、買える場所が少なく、「作り手が高齢化する中、このまま知られずに途絶えたらもったいないと思うようになった」と開店を決意した。
 300年の歴史を持つ「三春張子」(福島県)や、「附馬牛人形」(岩手県)など、表情豊かな玩具が並ぶ。秋田からは、90歳を超えた今も毎日こけしを作り続ける湯沢市の小南三郎さんの作品が目を引く。「昔ながらの作り方にこだわる工房を選んだ」といい、佐藤さん自ら、現地に足を運び仕入れている。
 酒は「羽後麦酒」(羽後町)のクラフトビールや果樹農家が立ち上げた亀ケ森醸造所(岩手県)のワインなど。家族が高齢になり実家の商店で酒の取り扱いをやめた後、地元から「困る」との声を受け、佐藤さんが販売の免許を取得。「小さな醸造所など玩具と通ずるラインアップになった」という。
 酒を買いに来た客が玩具に興味を示すなど「東北の手仕事がじわじわ広がっていくのが楽しみ」と話す。「若い世代に郷土玩具の良さを知ってもらい、その中からいつか仕事を引き継ぎたいと思う人が出てくれることが夢。同じ作り手として、『知ってもらう』役割を担い、次につなげていけたら」と目標を掲げた。
 兼業のため、営業は通常、金、土、日曜のみ。お盆に合わせ9~18日は店を開ける。時間は午前10時~午後4時。場所は大館市岩瀬字大柳、田代公民館岩瀬分館近く。問い合わせは☎0186・54・6306。

鹿角3高校統合 説明の遅れを陳謝 県教育庁 協議会委員に説明会

2019-08-07
協議会委員への説明会(十和田市民センター)
 県教育庁は5日、「鹿角小坂地区高校統合に関する協議会」で委員を務めた人たちに対する統合校設置場所に関する説明会を、鹿角市十和田市民センターで開き、渡部克宏教育次長は、設置場所の決定について「もう少し早くに説明の場を設けるべきだった。遅くなり大変申し訳ない」と陳謝した。
 同協議会は、県教委から委嘱された花輪、十和田、小坂の3高校のPTAや同窓会、教育行政、産業団体などの委員20人で組織。統合校の設置場所などをテーマに、計3回の協議を行い、県教委へ報告書を提出した。
 県教委は報告書や市、小坂町からの意見などを踏まえた上で慎重に議論を深め、統合校の設置場所は、現在の花輪高校の敷地、校舎を活用して開校する方針を発表した。
 説明会には、元委員全員に開催通知を出したが、半数が都合がつかずに欠席し、10人が出席。県教委が概要を説明し、質疑応答が行われた。
 校舎の設置場所について、元委員は当時の県教委担当者の発言内容を指摘しながら、「少なくても8割以上の委員の人たちが、新しい場所に新しい高校をつくるという認識の中で、報告書にOKのサインを出したと感じている」と疑念を抱いた。別の元委員は「なぜ、こういう結果になったのか全く納得できない。能代や鷹巣、大館のような新設校が、なぜ鹿角にできないのか」と不満を口にした。
 一方、花輪高校を活用し、早期の統合校の開校を望んでいるという元委員は「エアコン設置や室内練習場など、施設設備を充実させてほしい。新しい校舎をつくらないと決めたのならば、地域住民が納得するようなものを考えてもらいたい」と要望した。
 協議会の元会長は「報告書通りではないが、既存の高校が素晴らしい高校になると、子どもたちに夢を抱かせるようにしていきたい。早く解決し、みんなで統合校をつくろうという機運が高まればいい」と、早期開校へ鹿角地域全体の結束を望んだ。
 県教委は、既存校舎活用の検討において、「十和田高校の活用も検討した。ただ、築年が経過しており、解体して新たに建設する場合は時間を要する。産業系学科の実習棟を整備するには敷地が狭い」と断念した理由を述べた。
 統合については「魅力的な学校で、生徒が充実した高校生活を送れる学校を目指している。また、国公立大学をはじめとする難関大学、鹿角地域でも問題となっている医師不足に対応できる、指導できる学校も目指している」と考えを示した。
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山梨・中央市と防災協定 大館市 武将・浅利氏が縁 

2019-07-30
防災協定を締結した中央市の田中市長㊧と大館市の福原市長(中央市役所
 大館市は29日、山梨県中央市と災害時の相互応援協定を締結した。福原淳嗣市長が中央市役所を訪れ、田中久雄市長と協定書に署名。大規模災害が起きた場合、被災者を受け入れたり生活必需品を提供したりする。大館市が遠隔地自治体と防災協定を結ぶのは4件目。
 鎌倉時代から戦国時代にかけ大館地方を治めた武将・浅利氏の始祖が甲斐国(山梨県)出身という縁で、2007年から同氏をテーマとするシンポジウムを両市で交互に開催するなど交流を続けてきた。その中で大館市が協定を申し入れたところ快諾を得た。
 大地震などの災害が発生し、被災地単独で十分な対応を講じることが困難な場合、被災者の受け入れをはじめ食料や水、生活必需品の提供、復旧活動に必要な職員の派遣、救助活動車両の提供などを行う。
 締結式で福原市長は「災害の態様は近年、複雑で広域化しており単独自治体での対応が難しくなってきている中、協定は市民の安全確保と迅速な復旧に向け大きな一助になる。両市の絆がより強固となり、交流の輪が広がることを期待したい」とあいさつ。
 田中市長も「遠くの自治体との協定を常々考えていた」とした上で、「非常に心強い。災害が起きず、活動することがないことを祈るが、これからもよろしくお願いしたい」と述べた。
 中央市は06年2月に3町村が合併して誕生した。「日本列島のほぼ中央に位置する」との意味が込められている。人口3万859人、1万3173世帯(7月1日時点)。面積31・69平方㌔の約4割を農地が占める。トウモロコシやコメ、トマトなどの産地として知られ、最先端企業が集積する工業団地もあり、農業と工業の調和ある発展を目指している。16年全国住みよさランキングで31位、県内1位となった。
 合併前の豊富村周辺は、甲斐源氏の一族・浅利義成の所領だったとされる。義成は1189(文治5)年の奥羽合戦の後、源頼朝から比内地方の地頭職を与えられ、甲斐国から送り込まれたと考えられている。
 大館市は01年に東京都渋谷区、11年に兵庫県丹波篠山市、14年に茨城県常陸大宮市と防災協定を締結している。
 

田代岳 五色の滝周辺で風穴調査 風の吹き出し確認

2019-07-30
調査する会員(田代岳)
 秋田北部風穴研究会(鳥潟幸男会長)、田代岳を愛する会(渡部道雄会長)、田代岳案内人の会(吉田光伸会長)の3者は29日、大館市の霊峰・田代岳山麓の、五色の滝入り口周辺で風穴調査を行った。会員ら11人が道路脇の斜面に点在する穴から冷風が吹き出しているか確認した。
 五色の滝入り口周辺の斜面は、約50㍍にわたり岩がごろごろ転がっている。岩の隙間から冷風が吹き出ていることから3者は7月上旬、事前調査を実施。10~11度の風が穴の外側に向かって出ていることを確かめた。「冷風穴」の可能性があるとしてこの日、本格的な調査に踏み切った。
 会員らは数班に分かれ、生い茂った木や葉を寄せながら調査。20㍍ほどの斜面を登った。点在する穴から吹き出る風の温度を測り、蚊取り線香を穴の入り口に置いて風の向きを確かめた。15度前後を記録した場所もあったが、ほとんどの班が外気と大差がない18~20度を観測したため、冷風穴との断定ができなかった。煙は外側に押し出される様子が確認された。
 3者は、山中の天気が雨か曇りで風が吹いていたことから条件がそろわず、確認できなかったとしている。
 風穴研究会の鳥潟会長は「風がなく晴れていれば確認できるはず。今後1年ほどかけて調査したい。確認できれば研究などを行う『風穴サミット』の県内開催にもつなげたい」、田代岳を愛する会の渡部会長は「風穴を確認し、五色の滝周辺の自然の付加価値を高めたい。悪天候で登山できないときなどに有効活用できれば」とそれぞれ期待していた。

 

ハローキティ 8月1日からスタンプラリー 北秋田市

2019-07-30
スタンプラリーの台紙
 北秋田市は8月1日から、市のふるさと大使「ハローキティ」のデザインを使ったスタンプラリーを実施する。スタンプ数に応じて先着順でオリジナルグッズをプレゼントする。10月31日まで。
 台紙は東北地方の道の駅などに置く。スタンプが押せる施設は▽市観光物産協会(松葉町)▽大太鼓の館(綴子)▽伊勢堂岱遺跡縄文館(脇神)▽北欧の杜公園センターハウス(上杉)▽浜辺の歌音楽館(米内沢)▽四季美館(阿仁前田)▽太平湖遊覧船(森吉)▽伝承館・異人館(阿仁銀山)▽森吉山阿仁スキー場山麓駅(阿仁鍵ノ滝)▽くまくま園(阿仁打当)の市内施設。
 それぞれ異なるデザインのスタンプで、3個集めると参加賞としてポストカード(3枚組、先着3000人)、10個でクリアファイル(先着1000人)がもらえる。
 さらに抽選で▽コンプリート賞=ペアグラスと伏影のリンゴジュース(スタンプ10個、3人)▽ふるさと賞=市の特産ギフト(同6個、30人)が当たる。コンプリート賞の抽選にもれた人を対象に、サンリオピューロランドペアチケット(2人)が当たる「ダブルチャンス賞」も用意した。
 各施設には写真撮影に適したスポットを設ける予定。日帰りで楽しめるモデルコースも設定し、観光客らに周遊してもらうという。29日の定例会見で津谷永光市長が発表した。「家族や友人と市内を巡りながらお楽しみいただきたい」などと述べた。
 参加賞の配布や抽選応募の窓口は市観光物産協会、四季美館、阿仁合駅観光案内所。問い合わせは市商工観光課(☎0186・62・5370)。
 

産前・産後の母親支援 自宅訪問し相談相手に 大館市が県内初 孤立防ぐサポーター配置

2019-07-29
 大館市は妊婦や出産直後の母親の孤立を防ごうと、「産前・産後サポーター」を配置し、自宅を訪問して育児の悩みを聞くなど、話し相手となる事業を開始する。県内の市町村では初の取り組み。育児ストレスなどで支援が必要な家庭には、家事代行サービスの利用料を補助する事業も新たに行う。両事業は8月から開始。健康課は「妊娠から出産、子育てまで切れ目のない支援を充実させたい」と話す。
 市は、子育て世代包括支援センター「さんまぁる」を2016年、市保健センター内に開設。市健康課の保健師3人と嘱託の助産師、保健師の計5人体制で、相談を受け付けている。出産先の病院への「病棟訪問」、妊娠34週と生後2週に電話をかける「電話訪問」で直接悩みを聞く市独自のプログラムを提供し、継続的な支援につなげている。
 さんまぁるが2018年度に受け付けた相談は、病棟・電話訪問を含め1622件。健康課によると、初妊婦や若年者を中心に「子育てが不安」「転勤で移住し、身近に知り合いがいない」「夫の帰宅が遅く、頼れる家族がいない」などの相談が多く、子育てを1人で背負う母親の姿が浮き彫りになった。「相談体制は整ってきたが、生後2カ月まではつなげる先のサービスが不足している」とし、新規事業を立ち上げた。
 「産前・産後ママサポート事業」は、県子育て支援員の資格を持つ嘱託職員1人を配置。母親の依頼を受け、自宅を訪問して話し相手となり、悩みを傾聴する。子育てサークルに付き添うなど外出のきっかけづくりも行う。市に住所がある妊婦と生後12カ月までの子どもを育てる母親が対象で、1回1~2時間。利用日の1週間前までに連絡する。
 「養育支援訪問事業」は、妊娠期から子どもが産後3カ月までの間の支援を必要とする家庭が対象。家事代行サービス1回1時間(3000円分)の無料利用券を8回分交付し、市の委託業者が食事の準備や洗濯、掃除などを行う。年80人の利用を見込み、申請後、市が審査し、利用決定する。
 健康課は「出産後は体の回復まで2カ月はかかるとされ、家事代行利用で母親の心身の休養を確保し、適切な養育につなげたい。1人で子育てに悩まず、気軽に産前・産後サポートを利用してほしい」と呼び掛けている。
 問い合わせはさんまぁる(電話0186・43・7101)。

鷹南ナイン、雨に泣く 全県少年野球 6回に先制も最終回に逆転喫す

2019-07-29
鷹巣南は6回、暴投の間に三走の竹村が生還し先制(八橋球場)
 第4日の28日は、秋田市の八橋球場で準決勝を行った。北鹿勢は、鷹巣南が秋田北と対戦。5回まで拮抗(きっこう)し、6回に相手のミスを突いて先制するも、最終回に逆転されて初の決勝進出を逃した。これで北鹿勢は姿を消した。
 ◇準決勝【八橋球場】
秋田北 0000009 9
鷹巣南 0000010 1

 ▽二塁打=菅原(秋田北)、戸澤(鷹巣南)▽併殺=秋田北1▽暴投=秋田北2、鷹巣南2
 鷹巣南は終盤に先制点を挙げるも、最終回に投手陣が乱れて逆転負け。
 5回まで両者無得点で試合が動いたのは6回。鷹巣南は先頭の竹村が四球で出塁すると、佐藤聖の犠打で1死二塁に。続く藤島の内野ゴロの間に三進し、暴投で貴重な先制点を挙げた。
 しかし最終回の守りは、1死から四死球や内安打で満塁のピンチを招き、押し出しで同点に。その後2点適時打を浴びてリードを広げられると、投手陣の制球が定まらず、4連続四死球を与えるなど、この回9点を奪われ、力尽きた。
 鷹巣南・佐藤謙吾監督の話 1点勝負を予想していた。今まで取り組んできたミスを突く走塁で大事な1点を取れたが、雨のタイミングが悪すぎた。
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