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石田邸、大館市に寄付 25日に贈呈式 バラ園含め観光活用

2018-09-22
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大館市に寄付されることになった石田邸(三ノ丸)
 大館市の名誉市民第1号で、労働大臣などを務めた石田博英元衆院議員(1914~93)の邸宅と土地が市に寄付されることになった。8月に死去した石田よし夫人の生前からの意向で、遺族が25日に市役所を訪れて目録を贈呈する。「石田ローズガーデン」として市民に親しまれ、市は引き続き貴重な観光資源として活用する方針。
 同市字三ノ丸の邸宅は1957年建築で79年に増築した鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積255平方㍍。土地は3255平方㍍で、このうち住宅部分を除いたローズガーデン2306平方㍍はこれまで市が借り受けていた。約500種のバラはすでに寄贈されており、95年7月から市管理となっている。
 博英氏は47年の衆院選で旧秋田1区から立候補し初当選。内閣官房長官や労働大臣、運輸大臣などを歴任した。よし夫人は博英氏の死去後もバラ園のある自宅で暮らし、今年8月11日に101歳で亡くなった。市によると、生前から観光振興の用途指定で寄付する意向を示し、贈呈準備を進めていたという。25日は遺言執行者で次女の利光京子さんから福原淳嗣市長に目録を手渡す。
 石田邸は、漢学者で開国論「三策」を執筆した狩野良知(1829~1906)や、良知の次男で京都帝大文科大学長を務めた狩野亨吉(1865~1942)の生家跡でもあり、入り口付近に案内標柱が立てられている。
 ローズガーデンでは10月6日から3日間、大館バラまつりシーズン2が開かれる。6月のシーズン1に比べ花数は少ないが、寒暖の差が大きくなる秋のバラは一段と色鮮やかで香りが強くなるという。開場時間は午前9時から午後5時。

鉄道文化、保存から活用へ 日本鉄道保存協会 小坂町で研修会

2018-09-22
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シンポジウムなどが行われた研修会(セパーム)
 日本鉄道保存協会の2018年度研修会が21日、全国各地の会員ら約70人が参加して小坂町のセパームで開かれた。同町が会場となるのは初めて。戦後の復興と成長を支えてきた鉄道文化遺産の保存・活用を推進する行政や団体らが意見を交換し、鉄道をまちづくりや観光へつなげる方策として、地域全体を巻き込んでの活用の重要性を理解した。
 同協会は1991年に設立し、歴史的鉄道車両、構造物、建物等を保存する国内の団体、行政など57団体、20人で組織。本県からは唯一、小坂町の小坂鉄道保存会が加盟している。毎年、持ち回りで開催している総会に続いて、研修会が行われた。
 開会行事で、代表幹事団体の菅建彦・交通協力会会長は「あと4年で日本の鉄道創業150年を迎える。欧米より半世紀も遅れたが、今では世界でトップクラスの鉄道と肩を並べる。消えていく鉄道遺産を保存しようと発足した協会も間もなく30年を迎えるが、新しい発展のきっかけをつかみたい」とあいさつした。
 細越満町長が歓迎の言葉を述べ、町が整備した小坂鉄道の関連施設を活用したテーマパークについて紹介しながら、「鉄道遺産を観光活用して保存することにより、地域をにぎやかに発展させていきたい」と意気込んだ。
 研修会のシンポジウムは、「近代化遺産としての鉄道を生かしたまちづくりと観光」をテーマに行われ、4人がそれぞれの取り組みなどを発表した。
 このうち、新潟市の新津鉄道資料館の水澤喜代志さんは、地域資源の鉄道を生かした誘客策として、▽「鉄道の街」のイメージづくり▽各組織との協働事業▽地域の発展と資料館の発展―を重点事項に掲げた。「観光は経済を伴わないといけない。リピーターを生み出す事業は発信していかないと伝わらない。資料館の発展と地域の発展は必ずリンクする。鉄道の街の中で、資料館を核の施設として続けていくのであれば生き残れる。地域との協働をキーポイントとして、将来は日本一の鉄道博物館にしたい」と意欲を示した。
 また、地元小坂鉄道保存会の千葉裕之会長は「鉄道はマニアックなので、一般知識を地域にも理解してもらい、連携していくべきだ」、コーディネーターを務めた同協会の米山淳一事務局長は「鉄道文化遺産をみんなで守ることが大事で、保存から活用へ展開することが求められる」などと述べた。

来年以降も8月11日 大館大文字まつり 昼の部内容、会場など検討へ

2018-09-22
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来年以降も8月11日に開催することを決めた実行委員会(大館市北地区コミュニティセンター)
 大館大文字まつり実行委員会(小池昌平委員長)は21日、大館市北地区コミュニティセンターで第3回会合を開き、来年以降のまつりも8月11日に開催することを決めた。今年初めて従来の8月16日から変更し、一定の集客効果があったため定着させたい考え。「昼の部」の在り方や会場など、内容を検討するプロジェクトチームを今後立ち上げる方針も示した。
 事務局の市観光協会によると、まつりは昨年まで40年ほどは8月16日に開かれていた。今年の第51回はお盆の帰省開始時期に合わせることで出演者、観客の増加につなげようと8月11日に変更された。第51回の観客入り込み数(推計)は前年比1000人増の3万9000人だった。
 この日の会合で、事務局は良かった点として「夜の部」の観客が増加したことなどを報告。一方で「昼の観客が少なかったのが一番の懸念。雨の影響か、『昼の部』自体に魅力がないのか」と述べた。
 日程について「商店はお盆の前でかき入れ時のため(11日では)営業に支障がある」「周知不足では」などの意見を紹介。委員からは帰省、Uターンのピークと照らし合わせ「帰省客の効果はあった」とする声も上がった。
 賛否両論がある中で、実行委が来年以降も8月11日に開催する方針を示した。定着させることでさらなる誘客につなげる考えで、出席した委員に理解を求めた。異論は出ず、決定した。
 「昼の部」については「踊り手が少ない」「夕方から始め、そのまま夜に入った方が」などの案もあることから、事務局は会場や内容も含めて検討するプロジェクトチームを年内に立ち上げると説明。市観光協会の山城久和会長は「来年は8月11日が日曜で、帰省開始が早まることで今年以上の人出が見込める。観客の視点に立ち、楽しんでもらえるまつりにしたい」と話した。

来春の県議選 前哨戦が活発化の様相 鹿角選挙区 川口氏に続き児玉氏が表明

2018-09-21
 来春の県議選鹿角市・郡選挙区(定数2)は、現職の川口一氏(67)=自民=に続いて、新人で鹿角市議の児玉政明氏(46)が出馬を表明した。もう一人の現職、石川徹氏(54)=無所属=は現時点で態度を明らかにしていないが、川口、児玉両陣営は選挙戦となることを予想しており、今後、前哨戦が活発化しそうだ。
 川口氏は8、9月に鹿角市と小坂町の3カ所で後援会が開いた森林・林業・林産業活性化促進地方議員連盟全国連絡会議の会長就任祝賀会の席上、6選を目指して出馬を表明し、決意を新たにした。
 児玉氏は20日、市役所で会見を開き、県議選に出馬する意向を明らかにした。市議辞職の時期は後援会と相談して決めるが、12月末までは議員を続けたい考え。自民公認の申請も行う予定。
 石川氏は20日の県9月議会・一般質問でも取り上げた鹿角3高校の統合問題を挙げ「任期中にやらなければならないことを、しっかりと進めてから考えたい」とし、2期目に向けた態度を保留している。
 前回は三つどもえの選挙戦。比較的安定した地盤や固定票を持つベテラン議員の現職2人に、新人が草の根運動を軸にして挑む構図となり、現職の川口氏が5選、新人の石川氏が初当選を果たした。
 得票は川口氏7099票(鹿角市4700票、小坂町2399票)、石川氏6894票(鹿角市6171票、小坂町723票)、次点の現職6463票(鹿角市6244票、小坂町219票)だった。

「マイスター」の授業見学 大館で大学教育ツーリズム 愛知など学生ら20人

2018-09-21
武石教諭の授業を参観するツーリズム参加者(扇田小)
 愛知教育大学の学生が企画した「大学教育ツーリズムin大館」が、大館市内で行われている。同大の学生ら20人が訪れ、20日は市教委認定の「授業マイスター」の授業見学や教員と意見交換。教育実習を控えた学生もおり、教員への夢に大きな刺激を受けた様子だった。
 企画したのは同大初等教員養成課程の原田梨世さん(英語選修4年)。来館時に目にした大館の教育の質の高さに驚き、地元愛知や全国の教育を見直すきっかけにしたいと参加者を募った。
 学生や愛知県教委職員らが参加。この日は扇田小で、マイスター認定を受ける武石郁子教諭による6年生の算数の授業を視察した。授業の進行役を務める学習リーダーや、児童間で考えを深め合う「ブラッシュアップタイム」などに見入り、写真や動画を撮影していた。
 武石教諭は「身の回りにある『比例』の単元。テストで100点を取るためでなく、生活に生かせるという実体験をさせたかった」などと趣旨を説明。原田さんは「事前学習のかいもあり、参加者が興味深く授業を見る姿がうれしい。自分自身も効果的な発問などためになることばかり」と話した。
 同課程の上坂茅穂さん(情報選修3年)は「先生対子どもではなく、一緒に学び合う姿が印象的。子どもの意見を取り入れる課題設定やまとめなど、初めて見ることばかり」と驚いていた。「学びは愛知の教育の向上にもつながるはず。ツーリズムの継続開催のほか、大館で教育実習もしてみたい」と夢を膨らませた。
 採用2~9年目の教員を対象にした市教委の授業力向上研修を兼ね、市内の4人も参加。比内中では青山まり子教育専門監の英語、根本大輔教諭の国語の授業も見学した。
 一行は19日から2泊3日の滞在。初日は、宿泊先の大館少年自然の家で高橋善之市教育長らから、市の教育について説明を受けた。最終日の21日は釈迦内小でヒマワリ活動の見学や体験、城南小の授業参観を予定している。
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ニホンザリガニ初ふ化 天然記念物保護へ 大館市教委の人工増殖研究

2018-08-26
ビーカー内の赤ちゃんザリガニを見つめる小学生ら(大館郷土博物館)
人工増殖研究で初めて産まれたニホンザリガニの赤ちゃん
 大館市教育委員会が人工増殖を目指して大館郷土博物館で飼育しているニホンザリガニの卵がふ化した。南限生息地として国の天然記念物に指定されている大館市の八幡沢地区(桜町南―池内道下の一部)の水路近くなどで捕獲された個体から計18匹が産まれた。25日に一般市民を対象に見学会が開かれ、ビーカー内で元気に動き回る赤ちゃんザリガニの姿が公開された。
 ニホンザリガニは北海道、青森、本県などに分布し、水温20度以下の冷たくきれいな水でのみ生息できる。環境省レッドデータブック絶滅危惧Ⅱ類に指定されており、大館市の指定地周辺でも生息環境の悪化で個体数の減少が懸念されてきた。
 市教委は2017年度に「天然記念物ザリガニ生息地再生委員会」を立ち上げ、個体数の維持、指定地の保護に向けて取り組んでいる。
 このうち人工増殖研究は昨年10月から開始した。指定地近くの2匹(雄1匹、雌1匹)と、指定地以外の生息地の2匹(同)をそれぞれ別の水槽で飼育。11月下旬から12月上旬にかけて交接、今年3月下旬に2匹の雌が産卵しているのを確認した。
 ふ化は7月中旬から8月上旬にかけて確認。指定地近くの雌の卵から11匹、指定地以外の雌の卵から7匹が産まれた。1匹ずつ別々のビーカー内で落ち葉などを餌に飼育されており、現在の体長は約10㍉。足を使って元気に動き回り、順調に成長している。
 この日は一般市民を対象にした見学会で、小学生ら約30人に赤ちゃんザリガニが公開された。「かわいい」「小さい」などと歓声を上げ、食い入るようにビーカー内を見つめる子どもたちの姿があった。宮崎太陽さん(城南小4年)は「思ったよりも小さくて驚いた。元気に育ってほしい」と願った。
 市教委は19年夏以降、指定地周辺の水路工事など環境整備事業に着手する予定。完工後、指定地近くの雌から産まれた11匹を放流する計画だ。具体的な対応は10月の生息地再生委員会で協議する。歴史文化課の若宮司課長は「大切に飼育しながら増殖技術を確立させ、ザリガニが安心して長く暮らせる場所を確保していきたい」と話している。
 赤ちゃんザリガニの見学会は9月1日にも同博物館で開かれる。午前10時から。無料。

4千年前の生活に思い 鹿角・大湯で縄文祭 仮装や火おこしなど

2018-08-26
開村式で行われた火おこしの儀式(大湯ストーンサークル縄文広場)
 鹿角市のストーンサークル縄文祭が25日、国の特別史跡「大湯環状列石」の特設会場で開かれた。仮装コンテストや火おこしを通して、遺跡がつくられたとされる4000年前の生活を体験した。先月、大湯環状列石を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」は世界文化遺産登録の推薦候補に選定され、世界遺産に大きく前進、参加者は早期の登録に願いを込めた。
 1984(昭和59)年から始まり、今年で36回目。縄文祭実行委員会(勝又幹雄委員長)が主催している。
 開会行事は午後1時からメイン会場のストーンサークル館縄文広場で始まり、大湯保育園の園児たちが「陽だまり太鼓」と踊りを披露。勝又委員長は「全国には2万カ所の縄文遺跡があるが、特別史跡に指定されているのは、大湯を含め4カ所だけ。重要で価値のある遺跡だ」とあいさつ。候補選定に触れ、早期の登録実現に期待を込めた。
 火おこしの儀式のあと、十和田中1年の井上吉朗さんが縄文時代に思いを込めた宣言文を読み上げた。縄文音頭の踊りに合わせて仮装コンテストが行われ、衣装や装身具を身に着けた中学生などが縄文人になりきってパフォーマンスを披露した。
 体験コーナーが設けられ、火おこしや勾玉(まがたま)作り、弓矢体験、土器作りを楽しんだほか、石運び、火おこし、弓矢、球蹴りなどを種目とする「縄文5種競技」も行われた。

男性の関わり方は 北秋田で子育てを語る集い 保育士ら120人が参加

2018-08-26
男性の育児について講演する本田さん(コムコム)
 大館北秋田地区保育協議会(小塚光子会長)主催の子育てを語る集いが25日、北秋田市民ふれあいプラザ「コムコム」で開かれた。NPOファザーリング・ジャパン東北の事務局長、本田正博さんを講師に、保育士ら約120人が育児に積極的に関わる男性の在り方を学んだ。
 本田さんは、秋田市で保育園を運営する社会福祉法人に勤務するかたわら、NPOなどを通して育児や家事に男性が参加する社会の実現を目指して普及に取り組んでいる。「家族がみんなハッピーに!」と題して講演した。
 講演では自らの育児経験に触れながら「働きすぎる職場環境」「古い育児スタイル」といった社会的な背景を説明。「自分の父親たちがやってきたことをそのまましようとしてしまうが、自分の父親たちは育児をしてきていない。今の父親たちは育児について聞く相手がいない」「細かい点まで教えないと残念ながら動けない」と指摘した。
 その上で「保育園や経験済みの父親たちが教えてほしい」「社会が変わった。今の時代に頭を切り替えて」とアドバイスした。他にも「言ってはいけない家事の一言」や、感情をコントロールする手法として近年注目されているアンガー・マネジメントについても紹介した。
 北秋田市や大館市、上小阿仁村の保育士、児童委員、保護者らが参加し熱心に聴講した。講演後、意見交換や県北教育事務所指導主事の浅野直子さんによる講話も行われた。

障害者の意思疎通円滑に 大館市が条例制定へ 来春施行目指す

2018-08-25
意思疎通条例の骨子が示された意見交換会(大館市総合福祉センター)
 大館市は、障害者のコミュニケーションを円滑にするための条例を制定する方針だ。手話や点字、要約筆記などの普及を促進し、障害者が不自由なく意思疎通できる環境を整えたい考え。24日、市総合福祉センターで関係団体との意見交換会を開き、条例の骨子を説明した。2019年3月議会に条例案を提出し、4月施行を目指す。
 障害者の権利に関する条約や障害者基本法で手話が言語として位置付けられ、ろう者が地域で気兼ねなく使える環境が求められている。視覚障害者にとっては点字がコミュニケーション手段の役割を担ってきた。
 こうした流れの中で聴覚や視覚などの障害で意思疎通が困難な人が、容易に情報を取得できるよう障害者理解の推進と環境整備に向けて条例制定に乗り出した。県は昨年4月に意思疎通条例、秋田市は今年4月に障害者との共生条例を施行している。
 骨子によると、施策の推進方針は▽理解と普及▽情報発信と情報取得▽環境整備▽コミュニケーション支援者の確保など―の4点。具体的には手話を学ぶ機会を確保し、公共サービスを提供する施設での理解・啓発を盛り込む。手話通訳者や要約筆記者、点訳者、音訳者らの派遣で情報を得やすい環境づくりなどを進め、障害の有無にかかわらず分け隔てない共生社会の実現を目指す。
 意見交換会には市身体障害者協会連合会、手話サークルふきのとう、県聴覚障害児を持つ親の会、朗読ボランティア「麦の会」、県北秋田地域振興局、比内支援学校、市基幹相談支援センターの関係者10人が出席。市福祉課の奈良博人課長は「2013年に鳥取県で全国初の手話言語条例が施行され、多様な意思疎通手段の普及と理解促進に向けた動きが広がっている。大館市では昨年6月に全国手話言語市区長会に加入し、条例制定を目指すきっかけとなった。市の状況に沿った条例にするため意見を聞かせてほしい」とあいさつした。
 出席者からは「小中学校の教育に手話を取り入れて」「市紹介映像に字幕や手話を付けてほしい」「市役所に手話通訳者の常設を」「首長・議員選挙候補者の名前や公約を音声で伝えられないか」などの声があった。
 市は9月下旬と11月にも意見交換会を開き、次回は具体的な条例案を示す予定。

北秋田の自然を体験 首都圏や関西から小中33人 短期チャレンジ留学

2018-08-25
短期チャレンジ留学に参加した子どもたち(合川学童研修センター)
 自然や地域の文化に触れながら全国トップレベルとされる秋田の教育を体験する「短期チャレンジ留学」が24日、北秋田市で始まった。首都圏や関西から参加した小中学生33人が、5泊6日の日程で登山や川下りなどの自然体験、学校での授業体験などを行う。
 全国トップレベルの学力を生み出す環境をPRし、秋田への移住定住につなげることを狙いにした県教委の事業。北秋田市は旧合川町時代に始まった山村留学のノウハウを活用して教育留学の受け入れを積極的に展開している。
 短期留学は夏休みを利用した取り組みで、長期留学で滞在している4人を含33人の小中学生が参加。初日は秋田内陸線の旅を楽しんだ後、活動拠点となる市合川学童研修センターでの開講式に出席した。北秋田市の佐藤昭洋教育長があいさつし「留学を通じてたくさんの宝物が皆さんにできることを期待しています」と呼び掛けた。
 続いて同じ班で活動する仲間たちとの顔合わせが行われ、子どもたちは「好きなことは」と質問し合うなど早くも打ち解けた様子。絆を深めた後は、川下りで使ういかだの製作に取り組んだ。
 期間中は米代川での川下り、森吉山登山、テントに宿泊しての星空観察、川遊びなどを行うほか、地元の小中学校で授業を体験する予定。
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大館エコフェア&マンモスフリマ 環境活動に理解 ドームできょうまで

2018-07-08
リサイクルに関するクイズに挑戦する親子(ニプロハチ公ドーム)
 大館市エコフェア&マンモスフリーマーケット12(実行委主催、委員長・坂上隆義環境課長)は7日、ニプロハチ公ドームで始まった。8日まで2日間。初日は環境保護などに携わる企業や団体が活動をPRしたほか、約220のフリーマーケットブースが設置され、来場した家族連れなどがエコ活動に理解を深めた。
 フェアには市内を中心に11企業・団体がPRコーナーを設置。自社製品のほか、リサイクル活動に関するパネルやカタログなどを用意し、環境保護を訴えた。使用済み小型家電・電子機器(こでん)の分解や、廃食用油を原料としたバイオディーゼル燃料(BDF)で動くトラクター乗車などの体験企画も充実させた。「はたらく車の展示」として、普段近くで見る機会の少ない消防車両やごみ収集車両なども展示した。
 あきたエコマイスター県北協議会のブースでは、秋田杉の間伐材を使用したストラップ作り体験コーナーを設けた。親子連れが多く訪れ、思い思いの作品作りを楽しんでいた。大館エコプラザは子ども用スキー用品やベビーカーなどの再生品をオークション形式で販売。開店の午前10時から品定めをする人でにぎわっていた。
 リサイクル金属で2020年東京五輪・パラリンピックのメダル製造を目指すこでん回収コーナーも数カ所に設置されている。資源リサイクル事業に取り組むDOWAグループのブースでは小型家電の分解体験会が行われ、来場者がドライバーなどの用具を使って携帯電話の分解を体験。担当者から携帯電話1台当たりおよそ0・03㌘の金が含有されていることや、五輪の金メダルには約6㌘の金が使われていることなどの説明を受けた。娘を連れて訪れた40歳代の女性は「基板から金が取れることを初めて知った。再利用できるなら自宅にある古い端末を役立てたい」などと話していた。
 マンモスフリーマーケットは約220のブースが設けられ、衣類や生活雑貨などが出品された。初の試みとして手作りアートを専門としたクラフトエリアを新設し、ハンドメード作品の展示即売会も開かれた。会場内は掘り出し物を求めて品定めする人でにぎわった。
 このほか、市内外の産直品を販売する「大館マルシェ」、県内のご当地グルメコーナーなどが設けられ、家族連れらで大にぎわいを見せていた。最終日は午前10時から午後3時まで。

小中学生が「地元愛」でバトル 12人がプレゼン 鹿角で青年会議所秋田大会

2018-07-08
県内の小中学生が地元愛をアピールしたメインフォーラム(大湯ストーンサークル館)
 日本青年会議所東北地区秋田ブロック協議会(藤井龍太郎会長)主催の第48回秋田ブロック大会が7日、鹿角市で開かれた。メインフォーラムでは「地元愛プレゼンバトル~僕たち私たちのふるさと自慢~」本選大会が行われ、県内の予選大会を勝ち上がった小中学生12人が「自分たちの住む地域の魅力」をテーマに、郷土への熱い思いをアピールした。
 ブロック大会は県内各地区の持ち回りで開かれ、鹿角市では8年ぶりの開催。テーマは「十八の里に集いし魂たちよ、挑め秋田の変革」。鹿角青年会議所(柳澤康隆理事長)が主管し、各地区の会員、来賓合わせて約250人が参加した。
 メインフォーラムの地元愛プレゼンバトルは「多様化した現代社会の中で、子どもたちに学力だけではなく、応用力を兼ね備えた生きる力を育んでほしい」(藤井会長)と企画した。
 本戦は大湯ストーンサークル館で行われ、中央、県南、県北、鹿角の代表となった小学生7人、中学生5人が出場。鹿角市の阿部一弘副市長ら審査員4人と来場者による投票で順位を決めた。
 持ち時間は小学生3分、中学生5分。小中学生たちは地元の特産品や名物、祭り、自然、名所などを紹介しながら、郷土愛あふれるプレゼンを展開した。
 このうち地元鹿角市の尾崎桜彩さん(草木小5年)は3年前、県外から家族で草木に移住。祖母から聞いて覚えたという秋田弁や、全校で取り組んでいる昔語りを交え、伝説の里とクロスカントリースキーが満喫できる草木の魅力をプレゼンした。
 「八郎太郎伝説」「佐多六とシロ」「錦木塚伝説」の三つの伝説に登場する働き者の若者たちが草木出身であることを紹介。その上で「草木小にも働き者のイケメン男子がたくさんいます。もちろん女子も働き者。働き者の若者の末裔(まつえい)に会いたい方はぜひ草木小に来てみてください。3月で閉校となるので早めに来た方がいいですよ」と「ますます好きになってしまった」という草木を元気にアピールした。
 鹿角パークホテルでは式典が行われたほか、県内各地の青年会議所が取り組んだ事業を表彰する褒賞審査アワードが発表された。

環境問題考えよう 北秋田市で「県民塾」スタート

2018-07-08
第1回講座が始まった環境あきた県民塾(コムコム)
 環境問題を考える県主催の「環境あきた県民塾」が7日、北秋田市民ふれあいプラザコムコムで始まった。初回は受講者31人が秋田を取り巻く環境問題について学んだ。
 県の委託を受け、NPO法人環境あきた県民フォーラムが開催。環境保全に関わる情報を県民に発信するほか、環境保全活動のリーダーとなる人材の育成を目的に、2004年から県内各地で行っている。
 開講にあたって古井正隆・県生活環境部温暖化対策課長が「身近な環境問題から地球規模の環境問題まで勉強し、考えてみてほしい」とあいさつした。
 初回は地球力・ミッショナリー@AKITAの佐藤英明さんが秋田の環境問題について紹介。はじめに参加者が環境から連想する言葉を発表した。佐藤さんは「自分や県、地域など視点によって連想する言葉は異なる」などと話していた。
 今年は北秋田市をメーン会場に、12月まで計9回の開催。大館市のリサイクル施設や、能代市の仁鮒水沢スギ植物群落保護林で体験講座も予定。次回の講座は大気や水質、環境放射能をテーマに、28日午後1時からコムコムで開催する。
 講座で6単位以上を取得した人は環境保全活動に関するアドバイスを行うリーダー「あきたエコマイスター」に登録できる。参加無料で、1回のみの受講や途中参加も可能。申し込み、問い合わせは同フォーラム(電話018・839・8309)。

「笑う岩偶」東京、パリの特別展へ 北秋田市が6点貸し出し 

2018-07-07
国内外の特別展に出展する笑う岩偶(提供=市生涯学習課)
伊勢堂岱遺跡から出土したキノコ形土製品(提供=同)
 東京国立博物館で3日から開催中の特別展「縄文―1万年の美の鼓動」に、北秋田市内で出土した県指定有形文化財「笑う岩偶」など計6点が出展されている。岩偶は今後、フランスで行われる特別展にも出展予定。
 笑う岩偶は県埋蔵文化財センターによる発掘調査で同市浦田の白坂遺跡から見つかった。縄文時代晩期のものとみられ、ほほ笑んでいるかのような独特な表情から話題を集めた。普段は伊勢堂岱縄文館に展示されている。
 同市は東京国立博物館からの依頼を受け、笑う岩偶1点と県指定有形文化財「キノコ形土製品」(伊勢堂岱遺跡出土)5点を貸し出した。特別展は全国各地で出土した縄文時代の土器や土偶など200点以上が展示される。9月2日まで。
 博物館での展示終了後、笑う岩偶はフランスのパリ日本文化会館へと送られる。日本文化の源流である縄文の美を広く紹介する「ジャポニズム2018―特別展『縄文』」(10月17日~12月8日)での出展が予定されている。岩偶が国外で展示されるのは今回が初めて。
 現在、縄文館では笑う岩偶のレプリカを代わりに展示している。秋田内陸線の米内沢駅には大きな岩偶のオブジェが設置され、観光駅長として地域を盛り上げている。
 縄文館は来年3月末まで、試験的に入館料を無料としている。市生涯学習課は「国内外での出展により、縄文遺跡群の世界遺産登録実現に弾みをつけたい。遺跡や縄文館を多くの人に見に来てもらえたら」と話している。

みんなが鹿角の広報マン インスタ投稿キャンペーン 新たな誘客へ23日から

2018-07-07
 鹿角市は本年度、日本最大級の旅行予約ウェブサイト、楽天トラベルと連携した観光宣伝PR強化プロモーション事業を昨年度に続いて実施する。新たに写真投稿型のSNS(会員制交流サイト)、インスタグラムによる情報発信を取り入れた投稿キャンペーンを展開。市民や観光業者、観光客らが撮影、投稿した写真を通じて鹿角の魅力を国内外に発信、拡散し、新たな誘客につなげたい考えだ。期間は23日から10月14日。
 市は昨年度、同プロモーション業務を楽天に委託し、旅行予約サイトに鹿角の特集ページを開設(8月28日~11月19日)した。昨年8~10月の市内の宿泊実績は前年に比べ約2割増となり、市ではプロモーション事業の効果を一因に挙げている。
 本年度は特集ページの開設(23日~10月14日)を継続するほか、開設期間に合わせ、新たにインスタグラム投稿キャンペーンを行う。
インスタグラムは若い世代を中心に利用されているSNS。旅行に関する写真投稿が多く、旅行先を検討するためのツールとしても利用されている。
 今回のキャンペーンのコンセプトは「鹿角市民、観光者、観光事業者みんなが、鹿角の広報マンになる!」。キャッチコピーは「鹿角の魅力を世界へ届けよう!あなたが撮影したその1枚が世界を変える」。
 投稿方法は①インスタグラムで鹿角市公式アカウントをフォローする②鹿角市にまつわる写真を撮影する③キャンペーン指定のハッシュタグ「#鹿角いいね」を入力して写真を投稿する―。
 投稿者等の中から抽選で数人に市特産品や宿泊券などをプレゼントする。
今後、ポスター掲示やチラシ、QRコード付きカードの配布などにより参加を呼び掛ける。8月には多数のフォロワーを抱える講師を招き、インスタグラム撮影ワークショップを開く予定。
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