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大館市「健康ポイント事業」 商品券との交換開始 参加1000人目標に

2018-09-20
健診会場などのほか、保健センターで配布しているポイントカード
 大館市の「健康ポイント事業」は、運動や健診受診など健康活動に取り組みポイントをためた市民への地域限定商品券交付が今月から始まった。2年目の本年度は、商品券の交付期間を2カ月早め、市民の参加を促す。初年度は特定健康診査や胃がん検診の受診者が増加するなど一定の成果があったととらえ、健康課は「健康づくりの意識を高め、将来の健康寿命延伸につなげたい」と話す。
 減塩や運動など自ら健康活動の目標を設定し実践すると最大20㌽、特定健診や職場の検診、人間ドック、がん検診受診、健康講座受講に70~10㌽が与えられ、100㌽以上ためると、1000円分の地域限定商品券と交換できる。「働き盛り世代」に楽しく健康づくりに取り組んでほしいと、40歳以上の市民(公務員除く)を対象に、昨年度から3年間取り組む計画。
 本年度の商品券の交付は9月3日にスタート。開始から10日間で30人以上が交換に訪れ、「反響はいい」と話す。集団健診など早い段階で100㌽に達する市民もいるため、交換開始時期を昨年度の11月から2カ月早めた。これまで講座や健診会場でA6版のカード約4000枚を配布した。
 健康ポイント制度は県内7市町村で実施されている。同課によると、17年度は市民706人が商品券と交換。アンケートでは、99%が「健康活動を続けたい」と回答。「健(検)診を受けるきっかけになった」と答えた市民は86%で、「家族に受診を勧めやすくなった」との声もあった。
 特定健診の受診者は、16年度から約290人増加。胃がん検診の受診率は16年度6・8%から17年度は7・9%となった。「かかりつけ医による受診勧奨や受診の助成など他事業と組み合わせ、一定の成果があった」と分析する。
 本年度は1000人への商品券交付が目標で、同課は「対象講座を増やしたほか、乳がん検診などこれから受けられる検診もある。今から始めても100㌽をためることができるため、参加してほしい」と呼び掛けた。
 本年度は来年3月末までポイントをため、4月末まで商品券と交換できる。交換場所は市保健センター。毎月第3月曜は午後7時まで対応する。11月は地区公民館を巡回して交換を受け付ける。問い合わせは保健センター(☎0186・42・9055)。

 

迷子の幼児に声掛け 北鷹高の工藤さんと千葉さん 北秋田署から感謝状

2018-09-20
署長感謝状を受け取った工藤さん㊧と千葉さん(秋田北鷹高校)
 北秋田署は18日、積極的な声掛けで幼児を保護して交通被害を未然に防いだとして、秋田北鷹高校2年生の工藤沙也花さん(17)と千葉玲奈さん(16)に署長感謝状を贈った。同校校長室で贈呈式が行われ、成田實署長が「適切な保護に感謝している」と話した。
 同署などによると、二人は今月10日午後4時半ごろ、下校途中に同市栄のコンビニエンスストア前で、車道に飛び出そうとしている3歳の男の子を発見。二人が手を引いて歩道に連れ戻した。
 その後も幼児は1人で歩いていたため不審に思い、声を掛けると迷子になっていることが分かった。学校の教員を通じて同署に連絡。二人は不安そうにしている幼児が警察に保護されるまで優しく声をかけていたという。幼児は迷子になる前までいた親族の家から直線距離約1㌔の地点まで歩いていた。
 工藤さんは「何事もなく帰れてよかった。今後も遭遇したときは対応できるようにしたい」と安堵(あんど)。千葉さんは「大きなことをしたつもりはなかったのでびっくり。妹がいるので子どもに接するのは慣れていた」と話した。
 

見守り機能付き電話機  10月から鹿角市が導入支援 緊急通報システムの切り替えで

2018-09-20
 鹿角市は10月から、高齢者の見守り機能付き電話機を購入する際に、費用の一部を助成する事業を始める。家族や親族らが遠方にいても見守りが可能となるため、市は「高齢者の安心・安全につながる」として今後、市の広報やホームページなどで周知していく。
 これまで運用してきた緊急通報システムを今後、3年間かけて切り替えるための措置。同システムは高齢者世帯等を対象に、身体の異常や火災等の緊急事態が発生した場合、迅速に消防本部へ通報し、的確な救助・消火活動が行われるよう支援するもの。「緊急通報装置」「ペンダント型ワイヤレス通報装置」「火災センサー」の3点セットで、端末機器の設置費用のうち利用者負担は3割。
 今年4月現在で270世帯がこのシステムを利用しているが、これらの機器は現在市販されていないほか、消防本部にある端末の保守サポート期限が近づいている。こうした状況を踏まえ、現行システムからの切り替えを円滑に行うため、既存システム利用者等に、新たに見守り機能付き電話機の導入を助成することにした。
 事業の対象者は、鹿角市に住民登録があり、在宅で生活している人で①65歳以上の1人暮らしの人②65歳以上の高齢者のみで暮らしている世帯の人(身体障害者手帳、療育手帳または精神保健福祉手帳を所持している在宅で暮らす65歳未満の人を含む)③鹿角市緊急通報システム事業を利用している人―のいずれかに該当する人。
 助成額の上限は緊急通報システムの利用者が2万円、利用者以外が1万5000円。
 利用希望者は市に申請書を提出し、審査の結果、対象となる場合は市発行のクーポン券が支給される。この券を持参して登録販売店で対象機種を購入する。
 この機種は、毎日指定した時刻に電話機が鳴り、応答がない場合に家族等に連絡が入る機能などを備えている。
登録販売店は現在4店だが、随時、登録できる。
問い合わせは長寿支援課長寿生活班(電話30・0234)。

鳳鳴4強ならず 追う展開に本塁遠く 秋季全県高校野球

2018-09-19
4回以降、無失点に抑える力投を見せた鳳鳴の杉原(八橋球場)
 第4日の18日は、秋田市のこまち、八橋両球場で準々決勝を行った。北鹿勢は、4強入りを懸けて鳳鳴が秋田と対戦。先制を許した鳳鳴は最後まで反撃の糸口をつかめず、完封負けを喫した。これで関係勢は姿を消した。
 ◇準々決勝【八橋球場】
大館鳳鳴000000000 0
秋  田10200000× 3

 ▽三塁打=菊池信(秋)▽二塁打=髙嶋(秋)▽併殺=鳳鳴1、秋田1▽暴投=秋田1▽捕逸=鳳鳴1
 好機で一本が出なかった鳳鳴は秋田に完封負け。
 初回、鳳鳴は安打と死球などで2死一、三塁のピンチを迎えると、右前適時打で先制を許した。3回には先頭に三塁打を浴びた後、内野ゴロと適時打で失点し、リードを3点に広げられた。
 攻撃は2回に先頭が安打で出塁するも、バント失敗、けん制死で好機を作れず。3回には1死一塁で併殺を取られた。7回に栗山穣、藤盛柾の連打で無死一、二塁を作るも、後続が断たれ、反撃の糸口をつかめなかった。
 主戦の杉原は4回以降無失点に抑えるが、序盤の失点が響いた。
 鳳鳴・齊藤広樹監督の話 一人一人の対応力がなかった。バントや守備のミスがあり、余裕がないプレーが試合で出てしまった。

県の18年地価調査 商業地は26年連続下落 下落幅は縮小続く 大館市はマイナス2・5

2018-09-19
 県は18日、2018年の地価調査結果(7月1日現在)を発表した。県内市町村の平均価格(1平方㍍当たり)は大潟村を除き、住宅地、商業地ともに前年度から下落。県全体では住宅地が20年連続、商業地は26年連続の下落となった。ただ、秋田市では回復基調もみられている。下落幅は前年に比べ縮小したものの、いずれも全国最大だった。平均価格は住宅地が13年連続、商業地は14年連続で全国最安となっている。
 調査は、一般の土地取引における取引価格の指標とするなど、適正な地価の形成に寄与することを目的に、各都道府県が毎年実施している。県内の基準地点数は324(住宅地215、宅地見込み3、商業地92、工業地7、林地7)。
 林地を除く県の全用途の平均価格は、1平方㍍当たり1万6500円(前年1万6800円)で、前年からの変動率はマイナス2・5%。下落幅は前年(マイナス3・0%)に比べ0・5?縮小したものの、21年連続の下落となった。平均価格は13年連続で全国最安。
 用途別にみると、住宅地の県平均価格は1平方㍍当たり1万3400円で、前年から100円の下落。平均変動率はマイナス2・4%(前年同2・9%)だった。全体的な住宅需要は弱いものの、秋田市の市街地などで長年の下落による値頃感から地価が上昇・横ばいとなる地点もみられ、下落幅は前年に続き縮小した。
 市町村別では横ばいの大潟村を除き、全ての市町村で下落。大館市や鹿角市、北秋田市など20市町村は下落幅が縮小したものの、4町で拡大した。過疎化の著しい集落地域で下落基調が続いており、地価の二極化が進行している。
 商業地は、県平均価格が1平方㍍当たり2万5100円で、前年に比べ400円の下落。平均変動率はマイナス2・6%と前年(同3・1%)から縮小した。
 継続調査地点のある22市町で下落幅が縮小したのは大館市や鹿角市など13市町で、北秋田市など9市町は拡大した。商業地に対する土地需要は住宅地以上に低迷しているものの、継続的な大幅下落による底値感などから、下落幅縮小の地点が多かった。秋田市では価格上昇の地点も増えていて、市内全般に回復基調がみられる。
 住宅地価格が最も高かったのは、秋田駅東の秋田市手形字西谷地210番2で、1平方㍍当たり6万7400円。商業地は同市千秋久保田町3番37外(コンフォートホテル秋田)で、価格は同9万9000円。いずれも上位10位は秋田市内だった。
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「相手の立場で考えて」 北秋田市 いじめゼロサミット

2018-08-23
児童生徒がいじめ防止について話し合った「きたあきたいじめゼロサミット」(コムコム)
 子どもたちがいじめ問題について話し合う「きたあきたいじめゼロサミット」が22日、北秋田市民ふれあいプラザコムコムで開かれた。市内の小中学校から代表として参加した児童生徒が、学校で実践している取り組みなどを踏まえてグループ討議を行い、いじめを防ぐために必要な取り組みを探った。
 北秋田市の小中学校では、2014年に児童生徒が話し合って策定した「きたあきたいじめゼロ宣言」を基に、各校でいじめ防止に向けた取り組みを展開。年1回のサミットを通じてそれぞれの成果などを確認、新たな取り組みの在り方を探っている。
 開会式で佐藤昭洋教育長は「やっている側がいじめと思わなくても、受けた側がいじめと感じることもある。どうすればいじめをゼロにできるか存分に話し合い、実践して」と児童生徒に呼び掛けた。
 討議に先立ち、1月に開かれた全国いじめ問題子供サミットに秋田県代表として参加した、合川中学校3年の櫻田壮さんと加藤青葉さんが全国サミットでの発表について報告。「全国の取り組みを知ることができ、今後の取り組みの参考にしたい」と述べた。
 3班に分かれてグループ討議を行った後、いじめ防止に向けて必要な取り組みを出し合い、グループとしての意見をまとめた。「いじめについて全校で話し合う機会を設けることは大切。いじめに対する考えや意見が共有でき、取り組みを効果的に進めることができる」などとする意見が出された。
 「いじめといじりの境界」について話し合った中学生のグループは「何気ない言葉でも相手を傷つけてしまうこともある。言葉にする前に自らに置き換えて考え、相手が傷つくと思う言葉は使わないようにすることが大事。相手のことを知り、考えることが必要」などと訴えた。

 

間瀬川で小水力発電 大湯の西村林業 起工式、来年4月に開始

2018-08-23
来年4月の発電を目指して行われた起工式(花輪字近江谷地の建設予定地)
 鹿角市十和田大湯の西村林業(西村公一社長)は、花輪地内の間瀬川に近江谷地小水力発電所を建設する。年間発電量は最大で33万㌔㍗(一般家庭約78世帯分)の能力を見込み、来年4月からの発電開始を予定している。
 小水力発電は、一般河川、農業用水、上下水道などの水流を活用し、その落差や勢いで水車を回して発電する。ダムなどを開発して行う一般的な水力発電に比べ小規模。年間を通して安定した発電が可能で、設備利用率は太陽光発電より高い。
 鹿角市内では2016年11月、調査研究と普及を図る民間の任意団体「北東北水力利用推進協議会」(会長・西村社長)が発足。先進地視察、講演会や意見交換を行っている。
 発電所の建設場所は、花輪字近江谷地内に架かる長野橋上流の間瀬川。落差は12㍍で、最大出力は49㌔㍗、年間発電量は33万㌔㍗を予定している。事業費は約1億5000万円。来年3月完成し、同4月に試運転、発電を開始する。固定価格買い取り制度で収益事業を行う。
 発電所の起工式が22日、建設予定地で行われ、市、県、民間関係者約20人が出席、工事の安全と事業の発展を祈願した。民間による小水力発電は、大手企業や農業関係団体などが導入しているが、地元の民間会社が取り組むのは珍しいケース。
 西村社長は「森林の新しい活用モデルと位置付けている。木材の価格が低迷する中で、立ち木によって生計を立てるのは難しい。水を利用して収益を上げ、地域経済の向上につなげたい」と話している。

 

頬かむりし優雅に舞う 毛馬内盆踊り こもせ通りで開幕

2018-08-22
見物客を魅了した毛馬内盆踊り(こもせ通り)
 国の重要無形民俗文化財で、県内三大盆踊りの一つに数えられる「毛馬内盆踊り」が21日、鹿角市十和田毛馬内の毛馬内こもせ通り(本町通り)で開幕した。頬かむりをした男女がかがり火を囲んで優雅に舞い踊り、見物客を魅了した。23日まで。
 50回の節目を迎えた子ども盆踊りコンクールや勇壮な呼び太鼓に続いて午後8時ごろ、毛馬内盆踊りがスタート。大太鼓と笛のはやしで踊る「大の坂」を皮切りに、無伴奏の唄のみで踊る「甚句」、「毛馬内じょんから」と続いた。
 男性は紋付き等の着物に水色の蹴出し、女性はじゅばんにとき色の蹴出しで留め袖や訪問着等をまとい、きらびやかな帯の下に黄色のしごき帯を巻き、手拭いで顔を覆う独特の衣装。かがり火を囲んで輪になった踊り手たちが、郷愁を誘う大太鼓と笛の音色に合わせ、ゆったりとしたテンポでしなやかな踊りを繰り広げた。
 起源は定かではないが、大の坂は京都の念仏踊りの流れをくむといわれる。甚句は南部領だった約450年前、戦いから帰った将兵たちをねぎらったのが始まりとされる。
2 000年から各地の盆踊り等をゲストに招き、「北の盆」のタイトルで開催している。
 22日は午後6時半から「ナニャドヤラ葛巻愛好会」(岩手県)、呼び太鼓、8時から毛馬内盆踊り、23日は午後5時から地元の子どもたちによる盆踊り合同披露、6時半から「八幡平水沢盆踊り太鼓保存会」(鹿角市)、8時から毛馬内盆踊りが行われる。

「涙出るほど感動」 全国高校野球の金足農 北鹿にも旋風吹く

2018-08-22
大型モニター前で金足農業に声援を送る人々(いとく大館ショッピングセンター)
 第100回全国高校野球選手権記念大会で、躍進した秋田代表の金足農業は21日、決勝で優勝候補・大阪桐蔭(北大阪)に2―13で敗れ、準優勝で激闘に幕を下ろした。県勢としては第1回大会以来、103年ぶりとなる決勝の舞台。北鹿地方でも住民たちが各地で声援を送り、「感動をありがとう」と感謝する声が上がった。〝金農旋風〟を受け、野球関係者からは今後の北鹿勢の活躍に期待する声も聞かれた。
 大館市御成町のいとく大館ショッピングセンターでは、3階に大型モニターが設置された。決勝開始直後から約60人が集まり、一球ごとに歓声を上げる姿があった。試合終了後も、画面に両校の選手が映し出されると、健闘をたたえて拍手をしていた。
 大館市花岡町の60歳代女性は「十分頑張った。感動をもらえ感謝しかない。負けはしたが優勝以上の価値がある。ありがとうと言いたい」とたたえた。青森県弘前市の男性(44)は「同じ東北の人間として応援していた。毎試合、涙が出るほど感動をもらった。本当にお疲れさま」とねぎらった。
 野球関係者らも試合の行方を見守った。今年夏、金足農と県予選2回戦で対戦し、0―2で敗退した秋田北鷹の当時の主将、長田大翔(ひろと)さん(3年)は「常に全力で戦っているところは予選からだった。後輩たちには良い投手に負けない打撃のレベルアップを図ってほしい」と願った。木藤大嗣監督は「甲子園の決勝まで勝ち上がったチームと試合したのは良い経験。ナンバーワン投手と戦っていろんなことを学んだはず。最後まで諦めないという金農の姿を見て意識を高く持ち、普段から声を出すなど取り組んでほしい」と期待した。
 2011年春のセンバツ甲子園に出場した大館鳳鳴の当時の主将・小貫慧太さん(24)=大館市=は「北鹿地方の高校生も多くの人に応援されていることを忘れないでほしい」とエール。小貫さんと同期の山口智哉さん(25)=大館市=は「大事な場面で得点でき、辛抱強く守る力を後輩たちには磨いてほしい」と北鹿の高校生たちに期待を寄せた。

「西六郷」が歌声披露 北秋田市の浜辺の歌音楽館 地元合唱団と合同演奏も

2018-08-22
西六郷少年少女合唱団が出演した定期演奏会(浜辺の歌音楽館)
 北秋田市米内沢の浜辺の歌音楽館で20日、第95回定期演奏会が開かれ、児童合唱の先駆者として有名な東京都の西六郷少年少女合唱団が出演。市出身の作曲家・成田為三の楽曲などを高らかに歌い上げた。
 西六郷少年少女合唱団は、県出身の音楽家鎌田典三郎さんが1955年に東京都内で結成した西六郷小学校少年少女合唱団が前身。合唱コンクールでの受賞やテレビ出演などで有名となり、児童合唱団の目標となっていた。
 鎌田さんの死去に伴いいったんは解散したが、新西六郷少年少女合唱団として再結成、2015年に西六郷少年少女合唱団に改名して活動を続けている。
 第1部は「世界の歌」と題してエーデルワイスやグリーンスリーブスなどを披露。第2部では「秋田の歌」をテーマに、成田為三の代表曲「浜辺の歌」など秋田ゆかりの曲を披露した。浜辺の歌音楽館少年少女合唱団との合同演奏も行われた。
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鳳鳴サヨナラで16強 延長11回の激戦制す 夏の甲子園予選

2018-07-17
鳳鳴は最終回、工藤裕のサヨナラ適時打で福嶋が本塁に滑り込む(グリーンスタジアムよこて)
 第4日の16日は2回戦8試合を行い、北鹿勢は大館鳳鳴が秋田南に延長11回、サヨナラ勝ちで16強入りを決めた。大館桂桜は角館に先制された後、1点差に迫る粘りを見せたが惜敗した。北鹿勢6校のうち5校が姿を消し、残るは鳳鳴のみ。18日は雨天順延となったため、鳳鳴はベスト8を懸けて、19日にこまちスタジアムで五城目と対戦する。
◇2回戦
【グリーンスタジアムよこて】
秋田南 00000000100   1
大館鳳鳴00000010001×  2
(延長11回)
 ▽二塁打=栗山穣、工藤裕(鳳)▽併殺=鳳鳴2▽暴投=秋田南2▽捕逸=秋田南1、鳳鳴1▽野選=秋田南1
【こまちスタジアム】
大館桂桜000101000 2
角  館20100000× 3
 ▽二塁打=竹内(角)細越(桂)▽併殺=桂桜1、角館1▽暴投=桂桜1
 秋田南―鳳鳴は、両者息詰まる投手戦は延長11回の激戦の末、大館鳳鳴が秋田南を下した。
鳳鳴主戦・杉原は変化球を効果的に使い、打たせて取る安定した投球。走者を背負っても併殺で切り抜けるなど、バックももり立てた。
 一方の打線は7回、左前打と敵失で1死一、三塁とすると、杉原の二ゴロが野選を誘い、待望の先制点を挙げた。このまま逃げ切るかに見えたが9回、2死三塁から左前適時打を浴びて延長戦へ。
 延長11回、表を三者凡退で終えると、先頭の福嶋が左前打で出塁。続く工藤裕の左越え適時二塁打で長駆ホームイン。初戦を突破した。
鳳鳴・齊藤広樹監督の話 守備の粘り、投手の我慢が勝利につながった。同点で動揺したが後攻の強みがでた。

自然、子育て環境が好評 鹿角市で移住体験 神奈川の2組が2泊3日

2018-07-17
きりたんぽ作りを体験する参加者たち(花輪の柳田きりたんぽ店)
 鹿角市の移住体験ツアーが16日までの3日間、市内で行われた。募集枠2組に対し、応募したのは12組という人気ぶり。神奈川県の2組が市内にホームステイしながら、子育て環境を見学したほか鹿角の自然、特産を満喫した。
 建築・住宅雑誌「チルチンびと」を発行している風土社(東京・千代田区)と連携した企画。募集は同社のメディア、市のホームページなどを通して行い、首都圏を中心に12組が応募、アンケート結果などを考慮し、神奈川県の2組を選んだ。
 大湯・十和田、八幡平の2コースで、14日から16日まで2泊3日の日程で行われた。「普段の暮らしを体験してもらう」という考えから、今回は民家にホームステイした。大湯・十和田コースは「子育て環境、まちなか滞在」をテーマに商店街や保育園、農家訪問などが内容。
 八幡平コースのテーマは「大自然を満喫、アウトドア派に」。八幡平大沼ウオーク、湯治体験、ピザ作り、バーベキューパーティーなど。両コースとも地元の保育園を訪れ、夕涼み会に参加、交流する機会が設けられた。
 最終日の16日は2組が同じコースを回り、ブリーベリー狩り、きりたんぽ作りを体験した。花輪の柳田きりたんぽ店(柳田博明代表)では、先代の柳田亮子さん(73)から説明を受けた後、串につぶしたご飯を付けて、握りながら形を作った。
 子ども3人と夫婦で参加した男性(31)は「自然に囲まれ、癒やされた。夜空の星には感動した。保育園はスペースが広く、環境は良いと感じた」と話し、「子どもたちは帰りたくないと言っている」と満喫した様子だった。

都市計画道路 未着手路線の見直し開始 大館市が廃止含め検討

2018-07-17
 大館市は総合都市交通体系調査業務を発注し、都市計画道路網の見直しに乗り出した。計画決定から長期未着手の路線が4割を占めるほか、建築制限で地権者が土地を有効に利用できないなど全国的な問題として注目されている。2カ年で必要性や実現性を評価し、変更・廃止も含めて方向性を明らかにする方針。
 都市計画道路は安全で円滑な通行を確保し、良好な街並み形成や火災の延焼を防ぐなどの役割があり、都市計画法に基づいてルートや幅員が決定される。区域内は2階以下の建築物で、木造・鉄骨造・コンクリート造など道路整備時に移転や撤去が容易にできるという制約がかかる。
 市の道路網は1950(昭和25)年、区画整理事業を展開している御成町の「大館中央線」を皮切りに計画決定。起・終点や延長の変更、合併などに伴う変更を経て、現在は大館地域25、比内地域9の計34路線となっている。
 都市計画課によると、総延長88・57㌔のうち49・34㌔を改良したが、未着手路線の割合は44%で県平均の38%を上回っている。中心部や花岡地区、比内地区の未着手が目立つ。交通量減少や財政悪化から整備の見通しが立っていない路線は全国的に多く、社会情勢や将来需要の変化に対応した見直しが求められている。
 県のガイドラインに沿って、おおむね20年後をめどに整備困難な路線については阻害要因を明らかにした上で、線形や幅員の変更を含めて見直す。機能を代替する道路がある場合や、計画決定時に想定した土地利用状況が変化した場合、歴史的資源を喪失する場合などを検証。都市計画道路としての必要性や事業の実現性を評価し、存続・変更・廃止の方向性を示す。
 業務委託の入札は6月21日に行い、協和コンサルタンツ秋田営業所が790万円で落札。本年度は対象路線の選別と現状把握、路線評価カルテ作成、議会・都市計画審議会への中間報告を行う。19年度は見直し候補路線の総合評価と県協議、住民説明会、都市計画審議会への諮問などを経て都市計画の変更手続きを進める考え。
 同課は「都市計画道路の必要性をさまざまな観点から検討し、市民に身近で信頼される計画となるよう進めたい」としている。

「ヨイサッサ」軽快に 鹿角市の湯瀬先祓舞 温泉街に掛け声響く

2018-07-17
温泉街を回る湯瀬先祓舞(湯瀬温泉郷)
 鹿角市の無形民俗文化財「湯瀬神明社先祓舞」が16日、八幡平湯瀬地区で行われ、みこし渡御の先払いとして伝統の舞が繰り広げられた。
 岩手県の兄川から始まった先祓舞が兄畑を経て、1925(大正14)年に湯瀬に伝えられたといわれる。みこしの先払いとして舞い、水田や畑の作付けから虫よけ、収穫などを表現するほか、無病息災、火伏せなどの祈りが込められている
 湯瀬特別財産管理委員会や湯瀬神明社先祓舞保存会などが保存に努め、神明社例祭の宵宮(15日)、本祭(16日)で奉納。例年、湯瀬温泉まつりでも両日行われている。
 昨年は、雨が降りしきるあいにくの天気となったが、今年は曇り空。午後2時ごろ、隊列を組んだみこし渡御の一行が太鼓の先導で神社を出発。
小中高生16人の踊り手が、袖に鈴を付けた肌着、じゅばん、手っ甲など華やかな衣装を身に着けて、刀を手に舞い踊り、軽快な祭りばやしと「ヨイサッサ」の元気な掛け声が温泉街に響き渡った。

十和田湖を盛り上げよう 境界確定10周年の湖水まつり 県境またぎ綱引き

2018-07-16
県境をまたいで熱戦を展開した綱引き大会(両国橋付近)
 十和田湖に夏の観光シーズンの到来を告げる湖水まつりが14、15の両日、湖畔休屋で開かれ、花火大会など多彩な催しが繰り広げられた。15日は秋田、青森の県境にある両国橋周辺で、湖面の県境確定10周年を記念した綱引き大会が行われ、地元住民や観光客ら約30人が「一緒に十和田湖を盛り上げよう」と元気に綱を引き合った。
 実行委員会(高瀬宗明委員長)の主催。53回目の今回は恒例の花火大会や花火観覧船の運航、乙女の像ライトアップ、カヌー体験、湖畔散策ガイド、ヒメマスのキーホルダー作り、よさこい演舞、ペダルボートレース、歌碑「十和田湖」(作詞・北川文化、作曲・原譲二、歌唱・北島三郎)の完成セレモニーをはじめ楽しい催しを企画した。
 十和田湖の境界問題は1871(明治4)年の廃藩置県以来の懸案だったが、2008年に両県、小坂町、十和田市の4者協議を経て決着。湖の北側にある御鼻部山の頂上から神田川河口を結ぶ線を境界とし、湖面の面積を小坂町4割、十和田市6割の比率で分割した。
 今年で10周年の節目を迎え、湖水まつりに合わせて綱引き大会や青空市などの記念イベントを両国橋付近で実施。「県境を越えて一緒に十和田湖を盛り上げていこう」(実行委)との願いを込めた。
 県境をまたいでの綱引き大会は10年の「国境祭」以来の開催。子どもから大人まで約30人が参加し、人数の多かった青森県が勝利した。
 熱戦を見守った小坂町十和田湖大川岱の大森昌雄さん(79)は、両県両市町が08年、増額となる地方交付税相応額をその後10年間にわたって十和田湖の環境保全や景観対策の推進などに充てる覚書を締結したことについて「今後も引き続き十和田湖の観光振興などに充ててほしい」と話していた。
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