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大館市と山梨・中央市 「浅利氏」縁で防災協定 災害時の相互応援 今夏に締結式

2019-06-26
 大館市は今夏、山梨県中央市と防災協定を締結する。鎌倉時代から戦国時代にかけ大館地方を治めた浅利氏の始祖が甲斐国(山梨県)出身という縁で、2年前から交流。大規模災害が起きた場合の被災者受け入れ、生活必需品の提供など相互応援協力案を協議しており、7月末から8月上旬の間に中央市で締結式を行う方向で調整している。
 大館市出身で市政策アドバイザーの藤盛紀明さん(千葉県船橋市)から浅利氏を通じた縁について助言を受け、2017年から同氏をテーマとしたシンポジウムを両市で交互に開催。交流を続ける中で大館市が防災協定を申し入れたところ、快諾を得た。
 大地震などの災害が発生し、被災地単独で十分な応急対策を講じることが困難な場合、相互に応援協力する内容となる見込み。被災者の受け入れをはじめ食料や水、生活必需品の提供、復旧活動に必要な職員の派遣などを盛り込む。
 中央市は06年2月に3町村が合併して誕生した。「日本列島のほぼ中央に位置する」との意味が込められている。人口3万855人、1万3164世帯(6月1日時点)。面積31・69平方㌔の約4割を農地が占める。トウモロコシやコメ、トマトなどの産地として知られ、最先端企業が集積する工業団地もあり、農業と工業の調和ある発展を目指している。16年全国住みよさランキングで31位、県内1位となった。
 合併前の豊富村周辺は、甲斐源氏の一族・浅利義成の所領だったとされる。義成は1189(文治5)年の奥羽合戦の後、源頼朝から比内地方の地頭職を与えられ、甲斐国から送り込まれたと考えられている。
 大館市の遠隔地自治体との防災協定は東京都渋谷区(01年)、兵庫県丹波篠山市(11年)、茨城県常陸大宮市(14年)に続いて4件目となる。福原淳嗣市長が中央市を訪れ、締結式に臨む予定。

合併初年度は1億2千万円の黒字 JA秋田たかのす 総代会で決算承認

2019-06-26
合併初年度の決算を承認した総代会(北秋田市文化会館)
 JA秋田たかのす(斉藤一志組合長)の第1回通常総代会が25日、北秋田市文化会館で開かれた。年度途中に合併した2018年度の事業報告を原案通り承認した。組合員数や事業規模が増大し、1億2419万円の黒字となった。
 18年度決算によると、事業収益29億818万円から、事業費用20億5427万円を差し引いた事業総利益は8億5390万円。さらに人件費などを差し引き、事業利益は4008万円となった。事業外収益などを含めた経常利益は6896万円。税金などを引いた当期剰余金は1億2419万4000円だった。
 2月にJA鷹巣町とあきた北央が合併し新JAとして誕生したため、前年度決算と単純比較できないものの経常利益は約1100万円増加。年間計画を達成した。
 一方、自己資本比率は12・20%と前年度に比べ1・89ポイント低下した。不良債権比率は3・14%で0・91ポイントの増加。経営悪化したあきた北央と合併したことによる影響という。
 販売事業の取り扱い実績は主力のコメが13億9696万円。天候不良などの影響で集荷実績が4501㌧にとどまり、予約数量に対して集荷率82・6%となった。
 青果物は台風などの影響で収量が減ったものの、販売単価が高くなり販売額は1億8700万円と前年度に比べ1・2倍となった。
 比内地鶏の加工事業は計画通り実績が上がらず、合併直後から経営移管を検討。移管先として「JA全農北日本くみあい飼料」(本社仙台市)を挙げ、3月にプロジェクトチームを設置して具体的な検討を進めていることを事業報告の中で明らかにした。
 書面を含め423人が出席。斉藤組合長はあいさつの中で「比内地鶏のブランドを維持するためにも今後は生産振興へ力を入れていく」と述べた。
 県内のJAを1つに統合する方針について組合員から「どう考えているか」と質問が出た。斉藤組合長は「理事会で話していない。(統合に)向かうも向かわないも、進む先のJAの姿が先」と慎重な姿勢を示した。
 3月末時点の正組合員数は5760人。准組合員を合わせると8772人で、前年度末(4274人)から4727人増加した。

20年度目標 キャッシュレス決済導入 鹿角市第9次行革大綱 本年度実行計画に14件

2019-06-26
 鹿角市は、第9次行政改革大綱の本年度実行計画を策定した。公金収納のキャッシュレス決済導入に向けた準備や、将来的な保育園の配置案の検討など14件の具体的な取り組みを盛り込んでいる。
 第9次行革大綱は2016年度から20年度まで5年間の行政改革の取り組みを掲げたもの。▽共動の推進▽行政サービスの質の向上▽財政運営の効率化―の三つを基本的な視点として、年度ごとに実行計画を策定し、改革に取り組んでいる。
 本年度の取り組み14件のうち新規は6件、昨年度からの継続は8件。
 新規の取り組みでは、各種情報システムの共同利用、議会のICT化(ペーパーレス議会)の推進、スマート自治体の推進、公金収納のキャッシュレス決済導入―の4件は目標実施年次が来年度で、議会映像の配信方法の拡充、防災に関する情報発信方法の多重化―の2件は本年度の実施を目指している。
 このうち来年度の導入を目指す公金収納のキャッシュレス決済は、使用料等の納付方法の拡充を図るもの。本年度は税金等のキャッシュレス決済の先進例を調査し、導入に向けた課題を整理する。
 ペーパーレス議会の推進では本年度、タブレット端末の導入に関する効果と課題を整理。スマート自治体の推進に向けては本年度、行政内部の手続きや外部とのやりとり(申請・証明手続き等)について、手続きの簡素化や電子化を検討する。
 このほか、支所窓口機能の最適化を図り支所の統廃合について検討する―の取り組みは来年度を目標年次としており、本年度はこれまでの窓口機能拡充の取り組み効果を検証し、課題を整理する。

「若手」「女性」議員増やすには 鹿角市議会改革検討委 なり手不足、議会が検討

2019-06-25
宮野議長が2項目を諮問した鹿角市議会改革検討委(市役所)
 鹿角市議会改革検討委員会(倉岡誠委員長)は24日開き、宮野和秀議長が若手議員と女性議員を増やす方策、市執行部への政策提言の促進―の2項目について諮問した。地方議会議員のなり手不足問題が深刻化している中、今後の検討の行方が注目される。
 同市議会の年代別の議員数は▽40代=1人▽50代=2人▽60代=12人▽70代=2人―。65歳以上は17人中11人で高齢化が進展。女性議員は2005年から吉村アイ氏1人の状態が続いている。
 宮野議長は「若い人たちがどういうことを考えているのか、なかなか意見を拾うことができない」などと諮問理由や背景を述べ、「若手と女性の議員が少しでも増えてもらえればと考えている。市全体の活性化の意味もある。どうすれば、なり手として手を挙げてくれるのか、報酬や定数の問題も含めて検討してほしい」と諮問。また「年配の人が悪いわけではなく、どんどん頑張ってほしい」とも述べた。
 吉村委員は「女性の場合、いろんな人に声を掛けたが、断られることが多く、後に続く議員がいなくて悩んでいたので、大変ありがたい」、田村富男委員は「これまで鹿角の市議選で無競争はなかったが、若手や女性に(立候補の)話をすれば、なかなか『うん』と言ってくれない状況にある。次期改選まで結論を出すべき」とそれぞれ意見を述べた。
 一方、市執行部への政策提言について宮野議長は「(次期総合計画の)7次総に向け、文章にまとめて当局に提言してもらいたい。今後の鹿角のことに関わることで、議員としての勉強や資質向上にもつながる」と諮問理由を述べた。
 諮問2項目については次回の検討委で取り扱いの方向性などを話し合う。

大館市のクマ対策 地図追加し、分かりやすく ツイッターの出没情報

2019-06-25
クマ目撃場所に地図を掲載した大館市のツイッター
 大館市は、ツイッターによるクマの出没情報に、位置情報を追加して発信を始めた。これまでは日時と地名の表記だけだったが、地図上でも確認できるようにし、より分かりやすい注意喚起を目指す。クマ出没対策として本年度は、小柄沢墓園など2カ所で緩衝帯を整備する。農家に対する電気柵の設置費補助事業は、利用要件を緩和した。市は「関係機関と連携しながら効果的な取り組みを行いたい」と話す。
 市民からクマの目撃情報が寄せられると、市と猟友会、JA、警察などで組織する「市鳥獣被害対策協議会」を通じて、市ツイッターに日時や地名を載せ、注意喚起を図ってきた。今月19日からは目撃場所に印を付けた地図を併せて発信。目撃地点がピンポイントで記され、住宅地に近いなどの情報が一目で分かる。
 過去の目撃場所の情報を蓄積して地図に記し、市ホームページで公開する方法も検討中で、農林課は「他市町村の事例を参考に、必要な情報をより迅速に分かりやすく市民に伝えていきたい」と話す。
 クマの出没対策として、18年度は県の事業を活用して、長根山運動公園周辺に緩衝帯を整備した。市道沿い約1㌔の林を30㍍幅で刈り払い、見通しをよくすることで、市街地への出没を防ごうという取り組み。17年度は運動公園周辺での目撃が相次いだが、18年度は鳳凰山登山道の1件のみで、農林課は一定の成果があったとみている。
 本年度は小柄沢墓園3・03㌶、十瀬野公園墓地2・85㌶に緩衝帯を整備する。墓地を取り囲む形で、山ぎわ約30㍍幅で雑雑木を刈り払う。作業は今月末で終える予定で、事業費は約170万円。
 このほか、18年度に開始した電気柵の購入・設置費の補助事業は、要件を緩和した。果樹や養鶏、野菜などの農家に対し、10万円を上限に設置費用の半額を補助する事業。農家が1度補助を受けると、5年間は申請できない縛りがあったが、本年度からは農地が別の場所であれば同じ農家からも申請を受け付ける。農林課は「農地が複数箇所にわたる農家が多い。未設置の農地に電気柵の設置を促し、被害を防ぎたい」と話した。
 農林課によると、本年度の市内のクマ目撃件数は23日現在で32件。前年同期と比べ15件少ない。18年度の目撃件数は152件だった。

5月のニュース

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鹿角花輪駅前観光案内所 オープンは6月21日 案内、休憩 バス乗車券 売店や授乳室も

2019-05-28
建物が完成した新観光案内所(JR鹿角花輪駅前)
 鹿角市がJR鹿角花輪駅前広場整備事業の一環として建設した新たな観光案内所が6月21日にオープンすることが決まった。特産品の紹介を兼ねた売店も設置する。27日の会見で児玉一市長が明らかにし、「市民をはじめたくさんの方から気軽に利用していただきたい」と述べた。
 駅前広場の整備は、まちの玄関口としての魅力向上や交通結節点としての利便性、待合環境の向上、花輪ばやしやイベントによるにぎわい創出などが目的。広場の面積は現在の約2400平方㍍から約3400平方㍍に拡大する。総事業費は約7億7000万円の見込み。
 新たな観光案内所の場所は広場南側。駅前にある現在の観光案内所の機能を新案内所へ移してオープンする。木造平屋建て、延べ床面積180平方㍍。建物は昨年10月に着工、今月17日に完成した。
 かづの観光物産公社が派遣する、まちの案内人が常駐し、観光案内や観光情報の提供、レンタサイクルの貸し出しを行う。新たに設置する売店は、物産公社に業務を委託して営業する。案内所にはバス乗車券の販売所や休憩所、授乳室、多目的トイレも併設した。
 開館時間は、案内所が午前9時~午後5時、乗車券販売所が午前8時半~午後6時、休憩所が午前5時~午後11時。
 案内所付近にはバスバース(乗降場)を配置。タクシープール(12台)や一般駐車場(13台)をロータリー内側に配置し、駅舎前にタクシーや一般車両の乗降場所を確保する。広場拡大後の花輪ばやし桟敷席は増設する方向で検討する。広場全体の整備は来年夏の花輪ばやし前までの完成を目指している。

医療機関の開業支援 補助制度を復活・拡充 6月補正で予算計上へ 鹿角市

2019-05-28
医療機関の開設支援制度について説明する児玉市長(市役所)
 鹿角市は本年度、市内での医療機関の開業を支援する補助制度を、4年ぶりに復活させ、内容も拡充させるため、準備を進めている。27日の会見で児玉一市長が報告した。
 仙台市に住む50歳代の女性医師が、鹿角市十和田地区で皮膚科診療所の開設を検討しているとの相談を受けたことが、補助制度復活を準備するきっかけとなった。この女性は、鹿角市出身の母親と共に仙台市で皮膚科診療所を開業しているという。
 医師不足を背景に、市は2015年度まで医療機関の開業支援補助制度を設けていたが、利用がなかった。診療所の建設や医療機器の購入などに対して補助率2分の1、上限1000万円という内容だった。
 今回の復活にあたって補助率は3分の2、上限は2000万円に拡大。さらに市内在住の看護師等の雇用に対して年間20万円を5人分まで最大3年間支援する。歯科は対象外。
 関連予算は6月補正予算に計上する予定。議決後にも着工し、早ければ年度内の開業も見込まれるという。
 現在、市内の皮膚科診療はかづの厚生病院で週2日、大湯リハビリ温泉病院で週3日、非常勤医が行っている。
 児玉市長は「医療機関の新規開業は願ってもないこと。実現するよう万全を期すとともに、これ以降の案件も呼び込めるよう制度の周知を図っていく」と述べ、産婦人科などの医師確保に継続して取り組む考えを示した。

中学道徳に「共通体験」 プロジェクトアドベンチャー 自然の家で合川中(協力校)体験

2019-05-27
PAを体験する合川中生徒(大館少年自然の家)
 本年度から教科化となった中学校道徳の教材に、大館少年自然の家(武田俊一校長)が提供する体験プログラム「プロジェクトアドベンチャー(PA)」を生かす研究が進められている。級友らとの共通体験を活用し、授業を深めることが狙い。本年度は北秋田市合川中(嘉藤貴子校長)を協力校として依頼した。23日は1年生32人が同施設でゲームなどを体験し、意見を交わすことの大切さを学んだ。
 PAは米国初の体験型教育プログラムで、ゲームや野外活動を通じた協調性や信頼関係の構築を理念とする。多様な道徳的要素を含んでいるとして、県が文科省から「PAを活用した道徳教育推進に関する調査研究事業」を受託。2017年度から県内自然の家3施設で研究を進めており、3年目。教科化となった本年度は3施設が中学校各1校に協力を依頼した。
 この日が事業の皮切りとなり、同校1年生が約5時間、自然の家職員の指導でPAを体験した。触れ合いや意見交換を通じた課題解決に挑戦。目標をクリアすると、歓声や拍手が起こった。振り返りでは「気持ちを伝えることが大事」「みんなで話し合い、少しの工夫で結果が変わる」などとする声が出された。
 学級担任の柏木太郎教諭は「生徒は元気な男子としっかりした女子。非日常の体験の中で、助言や率先など普段見られない生徒の顔も見られた」と話した。1年生は2学期にもPA体験を計画し、教材と関連づけ、実体験を踏まえた深まりのある授業づくりを目指すという。
 県生涯学習課の青池研悟指導主事は「道徳の授業は資料に沿う形が中心。実体験にからまない、うわべだけの思いの意見交換に終始しがち」と指摘する。事業については「成功に限らず、失敗も仲間と共通体験をすることが大事。道徳に限らず学級経営や関係性の構築にも役立つ機会になれば」と期待する。夏には教員向けのPA体験会も計画しているという。

220人参加し水防訓練 鹿角市 有事の連携など確認

2019-05-27
浸水に備え、土のうを積み上げる団員たち(鹿角市花輪の米代川河川敷)
 梅雨を前に、鹿角市と小坂町主催の水防訓練が26日早朝、鹿角市花輪観音堂の米代川河川敷であり、市町の消防団や消防団協力事業所、市内九つの自主防災会から約220人が参加。堤防の決壊や洗掘、漏水などに対応する各種水防工法に連携して臨み、大雨による水害に備えた。
 開会式で児玉一市長は「豪雨による災害は、いつどこで発生してもおかしくない状況。有事の際は迅速かつ、的確に行動できるよう防災技術の向上を目指してほしい」、細越満町長は「水防工法の技術向上を図り、関係機関との連携や協力体制を再確認し、災害への対応力の向上を図ってほしい」と、それぞれあいさつした。
 訓練は、大雨により米代川の花輪水位観測所の水位が2・2㍍に達し、氾濫注意水位を超え、増水する危険性があるとの想定。消防団や消防団協力事業所による8班が要請により出動した。
 このうち、舗装された堤防など、くいが打ち込めない場所に適した水の浸透を防ぐ「改良型積み土のう工」では、各団員が堤防に沿って迅速に土のうを積み並べた。決壊などを防止する「シート張り工」では、シートの上端にパイプを縫い付け、重りの土のうを縛り付けるなどしていた。
 また、消防団協力事業所は重機を使って大量の土のうを運搬したり、堤防の洗掘に備えて大型土のうを積み上げたりし、それぞれが緊急時の災害への対応を確認していた。

建設中のし尿処理施設 運転管理を長期委託へ 北秋田市

2019-05-27
 北秋田市は、2020年3月完成予定の「し尿処理施設」(同市鷹巣)を民間事業者に長期包括的運転管理業務委託する方針をまとめ、公表した。委託期間は30年3月末まで10年間。今年7月中旬に民間事業者の募集を開始し、総合評価一般競争入札で選定する予定。
 現施設の老朽化に伴い、新施設を鷹巣浄化センター隣接地に建設している。鉄筋コンクリート造り(地下1階、地上2階)で延べ床面積は約1420平方㍍。建設工事は西原環境東北支店(仙台市)が受注。総事業費は約14億円。
 1日当たりの処理能力はし尿と浄化槽汚泥を合わせ46立方㍍の計画。現施設を運営する一部事務組合の「市周辺衛生施設組合」(管理者・津谷永光市長)から能代市と藤里町が脱会する見込みとなっていて、現行の1日平均処理量(77・7立方㍍)に比べ、処理能力を小さくした。
 完成後の20年4月1日に稼働を開始する予定。施設で生じた「し渣」(残りかす)を、市のごみ処理施設で焼却処理するなど効率的な施設運用を目指す。
 運転管理については長期的な視野に立ち、整備費の適正化やコスト低減、性能維持を目的に施設の運転や日常点検、補修などを民間事業者に委託する。
 9月中旬の入札を経て10月下旬に総合評価を実施する見通し。12月上旬に事業契約を締結し稼働の準備を進める。

4月のニュース

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アスピーテライン開通式 八幡平に春の訪れ 積雪で蒸ノ湯―緑ケ丘は通行止め

2019-04-16
開通式でテープカットを行う関係者(八幡平ビジターセンター)
 鹿角市と岩手県八幡平市を結ぶ観光道路「八幡平アスピーテライン」(県道大更八幡平線)の開通式が15日、鹿角市の八幡平ビジターセンターで行われ、関係者が国立公園八幡平の春の観光シーズン到来をアピールした。この日は山頂部を中心に積雪が確認されたため、蒸ノ湯―緑ケ丘(岩手)ゲート間は引き続き通行止めとなった。
 アスピーテラインの山頂部は例年、11月上旬から冬季閉鎖され、春の除雪作業を経て4月中旬に全線開通となる。
 この日は山頂部の冬季通行止めが解除され、全線開通する予定だったが、朝方から積雪が確認されたため開通を延期した。開通式当日に終日通行止めとなるのは一昨年以来、2年ぶり。
 開通式は蒸ノ湯ゲート前から八幡平ビジターセンター内に変更して行い、関係者約50人が参加した。
 県鹿角地域振興局の土田元局長は「残念ながら開通は見送りとなったが、今年も連綿と続く見上げるような雪の壁がお客さまの訪れを心待ちにしている」とし、全長27㌔の「雪の回廊」と桜の名所を巡るスタンプラリー「桜と雪の回廊観光キャンペーン」(15日~5月31日)や、雪解けの時期に鏡沼に出現する「八幡平ドラゴンアイ」をPR。「思い思いに四季の魅力をご堪能いただきたい」と述べた。
 県や鹿角市の関係者らによるテープカットの後、八幡平頂上と十和田湖を結ぶ鹿角市の予約型観光路線バス「八郎太郎号」を運行する十和田タクシー運転手に花束を贈った。
 引き続き観光キャンペーンを実施。北限の桃のつぼみ付き枝や観光パンフレットなどを観光客らに配り、十和田八幡平の魅力を発信した。
 振興局によると16日以降は天候等に応じて開通するかどうかを判断する。開通後も5月下旬までは、蒸ノ湯―緑ケ丘間で午後5時から翌午前8時半まで夜間通行止めとなる。

上小阿仁村 村長選は三つどもえに きょう告示 村議選は3人超か

2019-04-16
 任期満了に伴う上小阿仁村長選挙と村議会議員選挙は16日、告示される。21日の投開票に向けて5日間の運動期間に突入。15日は各陣営とも、選挙戦に向けた準備を進めた。
 同村の村長選挙では、1983年に新人同士の一騎打ちを制して当選した故北林孝市氏が、その後は5回続けて無投票で当選。6期24年を務めた。同氏が引退した2007年以降は3回の選挙が行われているが、いずれも村長が「交代」している。
 今回の選挙に向けては、現職で再選を目指す小林悦次氏(64)=五反沢、前職で返り咲きを狙う会社役員の中田吉穂氏(68)=沖田面、新人で自営業の鵜野浩一郎氏(42)=沖田面=の3人が立候補を表明。「人口減少」や「少子高齢化」「雇用の拡大」といった村の課題に加え、現村政の「継続か、交代か」も争点に前哨戦を繰り広げてきた。
 告示日の16日は小林陣営が福館字山根の事務所前、中田陣営は沖田面字野中の事務所前で、いずれも午前9時から第一声を上げる予定。鵜野陣営は届け出後、沖田面集落などを回るとしている。
 一方、村議選(定数8)に立候補を予定しているのは、現職が伊藤秀明氏(64)=仏社、伊藤敏夫氏(72)=小沢田、北林義髙氏(67)=五反沢、佐藤真二氏(61)=大林、齊藤鉄子氏(69)=仏社、大城戸ツヤ子氏(70)=小沢田、武石辰久氏(69)=仏社、小林信氏(58)=小沢田=の8人。元職は萩野芳紀氏(70)=堂川、新人は河村良満氏(63)=沖田面、山田孝誠氏(61)=沖田面。合計11人で、定数を3人上回る激戦となる見通しだ。
 立候補の届け出は午前8時半から午後5時まで、開発センターで受け付け。投票は21日午前7時から午後7時(八木沢投票所は午後6時)まで村内8カ所の投票所で行われ、午後8時から村健康増進トレーニングセンターで即日開票される。大勢の判明は午後9時ごろが見込まれている。

大館市長選 現職・新人一騎打ち 市政継続か転換か 市議選 3人超の激戦

2019-04-15
 任期満了に伴う大館市長・市議選が14日、告示された。市長選は新人と現職の2人から立候補の届け出があり、一騎打ちの構図が確定。市議選は定数26を3人上回る29人が立候補し、7日間の選挙戦に突入した。投開票は21日に行われる。
 市長選に立候補したのは、届け出順に新人で元女性誌編集長の麓幸子氏(57)=比内町扇田=と、現職で再選を目指す福原淳嗣氏(51)=柄沢字狐台。いずれも無所属で、前回選と同様に新人が現職に挑む形となった。同選挙に女性が立候補したのは1951年の市制施行以来初めて。
 麓候補は御成町3丁目地内で出陣式に臨み、第一声を上げた。支持者約100人(主催者発表)を前に「皆さんの声に耳を傾け、課題や困りごとを解決する」とした上で、「住民参加の仕組みをつくり、大館に暮らす全ての人が一生現役で活躍できるまちを目指したい。市民の生活を守り、産業を振興させて豊かで温かい街をつくる」と訴えた。この日は比内地域を重点に選挙カーを走らせた。
 福原候補は向町の事務所前で出陣式を行い、支持者約200人(主催者発表)を前に「4年間紡いできた政(まつりごと)の形は間違っていない。大館がふるさと秋田をまとめ、新しい未来をつくり出す。未来に対する夢と希望、期待感が私たちの原動力。感謝の気持ちを持って、これからも皆さんと市政に取り組みたい。最後まで支持の輪を広げてほしい」と第一声を上げた。この後、市中心部などを遊説した。
 市議選の定数は現行28から2削減する。現職23人、元職3人、新人3人が立候補を届け出た。党派別では公明2人、社民2人、共産1人、無所属24人。各候補は市内各地を回り、人口減少が続く地域の活性化や産業振興などを訴えた。
 市選挙管理委員会が13日時点でまとめた有権者数は6万3211人。期日前投票は15日から20日まで▽市役所本庁▽比内総合支所▽田代総合支所▽いとく大館ショッピングセンター(SC、2階)―の各投票所で行われる。投票時間は本庁と両支所が午前8時30分から午後8時、いとくSCは午前10時から午後7時。

春の一斉クリーンアップ 長木川に550人

2019-04-15
ごみを広い集める参加者(長木川沿い、白鳥広場付近)
 大館市内で14日、春の一斉クリーンアップが行われた。早朝から多くの市民が米代川や長木川の河川敷などに参集。雪解け後に現れたごみを協力して拾い集めた。
 長木川では大館青年会議所(貝森大樹理事長)主催の第47回「大館クリーンアップ大作戦」。ロータリークラブや大館署など約30の地元企業や団体、市教育研究所の子どもハローワークに申し込んだ小中学生を含み、約550人が参加した。
 午前6時ごろから約1時間、長木川に架かる下町橋から清水の河川公園付近まで約3㌔の両岸で活動。デレッキやビニール袋を手に環境美化に努めた。母親と参加した大黒谷孔明さん(釈迦内小4年)は「環境を汚されているのを見ると嫌な気持ちになる」として懸命に広い集めていた。
 主催者によると、空き缶やたばこの吸い殻といったポイ捨てとみられるごみのほか、タイヤやホイールなど大型の不法投棄もあったという。総務広報委員長の大森亮さんは「大館の魅力の一つである自然を守り続けるため、美化意識の高揚を図っていきたい」とした。

 

地域医療に長年貢献 鹿角市の大里さんに「赤ひげ大賞」 祝賀会開催

2019-04-15
謝辞を述べる大里さん(鹿角パークホテル)
 地域医療に長年貢献した医師を顕彰する「日本医師会 赤ひげ大賞」を受けた鹿角市の大里祐一さん(83)=大里医院理事長=の受賞祝賀会が13日、花輪の鹿角パークホテルで開かれた。約110人が参加し、大里医師の功績をたたえた。
 3代、120年にわたって地域住民の医療、保健、福祉の向上に尽力。「地域医療」という言葉が一般的でない時代から、地域住民に寄りそう姿勢を貫き、訪問診療や「日曜診療」を継続している。今回の受賞は大里さんを含め全国で5人。
 祝賀会では発起人を代表して田村清司さんがあいさつし、「白衣にゲタを鳴らしながら、ある時は長靴で、往診する姿は地域の風物詩で、住民にとっては安心のシンボル」と紹介、「表に出さないが、思いやりと心配りのある方だ」などとたたえた。
 県医師会の小玉弘之会長、鹿角市の児玉一市長があいさつした後、花束が贈呈された。謝辞に立った大里さんは「受賞を誰よりも、集まった皆さんと祝いたい。小さい時からおやじの背中を見て育ったので、開業医が往診するのは当たり前という感覚だった。特別なことはしていない」などと話した。

 
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