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ハチ公サミット大館で最終回 ゆかりの4JCが発表 今後の交流発展に期待 

2018-09-25
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4JCによる発表などを行ったサミット(北秋くらぶ)
 忠犬ハチ公にゆかりのある都市が交流する「ハチ公サミット2018」が23日、大館市幸町の料亭北秋くらぶで開かれた。同市での開催は4年ぶりで、今回が最終回。同市、東京都渋谷区、山形県鶴岡市、福島市の青年会議所(JC)メンバーがこれまでの経過を振り返り、今後の交流発展に期待した。
 ハチ公生誕90周年を迎えた13年、ハチ公の縁を契機に都市間の交流を促進しようと始まった。以前から友好関係にある大館と渋谷のJCが、ハチ公の飼い主だった上野英三郎博士の出身地・三重県津市、ハチ公物語を新聞社に寄稿した斎藤弘吉の出身地・鶴岡市、渋谷の商店街からハチ公のオブジェを贈られた縁がある福島県飯舘村に呼び掛け、5市村区の関係者が参集してセレモニーや首長の対談などを行った。
 その後も各地を会場に年1回続けてきたが、今回で一区切りすることになった。大館JC、東京JC渋谷区委員会、福島JC、鶴岡JCからメンバー約30人が参加した。
 各JCの担当がそれぞれの地域で開催したサミットについて、写真や動画などを使って発表。渋谷区委員会は年の諸行事を振り返り、「街の象徴が同じなのは大きい。人は変わるが、街はずっとある。さらに掘り下げることでコラボの可能性が広がる」と提案した。
 大館JCの田山洋平理事長は「今後も末永く手を取り合って交流を深めるきっかけになれば。この事業を大切にして、いろいろな形で交流していきたい」と述べた。
 来賓の福原淳嗣市長は「4JCはハチ公と銅像を巡る物語でつながっている。次にどういう物語を発信していくか楽しみにしている」と期待を寄せた。

 

北秋田市阿仁 古民家再生利用を計画 観光客回遊に期待 DMOに負担金

2018-09-25
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 北秋田市阿仁地区で築100年近い「古民家」の再生利用が計画されている。本年度は市が地域連携DMO「秋田犬ツーリズム」に観光事業負担金を支払う形で「宿泊施設かカフェのような施設」(市産業部)に転用できないか調査する予定。
 市が支払う観光事業負担金は3277万円。2018年度一般会計補正予算案に計上され、9月定例議会で予算審査が行われている。古民家関連の予算案は本会議や常任委員会で議員から質疑が相次ぎ、関心を集めている。
 産業部によると、負担金のうち古民家関連は500万円。観光客が阿仁地区を回遊するための拠点づくりを目指し、どのような活用が可能か調査する。古民家改修の基本設計費用も含まれている。負担金の残り約2700万円は配車システム開発、特産品土産物開発などに使うという。
 この古民家は阿仁合地区中心部にあり、明治時代に呉服商が建てたという。阿仁鉱山と共に栄え、往時の造りをそのまま残すことから文化財的な価値も注目されている。現在は個人所有で空き家状態。
 市議会の予算審査では、民間の不動産に公費を投じる理由などが問われた。産業部は「所有者と交渉中で、無償で譲り受ける方向で詰めている」と説明。19年度に改修作業を計画している。
 カフェなどに改修した後、運営主体についても質問が相次いだ。産業部は「計画ではDMOが観光客を回遊させるための拠点にする」「いろいろな運営方法があり、検討段階」と述べるにとどめた。
 阿仁地区は鉱山で繁栄した当時の歴史文化が色濃く残る一方、閉山後は衰退が進んだ。現在は宿泊施設や飲食店も少なく、観光客が休憩に立ち寄る場が限られていた。議員は「古民家ブームだから改修は賛成だが、採算が取れる運営を慎重に進めてほしい」などと注文した。

鹿角の産婦人科を守る会 妊婦の大変さを体感 男性向け体験講座

2018-09-25
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妊婦ジャケットを着用して階段を上る参加者(ホテル茅茹荘)
 住民団体の「鹿角の産婦人科を守る会」(安保大介代表)は22日、鹿角市花輪のホテル茅茹荘で男性向けの妊婦体験講座を開いた。参加者が妊婦ジャケットを着用した日常動作の疑似体験などを通じて、妊婦の大変さや不便さ、妊婦の大変さを知ることの大切さに理解を深めた。
 同会は、かづの厚生病院の出産取り扱い機能が大館市立総合病院へ集約されることを知った住民が2017年2月に設立。厚生病院での出産取り扱いの再開に向けた医師確保の運動や、市民と医療現場の距離を近くするための活動、妊婦の不安を軽減するための活動などに取り組んでいる。
 今回の講座もその一つ。タイトルは「~ママになってみるかい?~妊ママ体験講座~もうすぐパパになるあなた、いずれパパになるあなたへ~」。男性だけでなく、夫婦や女性だけの参加も歓迎し、約20人が受講した。
 妊婦体験では参加者が重さ約8㌔の妊婦ジャケットを着用。足元がよく見えない階段の上り下りや、しゃがんだりあおむけに寝てみたりしながら体が思うようにならないもどかしさなどを体感した。
市内の会社役員、男性(34)は「予想より重くて妊婦の大変さが分かった。子どもが3人いるが、妻が初出産する前に知っておけばもっと良かったと思う」と実感を込めた。
質疑応答の中で、妊婦の大変さについて「言ってくれないと分からない」という男性の意見に対し、女性から「そうじゃなく(男性に)気づいてほしい」という声が上がる場面もあり、こうした講座の意義がうかがえた。
このほか、市職員が10月以降の大館・鹿角地域の産婦人科医療体制などを説明した。
安保代表は「今後も機会をみてこのような講座等を開いていきたい」と話した。

 

森吉34年ぶり2度目の優勝 最優秀賞は武石選手 北鹿中学新人野球

2018-09-24
閉会式でトロフィーを受け取る森吉のメンバー(ニプロハチ公ドーム)
 北鹿新聞創刊100周年記念第64回北鹿中学校新人野球大会(北鹿新聞社、ニプロハチ公ドーム共催、大館北秋田中学校体育連盟、鹿角中学校体育連盟、大館市教育委員会後援)は23日、大館市のニプロハチ公ドームで準決勝、決勝を行った。決勝は森吉が合川を2―1で下し、34年ぶり2回目の優勝を決めた。
 閉会式で、田中厚北鹿新聞社社長が「この大会の経験が大きなプラスになると幸い。中学生はまだまだ可能性がある。近い将来、この地方のチームが甲子園で活躍し、今年のように秋田に元気と感動を与えてくれることを期待する」などとあいさつした。
 最優秀選手賞は武石圭哉選手(森吉2年)、優秀選手は金惇之介(同)、北林学人(同)、田中元輝(合川2年)の各選手に贈られた。
 決勝は森吉が先制点を守り切り、合川を僅差で下した。
 3回、森吉は1死から内野安打で一塁に走者を置くと、武石の適時打三塁打で先制。続く金の左前適時打で追加点を挙げた。合川は2~4回に敵失や暴投など相手守備の乱れを突いて走者を三塁に進めるが、あと一本が出ず。7回2死一、二塁で佐藤天の適時打で1点を返すが、反撃は届かなかった。
 森吉の主戦、武石は要所を締める投球。?奪三振と相手打線に的を絞らせず、完投した。
 森吉・成田佳監督の話 記念大会を勝ちに来て勝てたことが一番の収穫。全県につながる試合ができた。
 合川・柏木太郎監督の話 守備は頑張ったが、走塁ミスが響いた。最後は4番が意地を見せてくれた。
◇決勝 【ニプロハチ公ドーム】
森 吉 0020000 2
合 川 0000001 1

 ▽三塁打=武石(森)▽二塁打=笠井(森)三浦(合)▽併殺=▽暴投=森吉4▽捕逸=森吉1▽審判=赤石、谷地田、長崎、庄司
 ◇準決勝【同】
合 川11000005 7
大館東01000101 3

 (延長8回タイブレーク)
 ▽三塁打=田中(合)▽二塁打=小野寺(合)、工藤、大川(大)▽併殺=合川1、大館東1▽暴投=合川1、大館東1▽審判=五十嵐、庄司、谷地田、長崎
 【ニプロハチ公ドーム】
大館一00000200  2
森 吉10010001× 3

 (延長8回タイブレーク)
 ▽三塁打=熊谷(大)、金(森)▽二塁打=北林(森)▽暴投=森吉1▽ボーク=大館一1▽審判=谷地田、長崎、庄司、赤石

「ハチ公の駅」建設現場で見学会 大館の観光交流施設 オープンは来年5月

2018-09-24
建物の骨組みが姿を現した「ハチ公の駅」(大館市御成町)
 大館市御成町の旧小坂鉄道跡地で建設が進む市観光交流施設「ハチ公の駅(仮称)」の現場見学会が23日、行われた。大館生まれの忠犬ハチ公が飼い主を待ち続けた1920年代の「2代目渋谷駅」がモデルで、シンボルとなる時計台など骨組みが姿を現している。秋田犬の触れ合いコーナーや観光案内所などを設け、秋田犬の魅力を発信し、交流人口の増加を目指す。グランドオープンは来年5月8日の予定。
 建設地はJR大館駅の南側約100㍍の市有地。鉄骨造り一部2階建て、延べ床面積1246平方㍍。高さ18㍍の時計台と大きな屋根が特徴で、秋田犬と触れ合えるほか、展示コーナー、観光案内所、特産品を扱う観光物産館、多目的研修室を配置する。
 今春に着工し、進捗(しんちょく)率は約50%。見学会は2回開き、参加者が市総合戦略推進室の職員から説明を受けながら外側を一周した。正面入り口はJR大館駅側で、展示コーナーではハチ公と大館との関わりなどを紹介するほか、子どもが創作を楽しむコーナーなども設けられる。
 秋田犬は常時2匹以上が常駐しガラス張りにして展示コーナーや広場からも見学できる造り。らせん階段を上がった2階は展望デッキで大文字などを眺めることができる。入り口付近には今秋以降、大館駅前のハチ公像を移設する。
 水飲み場などを設けた芝生広場(2174平方㍍)や多目的広場(5675平方㍍)、公衆トイレも整備する計画。駐車場は112台分で、「大館駅利用者も活用してほしい」とした。周辺の旧小坂鉄道には手こぎトロッコを配置し家族連れで遊べるという。
 施設、駐車場、芝生広場は来年5月開所予定。施設は12月に完成予定で、備品搬入などを経て4月から担当職員が常駐する。多目的広場、公衆トイレを含め全面完成は2020年3月の予定。総事業費は9億7500万円。県と協働で進める「あきた未来づくりプロジェクト」の一環として国や県の交付金を活用する。
 見学会はプレオープンイベントとして、「駅―one.2018with大館駅サイト」に合わせて開催。高橋崇太さん(城南小4年)は「近くで見ると大きな建物だった。完成したら来たい」と感想。総合戦略推進室は「秋田犬は世界的に注目を浴びており、施設を知ってもらい、市民全体で秋田犬を中心に市を盛り上げていきたい」と話した。
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「相手の立場で考えて」 北秋田市 いじめゼロサミット

2018-08-23
児童生徒がいじめ防止について話し合った「きたあきたいじめゼロサミット」(コムコム)
 子どもたちがいじめ問題について話し合う「きたあきたいじめゼロサミット」が22日、北秋田市民ふれあいプラザコムコムで開かれた。市内の小中学校から代表として参加した児童生徒が、学校で実践している取り組みなどを踏まえてグループ討議を行い、いじめを防ぐために必要な取り組みを探った。
 北秋田市の小中学校では、2014年に児童生徒が話し合って策定した「きたあきたいじめゼロ宣言」を基に、各校でいじめ防止に向けた取り組みを展開。年1回のサミットを通じてそれぞれの成果などを確認、新たな取り組みの在り方を探っている。
 開会式で佐藤昭洋教育長は「やっている側がいじめと思わなくても、受けた側がいじめと感じることもある。どうすればいじめをゼロにできるか存分に話し合い、実践して」と児童生徒に呼び掛けた。
 討議に先立ち、1月に開かれた全国いじめ問題子供サミットに秋田県代表として参加した、合川中学校3年の櫻田壮さんと加藤青葉さんが全国サミットでの発表について報告。「全国の取り組みを知ることができ、今後の取り組みの参考にしたい」と述べた。
 3班に分かれてグループ討議を行った後、いじめ防止に向けて必要な取り組みを出し合い、グループとしての意見をまとめた。「いじめについて全校で話し合う機会を設けることは大切。いじめに対する考えや意見が共有でき、取り組みを効果的に進めることができる」などとする意見が出された。
 「いじめといじりの境界」について話し合った中学生のグループは「何気ない言葉でも相手を傷つけてしまうこともある。言葉にする前に自らに置き換えて考え、相手が傷つくと思う言葉は使わないようにすることが大事。相手のことを知り、考えることが必要」などと訴えた。

 

間瀬川で小水力発電 大湯の西村林業 起工式、来年4月に開始

2018-08-23
来年4月の発電を目指して行われた起工式(花輪字近江谷地の建設予定地)
 鹿角市十和田大湯の西村林業(西村公一社長)は、花輪地内の間瀬川に近江谷地小水力発電所を建設する。年間発電量は最大で33万㌔㍗(一般家庭約78世帯分)の能力を見込み、来年4月からの発電開始を予定している。
 小水力発電は、一般河川、農業用水、上下水道などの水流を活用し、その落差や勢いで水車を回して発電する。ダムなどを開発して行う一般的な水力発電に比べ小規模。年間を通して安定した発電が可能で、設備利用率は太陽光発電より高い。
 鹿角市内では2016年11月、調査研究と普及を図る民間の任意団体「北東北水力利用推進協議会」(会長・西村社長)が発足。先進地視察、講演会や意見交換を行っている。
 発電所の建設場所は、花輪字近江谷地内に架かる長野橋上流の間瀬川。落差は12㍍で、最大出力は49㌔㍗、年間発電量は33万㌔㍗を予定している。事業費は約1億5000万円。来年3月完成し、同4月に試運転、発電を開始する。固定価格買い取り制度で収益事業を行う。
 発電所の起工式が22日、建設予定地で行われ、市、県、民間関係者約20人が出席、工事の安全と事業の発展を祈願した。民間による小水力発電は、大手企業や農業関係団体などが導入しているが、地元の民間会社が取り組むのは珍しいケース。
 西村社長は「森林の新しい活用モデルと位置付けている。木材の価格が低迷する中で、立ち木によって生計を立てるのは難しい。水を利用して収益を上げ、地域経済の向上につなげたい」と話している。

 

頬かむりし優雅に舞う 毛馬内盆踊り こもせ通りで開幕

2018-08-22
見物客を魅了した毛馬内盆踊り(こもせ通り)
 国の重要無形民俗文化財で、県内三大盆踊りの一つに数えられる「毛馬内盆踊り」が21日、鹿角市十和田毛馬内の毛馬内こもせ通り(本町通り)で開幕した。頬かむりをした男女がかがり火を囲んで優雅に舞い踊り、見物客を魅了した。23日まで。
 50回の節目を迎えた子ども盆踊りコンクールや勇壮な呼び太鼓に続いて午後8時ごろ、毛馬内盆踊りがスタート。大太鼓と笛のはやしで踊る「大の坂」を皮切りに、無伴奏の唄のみで踊る「甚句」、「毛馬内じょんから」と続いた。
 男性は紋付き等の着物に水色の蹴出し、女性はじゅばんにとき色の蹴出しで留め袖や訪問着等をまとい、きらびやかな帯の下に黄色のしごき帯を巻き、手拭いで顔を覆う独特の衣装。かがり火を囲んで輪になった踊り手たちが、郷愁を誘う大太鼓と笛の音色に合わせ、ゆったりとしたテンポでしなやかな踊りを繰り広げた。
 起源は定かではないが、大の坂は京都の念仏踊りの流れをくむといわれる。甚句は南部領だった約450年前、戦いから帰った将兵たちをねぎらったのが始まりとされる。
2 000年から各地の盆踊り等をゲストに招き、「北の盆」のタイトルで開催している。
 22日は午後6時半から「ナニャドヤラ葛巻愛好会」(岩手県)、呼び太鼓、8時から毛馬内盆踊り、23日は午後5時から地元の子どもたちによる盆踊り合同披露、6時半から「八幡平水沢盆踊り太鼓保存会」(鹿角市)、8時から毛馬内盆踊りが行われる。

「涙出るほど感動」 全国高校野球の金足農 北鹿にも旋風吹く

2018-08-22
大型モニター前で金足農業に声援を送る人々(いとく大館ショッピングセンター)
 第100回全国高校野球選手権記念大会で、躍進した秋田代表の金足農業は21日、決勝で優勝候補・大阪桐蔭(北大阪)に2―13で敗れ、準優勝で激闘に幕を下ろした。県勢としては第1回大会以来、103年ぶりとなる決勝の舞台。北鹿地方でも住民たちが各地で声援を送り、「感動をありがとう」と感謝する声が上がった。〝金農旋風〟を受け、野球関係者からは今後の北鹿勢の活躍に期待する声も聞かれた。
 大館市御成町のいとく大館ショッピングセンターでは、3階に大型モニターが設置された。決勝開始直後から約60人が集まり、一球ごとに歓声を上げる姿があった。試合終了後も、画面に両校の選手が映し出されると、健闘をたたえて拍手をしていた。
 大館市花岡町の60歳代女性は「十分頑張った。感動をもらえ感謝しかない。負けはしたが優勝以上の価値がある。ありがとうと言いたい」とたたえた。青森県弘前市の男性(44)は「同じ東北の人間として応援していた。毎試合、涙が出るほど感動をもらった。本当にお疲れさま」とねぎらった。
 野球関係者らも試合の行方を見守った。今年夏、金足農と県予選2回戦で対戦し、0―2で敗退した秋田北鷹の当時の主将、長田大翔(ひろと)さん(3年)は「常に全力で戦っているところは予選からだった。後輩たちには良い投手に負けない打撃のレベルアップを図ってほしい」と願った。木藤大嗣監督は「甲子園の決勝まで勝ち上がったチームと試合したのは良い経験。ナンバーワン投手と戦っていろんなことを学んだはず。最後まで諦めないという金農の姿を見て意識を高く持ち、普段から声を出すなど取り組んでほしい」と期待した。
 2011年春のセンバツ甲子園に出場した大館鳳鳴の当時の主将・小貫慧太さん(24)=大館市=は「北鹿地方の高校生も多くの人に応援されていることを忘れないでほしい」とエール。小貫さんと同期の山口智哉さん(25)=大館市=は「大事な場面で得点でき、辛抱強く守る力を後輩たちには磨いてほしい」と北鹿の高校生たちに期待を寄せた。

「西六郷」が歌声披露 北秋田市の浜辺の歌音楽館 地元合唱団と合同演奏も

2018-08-22
西六郷少年少女合唱団が出演した定期演奏会(浜辺の歌音楽館)
 北秋田市米内沢の浜辺の歌音楽館で20日、第95回定期演奏会が開かれ、児童合唱の先駆者として有名な東京都の西六郷少年少女合唱団が出演。市出身の作曲家・成田為三の楽曲などを高らかに歌い上げた。
 西六郷少年少女合唱団は、県出身の音楽家鎌田典三郎さんが1955年に東京都内で結成した西六郷小学校少年少女合唱団が前身。合唱コンクールでの受賞やテレビ出演などで有名となり、児童合唱団の目標となっていた。
 鎌田さんの死去に伴いいったんは解散したが、新西六郷少年少女合唱団として再結成、2015年に西六郷少年少女合唱団に改名して活動を続けている。
 第1部は「世界の歌」と題してエーデルワイスやグリーンスリーブスなどを披露。第2部では「秋田の歌」をテーマに、成田為三の代表曲「浜辺の歌」など秋田ゆかりの曲を披露した。浜辺の歌音楽館少年少女合唱団との合同演奏も行われた。
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大館・扇田病院着服事件 損害賠償交渉「和解」へ ニチイ学館1431万円支払い

2018-07-31
市立病院の報告を受けた厚生委員会(市役所)
 大館市議会の厚生委員会(小畑淳委員長)は30日、市役所で開き、市立扇田病院で発生した外来診療費着服事件の対応状況について当局から報告を受けた。ニチイ学館(本社・東京)との間で進めてきた損害賠償交渉では、同社側から示された「解決金として1431万2915円を支払う」との提案を受け入れる方針であることを説明。「早期解決を図りたい」などと述べた。
 事件は昨年8月に発覚。2008年3月から昨年4月まで、患者から納付された外来診療費自己負担金の一部、1億1792万円が病院会計に納入されていなかった。窓口業務を担当した元従業員の女性は、今月9日に業務上横領の容疑で逮捕、30日付で起訴された。
 ニチイ学館に対しては、08年3月から業務委託契約が終了した10年6月までの不明金1276万201円と、遅延損害金として年5%の利率で計算した額を請求。同社からは昨年10月12日付で「元金全額は支払う」としたものの「遅延損害金とその他経費の支払いには応じられない」との回答があり、交渉を継続していた。
 この日の委員会で病院は、今月5日に同社の常務執行役員本部長ら2人と、病院側3人が面談したことを報告。席上、同社から「着服元金と遅延損害金を一括した解決金として1431万2915円を支払うことで和解したい」との提案があったことを説明した。遅延損害金は年1・5%の利率で計算したもので、金額は155万2714円。市が請求していた5%の場合の517万5718円と比べると、362万3004円少なくなった。
 病院は「この内容で合意したい」との方針を示した。遅延損害金の減額を受け入れることについては「不法行為があった08年3月から10年6月までの期間で、扇田病院が金融機関から一時借り入れした際の利率が平均1・5%だった」ことなどを理由に挙げ「早期解決を図りたい」などと述べた。当初の利率5%は、民法に基づいて設定していた。
 9月定例議会には、遅延損害金の減額などに伴う権利放棄の議案を提出。認められれば、同社との間で合意に基づいた契約を締結し、解決金の支払いを受けるとしている。
 委員会ではこのほか、東北ビル管財(本社・大館市)と元従業員女性に対し損害賠償を求める民事訴訟も報告。今月30日に第3回の弁論準備手続きが開かれたことなどを報告した。
 

大館、北秋田で36・5度 30日の北鹿地方 熱中症で搬送3件

2018-07-31
水遊びを楽しむ子どもたち(二ツ山総合運動公園)
 北日本が高気圧に覆われた影響で、30日の北鹿地方は猛烈な暑さに見舞われた。秋田地方気象台によると、大館市の最高気温は36・5度(午後2時31分)で猛暑日となり、今年最高の暑さとなった。
 同気象台によると、北鹿地域7観測地点で最高気温が35度を上回り、全ての地点で今年の最高気温となった。北秋田市鷹巣で36・5度(同2時43分)、鹿角市で34・6度(同1時42分)を記録。平年より5~7度高かった。
 大館市餅田の二ツ山総合運動公園では、今月上旬に整備工事が完了した水遊び施設で涼を取る親子連れの姿が見られた。2歳の子どもを連れて訪れた30歳代の女性は「毎日本当に暑いので、冷たい水で遊ぶと気持ちがいい」と話していた。
 北鹿3消防本部によると、午後5時現在、熱中症疑いの搬送が北秋田市、鹿角市で合わせて3件あった。いずれも屋外で作業をしていた40~80歳代の男女3人が救急搬送された。このうち北秋田市阿仁の60歳代の男性は、屋外を歩行中にめまいや頭痛を訴え搬送された。鹿角市の80歳代の女性は畑仕事中に倒れ救急搬送。県外から仕事で鹿角市を訪れていたトレーラー運転手の40歳代男性は、荷下ろし後の運転中に吐き気やけいれんを訴え搬送された。いずれも軽症とみられる。
 同気象台によると、31日も高気圧に覆われるため晴れるが、気圧の谷の影響で明け方までは曇る見込み。今後も高温が続くことから、引き続き熱中症に注意するよう呼び掛けている。
 

〝化粧直し〟始まる 鹿角市本庁舎の外壁 2カ年で改修工事

2018-07-31
本年度から2カ年で改修工事が行われる鹿角市役所の外壁(花輪字荒田)
 鹿角市は、市役所本庁舎外壁の改修工事を始めた。2018、19年度の2カ年で全面的に実施する計画。18年度は庁舎正面玄関がある南面と国道側の東面を中心に実施し、19年度は北面と西面の改修を進める。総事業費は約3億円の見込み。
 本庁舎は1985年の竣工(しゅんこう)から30年余りが経過し、外壁などの経年劣化が目立ち始めている。
 こうした中、市は昨年度、市内業者に委託して外壁劣化調査を実施したところ、外壁タイル全体の約8%に浮き、はく離の発生が確認された。また、タイル表面上のひび割れは全体の約10%に及んでいて、「これ以上、タイルのはく離等が進行すると、外壁の崩落等のリスクも高まる」との指摘を受けたため、本格的な改修工事を実施することになった。
 本年度は1期工事として庁舎1、2階の南面、東面、3、4階の全面合わせて2064平方㍍の壁を改修する。工期は来年1月11日まで。来年度は2期工事として北面と西面で実施する。
 工法は、既設タイルをはく離防止ネットで固定し、防水性等に優れた自然石調の合成樹脂を塗って仕上げる計画。
 市によると「従来のタイル仕上げと比べ、タイルの更新や洗浄などの対応が長期間不要であるため、管理コストはほとんど発生しない」という。
着工にあたって「工事期間中は庁舎周りに大掛かりな足場が設置されるため、市役所を利用される皆さんにご不便をお掛けします」と理解と協力を呼び掛けている。なお、正面玄関などは通常通り出入りができる。
 

鹿角市でトークイベント 関係人口どう増やす? 講話やパネル討論

2018-07-30
田中さん(右から2人目)を交えて行われたパネル討論(湯の駅おおゆ)
 鹿角市は29日、「観光以上、定住未満で地域と関わる人たち」を示す「関係人口」を増やす取り組みに理解を深めてもらおうと、ローカル・ジャーナリストの田中輝美さんを招いたトークイベント「関係人口を学ぶ」を開いた。会場は大湯温泉夏まつりでにぎわう道の駅「湯の駅おおゆ」イベント広場。市民ら約40人が参加し、地域づくりの新たな担い手として注目されている関係人口に関する講話やパネル討論に耳を傾けた。
 鹿角市は本年度、総務省から委託された関係人口創出のモデル事業に取り組む。事業費500万円で「『みんなの鹿角家(かづのけ)』づくり事業」を実施し、同市に縁のある人をターゲットに「鹿角家」の「家族」(会員)を募集する。会員数の目標は500人。
 今回のイベントは鹿角家事業の手始めとなるもの。田中さんは島根県生まれ。大学卒業後、山陰中央新報社に入社し、記者として古里で働く喜びに目覚める。2014年に退社し独立。島根を拠点に活動している。近著に「関係人口をつくる」(木楽舎)。
 田中さんは「関係人口という提案」と題して講話。関係人口が求められてきた前提として、本格的な人口減少時代の到来のほか、地域の役に立ちたいというソーシャルな若者の増加や田園回帰といった変化を挙げた。
 定住人口でもなく交流人口でもない関係人口について「第3の道としてどの地域も増やせる。都市の人の力も生かせて双方にウィンウィンなので注目を集め始めている」と強調。その上で「移住・定住がゴールではないが、関係人口が増えれば結果として定住人口は増える」と述べた。
 パネル討論は「鹿角版関係人口」がテーマ。パネリストは田中さん、道の駅おおゆ駅長の淺利裕子さん、かづの商工課女性部副部長の兎沢三果さん、かづの若者会議代表の阿部朗人さんの4人、コーディネーターはNPO法人かづのclassy理事長の木村芳兼さんが務めた。
 この中で、北限の桃やかづの牛のオーナー制度など関係人口創出のきっかけとなっている先進事例が話題となり、田中さんは「関係人口は行政がつくろうと言っているが、頑張っている地域の人たちの営みの中から自然と生まれてくるものではないか」との認識を示した。
 鹿角家事業では今後、首都圏で「家族会議」と称する交流イベントや、市内で「実家暮らし体験ツアー」などを開催する予定。

 
 

グッドモーニングラン 北秋田市 走ることで豊かな生き方

2018-07-30
朝のランニングを楽しむ参加者(北秋田市松葉町)
 朝のグループランを通して参加者同士が交流を深める「Good Morning RUN in 北秋田」が29日、北秋田市の鷹巣地区で開かれた。参加者21人が4・3㌔の市街地コースを走ったほか、ゴール後には朝食を楽しんだ。
 走ることを通じて豊かな生き方の提案や、新たな秋田の価値を生み出すことを目指す「Good Morning RUN in AKITA」(木村志帆代表)の主催。2016年度から秋田市内で月1回程度のグループランを開催し、本年度から活動範囲を県内全域へと拡大している。
 県北地区での開催は北秋田市が初。鷹巣駅前のコミュニティーステーション「KITAKITA(キタキタ)」に親子など参加者21人が集まった。木村代表が「体調に気をつけて楽しく走りましょう」とあいさつし、全員でキタキタを出発した。
 コースは商店街を通り、米代川周辺を走ってキタキタに戻る4・3㌔。タイムの計測などは行わずに、会話を楽しみながらゆっくりと約1時間かけて走り、爽やかな汗を流していた。参加者は途中の米代児童公園でヨガストレッチも行った。
 ランニング後は、「昔懐かしい夏休み」をテーマに地元の女性たちが作ったおにぎりやみそ汁などが朝食として提供された。

 
 
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