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「移住・定住」は目標達成 北秋田市総合戦略検証会議 少子化対策は道半ば 目標値達成は34%

2020-05-27
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総合戦略の目標達成率などについて報告を受けた北秋田市の検証会議(市民ふれあいプラザコムコム)
 北秋田市の総合戦略検証会議(濱田純座長)は26日、市民ふれあいプラザコムコムで開き、地方創生交付金事業の成果を検証したほか、市まち・ひと・しごと創生総合戦略(2015~19年度)および総合計画について、目標達成状況の報告を受けた。総合戦略で目標を達成した項目は全体の34・4%、目標の80%を超えることのできた項目を加えた達成率は67・2%だった。
 検証会議は、市民団体や企業の代表者らで構成。市の特性や実態を踏まえて策定した「総合戦略」と「総合計画」を毎年度ごとに検証し、担当部署に提言、総合戦略に反映させてきた。
 地方創生推進交付金事業のうち、「地域連携DMO秋田犬ツーリズムによる観光振興事業」では、当局が「マタギ資料館、大太鼓の館に音声ガイドシステムを導入するなどの事業を行った。DMOが旗振り役となり、市内事業者や市民活動団体を巻き込んだ事業を展開している。市が仲介役となることで、観光による地域づくり効果が増すと考えている」などと説明。
 市による自己評価(各15点満点)は「妥当性」14点、「有効性」13点、「効率性」13点だったが、委員から「事業は非常に効果的。成果も上がっている。有効性は評価が低い」との声があった。他の委員からも異論はなく、有効性の点数を満点の15点に引き上げた。
 総合戦略の目標値達成状況では、基本目標2の「移住・定住対策」が四つの推進項目全てが目標を達成。「移住定住相談者数」は186人の目標に対し427人、体験移住参加者数は133人の目標に166人など。行政が窓口となった移住者数(2015年度以降の累計)は79世帯110人の目標に対し、128世帯170人となった。
 基本目標3の「少子化対策」は、九つの推進事項のうち目標を達成できたのは「子育てしやすいまちと答えた市民の割合」の1項目(11・1%)。基本目標1の「産業振興による仕事づくり」は28項目中12項目(42・9%)で達成。基本目標4の「新たな地域社会の形成」は、23項目中5項目(21・7%)の達成となり、全体では64項目中22項目(34・4%)が達成した。目標の80%を超えることができた項目を加えた達成率は67・2%。
 一方、市総合計画では、目標の80%を超えた項目を加えた達成率は72・3%だった。

供給計画1年前倒し 「かづのパワー」 来年度、自前電力へ実証実験 公共施設ほぼカバーへ

2020-05-27
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かづのパワーの株主総会(まちなかオフィス)
 鹿角市などが出資する地域電力小売会社「かづのパワー」(同市花輪、竹田孝雄社長)の株主総会が26日、花輪のまちなかオフィスで開かれ、第2期(2020年度)事業計画などを承認した。
 4月に市内学校など公共32施設に電力供給を始め、事業は順調に進んでいる。9月からは供給先を17カ所増やし、来年度は計画を1年前倒しして、当初予定のほとんどの公共施設に拡大する。本年度は自家消費型太陽光発電へ向け、実証試験を行う。
 事業計画によると、本年度の供給先は、9月からの追加分を含め、公共施設49カ所。契約電力は2449kwとなり、1億1900万円の売り上げを見込んでいる。営業利益は840万円を計画している。新型コロナウイルス感染の影響で国内の電力需要が減少傾向にあり、市場で調達する電気料金が下がっている。このまま推移すると、営業利益は増える可能性があるという。
 実証試験を行う自家消費型太陽光発電は、自前電力を確保することによって、コストを下げるのが目的。事務所がある建物の屋根に3?の太陽光パネルを設置し、効果を検証する。
 2021年度は、供給計画を1年前倒しし、ほとんどの公共施設に拡大する計画。契約電力が増えることから、新たな電源確保を目指して、交渉を進める。
 竹田社長は「2年間は、消費税を負担しなくてもいい優遇措置が取られる。その間に、収支を上げられるようにしたい」と話している。
 同社は、電源資源が豊富な地域性を背景に「電力の地産地消」を推進する第三セクター。地域電力小売会社は県内5番目で、自治体が出資する方式は初めて。出資者は市、市内企業、金融機関など1個人、19法人。資本金は990万円。市の出資比率は49%。昨年7月創立総会を開いて発足した。
 三菱マテリアル永田水力発電所(八幡平)の電力(FIT電力)を、東北電力を介して調達し、4月1日から供給している。

販路確保へアイデア 大館・釈迦内ひまわりプロ CF、ネット活用など 栽培もスタート

2020-05-27
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楽しそうに種まきする児童たち(大館市釈迦内)
 ヒマワリ栽培などを通して地域活性化を目指す大館市釈迦内地区の「釈迦内サンフラワープロジェクト(SP)」は本年度の活動をスタートさせた。今年は新型コロナウイルス感染防止対策で、スーパーでのヒマワリ油の販売が中止となり、例年出店している市内のイベントも開催未定となっている。販路を失った厳しい状況の中、SPはクラウドファンディング(CF)を企画。新たな販売活動で節目の10年目を乗り切ろうとしている。
 SPは、ヒマワリを育て、採取した種から搾油し食用油などに加工、販売する取り組み。釈迦内小学校(花田一雅校長、児童237人)と、地区の婦人会やまちづくり協議会などでつくる実行委員会(日景賢悟実行委員長)が展開しており、節目の10年目を迎えた。
 今年は新型ウイルス感染拡大防止のため、いとく大館ショッピングセンターでの販売活動が中止に。きりたんぽまつりへの出店も危ぶまれている。
 25日は、本年度の活動計画を決めようと同校で「ひまわりスタート集会」を開催。実行委員と児童たちは、販売活動ができなくても売り上げを伸ばすにはどうするべきかを話し合い、意見を交わした。
 児童からはインターネットやドライブスルーなどさまざまな販売方法のほか、地元の飲食店とコラボするなどの意見が出た。日景委員長はクラウドファンディングを紹介。ヒマワリ油を宣伝して売ることもできると話し、「みんなのアイデアに驚いた。しっかりと検討していく。今こそ釈迦内の子どもたちの意地と知恵の見せどころ。共に頑張っていこう」と呼び掛けた。
 本年度は地区の畑4カ所で栽培する計画で、26日から種まきを実施。1、3年、4年生が2カ所で地域住民らと一緒に種を植えた。
 児童は3人一組になり役割分担。住民から指導を受けながら、約60㌢間隔で種を次々と植えていった。泉駿太郎さん(1年)は「3年生のおねえちゃんが優しく教えてくれたから、うまくできた。大きく育ってほしい」と笑顔をみせた。
 実行委は今後、同校の「ひまわりキッズ委員会」と集会での意見をまとめ、クラウドファンディングや販売方法について決定する予定。

大館市立総合病院 新型コロナ第2波に備え 軽症者 ドライブスルーでPCR検査

2020-05-26
 大館市立総合病院は感染症指定医療機関として新型コロナウイルスの検査態勢を強化する。帰国者・接触者相談センターで感染の有無を調べる検査が必要と判断された軽症患者らに対応するため「ドライブスルー方式」のPCR検査を導入する。施設を今月中に整備する予定で、市内医療機関に協力を依頼している。PCR検査装置1台の設置も計画した。病院事務局は「今後想定される感染の第2波、第3波に備えていきたい」と話す。
 現在、病院では感染制御室の担当医師、感染症の認定看護師、看護師の計3人体制で、一般来院者と動線が遮断された病院外の専用建物で、感染疑いのある患者の診察やPCR検査の検体を採取している。検査後は、医師、看護師が防護服やマスク、手袋などを取り換え、消毒し、約1時間空けて次を受け入れる。検体は県健康環境センター(秋田市)に運び、採取から約6時間で結果が判明する。
 計画によると、車に乗ったまま検体を採取するドライブスルー方式の検査は、帰国者・接触者相談センター(保健所)に相談し、比較的軽症、濃厚接触者と判断された人を対象とする。実施日は週3日、1日2時間程度で調整し、市内医療機関の協力を得て行う予定。検査のためのプレハブを病院駐車場に今月中に設置したいとしている。独自に検査を希望する市民への対応は想定していない。
 現在の検査専用建物は、熱が続いているなど中等症患者らを対象とする。ウイルスが外に漏れ出さない陰圧式エアーテントなどを整備する。事務局は「帰国者・接触者相談センターから紹介のあった患者を効率よく診察、検体採取する仕組みをつくる。症状に応じてルートを分けることで、医療スタッフの負担軽減を図りたい」と話す。
 このほか、同病院にPCR検査装置1台を導入する。現在、行政検査以外で医師が検査が必要とした患者は、外注で検査しており、6月下旬ごろまでに装置を整備し、迅速に対応していく。医療従事者の感染を防ぐため、防護服840セットも確保する。
 19日の市議会臨時議会で可決された一般会計補正予算に関連事業費を計上した。事務局は「人の移動で再び感染が拡大する可能性があり、今後に備えて検査態勢を整備したい」と話した。
関に立替払い(代位弁済)をする。

仕切り、検温、出入り口分散 「新たな日常」徐々に 市民の意識に変化 

2020-05-26
入り口と出口の動線を分けて一方通行を誘導する掲示(イオンスーパーセンター大館店)
 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて各業界団体は予防対策のガイドラインを示しており、北鹿地方の各業種でも〝新たな日常〟に対応しようと対策を工夫している。県の緊急事態措置が解除されてから10日がたち、各店舗、各施設で営業が再開する中、模索しながら対応する光景が見られる。
 政府の専門家会議が示す「新しい生活様式」では、身体的距離の確保、屋内でのマスク着用、手洗い・手指消毒の励行、毎日の検温など基本的な対策を一人一人に求めているほか、▽買い物は少人数ですいた時間に▽公共交通機関での会話は控えめに▽食事での大皿や回し飲みは避け、横並びで座る―などの実践例を挙げている。各業界団体のガイドラインではこれに沿った対策を採るよう促している。
 4月15日から5月14日まで臨時休業していた大館市新綱の温泉宿泊施設・ふるさわおんせん光葉館では、営業再開に当たって食堂のテーブルの間に仕切りを設置。宿泊客にはチェックイン、チェックアウト時に検温への協力を依頼し、館内の消毒なども徹底した。4~5月の売り上げが例年に比べて9割以上減少するなど厳しい経営状況の中、小林薫社長は「すぐに『どうぞ来てください』とは言えないし、さまざまなリスクがある中で悩みながら判断した。利用客は気を使って協力してくれている。長い目で見て注意していかないといけない」と気を引き締める。
 市内のスナックでは、県の休業要請が全面解除された日から、徐々に営業を再開する店舗が目立ってきた。感染防止対策としては店内の消毒のほか、席数を減らしたり、従業員に接客を最小限にするよう求めたり、県外客や新規客の来店を断ったりする店舗も見られる。自身もスナックを経営する県麵類飲食生活衛生同業組合大館支部の渡部常雄支部長は「来店を断るのはリスクも大きい。元通りに戻るには時間がかかると思うが、しばらくは様子を見なくてはいけないかな」と話す。
 同市大田面のイオンスーパーセンター大館店では今月中旬から、来店客同士の距離を確保するため、出入り口2カ所で、入り口と出口の動線を分けて一方通行を誘導する掲示を始めた。混雑する時間帯もチラシなどで周知してきた。
 藤川慎一郎店長は「出入り口で来店客が接触することが少なくなったと思う。混雑時を避けて来店する人も増えたし、マスク着用はもちろん、入り口に置いたアルコール消毒液も利用してくれる。警戒の高まりで市民の認識、意識が変化してきたように感じる」との見方を示す。「(新型コロナウイルスは)再発性も高いと聞くし、長い付き合いになると思う。商売の仕方も変わっていく。十分な対策をしていきたい」と話した。

 
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休業協力金に上乗せ 大館市 独自の支援策を検討 「10万円給付」は専門部署

2020-04-22
経済対策などを話し合った本部会議(大館市役所)
 大館市は、新型コロナウイルス感染拡大で経済的打撃を受けている企業や市民に対し、独自に支援する方策の検討を始めた。県の休業要請に応じた場合の協力金を上乗せするほか、政府の国民1人あたり一律10万円給付を円滑に進める専門部署を設ける方針。21日に開いた対策本部会議で福原淳嗣市長が明らかにした。
 外出自粛などの動きが広がり、観光客も減少する中、飲食業や宿泊施設を中心に売り上げが落ち込み、従業員の収入も減少している。
 会議には三役や部長級ら約20人が出席。福原市長は、政府の緊急経済対策を裏付ける補正予算案が閣議決定されたことを踏まえ「県は休業要請に協力した事業者へ、1事業者あたり30万円を支給することを決定した。こうした流れを受けて、市としても県の協力金に上乗せする形で支援する方策を検討したい」との考えを示した。
 さらに「補正予算案は27日に国会提出、5月1日の成立を目指している。この中の国民一律10万円給付手続きについては詰めの議論が行われている」とした上で、「給付にかかる専門部署を設けて対応するなど可能な限り協力したい」と強調。「今まで通り重要事項は全て対策本部で決定する。引き続き英知を結集し、スピード感を持って取り組んでいきたい」と呼び掛けた。
 協議は非公開で行われ、現段階や収束後に支援できる補助メニューなどを検討。27日に開かれる市議会4常任委員会で説明する。

「タイランド、スースー!」大館の東館小 児童が動画でエール 市の企画に参加

2020-04-22
「タイランド、スースー!」とメッセージを送った児童たち(東館小)
 日本と同様に新型コロナウイルスの感染が拡大しているタイに向けて、応援のビデオメッセージを送ろうと、大館市東館小学校(安部芳範校長、全校児童80人)で21日、動画の撮影が行われた。2年生12人が「タイランド、スースー!」(タイ頑張れ!)など、この日のために学んだタイ語でエールを送った。動画は同市スポーツ振興課を通じてタイ関係者に送る予定。
 大館市は東京パラリンピックのタイボッチャチームのホストタウンに指定されている。感染が拡大する日本国内の状況を受け、3月上旬には同チームの選手やスタッフから、同市を激励する応援動画が届いていた。
 その後、タイでも感染が広がり非常事態宣言が出されるなど予断を許さない状況になったことから、大館市側からも応援のビデオメッセージを送ろうと同市スポーツ振興課が広く動画を募集。同校の2年生には、3月にタイから転校してきた佐藤颯汰さんがおり、他の児童たちからも「メッセージを届けたい」と声が上がったため、企画に参加しようと決めたという。
 児童らはあいさつやお礼の言葉などタイ語の発音を確認し、動画撮影に臨んだ。市の観光キャラクター「はちくん」の帽子をかぶり元気いっぱいに「ワンだふるはちくんダンス」を踊った後、タイ国旗の手旗を振りながら日本語とタイ語を織り交ぜ「スースーガン!」(いっしょに頑張りましょう)、「タイランド、スースー!」とエールを送った。参加した田中李空(りく)さんは「動画を見たタイの人たちに楽しい気持ちになってほしい。コロナが早く収まって、また大館に来てほしい」と話していた。
 撮影した動画は、後日に同課が編集したものをタイの関係者に送る予定で、ユーチューブやインスタグラムなどで公開される。動画は22日まで募集しており、送信先は同課のメールアドレス(s.kouryu@city.odate.lg.jp)、または同課のフェイスブックかホストタウン大館インスタグラム。

公共施設23日から休館 新型コロナ鹿角市対策本部 市長「難局乗り切るため」

2020-04-21
23日から全館休館となる複合施設のコモッセ(鹿角市花輪)
 鹿角市新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・児玉一市長)は20日、市役所で会議を開き、感染対策に関する県の緊急事態措置を踏まえた対応方針を決めた。市所有の公共施設は支所など一部を除いて休館、小中学校は休校とする。市民生活に大きな影響が及びそうな中、21日以降に臨時広報を市内全戸に配布し、感染予防対策への理解と協力を呼び掛ける。
 公共施設は23日から5月6日まで休館とする。ただし、市民生活に必要な市役所本庁舎や福祉保健センター、支所、市民サービス窓口(いとく鹿角ショッピングセンター内)をはじめ保育園、児童クラブ、道の駅かづのなどは開設する。
 道の駅かづのは20日から当面の間、午前9時から午後3時までの時短営業(レストランは5月6日まで休業)とし、毎週水曜を休館とする。
 複合施設のコモッセは文化ホール、花輪市民センター、子ども未来センター、花輪図書館、こもれび広場などが全て休館となる。
 大湯ストーンサークル館は休館となるほか、屋外にある遺跡の見学者立ち入りも禁止する。
 一方、小中学校は22日から5月6日まで臨時休校とし、部活動、スポーツ少年団活動は21日から自粛を要請する。
 休校期間中、放課後児童クラブは午前8時半から午後7時まで開設(日曜祝日は休み)。未登録者は相談の上、状況によって対応する。市立保育園と認定こども園は通常通り園児を受け入れる。
 本部会議では、県の緊急事態措置を受け、市民にあらためて感染予防対策を周知徹底することも確認した。
 児玉市長は「現時点で本市での感染事例はないが、大都市を中心に急激に感染が拡大している」と憂慮し、「引き続き感染者を出さないためにも国、県と連携して、この難局を乗り切っていかなければならないと判断した」と市民に協力を呼び掛けている。
 さらに「今後、国の支援策を踏まえ、早急に補正予算を策定し、困難に直面している事業者の支援にも全力で取り組んでいく」としている。

北鹿の小中 大館は25日から臨時休校 上小阿仁きょうから 北秋田、鹿角、小坂あすから

2020-04-21
 新型コロナウイルス対策として県教育委員会が県立学校を21日から臨時休校とする。北鹿の市町村立学校では、大館市が20日、市内小中学校を25日から臨時休校することを決めた。このほか上小阿仁村が21日、他の3市町が22日から5月6日まで休校する。
 県教委は17日、政府の緊急事態宣言の対象地域が全都道府県に拡大されたことを受け、市町村立の小中高校については緊急事態宣言に基づき、適切な措置を取るよう各教育委員会に文書で要請していた。
 大館市では2日に新型コロナウイルス感染者が確認されたが、県や市の発表によると濃厚接触者はいなかった。2週間以上たった現在も他者への感染は確認されていない。学校内の消毒や教職員、保護者と児童生徒が感染防止対策を徹底しているなどを理由として、感染防止に留意しながら教育活動を今週いっぱいは続けていくことを決めた。
 一度は休校しない方針が各校や保護者に通知されたが、その後25日から休校となり、各学校へ通知。学校は保護者にメールで連絡した。市内の中学1年と小学2年の子を持つ父親(42)は「感染を防ぐ県全体の取り組みとして休校やむなしと思っていた」と話した。市教委は21日に臨時校長会を開き、学校の感染拡大防止策をあらためて説明、今後の対応について指示をする。
 ほかの4市町村は、上小阿仁村が21日、北秋田市、鹿角市、小坂町が22日から。期間は5月6日まで。
 高校などきょうから 新型コロナウイルス対策のため、北鹿地方の多くの県立学校が21日から再び休校となる。休校前最後の登校日となった20日、大館市内の生徒たちは各校で新学期早々の長期休みに備えた。
 政府の緊急事態宣言の対象地域が全都道府県に拡大されたことを受け、県教育委員会は、5月の大型連休にかけて県外からの帰省客らが全県的に増える可能性があると判断。感染拡大を予防するため、感染者が出ていない地域も含めて県内の全ての県立学校と特別支援学校を21日から来月6日まで一斉休校、部活動も中止すると発表した。
 大館国際情報学院中高(村上清秀校長)と大館桂桜高校(片岡俊仁校長)はこの日、通常通り授業を行ったあと、ホームルームで学習課題の配布や学習方法を指導。期間中の注意事項などを説明した。
 村上校長は「一人一人が感染拡大防止を意識し、行動していくことが終息へつながっていく。期間中は学習や自主練習など今自分ができることに取り組んでほしい」と話した。片岡校長は「休校措置の趣旨をしっかりと理解してほしい。勉強を怠らず、自分自身と家族、周りの人の健康と安全を守る行動を心掛けてほしい」と述べた。
 大館鳳鳴高校(菅原勉校長)は18日を臨時出校日として20日から休校に入っている。休校期間は5月6日までの予定。

サクラの開花一気に進む 北秋田市の中心市街地

2020-04-21
開花が進んだ米代児童公園のソメイヨシノ
 北秋田市内でソメイヨシノの開花が一気に進んでいる。鷹巣地区ではすでに五分咲き程度の桜も。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛で、花見客はほとんどおらず、ひっそりと咲き誇っている。
 市内は例年4月中旬に公園や民家の庭先で咲き始め、大型連休にかけて見頃を迎える。
 中心市街地にある米代児童公園は18日ごろに咲き始めたという。20日現在、一部の木はすでに五分咲き程度。近くの官公庁を訪れた人たちが淡いピンク色の花を見上げた。市内の70歳代女性は「今年は一気に咲いた。外出自粛で疲れていたから心が和みます」と話した。
 約800本の桜が名物の鷹巣中央公園は20日時点で数輪が咲き始めているものの大半がつぼみ状態。桜まつりが中止になったこともあり、見物に訪れる姿はほとんどなく園内は静まり返っていた。
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大館市 新ポスト「理事」設置 北林総務部長を再任用 司令塔として総合的調整

2020-03-31
  大館市は2020年度から、市長部局内に新たなポストの「理事」を設置し、本年度末で定年退職する北林武彦総務部長(60)=岩瀬=を充てると30日、発表した。第2期総合戦略に基づく地方創生の取り組みを深化させるため、司令塔と各部局間の総合的な調整を図る役割を担う。発令は4月2日付。
 30日に開いた定例会見で福原市長が説明した。理事は特別職ではなく、一般職(部長級待遇)の任期付き職員。任期は22年度末までの3年間。
 北林氏は1981年4月、田代町採用。市の財政課長、教育委員会教育次長などを歴任し、2015年10月から総務部長を務めている。
 福原市長は「通常、市町村の部長は1、2年で変わるが、総務部長を4年6カ月務め、だからこそ大館市ならではの行財政運営ができた」と評価。「地方創生の取り組みの中心的役割を担ってきたため、これまでの経験を生かし、司令塔として総合的な調整を行ってほしい」と述べた。
 新年度創設する観光交流スポーツ部などの業務に触れ、「『内に優しく、外に強く』という観点からも、福祉部の長寿課や健康課の事業に、スポーツ振興課が関わってくる。横串を指さなければならない事業が増え、今まで以上に俯瞰(ふかん)の視点で特別職をサポートできるポジションが必要」と強調した。
 理事設置にあたっては県の人事を参考にしたとし、「市の観光分野は業務量が伸び、関係性が多大になっている。これまで培ってきた知見やノウハウを後進の指導に生かし、次の人材を育成するという意味でも、活躍してもらった方が組織にとって良いと考えている」と述べた。
 

新型コロナ 営業継続へ緊急要望書 旅館ホテル組合鷹巣阿仁支部

2020-03-31
津谷市長㊧に要望書を提出する種倉支部長㊥(北秋田市役所)
 県旅館ホテル生活衛生同業組合(松岡讓裕理事長)は30日、北秋田市役所で新型コロナウイルス感染症に伴う宿泊事業の継続危機を乗り越えるための緊急要望書を提出した。宿泊施設への感染防止や経営悪化に対する支援など2項目を求め、津谷市長は「スピード感を持って対応したい」と述べた。
 同組合によると、県内の宿泊業を営む旅館やホテルでは、歓送迎会の自粛や外国人訪日客の宿泊予約のキャンセルによる影響が出ている。現状が続いた場合は「営業の継続が困難となる事業者が現れ、地域経済に深刻な影響を及ぼすことが懸念される」とし、宿泊事業の存続と地域経済の維持に向けて、県内各市町村に要望書を提出している。 
 要望は2項目の計3点。宿泊施設における感染防止の支援は、マスクや消毒薬など宿泊事業の維持継続に不可欠な物資の円滑な供給に対し、できる限りの支援策を講ずるよう求めるもの。
 宿泊客の減少やイベント自粛に伴う経営悪化に対する支援については、事業者に対する税負担の減免を要望。このほか住民活動が過度に萎縮することのないよう適切な情報発信や、感染の沈静化後に市内宿泊施設で利用可能な割引クーポンの発行など、交流人口の回復に向けた「機動的で柔軟性のある取り組み」の実施を求めた。
 同市では5施設が加盟する同組合鷹巣支部と10施設が加盟する阿仁支部が要望書を提出。種倉耕一・阿仁支部長と持地茂樹・鷹巣支部長代理、県組合の塚本民雄副理事長ら4人が市役所を訪れ、種倉支部長が津谷市長に要望書を手渡した。
 種倉支部長は「想像を超える痛手。今までにない状況でどうすればいいか見当が付かない」と深刻な現状を話し、支部として「ご助力をお願いしたい」と述べた。終息後の対応については、他市町村の取り組みに埋もれない対策や、宿泊施設ごとに均等な支援を要望した。
 津谷市長は、据え置き期間の保証料と利息の全額を市が補助する特別融資制度を4月1日から運用開始することなどを説明。「国や県の動向を見ながらスピーディーに対応する。力を合わせ、地域に元気を取り戻せるよう頑張りたい」と話した。

 

大里ファーム 全国そば優良生産表彰 放棄地解消や6次産業化

2020-03-31
児玉市長㊧に受賞を報告する浅石副理事長(鹿角市役所)
 鹿角市八幡平の農事組合法人・大里ファーム(安保春喜代表理事、構成農家50戸)が、2019年度の全国そば優良生産表彰を受賞した。北鹿地方では初めての受賞。30日は浅石昌敏副理事長が市役所を訪れ、児玉一市長に喜びの報告を行った。
 表彰事業は日本蕎麦(そば)協会が1989年度から毎年実施。日本の伝統食、健康食であるソバの栽培について、生産性の向上または経営改善の面から創意工夫を行い、他の範となる生産農家・集団を表彰している。
 31回目の今回は、農林水産大臣賞をはじめ7種類の各賞に12個人・団体が選ばれた。このうち大里ファームは日本麺類業団体連合会会長賞を受賞。
 大里ファームは、市が「そばの里プロジェクト推進事業」を始めた2009年度から、ソバづくりに取り組んでいる。
 作付面積は年々拡大し、19年度は184㌶。内訳は田93㌶、畑91㌶。田は転作田で、畑は原野化していた耕作放棄地16㌶と遊休農地75㌶を活用している。
 毎年9月にはソバの花を見ながら新そばを食べる「新そば祭り」を開催。ユネスコ無形文化遺産の「大日堂舞楽」をモチーフにした乾麺「大日堂そば」の製造販売による6次産業化や、生産効率(単収、質)の向上を図る取り組みも進めている。今回の受賞はこうした取り組みが評価された。
 受賞報告を受けた児玉市長は「長年の耕作放棄地等の解消や6次産業化に向けて、ファームの皆さんが頑張った成果。市としても所得向上につながるよう引き続き応援していきたい」と期待した。
 浅石副理事長は「高齢化やトラクターが壊れたといった理由で、借りていた畑を返す生産者が増えている。遊休農地だった畑75㌶をソバ栽培に活用していなければ、その半分は耕作放棄地になり〝アカシア畑〟になっていたと予想される」と強調。「今後もできる範囲で耕作放棄地等の解消に努めたい」と話した。

 

「きょうの秋田犬」 動画投稿サイトで公開 臨時休館中の楽しみを

2020-03-30
秋田犬のさまざまな表情をカメラに収め、動画を公開している(秋田犬の里)
 秋田犬を飼育する大館市の地域おこし協力隊が、動画投稿サイト・ユーチューブで「きょうの秋田犬」を公開している。秋田犬の里が臨時休館中のため、来館できない人に少しでも秋田犬の魅力を伝えようと企画。散歩の様子など、展示だけでは見ることができない一面を伝えている。
 22日に「秋田犬ふれあい隊in秋田犬の里」のチャンネルを開設し、市で飼育している犬のほか、展示に参加している秋田犬保存会会員の犬の動画を紹介している。
 29日の撮影では、会員の「純」(雌5歳)と「明」(同10カ月)を撮影。散歩で元気いっぱいに走り回る姿や芝生の上でくつろぐ姿など、さまざまな表情をカメラに収めた。
 隊員の加藤瞳さんは「毛色の違いは見た目で分かるけれど、性格は写真だけでは伝わらない。動画で犬の個性を伝えていきたい」と話している。
 今後は秋田犬とともに館内の紹介なども予定している。
 

ネギに続いては キャベツ詰め放題 鹿角市の末広ファーム

2020-03-30
協力してキャベツを詰め込む親子(鹿角市十和田末広)
 鹿角市十和田の農業組合法人・末広ファーム(柳沢義一代表理事)は29日、同所末広字村下の畑で詰め放題のイベント「雪の下キャベツ収穫祭」を開いた。専用の袋を購入した市民らが収穫したてのキャベツを袋いっぱいに詰め込み、抱えるようにして運ぶ姿が見られた。
 地域貢献の一環で実施。昨年12月にネギの詰め放題も行い、2回目のイベント。借り受けた畑2・4㌶にキャベツを植え付けた。暖冬の今年は〝雪の下〟とは言えないものの、数回の積雪と冷え込みがあったことで、甘く、歯ごたえの良いものに仕上がったという。コメ1斗分が入るビニール袋を一つ500円で販売し、購入者が収穫、袋詰めを行った。
 会場の畑は午前10時の開始を前にカッパなどを着た市民らでにぎわった。袋を購入しキャベツを品定め。鎌や包丁の刃を入れて収穫した。揺すったり、伸ばしたりしてスペースを確保した袋に、ぎゅうぎゅうに詰め込んでいた。きょうだいや親戚と分けるという大館市の70歳代女性は「1袋に15玉も詰めることができた。収穫の催し物はなかなかないので楽しい。サラダやロールキャベツなど、毎日キャベツ料理にして、スリムになりたい」と笑顔だった。
 柳沢代表は「思った以上に来場者があり、喜んでもらえてよかった。詰め放題は本年度から始めた事業。若手社員の意見を取り入れるなどして今後も続けていきたい」と話していた。

 
 
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