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大館神明社祭典 開幕 「雨祭り」囃子響く 山車、みこし華やかに運行

2018-09-11
雨の中、大館囃子を響かせて運行する曳山車(大館市大町)
 大館市の大館神明社祭典が10日、開幕した。初日の宵宮は豪華絢爛(けんらん)な曳山車(ひきやま)14講が優雅な大館囃子(ばやし)を奏で、子供みこし8講もにぎやかに市街地を巡行。「雨祭り」の異名通りあいにくの雨天となったものの、囃子方や踊り手、曳き手が一体となって街を盛り上げ、「イヤサカサッサー」と威勢の良い掛け声を響かせた。11日まで。
 五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全、商売繁盛などを祈願し、400年以上続くとされる。雨が降ることが多いのが特徴的で、この日も朝から強い雨が降り続いた。
 午前11時に、神明社での神事「余興奉納奉告祭」で開幕。引き続き、安全運行等を祈願する「山車・子供みこし清祓(きよはらい)式」が行われる馬喰町に向かって、昼前後から各町内の曳山車が運行を始めた。囃子を奏でる山車が次々と繰り出し、軽やかに舞う踊り手が花を添えた。「ワッショイワッショイ」という若衆の掛け声も響き渡り、街は祭りムード一色となった。
 夜は山車合同運行が御成町2丁目―新町交差点間で行われた。長倉交差点付近の坂を重さ1㌧以上の山車が一気に駆け上がる「田乃坂越え」では、各講が独自のパフォーマンスを披露して士気を高めた。綱を引く曳き手たちは気合を入れて難所を登り切り、勢いそのままに各所で演奏合戦を繰り広げ、会場を盛り上げた。
 本祭の11日はおおまちハチ公通りで曲げわっぱ太鼓演奏(午後0時20分)、山車見世(同1時30分)が行われる。夜の目玉行事、駅前大館囃子共演(同6時・JR大館駅前)、祭典祝い水(同6時45分・大町)でフィナーレを飾る。

 

縄文に学び未来に活かす 縄文シティサミット 8市の首長が討論

2018-09-11
北鹿地域も参加した縄文シティサミットの首長討論(コムコム)
 縄文時代の遺跡を有する全国各地の自治体が遺跡を活用した地域振興の在り方について話し合う「縄文シティサミットinきたあきた」が9日、北秋田市民ふれあいプラザコムコムで開かれた。北鹿地域からは大館、鹿角、北秋田の3市が参加。首長らが討論を行い遺跡や歴史を生かした地域づくりの在り方を探った。
 縄文遺跡を有する全国各地の自治体でつくる縄文都市連絡協議会(会長・小野寺晃彦青森市長)に加盟する青森、大館、鹿角、東松島、福島、塩尻、小矢部、北秋田の8市が参加した。
 北秋田市の縄文遺跡「伊勢堂岱遺跡」に発見当時から携わっている考古学者の小林達雄さん(国学院大学名誉教授」と秋田県出身の現代アーティスト鴻池朋子さんによる記念対談に続いて、8市の首長や教育長らが「遺跡を守り、活用する」をテーマに討論した。
 大館市の高橋善之教育長は、天然アスファルトが使用された土偶が出土した塚ノ下遺跡や、歴史を生かしたまちづくりに市を挙げて取り組んでいることなどを紹介した。鹿角市の児玉一市長は、国特別史跡「大湯環状列石」について、伊勢堂岱遺跡を含めた北海道北東北の縄文遺跡群で目指している世界文化遺産登録に「全力で取り組んでいく」と述べた。
 北秋田市の津谷永光市長は、伊勢堂岱遺跡が発見、保存に至った経緯や遺跡を中心にして行われているイベント、児童生徒による遺跡ぼガイドボランティアなどを紹介しながら「地域の宝となっている伊勢堂岱遺跡を後世に残しながら、地域のために活用していきたい」と訴えた。
 討論などを踏まえて共同宣言を取りまとめ、参加自治体の首長の連名で採択。開催地の津谷市長が代表して▽縄文人のこころとかたちを学び、縄文遺跡を都市の未来に活かす▽縄文遺跡を守り、まちづくりに活用する▽縄文都市間の連携をさらに深め、縄文文化の魅力と歴史的意義を世界に向けて発信する―の3つを実践することを宣言した。

 

鹿角市9月議会一般質問 出産集約後の体制 厚生病院 産婦人科は週4日

2018-09-11
出産集約問題などについて対応をただした9月議会の一般質問(市役所)
 鹿角市の9月定例議会は10日、本会議を再開し、5議員が一般質問を行った。かづの厚生病院の出産取り扱い機能が10月1日に大館市立総合病院へ集約されることをめぐって、議員が大学と市立病院との協議状況についてただしたのに対し、児玉一市長は集約後の医師派遣や、かづの厚生病院での診療体制の具体的な見通しを示した。
 金澤大輔(鹿真会・公明)、成田哲男(清風会)、倉岡誠(誠心会)、安保誠一郎(無会派)、黒澤一夫(鹿真会・公明)の5氏が質問。出産の集約問題は成田議員が取り上げた。
 大学と大館市立病院との協議状況について児玉市長は「県を通じて確認したところ、大館市立病院の常勤産婦人科医は現在、弘前大から4人派遣されているが、集約に伴う分娩取り扱い数の増加に対応するため、秋田大から新たに常勤医1人が派遣されることになる、とのことだった」と説明。
 また、かづの厚生病院の妊婦健診、婦人科検診、婦人科の外来診療については「大館市立病院、秋田大、岩手医科大から非常勤医が派遣され、当面週4日体制で行う予定とうかがっている」とし、集約に伴い、現在の週5日から週4日体制となる見通しを示した。
 このほか、市民から要望があった助産師が同乗する「妊婦救急車」について豊田憲雄健康福祉部長は「検討したが、体制を整備するのが難しい」と導入を見送る考えを示した。

 

遺跡の価値を体感 北秋田市で縄文まつり 土偶作りに火おこしも

2018-09-09
土器作りを体験する子どもたち(縄文館の広場)
 第18回北秋田市縄文まつりが8日、国指定史跡「伊勢堂岱遺跡」のガイダンス施設「伊勢堂岱縄文館」で開かれた。地域住民らが土偶や土器の製作、火おこしなどを通じて遺跡をつくった縄文人の生活を体験。世界遺産登録を目指す遺跡の価値を確認した。
 伊勢堂岱遺跡の保存や利活用に取り組む市民グループなどでつくる実行委員会(佐藤善壽委員長)の主催。縄文時代と遺跡の魅力を広く知ってもらおうと体験型の催しを中心にしたイベントを行っている。
 縄文館周辺の広場には土器や土偶、勾玉(まがたま)の製作、縄文料理作り、火おこしなどを体験できる縄文青空教室が開設され、子どもたちは縄文人の気分になって熱心に取り組んでいた。
 土偶の製作体験では、多くの市民が伊勢堂岱遺跡のシンボルとなっている板状土偶や、市内の白坂遺跡から出土した「笑う岩偶」などをモチーフにオリジナルの土偶作りに挑戦した。
 遺跡近くの川にも遡上(そじょう)することから「縄文人も食べたのでは」とされるサケと、地元産の野菜を使った縄文大鍋が限定100食で振る舞われ、多くの人が舌鼓を打っていた。
 地元の児童生徒でつくるジュニアボランティアガイドによる遺跡の案内も行われ、訪れた人たちに世界遺産登録に向けた地域の盛り上がりを感じさせていた。

無事祈る「権現舞」 小坂町の出羽神社例大祭 舞手を若手が継承

2018-09-09
新たな舞手によって奉納された「出羽神社権現舞」(出羽神社)
 小坂町の町指定無形民俗文化財「出羽神社権現舞」が8日、上小坂にある出羽神社の秋の例大祭で奉納された。今年は舞手を若者に交代。先輩から受け継いだ若者が地域の平穏無事や無病息災、五穀豊穣(ほうじょう)を祈りながら、地域住民らの前でしっかりと舞って大役を果たした。
同神社はかつて「新山堂」と呼ばれ、本尊は木造の権現様であったといわれている。
 権現舞は春と秋の例祭に上、中、下小坂地区の有志が輪番制で奉納していたが、1965年ごろに中断。2002年に氏子有志が保存会(工藤保会長)を結成し、03年に獅子頭を新調したほか、神具、衣装、楽器などをそろえ、05年に復活させた。舞の種類は「お国入り」「四方固め」「もたろう」「米汲み」の4種類。
 今年はこれまで担当していた舞手が参加できないことから、新たな舞手として上小坂の杉原圭悟さん(23)に白羽の矢が立った。権現舞の復活後、4代目の舞手となった杉原さんは、保存会員の熱のこもった指導を受け、この日の例大祭を迎えた。
 多くの地域住民らが見守る中、杉原さんはかねや笛、小太鼓などによる軽快なはやしに合わせ、習得したばかりの「四方固め」を繰り広げた。りんとした表情で無事にやり遂げた杉原さんに、住民たちから大きな拍手が送られていた。
 「地元のために」との思いで大役を引き受けた杉原さんは「練習通りできた」とほっとした表情。「地域に伝わる貴重な伝統なので大事に引き継いでいきたい」と話した。
 保存会の工藤義幸事務局長は「出来は100点満点。こうして若者が引き継いでくれてうれしい」と笑顔だった。
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灯籠流し先祖送る 大館 ひない盆まつり

2018-08-20
灯籠を持ち河川敷に集まる住民(大館市比内町扇田)
 大館北秋商工会青年部(吉原考政部長)主催の「ひない盆まつり」が18日、大館市比内町扇田地区で行われた。米代川河川緑地では、地域住民が先祖を思いながら灯籠を川に流した。
 先祖供養のために灯籠を流す送り盆行事。一時期途絶えていたが、同会青年部が2003年に復活させ今年で16回目を迎えた。今年は約200個の灯籠を準備した。
 午後6時半ごろ、灯籠を手にした多くの地域住民が集まった。読経とかね、太鼓の音が響く中、地域住民から手渡された灯籠を実行委が次々と米代川へ流した。住民らは水面を照らしながらゆらゆらと流れていく灯籠に思いをはせながら静かに見送っていた。
 灯籠流し終了後には花火が打ち上げられ、夏の夜空を彩った。

集う場所や交流がある街 勉強会で「目指す大館市像」 支え合う仕組みづくりへ

2018-08-19
「支え合い体験ゲーム」などを行った第2回勉強会(上川沿公民館)
 大館市で、高齢者らの生活を地域で支え合う仕組みづくりに向け、市全域のニーズや課題をまとめる組織・第1層協議体が今秋にも発足する。本年度市社会福祉協議会(宮原文彌会長)が中心となり、町内や福祉、介護関係者らが勉強会を2回開催。「目指す大館市像」を固め、最も声が多かった「集う場所や交流がある街」に向けて、必要な協議体構成員を選出した。社福協は「住民目線で組織化を図り、住民主体の仕組みをつくっていきたい」と話す。
 介護保険制度に組み込まれた「生活支援体制整備事業」。高齢化が進み、介護人材が不足する中、国は住民の生活を地域全体で支援する仕組みづくりが必要とし、各自治体に生活圏域単位と市全域の協議体設置を求めている。
 大館市は昨年度、推進役となる生活支援コーディネーター6人を配置し、生活圏域(第2層)ごとに住民を交えた協議体を設置。本年度は社福協に委託し、市全域(第1層)のコーディネーター1人を配置し、組織化を図る。
 協議体設置に向け、社福協は6月と今月の2回、上川沿公民館で勉強会を開催。第2層協議体構成員や町内会、介護、福祉施設、NPO法人関係者ら約70人が制度を学び、「目指す大館市像」を話し合った。第1層生活支援コーディネーターの戸澤真澄さんは「支え合いは住民主体で行うため、組織化まで『見える化』を図り、住民目線で事業を進めたい」と狙いを話す。
 目指す大館市像で挙がったのが、「集まる場所があり、交流、コミュニケーションがある」。「近所や町内の交流がある」「子ども、若者がいる・住みやすい」が続いた。「居場所」や「交流」をキーワードに協議体構成員も選び、町内会、民生委員、福祉員のほか、PTAなど子ども関係、農林関係、女性消防団などが出され、戸澤さんは「地域資源を有効に使おうという方向性が見えた」と振り返る。
 今後は社福協や市などで人選を進め、10月ごろに予定する第3回勉強会で構成員を委嘱し、協議体を立ち上げる。第1層協議体は、第2層内で解決できない地域課題に対応し、必要な場合は市へ要望していく。社福協は「市中心部と郊外では抱える課題が違う。第1、2層協議体が連携しながら、サロンや除雪、買い物支援など市民の要望に沿った支え合いができる仕組みをつくっていく」と話した。

平成最後、継承へ決意 鹿角 花輪ばやしきょう開幕

2018-08-19
戸澤会長㊧から佐藤会長へ授与されたキバちょうちん(あんとらあ)
 鹿角市の伝統行事「花輪ばやし」の開幕を前に18日、幸稲荷神社からの御神体が安置されている谷地田町の御旅所で祭典祈願祭が行われた。終了後の直会では戸澤正英・花輪ばやし祭典委員会会長が佐藤圭太・若者頭協議会(若協)会長へ恒例のキバ(騎馬)ちょうちんを授与。参加した関係者が、平成最後となる花輪ばやしの安全や盛況、祭りの末永い継承に向けて決意を新たにした。
 花輪ばやしは、地元で「産土神さん」と呼び親しまれている総鎮守・幸稲荷神社の祭典で奉納される祭りばやし。祭典は16日の「神輿渡御」から始まり、後半の2日間が「花輪ばやし」として華やかなにぎわいを見せる。
 祈願祭には、祭典委や若協の役員ら関係者約80人が浴衣姿で参列。戸澤会長らが玉串を奉てんし、祭典の無事を祈った。
 直会は道の駅かづの・あんとらあに移動して開催。騎馬ちょうちん授与は、祭典委会長から若協会長にパレードの全権を委任する意味を込めた恒例の行事。今年は、昭和最後の若協会長だった戸澤会長から平成最後の若協会長の佐藤会長へと手渡された。佐藤会長はちょうちんを掲げ「確かに受け取りました」と祭りへの意気込みを示した。
 花輪ばやしは昭和の時代に県重要無形民俗文化財に指定され、平成に入って国重要無形民俗文化財に指定、ユネスコ無形文化遺産にも登録された。
 戸澤会長は「地元の祭りが日本を飛び越えた世界の祭りに発展しつつある。その足掛かりになったのが平成の時代。次の新しい元号の時は世界に相当アピールする祭りに変遷していく時代になると思う」と花輪ばやし継承への熱い思いを話した。

村内外の伝統芸能競演 かみこあにプロジェクト 八木沢の棚田舞台で

2018-08-19
勇壮な武士舞などが演じられた八木沢番楽(八木沢)
 上小阿仁村八木沢集落で18日、伝統芸能競演イベントが開かれた。棚田に設けられた舞台で地元の八木沢で継承されてきた番楽などが披露され、来場者や地域住民が先人から受け継がれてきた伝統文化を堪能した。
 村の2集落を会場に開催されている現代アートイベント「かみこあにプロジェクト2018」関連の催し。村内の八木沢番楽、大林獅子踊り、小沢田駒踊り、上小阿仁和太鼓、ゲストの代野番楽(大館市)、飾山囃子(おやまばやし)(仙北市)の6団体が出演した。
 オープニングを務めた八木沢番楽は、国の重要無形民俗文化財に指定されている「根子番楽」を継承する北秋田阿仁根子から移り住んだ人たちが伝えたとされ、根子番楽と同様に勇壮な武士舞が見どころ。保存会メンバーのほか番楽の継承に取り組んでいる村の中学生らが、雄大な自然を背景にした棚田舞台で勇壮な舞を披露した。
 かみこあにプロジェクトは八木沢集落と旧沖田面小校舎を会場に9月30日まで開催。期間中はウオーキングしながら作品を鑑賞する「健康ウオーキング×アート」などの関連イベントが行われる予定。問い合わせは村役場内の実行委員会(電話0186・77・2221)。

気仙沼訪問プロジェクト 大館の有志11人 「復興支援と学ぶ機会」

2018-08-18
 東日本大震災の復興支援や相互交流を目的に、大館市民有志が「気仙沼出前交流プロジェクト実行委員会」を立ち上げた。12月初旬に宮城県気仙沼市の訪問を予定。浅利博樹委員長(県北NPO支援センター事務局長)は「訪問でこれまでできた縁を大切に。復興が続く中で支援に限らず、訪問する大館市民が災害や絆を学ぶ機会としたい」と話している。
 大館市は「ふるさと元気づくりパワーアップ事業」として、震災翌年の2012年度から17年度まで6年間、気仙沼市を訪問してきた。文科省の補助事業終了と「復興支援という意味では一区切りの時期」として本年度は予定していない。
 過去に被災地を訪問した子育て支援団体や音楽療法士ら11人が「行政の訪問が終わっても個々として関わりを続けたい」と5月、実行委を発足。伝統芸能や料理を通した相互交流、大館の参加者が津波被害を学ぶ機会にする目的で、12月に1泊2日の訪問を計画。気仙沼の災害公営住宅近くの公共施設などでの開催を予定している。
 このほど国立青少年教育振興機構の「子どもゆめ基金助成活動」採択を受けた。事業助成は単年度で、助成金は当初予算の半分ほどという。中高生らの参加も募り実行委を含め20人ほどの訪問を予定しているが、宿泊費や食事代などの個人負担も発生する見込み。
 浅利委員長は「次年度以降も活動を継続したいが、毎年補助金頼みというわけにはいかない。訪問を通して資金繰り、内容等を検討していく。合わせて同様に活動する民間団体などにも声を掛けたい」としている。
 実行委は個人や団体の資金協力、訪問先で調理するだまこ鍋の食材提供など協力を呼び掛けている。問い合わせは事務局の河田美智子さん(☎080・1800・3349)。
 
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増加する観光客 受け入れ態勢の充実を 大館商議所が市などと情報交換

2018-07-25
観光振興の取り組みや課題などを話し合った情報交換会(北秋くらぶ)
 大館商工会議所観光・環境サービス部会(石川博司部会長)は24日、大館市の北秋くらぶで市内観光関係機関との情報交換会を開いた。秋田犬人気の高まりで外国人旅行者を含む観光客が増加傾向にある中、さらなる誘客戦略とともに受け入れ態勢の充実を図る必要性を確認し合った。
 情報を共有して効果的な観光振興につなげようと昨年に続いて企画。市観光課、観光協会、北鹿4市町村の観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズムの関係者と部会役員合わせて17人が参加した。
 石川部会長は「東京五輪まであと2年。機運が盛り上がるとともに観光客も増えている。本県にどう取り込むか、ぜひ意見を聞かせてもらいたい」などとあいさつした。
 市は、広域観光の3D(函館・大館・角館)連携で周遊ルートを造成したり、インターネット上で高い発信力を持つ「インフルエンサー」を台湾から招いたりして誘客を図る。平安時代の豪族・奥州藤原氏の縁で横手市や美郷町、岩手県平泉町との連携も本格化させており、「新たな連携先の開拓を視野に入れて地域経済の活性化につなげたい」と説明した。
 秋田犬ツーリズムは「増加する個人旅行客に対応した情報発信や受け入れ態勢を強化する必要がある」として、新たなPR動画を秋ごろに公開する計画を紹介。宿泊、飲食、交通などの観光事業者を対象に「やさしい日本語」で外国人客をもてなす研修会の取り組みなども挙げながら「地域の回遊性を高め、外貨を稼ぐ仕組みをつくりたい」とした。
 部会は観光消費の取り込みに向け、電子マネー・スマートフォン決済システムの導入説明会を9月に開くことなどを紹介した。
今後の課題として出席者から「景色や伝統工芸なども観光資源として掘り起こし、サービスを売る動きも必要だ」「市が建設している観光交流拠点・ハチ公の駅(仮称)に何度も足を運んでもらうよう工夫しなければならない」「四季折々の行事に合わせて体験型ツアーを誘致してはどうか」「部会員400社のビジネスチャンスにつながる情報提供を」などの意見が出された。

森の復活目指し植樹 DOWAグループ 小坂町民ら多種類の5千本

2018-07-25
この日が誕生日だというハピネッツの中山選手と植樹する小学生(尾樽部地内)
 DOWAグループが主催する第11回DOWAの森「小坂・ふるさとの森づくり植樹祭」が24日、小坂町小坂鉱山尾樽部の所有地であった。町民や同グループ会社の社員を中心とする約510人が集まり、その土地本来の植生の復活を願いながら、約5300本の苗木を植え込んだ。
 町内の小中高生や各種団体、グループ会社の社員のほか、鹿角市と大館市の小学生、男子プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」で1部昇格を決めた秋田ノーザンハピネッツの選手8人も参加した。
 参加者は「誓いの記念碑」南側の約0・15㌶の土地に、強い森が形成されるという多種類の樹種を混ぜて植える「混植・密植」の植樹法を今回も実践。穴を掘り、ミズナラやヤチダモ、トチノキ、ヤマモミジなど広葉樹15種類の苗木の上に土をかぶせた。
 小学生たちはハピネッツの選手たちに「昇格おめでとう」などと祝福し、和気あいあいと作業。十和田小の宮川愛美さん(12)はハピネッツの選手と交流ができ、「秋田のためにいろいろなことをしてくれてすごい」と笑顔を浮かべていた。
 植樹は「自然植生の回復」と「豊かな森林の育成」を目指し、2005年から町内の鉱山跡地や事業用地で実施。町民らが参加した「植樹祭」は07年から行い、5・41㌶に約18万本を植樹している。

どうする議会報告会 北秋田市 参加者減、関心高める方法は

2018-07-25
議会報告会の開催方法を話し合った全員協(北秋田市役所)
 北秋田市議会が毎年開催している「議会報告会」の在り方を見直そうと全員協議会が24日、市役所で開かれた。初の試みとして参加者を対象にしたアンケートを実施予定。10月中旬以降に開催する見込みで、より多くの市民に関心を持ってもらえる開催方法を引き続き検討する。
 議会報告会は議会基本条例に基づき、市民の意見を聞く目的で2014年度から年1回開かれている。本年度で5回目。今春の改選を機に、在り方を見直そうと6月に議会運営委員会(小笠原寿委員長)が開催案を協議していた。
 全員協で小笠原委員長が協議結果を報告。市町村合併前の旧4町ごとに同日開催する見込み。開催時期は「10月中旬以降の休日」を予定し、参加してもらいやすい時間帯として「午前10時開会」とする案を示した。市民との意見交換に、これまで以上に時間を確保する方針。
 初実施のアンケートは市議会や報告会に対する評価を問う内容。自由記述を含め10問程度用意する。報告会で市民から出された意見や、アンケート結果を集約し市当局に伝えるという。
 議員20人は1班5人の4班態勢で各会場の運営を受け持つことになる。議員は「市民の声を聞くために(各会場につき)2度に増やそう」「地域に関係する話題も出るという視点で班編成し、全体会と地区ごとの会という2部構成にしてはどうか」と提案した。
 過去の議会報告会に参加した市民の数は年々減少している。議会事務局によると、初年度の4会場106人をピークに昨年度は57人にとどまった。これ以上減少が続けば、市民の「政治離れ」が進みかねない状況で、黒澤芳彦議長は「多くの市民に来てもらい、声を拾い上げたい」と議会改革を推し進めたい考え。
 他の議員も「意見交換する議員が1班5人で足りるのか」「開催日程を早く決め、告知した方が良い」と述べた。市議会は今後、議会運営委で日程などを最終決定する予定。

北あきたバター餅の日 制定記念イベント 創作料理を試食

2018-07-24
北鷹高生が創作したバター餅料理を試食する園児たち(コムコム)
 北秋田市が制定した「北あきたバター餅の日」に合わせ、記念イベントが23日、市民ふれあいプラザ「コムコム」で開かれた。県立秋田北鷹高校家庭クラブの生徒が創作バター餅を振る舞い、地域に伝わる自慢の味をPRした。
 北あきたバター餅の日は受け継がれてきた味を守り、安全でおいしい餅を提供しようと市が2012年7月23日、「バター餅の里」を宣言し制定した。イベントは日本バター餅協会、市の共催。認定こども園しゃろーむと鷹巣中央保育園の園児約60人、北鷹高生約30人が参加した。
 協会の村井松悦会長は「これからも伝統の味を守り、市の特産品として全国にPRすることを誓う」とあいさつした。両園の園児が「バターもち体操」を元気に披露し盛り上げた。
 会場には春巻き風の「和風パリパリバター餅」、あんこや餅、クルミをパイ生地で包み焼きした「バター餅入りパイ」の試食コーナーが用意された。いずれも北鷹高生が創作した料理。パイは学校祭で販売したといい、部長の津嶋怜さん(17)は「楽しみにしてくれる人もいてうれしい」と料理を紹介した。
 園児や保護者、一般の参加者に振る舞われた。津谷イサ子さん(79)=坊沢=は「皮に包まれていて変わったバター餅。おいしい」と頬張った。
 他にもPRキャラクター「バタもっち」の缶バッチ作りコーナー、ぬりえ展示コーナーがあり来場者の関心を集めた。

 

JAあきた北 エダマメ32㌶増の242㌶ アスパラ好調スタート

2018-07-24
生育状況などを確認した協議会(メモリスあきた北)
 JAあきた北の生産組織連絡協議会(小畑公悦会長)が23日、大館市のメモリスあきた北で開かれ、農畜産物の生育状況を確認した。最重点品目のエダマメの作付け(6月末)は前年比32・8㌶増の242㌶。アスパラガスは春取りの出荷量が前年を上回り、好調なスタートを切った。全体的に春先からの天候不順や5月の大雨が生育に影響していると報告された。
 JAによると、エダマメは前年比5戸減の41戸が栽培。販売金額は昨年度実績2億5465万円に対し、本年度は3億5000万円を計画した。5月18日の大雨で、一部の圃場で再播種を行った。7月19日から出荷が始まり、同25日頃から本格的に極早生種から順次収穫・出荷の見込み。
 アスパラガスは95戸が43・8㌶で栽培し、前年比0・3㌶増。6月末の販売状況は6212万円で、前年6月対比133%。本年度は販売額1億3200万円を計画した。春取りは5月上旬から出荷が始まり、太物が多く前年を上回る出荷量となった。
 大館とんぶりは10戸、22・2㌶で、0・4㌶増。農水省の「地理的表示(GI)保護制度」登録で、安定した価格を維持している。このほか、小玉スイカ、スナップエンドウが前年より作付けが増え、それ以外は前年並み、微減となった。野菜や果樹、花卉(かき)全体の栽培戸数は493戸。JAは「前年から25戸減で、新規増反があっても、辞める農家の分が影響し面積が伸びていない」と説明した。
 比内地鶏は前年比2戸増の31戸、和牛は前年同数の11戸などとなった。
大館とんぶりの部会は「GIを守るには面積を拡大しなければならないが、高齢化が進んでいる」と指摘。JAは「高齢化で生産者が減り重大な課題ととらえている。行政と連携して就農の取り組みを進めたい」とした。
 米穀情勢についてJAは、作付け動向や需給見通しなどから、「30年産米の需給環境は今後の作柄によって緩む状況が続くことも想定され、確実な契約、販売確保につながる事前契約の数量積み上げが一段と重要」と述べた。
 虻川和義組合長は「7月に入り、青果物の出荷のピークを迎えてくる。営農指導、集荷、選果、販売に全力で対応していく」とあいさつした。

 
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