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北鹿中学新人野球 合川が13年ぶりV 最優秀選手に佐藤(合川)

2020-09-28
表彰式で優勝杯などを受け取る合川の選手たち(ニプロハチ公ドーム)
 第66回北鹿中学校新人野球大会(北鹿新聞社、ニプロハチ公ドーム共催、大館北秋田中学校体育連盟、鹿角中学校体育連盟、大館市教育委員会後援)は27日、大館市のニプロハチ公ドームで準決勝、決勝を行った。決勝は合川が6―3で北陽を破り、13年ぶり5回目の優勝を果たした。
 優勝した合川は、今月中旬の大館北秋田秋季総体で準々決勝敗退。悔しさをバネに臨んだ本大会で見事栄冠を手にした。
 本大会は新型コロナウイルス感染防止のため開閉会式は行わず、出入り口のサーモグラフィーカメラで入場者の検温を徹底。観戦者も選手の保護者に限定して実施した。決勝戦後の表彰式も簡略化して実施するなど、例年とは違った雰囲気の大会となった。それでも選手たちは、中学生らしいはつらつとしたプレーで白熱した試合を展開していた。
 最優秀選手賞は佐藤蓮(合川2年)、優秀選手賞は相馬英典(同)、花田晴空(同)、藤盛聖海(北陽2年)の各選手に贈られた。

 

地元から祝福、期待の声 ミスワールド・日本代表に 金谷鞠杏さん=大館市出身

2020-09-28
地元から祝福、期待の声 ミスワールド・日本代表に 金谷鞠杏さん=大館市出身
ファイナリスト35人の中から日本代表に選ばれた金谷さん(ⓒミス・ワールド・ジャパン)
 女性の美しさや品格、タレント性などを競う世界大会「ミス・ワールド2020」の日本代表に、大館市出身の金谷鞠杏(まりあ)さん(18)=エイベックス所属=が選ばれ、世界大会に出場することが決まった。地元で活動を共にしたり、交流があったりした人々からは、快挙を祝う声や今後のさらなる飛躍を期待する声が聞かれる。
 金谷さんが中学時代から家族ぐるみで交流し、応援を続けている日景之美さん(57)=大館市御成町=は「日本代表に決まった時は涙が出た。鞠杏がモデル、アーティスト、日本代表と次から次と自分の夢をかなえていく姿にすごく元気をもらっている」と話す。「中学の時から努力家で、ダンスを完璧になるまで何時間も踊り続けるような子だった」と振り返る。「大館が大好きで、帰省した時に会うと『夢をかなえる』『頑張って恩返しするね』と言っていた。これからもみんなを笑顔にしてほしい」と願いを込める。
 同市のご当地アイドル「まちあわせハチ公ガールズ」に在籍当時、ステージパフォーマンスを指導した演出家の石井瑠威さん(43)=同市大町のダンスオデッセイバレエアカデミー代表=は映像から伝わるオーラ、輝きを見て、「代表に選ばれるのは当然」と確信していたという。「彼女の努力や信念を知っているから。いろいろな方から指導を受け、努力して、それが表に出て輝きになっている。厳しい要求にもひるまず向かい、失敗をバネに改善する努力を怠らない姿を知っている。のびのびと自分の歩みを信じて活躍してほしい」と期待した。
 「まちあわせハチ公ガールズ」時代に、約1年間活動を共にしたシンガー・ソングライターの大川ちさとさん(21)=大館市=は「鞠杏がミス・ワールド日本代表に選ばれたと知った時は本当に驚いた。アイドル時代からすごい努力をしていた。今回も今までも誰にも負けないくらい頑張ったと思う。自分ももっと頑張らないと。これからも体調に気をつけながら活動してほしい。世界大会も応援している」とエールを送った。

 

 

精鋭8校で熱戦開幕 北鹿中学新人野球 ベスト4決まる

2020-09-27
1回戦、十和田―大館南の熱戦(ニプロハチ公ドーム)
 初日の26日は大館市のニプロハチ公ドームで1回戦4試合を行い4強が出そろった。十和田は初回に奪った3点のリードを守り切り、大館南に競り勝った。北陽は主戦の藤盛聖が6回無安打無得点の好投で隙を与えず、大館一に快勝。森吉は2投手の継投策で鷹巣に完封勝利。合川は6回の4得点で一気に流れを引き寄せ八幡平を下した。最終日の27日は準決勝、決勝を行う。新型コロナウイルス対策で入場制限を行っており、注意を呼び掛けている。
 ◇1回戦(ニプロハチ公ドーム)
大館南 0200000 2
十和田 300000× 3

 ▽二塁打=阿部(十)▽併殺=大館南1▽捕逸=十和田2▽守備妨害=大館南1
大館一  000000  0
北 陽  020014× 7

     (6回コールド)
 ▽二塁打=貝森(北)▽暴投=大館一2▽捕逸=大館一2
鷹 巣 0000000 0
森 吉 000020× 2

 ▽三塁打=小塚春(鷹)▽捕逸=鷹巣1
八幡平 0001000 1
合 川 000104× 5

 ▽併殺=合川1▽捕逸=八幡平1、合川1▽ボーク=八幡平1▽野選=八幡平1

インフルエンザ予防接種 北鹿市町村 助成拡大や増額の動き コロナと同時流行防止で

2020-09-27
 新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行を防ごうと、大館市は本年度に限り、インフルエンザ予防接種費の助成対象を全市民に広げる。期間は10月1日から2月末までで、医療機関には例年より早く予約や問い合わせが寄せられている。市は「重症化するリスクが高い65歳以上の人に優先的に接種してほしい」と協力を求める。北鹿地方の他の市町村でも助成対象の拡大や助成額を増額する動きがある。
 大館市はこれまで定期接種の65歳以上と、60~65歳未満で重度の障害を持つ市民に1000円、任意接種の生後6カ月~中学3年生に1回1500円を助成。健康課によると、2019年度の接種率は65歳以上が49・5%、0歳~中学3年生が61・9%だった。
 本年度は接種が可能な生後6カ月以上の全市民に一律2000円を助成する。市内医療機関で予防接種を受ける場合、会計時に2000円を差し引いた額を支払う。2回接種が必要な13歳未満には、1回につき2000円を助成する。
 健康課の調べでは、19年度の市内医療機関の予防接種費用は平均約3300円で、「助成することで、金額的により接種しやすくなる」と話す。過去の接種率から市民の6割が接種すると想定し、事業費は約8500万円。
 助成拡大の理由を健康課は、「インフルエンザにかかり医療機関を受診する患者を減らすことで、現場のリスク管理の軽減を図りたい」と説明する。発熱やせきなど初期症状が新型コロナと似ているため、同時流行した場合、医療機関は両方を疑って検査する必要があり負担が大きいという。
 北鹿地方では、上小阿仁村が全村民に1500円、鹿角市も全市民に2000円を助成する。小坂町も全町民に2000円を助成する方向で調整中。北秋田市は65歳以上、6カ月~18歳、妊婦に対する助成額を1500円から全額に増額し、担当は「ワクチンの不足が心配される中、重症化の恐れのある高齢者や集団生活を送る子どもに優先的に受けてほしい。他の世代は職場などの助成があることも考慮した」と話す。
 厚生労働省は本年度、過去5年で最大量の約6300万人分のワクチンを供給予定としている。接種希望者が増加するとみられ、65歳以上は優先して10月1日から、それ以外は10月26日以降。医療従事者、基礎疾患のある人、妊婦、小学2年生以下には早めに接種するよう協力を呼び掛ける。
 大館市では例年、10月中旬から接種を開始する医療機関が多いが、今年は10月1日から対応し、予約を受け付けているところもある。予約なしで対応する同市東台のさくらば医院(櫻庭庸悦院長)には、例年より早い9月中旬から問い合わせの電話が入り始めた。櫻庭院長は「ワクチンの状況がどうなるか始めてみないと分からないが、高齢者は10月中、若い世代はそれ以降に受けてほしい」と話す。1本のワクチンに2人分入っているため、「(予約なしの医療機関では)誘い合って接種に来るなど、無駄にしない対応をお願いしたい」としている。
 健康課は「医療機関の混乱を防ぐため、接種時期への協力を呼び掛けていく。ワクチンの効果は5カ月程度とされ、接種と流行期がずれる可能性もあり、冷静に判断してほしい」と強調した。

100㌔マラソン 30回の歴史振り返る ポスターやTシャツ、記録集 きょうまで展示会

2020-09-27
展示された過去の大会ポスターなどを眺める来場者(北秋田市交流センター)
 北緯40度秋田内陸リゾートカップ100㌔チャレンジマラソン大会の歴史を振り返る展示会が26日から、北秋田市交流センターで始まった。計30回分のポスターや、Tシャツなどの配布グッズ約360点を展示。来場者が来年以降の大会開催に期待をふくらませている。27日まで。
 27日に予定していた第30回記念大会は、新型コロナウイルスの影響で来年に延期された。実行委ではこれまでの歴史を振り返ろうと、当初5月に予定していたポスター展示の規模を拡大した振り返り展示会を企画した。
 会場には1989年に開催した第1会大会から延期となった30回大会までのポスターがずらりと並ぶほか、当日の写真や出場者に配布したTシャツ、プログラム、記録集なども展示。ポスターは数年ごとにデザインやテーマの変遷がみられ、時代の変化を思わせる。
 地域住民のほか、長年出場しているランナーたちも来場。過去のプログラムに書かれた自分のコメントを読むと、当時を振り返って笑い合っていた。大会に10回以上出場しているという大館市相染沢中岱の男性(46)は「持っているグッズもあり懐かしい。来年また大会に出たい気持ちが強まった」と話した。
 このほか、スタッフが制作した大会の映像や、大会の地域貢献をたたえる表彰や感謝状なども展示している。大会事務局は「30回の歴史を懐かしんでもらえたら。皆さんと一緒に来年以降の大会をつくっていきたい」と話している。
 時間は午前10時から午後4時。会場には県版新型コロナ安心システムのQRコードを掲示するほか、来場者へ検温やマスク着用の協力を呼び掛けている。
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ゆきさわ産直センター 沼津とリモート販売会 たんぽや干物双方でPR

2020-08-31
沼津市のひものセンターと交流したリモート販売会(ゆきさわ産直センター)
 大館市雪沢の直売施設・ゆきさわ産直センターは30日、静岡県沼津市の海産物を扱う売店と「ご当地特産リモート(遠隔)販売会」を行った。コロナ禍で客足に影響を受けている店を応援しようという初の企画。大館からはエダマメ加工品やみそつけたんぽを、沼津からは干物を、事前に現地に届けオンライン上で商品の魅力を双方の客にPRした。
 沼津市から参加したのは、干物などの海産物を販売する「ジャンボひものセンター」。観光客が多く訪れる施設だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で客足が減っているという。静岡県在住の大館出身女性から現状を聞いた「ゆきさわ産直にこにこ友の会」の鳥潟功幹事長が、ひものセンターの植田京子社長と連絡を取り販売会を実現させた。
 大館側からみそつけたんぽやエダマメのワッフル、山菜のミズたたきを発送。沼津側からはアジやサバの干物などが届き、店頭に並べて販売会がスタート。ウェブ会議ツール「Zoom」を活用して、「みそつけたんぽは大館のソウルフード。きりたんぽ本場の味を楽しんで」とパソコン画面から現地の客に語り掛けた。
 産直センターに設置したモニターには、沼津から「新鮮な魚で旬を閉じ込めて作った干物は身が柔らかくおいしい」とPR。「沼津の皆さん」、「これを買いました」と双方の客が手を振って交流する場面も見られた。分ほど中継し、植田社長は「もっと多くの種類の大館のおいしい食べ物を送ってほしい。これが良き縁になるよう願っている」と話した。
 鳥潟幹事長は「現地に行かなくても店の人と会話しながら産地直送のものを買うことができる。コロナ禍だからこそできることを考え、これからもリモート販売会を開催したい」と話した。
 

市税など「コンビニ収納」 4万9千件、23%が利用 大館市19年度 利便性向上、期限内納付進む

2020-08-31
 大館市が昨年4月に開始した市税などの支払いをコンビニエンスストアでできる「コンビニ納付」の初年度実績がまとまった。コンビニ、郵便局での納付は4万9341件、納付書発行枚数に対する割合は23・1%だった。督促状の発送件数も減少し、市は「利用が順調に伸び、利便性向上や納期限内納付、事務の効率化につながった」と分析している。
 コンビニ納付は2016年度から、上下水道料金、農業集落排水使用料、戸別浄化槽使用料の3種類に導入。年度から▽市県民税▽固定資産税▽軽自動車税▽国民健康保険税▽後期高齢者医療保険料▽保育料▽介護保険料▽児童育成施設使用料―の8種類で開始した。東北6県内のゆうちょ銀行や郵便局窓口では、以上の11種類に、▽墓地管理手数料▽市営住宅使用料▽市営住宅駐車場使用料▽温泉使用料―を加え、15種類が納められるようになった。
 市収納課がまとめた19年度のコンビニ納付件数は、▽固定資産税=1万3636件▽軽自動車税=7867件▽国保税=6860件▽市県民税=4589件―など計4万1061件。ゆうちょ銀行・郵便局での納付は全体で8280件だった。口座振替を除いた納付書発行枚数に対する割合は、コンビニ納付19・3%、ゆうちょ銀行・郵便局納付3・8%だった。
 納期限を過ぎるとコンビニで納付書が使用できないため、期限内納付が進んだとみられる。19年度の督促状の発行件数は固定資産税で前年度比391件減の1万1493件、軽自動車税で前年度比519件減の2935件など。全体で2万7446件を発送し、前年度から約1900件減少し、督促状の印刷代など事務の効率化が図られた。
 収納課によると、本年度もコンビニ納付が増えており、「24時間納められることから、日中仕事で銀行や市役所に行くことができない市民などに利用が広がっている」と分析。今後もコンビニ納付の周知を図るとともに、「新型コロナウイルス感染対策として対面を避ける口座振替も推奨していきたい」と話した。
 市は18年度に住民情報を取り扱う「基幹業務システム」を更新。更新に合わせてコンビニ納付、コンビニ交付の機能を持たせた。マイナンバーカードの所有者を対象に、住民票の写しなどの証明書をコンビニで取得するコンビニ交付は19年3月に開始した。

画面越しに鹿角観光 オンライン体験ツアー 初回は大湯環状列石

2020-08-31
歴史を解説し、鹿角の魅力を中継した(鹿角市の大湯環状列石)
 オンライン会議システムを活用し、鹿角市の魅力を画面越しに体験する観光ツアーが29日、事前申し込みした参加者向けに配信された。大湯環状列石、ストーンサークル館から案内人や学芸員が中継。新型コロナウイルス収束後の来市を見据え、歴史を中心に鹿角の楽しみ方を発信した。
 コロナ禍で観光への影響が長引く中、市は自宅で鹿角を楽しむ有料体験プログラムを企画。画面越しに楽しんでもらおうと、この日に合わせエダマメや勾玉(まがたま)手作りキットなど特産品のセットを希望者宅に届けた。年度内6回企画し、今回が1回目。
 東京都を中心に全国から14人が申し込んだ。昼すぎ、大湯環状列石から中継がスタート。案内人と掛け合いしながら散策し、学芸員が発掘調査から分かったことなどを解説した。花輪ばやしの映像を挟んで勾玉作り体験や、オンライン座談会を行い、魅力を発信した。
 市産業活力課観光交流班は「初回で人に参加してもらえて良かった。一過性ではなく、来訪につなげたい」と話していた。

 

大館市の東光鉄工 釈迦内に組立工場移転 来月完成、10月稼働へ 自動化省力機の受注増へ

2020-08-30
本社敷地内に新設した組立工場と倉庫(東光鉄工提供)
 機械製造・鉄骨加工の東光鉄工(大館市、菅原訪順社長)は、産業機械事業部の組立工場を大館市粕田から釈迦内の本社敷地内に移転する。空調設備と防じん設備を設けたことで、高精度の機械組み立てが可能になり、自動化省力機器の受注増につなげる。投資は2億5000万円で新規雇用は5人の予定。市工場等設置促進条例に基づく指定工場となる見込み。新工場は来月完成、10月の稼働を予定している。
 本社敷地内の従業員駐車場跡地に建設。鉄骨平屋建て(一部2階建て)で延べ床面積は810平方㍍。天井クレーンは4・8㌧を1基増設して2基、2・8㌧2基のほか、空調機器、高速シートシャッター、コンプレッサーなどを配備した。隣接する場所には、部品の一時保管庫として145平方㍍の倉庫(TOKOドーム)も設けた。
 タイヤ試験機や食品、医療関係の包装設備などの設計・製作を手掛ける同事業部。既存の工場は空調設備がなかったが、新工場は温度管理ができるため、高精度の機械組み立てを要する、自動化省力機器の受注増につなげることができる。また、本社敷地内の機械工場から離れた工場に輸送するコストも削減でき、3~4年の間に売り上げ、生産能力ともに2倍増を目指す。
 同社は東光商会から分社化し、1973年に設立。産業機械事業部は、87年に機械事業部から分離しメンテナンス事業部として発足。鉱山関連の設備、部品の補修などを主な業務とし、その後改称した。現在は自動搬送装置、パッケージ製品搬送、専用試験装置など、生産工程における省力化、自動化装置の設計、製作に取り組んでいる。
 同事業部の佐藤拓也事業部長は「プラント機械から自動化省力機器の生産に方向を切り替えている。空調、防じん設備を設けたことで、受注に結び付ける環境が整った。この流れを加速させていきたい」としている。

サンマ初入荷 大館市の大印 前年に輪をかけ不漁 例年より10日遅く 店頭にもお目見え

2020-08-30
大印に入荷したサンマ(大館市釈迦内)
 大館市青果魚類卸売(屋号・大印、土舘守社長)で29日、今季のサンマの入荷が始まった。この日は、北海道根室港などで水揚げされた約40㌔が初入荷。卸値は1㌔当たり2200~3200円で、1匹400円前後。前年に輪を掛けて不漁の年となり、例年よりも高値が付けられている。担当者は「今年は小ぶりで値段は前年並み。残暑を乗り越えたあたりから安定供給できれば」としている。
 同社によると、例年より10日ほど遅く、前年と同時期の初入荷。2㌔13匹入りが20ケース入荷し、市内の飲食店やスーパーなどの店舗にもお目見えした。一部スーパーでは1匹300円ほどで販売されるなど、価格は前年並みだ。
 温かい海水を嫌うというサンマは、地球温暖化により海水温度が上昇すると、陸から遠い場所に群れが分布。鮮度維持の関係で漁場が限られることから水揚げ量が減り、年々小ぶりになっているという。
 水産庁によると、漁期全体のサンマの来遊量は前年を下回ると予測。1歳魚の平均体重は昨年を下回って小ぶり。漁場は8月下旬の大型船出漁直後は沖合に広く分散し、択捉島以北の海域に分散して形成される。北海道東方沖の公海も漁場となる可能性があるという。全国有数の水揚げ量を誇る三陸海域への漁場形成は例年より遅く、10月下旬と見ている。なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、今季は調査海域・地点を縮小したことから情報量が少なく、予報の不確実性が高いという。
 大印の土舘一弘専務は「前年より漁獲量は明らかに低下しているが、値段は前年並みで年々身が細くなっている」とし、「温暖化の影響で、南の魚が北で取れるなど魚の流れが変化し、秋の味覚が(他の魚に)変わってしまわないか危惧している」と話していた。
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花岡事件から75年 日中友好と平和へ願い 大館市で慰霊式 コロナで中国人遺族の参列なく

2020-07-01
慰霊碑前の祭壇に献花し、手を合わせる参列者(十瀬野公園墓地)
 太平洋戦争末期に強制連行された中国人が多数犠牲になった「花岡事件」から75年を迎えた30日、大館市花岡町の十瀬野公園墓地で殉難者慰霊式が行われた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年は県内の関係者ら25人のみが参列。節目に中国人遺族の出席はかなわなかったが、悲劇を後世に語り継ぎ、日中両国の友好を発展させていくことを誓った。
 市主催。式には例年、中国からの慰霊団を含めて200人以上が訪れているが、今年は感染拡大防止のため規模を縮小。国内外の中国人遺族や紅十字会員、中国大使館関係者の受け入れを見送り、県内の関係者を中心に執り行う形とした。遺族の参列は1990年から正式に始まったが、実現しなかったのは今回が初めて。
 式では、中国人殉難烈士慰霊の碑前に設けられた祭壇に、福原淳嗣市長が殉職者名簿を奉納。式辞では「遺族をはじめ、例年参列していた関係者を迎えられず大変残念」と悔しさをにじませた。事件から75年が経過したことに触れ、「世界の恒久平和実現のため、事件を後世に語り継ぎ平和を祈願していくことが、この地に生きる私たち大館市民の重要な使命。これまで築き上げてきた日中両国の友好を、ますます発展させていくと約束する」と語った。
 慰霊の言葉では、市地域おこし協力隊員で中国人の馬鳴(バメイ)さん(44)が、遺族の要望を受けて中国語で「花岡受難者聯(れん)誼会」の追悼文を読み上げた。「歴史の悲劇は繰り返してはならない。戦争に反対し、平和を希求することは中日両国人民の共通の願い。歴史を心に刻み、子々孫々の友好のため、世界の恒久平和のため、たゆまず努力する」と述べた。
 小畑淳市議会議長の献水の後、県や市の代表者、地元住民ら参列者が順に献花した。
 【花岡事件】1944(昭和19)年から45年にかけ、大館市花岡の旧鹿島組花岡出張所に986人の中国人が強制連行され、河川改修工事などに従事。同年6月30日(7月1日との説もある)、飢えや暴行に耐えかねて一斉蜂起したが鎮圧された。強制労働や拷問などで中国人400人以上が亡くなったとされる。

プレミアム商品券・飲食券 購入受け付け始まる 鹿角市 発行総額は約6億円

2020-07-01
プレミアム付き商品券・飲食券の見本
 かづの商工会(柳澤隆次会長)は、鹿角市から委託を受け、先月28日から発行するプレミアム付き商品券・飲食券の申し込み受け付けを開始した。市広報7月号と合わせ、購入申込書が付いた折り込みチラシを市内全戸に配布中で、申し込み締め切りは15日。児玉一市長は「市内で大いに買って、食べて、事業者を応援していただきたい」と呼び掛けている。
 商品券・飲食券は、新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少している飲食店や小売りサービス業等における消費を促進し、市内経済の早期回復を図る目的で発行。
 飲食店以外で使える「買エール(かえーる)商品券」と、飲食店専用の「食エール(くえーる)飲食券」がある。
 商品券は1万円で額面総額1万2000円分(1000円12枚つづりの1セット)が購入できる。購入限度は1人10セット。発行総数は3万セット。
 飲食券は1万円で額面総額1万3000円分(1000円13枚つづりの1セット)が購入できる。購入限度は1人20セット。発行総数は1万8000セット。
 購入対象は市民のほか、市内に勤務している人。購入申込書(はがき)に記入の上、①63円分の切手を貼って投函(とうかん)②ファクスで商工会へ送信(FAX0186・23・2698)③申込ボックスに投函―で申し込む。
 申込書は市広報7月号と一緒に全戸に配布。1枚で家族3人分の申し込みができる。4人以上の場合は別の申込書に記入して申し込む。申込書と申込ボックスの設置場所は市役所市民談話室、各支所、商工会本所。
 発行予定数に達した場合は抽選を行った上で、購入引換券を郵送する。販売は8月2日まで市役所と十和田市民センター、8月3日から商工会で行う予定。使用期間は8月1日から来年1月31日までの半年間。
 取扱加盟店は随時募集するが、チラシ等への店舗掲載のため今月15日までの申し込みを呼び掛けている。加盟登録料、換金手数料は無料。
 問い合わせはかづの商工会(電話0186・22・0050)。

観光施設の入館など無料 北秋田市 きょうから8月31日まで 宿泊者半額応援も

2020-07-01
 北秋田市は1日から、「市が誇る観光文化施設無料招待事業」を開始する。新型コロナウイルス感染症に伴う緊急経済対策の一環で、入館料や利用料が無料となるもの。市内の宿泊施設に半額で泊まることができる「宿泊者半額応援事業」も併せて行うことから、市内外からの来訪を呼び掛けている。
 入館料や利用料が無料となるのは▽太平湖遊覧船▽森吉山阿仁スキー場ゴンドラ▽くまくま園▽伝承館・異人館▽マタギ資料館▽大太鼓の館―の各施設。実施期間は1日から8月31日まで。このほか、「伊勢堂岱遺跡縄文館」と「浜辺の歌音楽館」は通年、無料としている。
 また、「秋田県民」を対象とした「市宿泊者半額応援事業」は、市内の宿泊施設に「半額」で宿泊できるもので、無料招待事業と同じく1日から8月31日の期間で実施する。県プレミアム宿泊券と併用も可能。市内の宿泊施設に宿泊しアンケートに答えた県民には、比内地鶏関連商品をプレゼントする「泊まってもらおう!地場産品消費応援事業」も行われる。
 各事業の詳細は市のホームページ(https://www.city.kitaakita.akita.jp/)に掲載している。問い合わせは市産業部新型コロナウイルス感染症緊急経済対策室(電話0186・84・8567)。
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空港3便化 定着へ利用促進策推進 コロナで厳しさ予想も 北秋田市6月議会・一般質問

2020-06-17
一般質問が行われた北秋田市の6月定例議会本会議(市役所)
 北秋田市の6月定例議会は16日、前日に引き続き本会議を開き、5議員が一般質問を行った。大館能代空港の東京3便化について「市の利用促進策」を聞かれた津谷永光市長は、新型コロナウイルスの影響などから「大変シビアな試みになる」との見方を示しながらも「国内旅行客等をターゲットとした利用促進策等を対応したい」などと述べた。
 登壇したのは、質問順に長崎克彦議員(無会派)、杉渕一弘議員(新創会)、虻川敬議員(同)、山田博康議員(無会派)、福岡由巳議員(同)。
 空港3便化への対応では「増便は大変喜ばしい反面、新型コロナウイルス感染症の影響により渡航制限や県境をまたぐ移動の自粛などで減便を余儀なくされているのが現状。10月25日からのおよそ2年半で、一定の成果を出さなければならず、大変シビアな試みになってくる」とした。
 その上で「国内旅行客をターゲットとした需要喚起」を進めていく考えを表明。「市では冬の閑散期となる12月から3月までの利用者に片道2500円を助成してきた」ことを紹介しながら、「市民への運賃助成の期間延長や助成金額の拡大、市内の宿泊につなげるための旅行商品造成支援助成金の拡充など、利用促進協議会の圏域で取り組む促進策と合わせ、3便化の定着に向けて取り組む」と述べた。
 また「3便化により、これまで以上に使いやすい空港になる」として、「開港した当時のように、いま一度、市民および圏域住民とともに、利用促進に向けた機運を高めていきたい」との考えも明らかにした。
 「平成の大合併」後の、それぞれの地域の中心市街地の変化について質問された市長は「ここ数年で老舗店舗も含め、多くの店が閉店しており、大変憂慮している」と答弁。一方で「市全域に拡大した空き店舗対策をはじめ、イベントの開催、プレミアム商品券事業などを展開した結果、ここ最近は若い人たちが空き店舗を活用して開業する動きも出ている」ことも紹介し、「今後も良い流れが続いてほしいと期待している」と述べた。

北鹿の中学校など 後輩の競技力向上を コロナで首都圏行けず 大学生が母校で指導

2020-06-17
生徒の練習をサポートする畠山さん(北陽中)
 新型コロナウイルス対策による大学の休校長期化を受け、学生たちが母校で部活動に取り組む生徒をサポートする活動が北鹿地方で広がっている。練習試合の相手やトレーニング指導など、地区総体に向けて懸命に練習する後輩を支えようと取り組んでいる。
 このうち、大館市の北陽中学校(伊多波卓美校長)では、卒業生の畠山拡さん(18)が所属していた水泳部で後輩を指導している。今春から、千葉工業大学に入学する予定だったが、新型ウイルスの影響で入学式が中止に。寮にも入れないため、千葉へは行かず、実家でオンライン授業や課題を行っている。
 空いた時間にボランティア活動で、同校グラウンドのライン引きを手伝った際、「後輩たちのために何かできることはないか」と部の指導を提案。学校側も快諾し、先月中旬から後輩のサポートを始めた。
 畠山さんは生徒にスタートやターン、タッチのコツなど技術を教え、一人一人のレベルに合わせて指導。「速く泳ぐという気持ちを持ってもらえるよう教えている。自分の経験、技術を伝え、大会で少しでも結果に出てくれたら」と話した。
 伊多波校長は「畠山さんが来てくれてから生徒たちのやる気が上がっている。顧問の手伝いもしてくれるため、本当にありがたい。古里を大切に思う子どもたちが増えてきたことを誇りに思う」と述べた。

大館能代空港3便化 「交流人口拡大に期待」 福原市長答弁 大館市6月議会・一般質問

2020-06-16
一般質問が行われた本会議(大館市役所)
 大館市の6月定例議会は15日、本会議を再開し、5議員が一般質問を行った。大館能代空港の東京3便化について福原淳嗣市長は「往来の円滑化や西日本からの乗り継ぎ可能便数増大につながり、交流人口拡大や産業振興に期待している」とした上で、「新型コロナウイルス感染症の収束後を見据え、航空会社やJRなどと連携を強化しながら旅行商品造成への支援や地元利用拡大に取り組みたい」との考えを示した。
 登壇したのは佐々木公司議員(令和会)、斉藤則幸議員(公明党)、阿部文男議員(令和会)、栁館晃議員(同)、笹島愛子議員(共産党)。
 東京3便化は国土交通省の「羽田発着枠政策コンテスト」に応募し、地方路線維持・充実に向けた提案が優れているとして配分され、10月25日開始の冬ダイヤから2年半にわたり1往復増便となる。
 市長は「新型ウイルスの影響で現在も多くの便が運休を余儀なくされている中、圏域に大きな希望をもたらした」と強調。「北東北3県の周遊拠点空港として3便化効果を最大限発揮させながら利用者の誘客を図り、圏域の発展に努める」と述べた。
 新型ウイルスの経済対策として、飲食店のテークアウトを支援する「新技術・新商品開発支援事業」拡充や、タクシーで料理を宅配する「食タクシー事業」の開始を報告したほか、「国の持続化給付金や県の感染症拡大防止協力金の対象とならない事業者を支援する『事業継続応援金』と、県のプレミアム宿泊券や国の『Go To トラベルキャンペーン』の波及効果を誘引するための『泊まってとくとく宿泊事業』を実施したい」との考えを示した。
 高校生の就職活動が1カ月遅れることへの対応では「予定通り7月下旬に求人求職情報交換会を開催できるようハローワークと連携する」と答弁。ホテルクラウンパレス秋北の長期休業で従業員が解雇通告を受けたことについては「18日にハローワークとの合同説明会を予定しており、保険手続きや支援事業について情報提供するほか、早期の再就職を支援する」と述べた。

六つの支援策検討 津谷市長答弁 緊急経済対策の第2弾で 北秋田市6月議会・一般質問

2020-06-16
一般質問が行われた北秋田市の6月定例議会本会議(市役所)
 北秋田市の6月定例議会は15日、本会議を再開し、5議員が一般質問を行った。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う市独自の緊急経済対策について「第2弾はあるのか」との質問があり、津谷永光市長は「事業継続給付金の拡充やスーパープレミアム付き応援チケットの販売など、六つの支援策を検討している」と説明。本年度の敬老式については「中止」することを明らかにした。
 登壇したのは、質問順に三浦倫美議員(共産党)、板垣淳議員(同)、中嶋洋子議員(みらい)、久留嶋範子議員(共産党)、佐藤光子議員(みらい)。
 新型コロナウイルスに対応した緊急経済対策では、議員が「提出された補正予算案には、市独自の第2弾の対策はなかった。いつ、どのような形の支援策を予定しているのか」などと質問。市長は「第2弾として六つの支援策を検討している」として、事業継続給付金を拡充して対象業種を増やすことや、宿泊料の半額を助成する宿泊者半額応援事業、「今までにないプレミアム率」のスーパープレミアム付き応援チケットの販売などを挙げた。
 敬老式については「高齢者が感染すると重症化する傾向にあること、式典および祝宴が『三つの密』を伴うもの」であるとして「参加者の安全を確保することは困難」と判断し「中止する」ことを明らかにした。「米寿、白寿を迎えられる皆さまには、例年通りお祝いの品を贈る」とした。
 一方で「参加率が年々低下傾向にある」として「敬老式の内容と運営の在り方について、婦人会などとの協議をしていく」との考えも示した。
 鷹巣中央小学校と鷹巣南小学校との統合に伴う校名が決定していないことに、佐藤昭洋教育長は「残念でならない」との見解を表明。統合準備委員会で協議した▽おさるべ小学校▽清鷹(せいよう)小学校▽鷹巣中央南小学校―の3案で再度、投票を行い決定すると説明した。ただ、質問に立った議員からは投票の手法などについて、疑問の声も上がった。
 合川公民館の解体および新築スケジュールが変更されたことに、佐藤教育長は「地域住民の皆さまに、解体工事に遅れが生じていることを深くおわびする」と陳謝。「地域の活性化を図る上で重要な事業。スケジュールを組み直して示すとともに、改めて住民説明会を開催する」と説明し理解を求めた。

来春高卒就職 求人は41社102人 鹿角若年者雇用安定会議 前年同期を上回る

2020-06-16
地元就職促進で要請書を提出した若年者雇用安定会議(市役所)
 鹿角地域若年者雇用安定会議が15日、鹿角市役所で開かれた。高校生の地元就職促進へ向け、行政・高校側から経済団体に早期求人を、経済団体などから高校側に地元企業の情報提供を、それぞれ求める要請書を提出した。今月10日現在の求人は41社、102人で前年同期を7社、6人上回っている。
 高校、県・市・町、経済団体の代表が出席し、地元就職へ向けた要請を行うとともに、意見を交換する機会とするため、昨年初めて開いた。
 市・町・振興局、ハローワーク、高校が連名で商工会、鹿角工業振興会、小坂町産業振興会、鹿角建設業協会に提出した要請書は、正社員の採用枠拡大と、夏休み前に求人の提出を行うよう求めた。高校側に対する経済団体と行政連名の要請書は、生徒と保護者に対して地元企業の情報提供と魅力を助言するよう要望している。
 ハローワーク鹿角の佐野一彦所長が鹿角地域の雇用情勢と来年3月卒業予定者の求職動向について説明した。高卒予定者の求人受け付けは1日から始まっており、生徒への求人公開は7月1日。コロナの影響で、学校からの推薦開始と選考開始は1カ月延期され、推薦は10月5日から、選考は同16日からとなっている。
 求人について「観光、サービス業の求人数が抑え気味」と佐野所長は説明。239社を対象に実施した採用意向調査は、5月末で126社から回答があり、採用見込みは64社、156人。前年同期を下回っている。「予定なし」という会社が56社あり、3社増えた。
 管内の来春高校卒業予定者242人のうち、就職を希望しているのは85人。公務員12人、県内42人、県外31人となっている。
 要請書を受け取った経済団体の代表からは、「一人でも多く採用できるよう、早期求人を働きかけていく」、高校側からは「地元企業の魅力を生徒、保護者に説明していく」との発言があった。
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