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干ばつなど 農産物の生育に影響 エダマメは面積減の222㌶ JAあきた北生産組織協

2019-07-19
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生育状況などが報告された生産組織連絡協議会(メモリスあきた北)
 JAあきた北の生産組織連絡協議会(小畑公悦会長)が18日、大館市のメモリスあきた北で開かれ、農畜産物の生育状況を確認した。5月以降の渇水、干ばつの影響で生育が遅れている作物があり、今後の管理で回復を目指すとした。年々作付けを増やしてきた最重点品目のエダマメは、1日現在の栽培面積が前年度比19・3㌶減の222・7㌶。ネギは栽培戸数を増やしたが、それ以外の作物は微減や現状維持で、新規参入者の確保が課題に挙がった。
 最重点品目はエダマメ、アスパラガス、ヤマノイモ。このうち、エダマメは前年度比1戸減の39戸が栽培。本年度の販売金額は2億7000万円を計画した。出荷は例年早い16日から始まったが、JAの担当者は「高温、乾燥から全体的に草丈が短く、さやの付きが少ない。お盆ごろまではやや収量が少ない状態になるのでは」と指摘した。
 アスパラガスは91戸が39・2㌶で栽培し、前年度から3戸、4・6㌶減った。春採りは5月の降ひょうなどで出荷開始が遅れた上、その後も干ばつの影響で品質が低下し、出荷量は例年の3割減。「夏採りの出荷量確保を目指す」とした。ヤマノイモは38戸が20・1㌶で栽培し、1戸、0・4㌶減。3年後に販売額1億円を目指すネギは41戸が10・5㌶で栽培し、4戸、1・2㌶増えた。
 野菜や果樹、花き、菌茸の青果物全体の栽培戸数は466戸で、前年度比19戸減。担当者は「エダマメ、アスパラガスは大規模生産者が栽培を辞めたため、面積が大きく減った」とし、「どの部会も新規参入がなく、栽培面積を増やすには限界がある。新規参入者を掘り起こしていきたい」と述べた。
 果樹部会は5月の降ひょうについて「ナシ、リンゴの被害は深刻。ナシは摘果作業が遅れ気味で、品質、収量に影響するのでは」と報告した。関東地方の日照不足でキュウリなどの価格が高騰する中、「産地リレーがうまくいかず、価格の暴落に発展する懸念がある」との声も聞かれた。
 虻川和義組合長は、同JAと市内の食肉加工販売会社が公正取引委員会から警告を受けたことに触れ、「JAの各部門を精査し、二度と起こらないようにする」と述べた。
 役員改選で、小畑会長と松江俊明、富樫昌幸副会長を再任した。

江戸初期の豪族 地域発展に功績 野尻左京で地域おこし 八幡平の荒町自治会

2019-07-19
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左京の功績をたたえる絵地図と荒町の住民(荒町自治会館
 鹿角市八幡平の荒町自治会(畠山隆会長、33世帯)は本年度、鹿角三郷士の一人で江戸初期に地域の発展に貢献した豪族、野尻左京にちなんだ祭りの準備や屋敷跡の整備などに取り組んでいる。祭りは8月14日に同自治会館で開催する予定。市の「集落支援員活動事業」を活用し、左京をデザインした絵灯籠の製作などを進めており、にぎわい創出や交流の輪の広がりに期待される。
 鹿角の三郷士は草木丹後、野尻左京、牛馬長根越後の3人を指し、南部藩以前の支配者とされる。
 野尻左京は江戸初期、花輪館に転封された毛馬内九左衛門の命を受け、夏井村岩崎から野尻まで4㌔におよぶ大規模な水路開削事業を展開。その水路は「三ケ田堰」と呼ばれ、完成により荒町から野尻にかけて稲作ができるようになり、集落が形成されたと伝えられている。三ケ田堰は今も当時とほぼ同じ場所にあり、毎年、住民が堰上げを行っているという。
 荒町自治会はこの半世紀で人口が半数以下となり、今後の自治会活動の維持が重要な課題となっている。こうした中で、今回の地域活性化事業に取り組むことになった。
 同自治会では住民8人が中心となり、7、8年前から野尻左京の調査活動を実施。昨年度は野尻左京研究会(畠山博英代表)を立ち上げ、左京が実在した人物であることを確認したほか、功績や系譜、今に残る痕跡などをまとめた報告書を製作。さらに市の集落支援員活動事業を活用し、左京にあやかった地域活性化の事業計画づくりに取り組んだ。
 本年度は継続事業として計画に基づき活動を進めている。毎年8月14日に開催している夏祭りを「野尻左京祭り」と称して開くこととし、やぐらに設置する絵灯籠2台を新調。のぼり旗も新たに製作する。当日は左京の功績をたたえる絵地図の展示やバーベキューを囲んでの語らいなども計画している。
 灯籠は横180㌢、高さ90㌢。絵は十数年前に描いたことがある阿部仁さん(45)が担当。左京や妻、黄金の怪鳥、豊年満作をイメージし製作を進めている。
 このほか、左京の屋敷跡と推測される場所の周辺を「左京の泉ガーデン」として整備する計画。14日は階段の設置作業を実施した。今秋には左京の墓地跡への由来看板の設置などを行う計画だ。
 畠山博英さん(63)は「もし、野尻左京がいなかったら、荒町はなかったかもしれない」と顕彰する意義を強調。「お盆に帰ってくる荒町の出身者が子どもや孫を連れて来れば、関係人口の増加にもつながるのでは」と事業の成果に期待を込めた。さらに「左京の直系の子孫は小坂町にいる。将来的にはそうしたゆかりのある方々にも参加してもらいたい」と抱負を述べた。

健康マージャンで 「男の居場所」づくり 北秋田

2019-07-19
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「男の居場所づくり」で行われた健康マージャン(前田公民館)
 北秋田市の南部地域包括支援センターの「男の居場所づくり」事業が18日、前田公民館で行われた。「一緒にマージャンやらねが?」との呼びかけに男性6人と女性2人の8人が参加し、健康マージャンで交流を深めた。
 高齢者が集う場として、地域内では「いきいきサロン」が開かれているほか、公民館などでのサークル活動も行われている。しかし、男性の中には「なかなか参加しにくい」と感じている人も多いという。
 地域が抱える課題を住民とともに解決しようと設置した「協議体」では、こうした状況を変え、男性の参加促進を図っていこうと話し合いを進めてきた。「マージャンであれば参加してもらえるのではないか」との意見が出されたことから今回、初めて行うことにした。
 健康マージャンは「(酒を)飲まない」「(たばこを)吸わない」「(お金を)賭けない」をルールとしたもの。マージャンに親しんできた人たちは開始とともに卓を囲み、牌を動かした。また、初心者の人たちは牌の並べ方などの説明を受けながら、頭の体操を楽しんでいた。
 同包括支援センターは今後も、同様の取り組みを続けたいとしている。

参院選 ネット上でも舌戦展開 運動の情報発信 若年層の浸透狙う 有権者と直接対話も

2019-07-18
交流サイトなどに投稿した3候補の画面
 21日投開票の参院選で、秋田選挙区(改選数1)の候補者は若年層の取り込みを図ろうとインターネット戦略に力を入れている。投票率が低い若者の投票に結びつくか未知数だが、6年前に解禁されてから選挙戦に欠かせない発信手段の一つ。あの手この手で関心を持ってもらおうと知恵を絞っている。
 2016年5月に改正公職選挙法が施行され、ホームページやブログ、短文投稿サイト「ツイッター」、交流サイト「フェイスブック」などを使った投票呼び掛けが認められた。電子メールの利用は政党・候補者に限られ、有権者は候補者や政党から受け取ったメールを知人に転送することもできない。このほか歳未満の選挙運動を認めていない。
 自民党現職の中泉松司候補(40)は毎朝、フェイスブックで前日の運動の様子を発信している。当日の遊説日程も併せて告知。17日は「横一線を抜け出す力を貸してください。責任を持って政治を前に進めなければなりません。その仕事を任せていただきたい」と書き込んだ。
 無所属新人で野党統一の寺田静候補(44)もフェイスブックで生い立ちなどを紹介。16日は「訴える想いが本気なのかどうか判断いただきたい」と、大館市で行った街頭演説の動画とともに投稿した。サイトの特性を利用し、有権者と直接対話する「双方向性」の戦術も重視する。
 政治団体「NHKから国民を守る党」新人の石岡隆治候補(45)は遊説を行わず、動画投稿サイト「ユーチューブ」で主張を発信。受信料を払った人だけがNHKを視聴できる「スクランブル放送」の実現を掲げ、「NHKの集金に困っている人を救いたい」と訴える。
 県内全域が選挙区となる戦いで、17日間の期間中に会える有権者はごく一部。各陣営は時間や場所を問わずに政策をアピールできる戦術に工夫を凝らしている。

高卒地元就職 25日に情報交換会 鹿角雇用連絡会議 生徒100人超、55事業所参加

2019-07-18
地元就職情報交換会の開催などを話し合った雇用対策連絡会議(ハローワーク鹿角)
 鹿角地域雇用連絡会議が17日、同市花輪のハローワーク鹿角で開かれ、来春卒業予定の高校3年生を対象にした「高卒者地元就職情報交換会」を25日に開くことを確認した。
 会議は本年度3回目。県地域振興局、市、町、かづの商工会の担当者が出席。あいさつしたハローワーク鹿角の小野寺利一所長は、来春高卒予定者の就職へ向けた活動が動き出すことを指摘した上で、「若い労働力に対する期待は大きいものがある。対策を着実に行っていきたい」と述べ、理解と協力を求めた。
 協議事項は、▽管内の労働市場動向▽高卒者地元就職情報交換会の開催▽職場見学会の実施▽障害者雇用―など。
 情報交換会は、来春卒業を予定している高校3年生と進路指導担当教諭、地元企業の担当者が一堂に会し、それぞれの立場で情報を交換。将来の地域を支える新卒者の地元就職促進や、早期離職防止を図ることを目的に毎年開いている。
 今年は25日午後1時45分から、花輪のエスポワールかづので開かれる。事業所は昨年より2社多い55社の参加が見込まれている。参加する生徒は7校合わせて100人を超える見通しとなっている。
 管内5月の有効求人倍率は、前月から0・03㌽アップし、1・71倍。依然高水準で推移している。職種別では建設・土木が6・13倍と高く、人手不足感が続いている。
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組織機構改正案 市長「負担減、良さ伸ばす」 大館市6月議会・総財委総括質疑

2019-06-22
総務財政委の総括質疑(大館市役所)
 大館市の6月定例議会は21日、前日に続いて2常任委員会が総括質疑を行った。総務財政委(武田晋委員長)では、産業部と教育委員会を再編して観光交流スポーツ部(仮称)を新設する2020年度機構改正案の意義について質問があり、福原淳嗣市長は「負担軽減と大館の良さを伸ばすために重要だ」と理解を求めた。
 再編後の産業部は、農林課を「農政課(仮称)」と「林政課(仮称)」に独立させ、商工課と合わせた3課体制としたい考え。観光交流スポーツ部には産業部から観光課と移住交流課、教委からスポーツ振興課を移管、教委は教育総務・学校教育・生涯学習・歴史文化4課体制として12月議会に条例改正案を提出する方針。
 委員から「なぜ農林課で対応できないか」「スポーツ振興課を観光や移住政策に巻き込む理由は何か」と問われ、市長は「対外的な環境が激変している。時流に合わせて、伸ばせる部分を伸ばす組織に変えることが重要。幹部職を増やすだけでなく政策の重要性を鑑みてメリハリを付ける必要があると判断した」とした上で、「森林環境譲与税への対応と併せて大館北秋田地域林業成長産業化モデル事業の事務局を担い、将来的には林政に絡む交流も増えていく」「スポーツを通じて人が育つまちづくりに全精力を傾注させていく上でも分けて進める必要がある」と答えた。
 「目的を達成したら見直しを」との質問には、「(組織の新設にあたり同等の廃止を条件とする)スクラップ・アンド・ビルドの方針を堅持しつつ、機能性に富んだ政策が展開できる組織をつくっていく。常に機構改革で効率化を図り、次の世代が育つためには何が必要か議論すべきだ」と述べた。
 9月末に名村伸一副市長の任期満了を迎えることに関連して「副市長1人では足りないのではないか。2人制にしてはどうか」との問いがあり、市長は「現状の1人で十分。確かに負担を掛けているが安心して任せられる」として1人制を維持する考えを示した。

「旅マタギ、市場経済に適応」 北秋田市でシンポジウム 田口教授が講演

2019-06-22
市場経済と旅マタギの関わりを講演する田口教授(北秋田市文化会館)
 伝統的な狩猟文化の継承を図る「マタギシンポジウム」が21日、北秋田市文化会館で開かれた。東北芸術工科大学の田口洋美教授が講演。近世に全国を旅し存在感を増した「阿仁マタギ」と市場経済の関わりについて大勢の市民が聴講した。
 文化庁の日本遺産登録を目指し、同市に伝わる「阿仁マタギ」の狩猟文化を検証し後世に伝えようと市日本遺産事業推進協議会(会長・津谷永光市長)が主催した。北鹿新聞社など後援。テーマは「伝統狩猟の世界、その可能性と未来」。
 講演の演題は「阿仁(旅)マタギの真価」。田口教授は30年近い研究の中から、「阿仁マタギ」が旅先で伝えた狩猟わなについて紹介した。 
 「ヒラオトシ」や「オソ」と呼ばれ、つり天井式で内部に動物が入ると上部の木が落ちて圧殺する仕掛け。現地にあるもので製造し、落ちる速さまで調整できたという。高度な技術は狩猟を必要とする一部地域で歓迎された。
 さらに、わなで捕らえたクマの内臓は乾燥加工などを経て、漢方薬の原料として高価に売買された。旅先で生計を立てるのに役立ち、換金経済が普及した近世は特に存在感を増したという。田口教授は「旅マタギは近世の市場経済システムに適応した。極めて合理的で、極めて冒険的だ」と述べた。
 山神信仰や厳しい戒律で知られるマタギは謎に包まれた部分も多い。講演で、現代に通じる市場経済を利用し、したたかに生きた一面が浮かび上がり、来場者はあらためて魅了されていた。
 近世史料の研究者・村上一馬さんとの対論のほか、福井や長野県などの女性ハンター4人を交えたパネルディスカッションも行われた。

全国高校野球秋田大会 国際が開幕戦に登場 7月10日に開会式 組み合わせ決まる

2019-06-21
番号を読み上げる北鷹の相馬主将(秋田市文化会館)
 第101回全国高校野球選手権秋田大会の組み合わせ抽選会が20日、秋田市文化会館で開かれ、参加44チームの対戦カードが決まった。北鹿からは、春の全県大会に唯一出場した秋田北鷹を含む6校が参戦。国際情報は開幕試合に登場する。大会は7月10日に開幕。18日の健康管理日を挟み、20日まで甲子園出場を懸けて熱戦を繰り広げる。
 1、2回戦は秋田市のこまちスタジアム、八橋球場、能代市の能代球場、横手市のグリーンスタジアムよこての4会場で行う。3回戦はこまち、八橋の両球場、準々決勝からはこまち1球場で実施する。
 抽選会には各校の主将が集い、シード校から順にステージに登壇。緊張した面持ちでくじを引いた。自分の学校名、抽選番号を力強い声で読み上げた。
 第1シードの春季県大会王者・明桜が立ちはだかるこまちブロックには、国際、大館鳳鳴の2校が入った。国際は10日午後0時30分からの開幕試合で秋田と対戦。2回戦から登場の鳳鳴は12日に、横手清陵―秋田工の勝者と顔を合わせる。
 能代ブロックは大館桂桜が入った。秋田高専―由利工の勝者を12日の2回戦で待ち受ける。
 よこてブロックは十和田1校。11日に秋田南との初戦に臨む。
 八橋ブロックは、花輪が11日の1回戦で五城目と対戦。北鹿から唯一春季県大会に出場した北鷹は、13日に仁賀保との初戦を迎える。同ブロックには県北地区春季大会で北鹿勢が苦戦した能代、能代工も入っており、激戦が予想される。
 開会式は10日午前10時からこまちで行う。選手宣誓は西仙北に決まった。優勝校は全国大会(8月6日開幕・阪神甲子園球場)の出場権を得る。

旧正札本館跡地 「民間の機運を醸成」 道路補修要望は半減目標 大館市6月議会総括質疑

2019-06-21
建設水道委の総括質疑(大館市役所)
 大館市の6月定例議会は20日、2常任委員会が福原淳嗣市長に出席を求めて総括質疑を行った。建設水道委(佐藤眞平委員長)では旧正札竹村本館棟解体後の跡地利用について質問があり、市長は「できれば種地となり、周辺の建物や土地を含めて民間が『一緒にやろう』という形が理想。機運を醸成する必要がある」とあらためて民間活力で再整備を目指す考えを示した。
 市所有の本館棟(地上9階地下1階、敷地面積784平方㍍)は街のシンボル的な存在で活用策を探ったが、「解体やむなし」と方針転換。昨年6月に着工し、来年3月末までの工期で作業を進めている。
 委員から「地下に柱が残るのではないか」と問われ、市長は「周辺建物や隣接道路への影響を考慮し、現在の土地形状を保持する」と答弁。「将来的に種地ができたとして賃貸や売買の話があれば、現状を示した上で協議したい」と述べた。
 跡地については「歴史まちづくりを進める市にとって本館がなくなっても、戦後初の大規模小売店舗という物語は残る」とした上で、「政策メニューを考えていたが、本館跡地に価値を見いだした人から『国の補助金が付くと足かせになるので民間で整備する』という話もあり、民間の機運を大切に醸成する必要がある」との見方を示した。
 道路補修費として6月補正予算案に約2億6000万円を計上したことに関連し、「こうした取り組みを継続してほしい」と求められ、「補修要望は233カ所。財政状況などを勘案して半減を目標に取り組む」と強調した。
 上水道事業について「日本一きれいな水を提供し、子育て世代の移住などにつなげる考えはないか」と質問があり、市長は「おいしい『大館水』がブランドになり得るよう策定中の新水道ビジョンで方向性を示したい」と述べた。

伊勢堂岱遺跡 旧アクセス道の県有地 北秋田市が取得へ 保存の象徴 橋脚「残したい」

2019-06-21
遺跡(中央上)を通る計画だった道路の存在を示す芝刈りの跡と橋脚(中央)=伊勢堂岱遺跡
 北秋田市は伊勢堂岱遺跡敷地内の県有地取得を計画している。県がかつて大館能代空港へのアクセス道路建設を計画した道路用地約1万6200平方㍍。同遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録を目指す上で所有権を整理するため取得する方針。
 県有地は遺跡内を東西に横切っている。周辺で環状列石が相次いで発見され、県は遺跡保存のため建設計画を1996年に変更。遺跡を避ける形で道路を迂回(うかい)させたが用地はそのまま残っていた。
 この用地の上にはコンクリート製の橋脚が現存する。周囲の芝が用地に沿って刈り取られ、遺跡保存の経緯を伝えている。
 生涯学習課によると、遺跡自体や近くのガイダンス施設・伊勢堂岱縄文館が立つ土地にも県有地が含まれる。道路占有許可を管理者の県に申請し、利用する状態が続いていた。
 近年、世界遺産登録を目指す中で「遺跡を管理する市が、土地も所有するべき」との必要性が生じ、今年3月末で許可期限を迎えたのを機に市と県が今後の対応を協議。2000年に交わしていた確約書に基づき、処分方法などを具体化した。
 市が県から購入する上限費用として571万4000円を2019年度一般会計補正予算案に計上している。市6月定例議会で可決された後、取得手続きを進め、来年1月ごろ売買契約を結ぶ見通し。2月には所有権移転登記を済ませ、年度内に決着させる方針。同課は「取得後も橋脚は残したい」とし、遺跡保存の象徴として役立てたい考え。
 縄文遺跡群は昨年、世界遺産登録の国内推薦候補に選ばれており、悲願成就に向けた環境整備が進められている。

5月のニュース

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北秋田市 阿仁熊牧場 今年は新装5周年 18年度は 入場者横ばい 記念イベントを計画

2019-05-15
2019年度の取り組みを活用した推進協(北秋田市阿仁庁舎)
 阿仁熊牧場利活用推進協議会(会長・庄司浩久県生活衛生課長)が14日、北秋田市阿仁庁舎で開かれた。リニューアル5周年記念イベント開催などの支援策を関係機関・団体が計画し、引き続き利活用促進に努めることを確認した。
 報告によると、2018年度の年間入場者数は1万8289人。前年度比で288人減とほぼ横ばいになった。19年度は4月27日にオープンし、10連休最後の6日までに5914人が来場した。
 単一動物を展示する施設という特性上、委員の市や県、民間団体がさまざまな支援策を講じて誘客している。19年度は7月ごろに5周年記念イベントを行うほか、「動物に関する学習会」、冬眠見学会などを計画した。
 委員は「ツキノワグマ舎の一部をガラス張りにして間近に見学できるようにしては」などと提案。ヒグマ舎ではすでに導入している。全国で近年、生態を近接して見学する施設づくりが主流になりつつあることも踏まえ「見るだけではない取り組みも必要」との意見も上がった。

産業振興、移住・定住促進、子育て支援など 実効性ある政策を 大館市の後期計画・戦略 市民の意見も反映へ

2019-05-14
総合計画・総合戦略の策定本部会議(大館市役所)
 大館市は13日、総合計画・総合戦略策定本部会議を市役所で開き、後期基本計画と第2期戦略の策定方針を決めた。人口減少や労働力不足などを踏まえ、実効性のある産業振興や移住・定住促進、子育て支援などを盛り込む。市民の意見を反映させながら年度内に策定したい考え。
 2016年度から23年度までの基本構想と前期、後期各4年間の基本計画で構成する「第2次新大館市総合計画」は16年4月に策定。「匠(たくみ)と歴史を伝承し、誇りと宝を力に変えていく 未来創造都市」を将来像に掲げた。
 第1期戦略は15年12月、まち・ひと・しごと創生法に基づき19年度まで5年間を計画期間として策定した。最重要課題と位置づけた人口減少の克服を目指し、地方創生の実現に向けた戦略的施策を展開してきた。
 いずれも最終年度を迎えたことから、計画の実施状況や重要業績評価指標(KPI)の達成状況、それぞれの課題を整理するとともに深化・充実を図る。後期計画は20~23年度の4年間とし、将来像など現在の構成を継続する。
 第2期戦略は20~24年度の5年間で第1期の構成を引き継ぐ。基本的な視点として▽東京圏などへの人口流出に歯止めをかける▽東京圏などから大館への流れをつくる▽若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる▽時代に合った地域をつくり、暮らしの安全を守る―の4点を設定。国が6月ごろに示す基本方針などを踏まえた計画とする。
 策定方針は4点。社会経済環境の変化などに対する適切な対応、財源見通しに基づく効率的で実効性のある計画、広範な市民意見や意識を反映した施策の立案、人口動向など統計の活用を掲げた。策定本部は三役と部長級で構成し、部会と若手職員のワークショップを設ける。産学官でつくる外部組織の「懇談会」で素案を検討してもらい、市民意識調査や子育てサークルなどの意見聴取、パブリックコメント(意見公募)を行う。
 会議で福原淳嗣市長は「人口減少という時代の大きな流れは1、2年で克服できるとは考えていないが、必ず乗り越える知恵を持っている。地域間連携、官民連携の要になり得る自治体という意識を持って計画・戦略を作りたい」と意欲を示した。

「阿仁マタギ」 高まる認定の期待 北秋田市 日本遺産事業推進協 6月にはシンポ開催

2019-05-14
日本遺産登録に向けた事業計画を決めた総会(北秋田市阿仁庁舎)
 狩猟文化「阿仁マタギ」の日本遺産認定を目指す北秋田市の事業推進協議会(会長・津谷永光市長)は13日、市阿仁庁舎で総会を開いた。近く日本遺産認定の可否が文化庁から発表される見通しといい、阿仁マタギの持つ独自の価値を引き続き国内外に情報発信していくことを確認した。
 日本遺産は地域に根付いた風習や伝承などを「ストーリー」として同庁が認定する制度。北秋田市は2018年度に続き2度目の申請を行っていて可否の発表を待っている。
 推進協は関係機関、団体が連携して阿仁マタギに関連した観光振興、地域活性化を図る目的で18年度に設立。津谷会長はあいさつの中で、認定可否の時期について「5月末にも発表される予定」と説明。「マタギの長い歴史と文化は誇り。しっかりと情報発信し地域の発展に結び付けていきたい」と述べた。
 19年度事業計画は6月までの暫定的な内容とした。事務局の生涯学習課によると、認定の可否によって国などからの予算収入が異なり、事業内容も大きく変わるため。可否が明らかになった後で再度、会合を開いて事業計画と予算を協議する予定。
 総会時点で決定している事業は「マタギシンポジウム」(6月21日・市文化会館)の開催。推進協や市、市教委が共催する。研究者らによる記念講演やパネルディスカッションを予定している。別の団体が全国で持ち回り開催している「マタギサミット」が、直後の22、23日に北秋田市内で開かれる予定。シンポを関連事業に位置付けて周知、啓発を図る。 
 委員から「海外メディアがマタギ文化に注目し撮影にも来ている。もっと情報発信を」「マタギの文化は集落によって異なる。統一的に語れる人材が必要」などの意見が上がり今後の検討課題となった。

21年度以降、総会を鹿角に 全国山・鉾・屋台 保存連合会 役員来県し提案

2019-05-14
全国山・鉾・屋台保存連合会の総会に関する説明会(コモッセ)
 鹿角市の花輪ばやし祭典委員会(戸澤正英会長)などで構成する全国山・鉾(ほこ)・屋台保存連合会の役員らが13日来鹿し、全国から350~400人前後の祭り関係者が一堂に集う一大イベントである連合会総会について、2021年度以降の同市での開催を祭典委に提案した。戸澤会長は「花輪ばやしのPRや経済効果など開催する意義は大いにある」とし、今後、祭り代表者や行政と話し合いを進める考えだ。
 同連合会は、国重要無形民俗文化財でユネスコ無形文化遺産である全国33の「山・鉾・屋台行事」と、ユネスコ登録後に国重文指定となった3行事の保存団体等の計36団体で構成している。
 総会は年1回、持ち回りの形でそれぞれの祭り日程に合わせて開催。総会や研修会、交流懇親会、祭り見学などを実施している。日程はおおむね1泊2日。
 本年度は8月に青森県八戸市で開催予定。来年度も開催地は滋賀県長浜市に内定しており、現在は21年度以降の開催地の選定を進めている。
 今回は連合会の髙橋信一郎専務理事と事務局2人の計3人が来鹿。花輪ばやし祭典委など関係者12人とコモッセで会合を開いた。
 髙橋専務理事は過去に鹿角での開催が持ち上がったが、実現に至らなかった経緯を振り返った上で「御市が希望するなら、総会は未開催なので優先して話を進めたい」と提案。予算や必要な準備などについても説明した。
 それによると、埼玉県秩父市で開いた18年度総会は同市内の関係機関・団体が実行委員会を組織して対応。全国から約400人が参加し、諸経費は1100万円弱で、主に会費(1人2万円)と市補助金(250万円)で賄った。
 開催地は前年度総会で正式決定しているが、日程、行程等は開催地の都合に合わせて決めることができる。
 戸澤会長は「今後、関係者と話し合って決めたい」との考えを示した。

10年で9200人減 大館市の人口 世帯数は1・6%増 高齢化率38・34%に

2019-05-13
 大館市の人口はこの10年間で約9200人(11・4%)減少した一方、世帯数は約500世帯(1・6%)増加したことが、市のまとめでわかった。10年前と比べ出生者数は39・6%、転入者数は18・1%それぞれ減少し、死亡者数は16・3%増加した。全世帯数のうち、65歳以上の高齢者の「単身世帯」が21・8%を占めている。
 住民基本台帳に基づく人口などを、今年4月1日と10年前の2009年4月1日の時点で比較した。12年7月9日以降の数値には、外国人の住民も含まれている。
 今年4月1日の人口は7万1944人で、09年の8万1231人と比較して9287人(11・4%)減少した。男女別では、男性が09年の3万8023人から3万3818人となり4205人減、女性は4万3208人から3万8126人となり5082人減少した。
 世帯数は3万1474世帯で、09年の3万972世帯から502世帯(1・6%)増加している。このうち、単身世帯は1万1217世帯(男性4446世帯、女性6771世帯)。高齢者の単身世帯数は6870世帯(男性1844世帯、女性5026世帯)で、全世帯の21・8%を占めた。
 転入者数は、08年度1年間の1826人に対し18年度は1496人と330人(18・1%)減少。転出者数は08年度の2294人が18年度は1692人と、602人(26・2%)減少している。
 また、08年度は568人だった出生者数は18年度に343人となり、225人(39・6%)の減少。一方で、死亡者数は08年度の1004人が18年度は1168人となり、164人増加した。
 65歳以上の人口は今年4月1日現在で2万7588人(男性1万1128人、女性1万6460人)。人口に占める高齢者の割合は38・34%(男性32・9%、女性43・17%)で、男女間には10ポイント以上の開きがある。100歳以上の人は60人(男性8人、女性52人)となった。

4月のニュース

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保全・活用へ耐震化へ 大館市の桜櫓館 「意匠残し性能確保」

2019-04-29
耐震調査などが行われる桜櫓館(大館市字中城)
 大館市は、昨年9月に取得した国登録有形文化財・桜櫓館(同市字中城)の保全と活用に向け、耐震化に着手する。市街地では数少ない昭和初期の本格木造建築物。精密診断や補強案の検討を経て年度内に実施設計をまとめ、2020年度に改修工事を進める方針だ。まちづくり課は「できるだけ意匠を残したまま倒壊しない耐震性能を確保したい」としている。
 桜櫓館は、大館町長を務めた桜場文蔵氏が1933年に建てた木造2階建ての和風住宅(延べ床面積310・28平方㍍)。ケヤキの大梁(おおばり)と長尺・幅広の床板、秋田杉の長押(なげし)も継ぎ足すことなく長尺が使われた。各部屋の書院、部屋の障子や階段の手すりにも高度な技術が施されている。2階の屋根に突き出るように四方にガラス窓を配した展望台を造り、町長時代に街を一望しながら政策を練ったとされる。99年7月に登録文化財となった。
 2017年3月に国の認定を受けた市歴史的風致維持向上計画の重点区域内にあり、桜場氏が秋田犬保存会長だったことや、隣接の桂城公園で本部展覧会が開かれていたことから、秋田犬を守り育てる風致としても貴重だとして「歴史的風致形成建造物」に指定。民間所有者から土地・建物を購入した。
 まちづくり課によると、窓や戸などの開口部が多く、耐力壁が少ないという。梁や柱の接合部は変形能力が大きいことから、地震の揺れを吸収してきたとみる。精密診断ではこうした性能を踏まえて解析し、複数の補強案を検討する。耐震調査業務は5月中旬にも入札を行い、実施設計は9月に発注する方針。担当者は「文化財の価値を把握した上で補強計画を立てる必要がある。建築様式や意匠をできるだけ損なわないよう配慮する」としている。
 館内の見学は無料。1階和室(59平方㍍)は1時間当たり210円で貸し出している。20年4月から改修工事までの期間は見学に限定し、工事終了後に貸し出しを再開する予定。

「伊勢堂岱」をアピール 北秋田 Jrガイドが活動開始 観光客に魅力解説

2019-04-29
来場客に遺跡の魅力を伝えるジュニアガイドボランティアの2人(伊勢堂岱縄文館)
 北秋田市脇神の伊勢堂岱遺跡で、大型連休に合わせたジュニアボランティアガイド活動が始まった。小学生ガイドらが、同遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録されることを願い、観光客らに遺跡の魅力を解説した。5月6日まで。
 ジュニアガイドは2015年度に始まり、ガイダンス施設伊勢堂岱縄文館と遺跡の案内役を務める。5年目の今季は北秋田、大館両市の小中高生40人余りが大型連休と夏休み中の8月に活動する。
 初日は午前10時から午後4時まで、延べ9人がガイドした。あいにくの雨にも関わらず、午前10時のオープンと同時に観光客らが訪れた。四つの環状列石が1カ所に集まっている遺跡は全国でも「ここだけ」と解説を聞き「ほー、すごいな」と驚いていた。
 「北海道・北東北の縄文遺跡群」は昨年7月、世界遺産登録国内推薦候補に選ばれ、早期登録の悲願にまた一歩近づいた。縄文館の中嶋俊彦館長は「今年はさらに来場者が増えると期待している。ぜひ子どもたちのすばらしいガイドを体感していただきたい」とコメントした。
 活動2年目の木村海斗さん(10)=鷹巣東小5年=は「土器や土偶を説明するところが昨年より上手にできた」と自信を深めていた。
 三重県から帰省した70歳代の夫婦は「なぜ世界遺産登録を目指しているのかと不思議に思っていたが、ガイドの説明を聞いて非常に価値がある遺跡だと分かった。遺跡近くにサケが遡上(そじょう)する川があることも珍しいですね」と満足げに話した。

行楽客でにぎわう 道の駅おおゆオープン1周年 18年度は9・5万人利用

2019-04-29
家族連れの人気を集めた温泉じゃぶじゃぶ池(湯の駅おおゆ)
 10連休2日目の28日は青空が広がる行楽日和となり、オープンから1周年を迎えた鹿角市十和田大湯の道の駅「湯の駅おおゆ」は県内外からの観光客でにぎわった。
 湯の駅は観光客と市民の交流、地域のにぎわい創出、観光業と農商工業の活性化を図る拠点として市が整備した。
 指定管理者はノリット・ジャポン(本社秋田市、菅原久典社長)。同社などが中心となって設立した株式会社「恋する鹿角カンパニー」が現地で事業を展開している。
 設計者は東京五輪・パラリンピックのメイン会場・新国立競技場の設計を手掛けた建築家・隈研吾さん。県産材を使った円筒形の構造体などを取り入れた特徴的なデザインで、ショップやカフェ、源泉掛け流しの足湯などがある。
 市によると、今年3月末まで約11カ月間の利用者数は目標の10万人に対して9万4712人。売上は目標の1億円を超えた。産業活力課の花海義人課長は「オープン前の準備期間が短かった割にはまずまずの実績」と捉えている。
 淺利裕子駅長は「この1年で思っていたより土台が早めに整った。引き続き、面白いこと、楽しいことを企画してお客さまに喜んでもらえる道の駅にしていきたい。売り上げを伸ばし、利益を出すことも大きな目標」と抱負を語った。
 連休中は大型エアテント内に縄文体験コーナーを設置。館内では縄文土器の展示やパネル展(29日を除く)を行い、世界遺産登録を目指す地元の大湯環状列石を紹介している。
 恋する鹿角カンパニーが商品化した「かづの牛だしスゥプ」を27日に発売。記念企画として牛だししゃぶしゃぶセット(1000円、1日20食限定)を市日スペースで味わえる(29日、5月4日を除く)。
 有志によるフリーマーケットなどのほか、道の駅かづのと連携したスタンプラリーも実施。29日は鹿角紫根染・茜染研究会による伝統の茜染体験と販売会を予定している。

10連休スタート くまくま園(北秋田)営業開始 雨の中でも人出 屋内施設にぎわう

2019-04-28
ツキノワグマに餌を与える来場者たち(くまくま園)
 史上最長の10連休となるゴールデンウイークが始まった27日、北鹿地方の観光施設なども多くの人でにぎわいをみせた。この日から今季の営業を開始した北秋田市阿仁打当の阿仁熊牧場「くまくま園」では、肌寒く雨も降りしきるあいにくの天候となったものの地元の保育園児や観光客が来場。ツキノワグマに餌を与えたり、今年生まれた子グマの様子を眺めたりするなど、思い思いの休日を楽しんでいた。大館市にプレオープンしたばかりの「秋田犬の里」などもにぎわった。
 阿仁熊牧場は、旧阿仁町時代の1989年にオープン。2014年7月には、ヒグマ舎を備えてリニューアルオープンした。現在はヒグマ17頭、ツキノワグマ48頭の計65頭を飼育している。
 開園に先立つセレモニーで津谷永光市長は「命を大切にするくまくま園として運営している。現在は秋田市の大森山動物園と連携してアミューズメントの面にも力を入れている。たくさんの人に訪れてもらいたい」とあいさつ。大阿仁保育園の園児12人が「たくさん食べて遊んで、みんなを楽しませて」などとクマたちへ応援のメッセージを送ったあと、関係者がテープカットを行い、今季の営業開始を祝った。
 屋外のツキノワグマ舎では、立ち上がったり木に登ったりする姿に歓声を上げながら、寒さも忘れて餌を与える姿が見られた。ヒグマ舎では運動場を悠然と歩く大きな姿に、多くの人が息をのんだ。
 同園では例年「子グマとのふれあい」を行ってきたが、今年生まれたのは1頭のため、負担を考慮して「お披露目会」に変更した。子グマの名前は一般から公募することにし、5月31日まで園内の応募箱で受け付ける。
 ゴールデンウイーク期間中は、ヒグマ舎の運動場の探検や「ぬり絵コーナー」、移動動物園(5月2、3日)などのイベントを用意。くまくま園近くの打当温泉マタギの湯では「バルーンキャラバン隊」によるイベント(28、29日、5月3~5日)も行われる。
 問い合わせはくまくま園(☎0186・84・2626)。

格差是正し平和守る 北鹿各地でメーデー 大館は集会に340人

2019-04-28
参加者約340人がガンバローを三唱した大館集会(大館労働福祉会館)
 5月1日のメーデーを前に27日、北鹿各地で連合系の集会が行われた。それぞれメーデー宣言やスローガンを採択。格差是正や安心して働ける社会づくりを目指して声を高らかに上げた。
 このうち大館市内では、連合秋田大館地域協議会を中心とする実行委員会(山内一滋委員長)が主催。24労組と2団体の約340人が参加した。第90回の節目を迎えたが、あいにくの雨天のため集会会場を大館労働福祉会館内に変更。以後のパレードも取りやめた。
 山内委員長はあいさつで今年の春闘の状況を紹介。「労働条件や不合理な男女格差などは依然として存在。4月から順次施行の働き方改革関連法はあくまで最低限のルール。本物の働き方を実現させましょう」と団結を求めた。
 スローガンには「格差をなくし、平和を守る!笑顔あふれる未来をつくろう すべての仲間の連帯で!」を掲げた。「これまでの底上げ・底支え・格差是正の流れを継続しながら将来不安の払拭(ふっしょく)につなげよう。働くことを軸とする安心社会の実現を目指して取り組む」などとしたメーデー宣言を拍手で採択した。最後に参加者全員で「ガンバロー」を三唱した。
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