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東京パラリンピック 大館で1年前イベント 選手も参加 競技体験し関心高める

2019-08-26
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開会セレモニーで気勢を上げる関係者や田口選手(右から3人目)ら(タクミアリーナ)
 2020年東京パラリンピックの開幕まであと1年となった25日、大館市は記念イベント「Road to GOLD」を同市のタクミアリーナで開いた。パラリンピック出場を目指すゴールボール男子日本代表の田口侑治選手(28)やプロバスケットボールBリーグ1部(B1)・秋田ノーザンハピネッツ(NH)の選手2人によるトークショー、パラスポーツ体験を用意。市民ら約200人が来場し、アスリートと触れ合いながら競技について理解を深めたほか、大会への関心を高めた。
 市では9~10月に、パラリンピック出場が見込まれるタイのボッチャ・陸上競技両代表チームの事前合宿を受け入れることが決まっており、タイチーム応援の機運醸成につなげようとイベントを企画。東京五輪・パラ組織委員会から「東京2020応援プログラム」として認証を受けた。
 開会セレモニーに続き、田口選手、秋田NHの中山拓哉選手(25)と伊藤駿選手(29)によるトークショーを実施。田口さんは先天的に目に障害があり、「仕事では難しさを感じることもあった」と明かした。目隠しをして鈴の入ったボールを投げ合うゴールボールの魅力について「目の情報がない中で、音や声を頼りに感覚を研ぎ澄ませるスポーツ。激しさもあり面白い」とPRした。
 続いて、秋田NHの両選手や高校生らが田口選手から教わりながらゴールボールに挑戦。「しゃがんで耳を近づけ、体の正面でボールを受け止めて」などと助言を受けた。田口選手が技術を披露する場面もあり、来場者から歓声が上がっていた。
 菅原美歩柚(みふゆ)さん(国際情報高1年)は「全く見えず怖いし、思うように体が動かない。(目隠しをして)思いっきり体を動かす田口選手がかっこいいと思った」と話した。
 会場にはタイの民族衣装や菓子を並べたコーナーも設けられた。ゴールボールのほか、ブラインドサッカー、ボッチャの体験も用意され、家族連れらが汗を流した。
 タイの事前合宿地となった市では、受け入れ準備が進んでいる。市と連携してモスバーガー大館中道店では9月から、タイ語のメニュー表も用意される。市教委スポーツ振興課は「大会まであと1年となり、企業との連携も増えてきた。さらに多くの市民に関心を高めてもらえるよう努めていきたい」としている。
 

大太鼓の魅力たっぷり 鹿角 ふるさと大響演会 6団体が伝統の演奏

2019-08-26
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見事なバチさばきを披露する出演者たち(湯の駅おおゆ)
 鹿角、小坂地域に伝わる大太鼓を集めた「鹿角ふるさと大太鼓大響演会」が25日、鹿角市十和田大湯の道の駅「湯の駅おおゆ」で開かれた。6団体が出演し、迫力ある音を響かせた。
 鹿角地域の大太鼓は各種行事に欠かせないもので、古くから集落で受け継がれてきた。大きいもので直径約120㌢、胴長約150㌢、重さ約40㌔以上にもなり、全国的にも珍しい「担いで横たたき」の打法が特徴。
 響演会は「鹿角ふるさと大太鼓の会」(栁沢克三会長)が大太鼓の普及・拡大を図ろうと開催している。「大太鼓への意気込みを、太鼓の音やたたき方で表現し、感動をお届けしたい」と栁沢会長。
 毛馬内、小坂万谷、芦名沢、小坂鴇、小坂町川上地域、錦木古川の6保存会が出演した。打ち手は太鼓を力強く打ち鳴らし、地域の伝承曲を披露。熱のこもったパフォーマンスを繰り広げ、訪れた人たちを沸かせた。毛馬内の横笛の会(浅利重照会長)が横笛の演奏を披露し、盛り上げた。
 

住民主体で災害対応 北秋田 地震想定し訓練 400人が本番さながら

2019-08-26
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段ボールを組み立てて間仕切りを作る訓練に取り組む地域住民(森吉コミュニティセンター)
 北秋田市と県消防協会大館北秋田支部主催の総合防災訓練が25日、北秋田市米内沢地区で行われた。消防や市、地域住民ら約400人が参加。住民が主体となって避難所の開設や災害対応訓練に取り組んだ。
 防災関係機関と住民が災害発生時の実践的な訓練を行い、防災知識の高揚を図るため市消防本部の管内各地で開催している。今回は米内沢地区で行われ、市内外から26団体約400人が参加した。
 訓練は米内沢地区を震源とする直下型地震が発生し、震度6の揺れを観測、家屋の倒壊や土砂災害などの災害が発生した想定で実施した。米内沢診療所、米内沢小、森吉コミュニティセンターの3会場で訓練を行ったほか、ラポール米内沢店の駐車場周辺で防災フェアを行った。
 市の防災ラジオを活用したシェイクアウト訓練の後、12自治会の住民らが森吉コミュニティセンターに集まり、避難所の開設運営訓練が行われた。各自治会長が避難者の人数などを把握した後、総務、救護、物資、施設などの役割を住民に分担。段ボールを組み合わせて作る間仕切りを設置したり、救援物資の仕分けを行う場所を確保したりと、住民一人一人が自分の役割を全うしていた。
 米内沢診療所では傷病者の受け入れや治療、処置の優先順位を判断するトリアージ訓練を展開。北秋田市民病院の災害医療派遣チーム(DMAT)の応援を要請し、次々と診療所に訪れる傷病者役に対応した。米内沢小では地域住民が倒壊した家屋に取り残された人の救出活動や放水体験に取り組み、有事の際の対応を学んでいた。
 

高校生の企画で活性化 遺跡の土産、音楽フェス 北鷹2チームの案採択 県が活動費支援

2019-08-25
プレゼンする北鷹の「最高のお土産作り隊」(MARUWWA)
 高校生が企画する地域活性化の取り組みを県が支援する「若者と地域をつなぐプロジェクト事業」県北地区の公開審査会が24日、大館市御成町のわっぱビルヂング内の共用スペース「MARUWWA(マルーワ)」で開かれた。県北4校5グループがプレゼンテーションを行い、秋田北鷹家庭クラブの2チームが活動経費支援の採択を受けた。
 次代を担う若者の古里への愛着醸成や活性化を狙いに、県が本年度初実施する「あきた若者プロジェクト」の一環。高校生らが地域団体などと連携した取り組みを10件程度選び、経費(最大20万円まで)を支援する。
 全県から計12チームがエントリー。この日の県北会場は北鷹から2、十和田、能代、能代工業から各1グループが、7分間のプレゼンと質疑応答に臨んだ。
 各グループが県や居住地域の課題をとらえ、改善や活性化に向けた取り組みを発表。採択が決まった北鷹は1、2年生12人が6人ずつに分かれて構成。「最高のお土産作り隊」は、伊勢堂岱遺跡の土産品開発を考案。土偶を模したクッキーや木の実を使ったスイーツなどを紹介した。「music girls」は、音楽フェスの開催を柱にした活動を企画。同市出身の作曲家・成田為三の認知度向上やカフェ運営などを盛り込んだ。
 橋本秀樹・県地域づくり推進課長ら3人の審査員が自主性や地域性、協働性などを得点化。北鷹2グループのほか、能代工業も採択された。
 「最高の―」の金子亜里沙さん(2年)は「地域を盛り上げて多くの人が足を運ぶような活動にしたい」、「music―」の森岡遥菜さん(同)は「内容を精査しながらカフェなどできることから動き始めたい」と話した。
 25日には湯沢市で県南地区審査会を開き、3グループ程度の採択を決める。残りの枠については全審査終了後に決定。各グループは年度内に活動を実践し、年度末に成果発表会を予定している。
 

4千年前に思いはせる 鹿角市のストーンサークル縄文祭 世界遺産へ弾み

2019-08-25
開村式で行われた火おこしの儀式(大湯ストーンサークル縄文広場)
 鹿角市のストーンサークル縄文祭が24日、特別史跡「大湯環状列石」の特設会場で開かれた。大勢の市民が訪れ、火おこしや弓矢などの体験を通して、4000年前の縄文人に思いをはせた
 1984(昭和59)年に始まり37回目。開会行事は午後1時からメイン会場のストーンサークル館縄文広場で始まり、大湯保育園の園児たちが太鼓と踊りを披露。
 実行委員会の勝又幹雄委員長は、世界文化遺産への登録を目指す候補として選定されたことを紹介しながら、「登録へ向け、やっとここまできた。遺跡の理解をさらに深めてほしい」とあいさつした。
 開村式の火おこしの儀式は、十和田中の下栃棚雄仁さん(1年)が行い、点火後参加者が縄文音頭を踊った。会場には体験コーナーが設けられ、火おこし、勾玉(まがたま)づくり、弓矢体験を楽しんだ。オカリナサークル「ぽぽろん」がオカリナを演奏し、鹿角民話の会「どっとはらえ」が昔話を語った。
 
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山梨・中央市と防災協定 大館市 武将・浅利氏が縁 

2019-07-30
防災協定を締結した中央市の田中市長㊧と大館市の福原市長(中央市役所
 大館市は29日、山梨県中央市と災害時の相互応援協定を締結した。福原淳嗣市長が中央市役所を訪れ、田中久雄市長と協定書に署名。大規模災害が起きた場合、被災者を受け入れたり生活必需品を提供したりする。大館市が遠隔地自治体と防災協定を結ぶのは4件目。
 鎌倉時代から戦国時代にかけ大館地方を治めた武将・浅利氏の始祖が甲斐国(山梨県)出身という縁で、2007年から同氏をテーマとするシンポジウムを両市で交互に開催するなど交流を続けてきた。その中で大館市が協定を申し入れたところ快諾を得た。
 大地震などの災害が発生し、被災地単独で十分な対応を講じることが困難な場合、被災者の受け入れをはじめ食料や水、生活必需品の提供、復旧活動に必要な職員の派遣、救助活動車両の提供などを行う。
 締結式で福原市長は「災害の態様は近年、複雑で広域化しており単独自治体での対応が難しくなってきている中、協定は市民の安全確保と迅速な復旧に向け大きな一助になる。両市の絆がより強固となり、交流の輪が広がることを期待したい」とあいさつ。
 田中市長も「遠くの自治体との協定を常々考えていた」とした上で、「非常に心強い。災害が起きず、活動することがないことを祈るが、これからもよろしくお願いしたい」と述べた。
 中央市は06年2月に3町村が合併して誕生した。「日本列島のほぼ中央に位置する」との意味が込められている。人口3万859人、1万3173世帯(7月1日時点)。面積31・69平方㌔の約4割を農地が占める。トウモロコシやコメ、トマトなどの産地として知られ、最先端企業が集積する工業団地もあり、農業と工業の調和ある発展を目指している。16年全国住みよさランキングで31位、県内1位となった。
 合併前の豊富村周辺は、甲斐源氏の一族・浅利義成の所領だったとされる。義成は1189(文治5)年の奥羽合戦の後、源頼朝から比内地方の地頭職を与えられ、甲斐国から送り込まれたと考えられている。
 大館市は01年に東京都渋谷区、11年に兵庫県丹波篠山市、14年に茨城県常陸大宮市と防災協定を締結している。
 

田代岳 五色の滝周辺で風穴調査 風の吹き出し確認

2019-07-30
調査する会員(田代岳)
 秋田北部風穴研究会(鳥潟幸男会長)、田代岳を愛する会(渡部道雄会長)、田代岳案内人の会(吉田光伸会長)の3者は29日、大館市の霊峰・田代岳山麓の、五色の滝入り口周辺で風穴調査を行った。会員ら11人が道路脇の斜面に点在する穴から冷風が吹き出しているか確認した。
 五色の滝入り口周辺の斜面は、約50㍍にわたり岩がごろごろ転がっている。岩の隙間から冷風が吹き出ていることから3者は7月上旬、事前調査を実施。10~11度の風が穴の外側に向かって出ていることを確かめた。「冷風穴」の可能性があるとしてこの日、本格的な調査に踏み切った。
 会員らは数班に分かれ、生い茂った木や葉を寄せながら調査。20㍍ほどの斜面を登った。点在する穴から吹き出る風の温度を測り、蚊取り線香を穴の入り口に置いて風の向きを確かめた。15度前後を記録した場所もあったが、ほとんどの班が外気と大差がない18~20度を観測したため、冷風穴との断定ができなかった。煙は外側に押し出される様子が確認された。
 3者は、山中の天気が雨か曇りで風が吹いていたことから条件がそろわず、確認できなかったとしている。
 風穴研究会の鳥潟会長は「風がなく晴れていれば確認できるはず。今後1年ほどかけて調査したい。確認できれば研究などを行う『風穴サミット』の県内開催にもつなげたい」、田代岳を愛する会の渡部会長は「風穴を確認し、五色の滝周辺の自然の付加価値を高めたい。悪天候で登山できないときなどに有効活用できれば」とそれぞれ期待していた。

 

ハローキティ 8月1日からスタンプラリー 北秋田市

2019-07-30
スタンプラリーの台紙
 北秋田市は8月1日から、市のふるさと大使「ハローキティ」のデザインを使ったスタンプラリーを実施する。スタンプ数に応じて先着順でオリジナルグッズをプレゼントする。10月31日まで。
 台紙は東北地方の道の駅などに置く。スタンプが押せる施設は▽市観光物産協会(松葉町)▽大太鼓の館(綴子)▽伊勢堂岱遺跡縄文館(脇神)▽北欧の杜公園センターハウス(上杉)▽浜辺の歌音楽館(米内沢)▽四季美館(阿仁前田)▽太平湖遊覧船(森吉)▽伝承館・異人館(阿仁銀山)▽森吉山阿仁スキー場山麓駅(阿仁鍵ノ滝)▽くまくま園(阿仁打当)の市内施設。
 それぞれ異なるデザインのスタンプで、3個集めると参加賞としてポストカード(3枚組、先着3000人)、10個でクリアファイル(先着1000人)がもらえる。
 さらに抽選で▽コンプリート賞=ペアグラスと伏影のリンゴジュース(スタンプ10個、3人)▽ふるさと賞=市の特産ギフト(同6個、30人)が当たる。コンプリート賞の抽選にもれた人を対象に、サンリオピューロランドペアチケット(2人)が当たる「ダブルチャンス賞」も用意した。
 各施設には写真撮影に適したスポットを設ける予定。日帰りで楽しめるモデルコースも設定し、観光客らに周遊してもらうという。29日の定例会見で津谷永光市長が発表した。「家族や友人と市内を巡りながらお楽しみいただきたい」などと述べた。
 参加賞の配布や抽選応募の窓口は市観光物産協会、四季美館、阿仁合駅観光案内所。問い合わせは市商工観光課(☎0186・62・5370)。
 

産前・産後の母親支援 自宅訪問し相談相手に 大館市が県内初 孤立防ぐサポーター配置

2019-07-29
 大館市は妊婦や出産直後の母親の孤立を防ごうと、「産前・産後サポーター」を配置し、自宅を訪問して育児の悩みを聞くなど、話し相手となる事業を開始する。県内の市町村では初の取り組み。育児ストレスなどで支援が必要な家庭には、家事代行サービスの利用料を補助する事業も新たに行う。両事業は8月から開始。健康課は「妊娠から出産、子育てまで切れ目のない支援を充実させたい」と話す。
 市は、子育て世代包括支援センター「さんまぁる」を2016年、市保健センター内に開設。市健康課の保健師3人と嘱託の助産師、保健師の計5人体制で、相談を受け付けている。出産先の病院への「病棟訪問」、妊娠34週と生後2週に電話をかける「電話訪問」で直接悩みを聞く市独自のプログラムを提供し、継続的な支援につなげている。
 さんまぁるが2018年度に受け付けた相談は、病棟・電話訪問を含め1622件。健康課によると、初妊婦や若年者を中心に「子育てが不安」「転勤で移住し、身近に知り合いがいない」「夫の帰宅が遅く、頼れる家族がいない」などの相談が多く、子育てを1人で背負う母親の姿が浮き彫りになった。「相談体制は整ってきたが、生後2カ月まではつなげる先のサービスが不足している」とし、新規事業を立ち上げた。
 「産前・産後ママサポート事業」は、県子育て支援員の資格を持つ嘱託職員1人を配置。母親の依頼を受け、自宅を訪問して話し相手となり、悩みを傾聴する。子育てサークルに付き添うなど外出のきっかけづくりも行う。市に住所がある妊婦と生後12カ月までの子どもを育てる母親が対象で、1回1~2時間。利用日の1週間前までに連絡する。
 「養育支援訪問事業」は、妊娠期から子どもが産後3カ月までの間の支援を必要とする家庭が対象。家事代行サービス1回1時間(3000円分)の無料利用券を8回分交付し、市の委託業者が食事の準備や洗濯、掃除などを行う。年80人の利用を見込み、申請後、市が審査し、利用決定する。
 健康課は「出産後は体の回復まで2カ月はかかるとされ、家事代行利用で母親の心身の休養を確保し、適切な養育につなげたい。1人で子育てに悩まず、気軽に産前・産後サポートを利用してほしい」と呼び掛けている。
 問い合わせはさんまぁる(電話0186・43・7101)。

鷹南ナイン、雨に泣く 全県少年野球 6回に先制も最終回に逆転喫す

2019-07-29
鷹巣南は6回、暴投の間に三走の竹村が生還し先制(八橋球場)
 第4日の28日は、秋田市の八橋球場で準決勝を行った。北鹿勢は、鷹巣南が秋田北と対戦。5回まで拮抗(きっこう)し、6回に相手のミスを突いて先制するも、最終回に逆転されて初の決勝進出を逃した。これで北鹿勢は姿を消した。
 ◇準決勝【八橋球場】
秋田北 0000009 9
鷹巣南 0000010 1

 ▽二塁打=菅原(秋田北)、戸澤(鷹巣南)▽併殺=秋田北1▽暴投=秋田北2、鷹巣南2
 鷹巣南は終盤に先制点を挙げるも、最終回に投手陣が乱れて逆転負け。
 5回まで両者無得点で試合が動いたのは6回。鷹巣南は先頭の竹村が四球で出塁すると、佐藤聖の犠打で1死二塁に。続く藤島の内野ゴロの間に三進し、暴投で貴重な先制点を挙げた。
 しかし最終回の守りは、1死から四死球や内安打で満塁のピンチを招き、押し出しで同点に。その後2点適時打を浴びてリードを広げられると、投手陣の制球が定まらず、4連続四死球を与えるなど、この回9点を奪われ、力尽きた。
 鷹巣南・佐藤謙吾監督の話 1点勝負を予想していた。今まで取り組んできたミスを突く走塁で大事な1点を取れたが、雨のタイミングが悪すぎた。

6月のニュース

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来春高卒者 求人の受付開始 大館鷹巣管内 売り手市場続く見方 初日20社66人と半減も

2019-06-04
求人提出を受け付ける職員(ハローワーク大館)
 来春高校を卒業する生徒を対象にした企業からの求人申し込み受け付けが3日、県内のハローワークで始まった。ハローワーク大館(鷹巣出張所含む)では午後3時までに66人分の求人が提出された。初日の数字だけを見ると前年に比べ半数程度に落ち込んでいるが、少子化等を背景とした売り手市場は依然続くと見られている。
 同ハローワークの5月15日現在の高卒予定者の求職動向調査結果によると、管内の卒業予定者数は871人で、前年度比33人減。就職希望者は324人で、同24人増。学校やハローワークの紹介による就職希望は260人。うち県内希望は179人を占め、同10人増で地元志向の生徒が増えている。
 受け付け初日午前から、企業の採用担当者らが訪れ求人票を提出する姿が見られた。東光鉄工(大館市)は例年並みの採用を予定する。担当者は、特に若手の人手不足を懸念。「給料や休日など待遇の改善を図るほか、女性職域の拡大を目指して働きやすい環境づくりに取り組んでいる」という。「地方でもやりがいのある仕事は多い。県外に応募を決める前にまずは地元の職場にも足を運び話を聞いてほしい」と求めた。
 午後3時までに大館16事業所56人、鷹巣4事業所10人の計20事業所66人の求人が出された。2018年度の初日・27事業所110人に比べ大幅に減。一方でハローワークによると、5月24日までに管内247事業所から回答を得た採用意向調査(速報値)では、「採用予定あり」としたのは95社、求人数見込みは294人分。充足できていない事業所も多く、求人数過多の売り手市場は継続すると見ている。
 大館管内は前年度まで6年連続で、高卒者の年度内就職内定率100%を達成。人手不足が慢性化する事業所もあり、ミスマッチ等による早期離職を防止する支援が課題とされる。
 求人票の公開は7月1日から。応募開始は9月5日、選考は同16日から始まる。7月、大館市内で企業と高校進路指導担当者との情報交換会を予定しており、ハローワークは早めの提出を呼びかけている。

小林氏の異議「棄却」 上小阿仁村長選 村選管が決定 「主張に理由なし」と

2019-06-04
決定書を受ける小林悦次氏(上小阿仁村役場)
 4月21日に投開票された上小阿仁村長選挙を巡り、4票差で次点となった小林悦次氏(64)=五反沢=の陣営が提出した異議申し出について、村選挙管理委員会(小林宏委員長)は3日、「棄却する」との決定を言い渡した。全ての票を再点検した結果、開票結果は正しかったとして「主張には理由がない」と結論づけた。
 三つどもえ戦となった村長選は、元職の中田吉穂氏(68)=沖田面=が836票を獲得して返り咲きを果たした一方、再選を目指した小林氏は832票、新人候補は56票で敗れた。投票総数1817票のうち、有効票は1724票、無効票は93票だった。
 結果を受け、小林氏ら4人は先月4日に村選管へ異議申し出を提出。①「投票用紙の裏面に候補者名の記載のあったものが無効票とされた」②「表面に候補者名のほか、無効とされない他事記載のあったものが無効票とされた」③「◯印の仕方や記載について、候補者名の判断に疑義のあるものが有効票とされた」ことを理由に、当選の無効を求めていた。村長選は、期日前投票は記名式、投票日当日は記号式としている。
 村選管は先月24日に、全ての票を再点検する開披調査を実施。名前の一部が書かれていないものや、一つの欄に複数の◯印を記載するなどした?票を「再確認が必要な票」として選び出した。これらは先月31日の選管委で、法令や判例に基づいて再確認した。
 決定書によると、理由①は「無効票の中に、記号式投票用紙の裏面に候補者名を記載したものが1票あったが、◯印以外の事項を記載したものは、無効票とするとされている」、理由②は「(主張の内容で)無効票とされた票はなかった」、理由③については「再度、慎重に確認を行ったが、有効・無効の判断に変更はない」などと説明。「主張にはいずれも理由はない」として、異議申し出を棄却した。
 言い渡しは役場で行われ、小林氏ら4人の申出人が出席。小林委員長が決定書を朗読し、小林氏へ手渡した。決定に不服がある場合は、今月24日までに県選管へ審査を申し立てることができる。
 小林氏は「1票の重さを認識された上で、真摯(しんし)に受け止めてもらった。村民がすっきりしない形で村政を見守るのは良くない、との思いから異議を申し出た。対応には敬意を表する」としながら、今後の対応については「決定書の内容を精査した上で、支援者らと相談して決めたい」などと話した。

「ドラゴンアイ」を紹介 鹿角市の八幡平ビジターセンター 写真や解説を展示

2019-06-04
観光客の関心を集めている「ドラゴンアイ展」(八幡平ビジターセンター)
 鹿角市の八幡平ビジターセンターで、八幡平山頂付近の鏡沼で雪解けの様子が竜の目玉のように見える現象「八幡平ドラゴンアイ」の展示が行われ、訪れる観光客らの関心を集めている。20日まで。
 ドラゴンアイは5月下旬から6月上旬にかけて、沼の中央に雪を残してドーナツ状の青い湖面が広がる神秘的な現象。数年前からドラゴンアイと呼ばれ、広く知られるようになった。
 ビジターセンターの「ドラゴンアイ展」はこれまでスタッフが撮影した写真や解説文、図を通して、第一段階の雪原、第二段階の青い沼の縁取りの出現、第三段階の目玉の形成、第四段階の開眼などの成り立ちを分かりやすく紹介している。
 同センターでは「見頃に関する問い合わせが増えているが、今は最終段階の開眼に向かっている。できる過程を知っていただくと、ただ見るより感じ方が違うのでは」と来場を呼び掛けている。

秋田選挙区 現・新一騎打ちか 参院選 公示まで1カ月 熱帯びる前哨戦

2019-06-03
 7月4日公示、21日投開票が今のところ有力視される参院選は、公示まで1カ月に迫った。本県選挙区(改選数1)は自民党現職の中泉松司氏(40)と無所属新人の寺田静氏(44)が立候補を予定。野党が改選1人区の候補者一本化に合意したことで事実上の一騎打ちとなる見通しだ。各候補予定者とも北鹿地方入りし、前哨戦は熱を帯びてきた。
 再選を目指す中泉氏は、国会活動の合間を縫って地元に戻り、各地の課題に耳を傾けながら政策や今後の取り組みなどを訴えている。自民党は、本県選挙区で苦戦が予想されるとして「激戦区」に指定。5月25日には鹿角市で時局講演会を開き、二階俊博幹事長らが入って選挙態勢を加速させた。今月15日に秋田市寺内で事務所開きを行う。
 寺田氏は立憲民主、国民民主、社民の3党県組織と連合秋田から要請を受けて出馬表明。共産党が新人の藤本友里氏(40)を立てたが、一本化の合意を受けて前回参院選に続いて取り下げた。1日から県内25市町村で「語る会」を開き、北鹿地方は8日に上小阿仁村と北秋田市、鹿角市、23日に大館市と小坂町で予定している。
 今回の選挙では人口減少対策や地方経済の活性化、憲法などが争点になりそうだ。衆参同日選が取り沙汰されているものの、参院選単独で実施される場合は7月4日公示、21日投開票の日程が有力とみられている。

踊り華やか、餅で満腹 北秋田 ふるさと踊りと餅っこまつり

2019-06-03
餅の引き伸ばしイベントに挑戦する来場者たち(北秋田市花園町)
 北秋田市の第35回ふるさと踊りと餅っこまつり(実行委員会主催、和田テヱ子委員長)が2日、同市鷹巣の中心商店街で開かれた。バラエティーに富んだ餅が売り出されたほか、浴衣姿の住民ら約600人が軽やかに「ふるさと踊り」を披露し会場を沸かせた。
 郷土を代表する踊りと、地域に根付いている餅の食文化を通して商店街の活性化を図ろうと市や商工会、JAなどでつくるまつり実行委員会(和田テヱ子委員長)が開催した。県道102号から米代児童公園までの車道約400㍍を交通規制し歩行者天国として開放した。
 餅の販売ブースには定番のあんこやクルミ入りをはじめ名物のバター餅、おやきなどが並んだ。
 中にはもち米を笹(ささ)の葉で巻いた郷土料理「笹巻」も。端午の節句に子どもの無事と成長を願って食べる風習があり、食べる直前にきな粉をまぶして味付けするという。調理したJA女性部沢口支部の佐藤詳子さん(68)は「最近は作る人が減り、『懐かしい』と言って買ってもらえます」と話した。この日は70袋(1袋300円)を用意し、1時間ほどで完売していた。
 東西2グループが1升ずつの餅を長く伸ばす恒例イベントも行われた。
 後半のふるさと踊りには地元の住民や企業、鷹巣小、比内支援学校たかのす校などから大勢が参加した。市のふるさと大使「ハローキティ」と、マタギ衣装に身を包んだ男性たちに先導され、踊りながら会場内をにぎやかに周回。アーケード下に見物客が詰めかけ、活気を呼び込んでいた。
太鼓と踊りで会場を沸かせた女性たち(北秋田市花園町)

5月のニュース

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こけしの絵付け体験 鹿角 ハンガリーの作家・レーカさんと一緒に

2019-05-12
こけしをあしらった服を着て説明するレーカさん。右は市国際交流員のアンドレアさん(湯の駅おおゆ)
 ハンガリーのこけし作家、トート・ヴァーシャールヘイ・レーカさんと一緒にこけしの絵付けを体験するイベントが11日、鹿角市十和田大湯の湯の駅おおゆで開かれた。市内の家族連れなどが参加し、思い思いのこけしに仕上げた。
 日本とハンガリーの外交関係開設150周年を記念して、湯の駅でレーカさんの作品展が7日から12日まで開かれている。展示と合わせ、トークイベント(10日)と絵付け体験が計画された。
 レーカさんはハンガリー・ブダペスト在住。日本の大学に留学した際にこけしの魅力に引かれ、帰国後、2011年から制作を始めた。全日本こけしコンクール経済産業大臣賞など数々の賞を受けている。色が鮮やかで優しさが漂う作品が展示されている。
 絵付け体験は午前、午後の2回行われ、午前の部には8人が参加。レーカさんは制作の手順を説明し、「私の話はあくまで提案で、創作にルールはなく、自由に描けるのが自由こけし」と話した。目から描いて、と提案し、線の描き方で明るい表情、悲しい顔になることを具体的に教えた。
 市内から家族と一緒に参加した成田芭菜子さん(9)はイラストに興味があるといい、「おっとりとした感じの表情にしたい」と話しながら、こけしに向かっていた。

訪日客ら誘致へタッグ 北東北のDMO 4団体で連携会議 「秋田犬ツーリズム」も

2019-05-11
互いの取り組みや情報を交換し、連携に理解を深めた会議(小坂鉱山事務所)
 大館、北秋田、小坂、上小阿仁村4市町村の地域連携DMO(観光地域づくり法人)「秋田犬ツーリズム」(中田直文会長)は10日、小坂町の小坂鉱山事務所で北東北DMO連携会議キックオフミーティングを開いた。初会合では十和田湖を囲む3団体が互いの取り組みを紹介しながら、今後の方向性を確認。共有と連携をテーマに、広域での地域活性化を目指した。
 各DMOの担当者や行政、金融機関のオブザーバーなど30人余りが出席。中田会長は「(DMOの)単独での取り組みは限界がある。今後は皆でタッグを組んでいくことが重要。北東北や日本の良さを発信し、連携が地域活性化につながることを期待する」などとあいさつした。 
 続いて、秋田犬ツーリズム、八幡平DMO(岩手県八幡平市)、十和田奥入瀬観光機構(青森県十和田市)などが取り組みを紹介。八幡平DMOの担当者は、インバウンド(訪日外国人客)誘致を進めるにあたり「シーズンの10月は、宿泊施設が日本人でいっぱいになり、インバウンドを求めていない。夏のグリーンシーズンに集客できるよう、プロモーションを進めていかなければ」とし、アスピーテラインでロードバイクを楽しむサイクルツーリズムなどを計画しているとした。
 十和田奥入瀬観光機構は「特A級の観光資源でありながら増える休屋の廃虚。雨が降ったら何もすることがない」という長年の課題解決に向けた体制づくりを紹介。フリートークでは「広域で考えれば、雨が降ったときも小坂、八戸など十和田湖を拠点に回ることもできる」との意見も出た。
 今後の方向性については▽DMO間の緩やかな連携▽周遊ルート構築に向けたリアル(現実)とバーチャル(仮想)での連携▽地域資源の共有化、情報ネットワーク化▽マーケティング対象の絞り込みと共有化▽シンポジウム開催―を重点項目に挙げた。秋田犬ツーリズムの阿部拓巳専務理事は「互いを理解して共通の課題を洗い出し、それを解決するための情報交換の場を設ける、緩やかな連携から始めたい」と話した。
 会議は、近隣のDMOが有機的に連携し、単独では難しい広域の観光促進や目的地としての価値を高め、国内外からの誘客を増加させることが狙い。秋田犬ツーリズムのほか、VISITはちのへ(青森県八戸市)、十和田奥入瀬観光機構、八幡平DMOの4DMOが参加。県外の3DMOは過去1年以内に設立された若い企業・団体で、今後、3年目の秋田犬ツーリズムが主体となって不定期で会議を重ねていく。

散歩経路を緊急点検 鹿角署 大津市の死傷事故受け

2019-05-11
署員の指摘を受け、交差点での安全対策を確認する保育士ら(鹿角市花輪)
 大津市の県道交差点の歩道で散歩中だった園児らの列に車が突っ込み、16人が死傷した事故を受け、鹿角署は10日、鹿角市の中心部にある花輪さくら保育園の周辺道路で緊急点検を実施した。署員と同園の職員らが散歩コースを歩いて再点検し、さらなる安全性の確保に努めた。
 点検したのは、普段の散歩経路となっている同園から交通量の多い国道282号を通り、道の駅かづのまでの約700㍍。同園の青澤義子園長ら保育士3人に同行してもらい、同署交通課の署員4人、道路管理者の県鹿角地域振興局の職員3人が普段の散歩時の状況を聞き取りしながら、危険箇所を確認。交差点での安全対策について、署員から車道と距離を置くことなどがアドバイスされた。
 今回の園児が巻き込まれた悲惨な事故は、園側が安全に配慮していた中で起きただけに、戸惑いも広がっている。青澤園長は緊急点検を踏まえて、13日に開く職員会議で「子どもたちが事故に巻き込まれないよう、職員全員で危険箇所を把握し、現在ある散歩マップの見直しを考えている。先生たちの安全意識を高めていきたい」と安全対策を徹底する考えを示した。
 市からの委託で市内の認可保育園を管理運営する市子ども未来事業団は9日、各園に対し口頭で散歩時の注意を喚起。一方、小坂町にある唯一の保育園小坂マリア園は、事故があった8日に職員会議を開き、散歩など園外活動の安全を再確認している。
 同署は今後、管内全ての保育園を巡り、散歩コースを点検する方針。木元豊交通課長は「合同点検で得られた危険箇所や意見を参考にし、子どもたちの安全な通行確保のための対策を検討していきたい」と話した。

上小阿仁村長選 小林氏が異議申し出 無効票に「疑問」 村選管、来月6日まで判断

2019-05-11
 4月21日に投開票が行われた上小阿仁村長選挙で、4票差で次点となった小林悦次氏(64)=五反沢=の陣営は10日までに、村選挙管理委員会(小林宏委員長)へ当選の効力に関する異議申出書を提出した。無効票に「疑問」を訴えている。同日、役場で開いた村選管は、申出書を受理するとともに6月3日までに判断を示すことにした。
 三つどもえ戦となった村長選は、元職の中田吉穂氏(68)=沖田面=が836票を獲得して返り咲きを果たした一方、再選を目指した小林氏は832票、新人の鵜野浩一郎氏(42)=沖田面=は56票で敗れていた。投票総数1817票のうち、有効票は1724票、無効票は93票だった。
 小林氏の後援会関係者によると、開票立会人から「(記名式の)名前を裏面に書いていた票と、(記号式の)◯印が枠をはみ出した票が無効となっていた」との情報があったことから「全ての票の再確認」を求めることにしたという。村長選は、期日前投票は記名式、投票日当日は記号式としている。公職選挙法では、選挙の日から14日以内に文書で異議を申し出ることができると定めている。
 村選管はこの日、小林委員長ら委員4人が出席して非公開で開催。終了後に会見した小林委員長は「5月4日に異議申出書が提出され、同日付で受理した」などと説明。「6月3日までに『認容』または『棄却』を決定する」とした。4日は小林氏本人が村役場を訪れ、申出書を提出。申出人は小林氏を含む4人の連名となっていたという。
 次回の選管は16日に開催する。異議申し出があったことについて、中田村長は「特にコメントすることはない」と話した。

教育アテンダント 視察団らおもてなし 大館市 貝森さん帰郷し着任

2019-05-10
教育アテンダントに着任した貝森さん(大館市教育委員会)
 大館市が取り組む「教育の産業化」に向けて本年度新たに誕生した「教育アテンダント」に同市出身の貝森真生(まお)さん(26)が着任した。同市を視察に訪れる県内外、海外の教職員らに、大館の魅力を伝える。
 大館鳳鳴高校を卒業後、埼玉県立大学に進学。保育士、社会福祉士の免許を持つ。昨年まで4年間、県外の病院で短期入院する病児の保育を行っていた。帰郷を考えていたところ、アテンダントの募集を見付けた。教育視察の企画・運営などのほか、同市教育委員会が首都圏在住親子向けに行う「サマースクール」に同行でき、子どもたちとの関わりを持ち続けられると考え応募。市教委配属の地域おこし協力隊として採用された。任期は最大で3年。
 先月から働き始め、現在はサマースクールに向けての準備や、視察で訪れる教員らに紹介できるよう各校の取り組みを学んでいる。今後はSNS(会員制交流サイト)で市教委の事業を紹介したり、リーフレットなどを作成する予定。
 貝森さんは「ふるさとキャリア教育など各校にはすてきな取り組みがあり、自分自身、大館の良さを再認識している。保育士をしていたこれまでの経験を生かし、『来て良かった』と思われるようおもてなししたい」と意気込んでいた。
 市教委によると先月末時点で視察依頼が14件、講演などを行う講師派遣依頼が15件あったという。山本多鶴子教育監は「視察、研修で来た人たちが大館の良さを『体感できた』という〝プラスアルファ〟の部分は口コミで広がる」と言い、貝森さんのおもてなし力に期待している。「まずは教育の良さ、特徴を知り、自分の言葉で伝えられるようになってほしい。若いセンスで発信にも力を」と話していた。

4月のニュース

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北秋田市 伊勢堂岱遺跡 「ゴールは世界遺産」 今季の一般公開始まる

2019-04-21
今季の一般公開が始まった伊勢堂岱遺跡(北秋田市脇神)
 北秋田市脇神の国史跡「伊勢堂岱遺跡」の一般公開が20日から始まった。同遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産への推薦を目指し、関係者がさらなる来場者増に期待を寄せた。
 伊勢堂岱遺跡は縄文時代後期前半の遺跡で、四つの環状列石が1カ所に集中している。遺跡周辺ではクマ出没対策として杉林を伐採した緩衝地帯や電気柵を設置しており、見学に訪れた人たちの安全確保に努めている。見学前の巡視活動は小ケ田自治会に引き継いで本年度も実施する。
 この日は職員らが遺跡周辺を見回って最終確認を行い、午前9時から一般公開を開始した。遺跡ワーキンググループの佐藤善壽会長は「世界遺産登録という来るべきゴールに向けて決意を新たにし、訪れた人のニーズに合った対応をしていきたい」と話した。
 遺跡の公開期間は10月31日まで。見学無料。遺跡の見学には縄文館での受け付けが必要。受付時間は午前9時から午後4時(見学は4時半まで)。縄文館が休館する月曜日と、祝日と重なる月曜の翌日は遺跡を閉鎖する。
 昨年度から試験的に無料としていた縄文館展示室の観覧料は、来館者の増加など効果がみられたため本年度から本格的に無料化。遺跡とともに来場を呼び掛けている。
 土日祝日は遺跡ワーキンググループがガイドを担当。大型連休期間(27日~5月6日)には小中高生のジュニアボランティアガイドが遺跡や縄文館を案内する。団体の見学希望は縄文館(☎0186・84・8710)。

不足医師の充足を 鹿角の市民団体 県に要望書提出

2019-04-21
 鹿角地域の住民団体「鹿角の医療と福祉を考える市民町民の会」(西文雄会長)は、鹿角地域の不足医師数を独自に算出し、国や県の責任でその充足を求める文書を17日付で県に提出した。
 厚生労働省は今年2月、本県など16県を「医師少数県」とし、将来的な「必要医師数」なども公表。2036年度までに地域間の医師偏在の解消を目指すとしている。
 これに対し、市民町民の会は「地域住民は医師不足の実態について、それ以上に深刻だと受け止めている。実態を国や県にも分かっていただきたい」と、鹿角地域(鹿角市、小坂町)の現行医師数を検証し、住民の立場で「地域の不足医師数」を算出した。
 それによると「鹿角地域で不足していると思われる医師数」は内科、呼吸器科、小児科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、麻酔科が各3人、整形外科、泌尿器科が各2人、循環器科、外科が各1人の計30人。
 算出の根拠として「鹿角地域の基幹病院である、かづの厚生病院の勤務医のうち、常勤医師が0~2人の診療科については『不足』と見なした。勤務医は、救急診療や当直・呼出を含む極めて過酷な現行の労働実態を勘案すれば、少なくとも『基本となる診療科』は3人の常勤が必要と考える」などと説明している。
 併せて、文書では全国の医療実態について「厚労省が言う『医師偏在』ではなく、全体が『医師不足状態』にある」との考えを示し、「医師養成数の制限を改め、日本の医師全体を増やすよう求める」としている。

大館市長選終盤 市の課題は 駅前再整備に誘客期待 中心街は活気なく 旧町の衰退加速

2019-04-20
旧正札竹村本館棟の解体が進む大町商店街。人通りはまばらだ
 任期満了に伴う大館市長選(21日投開票)が終盤に入った。新人と現職の一騎打ち。人口減少が進む中で有権者は「転換」を望むのか、「継続」を選択するのか。市が直面する課題を追った。
 再整備が進むJR大館駅前(御成町)。駅弁製造「花善」の新社屋が2年前に完成、今月17日にプレオープンした市観光交流施設「秋田犬の里」に続き、2022年に完了を目指す駅周辺整備事業と変化は目まぐるしい。
 駅舎改築や新庁舎建設などで、借金にあたる市債は20年度にピークを迎える見込み。大館商工会議所の会員は5年前から79事業所減った。市財政、地域経済ともに抱える課題は大きく、駅前の在り方が問われる。
 同商議所の中田直文会頭(68)は「北東北で大館の位置を考えると、いろいろな可能性が見えてくる。どんどん人が減るので観光で増やすしかない」と広域に目を向ける。
 施設の活用については、行政主導に対する不満の声もある。中田会頭は「民間としても反省」とした上で「若い人の発想力や行動力を生かすため、行政にアプローチする必要がある。いろんな議論を重ねてほしい」と話す。
  ◇   ◇   ◇
 「老舗百貨店、正札竹村が倒産した01年以降、商店街に活気がなくなった」。市の中心街・大町商店街振興組合の山城久和理事長(58)は語る。「核の店舗がなくなり、来街者はもしかしたらピークの9割減」が実感だ。
 昭和40、50年代に振興組合の加盟店は100店を超えたが、今、営業しているは60店ほど。店主の高齢化や後継者不足、家賃の問題などで特に小売物販の新規出店が難しい。
 「個店の魅力アップ」を掲げて市内の商店街と連携し、店主が講師を務める「まちゼミ」など集客に向けて知恵も絞る。山城理事長は大館駅前の「秋田犬の里」について「観光拠点プラス商業拠点になり得る」と期待する。市民が施設を訪れ、商店街の情報を得て実際に足を運ぶ「中継点」としての活用を提案する。
 大町では、旧正札竹村本館棟の解体工事が進む。跡地について山城理事長は「民間事業者に進出してほしいが、そうでなくてもイベント開催などにぎわいを生む場所に絶対にする」と力を込めた。
  ◇   ◇   ◇
 「行政がどこを見ているのか分からない」。田代地域まちづくり推進協議会の松田正男会長(76)は嘆息する。均衡ある発展を掲げた3市町合併から14年。旧田代町が置き去りにされた感が否めない。
 市は昨年12月、田代診療所を本年度末までに閉所する方針を固めた。患者数の減少や医師の高齢化などが理由。転院先の希望を聞き取りしたり、送迎車の代替手段を検討したりして不安解消に努めているものの、地域住民の思いは複雑だ。
 松田会長は「店も少なくなり、買い物や散髪に出掛けるのが大変な交通弱者が増えた。『合併は失敗だった』という声も聞く。それでも限界集落の中で生きていかなければならない」とした上で、地元NPO法人が事業化を目指す自家用有償運送サービスに期待を寄せる。「高望みはしない。田代岳をはじめとした豊かな地域資源を生かして、稼ぐ仕組みを整えてもらえないだろうか」。訴えは切実だ。

秋田内陸線 「内陸線走る風景」守る 全線開業30周年で式典 社員の「宣言」も

2019-04-20
「社員宣言」が行われた全線開業30周年記念式典(阿仁ふるさと文化センター)
 秋田内陸縦貫鉄道(秋田内陸線、本社・北秋田市)の全線開業30周年記念式典が19日、北秋田市の阿仁ふるさと文化センターで開かれた。関係者ら150人が出席し、「内陸線が持つ力」を引き出しながら「内陸線の走る風景」を守り続けていくため、沿線地域と会社が一体となって取り組んでいくことを誓い合った。
 同社は、旧国鉄の阿仁合線を引き継いだ北線と角館線を引き継いだ南線で、1986年11月1日に先行開業。未開通だった松葉―比立内間の建設工事が進められ、1989年4月1日に全線(営業距離94・2㌔)が開業した。内陸部の生活に欠かせない交通手段として利用され、初年度の輸送人員は107万8507人を記録した。
 しかし、その後は少子高齢化などの影響から、厳しい経営状態が続いた。一方で、近年はインバウンド(訪日外国人客)の利用が増加。新たな動きとして期待されている。
 式典は、同市阿仁の「吉田かざはり太鼓」の勇壮な演奏で幕開け。同社の吉田裕幸社長は式辞で「4月1日に、内陸線は30歳の誕生日を迎えることができた。未来への期待とたくさんの笑顔を運び続け、大きな事故なく走り続けてこられたのは、延べ2160万人の利用者と地域で励まし続けてくれた全ての人の支えがあってのこと。深く感謝する」と述べた。
 そして「内陸線は地域を元気にするためにある鉄道。地域の発展なくして内陸線の未来はない」としながら「内陸線が持つ鉄道の力をもっと磨き、より高めていく。名実共に、地域になくてはならない鉄道を目指す」との決意を表明。「内陸線が走る風景を守りたい。これまで以上の応援を願う」などと呼び掛けた。
 来賓の祝辞、支援活動等に対する感謝状の贈呈に続き、同社の若手社員が「これからの会社の価値向上に向けて」をテーマに、社内での取り組みを紹介しながら「社員宣言」を発表。「地域に寄り添える会社になる」「日本一のおもてなしを目指す」などと力強く宣言した。
 このあと、同市在住のシンガー・ソングライター・本城奈々さんの弾き語りが行われ、閉式。秋田内陸線支援団体連合会(藤島二三夫会長)が主催する記念講演会では、石破茂衆院議員が「ローカル鉄道と地方再生」と題し講演した。

混戦のまま運動最終日 上小阿仁村 村長選・村議選 あす投開票

2019-04-20
 任期満了に伴い16日に告示された上小阿仁村長と村議会議員選挙は、21日に投開票が行われる。現職と前職、新人が立候補した村長選は連日、村内各所で激しい舌戦を展開。定数8を3上回る11人が立候補した村議選の各候補者も、それぞれに一歩も譲らない戦いを繰り広げるなど、いずれも混戦のまま運動期間の最終日を迎えた。
 村長選は届け出順に、現職で再選を目指す小林悦次候補(64)=五反沢、元職で返り咲きを狙う会社役員の中田吉穂候補(68)=沖田面、新人で洋菓子店経営の鵜野浩一郎候補(42)=沖田面=の、いずれも無所属の3人が立候補。6期24年を務めた故北林孝市氏が引退した直後の2007年と前回15年に続く、三つどもえ戦となっている。
 選挙戦は、三者がそれぞれの方法で政策を訴え。小林陣営は「事業の継続や新たな計画の実施により花を咲かせたい」と村政の継続を掲げた一方、中田陣営は「一人の考えだけで村政が動くというのはいかがなものか」、鵜野陣営は「村長が独断で決めることではない。協議してより良い村をつくりたい」などと、それぞれに「村長の交代」を訴えている。
 現職8人と元職1人、新人2人の計11人が立候補した村議選も、村長選に引けを取らない、し烈な戦いが続いている。前回は候補者がいなかった沖田面から2人の新人が立候補したこともあり、各陣営の勢力図に少なからず影響を与えている様子。票の掘り起こしと上積みに向けて、積極的に選車を走らせている。
 投票は21日午前7時から午後7時(八木沢投票所は午後6時)まで、村内8カ所の投票所で行われ、午後8時から村健康増進トレーニングセンターで即日開票される。大勢の判明は午後9時ごろが見込まれている。
 村選挙管理委員会がまとめた15日現在の有権者数は男性994人、女性1126人の計2120人。
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