秋田県北鹿地方のオピニオン紙・北鹿新聞

　大館市の人口はこの１０年間で１万８７８人（１４・１％）減り、世帯数も１３３世帯（０・４％）減少したことが市のまとめで明らかになった。出生数は１０年前に比べ４６・７％減った一方、死亡者数は１９％増加した。全世帯数のうち６５歳以上の高齢者の単身世帯が２４・４％を占めている

　第７４回北鹿３６０歳野球大会（北鹿新聞社主催）の開会式と組み合わせ抽選会が１１日、大館市中央公民館で行われ、参加２２チームの対戦相手が決まった。１８日にニプロハチ公ドームで開幕し、６月１６日まで熱戦を繰り広げる。

　北秋田市は２０２３年市民意識調査の結果を公表した。「住んでいる地域は住みやすい」と感じている人は６５・７％。「今後も住み続けたい」と答えた人は５割を超える一方、買い物や交通の不便さ、冬期間の生活に対する不安などから約４割が市内外の別の場所へ住みたいと答えた。小学生以下の子どもがいる人が「子育てしやすい」「どちらかといえば子育てしやすい」と答えた割合は７割を超え、過去５年間で最高となった。

　鳳凰山登山の記念に―。大館市比内町達子の羽澤哲夫さん（７６）が、市のシンボルとなっている鳳凰山（標高５２０メートル）の山頂に、手作りの「登頂カレンダー」を設置した。日付のカードを差し込んで使うもので、昨秋設置したカレンダーを風雨に耐えられるように作り替えた。写真撮影用として登山者に喜ばれている。

　北秋田市教育委員会は市内の「鷹巣北部」「鷹巣南部」「もりよし」の各学校給食センターで調理した給食のメニューを、市ホームページ（ＨＰ）で画像とともに紹介している。地元の食材を使用した場合には紹介し、地産地消や食育にも役立っている。