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2020年06月

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大館能代空港 利用者回復へ全力 団体旅行促進など強化

2020-06-05
 大館能代空港利用促進協議会の総会は3日、書面決議を行い、本年度事業計画、収支予算案などを承認した。事業計画では、新型コロナウイルスの影響で大幅に利用者が減少する中、年間の目標数を定めず、団体旅行利用促進、冬期の個人旅行誘客プロモーションなどに力を入れ、利用者数の回復に全力を尽くすことを確認した。任期満了に伴う役員改選では、会長に福原淳嗣大館市長を再任した。
 会員45団体中43団体から書面で承認を得た。2019年度の東京便年間利用者数は14万8761人で前年度比1809人減。新型コロナの影響で3月の搭乗率は28・4%、同比6155人減と伸び悩んだ。個人のビジネス客や観光客の利用で4~8月は連続で前年を上回るなど堅調に推移していたが、目標の15万8000人には届かなかった。
 事業計画によると、本年度は目標利用者数を定めず、「一致団結し、利用者数の回復に全力を尽くす!」をスローガンに掲げた。主な事業として、団体旅行利用促進事業は、助成の対象を250人分から500人分に拡充。営業活動事業では関西、四国、中国地方を中心に、乗り継ぎ条件の良い遠方の旅行エージェントへのPRを強化するほか、県と連携して冬期個人旅行誘客プロモーションに取り組む。また、年度内に利用者累計が300万人に到達する予定で、記念セレモニーを計画する。
 議案には含まれていないが、先月、国交省の「羽田発着枠政策コンテスト」で羽田発着便が冬ダイヤ(10月25日~)から3便に増便されることが決定。期間は22年冬ダイヤまでのおおむね2年半で、成果等検証により最長4年半(24年冬ダイヤまで)となり、利用者数の回復、増加に期待が掛かる。

北秋田市消防本部 ゴンドラの緊急停止を想定 乗客の救助訓練

2020-06-05
高さ約12㍍の地点で停止したゴンドラ内の乗客役を救助した訓練(森吉山阿仁スキー場)
 北秋田市消防本部(長岐篤市消防長)は4日、森吉山阿仁スキー場で、緊急停止したゴンドラ内にいる乗客の救助訓練を行った。20人が参加し、高さ㍍で停止したゴンドラに乗る要救助者役を滑車やロープを利用して地上に降ろし、有事の際の動きを確認した。
 阿仁ゴンドラは6人乗りで、山麓駅舎から山頂駅舎まで距離約3500㍍、標高差632㍍を約20分かけて上る。訓練は今後も多くのゴンドラ利用者が見込まれることを踏まえ、救助技術の向上や知識習得、関係団体との連携強化を図ろうと、6日の今期営業開始を前に同本部が実施。
 署員14人、法人職員6人が参加。同本部によると、これまでスキー場を運営するNPO法人・森吉山(片岡信幸理事長)が取り組む訓練の見学は行っていたが、ゴンドラを実際に利用した訓練は初という。
 最初にゴンドラの係員が施設の概要を説明した後、山麓駅舎内でゴンドラのドアの開放や、滑車ブロックなどスキー場が所有する器材の利用方法を学んだ。終了後は山麓駅舎付近にある支柱に移動し、実際に訓練を行った。
 訓練は機械の故障によりゴンドラが緊急停止し、運行中だった車内に取り残された計3人を救助する想定で実施。署員はゴンドラの停止場所より高い位置にある支柱から滑車ブロックを利用し、ロープを移動。2人がロープを伝ってゴンドラのドアを開け、乗客に救助用ベルトを装着して地上へとゆっくり降ろした。署員らは役割を分担しながら乗客役に声を掛けたり、地上と上空で連携を取りながら訓練に励んでいた。
 消防本部警防課の木村喜春課長は「実際に施設を利用した訓練はなかなかできないため、有意義だった。経験が実践に役立つと思う」と話していた。
 
 
 

鹿角市生涯学習課 文化財を動画で紹介 ユーチューブにチャンネル

2020-06-05
「大欠千手観音堂の大ケヤキ」が紹介されているユーチューブの生涯学習課チャンネル
 鹿角市教委は、動画投稿サイト「ユーチューブ」に生涯学習課のチャンネルを開設、文化財や公共施設を動画で紹介している。新型コロナの感染防止として、オンライン形式の講座も計画している。
 生涯学習課は、「学びたいときに、安全に、現代ツールを使って学んでもらおう」とフェイスブック、ツイッターのSNS(会員制交流サイト)で情報を発信。4月からはユーチューブにチャンネルを開設、手作りマスクの作り方を紹介した。
 先月中旬からは、内容をさらに拡充し、文化財、先人顕彰館の動画を掲載している。紹介しているのは「大欠千手(せんじゅ)観音堂の大ケヤキ」(十和田末広の大欠集落)、「神明社の親杉」(十和田末広向平)、「歴史民俗資料館」(花輪)。いずれも市指定文化財。
 大ケヤキは樹齢300年以上、樹高㍍以上、幹囲6・2㍍。集落のほぼ中央に位置し、地域のシンボルとなっている。撮影は同課の職員が行い、ドローンを使った空撮も。立体感のある動画となっている。
 文化財、先人顕彰館のほかにチャレンジデーに関連し、親子でできる運動やエクササイズ運動、ストレッチの仕方を紹介している。
 オンライン形式の講座は、講師から録画した動画を提供してもらうことなど複数の方法が検討されている。
 

オンライン交流盛ん おおだて型授業、東京へ 市教委が経堂小と研修

2020-06-04
大館の教育を伝えたオンライン研修会(大館市山瀬小学校)
 新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が続く中、インターネット上で顔を合わせて会話する「オンライン交流」を役立てる試みが大館市内で始まっている。参加者の顔が並んだ画面を通じて、研修会やイベントを開催。新型ウイルスの感染拡大をきっかけに、新たな活用方法が次々と誕生している。
 大館市教育委員会は先月28日、経堂小学校(東京都世田谷区)に向けて、オンライン会議システム「Zoom」を活用した研修会を実施。米澤貴子・市教育研究所長が講師を務め、同市の授業の考え方や取り組み方を伝えた。
 同市は教職員の視察受け入れや講師派遣を積極的に行っている。前年度、世田谷区教委、経堂小の教職員らが良質な授業を展開する市の教育に着目し、人材育成方法などを学ぼうと来館。城南小、有浦小などで市の教育専門監らの授業を視察した。
 2月には同市の教職員を派遣して研修会を行う予定だったが、新型ウイルスの影響で中止に。経堂小が「直接会えなくても大館の教育を学びたい」とオンラインでの研修会を提案し、同市も要望に応えるため、新たな取り組みとして企画した。
 米澤所長は教育専門監時の授業実践などを通して大館の教育を説明。教職員は児童の主体性を尊重しながらゴールに導くコーディネーター役に徹するよう心掛け、若手もベテランも関係なく、学びの目的や方向を共通理解することが大切と話した。
 課題とゴールを明確に定めるために事前に打ち合わせを行い、教材研究や授業内のコーディネート力に重きをおくことの重要性を説いた。結果として、児童たちは時間を見ながら意見を発表し、共通点探しや補足、理由説明などを経て、まとめまでたどり着くという。
 さまざまな状況をシミュレーションしながら教職員同士が協力して対応し、間違いをおかしても修正して更新していくことが必要と話し、「単なる学び合いの授業から、生きる力を育成する授業へ。その子の生涯を支える、みんなが幸せになる「おおだて型授業」へとつながる」と述べた。

一般会計補正予算 コロナ対策など7600万円 小坂町 6月議会、10日招集

2020-06-04
会期などを協議した議会運営委員会(役場)
 小坂町は3日、6月定例議会を10日に招集すると告示した。一般会計補正予算案は7617万円の追加で、新型コロナウイルス対策が中心。町出身の大学生、短大生などの生活を支援するため、1人当たり5万円を給付するほか、にぎわい創出の活動を行う団体に補助金を交付する新規事業を実施する。
 議案は、▽本年度一般会計補正予算▽新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者等に対する国民健康保険税の減免に関する条例▽手数料条例の一部改正―など10件。
 歳出の主な内容は、新型コロナ対策が▽経営維持臨時給付金=3000万円▽にぎわい創出提案型企画支援事業補助金=60万円▽災害応急対策用品購入=163万8000円▽高校生等扶養世帯支援臨時給付金=190万円▽学生生活支援臨時給付金=700万円▽小坂小中学校ICT関連整備事業=1529万1000円▽図書館蔵書消毒器購入=174万4000円。
 アルバイト収入が減少している学生を支援するため、町出身で町外在住の大学生、短大生、専門学生に1人当たり5万円を支援する。対象は140人を見込んでいる。県が交付する休業協力金の対象外となる事業者に、1事業所当たり20万円(複数事業所の場合は40万円)を給付する。150事業所を見込んでいる。
 新規事業のにぎわい創出提案型企画支援事業は「新型コロナ下で、町民に元気を出してもらう活動を支援したい」(観光産業課)として、各種団体の活動を助成する。
 印鑑登録証明書や住民票の写しなどをコンビニエンスストアの端末で交付するサービスを10月から始める予定。マイナンバーカードを使って、全国のコンビニで利用できる。運用開始へ向け、関連条例の一部を改正するとともに、証明手数料を現行の1枚150円から200円に引き上げる方針。固定資産評価審査委員と農業委員の選任に関する人事案件を追加提案する。
 町議会運営委員会は3日開き、10日から16日までの7日間とする会期案を決めた。
 日程は次の通り。
 ▽10日=本会議▽11日=本会議・一般質問▽12日=常任委員会▽13~15日=休会▽16日=本会議
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ドラゴンアイ開眼 八幡平山頂

2020-05-31
見頃を迎えた八幡平ドラゴンアイ(29日)
 秋田、岩手両県にまたがる八幡平(標高1613㍍)山頂の鏡沼で、雪解けの様子が竜の目のように見える「八幡平ドラゴンアイ」が見頃を迎えている。
 八幡平山頂付近には、アオモリトドマツの森の中に大小の湖沼群が点在する。このうち、鏡沼は雪解けが進むと、中央に雪を残してドーナツ状に水面が広がり、「竜の目」のように見える。2週間ほどの期間限定の現象で大自然が織りなす不思議な光景は観光スポットとして人気を集めている。海外に誇れる日本文化を表彰する「クールジャパンアワード2019」にも選定された。
 山頂レストハウスから雪の坂道を20分ほど歩くと目の前に現れる。6月1日に神事と山開き式が予定されていたが新型コロナウイルス感染防止のため、中止が決まっている。
 

北秋田市、上小阿仁村 推進連絡会あす発足 農家民宿の開業後押し

2020-05-31
 農家民宿などの開業希望者のネットワーク作りを目的とした「北秋田・上小阿仁まるごと体験推進連絡会」が1日に発足する。民宿、簡易宿泊所などが少ないエリアでの開業を促し、観光客、観光消費額の増加を目指す。行政や大館、北秋田、小坂、上小阿仁4市町村の観光地域づくり法人・秋田犬ツーリズムが運営をサポート。同法人では「宿泊施設の選択肢を増やすことでニーズに応えていきたい」としている。
 民宿、民泊等は、開業が盛んな大館市に18施設あるのに対し、北秋田市は2施設ほど、上小阿仁村はゼロと、極端な差がある。大館市では行政のサポートが充実しているが、北秋田市、上小阿仁村は開業、運営の情報が少ないのが現状。近年、開業希望者が増えているものの「開業の仕方が分からない」との声が多く、情報交換と行政の連携を深める場として、連絡会を設立する。北秋田市、上小阿仁村、同法人、大館市まるごと体験推進協議会の4者が予約システム調整、補助金、相談窓口の紹介などをバックアップし、自律的運営を促す。
 目的として、両市村に農家民宿、民泊、簡易宿泊所を増やし、観光客、観光消費額の増加を狙う。宿泊費は1~3万円程度に設定し、付加価値の高いものを提供。国内外に地域の魅力をアピールする。
 1日午前11時から北秋田市交流センターで設立会合を開く。連絡会の事務局は同市在住で、群馬県からの移住者の黒岩咲貴さんが担当する。組織発足後は、今月中に上小阿仁村で外国人体験宿泊支援、7月に仙北市での農泊研修ツアーなどを予定。そのほか、月1回の会合を開く。設立メンバーは10人程度。
 同法人では「ビジネスホテルや旅館しかない地域で、入り込み客数を増やすためには選択肢の多さが重要。観光だけではなく、移住体験も可能になる。行政の枠にとらわれず、観光、農政、移住の3つが立体的につながっていくと、地域の活性化につながるのでは」と期待している。 

遭難相次ぎ注意呼びかけ 啓発看板も設置 田代岳方面へ車次々

2020-05-31
啓発看板を設置する署員(大館市岩瀬字大川目元渡)
 今月中旬から下旬にかけて大館市の田代岳で山岳遭難が2件相次いだことを受け、大館署は30日、同市岩瀬の山瀬ダム南側の市道で、遭難・クマ被害防止を呼び掛ける啓発活動を行った。早朝から田代岳方面に向かう車が多く見られる中、ドライバーに対策を周知したほか、啓発看板を設置して注意を呼び掛けた。
 田代岳では20日、山菜採り目的で入山して行方不明となっていた同市の70歳代男性が死亡。27日にはタケノコ採り目的の大仙市の60歳代男性、秋田市の50歳代男性の2人が遭難し、無事発見された。例年に比べて速いペースで山岳遭難が起きており、山菜・タケノコ採りシーズンの本格化でさらなる発生が懸念される。
 この日は同署地域課の署員5人が参加。田代岳方面に向かう車を停止させ、ドライバーにチラシなどを手渡した。「遭難が相次いでいるので注意して」などと呼び掛けた。
 チラシやポケットティッシュなど啓発グッズ約70組を用意し、1時間弱で配り終えた。この間に50台以上の車が通過していった。
 28日にクマの写真を用いた看板を市道沿い2カ所に設置したのに加え、この日は「山岳遭難多発中」と書かれた看板も新たに置いた。
 同課の佐藤啓太課長は「天候も良く、入山者が多かった。例年よりも早いペースで遭難が発生しており、1件でも多く減らしたい。入山する際には、危険な場所には入らないよう心掛け、体調・体力に合わせた行動をお願いしたい」と話した。

 

売り上げ減の業者支援 大館市が追加策 県外学生へ食材提供

2020-05-30
会見する福原市長(大館市役所)
 大館市の福原淳嗣市長は29日の定例会見で、新型コロナウイルス対応の追加支援策として、売り上げが減少した事業者への独自助成や市内宿泊者への商品券提供、県外学生への食材提供を行うと発表した。関連予算案を6月定例市議会の最終日に追加提出する予定。
 事業者支援は、2月から5月の売り上げ減少率が20%以上50%未満の企業に給付金を出す。国の持続化給付金(中小企業200万円、個人事業主100万円)、休業要請協力金(県30万円、市20万円)のいずれにも該当しない事業者を対象とする。
 商品券は地域限定とし、県の助成を受けて市内宿泊施設を利用する人に配布して、観光消費の拡大を図る。利用者の居住地は市内外を問わない。
 食材提供は「学生応援ふるさと便」と名付け、市出身の県外学生(大学生や専門学校生など)に対し、コメなどを送る。送料込みで4000円程度を想定している。
 福原市長は「緊急事態宣言の解除を受け、経済活動をできるだけ早く再開させたい。県外学生への食材提供は、ふるさとの魅力を再発見する機会になればいい。具体的な支援内容は協議中」と述べた。
 このほか、家計急変で学業を続けることが困難な学生を対象に奨学生を追加募集する。貸与するのは月額で高校生など1万2000円、大学生など4万円、医学生6万円。受付期間は6月1~30日。問い合わせは学校教育課(☎0186・43・7112)

 

81%に振込が完了 北秋田市 特別定額給付金

2020-05-30
会見する津谷永光市長(北秋田市役所)
 北秋田市の津谷永光市長は29日に市役所で開いた定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症に係る特別定額給付金について、この日の作業分を含めて2万5494人分の振り込みが完了したことを明らかにした。対象となる市民3万1185人の81・7%。「ぜひ、市内で利用してほしい」などと呼び掛けた。
 市ではマイナンバーカードを利用したオンライン申請を今月1日から受け付け、郵送による申請は11日に書類を発送し、順次受け付けを開始してきた。
 会見で市長は「今月27日現在でのまとめで、申請状況は対象となる1万4015世帯のうち1万2233世帯から申請が提出された。申請率は87・3%」と説明。同日時点での支給状況は「対象となる3万1185人のうち2万1730人、69・7%に振り込みが完了した」としたほか、「29日は3764人への振り込みを予定しており、合計すると2万5494人、81・7%の市民への振り込みが完了する」などと述べた。
 その上で「受け付けの締め切りは8月11日。まだ、申請されていない世帯については今後、市からも連絡をするが、早めに手続きをしてほしい」と呼び掛け。「地域経済をもり立てるためにもぜひ、市内の飲食店や小売店等で利用してほしい」と話した。
 また、市独自の緊急経済対策である「事業継続支援金」「学生生活支援臨時給付金」「緊急子育てサポート給付金」の申請受け付けを開始したことも紹介。「今後の推移を見極めながら、必要に応じて第2弾、第3弾の経済対策を講じていきたい」との考えも示した。

 
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