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北鷹高生が測量体験 県土整備コンサル協 最新機器で出前講座

2018-09-13
講師のアドバイスを受けて測量を体験する生徒たち(秋田北鷹高校)
 秋田県県土整備コンサルタンツ協会(伊藤隆喜会長)の測量設計出前講座が12日、北秋田市の秋田北鷹高校で開かれ、緑地環境科の2年生が最新の測量機器の操作やドローン操縦体験を通じて測量設計業務に理解を深めた。
 少子化などの影響で人材確保が難しい状況が続く中、同協会は測量業の魅力を広めようとPR活動を実施。出前講座は3年前から進路選択の一つとして高校生に関心を持ってもらおうと開催しており、県北地区では5回目。
 県北地区の協会員が来校し、講師を務めた。測量について紹介した後、実際に現場で使用している最新機器を活用した実習を行った。生徒たちは3班に分かれ、GPS(衛星利用測位システム)を使って高い精度で測量ができる機器の操作などを体験。このほか、空撮や航空測量で使用するドローンを操縦し利点を学んだ。
 同協会員で技苑コンサル(同市綴子)代表の村上能之さんは「測量は、災害が発生した場合に被災地の図面化をするなど、復興の面でも必要な仕事。測量の重要性を知ってもらい、地元技術者が増えてくれたら」と話していた。

鳳鳴が県北王者 桂桜はコールドで全県へ 秋季県北高校野球

2018-09-12
決勝の9回1死満塁、サヨナラの右越え適時二塁打を放つ鳳鳴の杉原(田代球場)
 最終日の11日は田代球場で決勝、能代球場で第3、第4代表決定戦を行い、決勝で大館鳳鳴が能代をサヨナラで破り3年ぶり7回目の頂点に立った。中盤に最大5点差をつけられたが、12安打と活発だった打線で粘り強く追撃した。第3代表決定戦は花輪が能代松陽にサヨナラ負け。第4代表決定戦は3、4回のビッグイニングで大量点を奪った大館桂桜が能代工業をコールドで退けた。
 ◇決勝 【田代球場】
能  代220600001  11
大館鳳鳴500101104× 12× 

 ▽三塁打=佐藤魁、山内(能)佐藤大(大)▽二塁打=柴田2(能)茂木、杉原(大)▽併殺=能代1、鳳鳴2▽捕逸=鳳鳴1▽野選=鳳鳴1
 最終回にサヨナラ適時打が生まれた鳳鳴が能代に競り勝ち3年ぶりの頂点に立った。
 鳳鳴は2点を追う初回、1死満塁から2連続四球で同点とし、さらに2死満塁から佐藤大の右越え適時三塁打で3点を追加した。しかし2回に犠飛などで2点を奪われ、4回は1死三塁から左前適時打を浴びて同点とされると、さらに長短4連打を浴びて合計6点を奪われた。
 3点を追いかける9回は、1死一、三塁から二塁への悪送球の間に1点を返し、1死満塁から押し出しで1点差まで詰め寄った。さらに杉原がサヨナラの右越え適時二塁打を放ち勝負を決めた。
 鳳鳴・齊藤広樹監督の話 9回の打席での集中力がサヨナラを生んだ。打順や守備位置を試行錯誤している中でいい収穫を得た。
◇第3代表決定戦 【能代球場】
花 輪 020000000 2
松 陽 00200000× 3

 ▽二塁打=小田嶋(花)森岡(松)▽併殺=松陽2▽暴投=松陽1▽野選=松陽1
◇第4代表決定戦 【同】
桂 桜 0145000 10
能代工 0000100  1

     (7回コールド)
 ▽三塁打=堀内、松岡(桂)▽二塁打=菅原2、高田、工藤(桂)佐々木陵(能工)

米内沢診療所着服 市長、副市長を減給へ 北秋田市9月議会・開会

2018-09-12
 北秋田市の9月定例議会は11日、開会した。2018年度各会計補正予算など議案45件、陳情2件を提案し散会した。米内沢診療所の着服問題で、津谷永光市長が監督責任を取るため、自らと虻川広見副市長の2人を減給する方針を示した。10月10日までの会期中に関連条例案を上程する見込み。
 本会議の冒頭、津谷市長が発言を求め、米内沢診療所の職員=懲戒解雇処分=が患者の一部負担金313万円を着服した問題の経緯を市議会に報告した。「市民の信頼を大きく損ない、心からおわび申し上げる」と陳謝した。
 関係職員の処分はすでに終えたものの、市職員が公金を着服した問題の性質上、行政トップとしての監督責任に自ら言及。「責任を明らかにするため市長と副市長を減給する」と表明した。
 18年度一般会計補正予算案は歳入歳出に5億422万4000円を計上した。補正後の総額は239億7952万円。主な歳出は秋田内陸線阿仁合駅舎2階を改修する「森吉山ウエルカムステーション整備事業補助金」(9018万円)など。 
 提出議案のうち18年度国民健康保険特別会計補正予算案の1件を原案通り可決した。

関係人口創出モデル事業 「鹿角家」会員500人を 鹿角市9月議会・一般質問

2018-09-12
関係人口創出事業などについてただした鹿角市9月議会の一般質問(市役所)
 鹿角市の9月定例議会は11日、本会議を再開し、田中孝一(清風会)、舘花一仁(同)、児玉政明(鹿真会・公明)の3氏が一般質問を行った。総務省の採択を受けて7月から取り組んでいる関係人口創出モデル事業の進め方や目指す姿などについて議員が質問。児玉一市長は関係人口を「鹿角家(かづのけ)」という大きな家族(会員)とみなし、会員数500人を目指して取り組む考えを改めて示した。
 児玉市長はモデル事業について「本市に継続的に関わり、定期的に訪れて農作業や地域行事などに貢献したいという意欲のある方々を、共通のルールで運営される『鹿角家』を構成する家族として呼び込んでいく」と説明。
 関係人口に理解を深める7月のキックオフイベント(トークイベント)を皮切りに、今後は首都圏で「家族会議」と称する交流イベントや、市内で「実家暮らし体験ツアー」などを開催しながら、具体的な体制整備に取り組んでいく予定で、「鹿角家の証しとなる家族証500枚の発行を目指し、SNS(会員制交流サイト)等を利用して広く市外へ情報発信していく」との考えを示した。
 将来的には「鹿角家を核として、体験活動のできる交流拠点の整備やネットワークの構築により、地域住民と触れ合う機会を増やし、本市が抱える課題や問題の解決に多くの方々から多様な形で関わっていただきながら、関係人口の増加を図っていく」とした。
 モデル事業の期間は1年間。事業費は500万円。元移住コンシェルジュ4人が中心となって活動しているNPO法人かづのclassy(クラッシィ)と連携して運営していく。また、商工会や観光団体、個人事業主などで構成する移住促進協議会で鹿角家会員との関わり方について話し合う「親戚会議」と称するサポート会議も立ち上がっている。

大館神明社祭典 開幕 「雨祭り」囃子響く 山車、みこし華やかに運行

2018-09-11
雨の中、大館囃子を響かせて運行する曳山車(大館市大町)
 大館市の大館神明社祭典が10日、開幕した。初日の宵宮は豪華絢爛(けんらん)な曳山車(ひきやま)14講が優雅な大館囃子(ばやし)を奏で、子供みこし8講もにぎやかに市街地を巡行。「雨祭り」の異名通りあいにくの雨天となったものの、囃子方や踊り手、曳き手が一体となって街を盛り上げ、「イヤサカサッサー」と威勢の良い掛け声を響かせた。11日まで。
 五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全、商売繁盛などを祈願し、400年以上続くとされる。雨が降ることが多いのが特徴的で、この日も朝から強い雨が降り続いた。
 午前11時に、神明社での神事「余興奉納奉告祭」で開幕。引き続き、安全運行等を祈願する「山車・子供みこし清祓(きよはらい)式」が行われる馬喰町に向かって、昼前後から各町内の曳山車が運行を始めた。囃子を奏でる山車が次々と繰り出し、軽やかに舞う踊り手が花を添えた。「ワッショイワッショイ」という若衆の掛け声も響き渡り、街は祭りムード一色となった。
 夜は山車合同運行が御成町2丁目―新町交差点間で行われた。長倉交差点付近の坂を重さ1㌧以上の山車が一気に駆け上がる「田乃坂越え」では、各講が独自のパフォーマンスを披露して士気を高めた。綱を引く曳き手たちは気合を入れて難所を登り切り、勢いそのままに各所で演奏合戦を繰り広げ、会場を盛り上げた。
 本祭の11日はおおまちハチ公通りで曲げわっぱ太鼓演奏(午後0時20分)、山車見世(同1時30分)が行われる。夜の目玉行事、駅前大館囃子共演(同6時・JR大館駅前)、祭典祝い水(同6時45分・大町)でフィナーレを飾る。

 
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ライリーさん(花輪二)中学生民謡日本一 鹿角市初の快挙 「魅力伝えていきたい」

2018-08-28
「中学生民謡日本一」を報告するライリー咲菜さん㊧(市役所)
 2018年度「民謡民舞少年少女全国大会」(11、12日・東京都)のコンクール民謡中学生の部で鹿角市花輪第二中学校3年、ライリー咲菜さん(15)が優勝し、「中学生民謡日本一」の称号を手にした。24日は市役所を訪れ、児玉一市長に優勝報告を行った。「中学生民謡日本一」は県内で3人目、鹿角市では初の快挙。
 大会は日本民謡協会が毎年開催。民謡個人は小学1・2・3年生、同4・5・6年生(民謡小学生日本一決定戦)、中学生(民謡中学生日本一決定戦)の3部門がある。
 ライリーさんは入賞できなかった一昨年に続いて2回目の挑戦。全国各地区の予選を突破した実力者54人が出場した中学生の部で頂点に立った。
 小さい頃から歌っているという曲「秋田長持唄」で挑み、「自分も結婚式で歌えたらいいなと思いながら」抑揚などに気を付けて歌い上げた。
 ライリーさんは、歌手で民謡指導者の祖母・木村春子さん(69)=花輪=に誘われ、6歳から民謡を習っている。この民謡教室「ファミリアはるこ」は16年度に弟・ライリー大仁さん(花輪二中2年)、17年度にいとこ・木村千翔さん(花輪北小6年)と2年連続で小学生日本一を輩出しており、互いに切磋琢磨(せっさたくま)しながら練習に励んできた。
 ライリーさんは「民謡は残していかなければいけない日本の文化だと思う。私は日本とアメリカのハーフだけど、日本の文化に関われてうれしいし、ハーフでも歌える民謡の魅力を伝えていきたい」と話した。将来はモデルか女優志望といい、映画「デイアンドナイト」にも子役として出演した。
 児玉市長は優勝を喜びながら「ぜひ鹿角のことを発信してほしい。民謡も忘れないでやって」と今後の活躍に期待した。
 小学4・5・6年生の部で7位の木村千翔さん、10位の浅水春華さん(花輪北小6年)も同行し、入賞を報告した。

ふるさと大使キティちゃん 全児童生徒にバッジ 北秋田市

2018-08-28
津谷市長㊧からバッジを着けてもらう女子児童(合川小)
 北秋田市のふるさと大使「ハローキティ」(キティちゃん)をより身近に感じてもらおうと市は27日、市内小中学生1827人にオリジナルデザイン付きバッジを贈った。
 本年度の大使就任以降、キティちゃんの絵柄と大太鼓、アジサイ、クマゲラなどを組み合わせたオリジナルデザインを制作。そのデザインを使ってバッジを作った。白地の丸形で直径5・5㌢。非売品で、過去のイベントで配布したり市職員が着用したりしているだけという。
 27日、合川小(村上光明校長)で贈呈式が行われた。津谷永光市長が児童代表・三浦光さん(1年)の胸元にバッジを着けて「休みの日や学校と関係のない日に着けてください」と述べた。三浦さんは「キティちゃんがふるさと大使になってうれしいです。大切にします」と礼を述べた。
 市によると、バッジは市内の小学生1158人と中学生669人に贈るほか、合川地区に短期留学中の児童27人にも寄贈する計画。

大館の教育、文化をPR 「サマースクール」始まる 留学や移住、将来に期待

2018-08-27
東京、大館の児童が交流を深めた自然科学体験教室(大館市中央公民館)
 大館市教育委員会が首都圏在住の親子を対象に初企画した「サマースクール」が26日、市内で始まった。大館の教育や文化を全国発信する狙い。初日は東京都の小学生と保護者10組20人が市内小学校の取り組みを学んだほか、地元児童と自然科学体験教室で交流を深め、大館について興味を深めた。
 本県の高い学力が注目され、大館の「ふるさとキャリア教育」が全国的に高い評価を受ける中、「教育の産業化」構想の一環として企画。将来的な教育留学や移住定住にもつなげるため親子参加型とした。
 29日までの3泊4日の日程で、曲げわっぱ作りやきりたんぽ作り、秋田犬見学などを設定。2017年度、優れた教育活動の実践団体等を表彰する「博報賞」に選ばれた花岡小の授業参観も盛り込んだ。農家民宿にも宿泊でき、田舎暮らしや大館の特徴を体感できる内容にした。
 参加希望者を募ったところ、あっという間に定員に達する人気ぶり。東京都の小学1~4年生と保護者計20人が参加を申し込んだ。この日に大館に到着し、各種体験をスタートさせた。
 始めに釈迦内小で開始セレモニーを実施。高橋善之教育長は「都会の皆さんにゆっくりとした時間、自然との生活を体感してほしい。大館を『第二のふるさと』と思ってもらえれば」とあいさつした。
 参加者は同校で「釈迦内サンフラワープロジェクト」の取り組みについて説明を受け、一部作業を体験した後、中央公民館に移動。東京の児童は全国的に人気の自然科学体験教室「ダヴィンチ☆マスターズ」を受講した。大館の小学1~3年生38人と共に、砂ができるまでの過程、科学者の仕事について学び、互いに交流しながら知的好奇心を高めた。
 一方、東京の保護者は、山本多鶴子教育監の講話で大館の教育について学んだ。地元の保護者との情報交換も行った。
 来館した親子は大館での体験に期待を抱いている様子。澤田直樹さん(7)=世田谷区=は「秋田には初めて来た。緑が多い印象。温泉が楽しみ」と話した。渡辺聖子さん(37)=調布市=は「秋田の教育は素晴らしいと聞き、ぜひ見たいと思った。先生や地域住民がどんな思いで子どもと接しているか知りたい」と目を輝かせた。
 この日は市内の農家民宿4軒に分かれて宿泊した。27日は曲げわっぱ作り、野外炊飯、川遊びなどを行う予定。

縄文遺跡群「力合わせ魅力発信」 北秋田市でシンポジウム 4道県の小学生が発表

2018-08-27
4道県の遺跡について小学生が発表したシンポジウム(コムコム)
 北秋田市縄文子どもシンポジウムが26日、市民ふれあいプラザコムコムで開かれた。北海道と北東北3県の小学生が自分たちの地域にある遺跡について発表し、遺跡の保護や活用法を探った。
 世界文化遺産への登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する17遺跡のうち、伊勢堂岱遺跡を有する北秋田市教育委員会が初めて開催。伊勢堂岱遺跡ジュニアボランティアのほか、3道県から招いた小学生が地元の縄文遺跡や文化財について発表した。
 発表者は各市町の教育委員会と小学生の計9人。遺跡群から大船遺跡(北海道函館市)、是川石器時代遺跡(青森県八戸市)、御所野遺跡(岩手県一戸町)、伊勢堂岱遺跡(北秋田市)の4遺跡を中心に発表。職員が遺跡の概要を紹介し、小学生がガイド活動や学習の成果を話した。
 杉本よし埜さん(八戸市根岸小5年)は是川地区の風張遺跡で発見された国宝「合掌土偶」を紹介した後、「同世代の人や外国人など多くの人を縄文ファンにしたい。一緒に力を合わせて、魅力を発信していきましょう」と呼び掛けた。
 北秋田市からは田村緋咲さん(鷹巣東小6年)が遺跡の魅力やジュニアボランティアの活動内容を発表。夏休みや大型連休中のガイド活動、サケの稚魚放流、活動報告会を兼ねたシンポジウムの開催などを挙げ、「これからも心を込めて一生懸命ガイドをしていきたい」と述べた。
 コメンテーターを務めた伊勢堂岱縄文館の中嶋俊彦館長は「自分たちの身近にある遺跡を知り、愛し、関わることが大切。これからも遺跡の素晴らしさを語り継ぐ語り部の役割を担ってほしい」と期待を込めた。

行く夏惜しみ優雅に 鹿角 「花輪町踊り」始まる

2018-08-27
はやしに合わせて踊る人たち(舟場元町)
 鹿角市花輪に初秋の気配を感じさせる県指定無形民俗文化財「花輪の町踊り」が25日夜、花輪中心部で開幕した。初日は舟場元町で行われ、老若男女がはやしに合わせて優雅な踊りを披露した。
 町踊りは幕末に江戸から伝わったとされている。小粋な江戸情緒と優雅な手ぶり、緩急に富む踊りが特徴。花輪の中心部を最も熱くさせる「花輪ばやし」の終了から中秋の名月の頃まで、花輪ばやしの参加町内を会場に繰り広げられる。
 初日の25日は、交通規制を敷いた県道で行われた。午後7時すぎに子どもの部がスタート。引き続き、8時すぎから大人の踊りが始まった。
 会場にはちょうちんがともり、幻想的な雰囲気。三味線、笛、太鼓による「本ばやし」「ぎおん」「かごまる」「甚句」などの伝承曲が演奏される中、浴衣やはんてん姿の踊り手は、細長い輪になって踊った。
 沿道には家族や住民が訪れ、伝統行事を楽しみながら、行く夏を惜しんでいた。予定では9月12日の舟場町まで続く。
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日頃の備えが大切 北秋田 鷹巣東小で防災キャンプ

2018-07-21
児童や地域住民が防災意識を高めた防災キャンプ(鷹巣東小学校)
 北秋田市鷹巣東小学校(河田弘幸校長)で20日から、2日間の日程で防災キャンプが行われている。初日は児童や地域住民ら計170人が参加し、防災学習や炊き出し、地震体験などを通じて防災への意識を高めた。
 災害が発生した際は同校体育館が避難場所となる可能性が高いため、地域一体となって避難所の開設運営や救命方法を学ぼうと実行委員会(委員長・岩谷学PTA会長)が1泊2日の日程で実施。
 開所式で実行委の照内喜久雄副委員長は「災害が起こっても対応できるよう日頃の備えが大切。防災キャンプが皆さんの心強い備えになるよう願っている」とあいさつ。児童を代表して柳谷匠美さん(6年)は「実際に災害が起きたときのように真面目に協力して頑張りましょう」と呼び掛けた。
 はじめに行われた防災学習には、地域住民や保護者、児童らが参加。市消防本部の職員による応急手当ての実技講習に取り組み、児童が人形などを使って心肺蘇生法や自動体外式除細動器(AED)の使い方を学んだ。県が1台所有する地震体験車を活用した地震体験も行われ、近隣の鷹巣東保育園児も参加した。
 この日は栄婦人会の協力による炊き出しや、段ボールハウスの設営も体験。21日は同市栄の斉藤春夫さんを講師に招き、過去に起きた米代川の氾濫について学ぶ。

北海道・北東北の縄文遺跡群 世界文化遺産候補に 6度目の挑戦で選定

2018-07-20
縄文遺跡群の構成資産である大湯環状列石(鹿角市)
伊勢堂岱遺跡(北秋田市)
 文化審議会は19日、2020年の世界文化遺産への登録を目指す候補として、鹿角市の大湯環状列石や北秋田市の伊勢堂岱遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」を選定した。6度目の挑戦で悲願の候補となり、地元自治体では祝賀ムードが広がった。今回の案件から世界遺産の推薦枠は文化遺産、自然遺産を合わせて1国1件となる。20年登録を目指す自然遺産候補「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」と縄文遺跡群が競合することになり、今後、政府がどちらを推薦するか調整する。
 縄文遺跡群は北海道、秋田、青森、岩手の4道県にある17遺跡で構成。国が1年から10年以内をめどに国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会への登録申請をめざす暫定一覧表(暫定リスト)へ09年1月に記載された。
 同10月に4道県と関係市町で構成する縄文遺跡群世界遺産登録推進本部(本部長・三村申吾青森県知事)を設置。登録を目指して取り組みを進めてきたが、国が同委員会へ推薦する文化遺産の国内候補はここ数年、1年に1件だけという難関になっていて、国内候補を選考する場となる文化審議会で13年から5年連続で落選した。
 これまで推進本部等では文化審議会から指摘された「顕著な普遍的価値を分かりやすく表現すること」「構成資産選択のあり方を学術的にさらに検討すること」「縄文遺跡群を4道県の17遺跡に限定する具体的な理由の説明」など課題の解消に取り組んできた。昨年は関係自治体の担当職員や専門家、外部有識者などで構成するプロジェクトチームを新設。専門家等と協議しながら推薦書素案の改定作業を進め、今年3月、文化庁に素案を提出した。
 今回、選考対象となったのは縄文遺跡群と「金を中心とする佐渡金山の遺産群」の2件だった。
 今後、国内推薦が決定された場合は▽国がユネスコへ推薦書を提出▽国際記念物遺跡会議(イコモス)が中間報告▽イコモスがユネスコへ登録勧告―などを経て、20年度の世界遺産委員会で登録決定といった手続きが予定されている。

鳳鳴5年ぶりに8強 主戦・杉原が3安打完封 夏の甲子園予選

2018-07-20
鳳鳴は2回、1死一、三塁で古谷がスクイズを決める(こまちスタジアム)
 第6日の19日は、秋田市のこまち、八橋両球場で3回戦4試合を行った。北鹿勢は、大館鳳鳴が五城目と対戦。鳳鳴は攻守で終始ペースを握り、完封勝利で準々決勝に駒を進めた。8強入りは5年ぶり。第8日の21日に明桜と対戦する。
 ◇3回戦 【こまち球場】
五城目 000000000 0
大館鳳鳴03000001× 4

 ▽二塁打=工藤裕(鳳)▽野選=五城目1
 序盤にリードを奪った大館鳳鳴が五城目の反撃を寄せ付けず、完封勝ちした。
 2回、鳳鳴は1死一塁から茂木、工藤龍の連打で満塁の好機をつくると、齊藤の2点適時打で先制。さらに一、三塁で古谷がスクイズを決めて3点目を挙げた。その後、7回まで無得点が続いたが、8回に2死三塁で工藤龍が右前適時打を放ち1点を追加した。
 主戦の杉原は6回まで五城目打線を無安打に抑える安定した投球を見せた。7回に初安打を浴びて2死一塁、8、9回も安打で出塁を許したが、後続を断って完封した。バックは無失策で投手を盛り立てた。
 鳳鳴・齊藤広樹監督の話 最少失点で付いていこうと思ったが、先制して試合をつくることができた。次は胸を借りるつもりで臨みたい。
 

教育など「最先端」を全国発信 大館市が8月下旬 首都圏親子に「サマースクール」

2018-07-20
 大館市は、教育や文化体験の全国発信を目指し、首都圏在住の小学低学年の親子10組を対象に「サマースクール」を8月下旬に初開催する。3泊4日で学校の授業や活動への参加、大館曲げわっぱ作りなどを計画。市教委は「公立校ながら学力は全国トップクラスで、各種全国表彰もある教育の質の高さ、大館ならではの切り口で、他自治体との差別化を図りたい」としている。
 市内小中学校の2学期開始は、首都圏の夏季休業終了に比べ1週間ほど早いことから、8月下旬を選んだ。首都圏の小学高学年は中学受験を控える家庭も多いため、参加率が低いという調査結果を受けて対象学年を設定。市の「教育の産業化」構想の一環とし、将来的には教育留学や移住定住を見据えた取り組みにつなげようと親子での参加とした。
 交通費負担分として、6月補正予算に190万円を措置。議決を受け、市内旅行代理店との契約など準備を進めている。
 初開催のため、需要を探る意味合いもあり、試行的要素も多く含みながら計画を進める。休日をはさんだ4日間を予定。平日は小学校で授業や活動に参加し、休日には絶滅危惧種で日本最南限の生息地とされるニホンザリガニの観察や、きりたんぽ作り体験などを行う。宿泊は民家や大館少年自然の家。
 市学校教育課は「交流・関係人口拡大が期待できることはもちろん、受け入れにより市内児童らにとっても学びの機会が得られる」と期待。内容や事後アンケートの結果などを踏まえ、ウインターキャンプの開催も検討していくという。

大館能代空港 開港20周年 60人参加し式典 さらなる利用を

2018-07-19
くす玉を割り、節目を祝う式典出席車(大館能代空港ターミナルビル)
 大館能代空港(北秋田市脇神)の開港20周年を記念する式典が18日、同空港ターミナルビルで行われた。県や関係市町村、国土交通省、関係団体の約60人が出席。北東北の玄関口として歩む空港の節目を祝い、さらなる利用促進と地域の発展を願った。
 1998年7月18日に開港し、ちょうど20年を迎えた。当時、高速交通体系の「空白域」と呼ばれた県北部と空路で札幌、大阪、東京の3大都市を結んだ。現在は東京便が1日2往復している。開港時から休まず飛んでいる東京便の「就航20周年」も合わせ、県などが記念式典を挙行した。
 ターミナルビル2階の会場で、堀井啓一副知事は近年増加傾向の利用客数に触れ、さらなる利用促進に期待。「空港前にインターチェンジが開通し青森、岩手県が一体の交通アクセス拠点として利便性が向上している。県も利用拡大に取り組んでいく」と述べた。
 地元の津谷永光市長や、同空港利用促進協議会長を務める福原淳嗣・大館市長ら10人がくす玉を割り盛大に祝った。利用客への記念品配布、南鷹巣保育園児14人による遊戯の披露も行われた。
 同空港の年間利用客数は2017年度に13万8584人を数えた。東京便単独の過去最高を3年連続で更新した。ビジネス利用が堅調で、18年度も順調に伸びているという。20年間の累計で270万3582人(今年5月末時点)が利用した。
 好調な実績を背景に、圏域住民や企業、自治体からは将来、大阪便(11年1月で休止)の復活や東京便の3便化を期待する声が上がっていて一層の利便性向上が期待されている。

 
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