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見守り機能付き電話機  10月から鹿角市が導入支援 緊急通報システムの切り替えで

2018-09-20
 鹿角市は10月から、高齢者の見守り機能付き電話機を購入する際に、費用の一部を助成する事業を始める。家族や親族らが遠方にいても見守りが可能となるため、市は「高齢者の安心・安全につながる」として今後、市の広報やホームページなどで周知していく。
 これまで運用してきた緊急通報システムを今後、3年間かけて切り替えるための措置。同システムは高齢者世帯等を対象に、身体の異常や火災等の緊急事態が発生した場合、迅速に消防本部へ通報し、的確な救助・消火活動が行われるよう支援するもの。「緊急通報装置」「ペンダント型ワイヤレス通報装置」「火災センサー」の3点セットで、端末機器の設置費用のうち利用者負担は3割。
 今年4月現在で270世帯がこのシステムを利用しているが、これらの機器は現在市販されていないほか、消防本部にある端末の保守サポート期限が近づいている。こうした状況を踏まえ、現行システムからの切り替えを円滑に行うため、既存システム利用者等に、新たに見守り機能付き電話機の導入を助成することにした。
 事業の対象者は、鹿角市に住民登録があり、在宅で生活している人で①65歳以上の1人暮らしの人②65歳以上の高齢者のみで暮らしている世帯の人(身体障害者手帳、療育手帳または精神保健福祉手帳を所持している在宅で暮らす65歳未満の人を含む)③鹿角市緊急通報システム事業を利用している人―のいずれかに該当する人。
 助成額の上限は緊急通報システムの利用者が2万円、利用者以外が1万5000円。
 利用希望者は市に申請書を提出し、審査の結果、対象となる場合は市発行のクーポン券が支給される。この券を持参して登録販売店で対象機種を購入する。
 この機種は、毎日指定した時刻に電話機が鳴り、応答がない場合に家族等に連絡が入る機能などを備えている。
登録販売店は現在4店だが、随時、登録できる。
問い合わせは長寿支援課長寿生活班(電話30・0234)。

鳳鳴4強ならず 追う展開に本塁遠く 秋季全県高校野球

2018-09-19
4回以降、無失点に抑える力投を見せた鳳鳴の杉原(八橋球場)
 第4日の18日は、秋田市のこまち、八橋両球場で準々決勝を行った。北鹿勢は、4強入りを懸けて鳳鳴が秋田と対戦。先制を許した鳳鳴は最後まで反撃の糸口をつかめず、完封負けを喫した。これで関係勢は姿を消した。
 ◇準々決勝【八橋球場】
大館鳳鳴000000000 0
秋  田10200000× 3

 ▽三塁打=菊池信(秋)▽二塁打=髙嶋(秋)▽併殺=鳳鳴1、秋田1▽暴投=秋田1▽捕逸=鳳鳴1
 好機で一本が出なかった鳳鳴は秋田に完封負け。
 初回、鳳鳴は安打と死球などで2死一、三塁のピンチを迎えると、右前適時打で先制を許した。3回には先頭に三塁打を浴びた後、内野ゴロと適時打で失点し、リードを3点に広げられた。
 攻撃は2回に先頭が安打で出塁するも、バント失敗、けん制死で好機を作れず。3回には1死一塁で併殺を取られた。7回に栗山穣、藤盛柾の連打で無死一、二塁を作るも、後続が断たれ、反撃の糸口をつかめなかった。
 主戦の杉原は4回以降無失点に抑えるが、序盤の失点が響いた。
 鳳鳴・齊藤広樹監督の話 一人一人の対応力がなかった。バントや守備のミスがあり、余裕がないプレーが試合で出てしまった。

県の18年地価調査 商業地は26年連続下落 下落幅は縮小続く 大館市はマイナス2・5

2018-09-19
 県は18日、2018年の地価調査結果(7月1日現在)を発表した。県内市町村の平均価格(1平方㍍当たり)は大潟村を除き、住宅地、商業地ともに前年度から下落。県全体では住宅地が20年連続、商業地は26年連続の下落となった。ただ、秋田市では回復基調もみられている。下落幅は前年に比べ縮小したものの、いずれも全国最大だった。平均価格は住宅地が13年連続、商業地は14年連続で全国最安となっている。
 調査は、一般の土地取引における取引価格の指標とするなど、適正な地価の形成に寄与することを目的に、各都道府県が毎年実施している。県内の基準地点数は324(住宅地215、宅地見込み3、商業地92、工業地7、林地7)。
 林地を除く県の全用途の平均価格は、1平方㍍当たり1万6500円(前年1万6800円)で、前年からの変動率はマイナス2・5%。下落幅は前年(マイナス3・0%)に比べ0・5?縮小したものの、21年連続の下落となった。平均価格は13年連続で全国最安。
 用途別にみると、住宅地の県平均価格は1平方㍍当たり1万3400円で、前年から100円の下落。平均変動率はマイナス2・4%(前年同2・9%)だった。全体的な住宅需要は弱いものの、秋田市の市街地などで長年の下落による値頃感から地価が上昇・横ばいとなる地点もみられ、下落幅は前年に続き縮小した。
 市町村別では横ばいの大潟村を除き、全ての市町村で下落。大館市や鹿角市、北秋田市など20市町村は下落幅が縮小したものの、4町で拡大した。過疎化の著しい集落地域で下落基調が続いており、地価の二極化が進行している。
 商業地は、県平均価格が1平方㍍当たり2万5100円で、前年に比べ400円の下落。平均変動率はマイナス2・6%と前年(同3・1%)から縮小した。
 継続調査地点のある22市町で下落幅が縮小したのは大館市や鹿角市など13市町で、北秋田市など9市町は拡大した。商業地に対する土地需要は住宅地以上に低迷しているものの、継続的な大幅下落による底値感などから、下落幅縮小の地点が多かった。秋田市では価格上昇の地点も増えていて、市内全般に回復基調がみられる。
 住宅地価格が最も高かったのは、秋田駅東の秋田市手形字西谷地210番2で、1平方㍍当たり6万7400円。商業地は同市千秋久保田町3番37外(コンフォートホテル秋田)で、価格は同9万9000円。いずれも上位10位は秋田市内だった。

ケアタウン民営化、承認の方向 施設条例の廃止を可決 北秋田市9月議会・市民福祉委

2018-09-19
ケアタウンの民営化に関連する施設条例の廃止を賛成多数で可決した市民福祉委(合川庁舎)
 北秋田市の9月定例議会は18日、常任委委員で付託議案を審査。いずれの議案も可決すべきものとして審査を終えた。市民福祉委(佐藤文信委員長)は、議会の反発により先送りされたケアタウンたかのすの民営化に関連する施設条例の廃止を賛成3、反対2の賛成多数で可決。市が進めているケアタウン民営化を議会として承認する方針が示された。
 市在宅複合型施設ケアタウンたかのすの民営化は2018年度当初に実施する計画だったが、運営委託先に施設を無償譲渡することや委託先公募の進め方などを巡って議会が反発、公募の中止を市に申し入れるなどしたため先送りになっていた。
 18年度になって改選で議員構成が変わったことなどを受け、市はあらためて民営化を進める方針を示し、議会に説明した上で委託先の公募などの手続きを進めていた。委託先には施設を指定管理で運営している市社会福祉協議会が選定されている。
 施設条例はケアタウンの設置に関するもので、廃止は民営化を確約する意味合いを持つ。民営化の理由について市は、より安定した運営が可能となり、サービスの拡充が図られることなどを挙げた。施設の無償譲渡については、公益的な事業を行うための取り組みで有償譲渡はなじまないとの考えを示した。
 議案に対する討論は委員長を除く5人が行った。議案に反対の立場は久留嶋範子議員と福岡由巳議員、賛成の立場は中嶋洋子議員、関口正則議員、杉渕一弘議員。
 反対は「施設の無償譲渡に市民の理解は得られない」「民営化の進め方に問題がある」などの理由が挙げられた。賛成の理由は「市が検討を重ねた結果」「施設の円滑な運営、雇用が守られる」などが挙がった。採決は賛成3、反対2で原案を可決すべきものとした。

重要度トップは医療 大館市世論調査 満足度は20位と低迷

2018-09-18
 大館市は、2017年度に実施した世論調査の集計結果をまとめた。行政の取り組みについて「重要度」と「満足度」を5段階で評価してもらう「通信簿方式」で行っている。16年から23年までを期間とする第2次新大館市総合計画の策定後、初めての調査。重要度で1位となった「医療」は、満足度では20位と低迷。満足度の1位は「上下水道」だった。
 世論調査は、市民ニーズを把握した上での事業の見直しや、適正な予算配分などに対応していくための基礎資料にすることがねらい。今回は、18歳以上の市民の中から無作為で抽出した1500人を対象に調査票を郵送。2月1日から3月9日までの期間で実施した。回答は40・67%に当たる610人から寄せられた。
 総合計画に掲げた「まちづくりの目標」である▽まちや暮らしのなかで市民が活躍し、次代を育む〝教育文化都市〟▽健康で、互いのつながりを大切に支え合う〝健康福祉都市〟▽地域の特性を活かし、暮らしを支える活力を興す〝産業創造都市〟▽暮らしやまちのなかに賑わいと交流を生む〝多文化交流都市〟▽豊かな自然とともに快適に暮らせる〝環境共生都市〟▽持続可能なまちづくりを支える〝行財政運営〟―の項目ごとに、推進施策を5段階で評価してもらう方式。重要度の平均は3・829、満足度の平均は3・048だった。
 施策別では、重要度で1位となったのは「医療」(4・287)。2位は「子育て支援」(4・191)、3位は「高齢者福祉」(4・175)だった。ただ、これらの「満足度」をみると、医療は20位(2・954)と平均点も大きく下回ったほか、子育て支援は9位(3・095)、高齢者福祉は8位(3・182)などとなった。
 一方、満足度の上位は、1位が「上下水道」(3・414)、2位は「環境保全・循環型社会」(3・405)、3位は「健康づくり・保健活動」(3・353)など。「行政サービスの満足度」の得点は、平均点を下回る3・018だった。
 基本目標の重要度と満足度は▽教育文化都市=重要度3・740、満足度3・085▽健康福祉都市=重要度3・925、満足度3・080▽産業創造都市=重要度3・958、満足度2・955▽多文化交流都市=重要度3・642、満足度2・982▽環境共生都市=重要度3・886、満足度3・016▽行財政運営=重要度3・567、満足度3・137―という結果に。市は「結果を踏まえ、事務事業の改善に努めたい」としている。
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「相手の立場で考えて」 北秋田市 いじめゼロサミット

2018-08-23
児童生徒がいじめ防止について話し合った「きたあきたいじめゼロサミット」(コムコム)
 子どもたちがいじめ問題について話し合う「きたあきたいじめゼロサミット」が22日、北秋田市民ふれあいプラザコムコムで開かれた。市内の小中学校から代表として参加した児童生徒が、学校で実践している取り組みなどを踏まえてグループ討議を行い、いじめを防ぐために必要な取り組みを探った。
 北秋田市の小中学校では、2014年に児童生徒が話し合って策定した「きたあきたいじめゼロ宣言」を基に、各校でいじめ防止に向けた取り組みを展開。年1回のサミットを通じてそれぞれの成果などを確認、新たな取り組みの在り方を探っている。
 開会式で佐藤昭洋教育長は「やっている側がいじめと思わなくても、受けた側がいじめと感じることもある。どうすればいじめをゼロにできるか存分に話し合い、実践して」と児童生徒に呼び掛けた。
 討議に先立ち、1月に開かれた全国いじめ問題子供サミットに秋田県代表として参加した、合川中学校3年の櫻田壮さんと加藤青葉さんが全国サミットでの発表について報告。「全国の取り組みを知ることができ、今後の取り組みの参考にしたい」と述べた。
 3班に分かれてグループ討議を行った後、いじめ防止に向けて必要な取り組みを出し合い、グループとしての意見をまとめた。「いじめについて全校で話し合う機会を設けることは大切。いじめに対する考えや意見が共有でき、取り組みを効果的に進めることができる」などとする意見が出された。
 「いじめといじりの境界」について話し合った中学生のグループは「何気ない言葉でも相手を傷つけてしまうこともある。言葉にする前に自らに置き換えて考え、相手が傷つくと思う言葉は使わないようにすることが大事。相手のことを知り、考えることが必要」などと訴えた。

 

間瀬川で小水力発電 大湯の西村林業 起工式、来年4月に開始

2018-08-23
来年4月の発電を目指して行われた起工式(花輪字近江谷地の建設予定地)
 鹿角市十和田大湯の西村林業(西村公一社長)は、花輪地内の間瀬川に近江谷地小水力発電所を建設する。年間発電量は最大で33万㌔㍗(一般家庭約78世帯分)の能力を見込み、来年4月からの発電開始を予定している。
 小水力発電は、一般河川、農業用水、上下水道などの水流を活用し、その落差や勢いで水車を回して発電する。ダムなどを開発して行う一般的な水力発電に比べ小規模。年間を通して安定した発電が可能で、設備利用率は太陽光発電より高い。
 鹿角市内では2016年11月、調査研究と普及を図る民間の任意団体「北東北水力利用推進協議会」(会長・西村社長)が発足。先進地視察、講演会や意見交換を行っている。
 発電所の建設場所は、花輪字近江谷地内に架かる長野橋上流の間瀬川。落差は12㍍で、最大出力は49㌔㍗、年間発電量は33万㌔㍗を予定している。事業費は約1億5000万円。来年3月完成し、同4月に試運転、発電を開始する。固定価格買い取り制度で収益事業を行う。
 発電所の起工式が22日、建設予定地で行われ、市、県、民間関係者約20人が出席、工事の安全と事業の発展を祈願した。民間による小水力発電は、大手企業や農業関係団体などが導入しているが、地元の民間会社が取り組むのは珍しいケース。
 西村社長は「森林の新しい活用モデルと位置付けている。木材の価格が低迷する中で、立ち木によって生計を立てるのは難しい。水を利用して収益を上げ、地域経済の向上につなげたい」と話している。

 

頬かむりし優雅に舞う 毛馬内盆踊り こもせ通りで開幕

2018-08-22
見物客を魅了した毛馬内盆踊り(こもせ通り)
 国の重要無形民俗文化財で、県内三大盆踊りの一つに数えられる「毛馬内盆踊り」が21日、鹿角市十和田毛馬内の毛馬内こもせ通り(本町通り)で開幕した。頬かむりをした男女がかがり火を囲んで優雅に舞い踊り、見物客を魅了した。23日まで。
 50回の節目を迎えた子ども盆踊りコンクールや勇壮な呼び太鼓に続いて午後8時ごろ、毛馬内盆踊りがスタート。大太鼓と笛のはやしで踊る「大の坂」を皮切りに、無伴奏の唄のみで踊る「甚句」、「毛馬内じょんから」と続いた。
 男性は紋付き等の着物に水色の蹴出し、女性はじゅばんにとき色の蹴出しで留め袖や訪問着等をまとい、きらびやかな帯の下に黄色のしごき帯を巻き、手拭いで顔を覆う独特の衣装。かがり火を囲んで輪になった踊り手たちが、郷愁を誘う大太鼓と笛の音色に合わせ、ゆったりとしたテンポでしなやかな踊りを繰り広げた。
 起源は定かではないが、大の坂は京都の念仏踊りの流れをくむといわれる。甚句は南部領だった約450年前、戦いから帰った将兵たちをねぎらったのが始まりとされる。
2 000年から各地の盆踊り等をゲストに招き、「北の盆」のタイトルで開催している。
 22日は午後6時半から「ナニャドヤラ葛巻愛好会」(岩手県)、呼び太鼓、8時から毛馬内盆踊り、23日は午後5時から地元の子どもたちによる盆踊り合同披露、6時半から「八幡平水沢盆踊り太鼓保存会」(鹿角市)、8時から毛馬内盆踊りが行われる。

「涙出るほど感動」 全国高校野球の金足農 北鹿にも旋風吹く

2018-08-22
大型モニター前で金足農業に声援を送る人々(いとく大館ショッピングセンター)
 第100回全国高校野球選手権記念大会で、躍進した秋田代表の金足農業は21日、決勝で優勝候補・大阪桐蔭(北大阪)に2―13で敗れ、準優勝で激闘に幕を下ろした。県勢としては第1回大会以来、103年ぶりとなる決勝の舞台。北鹿地方でも住民たちが各地で声援を送り、「感動をありがとう」と感謝する声が上がった。〝金農旋風〟を受け、野球関係者からは今後の北鹿勢の活躍に期待する声も聞かれた。
 大館市御成町のいとく大館ショッピングセンターでは、3階に大型モニターが設置された。決勝開始直後から約60人が集まり、一球ごとに歓声を上げる姿があった。試合終了後も、画面に両校の選手が映し出されると、健闘をたたえて拍手をしていた。
 大館市花岡町の60歳代女性は「十分頑張った。感動をもらえ感謝しかない。負けはしたが優勝以上の価値がある。ありがとうと言いたい」とたたえた。青森県弘前市の男性(44)は「同じ東北の人間として応援していた。毎試合、涙が出るほど感動をもらった。本当にお疲れさま」とねぎらった。
 野球関係者らも試合の行方を見守った。今年夏、金足農と県予選2回戦で対戦し、0―2で敗退した秋田北鷹の当時の主将、長田大翔(ひろと)さん(3年)は「常に全力で戦っているところは予選からだった。後輩たちには良い投手に負けない打撃のレベルアップを図ってほしい」と願った。木藤大嗣監督は「甲子園の決勝まで勝ち上がったチームと試合したのは良い経験。ナンバーワン投手と戦っていろんなことを学んだはず。最後まで諦めないという金農の姿を見て意識を高く持ち、普段から声を出すなど取り組んでほしい」と期待した。
 2011年春のセンバツ甲子園に出場した大館鳳鳴の当時の主将・小貫慧太さん(24)=大館市=は「北鹿地方の高校生も多くの人に応援されていることを忘れないでほしい」とエール。小貫さんと同期の山口智哉さん(25)=大館市=は「大事な場面で得点でき、辛抱強く守る力を後輩たちには磨いてほしい」と北鹿の高校生たちに期待を寄せた。

「西六郷」が歌声披露 北秋田市の浜辺の歌音楽館 地元合唱団と合同演奏も

2018-08-22
西六郷少年少女合唱団が出演した定期演奏会(浜辺の歌音楽館)
 北秋田市米内沢の浜辺の歌音楽館で20日、第95回定期演奏会が開かれ、児童合唱の先駆者として有名な東京都の西六郷少年少女合唱団が出演。市出身の作曲家・成田為三の楽曲などを高らかに歌い上げた。
 西六郷少年少女合唱団は、県出身の音楽家鎌田典三郎さんが1955年に東京都内で結成した西六郷小学校少年少女合唱団が前身。合唱コンクールでの受賞やテレビ出演などで有名となり、児童合唱団の目標となっていた。
 鎌田さんの死去に伴いいったんは解散したが、新西六郷少年少女合唱団として再結成、2015年に西六郷少年少女合唱団に改名して活動を続けている。
 第1部は「世界の歌」と題してエーデルワイスやグリーンスリーブスなどを披露。第2部では「秋田の歌」をテーマに、成田為三の代表曲「浜辺の歌」など秋田ゆかりの曲を披露した。浜辺の歌音楽館少年少女合唱団との合同演奏も行われた。
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大館・扇田病院着服事件 損害賠償交渉「和解」へ ニチイ学館1431万円支払い

2018-07-31
市立病院の報告を受けた厚生委員会(市役所)
 大館市議会の厚生委員会(小畑淳委員長)は30日、市役所で開き、市立扇田病院で発生した外来診療費着服事件の対応状況について当局から報告を受けた。ニチイ学館(本社・東京)との間で進めてきた損害賠償交渉では、同社側から示された「解決金として1431万2915円を支払う」との提案を受け入れる方針であることを説明。「早期解決を図りたい」などと述べた。
 事件は昨年8月に発覚。2008年3月から昨年4月まで、患者から納付された外来診療費自己負担金の一部、1億1792万円が病院会計に納入されていなかった。窓口業務を担当した元従業員の女性は、今月9日に業務上横領の容疑で逮捕、30日付で起訴された。
 ニチイ学館に対しては、08年3月から業務委託契約が終了した10年6月までの不明金1276万201円と、遅延損害金として年5%の利率で計算した額を請求。同社からは昨年10月12日付で「元金全額は支払う」としたものの「遅延損害金とその他経費の支払いには応じられない」との回答があり、交渉を継続していた。
 この日の委員会で病院は、今月5日に同社の常務執行役員本部長ら2人と、病院側3人が面談したことを報告。席上、同社から「着服元金と遅延損害金を一括した解決金として1431万2915円を支払うことで和解したい」との提案があったことを説明した。遅延損害金は年1・5%の利率で計算したもので、金額は155万2714円。市が請求していた5%の場合の517万5718円と比べると、362万3004円少なくなった。
 病院は「この内容で合意したい」との方針を示した。遅延損害金の減額を受け入れることについては「不法行為があった08年3月から10年6月までの期間で、扇田病院が金融機関から一時借り入れした際の利率が平均1・5%だった」ことなどを理由に挙げ「早期解決を図りたい」などと述べた。当初の利率5%は、民法に基づいて設定していた。
 9月定例議会には、遅延損害金の減額などに伴う権利放棄の議案を提出。認められれば、同社との間で合意に基づいた契約を締結し、解決金の支払いを受けるとしている。
 委員会ではこのほか、東北ビル管財(本社・大館市)と元従業員女性に対し損害賠償を求める民事訴訟も報告。今月30日に第3回の弁論準備手続きが開かれたことなどを報告した。
 

大館、北秋田で36・5度 30日の北鹿地方 熱中症で搬送3件

2018-07-31
水遊びを楽しむ子どもたち(二ツ山総合運動公園)
 北日本が高気圧に覆われた影響で、30日の北鹿地方は猛烈な暑さに見舞われた。秋田地方気象台によると、大館市の最高気温は36・5度(午後2時31分)で猛暑日となり、今年最高の暑さとなった。
 同気象台によると、北鹿地域7観測地点で最高気温が35度を上回り、全ての地点で今年の最高気温となった。北秋田市鷹巣で36・5度(同2時43分)、鹿角市で34・6度(同1時42分)を記録。平年より5~7度高かった。
 大館市餅田の二ツ山総合運動公園では、今月上旬に整備工事が完了した水遊び施設で涼を取る親子連れの姿が見られた。2歳の子どもを連れて訪れた30歳代の女性は「毎日本当に暑いので、冷たい水で遊ぶと気持ちがいい」と話していた。
 北鹿3消防本部によると、午後5時現在、熱中症疑いの搬送が北秋田市、鹿角市で合わせて3件あった。いずれも屋外で作業をしていた40~80歳代の男女3人が救急搬送された。このうち北秋田市阿仁の60歳代の男性は、屋外を歩行中にめまいや頭痛を訴え搬送された。鹿角市の80歳代の女性は畑仕事中に倒れ救急搬送。県外から仕事で鹿角市を訪れていたトレーラー運転手の40歳代男性は、荷下ろし後の運転中に吐き気やけいれんを訴え搬送された。いずれも軽症とみられる。
 同気象台によると、31日も高気圧に覆われるため晴れるが、気圧の谷の影響で明け方までは曇る見込み。今後も高温が続くことから、引き続き熱中症に注意するよう呼び掛けている。
 

〝化粧直し〟始まる 鹿角市本庁舎の外壁 2カ年で改修工事

2018-07-31
本年度から2カ年で改修工事が行われる鹿角市役所の外壁(花輪字荒田)
 鹿角市は、市役所本庁舎外壁の改修工事を始めた。2018、19年度の2カ年で全面的に実施する計画。18年度は庁舎正面玄関がある南面と国道側の東面を中心に実施し、19年度は北面と西面の改修を進める。総事業費は約3億円の見込み。
 本庁舎は1985年の竣工(しゅんこう)から30年余りが経過し、外壁などの経年劣化が目立ち始めている。
 こうした中、市は昨年度、市内業者に委託して外壁劣化調査を実施したところ、外壁タイル全体の約8%に浮き、はく離の発生が確認された。また、タイル表面上のひび割れは全体の約10%に及んでいて、「これ以上、タイルのはく離等が進行すると、外壁の崩落等のリスクも高まる」との指摘を受けたため、本格的な改修工事を実施することになった。
 本年度は1期工事として庁舎1、2階の南面、東面、3、4階の全面合わせて2064平方㍍の壁を改修する。工期は来年1月11日まで。来年度は2期工事として北面と西面で実施する。
 工法は、既設タイルをはく離防止ネットで固定し、防水性等に優れた自然石調の合成樹脂を塗って仕上げる計画。
 市によると「従来のタイル仕上げと比べ、タイルの更新や洗浄などの対応が長期間不要であるため、管理コストはほとんど発生しない」という。
着工にあたって「工事期間中は庁舎周りに大掛かりな足場が設置されるため、市役所を利用される皆さんにご不便をお掛けします」と理解と協力を呼び掛けている。なお、正面玄関などは通常通り出入りができる。
 

鹿角市でトークイベント 関係人口どう増やす? 講話やパネル討論

2018-07-30
田中さん(右から2人目)を交えて行われたパネル討論(湯の駅おおゆ)
 鹿角市は29日、「観光以上、定住未満で地域と関わる人たち」を示す「関係人口」を増やす取り組みに理解を深めてもらおうと、ローカル・ジャーナリストの田中輝美さんを招いたトークイベント「関係人口を学ぶ」を開いた。会場は大湯温泉夏まつりでにぎわう道の駅「湯の駅おおゆ」イベント広場。市民ら約40人が参加し、地域づくりの新たな担い手として注目されている関係人口に関する講話やパネル討論に耳を傾けた。
 鹿角市は本年度、総務省から委託された関係人口創出のモデル事業に取り組む。事業費500万円で「『みんなの鹿角家(かづのけ)』づくり事業」を実施し、同市に縁のある人をターゲットに「鹿角家」の「家族」(会員)を募集する。会員数の目標は500人。
 今回のイベントは鹿角家事業の手始めとなるもの。田中さんは島根県生まれ。大学卒業後、山陰中央新報社に入社し、記者として古里で働く喜びに目覚める。2014年に退社し独立。島根を拠点に活動している。近著に「関係人口をつくる」(木楽舎)。
 田中さんは「関係人口という提案」と題して講話。関係人口が求められてきた前提として、本格的な人口減少時代の到来のほか、地域の役に立ちたいというソーシャルな若者の増加や田園回帰といった変化を挙げた。
 定住人口でもなく交流人口でもない関係人口について「第3の道としてどの地域も増やせる。都市の人の力も生かせて双方にウィンウィンなので注目を集め始めている」と強調。その上で「移住・定住がゴールではないが、関係人口が増えれば結果として定住人口は増える」と述べた。
 パネル討論は「鹿角版関係人口」がテーマ。パネリストは田中さん、道の駅おおゆ駅長の淺利裕子さん、かづの商工課女性部副部長の兎沢三果さん、かづの若者会議代表の阿部朗人さんの4人、コーディネーターはNPO法人かづのclassy理事長の木村芳兼さんが務めた。
 この中で、北限の桃やかづの牛のオーナー制度など関係人口創出のきっかけとなっている先進事例が話題となり、田中さんは「関係人口は行政がつくろうと言っているが、頑張っている地域の人たちの営みの中から自然と生まれてくるものではないか」との認識を示した。
 鹿角家事業では今後、首都圏で「家族会議」と称する交流イベントや、市内で「実家暮らし体験ツアー」などを開催する予定。

 
 

グッドモーニングラン 北秋田市 走ることで豊かな生き方

2018-07-30
朝のランニングを楽しむ参加者(北秋田市松葉町)
 朝のグループランを通して参加者同士が交流を深める「Good Morning RUN in 北秋田」が29日、北秋田市の鷹巣地区で開かれた。参加者21人が4・3㌔の市街地コースを走ったほか、ゴール後には朝食を楽しんだ。
 走ることを通じて豊かな生き方の提案や、新たな秋田の価値を生み出すことを目指す「Good Morning RUN in AKITA」(木村志帆代表)の主催。2016年度から秋田市内で月1回程度のグループランを開催し、本年度から活動範囲を県内全域へと拡大している。
 県北地区での開催は北秋田市が初。鷹巣駅前のコミュニティーステーション「KITAKITA(キタキタ)」に親子など参加者21人が集まった。木村代表が「体調に気をつけて楽しく走りましょう」とあいさつし、全員でキタキタを出発した。
 コースは商店街を通り、米代川周辺を走ってキタキタに戻る4・3㌔。タイムの計測などは行わずに、会話を楽しみながらゆっくりと約1時間かけて走り、爽やかな汗を流していた。参加者は途中の米代児童公園でヨガストレッチも行った。
 ランニング後は、「昔懐かしい夏休み」をテーマに地元の女性たちが作ったおにぎりやみそ汁などが朝食として提供された。

 
 
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