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山田のジンジョも様展示 本県の道祖神ずらり 角川武蔵野ミュージアム 

2020-11-24
県外で初の展示となった「山田のジンジョサマ」(角川武蔵野ミュージアム提供)
 大館市山田集落の奇祭「地蔵祭」で使用される男女一対の道祖神「ジンジョ様」が、今月6日にグランドオープンした埼玉県所沢市の「角川武蔵野ミュージアム」に展示されている。作家で博物学者の荒俣宏さん監修の特別展「妖怪伏魔殿」の一環で、本県の5市6集落から集まった人形道祖神8体が並ぶ。同ミュージアムは世界的な建築家・隈研吾さんの設計で話題となっており、PR効果に期待がかかる。
 ミュージアムは、出版大手KADOKAWAが整備、運営する大型文化複合施設「ところざわサクラタウン」内の中核施設で、美術館、博物館、図書館の機能を持つ。地上5階建てで、新国立競技場や道の駅おおゆ(鹿角市)を手掛けた隈研吾さんが設計した。岩塊のような外観や、吹き抜けに設置された高さ約8メートルの巨大本棚などが特徴的。
 オープン第1弾企画の「妖怪伏魔殿」は、荒俣さん監修で日本各地の妖怪をテーマにしたもの。国内のアーティストが描いた妖怪の絵、47都道府県にまつわるパネル展示、イメージを具象化したミイラや化石など約点が並ぶ。妖怪をテーマにした映画セット、体験コーナーもある。
 このうち、疫病や自然災害から集落を守るとされる人形道祖神は、「妖怪の原始的な存在」として展示されることになった。秋田人形道祖神プロジェクト(秋田市)が協力し、本県各集落に人形の制作や提供を依頼した。
 展示されているのは「山田のジンジョサマ」(大館市)のほか、「小掛のショウキサマ」(能代市)、「中荒沢のショウキサマ」(大仙市)、「末野のショウキサマ」(横手市)、「皆瀬のニンギョウサマ」(湯沢市)など8体。ワラや木材で作られ、高さ約3・8㍍に及ぶものもある。
 「人間の世界に溶け込み、カミサマの地位を得て敬われる存在になった」と紹介されており、各道祖神の説明文も添えられている。会場では、祭り当日に集落を練り歩く映像なども公開されている。
 来場者は迫力に圧倒されながら特徴的な容姿に見入っているという。同ミュージアムの企画担当者は「妖怪を楽しみながら知ることができる仕掛けを用意している。ぜひ会場で見てほしい」としている。
 山田部落会の赤坂実会長は「都会の人々に風習、民俗行事について興味を持ってもらうきっかけになればうれしい。昔から受け継がれる技を感じてほしい。関心のある人が集落を訪れ、交流につながれば」と期待した。
 特別展は来年2月28日まで。入場料は大学生以上1600円、中高校生1000円、小学生800円、未就学児無料。ミュージアムの休館日は第1、第3、第5火曜。開館時間は館内の展示、レストランで異なる。

 

鹿角調理師会 講習会で会員が見学 キャラ弁に興味津々

2020-11-24
浅野さんが作ったキャラ弁
 鹿角調理師会(田中強会長)は23日、鹿角市の尾去沢市民センターで講習会を開いた。会員ら10人が参加し、おかずやご飯で漫画やアニメのキャラクターなどをデザインする弁当「キャラ弁」の作り方を学んだ。
 同会は、7年前の県調理師会の解散に伴い、鹿角支部を解散した上で発足し、調理技術の研さんなどに取り組んでいる。登録会員は鹿角市と小坂町の約100人。
 講習会は、郷土料理の普及などを目的に交流会を兼ねて2017年から開催。4年目の今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、会食しながらの交流会は見送り、キャラ弁の作り方を学んだ。
 講師は同市の浅野好海(このみ)さん(36)。浅野さんは5歳から歳まで3人の子どもがおり、キャラ弁歴は十数年。「子どもにいっぱい食べてもらうために作り始めた」といい、地域でキャラ弁講座の講師を務めたこともある。
 今回はサンタクロースや雪だるま、クマをメインにしたキャラ弁の調理を実演し、会員がその手順を見学した。
 浅野さんは土台になるご飯に、焼きのりやスライスチーズ、かにかまなどを切ったり型抜きしたりして目鼻口などを巧みにデザイン。市販のデコレーション用のふりかけ、あられ、カラフルなおさかなチップなども使って愛情たっぷりの弁当を仕上げた。会員からは「かわいい」「食べるのがもったいない」「作ってみたい」といった声も聞かれた。
 このほか、会員が炊き込みご飯やきりたんぽ鍋を調理し、自宅にそれぞれ持ち帰った。
 田中会長は「今回はコロナで趣向を変えてみたが、今後もできる形で講習会を続けていきたい」と話した。


 

大館市の第3次環境計画 意見反映へ市民会議 中学生や移住者も 政策の課題洗い出す

2020-11-23
環境基本計画策定に向けた市民会議(大館市中央公民館)
 大館市の第3次環境基本計画(2021~31年度)策定に向け、広く意見を取り入れる市民会議の初会合が22日、中央公民館で開かれた。1、2次計画の作成段階になかった試みで、市内の現状や課題を洗い出して市民・事業者・行政がそれぞれ果たすべき役割を明らかにする。参加者から「ごみ分別が分かりにくい」「廃棄物の発生抑制が重要」などの声が聞かれた。
 一般公募や町内会長、移住者、子育て世代、農林業者、中学生の計16人が参加。市環境課の黒田一志課長は「総合計画や国土強靱(きょうじん)化地域計画と整合を図り、時代に合った11年間の指針を策定する。市民会議は新たな手法として開催するもので、それぞれの立場から意見をいただきたい」とあいさつした。
 市内の企業による廃棄物の適正処理や資源循環の推進、豊富な木質バイオマスの利用促進など地域の強みを生かした環境政策、小型家電リサイクル発祥の地として五輪・パラリンピックのメダル製作に再生金属を使うプロジェクトへの参加、国連が15年に掲げた「持続可能な開発目標(SDGs)」、近未来の技術革新に向けた動きなどに理解を深めた後、4グループに分かれて意見を交わした。
 環境政策の課題については「ごみ分別が分かりにくい」「若い人が地域の活動を知らない」「小型家電リサイクルを含め回収方法の周知を」との声があり、環境意識を高めるアイデアとして「市民の声を発信する場をつくる」「地産地消」「SDGsの考え方を分かりやすく伝える」などの意見が出た。
 次回12月中旬は意見を集約し、市への提案書としてまとめることにしている。
 3次計画は、生活や自然など分野ごとの課題を抽出し、SDGsや気候変動適応法の視点も取り入れる。有識者らでつくる検討委員会も設置しており、市民会議の意見を含めて年内をめどに素案をまとめ、パブリックコメント(意見公募)や環境審議会などを経て、3月22日までの策定を目指す。

鹿角 今年は「たんぽ会」でPR 「発祥まつり」規模縮小で 鍋など4種類食べ比べ

2020-11-23
4種類の料理が用意された「たんぽ会」(道の駅かづの)
 名物きりたんぽの発祥地・鹿角をPRするイベント「たんぽ会」(実行委員会主催)が22日、道の駅かづの「あんとらあ」で行われた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、恒例の「きりたんぽ発祥まつり」の規模を縮小して開催。寒空の下、訪れた家族連れなどが屋内の団体食堂で熱々のきりたんぽ料理をおいしく味わった。
 発祥まつりは例年、道の駅かづのを会場に、市内5店舗程度が出店する「きりたんぽ鍋大集合」のブースや市観光イメージキャラクター「たんぽ小町ちゃん」の誕生会、特産品の販売、たんぽ手作り体験、ステージイベントなどが行われ、多くの観光客や住民らでにぎわいを見せる。
 しかし、今年は新型コロナのため、ステージイベント等は行わず、飲食に特化した形で「たんぽ会」を企画した。
 14日は道の駅おおゆ、22日は道の駅かづのと会場も分散して開催する予定だったが、直前の12日に市内初の感染者が確認されたことから14日は急きょ中止を決定。その後、18日以降は感染者が確認されていないといった感染状況を踏まえ、関係機関等と協議した上で、この日は開催することになった。
 昼と夜の2部に分けて開催。昼の部は1000円できりたんぽ鍋2杯分が味わえる仕組みで、市内外から約40人が来場した。メニューは伝統的な鍋料理2種類と「山子鍋」「ミートグラタンポ」の計4種類。
 きりたんぽのルーツともいわれる山子鍋は、山子や猟師の食事をイメージして再現し、キジのだし汁でみそ風味に仕上げたもの。ミートグラタンポはグラタンときりたんぽを組み合わせた逸品で、来場者の人気を集めた。
 家族3人で訪れた大館市の男性(40)は「いろいろなきりたんぽ料理の食べ比べができて楽しかった。発祥まつりには毎年来ていたが、今年も食べる機会があって良かった」と話していた。

ヤマノイモ地元でPR JAあきた北 旬菜館できょうまで販売

2020-11-23
ヤマノイモを販売し、特産を地元にPRした(とれたて旬菜館)
 JAあきた北山の芋部会青年部(松澤幹基部長)は22日、大館市根下戸新町の同JA農産物直売所「とれたて旬菜館」駐車場でヤマノイモの販売を行い、大館の特産を地元にPRした。23日まで。
 青年部と販売営農部の共催。新型コロナで関西圏などへの出荷の動きが鈍く、地元の販売にも力を入れようと、初めて企画した。
 ヤマノイモは400~500㌘のLサイズを3個1000円、1箱10㌔、25個前後を7000円で販売。訪れた市民らは、ゴロゴロと大きなヤマノイモを品定めしていた。
 松澤部長は「まだまだ地元の知名度は低い。今回の直販を含め、地元の消費者を増やしていけるよう、レシピ開発にも力を入れていきたい」としていた。
 販売は23日も行われる。午前9時から午後3時。
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北鷹ファームからソバ焼酎 11月から販売 藤里で栽培「白神」3銘柄

2020-10-28
北鷹ファームが作ったソバ焼酎
 北秋田市栄の農事組合法人「北鷹ファーム」(藤嶋健一代表理事)が山形県内の酒造に依頼していたソバ焼酎「白神山地」など3銘柄が完成した。1本720㍉㍑入り、小売価格1699円(税込み)。11月初旬から市内外の酒店などで販売する予定。
 同法人は昨年から藤里町の畑20㌶で「階上早生」という品種のソバを栽培している。初年度から収穫量10㌧超の豊作に恵まれた。ところが全国的に豊作で値崩れしたため、一部を加工用に回すことにした。
 目を付けたのは近年幅広い世代に人気の焼酎。小口でも受注してくれる古澤酒造(山形県寒河江市)に依頼した。今年1月に約800㌔分で仕込みを始めた。熟成期間を経て全量の1764本が近く納品される予定。この間に同法人は焼酎の卸売と小売の免許を取得し、販売の準備を整えた。
 味の特徴は「ソバの風味がしっかりしている」(藤嶋代表理事)といい、酒造から「いい仕上がり」と太鼓判を押された。ラベルにこだわり、藤里町が商標登録した「白神山地」のほか、同法人が命名した「白神の和(なごみ)」「白神聖酔(せいすい)」の3種類を作成した。中身は同一でアルコール分は25度。
 藤嶋代表理事によると、ソバ畑は4カ所あり、水はけが悪いなど栽培に適していなかった。仲間と苦労して育てた分、藤嶋代表理事は「最後まであきらめず続けることが大事」と完成した焼酎を目の前に感慨深げ。今後、市内外の道の駅やスーパーなどにも営業活動する予定で「できるだけ多くの人に飲んでもらい、地域に恩返ししたい」と話した。
 問い合わせは同法人(電話0186・62・0408)。

新型コロナ 患者、隔離して運べ 大館市立総合病院 県北初の専用機材 職員らの感染を防止

2020-10-27
隔離型搬送資機材を活用した訓練に臨む消防職員(大館市立総合病院)
 新型コロナウイルス患者からの感染拡大を防ごうと、大館市は陰圧装置付隔離型搬送資機材を導入した。県北では初めて。26日は市立総合病院で資機材を活用した救急搬送訓練を行い、病院間での患者搬送、受け入れ時の対応を確認した。
 コロナ患者に対応する消防隊員や病院職員への感染拡大を防ぐため導入した。購入費は約170万円で、総務省の補助金を活用した。
 隔離型搬送資機材は透明なビニールで覆われており、バッテリー駆動のバキュームシステムで内部を陰圧状態に保つもの。3カ所にフィルターが付いており、空気の入れ替えができるが、内部のウイルスを吸着して外部に流出させない構造となっている。ゴム手袋も取り付けられ、収容後の触診も可能。耐久性の高い素材で、長さ216㌢、幅71㌢、高さ47㌢。
 感染症指定医療機関の市立総合病院では、新型コロナウイルス感染者(疑いを含む)のうち、透析患者、妊婦らリスクの高い患者について2次医療圏を越えて受け入れるケースも考えられ、主に陽性判定を受けた患者を病院間搬送する際に使用する。訓練では妊娠後期の陽性患者を、他地域の医療機関から市立総合病院に搬送するという想定で行った。
 市消防本部職員や同病院の医師、看護師ら18人が参加。防護服に身を包んだ消防職員3人が救急車から搬送資機材を下ろし、ストレッチャーに乗せて病院内へ移送、病院職員へ引き渡した。院内ではその後、陽性患者専用の動線で病室へ移動する流れも確認。他医療機関との情報伝達や、現場での連携も確かめた。
 同病院の桜庭寿志事務局長は「隔離型搬送資機材は患者や病院、消防職員の不安を軽減するもの。院内での感染防止を図りながら、円滑に患者を引き継ぎたい。関係医療機関、消防と連携しながら的確に対応していく」と話した。
 このほか消防本部は今月中に、所有する救急車全4台の運転席と傷病者室の間に隔離壁を設置する予定。佐々木洋一警防課長は「隊員自らの感染防止に努め、市民の安心安全を守っていきたい」としている。

生け花で花の魅力を 大館市内小学校 「花育講座」スタート 長木皮切りに体験活動

2020-10-27
楽しみながら花を生ける児童たち(長木小)
 植物と積極的な関わりを持ち、自然を身近に感じる体験学習「花育教室」が26
日、長木小学校(貝森逸子校長)を皮切りに大館市内の小学校で始まった。北鹿地方では初めての取り組み。子どもたちに花の魅力を知ってもらうとともに、花や緑に親しみ育てる機会を通じて、優しさや美しさを感じる心を育む狙いだ。
 県花きイノベーション推進協議会(渡部謙会長)と花育「一花一葉」推進協議会(大沢重己委員長)の共催事業の一環。両協議会は、花との出合いの場となる公教育「花育授業」の実施・サポートを展開している。
 2017年から県内の生花店から講師を招き、秋田市内の小学校で1~2年生を対象に花育教室「一花一葉講座」を開催。本年度は県農林水産部・園芸振興課の協力で、大館市内の小学校で開かれることが決まった。
 「一花一葉」とは、一輪の花と一枚の葉を使って、自由な発想で「花と葉をデザイン」する生け花の表現方法。講座には市内生花店4店舗(花ドーム、アバフローリスト、クローバー、カネヤ生花店)とJAあきた北が協力。市内産のダリアを使って、4店舗の代表者が講師を務める。
 皮切りとなったこの日は、4店舗の代表者や両協議会員らが来校。1年生16人を対象に講座を開いた。はじめに、花の種類や名前を当てる「お花クイズ」でダリアの種類が3万種類あると教えられると、児童たちは驚きの声を上げた。
 生け花では、児童たちがハサミの使い方や葉脈の切り方を教わり、葉を切ってねじったり、結んだりして楽しみながら、一人一人個性あふれる作品に仕上げた。児童からは「楽しかった」「家に帰って大切に育てる」などの声が上がり、杉田楓乃さんは「お花のことをよく知れたので、もっといろいろな花を見てみたい」と話した。
 講座は12月上旬まで市内8小学校で開く予定。4店舗の代表者が交代で各校を訪問する。花ドームの虻川洋行代表取締役は「この事業を通じて花の魅力を知り、より身近に感じるきっかけになってくれれば」と述べた。

縄文遺跡世界遺産推進シンポ オンラインで来月28日 鹿角、北秋田で上映も

2020-10-27
 秋田縄文遺跡世界遺産推進シンポジウムが11月28日午後1時半から、ウェブ会議システム「Zoom」を活用して行われる。参加無料。鹿角市の大湯ストーンサークル館と北秋田市民ふれあいプラザコムコムで配信を同時上映することにしており、参加者を募っている。
 北東北歴史懇話会(秋田産業サポータークラブ、藤盛紀明会長)と鹿角市、北秋田市が主催し、県教委などが後援。懇話会では東京都を中心に、秋田県の歴史に関するシンポジウムを毎年開催している。本年度は「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録を支援する目的で県の縄文遺跡をテーマに企画したが、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から初のオンラインイベントとして実施する。
 「北海道・北東北の縄文遺跡群の世界遺産登録について」と題して、日本イコモス国内委員会委員長で東京大学名誉教授の西村幸夫さんが画面越しに講演する。終了後は西村さんと藤盛会長の意見交換。このほか、伊勢堂岱遺跡と大湯環状列石について各市教委が説明する。
 視聴方法が分からない人も参加できるよう、ストーンサークル館とコムコムで同時上映も行う。懇話会の藤盛会長は「講師とともに世界遺産登録後の縄文遺跡の未来を考えてみたい。ぜひ参加いただけたら」と参加を呼び掛けている。
 参加希望者はメールで▽氏名▽住所▽出身地(市町村単位)▽メールアドレス▽連絡方法▽開催情報の入手元―を記載して申し込む。オンライン参加は先着90人限定。
 オンライン参加の申し込みは県東京事務所内の石田さんか千葉さん(メールIshida-Kento@pref.akita.lg.jp、電話03・5212・9112)。同時上映への参加申し込みは大湯ストーンサークル館(oyusccenter@city.kazuno.lg.jp)か、北秋田市教育委員会(be-bunka@city.kitaakita.akita.jp)。

大館市山田 地域の魅力動画で発信 県がナメコの収穫など撮影 関係人口の創出へ

2020-10-26
山田部落会が栽培する原木ナメコの収穫作業などを動画撮影した(大館市山田地区)
 首都圏などの大都市在住者に向けて地域の魅力を広く発信し、関係人口の創出につなげようと県は25日、大館市山田地区でPR動画の撮影を行った。キノコの露地栽培や山菜販売など、地域資源を生かした〝ムラビジネス〟に取り組む山田部落会(赤坂実会長)の活動の様子を動画に収めた。
 県が力を入れる「県外在住者と連携した関係人口創出・拡大事業」の一環。大都市在住者に「観光以上移住未満」の立場で地域の活動に関わってもらい、来年度以降の関係人口を増やす狙いがある。当初は首都圏在住者らを本県に招致し、地域住民と活動を共に行うことで地域の魅力に親しんでもらう予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い計画を変更。地域の魅力を収めたPR動画を撮影し、情報発信することにした。
 県地域づくり推進課の佐々木智子主査ら約10人が訪れた。農業生産品の流通・消費などを学ぶ秋田県立大アグリビジネス学科の学生3人も参加し、撮影やキノコの袋詰め作業を手伝った。
 同部落会では2010年から「キノコの里づくりプロジェクト」と題して、原木マイタケや原木ナメコの栽培を開始。自然に近い環境で露地栽培を行うため品質がよく、現在は千葉県のスーパーなどにも販路を拡大しているという。
 一行は同部落会が管理する原木ナメコの栽培場を訪れ、収穫作業の様子を動画に収めた。栽培場にはナラやヤマザクラの原木600本が所狭しと並び、所々でツヤのあるナメコが顔を出していた。赤坂会長は「傘の裏側に薄く膜が張っているのが一番いいナメコ」などと説明しながら、収穫の仕方を解説。指導を受けて大学生らが収穫する様子を撮影した。佐々木主査は「地域住民だけで集落環境を維持していくのは厳しい時代。事業を通じて都市圏の人に地域の魅力を知ってもらい、将来的には都会の人が率先して地域に来てくれるような関係をつくっていきたい」と展望を語った。
 県内の他集落でも同様の趣旨の動画撮影を行っており、山田地区で撮影した動画は編集作業を行った上で来年1月ごろ、首都圏在住者を招いて行うオンライン交流会で上映する予定。赤坂会長は「都会の人に過疎集落について関心を持ってもらういい機会になる」と期待していた。
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