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「煉屋バナナ」食べる菅首相 ツイッター拡散で話題 反響大きく、売れ行き好転 大館市の菓子店

2020-09-29
菅首相が「煉屋バナナ」を食べる姿を店頭で紹介する松本社長㊨と妻・美千子さん(煉屋菓子舗)
 大館市泉町の煉屋菓子舗(松本幸夫社長)の製造する銘菓「煉屋バナナ」を食べる菅義偉首相の画像が会員制交流サイト(SNS)に投稿され、話題となっている。「投稿を見た」という来店客も多く、コロナ禍で厳しい状況だった売り上げも好転の兆しを見せている。松本社長(67)は反響に驚きつつ、「本当にうれしい。今年は暗いニュースばかりだったので、勇気づけられている」と喜んでいる。
 同店は1927年創業。代表商品の「煉屋バナナ」は2008年の第25回全国菓子大博覧会で外務大臣賞に輝いた。13年の第26回でも「ミニ煉屋バナナ」が厚生労働大臣賞を受けており、地域の土産品として親しまれている。
 自民党総裁選期間中、同党の衆院議員が短文投稿サイト「ツイッター」に、煉屋バナナを食べる菅氏の画像を投稿した。すると新内閣で行政改革担当相となった河野太郎氏も反応し、「全国菓子大博覧会で外務大臣賞を取った、あの煉屋バナナ」との文章を記してリツイート。この情報が拡散されていった。
 同店では菅氏が首相に就任する直前の15日、市民から「反響はどう?」と聞かれたことで話題になっていることを知った。松本社長の妻で、経理・接客担当の美千子さん(58)は「SNSには疎くて全く知らなかったので、びっくりした。うちのバナナを菅首相が食べてくれ、河野大臣も知ってくれているなんて」と驚きを隠せない。
 次第に「投稿を見て来た」という来店客が目立つように。「話題性があるので友人に贈りたい」「子どもがツイッターを見て食べたい、と言ったので買いに来た」といった声もあるという。
 新型コロナウイルスによる移動自粛の影響から、売り上げが前年同期比で約3割減少するなど厳しい状況にあったが、投稿が拡散してからは好転。菅新首相誕生後の19~22日の4連休は店舗での売り上げが前年同期比で約2割も増加した。
 「商品を卸している県南の道の駅でも人気のようで、ほぼ毎日注文が入っている。久しぶりに忙しい思いをしている」。松本社長、美千子さん夫妻はうれしい悲鳴を上げる。「地元の人たちも私たちと同じように喜んでくれている。気持ちが内向きになっている中、励まされた気持ちで元気をもらえた。本当にありがたいこと。秋田県出身初の首相として頑張ってほしい」と、突然つながった菅氏との縁に感謝している。
 

市税の口座振替 ネットで申し込み手続き 鹿角市が10月1日から 県内初のサービス

2020-09-29
 鹿角市は来月1日、パソコンやスマートフォンなどからインターネットを利用して市税の口座振替・自動払込の申し込み手続きができる「Web口座振替受付サービス」を開始する。県内では初めての取り組み。児玉一市長が28日の定例会見で報告した。
 納税者の利便性の向上や、市税の確実な納付を期待できる口座振替をさらに推進するために導入する。
 新型コロナウイルス感染拡大を契機に従来の対面での手続きが見直されている中、非対面・非接触で24時間「いつでも」「どこでも」手続きが可能となる。また、金融機関窓口へ出向く必要がなくなり、口座振替依頼書への記入や押印も不要となる。
 対象税目は市県民税(普通徴収)、固定資産税、軽自動車税、国民健康保険税(普通徴収)。取扱金融機関は秋田、北都、東北、北日本、ゆうちょの5銀行。手数料は不要。
 サービスを利用できるのは、取扱金融機関に個人名義の普通預金口座を開設し、キャッシュカードを持っている人に限る(法人名義の申し込みは不可)。
 申し込み手続きは、市のホームページからリンクする外部の専用受付サイトで必要な情報を入力して行う。
 インターネットの利用環境が整っていない人のために、市役所税務課窓口へ申し込み用パソコンを設置。必要な情報を窓口で職員に伝えながら手続きができる。
 従来の申請書による申し込みも引き続き利用できる。
 会見ではこのほか、市が1974(昭和49)年から毎年行っている功労者等の表彰式について、児玉市長が「今年は選考基準に該当する方がいないため、残念だが開催しない」と報告した。式を開催しないのは今年が初めて。
 表彰は、市の公益や振興に著しく貢献した「功労者」、文化の向上に尽力した「文化功労者」、産業・経済振興や保健衛生の向上など各分野で功績のあった個人、団体に贈る「一般表彰」「特別表彰」、謝意を表すことが適当と認められる個人、団体が対象の「感謝状贈呈」があり、有識者による選考委員会を経て選定している。これまで受賞したのは計426個人・団体。
 

北秋田市 まちなかトーブ こども食堂初開催 テークアウト形式で

2020-09-29
事前に調理したカレーなどを受け渡したまちなかこども食堂(北秋田市材木町)
 北秋田市の市民団体・まちなかトーブ(村岡典子代表)は27日、食の大切さを伝える「まちなかこども食堂」を初めて開催した。新型コロナウイルス感染予防のため、団体のメンバーが調理した食事をテークアウト形式で無料提供。親子17組が、同市材木町の会場で受け取った夏野菜カツカレーを自宅で味わった。
 被災地支援やボランティア活動に取り組むまちなかトーブが、次世代を担う子どもの成長支援や地域で子どもを支える仕組みづくりを目的に開設。地域を元気にする活動を支援する「あきたスギッチファンド」の採択を受け、本年度中に全3回開催する予定。
 鷹巣地区内の保育園を通じて事前予約制で受け付け、17組57人分の食事を調理。野菜や肉は地元産を積極的に使用したほか、子どもたちが食べやすいよう調理を工夫した。デザートや菓子の詰め合わせ、カレールーは市内外の店や団体から寄付された。
 同市材木町の「お食事処 よねざわや」の駐車場を借りて受け渡し用のスペースを設置。調理や誘導係として会員やボランティア計20人が参加し、フェースシールドやマスクを着用して対応した。
 メニューはトマトの水分を生かして作った夏野菜カツカレーや、サラダ、カボチャのパンナコッタ。訪れた子どもたちは容器に入ったカレーなどを見ると「おいしそう」などと話し、家族とともに自宅へ持ち帰った。
 今後は鷹巣地区以外での開催も検討しているといい、来年以降も継続予定。村岡代表は「子どもたちと一緒に調理するなど、新型コロナが終息したら、さまざまな内容で開催したい。食の大切さを感じてもらえたら」と話していた。

 
 

北鹿中学新人野球 合川が13年ぶりV 最優秀選手に佐藤(合川)

2020-09-28
表彰式で優勝杯などを受け取る合川の選手たち(ニプロハチ公ドーム)
 第66回北鹿中学校新人野球大会(北鹿新聞社、ニプロハチ公ドーム共催、大館北秋田中学校体育連盟、鹿角中学校体育連盟、大館市教育委員会後援)は27日、大館市のニプロハチ公ドームで準決勝、決勝を行った。決勝は合川が6―3で北陽を破り、13年ぶり5回目の優勝を果たした。
 優勝した合川は、今月中旬の大館北秋田秋季総体で準々決勝敗退。悔しさをバネに臨んだ本大会で見事栄冠を手にした。
 本大会は新型コロナウイルス感染防止のため開閉会式は行わず、出入り口のサーモグラフィーカメラで入場者の検温を徹底。観戦者も選手の保護者に限定して実施した。決勝戦後の表彰式も簡略化して実施するなど、例年とは違った雰囲気の大会となった。それでも選手たちは、中学生らしいはつらつとしたプレーで白熱した試合を展開していた。
 最優秀選手賞は佐藤蓮(合川2年)、優秀選手賞は相馬英典(同)、花田晴空(同)、藤盛聖海(北陽2年)の各選手に贈られた。

 

地元から祝福、期待の声 ミスワールド・日本代表に 金谷鞠杏さん=大館市出身

2020-09-28
地元から祝福、期待の声 ミスワールド・日本代表に 金谷鞠杏さん=大館市出身
ファイナリスト35人の中から日本代表に選ばれた金谷さん(ⓒミス・ワールド・ジャパン)
 女性の美しさや品格、タレント性などを競う世界大会「ミス・ワールド2020」の日本代表に、大館市出身の金谷鞠杏(まりあ)さん(18)=エイベックス所属=が選ばれ、世界大会に出場することが決まった。地元で活動を共にしたり、交流があったりした人々からは、快挙を祝う声や今後のさらなる飛躍を期待する声が聞かれる。
 金谷さんが中学時代から家族ぐるみで交流し、応援を続けている日景之美さん(57)=大館市御成町=は「日本代表に決まった時は涙が出た。鞠杏がモデル、アーティスト、日本代表と次から次と自分の夢をかなえていく姿にすごく元気をもらっている」と話す。「中学の時から努力家で、ダンスを完璧になるまで何時間も踊り続けるような子だった」と振り返る。「大館が大好きで、帰省した時に会うと『夢をかなえる』『頑張って恩返しするね』と言っていた。これからもみんなを笑顔にしてほしい」と願いを込める。
 同市のご当地アイドル「まちあわせハチ公ガールズ」に在籍当時、ステージパフォーマンスを指導した演出家の石井瑠威さん(43)=同市大町のダンスオデッセイバレエアカデミー代表=は映像から伝わるオーラ、輝きを見て、「代表に選ばれるのは当然」と確信していたという。「彼女の努力や信念を知っているから。いろいろな方から指導を受け、努力して、それが表に出て輝きになっている。厳しい要求にもひるまず向かい、失敗をバネに改善する努力を怠らない姿を知っている。のびのびと自分の歩みを信じて活躍してほしい」と期待した。
 「まちあわせハチ公ガールズ」時代に、約1年間活動を共にしたシンガー・ソングライターの大川ちさとさん(21)=大館市=は「鞠杏がミス・ワールド日本代表に選ばれたと知った時は本当に驚いた。アイドル時代からすごい努力をしていた。今回も今までも誰にも負けないくらい頑張ったと思う。自分ももっと頑張らないと。これからも体調に気をつけながら活動してほしい。世界大会も応援している」とエールを送った。

 

 
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鷹巣で36・6度 27日の北鹿地方 大館も連日の猛暑日

2020-08-28
道路に「逃げ水」が見られた大館市(27日午前11時53分ごろ、大館市御成町)
 27日の北鹿地方は高気圧に覆われた影響で広く晴れ、観測6地点で今年一番の暑さとなった。秋田地方気象台(午後4時現在)によると、最高気温は北秋田市鷹巣で36・6度(午後2時33分)を記録するなど、2地点で2日連続の猛暑日となった。県内には3日連続で高温注意情報が出された。今後も高温が続くことから、引き続き熱中症に注意するよう呼び掛けている。
 気象台によると、最高気温は大館市で35・8度(午後2時39分)、鹿角市で33・9度(同2時31分)。平年より5~9度高くなった。
 大館市内の道路は強い日差しを受けて路面温度が上がり、夏の風物詩の一つ「逃げ水」が現れた。蜃気楼(しんきろう)の一種で、通行人や車が揺らいで見えた。
 北鹿3消防本部によると、午後5時までに熱中症の疑いのある救急搬送が2件あった。どちらも軽症の見込みで、命に別条はない。
 県内は28日も高気圧に覆われて晴れ、気圧の谷の影響で夕方から曇りとなる見込み。最高気温は北秋田市鷹巣で35度と予想している。気温の高い状態が続くため、熱中症対策など健康管理に注意を呼び掛けている。

鹿角市教委 市有形文化財「花輪通絵図」 所有者に指定書交付

2020-08-28
指定書の交付を受けた前嶋さん㊥(渡部家史料館)
 鹿角市教育委員会は27日、市有形文化財(歴史資料)に指定した「花輪通絵図」を所有する八幡平石鳥谷の前嶋和歌子さん(69)に指定書を交付した。
 花輪通絵図は江戸時代に作製された。「通制」は盛岡藩独自の行政組織で、代官統治地区を「通(とおり)」と称した。絵図には花輪館を中心に、田山を含む八幡平から土深井付近までが描かれている。墨書きで大きさは縦2・86㍍、横3・18㍍。藩境の警備に使われたとみられる。
 石鳥谷の渡部家で代々保存され、今年2月21日付で文化財指定を受けた。鉱山や川、山林資源を豊かに描いていることから、警備だけでなく、山林など全体の管理にも使用されたと推測されている。
 交付式は石鳥谷の私設博物館「渡部家史料館」で行われ、畠山義孝教育長が前嶋さんに指定書を手渡した。
 前嶋さんの夫・万人さん(78)は「この絵図の中には、いろいろな歴史が含まれている。指定を機に多くの鹿角の人に知っていただきたい」、畠山教育長は「今回は絵図が市の文化財になったが、渡部家の建物自体が国登録有形文化財。今後もこの素晴らしい財産を後世に残すべく取り組んでいきたい」と語った。
 同館は例年5~10月まで開館しているが、現在は新型コロナウイルスの影響で閉館中。

新型コロナ 休業協力金9千万円 大館市の支援状況 「食タクシー」利用千件超 241事業者に応援金

2020-08-27
 大館市は、新型コロナウイルスの影響を受けた市民や事業者の支援状況をまとめた。県の休業協力金に上乗せする事業には465施設分の申請があり、9300万円を交付。コメや比内地鶏製品などを贈る「学生応援ふるさと便」の申し込みは812件、飲食店の料理をタクシーで届ける「食タクシー」の利用は1000件超と利用者から好評を得た。
 特別措置法に基づく知事の休業・時短営業要請に応じることで、県から感染症拡大防止協力金(30万円)を受給した事業者に対し、市独自に20万円を上乗せした事業は7月10日まで受け付け、427事業者が申請。施設別では、特に感染症の影響が大きいとされる飲食業や宿泊業が全体の6割を占めた。
 協力金や国の持続化給付金に該当せず、売上高の減少幅が20~50%未満の事業者に一律20万円を支給する「事業継続応援金」は241事業者から申請を受け、今月20日までに4820万円を交付した。感染症が全国で拡大傾向にあることから、さらなる影響を想定し、6月以降の減収分も支援する方針。
 公共交通の車両維持は貸し切り・高速バス1台あたり20万円、タクシー・運転代行車両などは1台あたり5万円を支給することにし、12事業者から117台分(1200万円)の交付申請を受け付けた。
 食タクシーは配達料金の一部を補助するもので6月に418件、7月に696件の利用があった。件数は着実に伸びており、感染防止と経済活動の活性化につながる取り組みとして事業者や利用者から好評を得ているという。
 学生応援ふるさと便は、帰省を自粛している市出身学生に7月11日から25日にかけて発送。市内の学生分については同22、23日に大館商工会議所で提供した。利用者からは「ふるさとと家族に感謝」などとメッセージが多数寄せられた。
 児童手当の対象1人あたり1万円を給付する子育て世帯臨時特別給付金は、3958世帯に6429万円を給付した。予定額の89・6%。公務員の申請は10月31日まで。
 ひとり親世帯臨時特別給付金は1世帯あたり5万円、第2子以降1人につき3万円加算、さらに収入減の場合は5万円を追加するもので、これまで577世帯に3716万円を給付。来年2月28日まで申請を受け付ける。
 国民1人あたり10万円を配る「特別定額給付金」は3万1550件、7万887人分の申請があり、総額70億8870万円を今月24日までに給付した。
 福原淳嗣市長は25日の9月定例議会行政報告で「感染症対策の徹底を図り、さまざまな工夫を凝らすことで、暮らしを守るために不可欠な社会経済活動の継続は十分可能」との見方を示した。

鷹ノ巣駅前の商店街 秋に2店舗がオープン 若手事業者が活性化の力に

2020-08-27
 北秋田市のJR鷹ノ巣駅前の商店街に今秋、空き店舗を改修した2店舗が新たにオープンする。木製家具の製作を手掛ける布田信哉さん(38)の「HOLTO(ホルト) cafe」が旧店舗近くのビルにカフェと工房を移転してリニューアルオープンするほか、同市の写真家・コンドウダイスケさん(37)が経営する撮影会社「アキテッジ」のスタジオ兼事務所をホルトの旧店舗に開設予定。駅前を拠点とした地域活性化を目指し、若手事業者が開店準備を進めている。
 HOLTOは2016年に布田さんが設立。「地域の入り口となる駅前が活性化すると街もにぎわうのでは」との思いから、17年に同市松葉町の駅前商店街へカフェ兼ギャラリーをオープンした。
 これまでは同市七日市の工房で家具製作をしていたが、カフェに訪れた人が気軽に木工を楽しめる場を作ろうと、より広いスペースを確保するため移転を決めた。旧店舗と道路を挟んだ斜め向かい側にある、同市材木町の布田さん所有のビルに移転。1階にカフェスペースがあり、カフェ奥の扉を開けると木材や仕事道具がずらりと並ぶ工房が現れる。
 オニグルミの木材を生かした内装のカフェではパンケーキなどを提供するほか、作製した家具を利用客に試してもらいながら販売していく予定。今後は家具製作の過程でできた端材を活用したコースター作りなどができるよう整備する。オープンは9月5日。
 アキテッジは、15年から写真業「Photo Office―K」として県内を中心に商品や観光などの商業用撮影に携わるコンドウさんが業務の幅を広げようと、今年7月に法人化。コンドウさんは布田さんや市内の若手事業者と共にまちづくりを目的とした活動にも取り組んでいたため、ホルトの移転に伴い布田さんがコンドウさんに声をかけ、同市松葉町へスタジオ兼事務所を開設することにした。
 内装は木の温かさあふれる以前のカフェをもとに、照明や壁などを改修。木床はオイルを塗ることで落ち着いた雰囲気をつくり上げた。スタジオでは商業用写真の撮影のほか、完全予約制で家族写真などの依頼を受け付ける。
 コンドウさんは「地元企業のビジュアルイメージを強化するほか、今後はお客さんのこだわりに沿った撮影をしていきたい」と意気込む。事務所を駅前に開設し、「同じ地域の人と駅前で活動することで面白い化学変化が起き、新しい市のイメージが生まれたら」と話していた。9月3日に事務所を移し、本格的なスタジオのオープンは10月初旬となる予定。



 

鹿角市啓発セミナー テレワークの働き方 IT活用の事例学ぶ

2020-08-27
鹿角市啓発セミナー テレワークの働き方 IT活用の事例学ぶ
情報通信技術を活用した働き方を学んだセミナー(コモッセ)
 鹿角市の女性若者活躍促進事業「テレワーク啓発セミナー」が26日、同市花輪のコモッセで開かれた。コロナ禍で働き方が大きく変化する中、テレワークなど情報通信技術を活用した働き方を学んだ。
 市は2016年から、セミナーを開くなどして女性や若者が「通い型」以外の働き方のできる環境整備を進めている。新型コロナの影響で働き方が大きく変化している中、情報通信技術を活用した仕事をしている人から事例を学び、環境に影響されない働き方を考えるのがセミナーの目的。18人が参加した。
 9月からは、「自宅でもできるお仕事講座」や「ホームページ構築講座」などをテーマに、計6回のセミナー開催を予定している。
 トークセッションは、IT関連会社コー・ワークス(仙台市)の五十嵐淳さんが司会を務め、ファストコムニッポン手仕事図鑑編集長の大牧圭吾さん、ミライ鹿角WEB活ラボ代表でウェブクリエーターの渋谷加好さんが仕事の現状を報告した。
 五十嵐さんは2年前から、青森県三戸町に移住、会社のテレワーク制度を活用し、同町で暮らしながら仕事をしている。渋谷さんは同市十和田大湯の出身で、自宅でウェブデザインやホームページ構築、紙媒体デザインの個人事業を行っている。仲間3人でミライ鹿角WEB活ラボを始め、ウェブストアを展開している。「好きな仕事で報酬を得ることができ、楽しい。やりたいことなので、楽しくやっている」と話した。
 
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新型コロナ対策 各種給付金で生活支援 大館市 暮らし再建や就労など

2020-07-31
 大館市は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、収入が減少した世帯や求職中の市民に給付金を支給し、生活を支える。「暮らし再建世帯応援金」は月収が20%以上減少した世帯に10万円、大学生がいる世帯に10万円を追加支給する。離職や仕事が減って求職中の市民には最大3カ月、月3万円を給付する。いずれも市独自の事業。
 「暮らし再建世帯応援金」は、収入が減少した世帯を支援する事業。給付の対象は▽今年2~5月に前年同月比で給与収入が20%以上減少した人がいる▽減少前の世帯収入が基準額以下―の世帯。基準額は1人世帯で月収15万円、2人世帯で18万円、3人世帯で21万円などと設定した。
 給付金は1世帯当たり10万円。大学生や短大生など学生がいる世帯は10万円を追加する。国の持続化給付金や市事業継続応援金を受給し、学生を扶養する事業主には、応援金の要件に関係なく10万円を支給する。
 「就労支援給付金」は、求職中の人が就労するまでの生活を支援する事業。給付額は月3万円(最大3カ月)。就労が決定した月は準備費用として2万円を給付する。最大で11万円を受け取ることができる。対象は▽市福祉課が行う自立相談支援事業の就労支援を受けている▽世帯の主たる生計維持者である▽職業訓練受講給付金を受けていない▽被保護世帯でない▽世帯員の収入が基準額以下―。収入の基準額は1人世帯7万8000円、2人世帯で11万5000円などとなっている。
 いずれも市独自の事業で、22日の市議会臨時議会で可決された一般会計補正予算に事業費を計上した。福祉課は暮らし再建応援金100人、就労支援給付金50人の給付を見込んでいる。担当は「就労支援給付金については、これから市の就労支援を受け、定期的に支援員と面談しながら求職活動を進めていく人も対象となるため、気軽に相談してほしい」と呼び掛ける。両事業のチラシを作成し、大館商工会議所と連携して事業を周知するほか、公民館や病院などに設置する。

大塚製薬と包括協定 北秋田市 北鹿地方で初めて 市民の健康増進目的

2020-07-31
協定を結んだ津谷市長㊧と迫上支店長(北秋田市役所)
 北秋田市と大塚製薬(本社・東京都)は30日、健康増進に関する包括的連携協定を結んだ。同社が培ってきた熱中症対策などの健康情報を市民に提供し役立ててもらう。県内市町村との締結は5市目で、北鹿地方では初めて。
 協定は▽科学的根拠に基づいた熱中症対策▽健康長寿の推進▽健康経営▽女性の健康づくりの推進▽災害対策▽その他の6分野にわたる。医薬品研究開発などの事業で培った同社のノウハウを生かし、市民の健康課題解決を図る狙いがある。
 具体的には熱中症アドバイザー養成講座の開講、栄養指導、「健康経営」に取り組む企業の支援、健康サポートセミナーの開催、同社商品の備蓄などを予定している。特に、新型コロナウイルス感染防止策としてマスク着用が求められる今夏は熱中症の恐れが高まっていて、協定による取り組みが関心を集めそうだ。
 同社によると、同様の協定は秋田を含む47都道府県と締結した。県内市町村はすでに秋田、男鹿、にかほ、湯沢4市と結んでいて北秋田で5市目。これまで秋田内陸100㌔マラソン大会に毎年協賛してきた縁があり、熱中症対策として同社飲料品を提供してきたという。こうした取り組みを市全体にも広げようと今回の締結に至った。
 市役所で締結式が行われ、津谷永光市長と迫上智博・仙台支店長がそれぞれ協定書に署名した。
 津谷市長は「市は減塩対策やがん予防につながる生活習慣の改善などに取り組んでいる。締結を機に健康情報や医学的情報を提供していただき、市民の健康課題解決に向けたイベントや講習会を考えている」と期待。迫上支店長は同社の取り組みを紹介し「締結を機に健康情報を届け、より健康になっていただきたい」と述べた。

噴火警戒レベル4想定 鹿角・澄川地熱発電所 警察、消防と合同訓練

2020-07-31
負傷者を担架で運び出すなどの訓練を行い、連携強化を図った(鹿角市八幡平のベコ谷地)
 鹿角市と仙北市にまたがる秋田焼山(標高1366㍍)の噴火警戒レベルが、居住地域に重大な影響が出る可能性があるとする4(避難準備)に引き上げられたと想定した火山災害救助訓練が29日、八幡平の東北電力澄川地熱発電所周辺で行われた。同発電所、警察、消防の約20人が合同で訓練し、連携強化を図った。
 活火山の焼山は、現在噴火警戒レベル1。訓練は、焼山が噴火して火砕流が発電所へのアクセス道に流れ込んで不通になり、取り残された所員が登山道を徒歩で避難するとして想定で行った。
 現場の所員は、消防に通報した後、発電プラントを停止。約1・5㌔離れた後生掛温泉を目指して避難を開始した。途中、噴石で1人が足を負傷、再び通報し、救助を求めた。
 消防と警察は後生掛温泉に現地対策本部を設置し、救助隊を編成して登山道を登った。発電所東方約500㍍の湿地帯「ベコ谷地」で所員と合流。負傷者の応急処置と簡易担架での搬送を行った。
 同発電所の川邉浩所長は「訓練により所員の危機管理意識も向上している。異動となっても全員が同じ行動ができるよう、備えていきたい」と話した。
 この日は県警ヘリ「やまどり」で搬送訓練も行う予定だったが、周辺が濃霧のため中止した。同発電所は国内最大級の出力5万㌔㍗。合同訓練は2016年から夏と冬の年2回行っている。

極早生品種「味良い」 大館 エダマメ収穫本格化

2020-07-30
畑から収穫し、脱莢機を通したエダマメ(大館松峰)
 大館市でエダマメの収穫が本格化している。現在は極早生(わせ)から早生品種の収穫が行われており、市内では品種を変えて時期をずらしながら、10月まで出荷が続く。
 11haで5品種を栽培する同市松峰のファーム畠山(畠山博実社長)では、極早生品種「神風香」の収穫が27日から始まった。収穫機で畑からもぎ取った豆を、脱莢機にかけてさやの薄いものなどを取り除く。作業所に運んで洗浄や選別作業を行い、厳選したマメを出荷する。
 畠山博樹専務(42)によると、6~7月に雨が続いたため、播種(はしゅ)が半月ほど遅れ今月中旬までずれ込むなど、作業の進行に苦労したという。JAに出荷するほか、観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズムを通じて飲食店などで提供され、「今年は雨に苦しめられた分、いいマメができている。地元スーパーなどにも並ぶため、大館産を味わってほしい」と呼び掛けた。
 エダマメは、JAあきた北の最重点品目の一つとして作付けが推奨されている。6月末のまとめでは、市内では32戸が203haで栽培。同JAの担当者は「降雨や日照不足で生育が心配されたが、味は良い」と話した。

マタギ文化 新組織で振興 北秋田市 推進協設立へ 「日本遺産」は解散

2020-07-30
北秋田市の日本遺産事業推進協議会(阿仁庁舎)
 「阿仁マタギ」の日本遺産登録を目指して設置した北秋田市の日本遺産事業推進協議会(会長・津谷永光市長)は28日、阿仁庁舎で開き、日本遺産に認定されなかったことを受けて今後の方針等を協議した。「認定」を前提とした組織であり事業継続は困難なことから、協議会は本年度末で解散。阿仁マタギの文化の継承や観光資源としての活用など必要な事業は、新たに設立する「(仮称)阿仁マタギ推進協議会」で進めていくことを確認した。
 日本遺産は、地域に根付き世代を超えて受け継がれている風習や伝承、歴史的経緯などを「ストーリー」として文化庁が認定するもの。地域に点在する遺産を総合的に活用し、国内外に発信することをねらいとした。
 北秋田市は2018年度から、阿仁マタギでの登録を目指して申請。内容などの修正を加えながら、19年度、20年度と申請を続けたが認定には至らなかった。文化庁は募集について、本年度で「当面最後にする」としている。
 事業推進協議会は、最初の申請で認められなかったことから、地元の関係者との協議を経て手続きを進めようと19年1月に設置。認定を目指すとともに、認定後においても文化財等を活用し、観光振興や地域活性化の推進を図ることを目的とした。
 この日の協議会で会長の津谷市長は「阿仁マタギは大変残念ながら、日本遺産に認定とはならなかった。しかし、阿仁マタギの世界観や歴史、文化は市にとって貴重な財産であることに変わりはない。今後も積極的な情報発信や環境整備により魅力向上を図りながら、後世に引き継ぐ取り組みをしたい」とあいさつ。今後の方針を協議した。
 本年度は、現在の協議会で活動を続けながら、同協議会と協議会作業部会を統合する形の「阿仁マタギ推進協議会」を設立。来年度の移行を目指す。新たな組織では「日本遺産に申請した『ストーリー』にあるマタギの世界観、知恵、歴史を感じ取ることのできるマタギの里を目指し、情報の共有や活用を図り取り組んでいく」などとした。
 また、本年度の事業計画では▽阿仁マタギガイドブック作成事業▽阿仁マタギ普及啓発事業▽阿仁マタギ講座―を進めることを確認した。
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需要拡大に新商品 コロナで打撃の比内地鶏 県庁で発表会

2020-06-30
秋田活性化の日景社長があいさつした新商品の発表会(県庁)
 新型コロナウイルス感染拡大に伴い消費量が激減した北鹿地方特産の比内地鶏の需要回復を図ろうと、県内の加工業者らが新たな比内地鶏の味わいなどを楽しめる新商品を開発した。県庁で29日、報道向けの発表会が開かれ、秋田比内やの「比内地鶏すぐ食べられますシリーズ」や、秋田活性化の比内地鶏を使った2種類の缶詰などが紹介された。
 高級食材として首都圏の飲食店などに販売されている比内地鶏は、新型コロナ感染拡大に伴う外出自粛や飲食店への休業要請などの影響で、消費量が大きく減少。県は新商品の開発支援や学校給食での活用など、需要回復に向けた取り組みを進めている。
 紹介されたのは秋田比内やと秋田活性化、秋田味商の商品。秋田比内やの「すぐ食べられますシリーズ」はステーキやそぼろ、つくね、ハンバーグなどの加工品を冷凍したもので、レンジ調理で簡単に食べられるのが特長。4月からラインアップを増やしながらオンラインショップや大館本店で販売している。
 秋田活性化は、比内地鶏を使ったオイル煮料理アヒージョとトマト煮込みの缶詰を開発。大館市産のニンニク、小坂町産のアカシアはちみつなど、県産品をふんだんに使用した。アヒージョは「金の比内地鶏」、トマト煮込みは「赤の比内地鶏」の商品名で、7月1日から県内のスーパーや土産品店などで販売。通販も行う予定。
 発表会では、参加事業者を代表して秋田活性化の日景賢悟代表取締役が「比内地鶏の魅力を、より多くの人に知ってもらい消費拡大を図りたい。ぜひ買って、食べて、協力を」などと呼び掛けた。

 

JAかづの総代会 7200万円の剰余金 19年度決算 

2020-06-30
JAかづのの通常総代会(JA会館)
 JAかづの(菅原俊二組合長)の第58回通常総代会が29日、鹿角市花輪のJA会館で開かれ、2019年度事業報告など議案8件を原案通り承認した。収支改善に取り組んだ結果、7200万円の当期剰余金を計上、組合員に対し、11年ぶりとなる出資配当を予定している。
 総代会は、新型コロナウイルス感染防止のため、必要最少人数での開催となり、出席したのは28人、書面での議決は393人だった。
 黒字決算は4年連続。前年度の6800万円を上回った。自己資本比率は0・16%増の12・27%、不良債権比率は0・56%減の1・78%となる。
 子会社の経営状況は、ガソリンスタンドや葬祭などを行うアニモが、暖冬による灯油、軽油販売の減少、新型コロナの影響を受けたものの、5200万円の当期利益を計上。
 累積赤字解消へ向け再生5カ年事業計画に取り組んでいるファー夢かづのは、800万円の当期利益を確保し、次期繰越損失金は737万円となった。
 支所の再編を盛り込んだ第10次農協基本計画の一部変更に対し、「不便になる」などと慎重な対応を求める意見があった。八幡平、花輪、柴平、十和田、大湯(出張所)、小坂の各支所を南部(花輪)と北部(十和田)の2支所に再編するもので、八幡平と柴平、小坂はプラザ店舗に業態転換する。従来の支所、出張所業務は北部、南部支所に移管する。
 実施時期は大湯の廃止が今年11月、小坂は本年度下期、柴平は21年度、八幡平は23年度以降を予定している。再編に伴う職員は、営農指導部門に投入し、営農の充実を図る。
 出席者からは、「JAの支所は地域コミュニティーづくりの役割を担ってきた」「プラザになって、果たして採算は取れるのか」など再編に慎重な意見があった。プラザを展開しているのは、全国でも沖縄県内だけという。
 役員の定年を70歳から73歳に引き上げる定款の一部改正については、年齢制限の撤廃を求める意見も出た。

 

内陸縦貫鉄道19年度決算 4者目標はクリア 訪日客好調もコロナ禍

2020-06-30
秋田市の旅行会社で教育旅行の誘致活動に取り組む関係者(大館市提供)
 秋田内陸縦貫鉄道(本社・北秋田市)の第36回定時株主総会が29日、同市阿仁庁舎で開かれ、2019年度決算を承認した。レストランなどの関連事業収入が伸びず、全体で1億8822万円の経常損失を計上。県など4者による目標「赤字2億円以内」は5期連続で達成した。
 事業報告によると、本業となる鉄道の輸送人員は26万3672人。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い2~3月に落ち込んだものの、年間では前期より2835人増加した。
 内訳は▽定期=10万8030人(前期比2420人減)▽定期外=15万5642人(5255人増)。定期外が増加した要因はインバウンド(訪日外国人客)の利用が1月まで好調を維持したため。2月以降は新型コロナの影響で観光需要が激減。臨時休校が重なり、定期利用の通学客も減った。
 このうちインバウンドは団体利用が1125件(119件増)、3万3344人(4752人増)。個人利用は1464人(146人増)だった。利用者数は過去最多を更新した。
 収入は鉄道事業が18万5000円減の1億3081万円を計上した。関連事業分などを加えた総額は3億3313万円。前期比2435万円の増収となった。営業費用などの支出総額5億2135万円を差し引き、経常損失は1億8822万円。補助金収入などを合わせ、最終的な当期純利益は784万787円で、2期連続の黒字となった。
 鉄道事業収入はほぼ前期並み。レストランこぐま亭や車内販売などの関連事業収入が伸びなかった。人気キャラクター「ハローキティ」とのコラボレーション企画に代わる目玉メニューを打ち出せなかったことなどが原因という。支出は少雪のおかげで除雪費などが減少した。
 吉田社長は「コロナで大きく乱れた会社経営の軌道修正を図っていきたい」とあいさつした。
 任期(4年)満了に伴う監査役の選任が行われ、秋田銀行鷹巣支店の安保大樹支店長、北都銀行鷹巣支店の伊藤市之丞支店長の2人を新任した。
 

県内から教育旅行誘致へPR 新型コロナで行き先変更の受け皿に 大館と鹿角で連携

2020-06-29
秋田市の旅行会社で教育旅行の誘致活動に取り組む関係者(大館市提供)
 大館市まるごと体験推進協議会(石垣一子会長)は、鹿角広域観光推進会議と連携し、県内の小中学校を対象とした教育旅行の誘致に取り組んでいる。新型コロナウイルスの影響で修学旅行の行き先が県外から県内にシフトしている流れを受け、その受け皿になろうと可能性を模索。すでに県南の小学校から仮予約があるなど反応が好調で、今後、さらなる効果が期待される。
 県内の小中学校の修学旅行は5、6月に集中し、行き先は北海道、仙台、東京が一般的。しかし、新型コロナの影響で北海道は北東北3県に、仙台は県内などに規模の縮小が検討されている。同協議会では地域の魅力をPRしながら、県内を検討している学校の受け皿の役割も兼ね、誘致活動に取り組んでいる。
 同じく誘致を進める同会議とともに、広域連携を意識したプランを提案。22、23日は、駅弁製造の花善(大館市)とホテル鹿角の4者で県南と秋田市の旅行、バス会社など9カ所を訪問した。
 同協議会では、きりたんぽづくり、農業体験、農家民泊などのアクティビティ、同会議では尾去沢鉱山、大湯ストーンサークル、康楽館などの名所を紹介。旅行を秋に計画している学校が多く、リンゴやナシなどの収穫体験も勧めた。旅行会社の担当者からは「これまで県北地区に教育旅行で行ったことはなく、メニュー作りにとても役立つ」などの声があったという。
 早速、横手市の小学校からきりたんぽづくり体験の仮予約が入るなど、反応は好調。同協議会では、これまで県内の教育旅行は日帰りを受け入れたことはあるが、宿泊はまだない。担当者は「この機会に県内のさまざまな地域の魅力を知ってもらい、将来的に定住につながっていけば」としている。

4年ぶり赤字決算 北秋田市のマタギの里観光開発 新型コロナや暖冬影響

2020-06-29
マタギの里観光開発の株主総会(打当温泉マタギの湯)
 北秋田市の第三セクター・マタギの里観光開発(仲澤弘昭社長)の株主総会が26日夕、打当温泉マタギの湯で開かれ、2019年度決算を承認した。年明けからの新型コロナウイルスによる影響や暖冬による除雪収入の落ち込みなどにより、4年ぶりに赤字での決算となった。
 19年度の損益計算書によると、売上高は1億5674万3017円。商品の仕入費や材料費などを差し引いた売上総利益は8684万7059円。販売費および一般管理費は1億611万6866円で、差し引き1926万9807円の営業損失となった。市からの受託料など営業外収益を加えても、147万4340円の経常損失を計上。税引き後の当期純損失は165万5646円だった。
 事業報告書では、19年度について「新型コロナウイルスは、今期後半の経営状況に大きな影響を与えた。大きな収入源となっている除雪は、暖冬のため大幅な落ち込みとなった。ただ、影響を最小限に抑えられたことは社員全員の努力の積み重ねの結果」などと説明。
 仲澤社長は「新型コロナウイルスの影響はまだ続いている。県のプレミアム宿泊券や市の宿泊者半額応援事業の効果に期待しながら、売り上げが減少した分を取り返していきたい」と述べた。
 任期満了に伴う役員の改選では、市産業部政策監の米澤田茂氏を新任したほか、仲澤氏、神成俊行氏(秋田テレビ会長)、桜田聡氏(統括部長)、板倉義明氏(料理長)を再任。終了後の取締役会で仲澤氏を社長に再任した。監査役は現職の鈴木美千英氏(山水荘施設長)、千田匡氏(秋田銀行阿仁合支店長)を再任した。
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