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新水道ビジョン 原案公開し意見募る 大館市22日まで 官民連携など施策に

2019-11-12
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 大館市は11日、新水道ビジョン(2020~29年度)の原案を公表し、市民意見の募集(パブリックコメント)を始めた。人口減や設備更新に伴う費用増を課題に挙げ、料金見直しや広域・官民連携などの施策を盛り込んでいる。市ホームページや水道課(比内総合支所)、市民課(本庁舎)、田代総合支所市民生活係で閲覧できる。22日まで。
 更新需要や財政収支の見通し、理想像、目標設定、実現方策など7章で構成。人口減を背景に水需要と料金収入の減少が予想され、老朽化施設の更新で多額の費用も見込まれている。
 家庭用(メーター口径20㍉)で月20立方㍍を使った場合、現行の上水道料金は5170円。消費増税分を除き1984年から値上げしておらず、類似他市(給水人口3~9万人)に比べ700円ほど高い。料金を据え置くと2035~39年度以降に赤字となる見通しで、値上げした場合は事業経営が成り立つと推計した。
 施設の長寿命化を考慮して更新する場合の料金見直し時期の一例として▽32年=約20%増▽39年=約10%増▽46年=約10%増▽51年=約20%増▽58年=約10%増―と示し、「見直しは避けがたい状況だが、ビジョンは時期の推測を目的としたものではなく、予測に基づいてどのような施策を行っていくべきか方針を定める」としている。
 広域連携は、作成中の県水道ビジョンで方向性が示されるとして「計画内容を見据えながら、できる限り推進していく」と明記。県内で料金徴収業務の包括委託が進んでいることから、広域連携などと並行して官民連携を推進するとした。現在は山館浄水場の運営業務、検針・水質検査・メーター交換・施設保守点検などの業務を委託している。民間に運営権を譲渡する「コンセッション方式」については「現実的に難しい」と判定、「業界の成熟や市民理解、安全の担保などを見極めながら段階的に推進する」としている。
 意見は電子メールやファクス、郵便などで受け付ける。パブリックコメントを踏まえて1月に最終案をまとめ、年度内の策定を目指す。問い合わせは水道課(☎0186・43・7090)。

小坂町 畑作振興センターが完成 菜種、ソバ 大豆 専用乾燥機を設置

2019-11-12
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完成した畑作振興センター内に設置された菜種、ソバ、大豆の各乾燥機(上向谷地端)
 小坂町が上向谷地端で整備工事を進めていた「畑作振興センター」が完成し、今月から本格稼働している。菜種、ソバ、大豆の専用乾燥機を設置し、畑作物の作付け推進拠点施設として整備した。耕作放棄地の解消を図るとともに、農業経営の多角化につなげたい考え。
 前年度、町有地に建てられた旧食品加工施設を取得。6月定例議会に提出した一般会計補正予算で施設改修費、設備設置工事費などを予算措置した。
 整備工事は7月下旬に着手した。平屋建てとして活用するため2階部分を撤去し、菜種専用、ソバ専用、ソバ・大豆兼用の遠赤外線乾燥機各1台、選別・計量出荷設備、流量調整タンク、もみすり機、石抜き機を設置したほか、監視室やホールなどを配置した。面積は約413平方㍍、鉄骨造り。
 町は9月定例議会で設置条例を制定し、「畑作物の作付け推進による農地の有効活用および稲作主体の農業経営からの転換を促進し、農業経営基盤の強化を図る」と目的を設定。使用料徴収条例では、乾燥調整機械使用料は菜種、ソバ、大豆いずれも乾燥調整後の重量1㌔あたり50円と定めた。
 ソバや大豆、菜種の乾燥以外に、収穫物の保管や果樹の集出荷など、畑作物全般の振興にかかる幅広い活用を目指している。

下川沿に初の栄冠 県中学校秋季野球 北鹿勢2年連続のV

2019-11-12
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決勝延長8回1死満塁、下川沿はスクイズで三走・小林廉が生還してサヨナラ勝ちを決める(ニプロハチ公ドーム)
 最終日の10日は大館市のニプロハチ公ドームで準決勝、決勝を行った。北鹿勢は、下川沿が決勝に進んで秋田西と対戦、延長タイブレークの末に5―4で逆転サヨナラ勝ちを飾り、初優勝を果たした。北鹿勢の優勝は、昨年の森吉に続いて2年連続2回目。
 ◇決勝 【ニプロハチ公ドーム】
秋田西00003001  4
下川沿00201002× 5
 (延長8回タイブレーク)

 ▽三塁打=佐藤(下)▽併殺=下川沿1
 延長タイブレークに突入した接戦は、下川沿が秋田西に逆転サヨナラ勝ちを収めた。
 下川沿は3回、敵失と内野安打で1死一、三塁とし、石戸谷がスクイズを決めて先制。佐藤の左前適時打でさらに1点を追加した。
 しかし5回の守備で失策を契機に2死三塁とされると、内野の適時失策と3連打で3点を失い逆転を許した。それでもすぐに反撃。1死二塁で佐藤が右越え適時三塁打を放ち、試合を振り出しに戻した。
 1点を先行された延長8回は、無死満塁で再び佐藤が適時打を放ち同点に。1死の後、山内がスクイズが決めてサヨナラ勝ちを呼び込んだ。
 下川沿・岩谷佳生監督の話 ミスで逆転されたが、焦らず同点にできた。8回の守りを1点でしのげたのも大きかった。選手の判断も良かった。

厚労省の公立病院再編・統合 「扇田存続の必要性ある」 大館 市病労組が市民向け講演

2019-11-10
伊関教授を講師に迎えた地域医療講演会(大館労働福祉会館)
 厚生労働省が再編・統合の議論が必要と公表した公立・公的病院に大館市立扇田病院が挙がったことを受け、市内で地域医療を考えようという市民の動きが出てきた。市立病院職員労働組合(鈴木仁志執行委員長)は9日、大館労働福祉会館で「地域医療講演会」を開催。自治体病院を研究する専門家が講演し、「市立総合と扇田の2病院が連携することで収益改善の可能性が高まる。扇田の存続の必要性はある」と指摘した。
 同労組が地域医療をテーマに講演会を開くのは初めて。鈴木委員長によると、「医師不足などの課題を抱える地域医療の今後を考えたい」と講演会の準備を進める中で、9月下旬に厚労省の発表があった。鈴木委員長は「扇田と同様に厚労省から発表された横手市立大森病院では『病院を守る市民の会』が立ち上がった。大館でも市民に現状を知ってもらい、病院がどうあるべきかを考えていくことが必要」と話す。
 講師を務めたのは、自治体病院の経営や再編を研究している城西大経営学部マネジメント総合学科の伊関友伸教授。妻が鹿角市出身で、長女を扇田病院で出産した縁もある。
 伊関教授は厚労省の公表の背景や少子高齢化が進む現状に触れながら、「急性期病院の基準だけで診療実績を基に線を引いたため、地方の中小病院が多く対象とされた。高齢者の医療について考える視点がない。地域事情を考慮していない」と指摘した。
 総合、扇田2病院の経営状況などを分析し、「医師などの構成をみると、統合はあり得ない。2病院で連携を深めた方が収益改善の可能性が高まる。1病院体制では高齢者の行き場がなくなる」などと語り、両病院が目指す方向性を提言。「人任せでは地域医療は崩壊する。住民を含めた病院に関わる全ての人が、地域の医療を考え行動することが必要」とも呼び掛けた。
 厚労省はがんや救急など地域に不可欠な医療の診療実績が少ないとして、「再編統合について特に議論が必要」とする全国424の公立・公的病院名を公表した。県内では扇田病院など5病院が挙がった。来年9月までに結論を出すよう求めている。鈴木執行委員長は「来年度も9月前までに、市民が医療を学ぶ場を設けていきたい」と話した。

「誉」と「翔和」をお披露目 大館市の秋田犬の里 生後4カ月の姉妹

2019-11-10
「誉」㊧と「翔和」、地域おこし協力隊の2人(秋田犬の里)
 大館市が新たに飼育する秋田犬の「誉」(ほまれ)(雌、虎毛)と「翔和」(とわ)(雌、白毛)が9日、観光交流施設「秋田犬の里」でお披露目された。
 2匹は飼育担当で地域おこし協力隊3期の2人と登場。「誉」は藤川琴里さん(21)、「翔和」は馬鳴さん(43)と姿を現し、訪れた秋田犬ファンへ向けて愛嬌(あいきょう)を振りまいた。
 2019年6月26日生まれの姉妹犬。現在生後4カ月。体重約15㌔。誉が虎毛で翔和が白毛。8月中旬から青森市のドッグトレーナーの下で周囲の環境や人に慣れるためのトレーニングを開始し、10月中旬から飼育担当による飼育を開始している。
 秋田犬の里「秋田犬展示室」での活動開始は2020年2月以降を予定。それまではSNS(会員制交流サイト)を通じて2匹の成長を随時紹介していくほか、館内での散歩に訪れることもあるという。
 藤川さんは「飼い主だけに忠実と思われがちな秋田犬だが、交流を通じてちゃんとコミュニケーションが取れることを知ってもらえたら」と話した。馬さんは「ストレスがかからないように伸び伸びと育てたい。海外の人にとって秋田犬といえば茶色。2匹のように珍しい毛色もいることを伝えたい」と話した。
 このほか、2匹との撮影タイムや館内散歩、売店では1000円以上の購入でオリジナルステッカーのプレゼントが行われた。
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ミュージカル 「あきたいぬになりたくて」 来年1月に大館公演 チケット30日発売

2019-10-26
「あきたいぬになりたくて」大館公演のチラシ
 仙北市の劇団「わらび座」のミュージカル「あきたいぬになりたくて」の特別公演は来年1月11、12の両日、大館市のほくしか鹿鳴ホールで開かれる。大館などを舞台に女子高校生がアイドルを目指す物語で、秋田犬をテーマに若者の成長が描かれている。市内の小中学生を無料招待する。チケット発売は30日。
 大館公演は、「あきたいぬになりたくて」大館公演をみんなでみる会(会長・中田直文大館商工会議所会頭)主催。北鹿新聞社など共催。作品は、秋田でご当地アイドルを目指す女子高校生3人がコンテストに挑戦する笑いと涙のミュージカルナンバー。秋田犬を県内外にPRしようと、昨年初めて脚本を公募した。12月14日までわらび座で本公演が行われている。
 物語の中盤以降では、忠犬ハチ公の故郷である大館が登場。秋田犬やハチ公の歴史、秋田犬を取り巻く環境などに細かく触れながら、若者の葛藤や成長を掘り下げている。
 同会では、市内と県北地区(一部を除く)の小中学生を無料で招待する。事前に観賞チケットが必要で、市内は市教委を通じて希望者を募る。プレイガイドがある北秋田市、鹿角市の小中学生にも数量限定で無料観賞チケットを配布する。
 11日は午後2時、12日は午前11時からの公演。チケットは前売りが3000円、当日が3500円(いずれも税込み)。全席自由。プレイガイドは同ホール、北秋田市文化会館、鹿角市のコモッセ、いとく大館ショッピングセンター、大館商工会議所。
 無料観賞チケットの問い合わせは同会議所(☎43・3111)。

鹿角 来月17日に推進シンポ 縄文遺跡群の世界遺産登録 機運醸成へ講演など

2019-10-26
 鹿角市の大湯環状列石や北秋田市の伊勢堂岱遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録を目指したシンポジウムが11月17日、鹿角市花輪のコモッセで開かれる。午後1時半から4時まで。県鹿角地域振興局、鹿角市、市教委の主催。入場無料で、聴講希望者の事前申し込みを受け付けている。
 縄文遺跡群は今年7月の文化審議会で世界遺産登録を目指す推薦候補に選定された。シンポジウムは登録の実現に向けて市民の関心を高め、機運を醸成する目的。鹿角市議会「大湯環状列石」世界遺産登録推進議員連盟が後援するほか、遺跡群の構成市町と連携して開く。
 はじめに、立命館グローバル・イノベーション研究機構助教の中村大さん(能代市出身)が基調講演を行う。テーマは「最新の研究成果からみえてきた縄文時代の環境と生活」。
 続いて、三内丸山遺跡(青森市)、御所野遺跡(岩手県一戸町)、伊勢堂岱遺跡、大湯環状列石に関する事例発表を実施。このうち発表者は伊勢堂岱遺跡が北秋田市教委生涯学習課主査の榎本剛治さん、大湯環状列石が大湯ストーンサークル館主任の赤坂朋美さん。
 最後に、「縄文遺跡群の推薦ポイント」について県教育庁生涯学習課文化財保護室文化財主査の新海和広さんが説明する。
 問い合わせは鹿角地域振興局総務企画部(☎0186・22・0457)。

「ちほみのり」拡大なるか 水稲の早生多収性品種 JAあきた北が試験栽培

2019-10-25
ちほみのりの稲刈りを行う藤田さん。「来年も栽培したい」と話す(大館市早口)
 大館市のJAあきた北が行っている水稲の早生(わせ)多収性品種「ちほみのり」の試験栽培が3年目を迎えた。主力のあきたこまちより稲刈りが早く、大規模農家が作期を分散できるメリットがあり、業務用米として需要も高い。同JA米穀部は「今年のデータをこれから分析するが、管内に向いている品種」と判断。「将来的には100㌶以上に広げていければ」と展望する。
 ちほみのりは農研機構東北農業研究センターが開発した品種。「管内になじむか見極めたい」と、2017年に試験栽培を始めた。管内での作付けは18年の約10㌶から、今年は24戸、約40㌶に増やした。
 あきたこまちと同じ時期に田植えを行い、稲刈りは1週間ほど早い。米穀部は最大のメリットを「高齢化や離農などで1戸の栽培面積が大きくなる中、作期が分散できる」と話す。収量はあきたこまちと比べ、10㌃当たり60~120㌔多く、「茎の丈は短いが、1株に付く茎が多く、もみが重い。見た目以上に量が出ている感じがする」という。
 価格では、同JAの生産者概算金はあきたこまちと比べ60㌔当たり900円低く、めんこいなと同じ設定。「その分10㌃当たり1、2俵多く取ることでカバーできる」と強調。現在は冷凍食品向けに1社と取引しているが、「求められている価格帯で、需要は高い」とみている。
 「コンバインが満タンを知らせるブザーが、こまちより早く鳴る」。藤田貢さん(61)=早口=は稲刈りをしながら収量の多さを実感している。水稲は15㌶で、このうち、あきたこまちが8・5㌶、飼料用米が5㌶。ちほみのりは2年目で、今年は1・5㌶に作付け9月12日に稲刈りを開始した。
 「最初はよく分からない部分もあったが、その割に10㌃当たり60㌔は収量が多かった」と昨年を振り返る。作業が分散でき、例年10月25日までかかる稲刈りが、5日早く終わり、別の秋作業ができた。一方で、「稲刈りがいくら早くても、値段が安ければ意味がない。いかに量を取るか。多くの茎に穂を付けるための追肥など、栽培管理の工夫がもっと必要」と話す。
 「あくまでもメインはあきたこまちで、その前にちほみのり、後にめんこいなの流れをつくりたい」と米穀部。来年に向けて、「10㌶以上の大規模農家であれば作期が分散でき十分にメリットがあるとみて、導入を勧めていきたい」と話した。

総合計画に中高生の声 鹿角市未来若者会議 14人、課題挙げながら提案

2019-10-25
話し合いの成果を発表する生徒(鹿角市交流センター)
 鹿角市は23日、市交流センターで「かづの未来の若者会議」を開き、市内の全中学校、高校の代表生徒が自分自身の夢や目標と鹿角の未来を重ね合わせながら、まちづくりの方向性を話し合った。出された意見は提案書としてとりまとめ、後日、児玉一市長に提出する。
 市政運営の指針となる第7次総合計画(計画期間=2021~30年度)の策定に向け、将来の鹿角を担う若者の思いや考えを計画づくりに反映させるために開いた。
 市内の5中学校、2高校から2人ずつ計14人の生徒が参加。はじめに児玉市長が「大人だけではなく、これからの時代に羽ばたいていく若い皆さんにも参加をしていただきながら、共にふるさとの未来を切り開いていきたい」と期待を述べた。
 生徒たちは三つの班に分かれ、鹿角市の強み、弱みを見つけ出し、強みを生かしたり、弱みをチャンスに変えたりしていくための取り組みなどを話し合い、各班が成果を発表した。
 この中で「観光文化などの資源がうまく使えていない」「市が企画したイベントを市民に情報発信する力が足りない」といった弱み、課題を挙げ、「SNSを使って若者が鹿角の魅力を発信する。発信場所は商店街。空き店舗が見受けられるので、おしゃれなカフェやお化け屋敷に再利用したり、特産物を販売したりして活性化につなげる」などと提案。
 「若者の働く場が少ない」という課題に対しては「ベンチャー企業を育成し、職業選択の豊富なまちにする」といった意見や「働く場はあるのに、気づいてもらえていないのではないか。職業体験のイベントを行い、PRすべき」との提案があった。
 「いろいろな人、夢を受け入れ、発展していくような鹿角であってほしい」との意見や、スキーや農業に特化した大学の設置、若者が集えるアミューズメント施設の整備、鹿角への移住促進、公共交通網の充実などの提案もあった。
 最後に各班のリーダーが感想を発表。このうち中村優翔さん(花輪高2年)は「鹿角の素晴らしさを再認識することができた」と述べた。
 会議は一般公開し、二十数人が傍聴。花輪の男性(47)は「初めて会った生徒同士が互いに自分の思いを出し合えていた。意義ある会議だったと思う」と話した。

女性の課長は8・3% 北秋田市の活躍推進計画 市職員の状況公表

2019-10-25
 北秋田市は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(女性活躍推進法)に基づき、職業選択に役立つ情報として市職員の状況を公表した。管理職の女性割合は昨年4月1日現在、係長級で32・7%、課長級で8・3%だった。
 市は女性活躍推進法の施行を受け、2016年3月31日付で「女性職員の活躍の推進に関する特定事業主行動計画」を策定。計画の期間は16年4月1日から21年3月31日までの5年間とした。
 女性職員の活躍の推進に向けた目標では、20年度までに▽課長級以上の女性職員を14年度実績の1人(2%)から4人増やし10%とする▽男性職員の育児休業取得者数を1人以上とする▽時間外勤務を14年度実績の8・89時間から2割縮減し、月7・1時間以下とする―ことなどを掲げた。
 公表された本年度分の状況によると、昨年4月1日時点での職員の女性割合は、一般事務で36・7%、医師職で25・0%、医療技術職で71・4%だったほか、保育士、看護職、保健師、管理栄養士は100%。一方、消防職はゼロとなっている。男女別の継続勤務年数は昨年4月1日現在で、男性が16・6年、女性は17・1年だった。
 管理職の女性割合は昨年4月1日現在、係長級で対象職員数61人中女性は20人で32・7%、課長級は対象職員36人中3人で8・3%。部長級は13人全員が男性。
 昨年4月1日から今年3月31日までの育児休業取得率は、女性が100%だったのに対し男性はゼロ。同じ期間の超過勤務の状況は、月平均4368・8時間で、1人当たりの平均は11・6時間。また、昨年1月1日から12月31日までの期間でまとめた年次有給休暇の取得日数は平均10・6日で、前年と比べ0・5日減少した。
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10月から幼保無償化 実費負担の副食費 北鹿3市町村は無料に

2019-09-30
 国の幼児教育・保育無償化が10月から始まる。幼稚園や保育園、認定こども園などを利用する3~5歳児と低所得世帯の0~2歳児の保育料が無償化される。保育料に含まれていた給食の副食(おかずなど)費は無償化から外れて実費負担となるが、年収360万円未満の世帯と第3子以降は国が費用を免除、360万円以上の世帯は県と市町村の助成で負担軽減を図る。北鹿地方では鹿角市、小坂町、上小阿仁村がこの助成に上乗せし、副食費も無料とする。
 国の制度で無償化となるのは、幼稚園や保育所、認定こども園などに通う3~5歳児と住民税非課税世帯の0~2歳児。認可外保育施設の利用は保育の必要性が認定された場合、3~5歳児は月額3万7000円を上限に、0~2歳児は住民税非課税世帯を対象に月額4万2000円までの利用料を無償化する。
 3~5歳児の幼保無償化から外れるのが、おかずやおやつなどの副食費。保育園ではこれまで主食費は実費徴収で、副食費は保育料に含まれてきた。国は年収360万円未満の世帯と第3子以降を対象に副食費を免除。年収360万円以上の世帯には、県と市町村が共同で行う「すこやか子育て支援事業」で、半額か4分の1を助成する。多子世帯など全額助成される世帯もある。
 北鹿の5市町村のうち、小坂町と上小阿仁村は助成をさらに上乗せし、副食費を無料にする。鹿角市は所得制限を設けるが、「市内の3歳児以上のほとんどの世帯が無料の対象となる」と説明。上小阿仁村の担当は「保育料が無償で、副食費が発生すると負担感がある。子育て世帯の支援として無料にすることに決めた」と話す。
 大館市で幼保無償化の対象となる3~5歳児は幼稚園や保育園、認定こども園、へき地保育所を利用する約1200人。子ども課によると、市立保育園では10月から副食費を月4500円に設定。主食はご飯を持参しているため、実費負担分は助成後の副食費となる。同課は「保護者には9月中旬に副食費助成の申請書とチラシを配布した。10月以降に負担増となる世帯はなく、制度を周知していきたい」と話した。

巨樹、古木に驚き 鹿角地域観光再発見 県北一の門杉など巡る

2019-09-30
門杉を見学する参加者(大円寺)
 鹿角市内に点在する巨樹や古木をバスで巡る学習会が29日、同市十和田、花輪地区で行われた。主催した十和田地域づくり協議会の地域観光再発見実行委員会(三上豊委員長)によると巨木巡りの企画は市内初といい、参加者がその雄姿に目を見張りながら由来や地域の歴史などにも理解を深めた。
 本年度「市民のチカラ事業『地域観光再発見』」の一環。タイトルは「市内の巨樹・古木を訪ねて」。森林や樹木、悠久の歴史を語る地域のシンボルとして、地域学習を兼ねて初めて実施した。
 地元鹿角をはじめ大館、北秋田から18人が参加。案内人は大湯郷土研究会副会長でもある三上さん。東北巨木調査研究会の五十嵐洋さん(大館市)が一般参加し、関連情報を提供した。
 大湯支所前で開会行事を行い、三上さんは「鹿角には藩政期に幕府巡見使が通った歴史街道が残っている。木を見るだけでなく、歴史も踏まえながら歩きたい」とあいさつ。
 この後、参加者はバスで移動し、大円寺の門杉(もんすぎ、大湯)、毘沙門神社のケヤキ(一本木)、左多六とシロ公園のイチョウ(下草木)、愛宕神社の大カツラ(級ノ木)、金澤家の大グリ(鶴田)、神明社の親杉(松山)、千手観音堂の大ケヤキ(大欠)の7カ所を訪ねた。
 このうち大円寺の門杉はスギでは県北一の大きさで、幹周り9㍍、樹高47㍍、推定樹齢500~600年。県の天然記念物に指定され、伝承では樹齢2000年ともいわれる。かつては2本で一対になっていたとされるが、藩政期中頃の山崩れで山側のスギが失われ、谷側のこのスギだけが残ったという。
 三上さんは木の特徴や由来、付近の文化財などを説明。参加者は熱心に耳を傾けていた。
 北秋田市の白川正信さん(73)は「こんなにでかいスギは見たことがない。来てよかった」と話し、雄姿を写真に収めていた。

大沢さん(大館)「復興のごう音」 ラグビーW杯日本大会 釜石で選手入場曲演奏

2019-09-30
選手入場曲を演奏する大沢さん㊥(釜石鵜住居スタジアム)=佐藤さん提供
 日本チームが優勝候補を破り国内を歓喜に沸かせている、ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会。25日、岩手県釜石市の釜石鵜住居(うのすまい)復興スタジアムで開かれたフィジー―ウルグアイ戦で、大館曲げわっぱ太鼓の奏者・大沢しのぶさん(44)=大館市=らが選手入場曲を演奏した。東日本大震災の被災地から太鼓を借り受け、「復興の音色」で大会の盛り上げに一役買った。
 大会のセレモニー担当者から出演の打診を受けたのは、茨城県出身の和太鼓奏者・寺門勝さん。寺門さんが東北ゆかりの大沢さんと、大館市内でワークショップなどを開く津軽笛奏者・佐藤ぶん太さんに声を掛け、3人に決まった。
 同スタジアムは、震災被災地で唯一のW杯会場で、復興の象徴とも言える場所。大沢さんは、同県陸前高田市の知人から直径約1㍍の平胴太鼓を借り受けた。青空の下、両国選手の入場時に「RWC2019アンセム」に合わせて大災害を経験した太鼓の音色をとどろかせた。続いて、選手や観客らが犠牲者に黙とうをささげた。
 試合開始前には会場周辺で、3人がゲリラ的におもてなし演奏したほか、観客への演奏体験や他バンドとのセッションなどで盛り上げた。
 大沢さんはこれまで、国内で開かれた国際スポーツ大会では、世界バレー(06年)開会式、U―20女子サッカーW杯(12年)の2度、演奏している。今回の観客は国内外の1万4000人余り。「一生に一度あるかないかの大きな国際大会。選手や関係者の緊張感、満員の観客の歓声や拍手は貴重な経験。復興はまだ半ばではあるが、今後も支援を続けていく気持ちを新たにした」と話した。
 日本チームは世界ランキング9位。初の8強入りを目指す中で28日、1次リーグA組第2戦で同2位のアイルランドを19―12で撃破した。10月5日にサモア、13日にはスコットランドと対戦し、上位2チームが19日以降の決勝トーナメントに進む。

パラリンピック 日本とタイ「絆の輪」を ボッチャ日本代表も 大館で市民と交流会

2019-09-29
交流試合でボッチャのタイ、日本両代表が白熱の攻防を繰り広げた(タクミアリーナ)
 2020年東京パラリンピックに向けた事前合宿で大館市に滞在しているタイのボッチャ・陸上競技両代表チームを迎えた「パラアスリートとの交流会」が28日、同市のタクミアリーナで開かれた。ボッチャのタイ代表と日本代表「火ノ玉JAPAN」が交流試合で世界トップレベルの技術を披露したほか、両競技のタイ選手19人が競技体験やゲームを通して来場者約150人と触れ合った。
 市主催。同市を訪れているタイ代表からはボッチャの選手7人とコーチ8人、陸上の脳性まひクラスの選手12人とコーチ7人らを招いた。27日から大館で合同合宿をしているボッチャ日本代表選手4人も参加した。
 開会式で福原淳嗣市長は「アスリートの技術、挑戦をする姿に触れてほしい。パラスポーツに親しむとともに、日本とタイの間に大きな絆の輪が芽吹くことを願う」とあいさつした。
 初めに16年リオパラリンピックのボッチャチーム戦で金、銀メダルを獲得したタイ、日本両代表が特別ルールの交流試合を実施。1―1で延長に突入した熱戦は、最終第3エンドで日本が1点を奪い2―1で勝利した。選手は投球でジャックボール(目標球)にぴたりと寄せたり、相手ボールをはじいてコースを空けたりして世界トップレベルの技術を披露。スーパーショットの連続に、会場からは歓声が上がった。
 来場者たちはボッチャ体験で両代表とプレーしたり、パラ陸上のタイ選手とリレーゲームをしたりして触れ合った。助言を受ける姿や記念撮影をする姿などが見られ、会場には笑顔が広がった。
 奥村史華さん(国際情報高1年)は「ボッチャの選手の技術はすごく、毎日練習すれば1番になれるんだと励まされたような気持ち。楽しかった。多くの人にパラスポーツを知ってほしい」と話した。
 ボッチャ日本代表主将の杉村英孝選手は「観客がたくさんいて緊張感があった。タイ代表と合宿をできたのは良い経験。初めて秋田に来たが、『すごいね』と声を掛けてもらった。応援を力に変えて頑張りたい」と語った。
 ボッチャ個人世界ランキング1位のタイ代表、ウォラウット・セーンアンパー選手は「日本代表と意見交換をできて良かった。皆さんと交流もできてとても楽しかった。(大館は)料理もおいしいし、また来たい」と笑顔を見せた。
 この日、市はタイ代表を応援するために作成した横断幕も公開した。東京大会の観戦ツアー企画も検討している。

機械操作やキノコ栽培 鹿角で親子7組 森林の役割に触れる

2019-09-29
ハタケシメジの菌床をプランターに入れる参加者(鹿角地域振興局)
 鹿角地域振興局の親子森林教室が28日、市内の森林などで開かれた。高性能林業機械の操作やキノコの菌床栽培を体験し、林業への理解を深めた。
 森林を理解する事業として、植林や森林内の散策など行ってきた。さらに理解を深めるため、樹木がどのように利用されているかを知り、山の恵みを実感する機会にしよう、と今回の教室を計画した。
 鹿角地域をはじめ大館市、北秋田市から7組、14人の親子が参加した。花輪の振興局庁舎に集合し後、大湯地内の森林に移動、プロセッサとフォワーダの高性能林業機械による玉切りや集材の作業を見学し、操作を体験した。
 作業体験の後は、振興局に戻り、キノコの役割を学んだ。昆虫や植物の成長に大きく貢献しているキノコ。県林業研究研修センターの菅原冬樹部長から分かりやすく説明を受けた。
 実際に、ハタケシメジの栽培に挑戦。プランターに菌床を入れ、土で覆う作業を行った。振興局の担当者によると、来月には食べることができまでに成長するという。参加者はプレゼントとして自分が作業したプランターを自宅に持ち帰った。
 市内から、母親と参加した菊沢榮太さん(6)は、「機械の操作は木を切ることができて、面白かった」と話し、キノコの菌床をプランターに入れながら、成長を楽しみにしている様子だった。
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