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「若手」「女性」議員増やすには 鹿角市議会改革検討委 なり手不足、議会が検討

2019-06-25
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宮野議長が2項目を諮問した鹿角市議会改革検討委(市役所)
 鹿角市議会改革検討委員会(倉岡誠委員長)は24日開き、宮野和秀議長が若手議員と女性議員を増やす方策、市執行部への政策提言の促進―の2項目について諮問した。地方議会議員のなり手不足問題が深刻化している中、今後の検討の行方が注目される。
 同市議会の年代別の議員数は▽40代=1人▽50代=2人▽60代=12人▽70代=2人―。65歳以上は17人中11人で高齢化が進展。女性議員は2005年から吉村アイ氏1人の状態が続いている。
 宮野議長は「若い人たちがどういうことを考えているのか、なかなか意見を拾うことができない」などと諮問理由や背景を述べ、「若手と女性の議員が少しでも増えてもらえればと考えている。市全体の活性化の意味もある。どうすれば、なり手として手を挙げてくれるのか、報酬や定数の問題も含めて検討してほしい」と諮問。また「年配の人が悪いわけではなく、どんどん頑張ってほしい」とも述べた。
 吉村委員は「女性の場合、いろんな人に声を掛けたが、断られることが多く、後に続く議員がいなくて悩んでいたので、大変ありがたい」、田村富男委員は「これまで鹿角の市議選で無競争はなかったが、若手や女性に(立候補の)話をすれば、なかなか『うん』と言ってくれない状況にある。次期改選まで結論を出すべき」とそれぞれ意見を述べた。
 一方、市執行部への政策提言について宮野議長は「(次期総合計画の)7次総に向け、文章にまとめて当局に提言してもらいたい。今後の鹿角のことに関わることで、議員としての勉強や資質向上にもつながる」と諮問理由を述べた。
 諮問2項目については次回の検討委で取り扱いの方向性などを話し合う。

大館市のクマ対策 地図追加し、分かりやすく ツイッターの出没情報

2019-06-25
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クマ目撃場所に地図を掲載した大館市のツイッター
 大館市は、ツイッターによるクマの出没情報に、位置情報を追加して発信を始めた。これまでは日時と地名の表記だけだったが、地図上でも確認できるようにし、より分かりやすい注意喚起を目指す。クマ出没対策として本年度は、小柄沢墓園など2カ所で緩衝帯を整備する。農家に対する電気柵の設置費補助事業は、利用要件を緩和した。市は「関係機関と連携しながら効果的な取り組みを行いたい」と話す。
 市民からクマの目撃情報が寄せられると、市と猟友会、JA、警察などで組織する「市鳥獣被害対策協議会」を通じて、市ツイッターに日時や地名を載せ、注意喚起を図ってきた。今月19日からは目撃場所に印を付けた地図を併せて発信。目撃地点がピンポイントで記され、住宅地に近いなどの情報が一目で分かる。
 過去の目撃場所の情報を蓄積して地図に記し、市ホームページで公開する方法も検討中で、農林課は「他市町村の事例を参考に、必要な情報をより迅速に分かりやすく市民に伝えていきたい」と話す。
 クマの出没対策として、18年度は県の事業を活用して、長根山運動公園周辺に緩衝帯を整備した。市道沿い約1㌔の林を30㍍幅で刈り払い、見通しをよくすることで、市街地への出没を防ごうという取り組み。17年度は運動公園周辺での目撃が相次いだが、18年度は鳳凰山登山道の1件のみで、農林課は一定の成果があったとみている。
 本年度は小柄沢墓園3・03㌶、十瀬野公園墓地2・85㌶に緩衝帯を整備する。墓地を取り囲む形で、山ぎわ約30㍍幅で雑雑木を刈り払う。作業は今月末で終える予定で、事業費は約170万円。
 このほか、18年度に開始した電気柵の購入・設置費の補助事業は、要件を緩和した。果樹や養鶏、野菜などの農家に対し、10万円を上限に設置費用の半額を補助する事業。農家が1度補助を受けると、5年間は申請できない縛りがあったが、本年度からは農地が別の場所であれば同じ農家からも申請を受け付ける。農林課は「農地が複数箇所にわたる農家が多い。未設置の農地に電気柵の設置を促し、被害を防ぎたい」と話した。
 農林課によると、本年度の市内のクマ目撃件数は23日現在で32件。前年同期と比べ15件少ない。18年度の目撃件数は152件だった。

マタギの里観光開発 3期連続で黒字に 北秋田市の三セク 株主総会で決算承認

2019-06-25
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マタギの里観光開発の株主総会(打当温泉マタギの湯)
 北秋田市の第三セクター・マタギの里観光開発(仲澤弘昭社長)の株主総会が24日、打当温泉マタギの湯で開かれ、2018年度決算を承認した。上半期(4~9月)は西日本を中心とした記録的な豪雨の影響などもあり、前年度を下回って推移したものの、下半期(10~3月)で大きく増加。全体の売り上げは対前年度比102%、当期純利益は12万円を計上し、3期連続の黒字を確保した。
 同社は、市が所有する打当温泉と道の駅あにの指定管理者。約1億8000万円の累積赤字を抱えたことから、市の支援を受けて経営再建を進めている。
 18年度の損益計算書によると、売上高は1億5828万円。商品の仕入れ費や材料費などを差し引いた売上総利益は8389万円。販売費や一般管理費は1億221万円で、差し引き1832万円の営業損失となった。一方、市からの受託料など営業外収益を加えると、31万円の経常利益を計上。税引き後の当期純利益は12万8000円だった。
 事業報告書などによると、打当温泉は冬期間限定の市おもてなし支援事業を活用し、前年度比117%の1417人を集客。要因として「テレビCMや新聞・雑誌等での宣伝、ダイレクトメールなどの効果」を挙げた。インバウンドの入り込み数は17年度が77人、18年度は106人。「台湾からの修学旅行が入ったことで増加した」と説明した。
 また、昨年3月に完成した「どぶろく工房」は1250㍑を製造。売上高は253万2000円を計上した。274人の見学者もあった。
 その上で「上半期は西日本を中心とした記録的な集中豪雨の影響もあり、対前年度比マイナス5%の落ち込みとなった。下半期は対前年度比110%の売り上げとなり、年度全体の売り上げも対前年度比102%を計上した」と説明。ホームページのリニューアルや宿泊予約システムの更新を進め「マタギの魅力を発信し、興味を引くよう努めていく」とした。
 仲澤社長は「この3年で会社の体質も変わってきた。黒字を出し続けられるようにしたい」などとあいさつした。
 市の人事異動に伴い、取締役の佐藤進氏が辞任し、後任に市産業部政策監の石﨑賢一氏を選任した。

寄付の邸宅、改修を計画 大館市・石田ローズガーデン 功績たたえる施設に

2019-06-24
大館市が改修を計画している石田ローズガーデンの邸宅
 大館市は、「石田ローズガーデン」の邸宅の改修事業を計画している。市の名誉市民第1号で、労働大臣などを務めた石田博英元衆院議員(1914~93年)の邸宅と土地が昨年、市に寄付された。石田氏の功績をたたえる施設として、同氏を紹介するギャラリーやレストランカフェとして活用できるスペースの確保を検討している。本年度実施設計、来年度の改修工事を予定している。
 市字三ノ丸の邸宅は1957年建築で79年に増築した鉄筋コンクリート造3階建て、延べ床面積255平方㍍。土地は3255平方㍍で、このうち住宅部分を除いたローズガーデン2306平方㍍は寄付を受けるまで市が借り受けていた。約500種のバラは寄贈され、95年7月から市管理となっている。
 石田氏は1947年の衆院選で旧秋田1区から立候補し初当選。内閣官房長官や労働大臣、運輸大臣などを歴任した。よし夫人は石田氏の死去後もバラ園のある自宅で暮らし、昨年8月に亡くなった。生前から観光振興の用途指定で寄付する意向を示しており、昨年9月に遺族が市に邸宅と土地を寄付した。
 市の6月定例議会教育産業常任委員会で、観光課が改修概要を示した。「石田氏の功績をたたえる施設としての活用を検討している」と説明。邸宅の1階は倉庫やテラススペース、2階は石田氏を紹介するギャラリー、レストランカフェとして活用できるスペースの確保、3階は多目的に活用できるスペースの確保を検討している。老朽化している邸宅西側の塀の解体補修、邸宅に向かう橋も改修する予定。
 スケジュールは、9月定例議会に実施設計の予算案を提出し、2020年度の改修工事発注を予定している。委員からは「食事ができるスペースを考えてほしい」などの意見が出された。
 観光課は「改修概要は現在検討段階だが、市にとって唯一無二の資源と位置付けている。寄付者の意向に応え、石田氏の功績をたたえる施設として活用したい」と話した。
 石田邸は、漢学者で開国論「三策」を執筆した狩野良知(1829~1906年)や、良知の次男で京都帝大文科大学長を務めた狩野亨吉(1865~1942年)の生家跡でもあり、入り口付近に案内標柱が立てられている。ローズガーデンでは6月8日から23日まで大館バラまつりが開かれ、県内外から多くの人が訪れて園内を散策した。10月12~14日もバラまつりが開かれる。

飛鳥とあこ、8月末で卒業 ふれあい隊任期満了で 市民らと3歳の誕生会

2019-06-24
市民らがあこと飛鳥の誕生日を祝福した(秋田犬の里)
  大館市の秋田犬ふれあい隊(地域おこし協力隊)1期生の任期満了に伴い、隊員の飼育する秋田犬「あこ」(赤毛)と「飛鳥」(虎毛)が、8月末に大館を離れ〝卒業〟する。23日、市観光交流施設・秋田犬の里で開かれたあこと飛鳥の3歳の誕生会で発表された。
 飛鳥を飼育する富澤彰子さん(36)、あこを飼育する西山奈見さん(37)の両隊員は、2016年9月の着任から今年8月末で最長3年の任期が終わる。二人はそれぞれ飼育する秋田犬を連れて大館を離れる予定。
 誕生会には市民ら約40人が集まった。鶏肉や豆腐など二匹の好物を使って西山さんが手作りしたケーキが贈られた。参加者が「おめでとう」と声をかけて拍手で祝福。先着10組との「握手会」なども企画され、記念撮影や触れ合いを楽しんだ。
 鹿角市から子ども3人を連れて訪れた大森亘さん(36)は、「2歳の息子が大の犬好き。地元で秋田犬と触れ合えるのはありがたい。大館を離れるのは残念だがまた新しい秋田犬にも出会いたい」とした。
 富澤さんと西山さんは「いつも会いに来てくださる方も祝ってくれた」と感謝。残り約2カ月の任期を二匹と全うする意気込みを新たにした。「お世話になった市民や、あすあこファンに感謝とお別れを伝えたい」として、29日から8月24日までの毎週土曜日、午後1時15分から4時15分をあこの出勤日とする。飛鳥も飛び入り参加することもあるという。市観光課によると、夏に新たなふれあい隊2人が着任する予定。

5月のニュース

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大館市 道路補修に3億円超 19年度 過去10年で最多に 傷み目立ち、要望に対応

2019-05-31
傷みが目立ち、補修を予定している市道(大館市粕田)
 大館市の道路補修に関する2019年度予算が3億円を超える見通しだ。6月補正予算案に約2億6000万円を計上。前年同期に比べ約8000万円増え、過去10年で最も多い。低温に伴う「凍上現象」や交通量の増大で傷みが目立ち、議会からも指摘が出ていた。市土木課は「今まで以上に住民の要望に応えていきたい」としている。
 土木課によると、市道1798路線・延長881㌔のうち、8割にあたる696㌔を舗装。アスファルトは固まる際に細かい隙間ができる。水分が入り込んで凍ると、膨張して路面が隆起。この「凍上現象」で道路がもろくなるため、車が通るたびに傷つき穴が開く。もともと路盤が薄い道路や、大型車などの交通量が増えた路線もあるという。
 予算要求した昨年10月時点の道路補修計画は、舗装140カ所(延長59㌔)、側溝93カ所(18㌔)の計233カ所で事業費約32億円と算出。主要な施設のアクセス道を中心に優先順位を決め、市長選に伴う骨格型の当初予算には生活関連道路舗装・側溝補修工事費として15カ所(2㌔)分の9780万円を措置した。6月補正予算案は38カ所(6・2㌔)分として2億6424万円を計上し、議会で可決されれば当初と合わせて3億6204万円に上る。このうち7割程度は起債で対応する方針。
 13年度の道路補修工事費は予算ベースで1億700万円、14年度1億1500万円、15年度1億172万円、16年度1億383万円、17年度2億円、18年度2億7982万円だった。議会から「ここ2年ほど予算が多いものの、工事を行っても要望が積み重なり解消されない。もっと工事を増やせないか」と問われ、福原淳嗣市長は「補正予算で増額し、できるだけ要望に対応したい」と答弁していた。
 土木課に寄せられた苦情・要望などは18年度で389件。このうち道路補修関連は7、8割だった。当初予算分の工事は5月上旬から順次発注し、今のところ12カ所について業者と契約を締結。ほかの道路も降雪前に施工したい考え。

人手不足深刻化 研修充実や待遇改善を 鹿角で初の 雇用安定会議

2019-05-31
関係団体の代表が一堂に会し、要請とともに意見交換した会議(鹿角建設業協会会議室)
 鹿角地域若年者雇用安定会議が30日、花輪の鹿角建設業協会会議室で開かれ、高校、経済団体、県、市町の代表が出席した。人手不足が深刻化する中、地元就職の促進を高校側に、早期の求人票提出を企業側にそれぞれ要請し、意見を交換した。
 出席したのは3高校と比内支援学校かづの校高等部、商工会、市工業振興会、町産業振興会、建設業協会、地域振興局、市町、ハローワークの代表。関係団体の代表が一堂に会して、若年者の地元定着促進を円滑に進めるのが大きな目的で、県内でも初めての会議という。
 鹿角地域振興局の土田元局長が、早期求人票の提出やインターシップの受け入れなどを盛り込んだ要請文を経済団体の代表に提出。市町、振興局、ハローワーク、商工会の5者を代表して細越満町長が、地元企業の情報提供などを求める要請文を高校の校長、高等部の代表に手渡した。
 鹿角地域の有効求人倍率は昨年12月から2月までの3カ月にわたり2倍を超え、人手不足が深刻化。3月は1・83倍で2倍を下回ったものの、県内最高値が続いている。
 3月に下がった要因についてハローワークの小野寺利一所長は、例年3、4月は求職者が増える傾向にあり、5、6月の動向次第では、再び有効求人倍率が上昇する可能性があると指摘した。
 意見交換では、企業の早期求人票提出や入社後の研修制度の充実、職場環境の向上と給料アップに要望があった。企業側からは求人活動を練り直し、積極的に取り組んでいくとの発言があった。進学生徒が多い中で、在学中の出身者に対する継続的なアプローチが必要との提案もあった。
 高校の求人受け付けは6月1日から。土曜日のため、実際は3日からとなる。

18年度 1173万円の黒字に アグリほくおう 大豆等で収益拡大目指す 北秋田市

2019-05-31
事業計画などを承認したアグリほくおうの定時総会(JA秋田たかのす本店)
 農地や農作業の受託を行っている北秋田市のアグリほくおう(杉渕忠寿社長)は30日、JA秋田たかのす本店で定時総会を開き、2018年度事業報告と決算を承認したほか、19年度事業計画などを決めた。18年度決算は、転作助成金と販売額の増加などで、計画を大幅に上回る1173万円の黒字を計上。本年度も、大豆・ソバの作付けを拡大する。
 JAあきた北央と北秋田市、上小阿仁村が出資し農地・農作業の受託を行う有限会社として設立。JAの合併により、JA秋田たかのすの子会社となった。比内地鶏の素びな生産、有機堆肥の製造販売なども行っている。
 議事に先立ち代表取締役会長でJA秋田たかのすの斉藤一志組合長は「合併により、子会社も引き継ぐこととなった。堅実な経営を続けており、18年度も黒字となった」などとあいさつした。
 事業報告によると、18年度に経営受託した農地面積は140㌶で、所有する農業機械や作物の作業適期を考慮すると「受託面積は限界に達している」とした。一方で、これまでは水稲を主体とした作付け体系だったが、大豆・ソバの作付けを増やしたことから「効率的な栽培管理ができた」とした。
 「実質的な転作廃止による収益の減少が懸念されたが、転作助成金と販売額の増加により計画を大幅に上回る黒字決算となった」ことを説明。当期純利益は1173万1568円を計上した。前期繰越剰余金と合わせた2466万9762円を次期に繰り越す。
 本年度の事業計画では、基本方針として「水稲の水管理と大豆等の肥培管理を徹底して収益の向上を図っていく」としたほか、堆肥部門では「販売数量増加と散布面積増大」、比内地鶏部門では「素びな供給と肉鶏の出荷率向上」を図るとした。
 事業量は▽農地受託140㌶▽水稲作業受託1300㌶▽大豆作業受託200㌶▽ソバ作業受託200㌶▽堆肥販売3000立方㍍▽比内地鶏素びな供給4万羽▽比内地鶏販売1万3000羽―を設定。利益目標は113万3000円とした。

大館はドームで元気に運動 チャレンジデー 北鹿各地で老若男女が汗流す

2019-05-30
約700人が「ワンだふるはちくんダンス」で体を温めた(ニプロハチ公ドーム)
 住民総参加型スポーツ行事「チャレンジデー2019」が29日、全国各地で一斉に行われた。人口規模のほぼ同じ自治体同士が、午前0時から午後9時までの間に15分以上継続して運動した住民の参加率を競うもの。北鹿5市町村でも住民がイベントに参加したり、思い思いに体を動かしたりして汗を流す光景が広がった。
 本県では5年連続で全25市町村がエントリー。大館市は茨城県行方(なめがた)市、北秋田市は愛知県扶桑(ふそう)町、鹿角市は大分県杵築(きつき)市、小坂町は群馬県南牧村、上小阿仁村は熊本県山江村と対戦した。
 このうち、昨年参加率63・5%で福岡県大牟田市に敗北した大館市は、今年が7回目の挑戦。各種イベントを企画し、参加率70%を目指した。
 ニプロハチ公ドームには長木小、有浦小、長木保育所、地元老人クラブ、婦人会、サークルから約700人が集まった。チャレンジデー大使として、スキーの石垣寿美子選手(秋田ゼロックス・十和田高出)が応援に駆けつけた。
 開始式で実行委員会の宮越雅己副会長は、会長・福原淳嗣市長のメッセージを代読し、「参加する全ての人が主役のイベント。市民一丸となって頑張ろう」と呼び掛けた。
 ガンバロー宣言の後、参加者はラジオ体操や「ワンだふるはちくんダンス」で体を温めた。続いて、アリーナ内に用意された8種目のニュースポーツを思い思いに体験。パラリンピックの正式種目「ボッチャ」のコーナーも設けられ、子どもからお年寄りまで幅広い世代が運動を楽しみ、歓声を上げる姿があった。
 開始式会場に訪れた人の中で最高齢の若狭ケイさん(98)=大館市粕田=は「ラジオ体操を頑張った。運動は健康に良いし、気持ち良い。みんなも楽しそうで良かった」と笑顔を見せた。
 このほか、大町や御成町で「まちあるきスタンプラリー」も行われた。夜はソフトバレーボール交流大会、ナイターベースボールなども開かれ、仕事帰りの市民らが汗を流した。

園芸作物の拡大を 水田フル活用ビジョン 大館市農業再生協 本年度の変更案承認

2019-05-30
2019年度の水田フル活用ビジョンを確認した総会(大館市比内総合支所)
 大館市農業再生協議会(会長・福原淳嗣大館市長)は29日、比内総合支所で通常総会を開き、地域農業振興の設計図「水田フル活用ビジョン」の変更案を承認した。作物ごとの作付予定面積では、主食用米は横ばいと設定したのに対し、エダマメなど園芸作物は拡大を目指す。重点戦略作物のエダマメは、2018年度の作付面積237・2㌶に対し、20年度は246・2㌶を目標に掲げた。
 水田フル活用ビジョンは国の産地交付金による支援の要件となるもの。18年度の実績などを踏まえて内容を一部見直した19年度のビジョンを確認した。
 地域の課題としては、依然として主食用米への依存が高い状態で、担い手不足や農家の高齢化が深刻化し、それに伴う耕作放棄地の増加などを掲げた。
 作物ごとの取り組み方針では、主食用米は高品質・良食味米の安定生産対策を進め、大規模圃場整備を推進し、規模拡大による低コスト生産を目指す。非主食用米は、飼料用米、米粉用米、加工用米などのほか、18年度に追加した輸出用やバイオエタノール用などの「新市場開拓用米」も盛り込んだ。
 これまで同様、エダマメ、アスパラガス、ヤマノイモ、キュウリ、トンブリ、ネギ、小玉スイカ、花き、葉たばこを「重点戦略作物」に設定し、生産拡大を図る。特に販売額1億円以上を目指せるエダマメ、アスパラガス、ヤマノイモの3品は「最重点戦略作物」とし、産地づくり・団地化に取り組む。耕作放棄地の解消と所得増のため、カボチャ、キャベツの作付けも推進する。
 エダマメは19年度の作付け予定面積241・4㌶から、20年度には246・2㌶とする目標値を掲げた。アスパラガスは18年度26・5㌶から20年度は27・5㌶、ネギは5・7㌶から7㌶、葉たばこは13・3㌶から16・8㌶など、各園芸作物で作付け拡大を目指す。
 オブザーバーとして出席した東北農政局秋田県拠点の担当者は、「主食用米の消費が減る中、全国的に昨年並みの作付けがされ、反収が平年並みになると、余ることも危惧される。末端まで需要に結びついた生産を確認してほしい」と呼び掛けた。

4月のニュース

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投票率の行方は 大館市 前回市長選 72・29%で過去最低

2019-04-19
 21日に投開票される大館市長選挙は、運動期間の終盤を迎えた。現職、新人一騎打ちの選挙戦は激しさを増しており、29人が26の議席を目指す市議選と合わせ、有権者の関心が高まっている。ここで気になるのは投票率の行方。今回と同様に現職に新人が挑む一騎打ちを展開した前回2015年の市長選の投票率は、72・29%で過去最低を記録しており、有権者の投票行動が注目される。
 大館市長選は、1951(昭和26)年の市制施行時から、2015年の前回まで17回行われ、今回が18回目。1963年と95年、99年、2007年の4回は無投票となっていた。
 過去、最も投票率が高かったのは旧大館町と釈迦内村が合併し、初代市長を決めることになった1951年の95・67%。この時は、旧町・村の首長に新人が挑む三つどもえの戦いが繰り広げられた。
 その後、ゆるやかな低下を続けながらも83年までは90%台を維持。しかし、87年は89・49%、平成最初の91年は88・44%に下落した。2回の無投票を経て、2003年は77・29%となった。
 旧比内、田代両町との合併後、初の選挙となった2007年は市長選が無投票となり、市議選が単独で行われた。前々回の11年は、現職に2新人が挑む三つどもえ戦となったが、東日本大震災の直後だったこともあり、74・17%に下落。現職と新人の一騎打ちとなった前回の15年は72・29%で、過去最低を更新し続けている。 前回同様、現・新一騎打ちの今回、期日前投票は前回を下回るペースで推移。1日目の15日は980人(前回1136人)、2日目の16日は2005人(同2000人)、3日目の17日は2760(同2749人)で、合計は5745人(同5885人)。3日目で140人下回っている。
 市選管が13日にまとめた有権者数6万3211人に対する投票率は9・08%で、前回同期と比較し0・02㌽下回っている。
 最近の選挙では、期日前投票は増加しても投票率が伸びない傾向が続いている。今回は期日前投票も伸び悩むのか、有権者の投票行動に注目が集まっている。
 期日前投票は20日まで▽市役所本庁▽比内総合支所▽田代総合支所▽いとく大館ショッピングセンター(2階)―の各投票所で行われている。

小坂鉄道レールパーク あけぼの〝ピカピカ〟 宿泊は 27日から あすから車内公開

2019-04-19
冬期間の保管を終えて姿を現した「あけぼの」(小坂鉄道レールパーク)
 春はあけぼの―。小坂町の体験型観光施設「小坂鉄道レールパーク」で、冬の間機関車庫に保管されていた旧寝台特急「あけぼの」が姿を現した。小坂鉄道保存会(千葉裕之会長)がひと冬かけて整備や塗装に取り組み、〝化粧直し〟した姿で登場。20日からB寝台開放車両の車内公開が再開し、宿泊は27日から始まる。
 あけぼのは、町が2015年度にJR東日本から、グレードの高い個室をそろえたA寝台、上下段個室のB寝台ソロ、B寝台開放、電源車の4両を譲り受けた。簡易宿泊施設「ブルートレインあけぼの」として活用し、A、B寝台の2両は宿泊車両、B寝台開放は休憩車両と一般客への公開車両として活躍している。
 宿泊営業を終えた冬期間は、同施設から約2・5㌔離れた旧小坂鉄道の1号トンネルを車庫代わりに活用し、車両を保管してきたが、18年度はトンネルまでの軌道の状態が悪く断念。同施設内の機関車庫に保管した。
 保管場所が従来のトンネルから車庫内へと変わったのを機に冬の間、同保存会はオープン以来手が付けられていなかった車両床下の塗装や整備、室内照明器具の清掃などに取り組み、本年度の活躍に備えていた。
 本年度は、冬期間の休園明けの翌日2日に車庫から出して連結。現在は小坂駅舎の脇に設置し、外観が自由に見学できるようになっている。20日からB寝台開放の車内公開が始まり、本年度の宿泊営業は27日から11月3日までの金・土曜日、祝日の前日。18年度の宿泊客は前年比190人増の2070人だった。
 同施設は「昔ながらの寝台車両の雰囲気を楽しんでもらいたい」と話している。
 また、同施設の乗り物の運行も27日に再開される。
 宿泊予約などの問い合わせは、同施設(☎0186・25・8890)。

外国人材の活用支援 県 サポートデスク開設 行政書士会に業務委託

2019-04-19
外国人雇用サポートデスクの看板を設置した開所式(県行政書士会)
 新たな外国人労働者の受け入れ制度が始まり、県内でも受け入れに向けた動きが本格化していることなどを受けて県は、企業からの受け入れに関する相談に対応する「外国人雇用サポートデスク」を秋田県行政書士会に業務委託して開設した。ファクスなどで申し込みを受け付け、内容や企業の所在地などを踏まえて行政書士を選定し、対応する。相談は無料。
 改正出入国管理法の施行に伴い、新たに設けられた在留資格「特定技能」を有する外国人労働者の受け入れは、人手不足が深刻な介護や建設など14業種を対象とする。これらの業種を中心に人手不足が続いている県内企業にとって、外国人材の活用は避けて通れない課題となっている。
 サポートデスクでは、入管法の説明や採用にあたっての留意点など外国人雇用に関する一般的な相談のほか、具体的な入管手続きなどについて行政書士法が定める範囲で対応。申込企業の所在地や相談概要を考慮して対応する行政書士を選定し、日時や場所を調整した上で相談に応じる。
 18日には県教育会館内の県行政書士会で開所式が開かれた。県産業労働部の妹尾明部長は「県内でも人手不足は顕在化しており、外国人材の活用に対する関心は高まっている。デスク設置は受け入れ態勢づくりの一環。外国人雇用に関するさまざまな問題に対応していきたい」とあいさつ。県行政書士会の相場忠義会長は「相談を通じて企業の外国人雇用を支援するとともに、県の施策推進に協力したい」などと述べた。
 希望者は申込書に▽事業所名▽業種▽所在地▽相談者の氏名▽連絡先電話番号▽相談内容(なるべく詳しく)を記載し、県行政書士会にファクス(FAX018・865・3771)で送付する。電話(☎018・864・3098、平日午前9時~午後5時)での申し込みも受け付けるが、できるだけファクスで行うよう呼び掛けている。申込書は県ホームページでダウンロードできる。

いつでも会える秋田犬 大館市 秋田犬の里 プレオープン 初日からにぎわう

2019-04-18
開館と同時に多くの市民らでにぎわった
 JR大館駅前の大館市観光交流施設「秋田犬の里」が17日、プレオープンした。初めて一般に公開され、「いつでも会える」秋田犬の展示やミュージアムを楽しんだり、初日から多くの市民や観光客などでにぎわいを見せた。グランドオープンは5月8日。
 同施設は、大館の地域資源を生かした地域活性化、交流人口の拡大などを目的に、同駅の南側約100㍍に広がる旧小坂鉄道跡地の市有地に建設された。建物は1920年代の渋谷駅がモデル。事業費は10億5200万円。9日に完成式を行った。
 この日は、午前9時のプレオープンと同時に待ちわびた市民らが来館。お土産コーナーで秋田犬グッズを購入したり、ソフトクリームを食べながら館内を見学したりと、思い思いに時間を過ごした。秋田犬ミュージアムでは、オリジナルスタンプカードを作成したり、パネルを写真に収めたり。秋田犬展示室では、秋田犬保存会会員が飼育する「美鈴」が愛嬌(あいきょう)を振りまき、来館者は「いつでも会える秋田犬」との交流を楽しんだ。このほか、展望デッキで街並みを眺めたり、屋外の出店スペースでのんびりする姿も見られた。
 同市中道の大坂谷博嗣さん(78)は「最高の建物。これからたくさんの観光客が来ると思う。いろいろなイベントを開催してほしい。大館は寂しいので、秋田犬の里が活性化につながってほしい」と話していた。
 初日は1126人が来館(午後5時現在)。プレオープン期間中は、イベントスペースで「ワンだふる子ども絵画展」&「秋田犬デッサン展」が開かれているほか、大型連休中はオナリ座での無料上映会、秋田犬の里限定パッケージの「花善」鶏めし弁当プレゼントなどさまざまなイベントが企画されている。

常打芝居あす開幕 小坂町 康楽館 「下町かぶき組」が11月まで

2019-04-18
康楽館の大のぼりが設置され、開幕を待つ明治百年通り
 小坂町の木造芝居小屋・康楽館(国重要文化財)の本年度の「常打芝居」は19日、開幕する。大衆演劇「下町かぶき組」に所属する劇団や花形役者が定期的に入れ替わって舞台に立ち、人情芝居や舞踊ショーを繰り広げる。千秋楽は11月26日。
 康楽館が修復オープンした1986年から始まり、呼び物として定着した。2005年までは伊東元春一座が務め、翌年から人気俳優の松井誠さんの弟子らによるかぶき組が出演している。
 かぶき組は、所属劇団がそれぞれの持ち味と芸風を生かし、期間を決めて交代で舞台に立つのが特徴。松井さん監修のユーモアあふれる人情時代劇や豪華舞踊ショーが来場客の人気を集め、県内外のリピーターも増えている。
 開幕を飾るのは、星誠流座長率いる劇団「誠流」。涙と笑いの人情喜劇や舞踊ショーを上演する。期間は5月6日まで。5日までは午前と午後の1日2公演(上演時間120分)、最終日の6日は特別バージョンとして140分の1公演を行う。
 このほかの出演日程は▽新月海斗情熱公演(5月8日~6月26日)▽高橋茂紀奮闘公演(6月29日~7月29日)▽劇団「夢の旅」(8月1日~9月1日)▽劇団「岬一家」(9月4日~29日)▽劇団「三峰組」(10月2日~30日)▽夢之丞全力公演(11月2日~26日)―。 7月20日と8月17日の両日午後6時からは、夕涼み公演が行われる。
 観覧料(施設見学付き)は高校生以上2100円、小中学生1050円。毎月1回、町民の観劇料が無料となる「芝居を楽しむ日」を設けている。
 問い合わせは、康楽館(☎0186・29・3732)。
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