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鹿角市長選 三つどもえの構図に 新人の藤井氏が出馬表明

2021-03-04
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市長選へ出馬を表明する藤井氏(ホテル鹿角)
 任期満了(7月2日)に伴い6月に見込まれる鹿角市長選で、元文部科学省職員で新人の藤井陽光氏(73)=花輪字西町=が3日、無所属で立候補することを表明した。これまで、会社社長の岩船勝広氏(60)=花輪字妻ノ神=と元農林水産省職員の関厚氏(67)=花輪字上花輪=が出馬を表明しており、新人による三つどもえの選挙戦となる公算が高まった。
 藤井氏は十和田大湯のホテル鹿角で会見した。7年前から親族の介護で花輪に居住し、人口減少の状況を目の当たりにしたといい、「もっと危機感を持たないと、都市機能がなくなってしまう。夢と希望を持てる鹿角にしたい」と出馬を決意した。
 最重点の政策には「鹿角に大学を作り、定住人口を増やし、転出をくい止める」を掲げ、市立の「鹿角公立情報大学」の設置構想を提示。「あらゆる産業の中で景気に左右されず一番安定している。欠点が少なく、効果が絶大。鹿角の人は学生を大事にすると思うので最適だ」と語った。
 最先端の人工知能(AI)などが学べる情報系学部で3コース(事務マネジメント、中堅工学技術者、福祉)を構想。定員は400人を目標とし、定住人口は1600人増加すると想定している。
 文科省で大学設置事務を統括する部署のリーダーを務めた経験から「人脈を生かして教員を確保できる」としたほか、財源は「市の年間予算の中から一定程度節約して積み立てる。また、市民や鹿角サポーターに寄付を呼び掛け、基金をつくる」と説明。
 最短で5年後の開学を目指すといい「『スキーと駅伝のまち』に『大学と世界遺産のまち』を付け加えたい」と意欲を示した。
 このほか、観光客数(宿泊と日帰り)を現行から約1・5倍増、就業者の所得を県平均並みまで10%アップ、花輪駅前に足湯(たまり場)の設置、女性副市長制度の導入などの政策を掲げている。
 先に出馬表明した2人と比べ「組織力や地縁はないが、政策の企画力と、それを実行に移す力が強み。政策も2人より若い」と強調。「小中学校の同級生や先輩後輩、主宰している『鹿角文化経済未来研究会』の仲間などと協力し、草の根的に支援を広げていきたい」とした。


大震災10年 被災地から東北活性化へ 復興へ起業支援に力 大館市出身の白川さん

2021-03-04
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起業支援事業でチームのメンバーと話し合う白川さん㊥(本人提供)
 東日本大震災の発生から、11日で10年が経過する。大災害からこれまでの時間を北鹿地方の人々はどのように生き、歩んできたのか。震災に直面した人、被災地支援を続けてきた人、震災当日に出産を迎えた人。それぞれが向き合ってきた「3・11」と、被災地への思いに耳を傾ける。
東日本大震災で被災した地域を盛り上げ、東北の活性化につなげるために―。大館市出身で仙台市職員の白川裕也さん(35)は、「日本一起業しやすいまち」を目指して始まった同市の起業支援事業で中心的な役割を担う。震災に直面して変わった価値観。復興に向けて立ち上がる人々の背中を押したいと考えるようになった。「ロールモデルとなる仕組みをつくり、東北全体に広げたい。それが支援への恩返しになる」との思いで走り続ける。
 大館鳳鳴高校から東北大学に進学し、2008年度に入庁。若林区役所に配属されて3年が経過しようとしていた頃、震災が起きた。
 陥没した道路、落下した外壁、ビルから上がる黒い煙。若林区の沿岸部では「見慣れた景色が変わっていた」。当時、自身は庁舎内にいて無事だったが、「家族を亡くした知人もいる。市の職員も津波の警戒広報中に流された。あの時、もし沿岸部にいたら…。どうなるか分からなかった」。
 仙台市では津波等で1000人近くが亡くなり、被害の多くは海に面している若林区や宮城野区だった。「これからどうしよう」。避難所の運営業務に追われる中、住民から聞こえる声には将来を見通せない暗さが漂う。震災後は地域コミュニティーの弱体化、産業の担い手不足、過疎化による公共サービスの低下といったさまざまな社会課題も顕在化してきた。
 変わってしまった街や人。自分には何ができるのか。そんな時、地域外からやって来た人々が支援や課題解決のため、熱意を持って取り組む姿を目の当たりにした。「気持ちを揺さぶられた。被災地のために何かしたいという思いに触れ、応援したいと思った」。ゼロから復興を目指すには新たな事業が不可欠だった。
 2013年度から起業支援業務の主担当となった。開業時の補助金給付ではなく「知識やノウハウを身に付けてもらい、起業後も成長できるようなきっかけをつくりたい」と考えた。関係団体のメンバーとチームを組んで環境づくり、仕組みづくりに力を注いだ。
 13年には起業を目指す人や起業家、支援者らの交流イベントを立ち上げた。第1回は約80人の参加だったが、今では1000人超が集まるほどに成長した。14年には専門家が起業、経営についての無料相談を受け付ける起業支援センターも開設。社会起業家、ベンチャー企業の成長を促す集中支援プログラムも構築した。震災後に20件ほどだった開業件数は、年間100件超にまで急増した。
 復興に向けて勢いを加速させてきた10年間。「震災時の避難所でもそうだが、無我夢中で取り組んできた。あっという間だった」と振り返る。多くの人から支援を受けた被災地の住民として「モデルとなるような取り組みにし、東北全体に広げたい。それが恩返しになる」と信じている。


地域経済対策 商品券の再実施検討 福原市長答弁 開発支援の拡充も 大館市3月議会一般質問

2021-03-03
一般質問が行われた本会議(大館市役所)
 大館市の3月定例議会は2日、前日に続いて本会議を開き、5議員が一般質問を行った。地域経済の支援策について福原淳嗣市長は「プレミアム付き商品券事業の再実施を検討したい」との考えを示し、新技術・新商品開発支援事業についても「見直しや拡充を図りながら事業者に寄り添った支援を継続したい」と強調した。
 登壇したのは明石宏康議員(市民の風)、相馬ヱミ子議員(同)、吉原正議員(同)、小畑新一議員(公明党)、富樫孝議員(市民の風)。
 市が新型コロナウイルス対策として昨年8月に発行したプレミアム付き商品券は総額19億5000万円。購入額の3割分を上乗せして販売し、2月末に使用期限を迎えた。1日の本会議でも再実施を求める質問が出ていた。
 既存の地域商品券「Buyおおだて」の購入額に一定額を上乗せすることで「市内での消費量を増やすべきではないか」との質問があり、市長は「事業者からの要望を踏まえ、まずはプレミアム付き商品券事業の再実施を検討したい」と答弁。地域商品券については「引き続き長寿祝い金や大館能代空港運賃助成などの制度と組み合わせ、消費の流出抑制につなげるとともに、将来的にキャッシュレス決済と組み合わせた商品券の電子化を検討したい」と述べた。
 コロナ感染拡大に伴う業績悪化で従業員を休ませた企業に支給する「雇用調整助成金」の特例水準が6月末に終了する見通しを受け、「市として企業への支援をいかに考えているか」との問いに対し「国の中小企業事業再構築促進事業は業態転換や新分野への展開を支援する制度で、市では新技術・新商品開発支援事業がその役割を担っている。コロナ対策枠を設けたところ反響が大きく、今後も見直しや拡充を図る」と答えた。
 昨年12月に営業を終了した花岡温泉について「保養所として活用できないか」との質問に対しては、「源泉を所有する市として民間所有の土地建物を引き継ぐ新たな経営体から相談があった場合、積極的に対応したい」と述べた。
 新ブランド米「サキホコレ」については「現時点で作付け推奨地域に含まれていないが、早期に栽培実証試験が実施されるよう県の動向を注視する」との考えを示した。

沿線は鉄道温泉郷 北秋田素材活用推進協 13日から「お湯鉄のススメ」 内陸線と9施設が協力

2021-03-03
認定書などが交付されたお披露目式(北秋田森吉山ウエルカムステーション)
 北秋田地域素材活用推進協議会「やってみよう!北秋田」(小塚雅生会長)は13日から、秋田内陸縦貫鉄道(秋田内陸線、本社・北秋田市、吉田裕幸社長)と沿線の九つの温泉施設の協力を得て「お湯鉄のススメ~AKITAの鉄道温泉郷」を開始する。事業のお披露目式が2日、秋田内陸線阿仁合駅の「北秋田森吉山ウエルカムステーション」で開かれ、参加する温泉施設へ認証書などを交付した。
 協議会は、地域素材をPRすることで活性化を図っていこうと2019年度に設立。初年度は阿仁マタギ、2年目は森吉山の星空をテーマにした活動を進めてきた。
 今回は内陸線沿線の「温泉」に着目。新型コロナウイルス感染症の収束後をにらみながら「ローカル鉄道とローカル温泉の力を合わせることで需要の掘り起こしを図る」とともに、4月からスタートするJRグループの「東北デスティネーションキャンペーン(DC)」等で発信することで、ワーケーションの際に「選ばれる地域」となることも目指している。
 参加したのは▽伊勢堂岱温泉「縄文の湯」▽阿仁川あゆっこ温泉▽阿仁前田温泉「クウィンス森吉」▽湯の沢「湯本杣温泉旅館」▽奥の湯「森吉山荘」▽打当温泉「マタギの湯」▽西木温泉「ふれあいプラザクリオン」▽角館温泉「花葉館」▽あきた芸術村「温泉ゆぽぽ」―の9施設。
 それぞれの施設を利用すると「鉄道温泉カード」をもらうことができる。阿仁合駅で配布するカードと合わせて10種類を集めた先着100人に、秋田杉で作った「マイスターカード」をプレゼント。各施設で販売する「湯めぐりタオル」(1000円)を購入すれば当日の購入施設の入浴料が無料となるほか、他の施設への持参で50円の割引を受けられる。内陸線は「ふろの日」の毎月26日、オリジナルヘッドマークを装着した車両を運転。4月1日からは、2日間全線乗り放題の「秋田内陸ツーーデーパス」の販売も開始する。
 お披露目式で小塚会長は「内陸線と温泉を組み合わせ、新たな魅力を発信したい。地域を盛り上げていきたい」などとあいさつ。来賓の田沢湖・角館観光協会の佐藤和志会長は「小さな施設が大きい塊になって対応することは相乗効果が上がる。鉄道温泉郷、ぜひ頑張っていこう」と呼び掛けた。参加施設には認定書などを交付した。
 同協議会の副会長を務める同鉄道の吉田社長は「『撮り鉄』や『乗り鉄』などに続く新たな流派『お湯鉄』を提案する。内陸線を『ほぐレール』と称して、温泉と温泉を笑顔でつなぎたい」などと説明。「鉄道温泉郷、という言葉も新しい。南北100㌔の温泉郷であり、これからの個人型、分散型観光をPRしていく」とも述べた。
 事業は「阿仁前田駅」を「阿仁前田温泉駅」に改称する13日からスタートする。

秋田犬群像 シンボル、駅東側へ 大館駅周辺整備事業 工事を前に一時移設

2021-03-03
駅前広場から運び出される秋田犬群像(大館市観光協会提供)
 大館駅周辺整備事業が今月から本格化するのを前に、同駅前広場にある秋田犬群像の移設作業が行われている。1~3日で像と土台の石が旧秋田犬ふれあい処に隣接する駐車場に移され、工事が完了するまでの2年以上は同所に置かれる。将来的には、JR大館駅が公共機能を併せ持つ合築駅舎に建て替えられるのに合わせ、南側に整備されるハチ公広場(仮称)に設置される予定。
 市によると、同事業ではJR施設のほか、イベントホールや多目的スペースなどの機能を持つ2階建ての合築駅舎が現駅舎西側に建設される。駅の乗り換えこ線橋にエレベーター2基を設置してバリアフリー化を図り、合築駅舎南側にはハチ公広場(仮称)の整備も計画している。
 駅前広場の整備なども含めて2023年度の完成を目指しており、皮切りとなるバス停撤去工事が今月から始まる。工事の本格化を前に、駅前広場にある秋田犬群像の撤去作業が1日から始まった。
 初日は市から委託を受けた建設会社や石材会社の従業員8人が、周辺のタイルを剝がし、土を掘って移設準備を整え、像と土台を切り離した。2日目の2日は従業員7人が集まり、午後2時ごろからクレーン車で重さ約13㌧になる土台の石をつり上げ、移設先の駐車場に慎重に運んだ。
 最終日は、石材会社で接合部の仕上げ作業をし保管していた像を再び駅前に運び、土台に取り付ける予定。
 市都市計画課は「安全面に気を付けて作業し、市民に親しまれている群像を傷つけないよう心掛けて進める」としている。
 維持管理する「忠犬ハチ公銅像及び秋田犬群像維持会」などによると、秋田犬群像は秋田犬の親子5頭の姿を表現したもので、大きさは全体で約1・5㍍四方。秋田犬の故郷の象徴として大館市が中心となって建設を企画。鹿角市花輪の彫刻家に依頼し、1964年に完成した。
 同会の富樫安民会長は「大館駅前のシンボルとして、半世紀以上にわたって皆さんに親しまれてきた。生まれ変わった新たな駅前でお目にかかれるのはしばらく先になる。広場から少し離れた場所に移されるが、今後もかわいがってほしい」と話した。
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「新酒できました!」 鹿角・千歳盛酒造 杉玉を掛け替え

2021-01-16
新酒が出来上がり、杉玉を掛け替える児玉さん(千歳盛酒造)
 新酒ができたことを知らせる杉玉が15日、鹿角市花輪の千歳盛酒造(村上雅彦社長)の軒先で掛け替えられた。同社は「年末年始に寒い日が続き、ゆっくりと熟成された。うまみがしっかりと出て、滑らかな酒ができた」とし、この日、人気商品「千歳盛しぼりたて生酒」を発売した。
 杉玉は、杉の青々とした葉を球状に束ねたもの。同社ではかつて自前で作っていたが、10年ほど前から外注している。
 この日は製造部門の児玉和幸さん(44)がはしごを使って高さ約4㍍の軒下から茶色くなった杉玉を外し、直径約40㌢の新品に掛け替えた。
 今季の仕込みは5人態勢で昨年12月上旬に始まり、3月下旬まで行う予定。生酒や純米酒などは23日程度、吟醸酒は30日程度発酵させて製造する。コロナ禍のため、予定数量は生産調整して例年より3割少ない約4万㍑となる。
 「しぼりたて生酒」は「酒蔵そのものを瓶詰めにした深みのある味とコク」が売り。15日から市内の酒屋などで販売されている。
 価格(税込み)は1・8㍑入り(一升瓶)2244円、720㍉㍑入り(四合瓶)1177円。

議員定数 次回、最終判断へ 北秋田市議会改革特別委 「削減」「維持」溝埋まらず

2021-01-15
北秋田市議会の議会改革特別委(市役所)
 北秋田市議会の議会改革特別委員会(佐藤文信委員長)は14日、市役所で開き、前回までに引き続き「議員定数」に関する協議を行った。「削減派」と「現状維持派」がそれぞれ意見を交換したものの、平行線は変わらず。今月下旬に開く次回の委員会で「最終的な判断を出す」ことで一致した。
 同市議会の議員定数は。2011年6月定例会で議員発議により削減案が提出され、賛成多数で可決、当時の26から6削減した。14年の選挙から適用している。
 昨年10月に設置された特別委では、常任委の任期や議会でのICT化などとともに「定数」が協議項目に加えられた。
 削減を求める会派からは「人口が減少している現状では減らすべき」「2人は減じる必要がある」との声が上がった一方、「広大な面積の中では、議員のいない地域が発生する懸念もある」「議員を減らすことで市民の声が届きにくくなる」として「現状維持」を訴える意見も出された。12月には2回にわたり、集中的に審議を行ったものの、意見は平行線をたどっている。
 この日の特別委では、11年に定数を削減した際の議論を確認したり、今後の市の人口推移の見通しから持論を展開したりと、さまざまな角度からの意見が出されたが、双方ともに妥協点等は見いだせず、歩み寄りは難しい状況。佐藤委員長は「次回の特別委で、最終的な判断を出したい」と提案、全委員が了承した。

1次避難所 12公民館に備品設置 コロナにも対応 来月は開設訓練 大館市

2021-01-15
各公民館に配備された感染対策用品や備品の一部(二井田公民館)
 大館市は、新型コロナウイルス対策を盛り込んで改定した避難所開設・運営マニュアルに基づき、1次避難所に当たる12公民館に、間仕切りやダンボールベッドなどの対策用品20種類を配備した。コロナ禍の対応に備えるため、2月中旬には避難所開設運営訓練を行う。市危機管理課は「最終的には各地区住民で、地域住民が一体となって避難所を運営できるよう、周知徹底したい」としている。
 市は昨年8月に避難所開設・運営マニュアルを改定。密を避けるため、避難所の1人当たりのスペースをこれまでの3平方㍍から2倍の6平方㍍に広げた。市の避難所は、公民館などの1次避難所12、学校などの2次避難所106、福祉避難所16の計134カ所。1次避難所の収容人数を超えた際は、2次避難所などで受け入れ対応する。
 避難所開設時用の感染対策用品や備品は20種類を新たに配備することにし、秋ごろからフェースシールドやポケットコート、12月末には間仕切りやダンボールベッドを各公民館に設置。個人用防護衣やテント、簡易トイレなども近日中に整備する予定という。避難から3日分を想定した数を備蓄し、不足時は相互に調整する。危機管理課は「保管場所を確保できないという場合は対応する。大切なことの優先順位を考え対処してほしい」と呼び掛ける。
 装備品がそろう2月中旬には各公民館を対象に、取り扱いや組み立て方法についての説明を兼ねた避難所開設運営訓練を実施予定。実物を使った訓練を行うのは今回が初めてとなる。同課は「まずは全体で基礎的事項を指導・確認し、各公民館を通し地区住民と連携をとりながら避難所運営をできる体制を整えたい」としている。

鹿角市議選、知事選 期日前投票は6カ所 コロナで厚生病院など実施せず

2021-01-15
 鹿角市選挙管理委員会(千葉昭三委員長)は14日、市役所で開き、市議会議員選挙(3月7日告示、14日投開票)と県知事選挙(3月18日告示、4月4日投開票)の投票所や開票場所、時間などを決めた。
 投票所は46カ所で、一昨年7月執行の参議院議員選挙と同じ。地区別では八幡平13カ所、尾去沢3カ所、十和田14カ所、花輪カ所。ポスター掲示板の設置場所は280カ所で変更なし。
 投票所の開閉時間は39カ所で閉所を1時間繰り上げ、午前7時から午後7時までとする。このほかの7カ所は閉所をさらに繰り上げて午後6時までとする。
 開票は市議選、知事選とも午後8時から記念スポーツセンターで行う。
 期日前投票は市議選が3月8~13日、知事選は3月19日~4月3日に受け付ける。場所は市役所本庁、十和田、尾去沢、八幡平、大湯各支所、コモッセの6カ所で、時間はいずれも午前8時半~午後8時。
 なお、いとく鹿角ショッピングセンター、かづの厚生病院の2カ所は、新型コロナウイルス感染予防対策のため今回、期日前投票は実施しない。

コロナ禍 タクシー苦境 忘・新年会自粛で利用「ゼロ」 大館市内すでに2社廃業

2021-01-14
配車依頼を待つタクシー(冨士タクシー)
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で忘年会・新年会が自粛傾向にある中、タクシー業界や自動車運転代行業界の需要が低迷している。例年であれば一年で一番の稼ぎ時だが、「新年会会場からの輸送はほぼゼロ」という事業所も。売り上げは前年に比べて2~3割落ち込んでおり、稼働台数を減らしたり、営業時間を短縮したりといった対応を余儀なくされている。「今までにない厳しい状況」という声が漏れる。
 大館市大町の冨士タクシーでは、昨年4~6月の売り上げが前年同期の6割まで減ったが、市のプレミアム付き商品券の影響などで徐々に需要が回復。10月には前年同期比85%まで持ち直した。しかし11月は同75%、12月は同78%、1月も同70~80%に沈む。
 県ハイヤー協会大館支部長も務める髙橋紀博社長は「通常12~1月は、1年間の売り上げの3~4割を稼げる一番の繁忙期」と話す。週末には多い日で500~600件の配車依頼があるが、今年は忘年会・新年会が激減した影響で半減し、「会社、団体規模での会が少なく、会場への配車はほとんどない」という。
 車両の稼働台数を減らしたり、運転手の出勤時間を変更したりして経費の削減に努めている。コロナ禍以前は24時間体制で対応していたが、現在は午前2~6時の営業を取りやめ。市内ではコロナ禍で既にタクシー会社2社が廃業した。運転手不足も叫ばれる中、「需要はもう戻らない。地元の利用客を大切に、安心して利用できる、働ける環境にしていかないと」と危機感を抱く。
 同市釈迦内のタクシー会社・さくら観光も「会社、法人単位の新年会からの輸送は、ほぼゼロ」と語る。山口謙一統括部長は「例年に比べ需要減が顕著。年明けからはさらに加速している。緊急事態宣言が出たこともあるのか、外出を控えている印象。これまでなら一度に3~4台の配車依頼もあったが、今年は記憶にない」とこぼす。
 市のお持ち帰りグルメ配達サービス「大館の食タクシー」が好調なほか、高齢者らからの通院、買い物時の需要が堅調で、「日中でいくらかはカバーできている」というものの「夜の売り上げは例年に比べ2~3割減少している」と明かす。「いつまで我慢すればいいのか心配。一歩ずつ丁寧に、工夫していくしかない」と対応を模索する。
 一方、運転代行事業者からは「一番影響を受けている業界」との声が上がる。同市餌釣のひがし運転代行は、12月の売り上げが例年に比べて約3割減だった。浪岡博幸代表は「それでも、忘年会はそれなりにあった」と振り返る。利用客減少は1月に入ってから拍車がかかり、「新年会が全くない。赤字の日もある。5割減どころではない。今までにない状況」と頭を抱える。
 このため、稼働台数や待機する運転手を減らさざるを得なくなった。「例年であれば忙しい時期。でも今は全然駄目。2~3月はどうなるか分からないが、コロナ次第。給付金やプレミアム商品券でなんとかなっていたが、今後も助成がないと厳しい。可能な範囲で催し物が再開してほしい」と切実に願っている。



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